第3学年2組 英語科学習指導案
日時 平成14年11月27日(水)第5校時 場所 3年2組教室
指導者 田 口 恵 子 1 題材 Program9 Fishermen and Forests (Sunshine English Course 3)
2 題材について
○ 本題材は、熊本県と北海道の漁民によってそれぞれ行われた植林活動を取り上げ、海の豊かさ を守るための自然保護活動の意義について科学的に考えさせる読み物となっている。
言語的には、話題の焦点となる漁師、木々、洪水、森林などのそれぞれの説明において、意味 的限定を加える役割を担う関係詞節および接触節の理解をねらう。
○ 3年2組(35名)は、基本コースと標準コースの習熟度別の少人数クラスに分かれて、2名の 教師で授業を行っている。本クラスは、標準コース(男子10名、女子12名、計22名)であ る。発表の声が小さいが、落ち着いて意欲的に授業に取り組み、英語への興味・関心は高く、自 分の考えを話す、書く等の能動的な実践的コミュニケーション力をつけたいと考える生徒も多い。
ウォームアップのタスク活動については、ほとんどの生徒が実践的な力をつける活動と認識し、
楽しみながら、真剣に取り組んでいる(別紙参照)。 以下は、英語学習に関する意識調査である。
英語の学習に 意欲を持って 取り組んでい るか。
5(とても意欲的) 5名
4 12名
3 4名
2 0名
1(全く意欲がない)1名
英 語 の 学 習 が好きか
5(とても好き) 11名
4 5名
3 3名
2 2名
1(全く好きでない)1名 今1番ついて
いる力
① 読んで理解する力(6名) ② 音読する力(5名)
③ 文法の力(4名) ③ 話すことを理解する力(4名)
④ 話す力(2名) ⑤ 単語連語の力(1名)
今後1番つけ たい力
① 自分の考えや気持ちなどを話す力(13名)
② 文法の力(4名) ②自分の考えなどを書く力(4名)
③ 相手の話すことを理解する力(1名)
また、本時に関するレディネステスト(別紙参照)の正答率は以下の通りであり、過去分詞や 接触節による後置修飾については、習熟しているとはいいがたい。
● 現在分詞による後置修飾
書き換え・・・100% 部分並び替え・・・95%
● 過去分詞による後置修飾 穴うめ・・・ 77%
● 接触節による後置修飾
接触節の意味の把握・・・100% 部分並び替え・・・50%
● 後置修飾の英作文
・ 「英語は世界中で話されていることばです」・・・15% 誤答例:受動態の文にしている。
・ 「あそこで野球をしている少年をみてください」・・・82%
・ 「これは私のおじが書いた本です」・・・63%
Program 8
現在分詞・過去分詞によ る後置修飾
接触節による後置修飾
Program9(本課)
主格用法の関係代名詞
(who,which)
Program10
目的格用法の関係代名 詞(that、which)
○ 以上の実態をふまえ、指導にあたっては次のことに留意したい。
人やものを説明する表現を使うようなタスク活動をウォームアップで行うことにより、関係代 名詞whoの導入につなげていきたい。
タスク活動を行うにあたって、表現に困ったときのために、ヒントカードを段階に応じて2種 類準備しておき、全生徒に課題の達成感を味わわせたい。また、会話後に、会話した内容を書か せることにより、正確な文法、単語や連語を身につけさせたい。
関係代名詞を導入する際は、Pattern Practice を充分行なうことにより、関係代名詞の表現に 慣れさせ、理解を図りたい。さらに、関係代名詞の理解を深めるための自己表現活動として、生 徒がタスク活動で行った会話を、関係代名詞を使った文を含んだ会話へと発展させたい。
* 人権教育の視点
できるだけ多くの生徒が発表できるような自己表現の場を設定するように心がけ、生徒が発表 して満足感・充実感を覚えるような賞賛・励ましの言葉を必ずかけるように留意したい。
また、ペアの活動では、お互い協力できるような雰囲気作りをこころがけたい。机間指導によ り、理解の遅い生徒に助言し支援する。
3 題材のねらい
(1) 主格の関係代名詞を用いて表現される名詞句があらわすものを正しく理解できる。
