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村山 斉

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Academic year: 2024

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(1)

インフォメーション 北から南から p.12

 

p.14

コラム

PISAやTALIS調査から見える 日本の教育の現状と課題

p.19

地球となかよしゼミナール p.18

超低温

高線量の放射線にも負けない 地上最強生物「クマムシ」

̶大学の研究室に依らない,学びの場を̶

地球となかよしトピックス p.10 きょういく見聞録

p.8

知っておきたい教育 NOW p.4

道徳教育の「質的転換」

̶「読み取り道徳」から「考え,議論する道徳」へ̶

道徳科における問題解決的な学習の在り方

~多面的・多角的思考を促す対話活動の工夫~

コンセプトは「地球と友だち」

 ̶協働しながら学ぶ,エネルギー教育̶

大きな夢を育てる地域の学校づくり

ほっとな出会い p.20 株式会社五藤光学研究所

クリエイティブカンパニー長

 明井 英太郎 さん

16 年

No.39

2016年 冬

第13回 地球となかよしメッセージ入賞作品発表

・ p 2

地球時代の教育情報誌

東京大学

国際高等研究所

  カ ブ リ 数物連携宇宙研究機構 ( Kavli IPMU )機構長 村山

  斉 さん

(2)

て研究者を集め

ました。その結果、今では毎年、

研究職公募に国内外から約

80

があり、約 0通の応募

10人

を採用していま

す。こうして世界中の研究者と

のつながりを持つことで、常に

最新の研究アイデアに触れながら、研究が進められる

環境を作っています。

組織の長として

ここの研究者達は、本当に研究に打

ち込んでいて、いい成果も上がっているので、すごく充実感があります。一

方、私は、機構長としての仕事の合間をぬって自分の研究時間を何とか作っ

ている状態で、研究時間は以前よりもかなり減ってしまいました。しかし、

組織の長としては、まずはどんな研究をしようとしているかを理解していな

ければ、助成金を貰うこともできません。つまり、研究所には、研究者なのだ

けれども、ある意味では組織のために

宇宙の謎に迫る

この機構(以下「

PI

MU」)

を作

る時に文科省に提案したのは、「宇宙に関する、小さな子どもでも思うよう

な疑問に迫りたい」ということでした。「この大きな宇宙は、どうやって始まっ

たんだろう?」「どういう仕組みなん

だろう?」「これからどうなるんだろう?」「宇宙にどうして我々が存在す

るんだろう?」。人類が何千年も考えてきたこれらの疑問に、科学が少しず

つ迫りつつあります。機構名にある「カブリ」は研究所に

多額の寄付をしてくれた故フレッド・カブリ氏の姓で、「数物連携」は数学

と物理の研究者が連携しているという意味です。

PI

MU

研究者は、ア

ジア、ヨーロッパ、アメリカがほぼ

3

分の

1ずつの構成です。関係者に大量

のメールを送り、大学院生向けスクールや国際会議などで、世界中に宣伝し 自分が犠牲になってでも組織を作るこ

とに時間を割いて運営する人が少なくとも

1人は必要なのです。

このことは、

世界中のどこの研究所でも同じです。研究プロジェクトには色々なスタイ

ルがありますが、我々の研究のうち、特に理論的研究の場合は、異なる分野

の数人で話している時にアイデアが沸いてきて「一緒にやろう」となること

が多いですね。

「大失敗」だった 物理学専攻

私は、小学生の頃はぜんそくがひど

くて、よく学校を休んでいました。日

PROFILE

1964年東京生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修 了。東京大学 国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構

(Kavli IPMU)機構長特任教授。理論物理学者。

  「 宇宙の言葉 」 は

   シンプルであってほしい

東京大学 国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)

機構長 村

むら

やま

 斉

ひとし

さん

●交流スペース中央には,ガリレオの言葉 ,「宇宙は,数学の言葉によって書かれている」と古イタリア語で記された柱が立っている。これは Kavli IPMU の研究の基本概念でもある。

Intervi e w

(3)

中に家でテレビをつけても、当時は子

どもが見るような番組は教育チャンネルしかありません。その頃に見た、落

語仕立てで「無限級数の収束」を教える番組などが面白くて、数学や理科に

興味を持つきっかけになりました。実は、大学入学当初は、宇宙の研究

をするつもりはなかったんです。授業

にも出ず、オーケストラ部に入って

1

し、プロになろうかと思った時期もあ 6時間くらいコントラバスを練習

りました。やがて卒業が近くなり、大学院入試の時期が来ました。「とりあ

えず受験してみるか」と物理学を勉強し始めた時に初めて、「やっぱり物理

学って面白いな」と思ったんです。例えば、なぜ空が青いのか?  ちゃんと

説明がつく。なぜ鉄には電気が流れる

のか?  これも説明がつく。そういうことが、その時に初めて実感としてわ かってきました。それで、「音楽で食っ

て行くのは大変そうだし、大学院で物理学をやろう」と決めたのですが、そ

の選択は、大失敗でした。大学院では量子物理学を専攻しまし

たが、特に私がやりたかった分野の研究者は国内に数人しかいませんでし

た。なかなか研究を進められず、絶望的な気持ちになり、もう研究をあきら

めようと思った修士課程

ある先生が、私の様子を見て可哀想だ 2年の時、

と思ったのか、その分野の先生を招いて集中講義をしてくれました。その時

に「これがやりたかったんだ!」と強く思い、講義が終わるとすぐその先生

に「弟子にしてください」と言いに行きました。ところが先生は、「私はこ

れから

で、帰国してから」と言って渡英して 3年間イギリスで研究するの

しまったのです。その先生が残した一縷の望みにすがって私は大学院

に残り、先生の帰国を待ちなが

ら、やりたかった分野とは全く違う分野の研究をしていました。

当時を振り返ると、特定の分野をきちんと勉強できる環境に

いなかったために、幅広く色々な勉強をせざるを得ませんでし

た。今はそれが良かったのかも しれないと思えますが、当時は辛かっ

たですね。

3年後、その先生が帰国した時に

再度お願いすると、今度は「

に教えるのは効率が悪い。生徒を 1人だけ

7

人集めろ」と言われました。広島で

1

人、京都で

2人、

東大駒場で

私は全国行脚して 1人…と、

改めて先生に「お願いします!」と言 7人の生徒を集め、

いました。そして、自分が本当にやりたかったことがやっとできました。こ

れが、博士課程

2

3月のことで

す。卒業までもう

1

もありません。それからは文字通りの「突貫工事」で博士論文を書き上げました。ところが、

やっと完成した論文が審査で落とされ

そうになったりして、本当に大学院時代は大変でした。

自分で答えを 見つけていく喜び

学校の勉強では、まずは教科書を読みますが、大抵の場合、教科書には何

百年も前に誰かが発見してわかっていることが書いてあって、それを「覚え

ろ」「使えるようにしろ」と言われます。何も新しい発見がないような気がし

て、子ども心にもつまらなかったんで す。だから、自分で考えて答えを見つ

けていく喜びや、「実はこんなことがわかっていないんだよ」といった話を、

学校でできる機会がもっと増えるといいと思います。また、過去の研究や調

査の背後にどんなストーリーがあったのか、例えば、アルキメデスが風呂に

浸かった時に溢れるお湯を見て法則を発見し、あまりの喜びに「わかった!」

と叫んで裸のまま走って家に帰った、という有名なエピソードがあります

が、そういう話なども伝えられるといいですね。

究極の目的

ニュートンのF=maにしても、ア

インシュタインの E=mc2にしても、ごく簡単な式なのに、それから色んな

ことを説明できるのは、やはりすごいことです。

「宇宙は数学という言葉で書かれている」という、ガリレオの有名な言葉

があります。物理学者には、「『宇宙の言葉』はシンプルであってほしい」という願望があるんです。「これほど複雑で多様な現象や宇宙そのものを、最後に一つの式で説明できたらすごいな」と。それが、究極の目標みたいなものですね。

