• 検索結果がありません。

若年教員研修プログラムの開発と実践研究

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2025

シェア "若年教員研修プログラムの開発と実践研究"

Copied!
9
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

【重点・融合領域研究部門】

若年教員研修プログラムの開発と実践研究

~様々な年齢層の教員との関わりを通して~

研究代表者 伊藤 克治(理科教育講座)

研究分担者 古川 健一(理科教育講座)、納富 恵子(教職実践講座)、正路 澄代(宗像市教育委員会)、 内藤 博愛(福津市教育委員会)、守 浩一郎(宗像市立赤間小学校)、

田代 直美(福津市立福間南小学校)、縄田 浩美(宗像市立河東西小学校)、 川口 克典(宗像市立河東西小学校)、高山 多恵子(宗像市立河東西小学校)

研究協力者 大後 忠志(理科教育講座)、長澤 五十六(理科教育講座)、西野 秀昭(理科教育講座)、 鈴木 清一(理科教育講座)、坂本 憲明(理科教育講座)

Development and Practical Study of Young Teacher Training Programs:

Through the Relations Between Teachers of Various Age Groups

Katsuji ITO

1)

, Kenichi FURUKAWA

1)

, Keiko Notomi

2)

, Sumiyo SHOJI

3)

, Hiroyoshi NAITO

4)

, Koichiro MORI

5)

, Naomi TASHIRO

6)

, Hiromi NAWATA

7)

, Katsunori KAWAGUCHI

7)

, Taeko Takayama

7)

, Tadashi OGO

1)

, Isoroku NAGASAWA

1)

, Hideaki NISHINO

1)

, Seiichi SUZUKI

1)

, Noriaki SAKAMOTO

1)

1) Department of Science Education, Fukuoka University of Education 2) Department of Professional Practice in Education, Fukuoka University

of Education

3) Munakata City Board of Education 4) Fukutsu City Board of Education

5) Akama Elementary School, Munakata City 6) Fukumaminami Elementary School, Fukutsu City 7) Katonishi Elementary School, Munakata City

本研究では、宗像市・福津市教育委員会との共同研究として、1)新学習指導要領に対応した教材開発と地域 教材・人材の活用(理科)、2)ICT 教育の実践研究、3)特別支援教育の実践研究の3つのサブテーマで取組 んだ。教育委員会のニーズと本学のシーズをマッチングした研究を展開することで、双方にメリットのある研究 成果を得ることができた。

キーワード:若年教員研修、理科、教材、情報通信技術(ICT)、特別支援教育

Key words:young teacher training programs, science, teaching materials, ICT, special support education

Ⅰ.序 論

新学習指導要領の全面実施を始め、児童生徒・保 護者対応、いじめ・不登校対応など、現在の教員を 取り巻く環境が大きく変化している中で若年教員の 離職が問題になっている。また、宗像市が取り組ん でいる小中一貫教育や福津市が取り組んでいるコミ ュニティ・スクールなど、宗像地区独自の取り組み についても、若年教員であれ積極的に取り組むこと が求められている。若年教員への指導や研修は、同

一校内の中堅教員・ベテラン教員(指導教諭や主幹 教諭を含む)や管理職が普段の業務や校内研修を通 して行うことが多いが、若年教員向けの研修は多様 化しており、どのような研修を行えば良いか課題を 抱えている学校も少なくない。

そこで本研究では、宗像市・福津市教育委員会と の共同研究を通して上記課題解決に資する教員研修 プログラムを開発することにした。内容は若年教員 研修に焦点化しつつ、様々な年齢層の教員が共に参 加する研修プログラムの開発を通して、若年教員の

(2)

授業力、学級経営力及びコミュニケーション力の向 上を図ることを目的とした。

Ⅱ.方法、サブテーマごとの結果・考察

上記の課題は多種多様で複合的であり、一度に全 て対応できるものではない。そこで、本研究プロジ ェクトは第一期として緊急度の高い内容から取組む ことにした。両市教育委員会のニーズを踏まえて本 学のシーズとのマッチングを行った結果、1)新学 習指導要領に対応した教材開発と地域教材・人材の 活用(理科)、2)ICT教育の実践研究、3)特別支 援教育の実践研究の3つのサブテーマで取り組むこ とにした。以下にそれぞれのサブテーマで取り組ん だ内容について記載する。

1.新学習指導要領に対応した教材開発と地域教 材・人材の活用(理科)(研究分担者:伊藤克治)

平成20年に改訂された学習指導要領(文部科学省, 2008a)において、小学校理科は、中学校との接続な どを考慮して、「物質・エネルギー」と「生命・地球」

の二つの領域で構成された。この中で、「物質・エネ ルギー」については、児童が物質の性質やはたらき、

状態の変化について観察・実験を通して探求したり、

物質の性質などを活用してものづくりをしたりする ことについての指導に重点を置いて内容を構成する ものとしている。また、「生命・地球」については、

児童が生物の生活や成長、体のつくり及び地表、大 気圏、天体に関する諸現象について観察やモデルな どを通して探求したり、自然災害などの視点と関連 付けて探求したりすることについての指導に重点を 置いて内容を構成するものとしている(文部科学省, 2008b)。

