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第2学年 組 国語科学習指導案

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Academic year: 2024

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(1)

第2学年○組 国語科学習指導案

指導者 S.T

<単元名> じゅんじょに気をつけて読もう『すみれとあり』

<育てたい力>

○動植物の生態に関心をもち,興味をもって読書をすることができる。<関心・意欲・態度>

○時間的な順序,事柄の順序などを考えながら文章を正しく読むことができる。

○学校図書室に慣れ自分がおもしろいと思う動物の読み物に興味を持ち読むことができる。

<読 む こ と>

○時間的な順序を表す言葉や意味を強める言葉の働きに気づくことができる。

<言 語 事 項>

<指導要領との関連>

C読むこと(1)ア・イ

ア 易しい読み物に興味を持ち読むこと。

イ 時間的な順序,事柄の順序などを考えながら内容の大体を読むこと。

<児童の実態> 調査5月20日(水)

本学級の児童は男子19名,女子14名である。「めざせ100冊」と掲げたところ,読書に意欲 的に取り組んでいる。家庭学習の音読練習も進んで行っており,習慣化してきている。しかし,ま だ読みが浅い面が見られ,前の単元の「ひっこしてきたみさ」では,人物の気持ちは想像できるも ののそれらを話し合ってふくらませて読むことや,細かい心情や情景を表す言葉にこだわって読む までにはいたっていなかった。

以下アンケート調査等による実態である。

1 国語科に関する実態

①国語の学習の中で,どの学習が好きですか?好きなもの全てに○をつけましょう。(複数回答)

・音読→22人 ・漢字→21人 ・ノートに考えを書くこと→18人

・話し合い→12人 ・作文→11人 ・ 読み取り→10人 ・話すこと→10人

②おはなしの文〔物語文)とものごとをせつめいした文(説明文)とではどちらが好きですか?

またその理由も書きましょう。(複数回答)

・物語文→21人 ・説明文→14人

理由

〈物語文〉 〈説明文〉

おもしろい,楽しい 頭が良くなる

気持ちが考えられる わかりやすく説明してくれる

絵が楽しい 色々なことが分かる

③本を読むことは好きですか?

・好き→24人 ・どちらかというと好き→9人 ・嫌い→0人

④どんな本が好きですか?(複数回答)

・お話の本(物語・昔話など)→16人 ・図鑑→21人 ・自然,科学の本→18人

(2)

すみれが色々な場所に咲いているひみつを ペープサートで説明しよう

<単元について>

本単元は,動植物の生態に興味をもちながら,順序に気をつけて文章を正しく読むことをねら った説明的文章と,そこで培った動物の生態についての興味・関心を生かして読書への誘いを図 った教材文からなっている。第1教材『すみれとあり』では,すみれが,意外な場所にも咲いて いることに目をつけ,「どうしてだろう」という疑問をもち,それを解明していくものである。

「すみれが種をとばす様子」「ありが種を運ぶ様子」について,時間的順序・事柄の順序を考えな がら読めるようにすることをねらっている。

そこで,時間的な変化の順序を示した写真と本文の言葉を対応させながら,文章を正しく読む ことができるようにさせたい。毎時間読み取ったキーワードを落とさずペープサートで説明でき るようにさせたい。学習の最後に1年生に発表することを設定することで意欲付けを図るととも に正確に読む必要性を持たせたい。

第2教材の『鳥のちえ』では,『すみれとあり』での読みを生かして自分の力で4コマまんがに 順序よくまとめさせたい。また動物の珍しい生態についての知的好奇心を抱かせ,科学的な読み 物への興味・関心を喚起させるようにしたい。それを受けて,第3教材の『図書室に行こう』

では,自主的に図書室を利用するようにし向けたり,生活科の地域探検に併せて,『市立図書館見 学に行こう』を計画したりして,更に本に興味を持たせい。「楽しんで読書をする態度」や「目的 を持った読書活動」の動機づけになることを願っている。

2 教材に関する実態

①「すみれ」について知っていることを書きましょう。(知っている→14名)

・紫色 ・ありに種を運ばせる。 ・レンガにもさく。 ・いいにおい

②「あり」について知っていることを書きましょう。 (知っている→33名)

・大群,行列をつくる ・甘い物が好き ・かむ ・小さいけど力持ち

・いろんなところに巣を作る ・虫の死骸を食べる ・女王ありがいる ・アブラムシを守る

・巣は広い,長い,深い ・えさを巣まで運び込む

③文の並べかえをしましょう。(時間的な順序,事柄の順序を表す言葉2問)

・2問正解→12人 ・1問正解→11人 ・2問不正解→10人 3 考察

1の結果から,国語の学習活動に対する意欲は比較的高いものだと思われる。

説明文より物語文を好んで読む児童が多かったが,読書傾向は意外にも物語より,図鑑,自然科 学の本のほうが多かった。

2の結果からもわかるように,児童は「すみれ」や「あり」のことは身近でよく知っているつ もりでいるが,種のしくみやありとの共生まで知るものはいなかった。「はじめに」「つぎに」「そ して」等の順序を表す言葉は知っていたが,文章の並べかえは,約1/3の児童しか正しくでき なかった。このことから,文章の内容を正確に読み取ることがまだ十分とは言えないと考える。