Educo 3

(4)

習 や 体 験 的 な 学 習 な ど を 通 じ て、 自 分 な ら ど の よ う に 行 動・ 実 践 す る か を 考 え さ せ、 自 分 と は 異 な る 意 見 と 向 か い 合 い 議 論 す る 中 で、 道 徳 的 価 値 に つ い て 多 面 的・ 多 角 的 に 学 び、 実 践 へ と 結 び 付 け、 更 に 習 慣 化 し て い く 指 導 へ と 転 換 す る こ と こ そ 道 徳 の 特 別 教 科 化 の 大きな目的である」と述べた。

  ま た、 「 義 務 教 育 諸 学 校 教 科 用 図 書 検 定 基 準 」 に は、 「 問 題 解 決 的 な 学 習 や 道 徳 的 行 為 に 関 す る 体 験 的 な 学 習 に つ い て 適 切 な 配 慮 が な さ れ て い る こ と 」 が 特 に 明 記 さ れ た。 道 徳 科 に は、 本 来 の 道 徳 教 育 の 役 割 を 実 質 化 す る こ と に 加 え、  

2 0

1 5(

平 成

27) 年

避けてきたと指摘した。 た ち に 真 正 面 か ら 問 う こ と を 行 動・ 実 践 す る か 」 を 子 ど も 「 あ な た な ら ど の よ う に 考 え、 場 人 物 の 心 情 理 解 の み に 偏 り、 従 来 の 授 業 が 読 み 物 教 材 の 登 を 強 調 し た。 「 論 点 整 理 」 は、 議論する道徳」 への 「質的転換」 し た「 論 点 整 理 」 は、 「 考 え、 中 教 審 教 育 課 程 特 別 部 会 が 示 8月 に

  そ し て、 こ う し た 読 み 物 教 材 の 心 情 理 解 の み に 偏 る 授 業 か ら 脱 却 し、 「 問 題 解 決 型 の 学 特 に 指 導 法 に お け る「 質 的 転 換 」 が 強 く 求 め ら れ た の で あ る。  

1 9

5 8(

昭 和

理 解 せ ず、 場 当 た り 的 で 形 式 ら 考 え、 他 者 と 対 話 し 協 働 し な く な い。 道 徳 教 育 の 本 質 を 値 観 の 存 在 を 認 識 し つ つ、 自 る 空 気 の あ る 学 校 も 決 し て 少 や 在 り 方 に つ い て、 多 様 な 価 お 道 徳 教 育 そ の も の を 忌 避 す ち な が ら、 人 と し て の 生 き 方 て い る 学 校 が あ る 一 方、 今 な ど も た ち が 高 い 倫 理 価 値 を 持 ね る こ と で 着 実 に 成 果 を 上 げ 社 会 を 構 成 す る 主 体 と な る 子 道 徳 授 業 の 充 実 し た 指 導 を 重 こ で 求 め ら れ る の は、 将 来 の 多 く の 課 題 が 指 摘 さ れ て き た。 ま で 以 上 に 必 要 と さ れ る。 こ 置 さ れ た「 道 徳 の 時 間 」 に は、 な が ら 生 き て い く こ と が こ れ 33) 年 に 設 す る 人 々 と 相 互 に 尊 重 し 合 い 価 値 観 や 言 語、 文 化 を 背 景 と 生 き る 子 ど も た ち は、 様 々 な   さ ら に、 こ れ か ら の 時 代 を るというのが実態である。 を 講 じ る こ と が で き な い で い た ち は 有 効 で 効 果 的 な 手 立 て 速 さ と 量 的 拡 大 に 対 し て、 私 よ り 深 刻 と な り、 そ の 進 度 の の 中 で、 子 ど も た ち の 現 実 は き な い。 「 思 考 停 止 」 し た 議 論 論 を 妨 げ て き た こ と は 否 定 で 育 に 対 す る 冷 静 で 生 産 的 な 議 く 浸 透 し、 こ の こ と が 道 徳 教 ギ ー」 と い う べ き 風 潮 が 根 強 響 さ れ た「 道 徳 教 育 ア レ ル 本 社 会 に は、 歴 史 的 経 緯 に 影 り の 問 題 で は な い。 戦 後 の 日   も ち ろ ん こ れ は、 学 校 ば か り返されている例も多い。 的 な 生 徒 指 導 や 生 活 指 導 が 繰

知っておきたい教育 NOW ❶

道 徳 教 育 の「 質 的 転 換 」 ―「読み取り道徳」 から

 

  「考え、議論する道徳」

へ―

道徳科に求められる 「質的転換」

なぜ、 「質的転換」 が 必要なのか

(5)

な が ら、 よ り 良 い 方 向 を 模 索 し 続 け る た め に 必 要 な 資 質・ 能力である。

  そ の 意 味 で「 論 点 整 理 」 が、 「確かな学力」 「健やかな体」 「豊 か な 心 」 を 単 独 で 捉 え る の で は な く、 「 何 を 知 っ て い る か、 何 が で き る か( 個 別 の 知 識・ 技 能 )」 、「 知 っ て い る こ と・ で き る こ と を ど う 使 う か( 思 考 力・ 判 断 力・ 表 現 力 等 )」 、「 ど の よ う に 社 会・ 世 界 と 関 わ り、 よ り よ い 人 生 を 送 る か( 学 び

Educo 5

に向かう力、 人間性等) 」 といっ た 資 質・ 能 力 を 総 合 的 に 捉 え ていることは重要である。

  い う ま で も な く、 こ れ は 道 徳 科 に も 例 外 で は な い。 生 徒 一 人 一 人 が 生 き る 上 で 出 会 う 様 々 な 道 徳 上 の 問 題 や 課 題 を 多 面 的・ 多 角 的 に 考 え、 主 体 的 に 判 断 し、 実 行 し、 よ り よ く 生 き て い く た め の 資 質・ 能 力 を 養 う 学 習 で あ る「 問 題 解 決 的 な 学 習 」 が 重 視 さ れ た 理 由 は こ こ に あ る。 ま た、 役 割 演 技 な ど の 学 習 を 通 じ て、 実 際 の 問 題 場 面 を 実 感 を 伴 っ て 理 解 す る こ と を 通 し て、 様 々 な 問 題 や 課 題 を 主 体 的 に 解 決 す る た め の 資 質・ 能 力 を 養 う 「 体 験 的 な 学 習 」 が 重 視 さ れ る のも当然といえる。

  た だ し、 こ の こ と は、 従 来 の 読 み 物 教 材 の 登 場 人 物 の 心 情 を 考 え る 方 法 の 否 定 を 意 味 し て は い な い。 登 場 人 物 の 心 情 と 自 分 と の 関 わ り を 多 面 的・ 多 角 的 に 考 え る こ と を 通 し て、 道 徳 的 価 値 の 自 覚 を 深 め る こ と の 意 義 は 今 後 の 道 徳 授 業 に お い て も 軽 視 さ れ る べ き で は な い。 道 徳 科 の「 質 的 転 換 」 に お い て 否 定 さ れ た の は、 登 場 人 物 の 心 情 を 単 に「 読 解 」 さ せ る だ け に 終 始 し た、 い わ ば「 読 み 取 り 道 徳 」 で あ る。 つ ま り、 学 校 の 実 態 や 児 童 生 徒 の 発 達 段 階 に 応 じ て、 適 切 な 指 導 方 法 を 選 択 す る こ と が 「 質 的 転 換 」 の 意 図 し た も の と いえる。   歴史を遡れば、