本サブテーマでは、理科を専門としていない小学 校教員を主な対象として、新学習指導要領(理科)

に対応した教材開発とその実践研究を行ったもので あり、特に宗像地区に特化した研究として、理科に おける地域人材や地域教材の活用法に関する研究に 取組んだ。

本学理科教育講座所属教員の中から、物理、化学、

生物、地学の教科専門教員1名ずつと理科教育の教 科教育教員1名の計5名の研究協力者でチームを作 った。宗像市立自由ヶ丘南小学校を研究モデル校と して校内研修に位置づけ、同校の主幹教諭・研究主 任を中心とする教諭との共同により、教材開発を行 った。こうして開発した教材を使って自由ヶ丘南小 学校の教諭による公開授業を行い、その後の協議会 で教材の有効性について協議した。

(1)エネルギー領域(研究協力者:大後忠志)

エネルギー領域に関しては、小学校学習指導要領 において、理科の授業時数の増加に伴って追加され た新たな学習内容について研究を行うこととした。

宗像市立自由ケ丘南小学校と平成 25 年 5 月 31 日に 教材等について意見交換をした結果、小学校第3学 年の理科の「風やゴムのはたらき」の単元において、

公開授業に取り組むこととなった。

①新しい教材の提案と検討 日時:平成 25 年 7 月 30 日(火)

14:00~16:00

場所:福岡教育大学自然科学教棟 215 号室 参加者:内田由美子教諭(3年1組担任)、 白石 努教諭(3年2組担任)

下記の3つの教材について提案・説明をし、教材 としての長所、短所について検討した。検討の結果、

自由ケ丘南小学校において公開授業を計画していた だくこととなった。その中で種々検討されたが、提 案した教材については、今年度とり入れることは困 難であった。

②公開研究授業

授業者:白石 努 教諭

日時:平成 25 年 9 月 19 日(木)6 校時

(14:50~15:35)

場所:宗像市立自由ケ丘南小学校 3 年 2 組教室 単元名:第 3 学年 理科単元

「風やゴムのはたらきをしらべよう」

総時数 8 時間

「1.風のはたらき」3 時間

「2.ゴムのはたらき」5 時間(本時 2 時間目)

今年度の公開研究授業では、教材を大変効果的に 使用し、児童の実感を伴った実験及び観察を通して、

科学的な見方や考え方につながる取り組みになって いた。

ゴムを一定の決められた長さまで引っ張って、車 を発射させ、進んだ距離を測るという作業をする実 験において、発射ボタンを使うという選択肢もあっ たが、あえてそれをせず、児童が手で直接ゴムを引 っ張りながら自分でゴムを放して車を発射させる方 法を選んだことは、児童の手ごたえを感じることを 大切にしたということである。小学校の実験の目的 は、分かりやすい結果よりも、まず児童自身の手ご たえなどの実感を大切にするべきであろう。そのう えで、実験結果がばらつくことを想定しながら、結 果ができるだけ明らかになるように、整理の仕方を 工夫することが大切である。

(3)

市販の教材も、よく考えられたものや、使いやす いものも多いが、時として、児童が実験をやりやす く、実験結果もいわゆる良い値が出せるように工夫 しすぎた教材もある。

今後は、小学校の他の単元も含めてより適切な新 しい教材を開発すべく研究を進めたい。

(2)物質領域(研究協力者:長澤五十六)

物質領域に関しては、中学校理科の粒子概念につ ながるような教材開発と授業実践を行うことにした。

平成 25 年 9 月 24 日、宗像市立自由ヶ丘南小学校 5 年生 1 組に対して、同校の池田豊教諭が 45 分の授 業プログラムを実施した。

① ねらい

小学校 5 年生で学習する単元である「ものの溶け 方」の授業のなかで、「溶ける様子を観察すること ができる(観察実験の技能)」「溶けるということは どのようになることなのかを考えることができる

(思考・判断・表現)」「溶けるということの科学的 理解ができる(知識・理解)」ことを目標とし、「も のの溶け方」に対する学習理解を促進する目的に加 え、「粒子」概念を自発的に発想できるよう指導す ることを目的として、授業を行った。本授業で児童 に伝えるべき内容を、A: 溶けるということは、溶 けるものの粒が小さくなっていくこと、B: 溶けた ものは水の中に均一に広がること、と設定し、授業 プログラムを設計した。

② 使用実験器具及び薬品類

試験管 2 本、試験管立て 1 個、500 mL ビーカー2 個、アルコールランプ 1 個、ティーパック 1 袋、ピ ペット1本、割り箸 1 本(以上各班それぞれ)、乳 鉢、硫酸銅(II)五水和物、蒸留水

【授業内容】

硫酸銅(II)五水和物の水に対する溶解

① 再結晶により、比較的大きな粒径を有する硫酸 銅(II)五水和物を作成しておく。この結晶を試験管 に入れたものを各班に与え、適量の水を加え、水へ の溶解を観察する。このとき、完全に溶かすために は、どれくらいの時間が必要かを計る。