(3)

『楽しく 力のつく 国語学習』

ア 読んだことを豊かに表現する。(仮説2)

自分から本に手をのばす子

イ 声に出して楽しく読む。

ウ 言葉にかかわって読む。(仮説1)

エ 指導に生かす評価をする。

一人読みができる子

新出漢字が書ける 難語句の意味が分かる エ 指導に生かす 評 価 の 工 夫をする

イ声に出して楽しく読む

・キーワードを落とさず,写真を使いなが ら読み取った事を説明させる。

・「すみれの気持ち」をふきだしに書かせ る。

・読み取ったことをもとに,ペープサート を使って自分達の言葉で1年生に説明を させる。

・写真と文を対応させ,順序を意識しなが ら読ませる。

・主語・述語を意識して読ませる。

・時間的な順序や事柄の順序を表す言葉を 押さえながら読ませる。

・「も」「だけ」「しか」や「ようです。」「~

のです。」等の文末表現に注意して読ま せる。

読書の日常化

・目標到達度を把握できる自己評価カード を活用する。

・ふきだしに,自分の考えをどれだけ表し ているか確認する。

文 章 の 姿

す み れ と あり(説明文) やざ ま よしこ

一,前書き色々な場所に咲くすみれ

問いかけの文

すみれはどうしてこんなばしょにさいているのでしょう。

二,すみれの種のとばし方

花→実をつける。実→さけてひらく。種→勢いよくとびだす。

三,種を運ぶあり

種→見つける。→巣に運ぶ。しばらくすると→巣の外に捨てる。

四,すみれとありのつながり

答えの文

すみれは、ありのすきなかたまりをたねにつけてはこんでもらうのです。そのため、ありがはこんだすみれのたねは、このようなばしょでもめをだし、はなを咲かせるのです。

(4)

<指導計画>(21時間扱い)

時 主 な 学 習 活 動 留意点(◇) 評価(☆)

〈1〉 ○単元のとびらから,学習全体の見通しを持 ◇単元全体を見通して,単元の学習活動のめ

つ。 あてを確かめる。

○『すみれとあり』を読んで,初発の感想を ◇題名からどんな話か想像させる。

書く。 ◇すみれが色々な場所にさいている

〈2〉 ○読んだ感想を発表して学習計画を立てる。 写真を用意し,意欲付けを図る。

○難語句について確認をする。

☆ 感想をもち,学習の見通しを持つこと ができたか。

〈3〉 ○文章の姿(文章全体の構成)を考える。 ◇意味段落の要旨を簡単に押さえ,文章の姿

(文章全体の構成)をつかませる。(仮説1)

すみれが色々な場所にさいているひみつ をペープサートで順序よく説明しよう。

○読み取ったことを写真を使って順序よく説 ◇年始めの説明文なので「問いかけの文」「答 明する。また「すみれの気持ち」をふきだ えの文」の文末表現や,「も」「しか」など

しに書く。 の助詞を全体で丁寧に取り扱っていく。

〈4〉 ・①~③前書き「色々な場所に咲くすみれ」 ◇キーワードに線を引き,大事なことを落と

「問いかけの文」 さないようにさせる。

〈5〉 ・④~⑥「すみれの種のとばし方」 ◇自分なりにノートにまとめられるように見

〈6〉 ・⑦~⑨「種を運ぶあり」 本を提示する。(仮説2)

本 時 ・A児…全体で読み取ったものを参考にさせ,

〈7〉 ・⑩~⑪「すみれとありのつながり」 自分の力でノートにまとめさせる。

「答えの文」 ・C児…板書のみを写させる。

◇ペープサートで読み取ったことを順序よく 説明させる。(キーワードを必ず使うという 条件を与える。) (仮説2)

〈8〉 ○すみれに手紙に書く。

☆写真を使って読み取ったことを順序よ く説明することができたか。

☆すみれの気持ちを考えることができた か。

〈9〉 ○学習してきたことをペープサートで1年生 ◇ノートをもとに自分たちの言葉で説明でき

〈10〉 に説明できるように準備をする。 るようにさせる。

◇話す事柄を順序立て,わかりやすく説明で

〈11〉 ○1年生に「すみれとあり」のペープサート きるようにさせる。

を披露する。

☆すみれとありの関係を順序よく説明す ることができたか。

〈1〉 ○『鳥のちえ』を読んで,初発の感想を書く。 ◇題名からどんな話か想像させる。

〈2〉 ○文章の姿(文章全体の構成)を考える。 ◇すごいな,びっくりしたなと思ったことを 中心に書かせる。

4コマまんがでとりのちえじまんをしよう。

(5)