1 8

7 2(明

れ た。 一 般 に「 徳 育 論 争 」 は、 い「 徳 育 論 争 」 が 繰 り 広 げ ら 育 の あ り 方 を め ぐ っ て、 激 し 来、 近 代 教 育 に お け る 道 徳 教 5) 年 の「 学 制 」 頒 布 以

1 8

9 0(

明 治

語 の 渙 発 ま で の 約

かんぱつ

23) 年 の 教 育 勅

ている。 育 そ れ 自 体 の 難 し さ を 意 味 し こ と に な る が、 そ れ は 道 徳 教 20年 に 及 ぶ

 

2 0

1 6(

平 成

を 目 指 す こ と が、 確 実 に 道 徳 識改革」である。 磨 し、 よ り 良 い 教 科 書 づ く り 覚 悟 で あ り、 そ の た め の「 意 れ る。 民 間 の 出 版 社 が 切 磋 琢 真 摯 に 議 論 し 続 け よ う と す る 学 校 で の 教 科 書 検 定 が 開 始 さ 育 の あ り 方 を 粘 り 強 く 考 え、 28) 年 は、 小 を 築 い て い く た め に、 道 徳 教 わ れ る べ き は、 よ り 良 い 社 会 育 論 争 」 の 始 ま り で あ る。 問   道 徳 科 の 成 立 は、 「 平 成 の 徳 る。 そ 切 実 に 求 め ら れ る は ず で あ は、 何 よ り「 教 え る 側 」 に こ け る た め に 必 要 な 資 質・ 能 力 」 ら、 よ り 良 い 方 向 を 模 索 し 続 え、 他 者 と 対 話 し 協 働 し な が れ ほ ど 単 純 で は な い。 「 自 ら 考 な 矛 盾 で あ り、 道 徳 教 育 は そ 導 き 出 そ う と す る の は 明 ら か 「 考 え ず 」「 議 論 せ ず 」 に 答 を す る 道 徳 」 の あ り 方 に つ い て、 す る 姿 勢 で あ る。 「 考 え、 議 論 的 な 方 法 を 安 易 に 求 め よ う と 「 考 え、 議 論 す る 道 徳 」 の 具 体 な か で も 深 刻 と 思 え る の は、 論 も 相 変 わ ら ず 少 な く な い。 の 裏 返 し で あ る 感 情 的 な 批 判 消 す る か の よ う な 楽 観 論 や そ す れ ば、 教 育 問 題 が 一 気 に 解   と こ ろ が、 道 徳 科 さ え 成 立 ことを期待したい。 教 科 書 全 体 の 質 を 向 上 さ せ る

育成すべき資質・能力の三つの柱を踏まえた日本版カリキュラム・デザインのための概念

どのように社会・世界と関わり、

よりよい人生を送るか

何を知っているか

何ができるか 知っていること・できる

ことをどう使うか

「 考 え、 議 論 す る 道 徳 」 を議論する  

(6)

知っておきたい教育 NOW

の 言 語 活 動 の 充 実、 問 題 解 決 的 な 学 習 な ど を 通 し て、 目 に げ る、 多 面 的・ 多 角 的 な 思 考 を 能 に す る方法論 (ア ・ ー) を 開 さ せ る。 そ の よ う な 授 業 を 開 す る た め に、 の 点 を 大 切 に し た い。 問 題 意 識 を 大 切 に し た 授 業 づ く り、 多 面 的・ 多 角 的 な 思 考 を す 言 語 活 動 の で あ る。 今 後 は、 児 童 生 徒 が 学 ぶ 意 義 を 感 じ な が ら、 他 者 と と も に 議 論 し な が ら 問 題 解 決 す る よ う な ア な授業づくりがまれる。

  児 童 生 徒 が 学 ぶ 意 義 を 感 じ な が めに  

平 成 年 月、 待 の 小 学 校 学 習 指 導 要 解 「 特 別 の 教 科  道 徳 」 が 出 さ れ た。 道 徳 教 育 は、 ま さ に 教 科 化 に 向 け て 動 き 出 し た。 学 習 指 導 要 全 面 改 の け と な る 平 成 年 度 の 道 徳 の 教 科 化 は、 今 後 の 教 育 改 革 の 指 と な る も の で あ る。 世 型 能 力 を 基 と し て、 「 考 え、 議 論 す る 道 徳 科 」 へ の 転 換 を 図 る。 そ の 主 な 改 点 は、 の 点 で あ る。 目 の 改 、 の 的 改 、 多 様 で 効 果 的 な 指 導 方 法、 価 の 検 、 の 検 定 教 科 書 で あ る。 特 に 目 し た い の は、 道 徳 の 指 導 方 法 の 改 で あ る。 対 話 や 論 な ど ら、 学 習 に 主 体 的 に 取 り に は、 学 習 対 を と ら え、 そ れ を 求 し た い と い う 問 題 意 識 を も た せ る こ とが大切である。   こ こ で い う「 問 題 」 と は、 道 徳 的 問 題 で あ り、 道 徳 的 価 値 が ま れ て お り、 ね ら い に 関 わ る で あ る。 「 問 題 」 は、 ま し い 態 と 現 在 の 態 の ギ に よ っ て 生 まれる。   小 学 校 学 習 指 導 要 解 に は 「 と は 道 徳 的 価 値 に 根 し た 問 題 で あ り、 単 な る 日 生 活 の 諸 と は 異 な る。 」 と 定されている。   道 徳 的 問 題 を と ら え、 求 す る 意 に 転 じ る 問 題 意 識 を 生 成 す る に は、 み が 必 要 で あ る。 学 習 指 導 要 に は、 問 題 意 識 を 表 出 す る 通 と し て、 本 時 の 主 題 に 関 わ る 場 面 か ら と 教 材 か ら の つ の ア ー を 示 し て い る。 つのアーを示したい。 生活場面からのアプローチ

※主題に関わる場面

 

の よ う な 活 動 が 有 効 で あ ると考える。

  例 え ば、 行 為 心 情 で あ れ ば、 「 物 を 持 つ 」 と い う 切 な 行 い ( 自 の 行 為 は 一 ) も、 け れ ら れ る 場 合 と 断 ら れ る 場 合 が あ る( 他 者 の 行 為 )。 そ の か ら、 他 者 の 心 情 へ と 視 点 が り、 ど う し て か 知 り た い と い う 意 を高めることができる (資 )。 教材からのアプローチ   例 え ば は し の 上 の お お か み 道 徳 的 の 考す   

問題意識を生み出す工夫

①行為比較  ⇨ 心情比較

②自分の視点 ⇨ 他者の視点

③今の自分  ⇨ 理想の自分

④今の自分  ⇨ よりよい自分

道 徳 科 に る 的なに

(7)

( 私 た ち の 道 徳 学 年 ) の み ん な を と お せ ん し て ん で い る お お か み の 表 情( ) と 後 み ん な を し く か か え て し て あ げ て い る お お か み の 表 情( ) を さ せ、 じ な の に 何 が う の か を 問 う こ と で、 お お か み の 心 に 何 か 生 ま れ て い る こ と に 子 ど も は 気 づ く。 心 情 の 変 化 を 問 う こ と に よ り 問 題 意 識 を 生 こ

Educo 7

と が で き る( 資 )。 導 段 階 に お い て は、 の よ う な 点 を 大 切 に したい( )。

  問 題 意 識 が 生 成 さ れ た ら、 そ れ を 解 決 す る た め の 言 語 活 動 で あ る。 対 話 活 動 が 有 効 で あ る。 言 語 活 動 充 実 の ー ー と な る 多 面 的・ 多 角 的 な 思 考 を の よ う に と ら え る。