② 粒状の硫酸銅(II)五水和物を乳鉢に入れ、細か い粉状になるまですり潰す。この作業を観察させる ことで、見た目の色が異なる粉状固体が、硫酸銅 (II)五水和物であることを認識させる。

③ ①と同様に、粉状の硫酸銅(II)五水和物を試験 管に取り、適量の水を加え、水への溶解を観察する。

このとき、完全に溶かすためには、どれくらいの時 間が必要かを計り、粒径によって、水への溶解速度

が大きく異なることを確かめる。

④ 硫酸銅(II)五水和物の粉末固体をティーパッ クに入れたものを用意しておく。このティーパック を割り箸ではさみ、蒸留水が入ったビーカーに、つ るしたような状態でティーパックを入れ、硫酸銅 (II)五水和物が溶け出す様子を観察させる。

⑤ ビーカーの中のどの部分の溶液を観察しても、

色の濃さは同じであることを気付かせるように、観 察を促す。

⑥ 以上の実験結果を各班でまとめ、「溶ける」と いうことがどうなることなのかを、文章で表現する だけでなく、描画させることにより、具体的なイメ ージ化を図るように指導する。また、ティーパック の電子顕微鏡写真を児童に見せることで、ティーパ ックには小さな“すきま”があることを確認させる。

⑦ 各班の考えを発表させ、「溶ける」ということ がどういうことなのかをまとめる。

最初に、比較的粒径の大きな硫酸銅(II)五水和物の 結晶を用い、固体が溶けていく様子を観察させた。

硫酸銅(II)五水和物を水に溶かすと、銅(II)イオンは 水溶液中でアコ錯体を形成し、青色を与える。この 銅(II)錯体が水溶液中に拡散し、青色が広がっていく 様子を児童が観察すると、溶けた硫酸銅が水溶液中 に存在することを強く意識することになると思われ る。

実際に多くの児童は、「水に色がついた」「固体が 溶けた」等、呈色の原因を硫酸銅(II)五水和物が水に 溶けたことに求める感想を述べた。

ここで、固体を完全に溶かすには、どれくらいの 時間が必要かを計ることで、粒径と溶解のための時 間の関係を確認させた。児童は「溶ける」という現 象を、溶液が透明になることという知識が身につい ているため、呈色溶液を透明とみなすかどうかに迷 う児童が多かったが、「向こう側まで透き通って見え るかどうか」を確かめさせることで、透明を確認さ せることができた。本結晶では完全に溶かすまでに、

かなりの時間を要することを印象づけることができ た。

一方、乳鉢で粉末状にした硫酸銅(II)五水和物に、

先ほどの実験と同様、水を加えて固体が溶けていく 様子を観察させた場合は、児童から、「粉状の方が溶 けやすい」等の感想が得られた。このことは、粒径 の差異により水に溶ける速度に変化が現れることで あり、「溶けるということは、どんどん粒が小さくな っていくこと」という「粒子モデル」を意識付けす るのに有効な実験観察であったと考えられる。しか しながら、児童は「溶けやすさ」に気づいているも のの、「溶ける速度」に関して自発的に発言する児童

(4)

がいなかった。このことは、本授業プログラム上、

非常に重要な点であるので、まとめの発表と考察に かける時間を充分とれるようにした方が良いと考え る。

次に、ティーパックに入れた硫酸銅(II)五水和物が 溶け出す様子を観察させると、溶け出た青色が広が っていく様子が、硫酸銅(II)五水和物が溶液の隅々ま で拡散していっていることを実感したようであった。

溶け出し始めは、無色の水中に向けてティーパック から青色がにじみ出してきたような印象を持ってい たが、比較的少ない時間でその青色が広がっていく 様子は、溶液の濃度の均一性を実感させるに有効な 実験である。ただ本時ではこの観察にも充分な時間 を割くことができず、ビーカー全体に「均一な」呈 色に到達するためには時間不足であったため、児童 から「均一性」に関する発言が見られなかった。こ の実験に関しても、まとめの発表と考察にかける時 間を充分とれるようにした方が良いだろう。

以上の実験から考えられることを、児童は各班で の議論を通じて、そしてクラス全体での発表を通し て、自分の考えと周りの考えを比べる考察活動を行 った。これは、個人の「気づき」をクラス全体で共 有し、様々な発想を実感する上で重要な活動である。

これらの考察活動に、新たな発想を生み出すための ヒントとなるよう、ティーパックの電子顕微鏡写真 を用意していたが、これも本授業内では時間が確保 できず、重要なヒントを与えることができなかった。

そのためか、「溶けるということはどんどん粒が小さ くなっていくことであり、そのために小さなティー パックの穴からも硫酸銅が外へ出てくることができ る」という、児童の気づきを期待したが、今回の授 業では、その考えを自発的に紹介してくれる児童は 現れなかった。教師が論理的考察をサポートする形 で、児童にその気づきを促すよう指導し、クラス全 体でその考え方を共有するに至ったが、児童から自 発的にその意見が出されなかったことは残念である。

