【論 文
l
UDC :624.
078.
014.
27 :624.
04 日本 建築学会構 造系 論 文 報 告 集 第 362 号・
昭和 61 年 4 月支 管
よ り
曲 げ
を う け
る
角
形 鋼 管 分 岐
継手
の
局
部
耐 力推 定 式
角形 鋼
管
T
形 分岐継 手
に関
する研究
3
正 会 員 正 会 員田
金
渕
谷
基
嗣
*弘
**1.
序角 形 鋼管の無補強
T
形 分 岐 継 手 (Fig,
1
)が支管か ら 曲 げモー
メ ン トを受け る場 合の挙 動 を調べ るた め,
文献 1 )で は主管・
支 管の部 材 寸 法 比お よび溶 接継目詳 細が 継 手 性 能に与え る影 響につ い て検 討し た。
その結果,
主 管 と支 管の 断面 寸 法比に応 じ てFig.
2に示 す 4つ の特 徴的な破壊モー
ドが観 察 され た。
す な わ ち,Mode
1:主管フランジ曲げ崩 壊Mode
2:主 管ウェ ブク リッ プリング Mode 3:支管局部座 屈 Mode 4:溶 接 継目破 断 で あ る。
ま た,
すみ肉 溶 接継目の寸法が継 手の耐 力に影 響を与える ことを明ら か に し た。 文 献2)では主管あ る い は支 管 が 長 方形鋼管の場 合につ い て継 手 耐 力に与え る せい と幅の比の影 響 を明らか にし た。
本 報 告で は,
こ れ ら の実 験 結 果を基に, 各 破 壊モー
ド を対 象に し た耐 力式 を 提 案す る。
角 形 鋼管T
形 分 岐継 手 の モー
メ ン トコ ネク シ ョ ンの耐 力式につ い てはこれ まで に もい くつかの 提 案が ある.
Korel・
El−Zanaty・
Brady3}は不 等幅継 手 (
b
/B
<1)の実 験 結 果の回帰分析に よ り 耐 力 式 を誘導して いる が,
限 られ た部 材 寸 法 比の実 験結 果に基づ いて い る た め一
般 的な耐 力式とは なら ない 。 主 管フ ラ ン ジ曲げ崩壊 (Mode 1) を対 象 とし た 研究は ,Jubb
・
Redwood4
)が
Yield
Line
Theory に よる解 析が耐 力 評 価に有 効で あ ること を示 して以 来,
多く の研究者に よっ て行わ れ て いる.
文 献 5)に は Loo お よびMouty
の耐 力 式が紹 介さ れ て お り,Wardenier6
) も独 自の耐 力 式 を提 案して い る。Wardenier61
はまた,
主 管ウェ ブ を 柱に置 換え, 柱の座 屈耐力よ り主 管 ウェ ブ クリップリン グ (Mode 2)破 壊す る等幅 継手 (b
/B =
1)の耐 力 を求 め る式を提 案し て い る.
しか し,b
/B >0.
85の不 等 幅 継 手 につ い て は耐力式は示さ れ て お らずb
/B =
0.
85とb
/B −
1の時の値 を直線補間す ることにより耐 力 を求め て い る。Szlendak・
Br6dka
η は すべ て の b/B につ い て 適 用 可 能な耐 力 式 をYield
L
三ne Theory に よ り誘 導し て い るが 式の 形 がや や複雑であ る。
Wardenier お よびSzlendak・
Br6dka
と も 計算 値は実 験 降 伏 耐 力と最 大耐 力の間に ありb
/B
〈1の継 手では結 果 とし て か な り大 きい 塑 性 変 形 を 許 容す るこ とに な る。一
方,Mang ・
Bucak・
Wolfmtiller5〕は 多 くの実 験 結 果に基づ き, 降伏 耐 力 を対 象とし た計算図表を提 案して いる が,−L一
般 的な 耐力式は示さ れて い な い。
本報告で は
,
各破 壊モー
ドにつ いて解 析 的に耐 力 式 を 誘 導 し た後,
実 験 結 果と比較し,
統 計学 的 な立 場 より修 正 を加え,
使 用 限 界 状 態に対応す る降 伏 耐 力の評価 式 を 提案する。
また,
b/B の比 が 大 きい継 手を対 象と して, 既報S)の角 形 鋼 管 柱ラー
メ ン接 合 部の局 部 破 壊 耐 力 式 を 基 に し た最 大 耐 力 評 価 式 を提案す る。TO
⊥ 下 m ⊥TIo
」
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昌 謁 : 絽 亠 吐 トー一一一一一一
1300Fd →〔
〕]
A 本 論 文は 昭 和 57年,
58年の 日本 建 築 学 会 大会 学 術 講演 梗 概 集お よ び 1984年の国 際 溶 接 会 議年 次 大 会で発表し た論文 (IIW Doc.