「多面的な思考」

は、 一 つ の 対 を さ ま ま な 面 か ら 捉 え て 考 え る こ とである。

「多角的な思考」

は、 多 角 経 と い う 言 の よ う に、 主 は 自 分 で、 対 ( 道 徳 的 問 題 場 面 ) に 対 し て、 と り う る 行 為 を さ ま ま 考 え、 根 を 明 ら か に し な が ら に して考えることである。   対 話 活 動 は、 自 を 見 つ め、 他 者 と つ な が り、 的 に 道 徳 的 価 値 を り 上 げ る 相 互 用 の 活 動 で あ る。 ア や ル ー な ど の 形 態 を す る。 学 大 学 教 授 の す る 児 童 生 徒 の 立 ち 置 を 明 確 に さ せ、 対 話 に こ と が 必 要 に な る( 資 )。 こ の 立 ち 置 を 考 慮 す れ ば、 ー ル な ど 異 年 の 者・ 加型も能になる(資 )。   道 徳 的 問 題 場 面 に お い て 自 分 の 今 あ る 道 徳 的 価 値 観 を も と に 考 え を表出させ、 「自分はどう思うのか」 を 考 え、 議 論 す る ア な 道 徳 学 習 が 能 に な る。 対 話 活 動 で は、 の よ う な 点 を 大 切 に し た い ( )。

  道 徳 の 教 科 化 に お い て 何 が 変 わ る の か   大 切 な の は、 明 確 な ね ら い( の 上 ) を 設 定 し、 ど の よ う な 方 法 を と れ ば い い か を 味 す る( 登 り 方 ) 授 業 づ く り で あ る。 児 童 生 徒 の 心 を さ ぶ る よ う な ア な 授 業 づ く り を め し た い。 教 科 化 の 今 だ か ら こ そ、 な 授 業 づ く り に 戦 し たいものである。

□【チェック1】

1

東京学 大学 教 学

研修 教科

4

的 的 な 考 を す

□【チェック 2】

(8)

  第 い と

◎この単元では,

「生き方を見つめて読む力」を身  につけさせたいと思い,

 をゴールの姿に位置づける。

 単元を貫いた言語活動のゴールの  姿を提示する。

●「生き方のショーウィンドウ」

 ・あらすじと「素敵な生き方だなぁ」と思った場  面を書いたものを教師の自作資料を提示(ゴール

 の姿)。

各単位時間の言語活動のゴールの  姿とが密接に結びつく。

~大造じいさんや残雪の「生き方」に注目さ  せ,ショーウィンドウ作りを展開する~

●大造じいさんと残雪の戦いを通して主人公や動物

 の生き方から自分の考えを広げ,生き方を見つめ  直し,「自分の生き方ショーウィンドウ」を作成。

●椋鳩十の並行読書を通して,主人公の生き方から,

 自分の生き方を考えたり,学んだりしていく。

 ・素敵な生き方,素晴らしい考え方,主人公の心   情の変化,季節の情景描写など,あらすじやお   気に入りの場面の叙述をまとめる。

 多様な価値観に気付かせ,自己の生き方に対する  考えを深める場とする。

 ・言語活動を遂行,交流

・単元・本時の目標が達成できたか振り返り,不   十分なところはゆさぶり指導する。

 ・すべての児童が,主体的な学習ができた。

 ・全国学力学習状況調査,国語B問題の正答率が   大きく向上した。 

 ・活動を通して,自然に「読み」が深まった。

 

(9)

Educo 9

      活性化する地域の中の学校

 少子化が進む中で,本校の児童数は増加の一途を たどっている。純農村型の地域から市街地化が急速 に進んでいるためだ。しかし,活性化と共に生徒指 導上の課題も増加した。そこで,平成 24 年度より 学校の指導体制を見直し, 「礼儀・礼節」を心の教育 の柱として礼三息のあいさつを徹底して行ってきた。

それが,潤いのある人間関係を築き,徐々に落ち着 きのある学校へと変貌した。さらに,そうじとくつ そろえを生徒指導の要に置き,「あいさつ・そうじ・

くつそろえ」が自慢の学校と地域に銘打った。この 3 つの自慢を推進していくために,あいさつ,そう じ,くつそろえの各主任を校務分掌に新設し,学校 全体で取り組むと学校環境が一変してよくなった。

「全ては子どものために」

心を尽くし力を尽くす

 私の日課は,朝の子どもたちの走る姿を応援し,

朝の会の各学級の様子を回って見ること。先生方に 行き合えば,必ずあいさつをする。もちろん,先生方

に名前を言って。そして,業間運動は子どもと共に 運動し,そうじの時間は,校舎を一巡して子どもに声 を掛けること。休み時間は,子どもたちの古文・名 文の暗唱を校長室で聞き,合格賞の賞状を渡すこと。

 職員打ち合わせの時間は,先生方への指導もする が,まずは,日頃の職務に対する先生方へのお礼の 一言を欠かさない。私なりの人間関係づくりである。

 そして,何より学校は,子どもの学力向上を図る 場である。切磋琢磨する教師集団作りと教師の指導 力を高める研修には全力で取り組んでいる。

国語科における

アクティブラーニングの研究

 子どもの主体的な学びなくして,学力向上はあり 得ない。その主体的な学びを導くのは,教師である。

本校は,教師の指導力向上策として,一人一研究授 業を実施し,互いの授業改善を図っている。 「主体性」

「合意形成」「日常化」を合い言葉に,教師のあるべ き姿を再確認し,最高の教師集団を作るべくベテラ ンも初任者も同様の指導ができるように「水深小の 授業の基本型」を構築し,実践している。

「大きな夢を育てる地域の学校づくり」は,私の学校経営の柱である。その中心に据えたものが『師を敬う教育』である。伝統 的な礼れいいきのあいさつが心を落ち着かせる。出会ったら,立ち止まって相手の名前を言ってあいさつをする。そして,礼をして通 り過ぎる。今,学校中に気持ちのよいあいさつが響き渡っている。礼三息のあいさつの浸透が,教師を変え,子どもを変え,学校 を変え,保護者を変えた。あいさつを土台に規律ある生活の向上と共に,学力・体力も高まりつつある。

 現在,「心の教育」と共に,国語科を中心に「根拠に基づいて自分の言葉で説明できる児童の育成」

を目指し取り組んでいる。授業へのワクワク感を大切にし,児童が,主体的に授業に臨める授業改善 を図っている。【見通す】【モデリング】【伝え合い】【振り返り】の4つの授業過程を基本型とし,並行 読書も取り入れる。伝え合い・学び合いの交流学習がコミュニケーション能力の育成に役立っている。

 この度,こうした取り組みにより平成 27 年度「埼玉・教育ふれあい賞」を受賞する運びとなった。

東京

きょういく 見聞録

19

1

4

6

9

学 数

6

4 4

1

6 9 4

444 11

9 4

(人)

大きな夢を育てる地域の学校づくり

 学校課題 礼儀・礼節を重んじ , 自ら学び , 互いに高めあう教育の実現

 研究主題 根拠に基づいて自分の言葉で説明できる児童の育成

(10)

ぽ ろ こ ど も 環 境 コ ン テ ス ト ﹄ に は、

2

年 か ら 毎 年 参 加 し て い ま す。毎年、コンテストを最終的な発 表の場として用いながら、環境問題 への取り組みを続けています」 。

「総合的な学習の時間」     での取り組み   百 合 が 原 小 学 校 で は、 環 境 委 員 会 の 活 動 以 外 に、 「 総 合 的 な 学 習 の 時 間」の一単元を環境に関わる内容に あてています。 宮崎直美教頭先生が、 各学年の取り組みについて説明して く だ さ い ま し た。 「 取 り 組 み テ ー マ はその年により変えています。例え ば