しかしながら、ティーパックの電子顕微鏡写真は、

本授業プログラムのねらいを達成するうえで、重要 なツールであるため、次回の授業でこれを提示した。

この授業を経て、児童の誰しもが、水に溶けるとい うことは、溶けるものの粒が小さくなっていくこと、

そして、溶けたものは水の中に均一に広がること、

を理解できる様になっていた。

(3)生命領域(研究協力者:西野秀昭)

生命領域では、5 年生理科単元「生命のつながり (2)植物の成長」で活用可能な生物教材「ファストプ ランツ」(佐藤他、2006;前田・西野、2010)を大学 から提案した。教科書(たのしい理科5年-1、大日

本図書)では、インゲンマメを用いているが、自由 ヶ丘南小学校で取り組んでいる「比べる活動」の一 環で、ファストプランツという植物の成長で児童が 発見する多くの視点、従来教材の学習効果や発芽か らの継続、児童の生命領域への興味関心も踏まえ、

成長が早く短期間で得られる学習成果をインゲンマ メの栽培に活かす方法を探る単元計画を実践した。

ファストプランツは、米国ウイスコンシン大学で 株化されたアブラナ科の一種で、小型の菜の花の様 相を呈している(佐藤他、1997)。アブラナ科は、菜 の花やハクサイなどの葉もの野菜など、日常生活の 中でも良く見られる植物である。

ファストプランツは温度条件が 18~23℃ほどで あれば、給水後12~24時間ほどで発芽する。1学期 や2学期前半の室温でも栽培は可能。開花まで最短 2週間、1週間ほどは花をつけるので、花が必要な日 の2週間+数日前から栽培を開始すれば、授業に使 える。栽培の基本は室内栽培で、原則、蛍光灯の光 を24時間当てで栽培する(佐藤他、1997)。蛍光灯 はLEDでも良く、LED照明も使える。24時間照明 に比べて成長・開花は数日遅れるが、南側の窓側の 日光のみでも栽培可能である。

ファストプランツ種子:ファストプランツのHP

(http://www.fastplants.jp)の「購入法」から購入して 提供した。基本的に学校のみのネット販売である。

メールアドレスに購入内容確認が送られ、種子は郵 送される。使う時以外は、他の種子同様、冷蔵庫に 保存すると発芽率が落ち難くなる。

ファストプランツ栽培用品の支援:活用情報とと もに提供した(西野・張本、2013)。

・栽培棚:3段メタルラックの上2段各々に蛍光灯3 本を針金で留めたもの。照明源から植物体までは10

㎝ほどを保つ。この棚は、児童にとっては実験して いる実感が湧くようである。バットに多数栽培する 場合は、デスクスタンドは複数あった方が、光が全 面に当たるので良い。

・バット:ポリポットの栽培鉢が数多入り、底面給 水で水の管理ができるので2~3日に一度の給水で 良くなる(週末の水やりが不要になる)。

・バーミキュライト:栽培土。保水性が高く、給水 管理の労を削減でき、粒が大きいので根に必要な酸 素が行き渡りやすく、また養分や肥料が入っていな いので肥料の効果を観やすい。また、ポリポットに 入れたまま再利用可能。ただし、肥料の効果を観る 場合には新しいものを使う。

・ポリポット(黒、6㎝径):安価で、柔らかいので バットに詰め込みやすい栽培鉢として用いる。

・ゴミネット:小さく切って鉢の底敷きに。

・ハイポネックス(肥料原液):水道水で2,000倍に

(5)

薄めて給水する。水道水100㎖あたりスポイトや滴 下ビンで1滴加えて混ぜれば良い。ペットボトル500

㎖には5滴、2ℓであれば20滴。現在は、250㎖の目

盛付き洗浄ビンと褐色滴下ビンをうすめ液作製キッ トとしている。うすめた液は保存しない(原液ボト ルの注意書き)。

・竹串と針金入りヒモ:成長とともに自立できなく なるのでできるだけ高い位置で針金入りヒモでゆる く竹串に結束する。これらも再利用可能。

・テーブルタップ:電気コードを1本にまとめる。

・黒綿棒:ファストプランツは他家受粉で結実する。

黒綿棒に花粉をつけて、他の植物体に受粉。黒綿棒 は黄色い花粉がついているのを確認しやすい。ピン セットでおしべを取っても良い。

(4)地球領域(研究協力者:鈴木清一)

地球領域での目標課題は、小学校第6学年理科の

「土地のつくりと変化」および中学校第1学年理科 の「大地の成り立ちと変化」に関連して、宗像・福 津地域の大地の教材化を探ることである。「実感を伴 った理解」や「観察、実験、野外観察を重視し、地 域の環境や学校の実態を生かし、自然の事物・現象 を科学的に探求する」ためには、自宅や学校がある など児童・生徒にとって親しみ易い地域を取りあげ た教材が最良である。しかし、教科書に掲載された 事例がみられる地域は稀であり、地域にあった教材 に手を加えるかあるいは全く新しく開発する必要が ある。