IV−
563−
84) を基に新た に検 討を加え た もの であ る。
* 神 戸 大 学 助手・
工修輯
神 戸 大 学 教授・
工博 〔昭和60年10月8日原 槁 受理)圃
Fig
,
1 Test specimen歯
MODE1
喞
亠
MODE2
亠
MODE 5亠
MODE 4 Fig.
2 Typlcal faiLure modes
2.
主管フラン ジ曲げ崩 壊 型 (Mode1
)の耐 力評 価 角形鋼 管分岐継手の主 管フ ランジ が曲 げ崩 壊 する場 合,
主 管フ ラン ジ を平 面 板とし て取り扱い, Yield LineTheory
に基づ く平 面板の崩壊 荷 重が継 手の耐 力を評 価 す るの に有効であること がい くつ か の研究4圃 で報告さ れ てい る。
こ こ で は,Jubb
・
Redwood4
) と同様Fig.
3に示す崩壊 機 構 を 仮 定し,
主 管フランジ板の崩 壊 荷 重を求め た後,
正 方 形 支 管 をもつ既 報1}の実 験 結果 と 比 較検討 し,
統 計 学 的 立 場より修 正を加え降伏 耐力の評 価 式を提 案す る。 さ らに, 提 案し た耐 力 式が長 方 形 支 管 をもつ 継 手1〕お よ び諸 外 国の実 験 結 果3)・
5}・
7)に も適用 可 能 で あ るこ と を示 す。
2.
1 崩 壊 荷 重崩 壊 機 構を
Fig.
3に示 す。
図の破 線 は Yield Line を示す
。
支 管よ り加え られ る曲 げモー
メ ン トM
に よっ て 支 管 圧 縮 側および引 張 側フランジ近 傍のYield
Line
位 置で A だ け変 形し た状 態 を考え る。
外 力のな す 仕事は 2A・
・
・
・
…一 ………・
…・
・
…・
・
(1)Wout’
=M
θ=M
de 内 力の なす仕 事は 吼.=
Σ]M
ρ嶇 ‘一
・呻 悲
・i
,)
+ 2詈
註
1
詳
)}
…
(・) こ こ で, Mp は単 位 長さ当り の板の 全 塑性モー
メ ン ト (=
1/4σ製。Ti),1
‘お よ び θ,はヒ ンジ長さ とヒ ンジの回 転角で ある。
外 力の なす仕 事と内 力の なす仕 事を等 置し,
パ ラ メー
タ x をM が最 小に な るよ うに選べ ば (3) 式の崩 壊 荷 重が得られ る。
illll
−
1+ ・β(
β +2VFff
1−
a)
・
・
・
・
・
・
・
・
……・
……
(・) こ こで,
α=be
/Be
β=dε
/Be
Mo ニ2BeM
ρ 支管が正 方 形 鋼 管の場 合は笥
一1
+・・(
α+2vr
=ff
1−
a)
…・
………・
…・
…
(・・be
,Be
お よびde
はYield Line の長さ(以 下,
有 効 幅 ) で,
これら の値には す み肉 溶 接 継 目の寸法 お よ び 主管のπ
置
F
マワベ :冫弓’
甚
口
i
ビ ゐ扉 乙 こゴ網
Fig.
3 MechanisrnL
bL
鵬
調
曙
b
・2L
ト
ー−
Be
=
B
−
2T
→Fig
.
4 Effective width for Mode l type failureア
ー
ル部が影 響す る。
こ こ で は主 管の有 効 幅 Be は文 献 4) と 同 様 主 管 内の り寸 法 (=B −
2T ) と し,
支 管 有 効 幅be
と してFig.