3 年 生 の『 総 合 的 な 学 習 の 時 間 ﹄ 百 合   伸びやかに生きる 地球とともに

が 原 小 学 校 は、 開 校 時 か ら 環 境 問 題 に つ い て 意 識 し て き ま し た。 教育目標を「豊かな心で地球ととも に伸びやかに生きる百合が原の子ど もの育成」として、地球を大切にす るための学習を、各教科と関係付け 発展させながら実践しています。礒 島 校 長 先 生 に お 話 を う か が い ま し た。 「開校時から 『地球と友だち﹄ を コンセプトにしています。校長が変 わっても環境問題に関する活動を継 続 で き る サ イ ク ル が 必 要 だ と 考 え、 環境委員会の活動を特に重視してい ます。

2

年に始まった『さっ

北海道札幌市の百合が原小学校児童数名、礒島年成校長では、

2

年の開校時から「地球と友だち」をコンセプトに環境学習を行っています。特に児童達による環境委員会活動を積極的に取り入れ、

2

年から札幌市環境局主催の「さっぽろこども環境コンテスト」に毎年参加。「ゆりっこプロジェクト」として児童達が研究発表を行い、

2

2、 2

年には

を紹介します。 分ごと」としてさまざまなものの見方や考え方を深め、学びを広げていく取り組み 秀賞を受賞しました。環境学習を通して、児童一人一人が「他人ごと」ではなく「自 2年連続で最優

  協働しながら学ぶ、 エネルギー教育    コンセプトは「地球と友だち」

北海道札幌市立百合が原小学校

地球となかよし  トピックス

(11)

Educo 11 11 6 i a a a a

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ま 。

カ リ

学年

ま 。

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学年

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長 生。

1

。 生

いて調べ、

の『エネルギー発見﹄では電池につ

学んだりしています」 。 ク ト ﹄ と 題 し て、 「 発 電 」 に つ い て じり『エネマチ(街)ックプロジェ 年生はテレビ番組のタイトルをも 生 は『 地 球 温 暖 化 ﹄ に つ い て 学 び、 広い世界に目が行く段階に入る 年 う気持ちを分かち合います。徐々に 『 さ ら に 学 び を 広 げ て い こ う ﹄ と い できるのです。そして授業の最後に 付き、協働して学びを深めることが 今まで知らなかった見方や発見に気 を 質 問 し、 友 達 の 話 を 聞 く こ と で、 と聞いてどんなことが頭に浮かぶか 向けていきます。まず 『エネルギー﹄ 活で使われているエネルギーに目を ルギー﹄というテーマで自分達の生 4 年生は『暮らしとエネ

環境のための

  「あたりまえ」

    エコ活動について、小林 先生は 「 児 童は 年 生 の 頃 か ら、 ペ ッ ト ボ トルのキャップ集めも、節電・節水 も当然のこととして生活しているの で、 環 境 学 習 の 授 業 に 興 味 を 持 ち、 面白がって先生の説明やみんなの意 見 を 聞 い て い る な、 前 向 き な 学 習 意 欲 が あ る な と 感 じ て い ま す。 」 と 仰 い ま す。 「 全 教 室 の 照 明 に は 節 電 シールが貼ってあり、それに気付い た児童は『これなあに?﹄と先生に 聞きます。説明を聞いた子は節電を 意識するようになり、節電が毎日の 生活の『当たり前﹄になっていくの で す 」 と 仰 い ま す。 「 例 え ば 1 年 生 には、まずどんな活動をしているの かを知ってもらうために、児童たち が 集 め た 大 袋 一 杯 の ペ ッ ト ボ ト ル キ ャ ッ プ を 教 室 に 持 っ て 行 き、 『 み んなで力を合わせてボトルキャップ を集めると、こんなに重い袋になる んだよ﹄と袋を渡して、その重さを 実感する時間を取ったりもしていま す。高学年、 例 え ば 年生になると 『 総 合 的 な 学 習 の 時 間 ﹄ で『 ス ト ッ プ!   地球温暖化﹄と題した学習を し、表やグラフなどのデータで環境 問題を見るようになります。その過 程で、データの数値を自分の意見の 根拠として挙げながら説明する子も 出てきます。学校全体で時間をかけ て 環 境 教 育 を 積 み 重 ね て き た 結 果、 環境のための『当たり前﹄のことが できているんです」と小林先生。   エコ活動を通して、児童の自発性 や考える力を引き出していく百合が 原小学校の取り組み。ゆりっ子たち の学びと進化は、これからも続きま す。

(12)

宮金次郎(尊徳)は小田原市栢山に生ま れ,幼い頃に両親を亡くしてから懸命に 働いて二宮家を再興,さらに桜町(現栃木県真 岡市)に赴任し生涯に600余の村々を復興させ た郷土の偉人です。復興の過程で多くの門人を 育て,私たちが生きるために大切にすべき教え を数多く残しています。小田原報徳実践会は尊 徳の教えを,実践を通して伝えていこうという 趣旨で活動しています。その主な事業として6 年前より 報徳楽校 を始めました。小学生を 対象に45 家族130 名の児童や保護者が参加し,

田んぼや畑,野原で活動して友情,信頼,思い やりを育む事を趣旨とし,5月田植え,6月カレー ライス作り,7月報徳学習と発表,8月森・川遊 びやバスツアー,9月稲刈り,10月子ども報徳市,

11月うどん作り,12月餅つき,などを年10 回 家族全員が楽しみながら学ぶ場を提供していま す。楽校の狙いと活動は次のとおりです。

1.楽しめる場作り:参加者は小田原市と近隣  市町から集まり,地域,学校を超えた活動を  楽しんでいます。

2.尊徳の教えを体験により伝える:田植,稲  刈り,野菜作りで 積小為大 を学び,至誠・

 勤労の精神で親もスタッフも誠実に児童と向  き合っています。

3.人と関わる機会,好奇心を発揮できる場の  提供:友達,親,スタッフとの交流や田畑,森  や川,野菜作りなど自然と関わりを持つ活動  を実践しています。

4.社会経験:小田原市主催の尊徳祭で子ども  報徳市を開催し自分たちが作った野菜や米の  値決め,販売,収支計算を子ども店長を中心  に実践しています。

5.地域との交流:様々な経歴の方々を講師と  して招き,お話を伺い一緒に活動していただ  いています。

6.親子の絆を深める:親子で活動する事で家  では多くの会話が生まれています。

 今後は,卒業した中学生がスタッフとして参 加し,将来ジュニアスタッフとして楽校の活動 をサポートしてもらいたいと考えています。

郷土の偉人二宮金次郎の教えを学ぶ ﹁報徳楽校﹂

関で,子どもたちの “ 笑顔 ” がお客様を お迎えしています。それは,校舎の中へ と続き廊下の掲示板を埋め尽くしています。

 さて,浜松市では, 夢と希望を持って学び続 ける子ども の育成を目指し,子どもたちそれ ぞれのよさと可能性を理解し,それが発揮でき るように育てています。本校でも,子どもたち の一人一人のよいところを見つけ伸ばすととも に,子どもたち自身が 私のよいところは○○

です。 と言えるように取り組んでいます。

 子どもたちがよさや可能性を気持ちよく伸ば せるように, 自分たちの学校は,楽しい学校 と誰もが感じられるような環境を整備したいと 考えました。そして, 楽しい学校=笑顔あふれ る学校 を目指すことにしました。

 この学校は楽しそうだ。学校に一歩入ると誰 もがそのように感じられる。子どもも大人も。

それを醸し出すために,子どもたちのあらゆる

笑顔の写真を掲示することにしました。

・算数の勉強で掛け算九九が言えたときの満足 そうな笑顔

・運動会で勝った団長が体全体で喜びを表して いる様子

・同じ係活動になれたと友達と抱き合って喜ん でいる様子

 廊下で, 自分の写真あるかな? 友達のはど うかな? と見ている子どもたちの表情は,柔 らかくそして穏やかです。たくさんの “ 笑顔 ” に囲まれた子どもたちは 幸せ を感じます。