〈3〉 ○「からす」「ささごい」「やまがら」のえさ ◇『すみれとあり』の学習を生かして,順序

〈4〉 の食べ方を読み取り,4コマまんがにまと を表す言葉を使って4コマまんがにまとめ

〈5〉 め,説明し合う。 させる。

☆順序に気をつけて,鳥の知恵を4コマ まんがに書くことができたか。

〈1〉 ○『図書室へ行こう』を読み,図書室見学の ◇図書室の仕組みや様子を理解させ,興味,

計画を立てる。 関心を持たせる。

〈2〉 ○図書室の見学をし,「生き物の知恵」につい ◇科学的な読み物を読ませるために「生き物

〈3〉 て書いてある本を探す。 の知恵」というテーマをもたせて本を選ば

せる。 (仮説3)

◇「おすすめ本リスト」を用意しておき,探 せない児童の手だてとする。

〈4〉 ○読んでわかった「生き物の知恵」を4コマ ◇読んでわかったことを順序に気をつけ4コ

〈5〉 まんがにまとめて説明し合う。 マまんがにまとめさせる。

☆自分が読んだ本の「生き物の知恵」を 順序よく説明することができたか。

生 ○市立図書館見学をする。 ◇学校図書室と市立図書館の共通点,相違点

活 を発見させる。

科 ◇図書館司書に館内を案内していただき,図

書館に興味関心を持たせるとともに読書の 幅を広げさせる。 (仮説3)

(6)

<本時の展開>(6/21)

(1)育てたい力

○ありが種を運ぶ様子について興味をもちながら読んでいこうとする。 <関心・意欲・態度>

○すみれの種がありに運ばれていく様子を順序に気をつけて正しく読むことができる。

<読 む こ と>

○「しばらくすると」や「どうやら~ようです。」「~だけ」等の語の働きに気がつくことができ

る。 <言 語 事 項>

(2)展開

時配 学習活動と内容 留意点(◇) 評価(☆)

5 ○前時までの学習を想起する。 ◇すみれの種のとばし方を写真にそって順序 よく確認する。

○本時の学習課題を確認する。

すみれの種を運ぶありの様子を順序よく 説明しよう。

10 ○形式段落⑦~⑨を読み,すみれの種を運 ◇写真と本文を対応させ,順序を意識しなが ぶありの様子について話し合う。 ら聞かせる。

・範読を聞く。 ◇「主語・述語」を意識して読ませる。

・一人読み ◇キーワードに線を引き,大事なことを落と

①種を見つける。 さないようにさせる。

②種を巣に運ぶ。 ◇「しばらくすると」や「どうやら~ようで

③種を巣の外に捨てる。 す。」「~だけ」の意味を考えさせる。

○白いかたまりだけを食べる。

(種は食べない)

15 ○ペープサートで読み取ったことを順序よく ◇キーワードを必ず使うという条件を与え順

説明させる。 序を意識させる。

◇友だちの説明がキーワードを押さえている かよく聴くようにさせる。

・A児…キーワードに自分の言葉を付け加え ながら説明させる。

・C児…板書を見ながら説明させる。

12 ○すみれの気持ちをふきだしに書いて発表し ◇ありの様子を見ている「すみれの気持ち」

合う。 を想像して書かせる。

3 ○振り返りカードを使って,本時の学習につ ☆すみれの種を運ぶありの様子をキーワ いて自己評価する。 ードを落とさず説明することができた

か。

☆「すみれの気持ち」を想像して書くこ とができたか。

○次時の予告をする。 ◇すみれが色々な場所に花をさかせるひみつ の答えの部分を読んでいくことを知らせ,

次時の意欲付けとする。

(7)

楽しい読書・目的を持った読 書につなげるために…

書名 著者名 出版社

すみれとあり 矢間 芳子 福音館書店

つゆくさ 矢間 芳子 福音館書店

つばき 矢間 芳子 福音館書店

かき 矢間 芳子 福音館書店

スミレとアリ 多田 多恵子 偕成社

アリのせかい 栗林 慧 あかね書房

アリからみると 桑原 隆一 福音館書店

クロアリのひみつ 山口 進 アリス館

はたらきありさん 七尾 純 偕成社

たねのずかん 古矢 一穂 福音館書店

たねのゆくえ 埴 沙萌 あかね書房

たねのふしぎ 小林 稔 ポプラ社

たねがとぶ 甲斐 信枝 福音館書店

たんぽぽ 平山 和子 福音館書店

どんぐり こうやすすむ 福音館書店

つくし 甲斐 信枝 福音館書店

カラスのくらし 菅原 光二 あかね書房

やませみのこそだて 林 大作 偕成社

ツバメ 七尾 純 偕成社

モズのなかまたち 日本野鳥の会 あすなろ書房

鳥の巣の本 鈴木 まもる 岩崎書店

しまふくろう 山本 純郎 福音館書店

参照

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