4に示 す 次の 3種 類 を考え る。 bf:支 管 幅 (=
b)bS
:すみ肉 溶 接 継 目の重 心 間 距 離 (=b
+2/3 L) 埓 :すみ肉 溶 接 継 目の止 端 間 距 離 (− b
+2L ) こ こ で,
L は すみ肉 溶 接 継 目の脚 長であ る。 文 献4)で はbf
と δξを用い て崩 壊 荷重の計 算が行わ れて いる が,b
ξを使用す る 場合, 支 管幅が主管 幅に近 づ く と計算値は継手耐力を か な り過大評価す るこ と を報 告 して い る。 ま た,
文 献5
)で紹 介さ れてい るMouty の式も有 効幅と して 醵 を用いている。
2.
2 有効幅の決定 すみ 肉溶 接 継 目寸 法 を考 慮し た崩 壊 荷 重と実 験 結 果 を 比 較 する た め,
主 管と支管の組み合わ せ は同じです み肉 溶 接 継 目の 寸法の み を変化さ せ た文献 1)の実験結果を Table 1に示す。 Table 1に示し た グルー
プA,
C ,
D,
L,
お よびM
の供試体は す み肉寸法に関係な く すべ てMode
1で破 壊 して いる。Table
1中My
は降 伏 耐 力で,
支 管 端の荷重一
変形 関係にお け る接線剛性が初 期剛性の 1/3 に な る時の荷 重と定 義 し てい る。
M 。
i,M 。
2 お よびM 。
3 は有効 幅be
と してbf,
b
;お よびbS
を 用い た時の値で ある。
計算に際し て は, 鋼 管の降 伏 点 σsc お よび すみ肉 溶接 継目の脚 長L
に実 測 値 を 用いた以 外はすべ て公 称 寸 法に よっ ている。
Figs.
5 (a)〜
(e)は各グルー
プ ご とに M,2, M。3 お よ びMy
とすみ肉 脚 長L
との関 係 を 示して い る。 縦 軸は各 Table l Effect Qf weld size (Mode 1>〔]rOUpSp
。
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MyM 。 1 M。
2 Mc、
tf
・
m〕 〔tf・
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上.
0/6 S2D−
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} 〔c } (d) Fig.
5 Relationships between strength and leg length of 正illet weld2
.
OM 1b /B
胃
α632.
OMM 則 1.
b/BiO75 20M 20b /B=
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1ρ グルー
プにおい て, すみ 肉溶 接 継 目寸 法が最 小 (の ど厚 a= 4mm )の供 試 体の降 伏 耐 力 ある い は計 算 値 M(a−
4]で 除し無次元化して い る。
図より M,3 は支 管 幅と主 管 幅 の比が大き く, すみ肉 溶 接 継 目寸 法が大きい場 合,
耐 力 を過大 評 価する こ と が分る。一
方,
M、:は支 管 幅と主 管 幅の比に よ らず,
実 験 結 果の傾 向を 良 く評 価して いる。
実験 値と計算 値の相 関係数 γ はMb − M
。t,My− M
。2お よ びMy − Mcs
で それ ぞれ γ・O.
969 , 0.
984お よ び0.
971 で, M。
2 を使 用し た場 合が最 も相関が高い。
以 上の こと より,
主 管フランジが 曲 げ崩 壊 する場 合の 降 伏 耐 力の評 価に,
有 効 幅と してBe =B −
2T
,be=
b +2/3L を用い る の が有 効で あ る と判断で き る。
2.
3 耐 力 評 価 式Table
2 は文 献 1)に お い てMode
lで破 壊 した正 方 形 支 管を もつ 供 試 体34体につ い て, 実 験 値My, M 、 と計 算 値 Me2 を示して いる。 Fig.
6に My とM ,2 の関 係 を示す。
すべ て の供試体に おい て計算 値 M。 、は降 伏耐 力My
よ り高い が,
両者の 間には 高い相 関 関 係が あ り,
相関係数 γ=O.
98
で あ る。
Fig.
7はMma)
、
と’
M
,,の関係 を示して いる。
数体の供 試 体を除き最 大 耐 力は計 算 値よ り大き く,
両 者の相関 係 Ta厨e 2Comparison
between test a皿d predicted爬sults for Mode l type failureα
60657a
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IL フ一
.
.
.
67
8
呂
ε
OOO
O O 〆 〆 ノ 〆 〆 5
2
2
2 Z Z
4
4
4 4
T
一
一
一
一
55
5
S
5 L
2
2
2
Z S
sS
5
S 6
5
4
6
9 !