(2) 本文を読んで、内容をとらえることができる。
(3) 環境問題を扱った英文や資料を参考にして、課題解決に向けて主体的に考え、その考えを表現 できる。
4 題材の指導計画 (7時間取り扱い)
次 学 習 内 容 配当時間
1 主格の関係代名詞の用法を理解する。 1(本時)
2 教科書本文の概要を把握する。地球環境をめぐる諸問題の概要を知る。 1 3 p66,67、68の本文を精読し、理解する。 3
4 まとめ1 check and Use 音読テスト 重要文テスト 1
5 まとめ2 地球環境について自分の考えを書いて、発表する。 1
研究テーマ
基礎・基本の定着を図り、実践的コミュニケーション能力を高める指導の在り方
<仮説>
○ 授業の中で反復練習を徹底し、家庭学習の評価を工夫すれば、基礎・基本の定着がはかれるだろ う。
○ 英語を実際に使用する場面を考えた指導を継続的に行えば、意欲と関心が高まり、実践的なコミ ュニケーション能力が身につくであろう。
本時の学習
(1) 目標 ・主格の関係代名詞who which、 を使った表現を理解することができる。
(2) 展開
過程 学習形態
学習活動 個 ペ 斉 グ 教師の支援 評価の観点 備考
1 あいさつ ●
2 タスク活動 (使・反) ● ○ BGMをかけることにより、生徒 ◇お互い協力して、 BGM
(1)ペアでカードに書かれた場面に沿 をリラックスさせ、自由に話せる 既習の表現を使 カード
導 って会話を行う。 英語授業の雰囲気を作る。 いながら、楽しく ヒントカー
探している友だちについて ○ 既習の表現をできるだけ使うよう 会話をしようと ド A
入 説明し知っているか尋ねる。 に励ますとともに、困っている生 しているか プリント B 探している愛犬について説 徒にはヒントカードを渡す。
明し見たことあるか尋ねる。 ○ 大きな声ではっきり話すように助
20 言する。
●
(2) 会話で話したことを書く。 ○ 間違いを気にせず、できるだけた くさん書くように励ます。机間指 導をし、賞賛や助言を与える。
●
(3) 発表する。 ○ 自信を持って発表できるように励 ます。
5 3 主格の関係代名詞の導入 <家> ● ○ タスク活動の会話中にでてきた文 カード
( )1 whoについての説明 をとりあげ、 関係代名詞を使う 板書
( )2 whichについての説明 と、すっきり言えることを
伝える。
7 4 パターン・プラクティス<反> ● ○ カードを使って、who,which を使 ◇主格の関係代名詞 カード 展 カードを見ながら、who which、 を使っ った表現を口頭で言い慣れるよう を理解すること
た文を言う。 にする。 ができているか
開
5 5 連想クイズ<反・使> ● ○ 集中して、教師の関係代名詞を含 カード
教師の説明を聞き、何のことを言って んだ文を聞くように促す。
いるのか当てる。 ○ 希望があれば、生徒に問題を作ら
例:This is a car which carries a lot of せ、互いに答えるようにする。
( ) ○ 自信を持って、発表できるよう、
people. What is it ? bus
賞賛や励ましのことばをかける。
10 6 タスク活動で使った人物描写を who, ● ○ 机間指導をし、正しく文が作れな ◇関係代名詞who プリント を使った表現に作り替え、ペア い生徒には、助言をする。 を使った
which which
で会話をする。<使> ● ○ ペアで協力して、教え合うように 文を理解し、慣れ 促し、自信もって会話できるよう たか。
にする。
3 7 まとめ ○ 生徒が英語を聞き、素早く反応で ◇本時の学習の目標
ま Someone who~ ?<反> ● きるようにする。 が達成できたか。
と 教師の英語を聞き、あてはまる場合は ○ 授業の理解、情意面についても尋
め 立つ。 ね、自己評価とする。
Someone who enjoyed today's class.
例:
* (家) 家庭学習の評価の工夫 (反) 授業の中の反復練習 (使) 実際に使用する場面を考えた活動