本地域の地質の最大の特徴は、岩相が多様であり、

地質時代も幅広いことである。地質調査所発行の2 0万分の1地質図「福岡」(久保他、1993)の区分に 従えば、後期古生代(約3億年前)から完新世(現 世)に至る20種余りの岩体・地層が分布し、火成 岩、堆積岩、変成岩に属する様々な岩石をみること ができる。また、地震活動に関連する活断層として、

西山断層群も存在する。したがって、本地域全体の 地質発達史(=大地のつくり、成り立ちと変化)に ついて理解することは、児童・生徒にはハードルが 高すぎるであろう。このため、時代を細分してその 時代に顕著な地質環境や現象に着目し、10余りの 個別テーマを作成した(例えば、古第三紀:宗像炭 田の形成→大陸からの離脱を物語る陥没盆地とそこ に貯蔵された巨木の森の贈り物)。各学校ではテーマ を選択して、実態に応じて教材化を進めることが現 実的である。なお、宗像市、福津市の小・中学校3 2校の所在地の基盤地質を調べたところ、1)花コ ウ岩類、2)白亜紀の地層、3)古第三紀の地層、

4)第四紀の段丘層・砂丘層の4グループに分けら れ、半数近い15校が1)のグループであった。こ

のため、少数の基軸となるテーマを基に、多くの学 校が共同で教材化を進めることが容易にできると思 われる。

上記資料の補足と岩石試料および写真データ収集 のため、野外調査をプロジェクト期間内に、関連す る周辺地域も含めて9回実施した(このうち5回は プロジェクト経費による)。本地域では、福津市津屋 崎の渡半島沿岸で古第三紀層を連続的に観察できる ことを除くと、露頭は散点的に分布することが多い ことや、造成工事に伴う新露頭は、地質現象が鮮明 に観察できることがあるにも関わらず、直に被覆さ れてしまうことが普通である。児童・生徒の野外体 験実習地を設定するには、露頭毎にカタログデータ を作成し、データベース化して、実施時に目的に合 わせてアラカルト形式で選択するなど工夫が必要で ある。

今回の調査により明らかになった主な地質データ は以下の通りである。1)宗像地区南部における存 在について議論のあった三郡変成岩類が確認された。

2)津屋崎累層から古流向解析に有効な堆積構造で あるフルートキャストが発見された。3)宗方地区 北部の砂丘砂層に介在する粘土層から火山ガラスが 検出され、その形態的特徴から約6千3百年前の鬼 界アカホヤ火山灰に由来するものと思われる。この 粘土層は手軽な火山灰抽出実験に適しており、火山 活動に関わる実験教材に乏しい本地域として、貴重 な試料となるであろう。なお、地学教材として価値 の高い化石に関しては、白亜紀の脇野亜層群の淡水 生貝化石と古第三紀の宗像層群の微化石について検 討したが、十分な成果が得られていない。

本プロジェクトの成果公表の一環として、研究モ デル校である宗像市立自由ヶ丘南小学校で公開授業 が実施された。地学領域の授業は同校の瀧岡健次教 諭が担当し、平成25年11月6日に行われた。本 時は第6学年「わたしたちが住む宗像の大地のつく りや変化を探ろう」と題した単元(15時間)の14 時間目にあたり、児童自身の観察データや教師の示 した資料をもとに大地のでき方を科学的に推察する というものである。支援内容は、1)単元構成に関 する教科内容上の助言(教科教育的助言は宗像市立 赤間小学校の守浩一郎主幹教諭が担当した)、2)実 験観察に用いる岩石教材等の提供、3)授業におけ るゲストティーチャーである。1)および2)に関 しては、上述した本地域の地質学的背景を踏まえて、

共同の野外調査や試料採集も行いながら、試行錯誤 的に検討した。最終的には学校所在地の基盤をなす 花コウ岩と近隣に分布する脇野亜層群に限定して、

各々のでき方や両者の接触関係と形成年代の違いな どから、大地のつくりや変化を児童自身が推論し、

(6)

表1 義務教育教材の基準 策定年度 整備基準 昭和42年度 教材基準 昭和53年度 新教材基準

平成3年度 標準教材品目 平成13年度 教材機能別分類表 平成23年度 教材整備指針

理解できるようにした。3)に関して、脇野亜層群 の貝化石は当時の湖に棲んでいたものであり、湖の 周辺には恐竜もいたことを紹介すると、児童の大地 への関心は一気に高まったようである(授業後の感 想文から)。

以上のように、地域の小・中学校と大学の連携に よる教材開発は、困難視される地球領域においても 極めて有効な成果が認められ、今後の発展が期待さ れる。

(5)教材開発のポイント(研究協力者:坂本憲明)

①「教材研究」を進めるにあたって

本プロジェクトの授業実践では、各領域内容に関 して効果的と思われる「教材」を使用し、その教材 を中心とした学習展開が試みられている。そこで、

以降の授業検討を行っていくために、本節ではまず

「教材」についての概念規定を簡潔に行い、さらに 教材研究を進めていく上での「教材構成」及び「教 材分析」等の主な視点を整理して示すことにする6)