〆 〆
〆
ピ O
O
O
O
Ω l
l
1
1
犀
一
一
一
.
幽
S7
5
5
ヨ 568
8
8 0
0
0
0
0 ノ ! 〆 〆 〆 OOO
O
O 〜 55
5
5
一
一
.
一
■
OOOO
O 3 三
き
3
3 S S
S
S
S b
6 〆 〆 7
76
5D
O
一
匿
875
6D
O 〆 〆 5
55
5
.
.
OU5
5S
5
曾
Noし measuved」
n匸
LL川
ax塵
…剛
IP・
ld
carrylng capa:
1し
y9 12 15 卻DりPM L佃 湘 (e) 数は γ
=
0,
79でMe − Me2
の場 合よ り悪い。 これ は,
本 研 究で の解 析に は主 管フ ラ ンジの面内力および材の ひず み硬 化が考 慮さ れて いない た めであ る。 Table 2 に各 供 試 体の 鰯 とM
。 :の比を示す。My
/M
。2 の比は O.
46−
O.
88の間にあり,
平 均値=
0.
64,
変動係 数=
O.
14で あ る。 そこで,
(3 >式にMs
/M
。t の平 均値 を乗じ た (5
)式を 砥 の耐 力 式と す る。‘
IIXa
−
・.
64[
1・ ・β(
β +2VFff
1一
α)
ト
・
…一
(・)b
十2
/3L
こ こ で,
a・
:
:
B−
2Td
十2
/3L
β
=
B
_
2T(
B − 2T
)T
’ σ ycM
。=
2
Table
2
に計 算 値M
,yi お よびMy
/M 。
y,の 値 を 示 す。
6
4
(
忌
←
)
、 Σ2
oO oOo 。げ
◎01
一
0
2
4
6
8
Mc2
〔t
↑m )Fig
.
6 Comparisonbetween
My and Me2Ese
吾圭
6
4
2
0
2
4
6
8
Mc2
(ttm
)Fig
.
7 Co皿parison between Mmax and MetFig
.
8はTable
2に示す34
体につ い て実 験 値 と 計 算 値 の関 係を示す。
図の縦 軸は (5 )式の左辺の分 母 M。で 除 した無 次 元 耐 力,横 軸は a で あ る。 図 中の 実線は (4) 式を,
1点 鎖 線は (5)式の耐 力 式を示して い る。
同 図 に は文 献 1 )で報 告し た供 試体の う ち,
MQde 1以 外で 破 壊した不 等 幅 継 手 (b
/B
く1)の結果 もプロ ッ トし て い る。 そ の中に は (5 )式で は計算 不 可 能な a ≧1.
0の 供試 体の結 果も含ま れ て い る。
図 より Mode lで破 壊し た継 手の降 伏 耐 力は (5 )式に よ り十 分な精 度で推 定さ れて い るこ と が分る。 ただし,
α≦0.
6
の場 合の耐 力は や や安全側で,
α≧0.
85の場 合はや や危険側で評価 され るもの が多い。 0.
6〈α<0.
85の 19 体につ い ては,My
/Mey
,の平 均 値;
1.
OO,
変 動 係 数=0,
079
で推定精度は良 好で あ る。 α≧O.
9の供 試 体は主 管フラン ジ が曲げ崩 壊 す る 以 前に他の 破 壊 形 式で耐 力が決 定し
た た め,
降伏 耐 力は計算値より低い。 2.
4 既往の実験 結 果との比 較Table 3に支 管が長 方 形 鋼 管で
Mode
1で破壊し た供 試体の実 験 結 果2 〕と (5)式の計 算 値 を 示す。Fig.
9
に 実 験 値と計 算 値の 関 係 を 示す。
図の 縦軸お よ.
び横軸は (5 }式の分 母 M。で無 次元化 し てい る。
5体の 砥/ Mcyiの平 均 値一
〇.
90, 変 動 係 数=0.070
で (5
)式は支 管のせい と幅の比が 1,
0〜
2.
3の もの に適 用 可 能である。
Tables
4,
5お よ び6にKorol
(カナダ )3),
Mang
(ド ィッ)5 )お よ び Szlendak (ポー
ラン ド}7)の 実 験の う ちMode
l
で破 壊し た供 試 体の諸 元およ び実 験 結 果,
計算 値 を 示す。
実験値と計 算 値の比 較 をFig.