来校された皆さんも声を揃えて 子どもたちの 笑顔がいいですね。 と言ってくれます。保護者 の中には掲示してある我が子の写真をスマホで 撮っていく方もいます。

 11月末現在,全校児童264人の “ 笑顔満開 ” まで後30人です。自分に自信を持ち,夢に向かっ て成長する子どもたちの育成を目指し,今日も カメラを片手に,子どもたちが輝いている教室 へ向かいます。

笑顔あふれる楽しい学校

の ま ま り を ます

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島は,瀬戸内海の島々の一つで,近年, 現 代アートの島 として世界の注目を集め,

国内外から多くの観光客を迎えています。その ような地域の中で,全校児童117名は,明るく 素直にのびのびと学校生活を送っています。小 学校6年間を通して, ふるさと学習 などの 活動の積み重ねにより,自分のふるさとを誇り に思い,大切にしようとする気持ちが育ってき ています。今年度から,1・2学年は英語活動,3

〜6 学年は教科 外国語 を中心に,教育課程特 例校として 発達段階に応じた文字指導 や 評 価の在り方 を研究しています。

 毎年11月には,県内外から ALT を招き,“Meet  the World” を開催しています。今年は17回目 で,午前中は各学年の教室で子どもたちがこの 日のために準備した英語劇やゲームなどで ALT と英語で交流します。また,午後からは,小学 校5・6年生と中学校1・2年生が,国内外の有 名アーティストによる ベネッセハウス のアー ト作品や空き家を活用した 家プロジェクト などを積極的に英語で案内,紹介するなど,楽 しみながら自分たちの学習成果を試すよい機会 となっています。

 今年から,オーストラリアの Farrer 小学校 と定期的に ICT 機器を活用して,交流をしてい ます。これらの交流を通して, 子どもたちが,

小さな直島でも世界につながる窓がたくさんあ

り,コミュニケーションを通して新しい窓を開 けてみると楽しい世界が待っている と思える ことはとても有意義なものです。子どもたちが 他国との文化や言語の違いに気づき,日本文化 のすばらしさを感じ取るとともに,世界に向かっ てたくさんの心と目の窓を開く機会となってほ しいと願っています。

直島っ子   ふるさとの良さを英語で発信

!

︱ 英語で交流   育まれる自信 ︱  

学校,中学校と進んで次は高校。いや数 は少ないが,私どものような高等専修 学校に進学するという選択肢も社会にはありま す。そもそも本学は,中学校を終えて働く子ど もの多かった時代,洋裁などの技術を身につけ る東洋服飾専門学校・高等部として出発しまし た。時代は移り,現在ではファッション,和裁,

情報,福祉と分野を広げています。一方で,受 け入れる生徒も変化し,求められる教育のニー ズも変わってきました。

 本校に入学してくる生徒は,技能習得よりも 義務教育段階でつまずいてきた生徒が主流で す。15 歳にして,いわゆる 学び直し が必 要とされているのです。この生徒たちを,3 年 間で成長させ次のステージに。これが本校の教 育です。

 そのためには,教員が真正面から全力でぶつ からなければなりません。小手先のごまかしは ききません。また,中学校や保護者との強い連 携も必要です。踏み込まれることを嫌うケース でも,真剣に向き合って,どこでどうつまずい たのか,自信を持たせるには何をさせていくの か,100 人には 100 通りのプログラムがある という姿勢を理解してもらい,教員集団がチー ムで育てます。ハードルは高いほどやりがいが あるのです。

 品位,誠意,技術は本校の校訓ですが,これ

は言葉だけで終わっていません。落ち着いた日 常生活で基礎から学力を着実に身につけ,専門 性のある技術習得で自信を持ち,素直に誠意を 示せることで他者との協同ができる人間にする。

結果として 3 年後には,技術を生かした就職は もちろんのこと,大学等に進学してもっと学ぼ うとする生徒も出ているのです。

高等専修学校の教育

Educo 13

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 先人の知恵と生き方をいつしか忘れてしまっていたようです。伝統に学び,今に生かすことの大事さを,力強く教えてくれました。

最近 エコ という言葉をよく耳にします。しかし,

この エコ は江戸時代から普通に行われていたこと なのです。私の家では,小さくなった服をいとこにお さがりしています。 また,人にゆずれないようなもの は,雑巾として使うようにしています。ですが,江戸 時代のように,燃やして肥料にするところまではでき ません。現代よりも江戸時代のほうがよりすぐれたエ コ生活をしていたのです。 エコ という言葉すらな かった江戸時代の人たちは,着物のリサイクルのほか にも,たががえや焼き継ぎを当たり前のようにしてい ました。現代の私たちこそ,江戸時代のすぐれた エコ を手本にするべきだと思います。

13 回目を迎えた「地球となかよしメッセージ」。

今回も , すばらしい作品がたくさん寄せられました。

教 学 国 学 教 研究 学生

メ ッ セージ

教 学 国 学 教 研究 学生

入 賞 作 品 発 表

 千年以上の時をこえた命と命の出会いと喜び。自然に包まれたやすらぎが現れています。この世界がいついつまでも続くことを !!

ぼくはこの夏,鹿児島県にある屋久島に行 きました。屋久島にはまるで今にも動きだしそ うな不思議な形をした屋久杉がたくさんありま した。材木に適さないくらいねじれたり曲がっ たりしているものや,伐採された後の切り株や 倒木の上に種が落ちて育ったもの。理由はさま ざまです。その中でぼくは,まるで握手を求め ているようなコケむした大きな樹を見つけまし た。 やあ,よく来たね。 こんにちは。おじゃ ましています。きれいな森ですね。あの,ぼく たちの年の差は何才でしょうか? さあ,何 千才かのぉ? そんな会話が,聞こえてきませ んか? 

年の差 何才?

永田 斗羽馬 

愛知県 武豊町立衣浦小学校 6 年

江戸時代から学ぶ「エコ」

庄司 凛花 

東京都 世田谷区立中里小学校 6 年

地球となかよし大賞

環境大臣賞

第13 回

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Educo 15

今,いえでトマトをそだてています。大きくなってきたので,はちににわの土をた しました。土をほっていたら,ミミズが何びきもにょろりと出てきました。ぼくが,「う わあ,気もちわるい!」と言ったら,お母さんは,「ミミズがいる土はいい土。きっと,

おいしいトマトができるよ。」と言いました。トマトとミミズなんてかんけいなさそう なのに,ミミズがふかふかにした土がおいしいトマトをそだてるとわかって,びっく りしました。いい土でそだてたトマトをたべるのが,とてもたのしみです。

ぼくが,ポスターのデザインのもとにしたのは,山の中で空を見上げた時です。

青く,きれいな空が木の葉と葉の間から見えている。というきれいな,絵になりそ うな景色だなと思いデザインが決まりました。山は手入れをしないと,荒れて行く。

だから,山を守ろうと思いました。山が荒れると,デザインのもとにした景色が消 えてしまうし,今よりも地球が汚れて,今より仲が良くなくなると思います。「今よ りも」と言うのは,ぼくの考えでは,地球と人とは仲良しではないと思います。そ れは,人のせいで,自然はなくなり,地球をおかしくしていっているからです。ぼ くは,そのきれいな景色を消したくないし,地球と人とが本当に仲が良くなってほ しいので,できるかぎり緑を守って地球で生活したいです。 