②教材について

授業で使用される「教材」は一定の目的・目標を 帯びた性質を有する。すなわち、授業はある教育目 標を達成するために意図された活動であり、その中 で使用されるものが「教材」となる。例えば、自然 の事物・現象を取り扱う教科である理科においては、

自然界に潜む「素材」や開発したモデル等をいかに 理科の目的・目標に即して「教材化」することが重 要とされる。

表1は、昭和 42年以降、日本 の義務教育段階 で、学習指導要 領の改訂に伴っ て教材整備を促 進する基準が出

されていることを示している(小笠原、p.26)。ここ での教材は、学習指導要領の目標や内容およびその 年代の傾向が反映されたものであるが、各学校で購 入・整備が必要な基準を示していることから、いわ ば教具に類するものが中心となる。理科でいえば、

教科書に記載されている観察・実験の装置や器具等 が主に該当する。このように教材の捉えが比較的狭 義な場合もあれば、一方では知識文化伝承のための 学習内容全般(教科内容や学習資料等を含む)やそ の学びのプロセスにおける能力育成を教材に含める など、より広範に捉えられることもある。

なお、参考までに表1中の「教材機能別分類表(平 成13年度)は現在の整備指針の中でも踏襲されてお

り、その内容を表2に示す(小笠原、p.26)。 実は、教材の分類についてはこのように単純ではな く、他にも様々な分類法があるが、ここでは表1、

2を見てわかるように、教材には教授者側からの定 義(表1)に加えて学習者による活用や理解などの 側面を示した「学習材」としての定義(表2)が含 まれることに留意したい。そして、この学習材とし ての捉えに着目したとき、学習者側から見て真に効 果的な教材になっているかどうかの検証が必要とな る。ここに、教材研究の意義が生じるのである。

③教材研究について

「教材研究」とは、特定の学習者を対象として使 用する教材を様々な観点から分析・開発・改善しつ つ、授業構想・計画・実践・評価する一連の教師の 営みである。教材研究は多様であるが、具体的には、

例えば目標と内容の分析、学習者の実態の解明、素 材の検討、適切な観察・実験内容の選定等が含まれ る 7)。以下にこれからの教材研究を進めていく際の ポイントとなる視点を示す(例えば宮本、p.20)。 ア.教材構成の原理

教材構成とは、「教師が子どもに学習させたいと願 う教育内容を適切に含む教材を選択し、配列し、組 み立て、授業の展開過程に位置づけ、子どもに教材 を提示して学習活動を指導する方法を探ることであ る」(長谷川、p.28)。そして、教材構成をする際に は、子どもと教材の効果的な出会いが起こるように、

主に次の各要素を検討する必要があるとされる。

①意図対応性(学習目標に対応しているか)

②典型性(学習内容を典型的に反映しているか:教 材が学習させたい本質的な内容を含んだ具体的な事 例として示されているか。)

③展開・系統性(事例提示の順序などは適切か)

④問い誘発性(子どもの好奇心・探究心に基づく問 いを導き出しているか)

イ.教材分析の視点

①一般的分析(実生活での意義や効用について)

②専門的分析(各教科領域などの基盤となる学問 の内容・方法をふまえているか)

③教育的分析(子どもの成長・発達にどのような 表2 教材の機能別分類(文部省,平成 13 年度)

教材の分類 教材に有する機能等 発表・表示用教材 表現活動や発表に用いる。又は,

見て理解するための図示・表示。

道具・実習用教材 学習・実習の理解を深める。

実験観察・体験用教材 実験観察や体験を効果的に進め る。

情報記録用教材 情報を記録する。

(7)

寄与があるか、実態に即しているか等)

ウ.教材選択の観点

①目標論的観点(学習目標の達成・接近)

②心理学的観点(興味や疑問の喚起等)

③価値論的観点(教材自体の価値および学習者に とっての学習意義)

本研究では、小学校理科を対象として学習指導要 領の教科および単元目標の達成を目指しているが、

今回は専門的な視点からの教材構成を行うことに特 徴がある。そして、その教材提供と教育実践の融合 を行う中で、上記の視点を一部参照して考察を進め ていくことが重要であると思われる。

2.ICT 教育の実践研究(研究分担者:古川健一)

本サブテーマにおいては、宗像市、福津市の小中 学校の現状を把握し、ICT教育環境の整備とその方 向性を示すため、平成24年度は研究モデル校を中心 に聞き取り調査をおこなった。

その結果、宗像市の研究指定校において、電子黒 板の活用が進められているが、一方、ICT活用能力 やそれに対する考え方の面で、教師間、学校間格差 が広がっていることが明らかになった。そこで、研 究指定校で進められる先進的な授業でのICT活用を 取りまとめ、他方、教師間、学校間格差を是正する ための具体策を平成25年度実施することとした。ま た、変化の激しいICT教育環境において、効果的に 活用する学習指導の在り方についての意識改革を進 めるために、既存のICT機器と連携し、活用をイメ ージできる「簡単ICT活用キット」(図1)の整備と