9に示 す。
計 算に際し,
すみ肉 溶 接 継 目の脚 長L
は実 測 寸 法が与え ら れて いない の で,
の ど厚 α が支 管 厚t
に等しい と し,
L =
厘 tと仮 定し た。
Sziendak およ びMang
の実 験に は筆 者らの 実 験に使 用し た角 形 鋼 管よ り小さい断 面も使 用さ れ てい る が,
実験 値は (5) 式に よりα が大きい 範 囲では 過大 評価,
α が小さい範 囲で は過 小 評 価さ れ るTable 3 Compalison between test and pTedicted results for specimens with d/b>1
.
0 (Mode l)S ρ 軋
皿
en Ny にf 門oy1皿
〕 彑 MG Lα
R20−
33/0,
5−
O.
75/2.
O孟
.
1監L130,
980.
57 R20−
33/O,
5−
L.
D〆2,
0o.
951.
09o.
970.
5E R20−
3コ/D.
75−
1,
0/L.
32.
152、
2ら0、
95o.
83 艮20−
33〆O、
75−
1.
O/L72.
643.
ユ50.
84o.
83 R20−
33 D 75−
1.
02.
34.
375.
170.
950.
B3Table 4 Comparison between Korol test results and predicted results for specimens with Mode l type failure
巳 XDXT b
涯
d 穐 σyC 凹y 酬yo1 国Oy2 SpeG茜
men 〔珊
GhllK5 ⊥〕 lk↓ 工nch , α ⊥Mc 1 虹Mじ
2 No.
1No.
3No,
55x6x3 〆1610ズ
LOx3〆85苫
邸1μ 5冗
冗
5×
1/46 6℃/155 巧 x1/457.
558.
853.
61772732521522023629 巳・
16ε O.
870.
620,
日71,
161.
350.
701.
81}
1,
52 Table 5 ComparisQn between Mang test results and predictedresults {or specimens wlth Mode 1しype failuie
B
=
DIT bXqXt M Mcyl 2 σ c轟
轟
SpeCLmen CNノ) 工
, CKN
m }
己
己
2720Mt20Dx6 160x160x4 100t10Dx] 6口x60x474 嚊 133147179717100 92 0 741磊驪
゜LBETable 6
CQ
parison between Szlendak test results and prE.
dicted resul ヒs 正or speclmens wi重h Mode
l
type failure日
KDXT脅
bκ
d頁
びσ
o駈
yL門
G2 ⊥
且
SFeoi
岡
e口
〔
〕 匸N/
〕 iKN
鵬
〕敬閭
匸
乙Mr2
Aloo
−
o.
5−
L5 とD3x100
丶
450x75K4 544L,
51.
67一
D.
57L.
08一
ALDO
−
O、
了
5−
L.
」 L口2凩
10Lκ
475×
77同
4 3i3z.
5 ヨ.
262.
69o.
B5o.
η 0.
91汽
田 ロー
o.
乃一
し
5LO4xg ∋K475と
n4頁
‘.
ユ 3364.
35.
ユ34.
5且o.
日2o、
8LD、
,
5 A100−
O,
75−
2、
OPlxggx475M52xq 3ユBa.
D8,
245.
6Lo,
巳3o.
97L.
21 AL50−
0.
5−
L.
5L49κ
.
49阿
4、
1 乃匡
u4閏,
2 29B2、
22.
20’
o.
551,
00■
A150
−
0.
75−
1.
0L52臠
L49叫.
LLO7κ
:
L4て
4.
1 2BB2,
43.
ユ
9一
o.
77o.
75一
《
150−
D.
乃一
し5LqgZ回
3精.
U1其
乙7 乙xく
.
1 29] 5.
0 臥955.
5日o.
82囗.
7z0,
90 A150−
D.
75−
2.
ロ L4ヨKL50 囘.
UIK22 ヨ褐
L 3017 210 斗132 フ082069o 邑7鴨
;
H拿
菖
5a「
,
e口
dよ
皿
eに
5L口
n
傾 向に あり, 筆 者らの実 験 結果 と 同様の傾 向を示し て い る。
い ずれ の場合も推 定 精 度は良好で,
(5 )式 は 主管 フ ランジ曲 げ崩 壊 型の継 手の耐 力式と し て有効で あ る。3.