ぼくの家のそばの緑道では,毎年,たくさんのせみが生まれます。幼虫は,

何年も土の中で大きくなって,やっとまぶしい太陽の下で大合唱できます。

背中が破れて,とう明な,くちゃくちゃな羽がだんだん広がってせみになっ ていくのが不思議。家族みんなでおうえんしています。

だけど,朝の緑道で悲しい姿も見ます。幼虫が,つぶされているのです。土 から出て,木に向かう子はいいけれど,まちがえて歩道に出てしまうと,自転 車や人にふまれてしまいます。一匹でもたくさんのせみが合唱してほしいから,

ぼくは,歩道を歩いている幼虫を木の下に運びます。

せみくん,一週間せいいっぱい大きな声で鳴いてね。

おじいちゃん,おばあちゃんの家に行くと,いつもはっぽうス チロールのトレーや,プラスチックのふくろなどがほしてありま す。わたしの家では,外にほしていないので,ちょっと変なこう けいだと思いました。おばあちゃんは,おけにたまった水をつかっ てきれいにあらってから,しっかりと,かわかして,しげんゴミ に出しているそうです。しげんになるゴミをとても大切にしてい ると思いました。このような人がふえれば,地球もよろこぶと思 いました。

トマトとみみず

大熊 航平

バトルクリーク補習授業校 2 年

地球と仲良く

田倉 崇行

東京都 日野市立夢が丘小学校 6 年

ぼくはせみのレスキュー隊 !?

上山 響介

東京都 江戸川区立清新第二小学校 4 年

資源ゴミ

立川 香月

東京都 八王子市立上川口小学校 5 年   みみずが空気いっぱい,栄養いっぱいの土を作ってくれていたんですね。その土で育っ

  たトマトを私たちはいただいているんですね。

教育学会賞日本環境

  地球と人とが最も仲良しの景色を表現してくれま   した。どこまでも緑の山や木々どこまでも青い   空。それを守る私たちの生活。

暑い夏あんな大きな声で鳴いてせみはさぞかし暑いだ   ろうな。それもかなわずつぶされるせみ。あなたの自然   愛があふれている。

  資源になるゴミを大切に ということばにそうだと納得。ゴミは不要なもの   てるものという考えこそ捨てなければなりません。

全国小中学校 環境教育研究会賞

毎日新聞社賞

毎日小学生 新聞賞

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入選作品

せんそうのない地きゅうを

 − 2015・せん後 70 年−

植村 慧純 香港日本人学校香港校 3 年

今年は,せん後 70 年でした。ぼくは,おじいちゃんから,せん そうの話を聞いて,おじいちゃんが生きていてくれたから,今,ぼ くがいる,ということが分かりました。せんそうは,ぜったいにし てはいけないと思いました。未来をせんそうのない地きゅうにした いです。

私の家には,緑のカーテンがあります。毎年,きれいな緑色 の葉をつけ,太陽の光を浴びながら天に向かってつるをのば しています。ふと緑のカーテンごしに空を見ると,空がほほ えんでいるように見えました。私たちにも,できることがあ ります。一人一人が力を合わせれば,きっと地球も喜びます。

私の願いが,天まで届きますように。

地域とのふれあいは,とてもいいことだと思います。理由は,

まだ知らない人々との交流を深め自然に自分も笑えるからで す。それから,お祭りで売り物を半額にしてくれた人もいま すし,心やさしい人たちがたくさんいました。ぼくは,この お祭りが来年やるのがとても楽しみです。そして,こういう お祭りが色々な地域に広がればいいなと,思っています。

天まで届け

 1 年 藤若 沙耶

地域のふれあい

(お祭りに参加してみて)

 1 年 仲丸 拳

学校賞

第13回 メッセージ

( 教 学 理 学 院大学教授)

( 大学教授)

( 国 学 教 研究 長 学 長)

(東京学 大学 教授)

( 教 長

研究所所長)

( 教 長 )

(教 )

(17)

Educo 17

一ども四つばを見つけたことがないので,ちょっとかなしい。パ パは公園でよく見つける。ママは図書かんでかりた本にはさんで あった。四つばを見つけたら,本とうにいいことがあるのかな? 

パパにきいてみた。「かぞくみんなが,元気になかよくくらせてい ることが,いいことだよ。」それってふつうのことじゃないの? 

それはとても大切でしあわせなことだと,パパとママが教えてくれ た。じしんやつなみ,せんそうなどのせいで,かぞくがバラバラに なってしまった人がたくさんいるそうだ。わたしは,ちきゅう上の みんなが元気になかよくくらせるように,四つばにおねがいした。

私は夏休みに,グレートスモーキーマウンテンという世界いさんに 登録されている国立公園に行きました。きれいな緑の木や山がずっと ずっと続いていて感動しました。山は,虫や動物達のすみかです。山 がなくなると生きていけないと思います。私は,入学いわいに勉強づ くえを買ってもらいました。とても気に入ってます。でも,このつく えは,山の木を切って作られたのかもしれません。だから,私は,ご めんなさい と ありがとう の気持ちをわすれないようにしようと 思います。一人一人が,その気持ちを大切にすれば,地球のかんきょ うを守っていくことができると思います。

DNA の2重らせん,くるくるくるくるまわってる。わたしの 頭のつむじも指もんも,くるくるくるくるまわってる。野山では,

ネジバナ,ゼンマイ,チョウの口,みんなくるくるくるくるまわっ てる。海ではうず潮,くるくるくるくるまわってる。イワシの群 れも,くるくるくるくるまわってる。空では台風,くるくるくる くるまわってる。トンビも元気に,くるくるくるくるまわってる。

生き物すべて,気づいてないけど,地球と一緒に,くるくるくる くるまわってる。地球の周りを月も,くるくるくるくるまわって る。宇宙で銀河もくるくるくるくるまわってる。

私は中学校で,かるた部に所属しています。私がかるたを始 めたのは小学校四年生の頃です。私はこのときから,かるた が好きです。理由は,男女も年齢も関係なく,平等な立場で 試合に立ち向かえるからです。また,いろいろな年代の方と 話したり,仲良くなったりできるところも,試合をしている 全員が,古くからある百人一首を一生懸命とっている姿も私 のお気に入りです。百人一首が現在まで残っているのは,日 本人が百人一首を大切にしてきたからだと,私は思います。

なので,私も大好きな百人一首をこれから先も残せていける ように,かるたを続けていきたいです。

四つばのクローバー

關 綾音

東京都 江東区立有明小学校 2 年

『ごめんなさい』と『ありがとう』

中川 絢音

中部テネシー日本語補習校 3 年

くるくるまわる

松口 歩佳

こどもエコクラブ「ぽぽっぽくらぶ」5 年

受け継がれる伝統と心

まつお ももこ

東京都千代田区立神田一橋中学校
(18)

堀川大樹年まれ。ク研究。北海道学学地球環境学研究にて取、

2

年から研究で学研究を行。

2

2

年学ンス学研究。にク研究地最にして海学、クの「最」学がしたものたちなどがる。ロ「しロクの」

ジク「ク

22

超低温 , 高線量の放射線にも負けない 地上最強生物「クマムシ」

―大学の研究室に依らない , 学びの場を―

  クマムシの研究を始めて年になる。「クマムシって、あの、あったかいんだから~の人?」という疑問をもつ読者もいると思われるので、この生きものについて少しだけ説明したい。クマムシは昆虫ではなく、緩 かん

動物というグループをつくる、体長ミリメートル以下の生物だ。脚は本あり、海から山まで幅広い環境に住んでいる。そのへんの路上のコケの中にもいる。これまでに種以上のクマムシが知られているが、すべてのクマムシは周囲に水がないと活動できない。

  この生物は驚くべき能力をもっている。陸に住むクマムシは、周りから水がなくなると完全に脱水して干涸びるが、かれらは死なない。乾 かんみんという仮死状態になって生き延びるのである。そして雨が降り、吸水すると再び活動をはじめる。さらに、乾眠状態では真空、超低温、超高圧、放射線照射など、極端なストレスに耐える。宇宙空間に十日間放り出されても生存する。このような能力に惹かれ、クマムシ研究を始めたのだ。