「ICT活用実践マニュアル(試作版)」(図2)を作 成した。

図1

図2

平成25年度は、24年度の調査結果および年度内 に実施したICT部会等での協議の上、以下の取組み を行った。

① 電子黒板利用マニュアルの確認及び作成(図3)

② 河東西小学校校内研修「ICTを効果的に活用する 学習指導の在り方」(平成25年8月28日)

(図4)

③ 教師のための実践的ICT活用ガイド①~デジタ ルカメラ・実物投影機・PowerPoint編~(図5)

※両市内小中学校全教員に配布予定(880部)

④ 電子黒板活用授業実践DVD作成(図6)

①については、既存マニュアルの確認と新たに研究 指定校によって作成された。①~④の取組みは、こ れまでのICT教育実践を蓄積し、これから実践的に ICT活用を検討する教員にとっても参考になる。従 って、今後も①~④を継続することにより、ICT活 用に関する教員研修、ICT教育実践と蓄積、各教科 におけるICTを効果的に活用する学習指導への発展 につながるものと考える。

3.特別支援教育の実践研究(若手教員とそれを支え るベテラン教員への研修の開発)(研究分担者:納富 恵子)

特別支援教育については、学校教育法の一部改正 や新学習指導要領の実施により、とりわけ通常の学 級における特別支援教育の充実が求められている。

文部科学省のデータでも通常学級に LD・ADHD・

図 3

図 4

図 5

図 6

(8)

高機能自閉症等の特別な教育的支援を必要とする児 童生徒が約6%学んでいる現実がある。したがって、

当該児童生徒および保護者への特別支援教育の基礎 的および最新の知識に基づく適切な対応は、若手教 員のみならず管理職やベテラン教員にも必須になっ ている。

開発・実施した研修について

① 今回の特別支援教育の研修の開発については、以 下の3点を重視して研修プログラムを開発した。特 別支援教育の担当指導主事と通常の学級の特別支援 教育の実践を行っている若手実践者と連携を行い、

宗像市福津市の特別支援教育の成果と課題について ヒアリングをもとに明らかにして研修を構成する。

② キックオフのための講演会を開催し、そこでは地 域の実態や実践の報告および教職大学院の院生が取 り組んできた現代的な教育課題に関する研究の成果 をもとに研修を行い参加者のニーズを探索する。

③ 通常の学級の特別支援教育は、新しい分野である ので、日々研究や実践の発展が著しい。全国レベル で最先端の研究や実践を行っている講師を招聘して 研修会を行う。最新の成果を提供することで、幅広 いキャリア段階の教員の興味関心とモチベーション 向上につなげる。

実施した研修会の詳細とその成果 研修会①

開催日・場所:平成 25 年 8 月 23 日、宗像市福津市 と連携した公開講座として開催

開催場所:教職大学院大講義室

担当者:キックオフ研修会コーディネート担当大学 教員、宗像市教育委員会指導主事、宗像市若手教員、

福岡教育大学教職大学院院生 3 名(現職教員)

研修の内容:宗像市指導主事からは、ヒアリングや 日々の指導から明らかになった成果と課題について、

若手教員からは、通常の学級で取り組んでいる特別 な教育的支援が必要な児童を含む授業実践の工夫に ついて発表いただいた。また、現職教員である教職 大学院院生は、以下 3 つのテーマで発表を行った。

「生徒指導上の課題としてあらわれた特別な教育的 支援が必要な児童生徒への通常の学級担任としての 実践」「インクルーシブ教育システム構築の鍵のひと つである、特別支援学校と小学校との交流及び共同 学習に関する調査研究」「学びのユニバーサルデザイ ンによる授業実践とその効果」であった。

成果:参加者にアンケートを実施し、通常学級にお ける特別支援教育のキャリア段階および過去の通級

指導教室の指導経験等と研修ニーズに関する分析を 行った。分析結果の詳細は、福岡教育大学教職大学 院年報に掲載予定である。実際の現場で起こってい る課題に焦点をあって研修を構成できた。

研修会②

開催日・場所:平成 26 年 1 月 21 日、17:30〜19:00 開催場所:教職大学院大講義室

担当者:「UDL(学びのユニバーサルデザイン)概論と 実際」研修講師 金子晴恵 先生(西荻窪アンダン テ教育研究所所長)

研修の内容:障害の有無にかかわらず自主自律的な 学びを可能とする UDL の概念と実際の工夫を講義と グループ演習を通じて紹介いただいた。

成果:放課後の自主研修の形態であったが 30 人の参 加があり、授業改善につながる最新の実践について の関心がベテラン教員に高いことが明らかになった。

研修資料一部を資料として添付。

研修会③

開催日・場所:平成 26 年 2 月 14 日、15:30〜17:00 開催場所:宗像自治会館

担当者:「学習へのテクノロジーの利用と合理的配 慮」研修講師 近藤武夫 先生(東京大学先端科学 技術研究センター准教授)

研修の内容:障害のある部分をテクノロジーで補い 本質的な学習が可能になることを、東京大学先端科 学技術研究センターでの実践的研究をもとに紹介さ れた。さらに障害者差別解消法の施行や国連障害者 権利条約批准により、学校や大学組織においては合 理的配慮は「法令順守」として必要になることを示 された。