主 管 ウェ ブ クリップリング型 (Mode2
)の耐力評 価・
3.1
耐 荷モ デ ル 主 管ウェ ブ ク リップリン グ型 (Mode
2)、
の 破 壊は等 幅 継 手の場合だ けで は無 く,
不等幅 継 手 で もb
/B
∫1−
O.
9の場 合に生じ る】〕。
・
こ こ で,’
/B
ノは主 管フ ランジの 平 板 部の幅 (=
B−
4T )である。
Mode 2で破 壊す る不 等 幅 継
手
の耐 力 評 価に際し,
支Fig
.
8 Relatbnship between tesしand predicted resu [ts for all unequaL widthjQmts
Fig
.
9 Compalison between Ms and MeyiP
!2
P
!2
;
§
1
.
T
ケ
ロ ー⊥
『
トー・
B
−T −一
{Fig
.
10 Analytical mode 亶forMode 2 Iype failure
le
−
Be
一
姻
一一
→ X6
砧
qxFig
.
11 Effective width of chQrd web 管圧縮側フ ラ ンジ直下の主 管フランジ お よ びウェ ブを厚 さT
, 有 効幅B
。の断 面を もつ は りお
よ び柱と考え ,Fig.10
に示すフ レー
ム モデル を考える。
こ の モデル に お け る仮 定は次の とお り で あ る。1) 有 効幅
B
。 :文 献2 )で主 管ウェ ブを弾性基 盤,
主 管 上フランジを弾性 基 盤 上の はりと考え, 支管か ら う ける曲 げモー
メ ン トを偶 力置換し た集 中荷 重が は り に加 わ るものとし, そのた わみ曲線よ り主 管 ウェ ブの管周方 向平 均ひずみの 管軸方向分布を求めた。E
・
一 、(会
宅
筈
)h (・ ・s ・・・・・… )・
………一
(・) ここ で,
λ_
・6
の一
T}(B− T
)Tt
弓 男
・ ・ヤ・ グ係 数 (7
>式のひずみ分 布より応力 分 布を求め (ax=
Eεx),Fig.11
に示す方 法に よ り有 効 幅 を 求め る。・・
一
纛
μ
・・一
・’ (B −
『
) 272・
・
……・
(・ ) (8> 式 を 誘導す るに際し, 主管が長 方 形 鋼 管の場 合 D=B
と仮 定 し た。 これ は,
主 管が長 方 形 鋼 管の場合 , 主管 下 部は ほと ん ど変 形し て お らず,
主 管せ いD
が継 手 耐 力に関 与して いないとい う文献2
)の実 験結果に基 づ いてい る。
2
) は り お よ び柱 長さ:はり長さは主管フラン ジ の管 厚中心間 距 離 (B −
T)と す る。 柱 長さ は主 管ウェ ブの 管厚中心間 距 離と す る。 た だ し,
長 方形鋼 管の場合はD =B
と仮定 する。
した がっ て柱 長 さ は主管の形 状にか か わ らず (B −
T )と な る。 柱脚は ピン支 持と す る。
3) 荷重 :荷 重は支管か らの曲げモ
ー
メン トの うち 支 管フ ランジの み が負 担する分を 支管フ ラ ンジ中心 間 距 離 で除し偶力置 換した文献2)の修正局 部 荷 重 を考え る。
P
一浩 髪
・
・
…一 ・
・
…・
・
……・
……..
.
.
(,) ここで,
Z :支 管の断 面 係 数Z
ノ:支 管フ ラン ジの みの断面 係 数 さ らに支管フランジコー
ナー
部に応 力が集 中す るこ と を 考慮し,
柱 位置より距 離 e の点に P〆2の集 中 荷 重が加 わ る もの とす る。
Fig
.
12 Loading point3
.
2 耐 力式の誘導は り位置よ り 2/3T だ け下っ た主 管コ
ー
ナー
の アー
ル部 端部に相当する位 置が (10) 式の条 件 式 を 満た す時 を柱の耐力 と考え る脚 注n。
A
(
M
,M
.)