  クマムシの研究を始めたもうひとつの理由は、この生物がほとんど研究されていなかったことだ。 年に度開かれる国際クマムシシンポジウムに世界から集まる研究者は、人ほどしかいない。「クマムシを研究すれば、自分も世界の第一人者になれるかも」。そんな淡い期待があった。だが、実際に研究を進めるのはなかなか難しかった。クマムシの生態には不明な点が多く、何を食べて生活しているかもわからない有様だったのである。  私は世界中からクマムシを採取して「勘」で金魚の餌や牛乳などを与えて、繁殖するかを実験した。紆余曲折を経て、ヨコヅナクマムシという種類のクマムシが、「生クロレラ」という銘柄の藻類でのみ繁殖することを発見したことで、博士号を取得した。「研究とは教科書を書き換えるための作業」。クマムシの研究を通して、このことを強く認識した。この成果はの学会でも評価され、カリフォルニア州のエームズ研究所に博士研究員として迎え入れられた。  私は研究の傍らで、一般向けに科学啓蒙活動も行っている。ブログ﹃むしブロ﹄やメールマガジン﹃むしマガ﹄ではクマムシをはじめとした科学コラムやをコンテンツとして発信している。﹃むしマガ﹄上では一人の中学生にクマムシ研究の指導をしている が、彼はそのうち、学会発表を行えるレベルの研究成果をあげるだろう。鳥羽水族館では、世界でも珍しい生きたクマムシの展示に協力している。また、かわいいキャラクターを入り口に生きものや科学に関心を持ってもらえるように、クマムシのキャラクター﹃クマムシさん﹄のプロデュースもしている。  バーチャル・クマムシ研究所も設立予定だ。a 上につくったクマムシ研究所で私が会員に研究指導を行い、みんなで研究成果を共有する。ネットが発達した現代だからこそできる、大学の研究室に依らない、学びの場を提供したいと考えている。

りの 生 ム の について, にわたってにわたってにわたって ていた きますていた きますていた きます

(19)

    

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目白学園 理事長

 尾崎 春樹

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 イラスト ひらた ひさこ http://kore.mitene.or.jp/~twins7yh/ 

PISA やTALIS 調査から見える日本の教育の現状と課題(全 5 回)

「地球となかよし」という言葉から感じたり,考えたりしたことを,

写真(またはイラスト)にメッセージをつけて表現してください。

メッセージ

14

http // www kyoiku-shuppan co.jp

「地球となかよしメッセージ」

事務局 1 ( 1 年 )

(2016年7月1日

作品募集

    〜9月30日)

TEL 03 - 3238 - 6864

◎主催/教育出版 ◎協賛/日本環境教育学会 ◎後援/環境省,日本環境協会,全国小中学校環境教育研究会,毎日新聞社,毎日小学生新聞

(2016

    〜9月30日)

    〜9月30日)

    〜9月30日)

    〜9月30日)

    〜9月30日)

Educo 19

コラム

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ほ ・ っ ・ と ・ な ・ 出 ・ 会 ・ い

◆巻頭インタビュー,簡潔で新鮮,かつ含蓄に富む話に魅了されました。ひとつの道を究めよう とする笹岡さんの志,実践力,発想力に敬服するばかりです。(北海道 斉藤英昭)

前号について寄せられたご感想です。

Educo Salon

わたしたちをとりまく自然や社会は,科学技術の進展 や国際化,情報化,高齢化などによって,今,大きく変 わろうとしています。このような社会の変化の中で,人 間や地球上のあらゆる命がのびのびと生きていくために は,人や自然を大切にしながら、共に生きていこうとす る優しく大きな心をもつことが求められています。

わたしたちは,この理念を「地球となかよし」という コンセプトワードに込め,社会のさまざまな場面で人間 の成長に貢献していきます。

なかよし宣言

映する光学技術光源、投映レンズ、機構設計コンピュータなどを用い、これら機械の全制御技術を統合・システム化するメカトロニクス技術などが必要です。星の明るさの違い(等級差)は、恒星原板に穿たれた小さな穴の面積の違いで表します。最新のプラネタリウム投映機では、恒星原板の穴をミクロン単位でうがち、高精彩レンズを通して投映することで、科学的に正しく見えるように作られています。

にる の

現在、学校で「天文」を履修する機会は非常に少なく、「天文学は実生活の役に立たない」と言う人もいます。しかし、天文学には学際的な〝狭義の天文〟の側面だけでなく、総合的に物事を俯瞰できる〝広義の天文〟の側面もあり、私たちの生活に結びついています。例えば、月の影響で起こる潮の満ち引きや季節の移り変わり。また世界の株式市場が時間帯に応じて変わることにも、地球の自転による時差の影響が表れています。我々は知らないうちに、地球を俯瞰する視点を持ちな がら生活しているのです。従って、理科教育に限定してプラネタリウムを考えるのは、もはや時代にそぐわないのかもしれません。かつてプラネタリウムは、地上から宇宙(星空)を眺めることのできる場所でした。しかし現在では、宇宙から地球を見下ろすことのできる場所、宇宙飛行士と同じ視点で地球全体を考えることのできる場所に変化しています。そしてあらゆる学問と結びつき、想像力を養う場所、リベラルアーツ的な総合的空間がプラネタリウムなのだと思います。とはいえ、我々が生息しているのは地球の表面です。プラネタリウム空間で様々な知識や発見や体感を得て、今度は本物の自然体験をして自らの生活に結び付けて欲しいと思います。星空を眺めるだけでなく、さらに視点を変えて、星空(宇宙)から地球を見下ろすことに繋げて欲しいと願っています。

「の」

我々は常に最新・最良の星空を作ってきました。プラネタリウムにいらした皆さんが、宇宙だけでなく、豊かな自然や美しい風土などを、ドーム一杯に感じることができるよう願っています。さらに、地球の姿を、まるで宇宙飛行士が宇宙から眺めているかのような臨場感で体感できるようになることが、私の夢です。

で の

五藤光学研究所は、

19 した。 一の天体望遠鏡専門メーカーとして誕生しま 6年に国内唯 19 化に成功し、以来、国内外に年間 9年にプラネタリウムの国産

1

台以上を納入しています。社名に「研究所」とあるのは、創業者の「全従業員が常に作業即研究という態度で仕事をする社風でありたい」との願いによるものです。近年はプラネタリウム施設運営なども行い、設計、建築、写真技術、脚本など、多部門の技術者が「天文」の下に集う特異な会社でもあります。

プラネタリウムは体験効果が高く、想像力を増幅させる力を持つ点に最大の魅力があります。国内最初期のプラタリウムは、

19 年代に開業した大阪電気科学館や東日天文館のもので、現在は全国に00以上の施設があります。初期のプラネタリウムでは、ドームスクリーン下部周囲に設えられた影絵状のプラネタリウム所在地の風景と共に、解説員が天文現象を紹介し、スライド映像で解説していました。最近はコンピュータ技術の発達により、星空以外の映像なども投映し、プラネタリウムの星空と併せて「ハイブリッド・プラネタリウム」を構成しています。「プラネタリウム」は惑星の運行を司る「Pla」と空間を表す「i」が合成された言葉ですが、現在は惑星の運行よりも星空が重要になっています。製作には、必要データを得るための天文知識や、星空を正しく投 あかい えいたろう 年神�

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を基にした研究・分析について触れておく。queer theory では「違い」ということを重要視している。 今回は紙面上、この

 

審査は応募者の研究を尊重することが前提です。審査委員は、応募者の研究計画が自身

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