成果:宗像市福津市の全面協力のもと実施した。教 育委員会理事、管理職、多様なキャリア段階の学校 教員、県連福祉分野の専門職等、教育関係者のみな らず地域で特別支援教育に関わる多職種が学ぶ機会 となった。

本サブテーマの成果

本プロジェクトでは、若年教員研修に焦点化しつつ、

様々な年齢層の教員が共に参加する研修プログラム のモデルを示すことができた。若年教員の授業力、

学級経営力の向上に特別支援教育の知識や技能は欠 かせない。今回の研修には、若手教員を上回る数の ベテラン教員や管理職も参加した。様々な年齢層の 教員が一体となって、組織的に特別支援教育を推進 するための教員研修プログラムを構築の一例を示す ことができたと考える。

(9)

III.研究全体の結果と考察

上述のように、サブテーマごとに目標に沿った研 究を行い、所期の成果を挙げることができた。本成 果報告書では紙面の関係上、概略の記載に留まって いるが、詳細な成果報告書は別途作成したものを参 照されたい。

ここで本研究プロジェクト全体の成果と今後の展 望について述べる。これまでの大学と教育委員会(学 校)との連携による研究は、大学側(シーズ)か教 育委員会・学校側(ニーズ)に偏る要素が大きかっ た。これに対して本研究では、社会連携推進室が主 体となり、教育委員会・学校のニーズを集めた上で、

本学教員の研究シーズとのマッチングを行ったこと で、お互いにメリットのある共同研究(Win-Winの 関係)を組織的に展開できたことが大きな成果と言 える。特に、理科教材の開発では、複数の教科専門 教員がその専門性を活かして学校教育現場のニーズ に応えたことや、教科専門教員と教科教育教員との チーム型共同研究を実施できたという観点からも意 義深いものと考えている。

先般のミッションの再定義により、本学は広域拠 点の大学を目指すことになった。このためには、本 学のシーズを結集化すると共に、地域との情報交 換・協議の場を通してニーズの把握と集約も必要に なってくる。本研究は、こうした拠点形成に向けた モデルの1つとして位置づけられる。地域の課題(ニ ーズ)は、多種多様かつ複合的であり、時間の経過 と共に新たな課題も出てくる。今後も引き続き地元 との共同研究を行いつつ、広域を対象とする共同研 究にも戦略的に取組み、双方から得られる成果と課 題を帰納的に集約した上で、PDCAサイクルを回し 続けることが必要である。さらに、これらの研究か ら得られた成果を本学の教育に活かすことが望まれ る。

最後に、本研究を採択して頂きました福岡教育大 学教育総合研究所に感謝申し上げます。

参考文献

1. 文部科学省(2008a)小学校学習指導要領(平成 20年3月)

2. 文部科学省(2008b)小学校学習指導要領解説 理 科編(平成20年6月)

3. 前田紗綾香・西野秀昭(2010)ファストプランツの小 学校・中学校でのマルチ生物教材としての活用性 に関する研究. 科学教育研究, 34(1):2-12.

4. 西野秀昭・張本成美(2013)小学校理科ファストプラ ンツ教材キットの開発とその有効性の検証 ~ア

ブラナ科植物との交雑による子孫の稔性確認実験 を踏まえて~. 教育実践研究, 第21号:23-30.

5. 佐藤茂・石澤公明・吉岡俊人(2006)ファストプラン ツで学ぶ植物の世界. InTheWoods, Group, 小林孝 太郎:東京

6. 日本教材学会『教材辞典 教材研究の理論と実践』, 東京堂出版, 2013.本文中に示した引用箇所(小笠 原、宮本、長谷川ら)はすべて同書からの引用で ある。

7. 野上智行編著『理科教育概論-理科教師をめざす人 のために-』、大学教育出版、pp.127-171.

参照

関連したドキュメント

教員養成等の改善に関する調査研究 研究組織       役割 氏名 所属職名 研究代表者 大杉  昭英

教員養成等の改善に関する調査研究 研究組織       役割 氏名 所属職名 研究代表者 大杉  昭英

3 教員養成等の改善に関する調査研究 研究組織       役割 氏名 所属職名 研究代表者 大杉  昭英

2015 年度保健福祉実践開発研究センター運営会議 委員一覧(所属、職位は 2015 年度時点) センター長 大場 義貴 社会福祉学部社会福祉学科 准教授 副センター長 入江 拓

教育研究

本プログラムは 2 つのコースが設定されている。プロ フェショナルサイエンスコース(以下 P

社会連携事業 国・自治体との連携・協力 地域諸団体との連携 大学等との連携・協力 市民向け講座 高校生向け実験・実習講座 小・中学生向け実験・体験講座 地域の自治体,企業,商工会議所, 教育・研究機関等と連携し,小・ 中学校,高校対象のプログラムや 一般公開講座等,地域社会の活性 化,教養・文化の向上に貢献 社会人向け実践教育プログラム

②愛知県立大学と長久手市とは包括連携協定(平 成24年 5 月)にもとづき、教育や福祉の分野