+(
叢
)
2− 1− 一 ………・
……・
・
…
(10> こ こで,M
. :柱の全塑性モー
メ ン ト(=1
/4B
。T
: ayc)Ny
:柱の降伏軸 力 (=
B.Tay
。)M
,:柱の曲 げモー
メン トN
:柱軸 力 (=P
/2)(10)式中の 第1 項の係数
A
は, 面 内 力に関して求め ら れ た有効 幅Be
を曲 げ材につ い ても適 用す ることに対 する補 正の意味をもっ てい る。ヒ ンジ 発生 位 置にお ける柱の曲げモ
ー
メ ン トは次 式で 与え ら れ る。
・・
− 31B
− 3
器
(B −
e)θP …・
…………・
・1
・) ここ で,B
;B − 7¶
文献1)で報告し たよ うに
,Mode
2で破 壊す る不等 幅継 手の耐 力には すみ肉 溶 接 継 目の寸 法が影 響 する。 そ こ で,
不 等 幅継 手の場 合の フ レー
ムモ デル の荷重位置と してFig.
12に示す3
種 類 を考え る。el :支 管 厚 中心位置 (; (
B
−
E
}〆2)el :すみ肉溶接継 目重 心 位置 (
=
(万一b
)/2− L
/3
)e3 :すみ肉 溶 接継目の脚 長 中央位置
(
;
(B −
b
)/2−
L/2) (11>式 を (10) 式に代入 し,
3種類の 荷 重 点位置につ い て.
Table
7
に示す7
体の 不 等 幅 継手の 実 験 値Pi
」y (=
1鴫Z
ノ〆(d −
t)Z
) と計算値 P の相 関が最 も高く な る ように (10
)式の係 数A
を決 定す る。
その結 果,Mode
1の場合と同様に荷 重 位 置と してすみ肉溶接 継目重心位 置 (et>と仮 定し た場 合が実験 値と計算値の相 関が最も 咼 い。
この時A
=O.
372で , 耐力式は (12
)式と な る。
舞
・・
952・恥
・・T….
372)一 ・・…
・12 ・ 脚 注1
)塑 性ヒ ンジ発 生 位 置をコ
ー
ナー
端 部 とし たのは,
対 象と し た 角 形鋼 管の コー
ナー
部は冷 間成 形に よる加 工 硬 化の ため 降伏 点 が 高く,
コー
ナー
部で は降 伏し ないと 考え た か ら である。
一 97 一
こ こ で
,B =B − T
T。=TIB
η;
1.
2 (1−
3/2To
)(1−
eo)eoB −
(b
十2/3L )・
eo=
=
−
2B(12)式 を誘 導す るに際し, 主 管 素 材の 降 伏 点 σyc お よびすみ肉 溶 接 継 目の脚 長
L
に実 測 値を用いた 以外は すべ て公 称 寸 法に よっ てい る。
(12}式を支 管 端の モー
メン ト表 示に改た め る と一
M… 一 。.
9S2Al ,・+(T。/・.
372) ・ β2(d −
t)σy,一
・E
易
…………・
…・
・
………
(13)等 幅 継 手 (
b
/B ;
1 )の場 合は, 軸 方 向の み に よ り柱 が降伏する時 を継 手の耐力と考え る。
すな わ ち,
(12
) 式および (13)式に おいて eo=O
と置く と (14
)式およ び (15)式が得られ る。
』
・ 一 2.
56Tl ・・,
__.
.
.
__・
…・
・
……・
・
…
(14
> B2σyc諸
、」
J
.一
・・
5
・・・f22
・
・
………・
・
……’
(15) 3.
3 実 験 結 果との比較Table
7に正 方 形支管を も ちMode 2で破 壊 し た文 献 1), 2)の供 試 体の実験 結 果と (12)式一
(15
)式による 計算値を示す。
Fig
,
13に不等 幅継手の実 験 値P,dV と (12 )式の計 算 値Pcy
の関係を示す。
図 中の破 線は誤 差が対数 正 規 分 布 す る と仮 定 し た 場合の 95% 信 頼で PLry/P
。y=
O.
84〜
1.
19であ る。Pv
,/P
。y の変 動 係 数=
O.
074で耐 力 式は 実 験 値を精 度良く推 定して いる。Fig
.
14は等幅 継 手の実 験 値と (14
)式の計 算 値の 関 係を示す。 耐力 式は実 験 値を や や 過小評価する傾 向にあ る が,
正 方 形 主 管および長方 形主 管の供 試 体 11体につ い てのPuy
/P ,
y の平 均 値;
L14,
変 動 係 数=
o.
085でTable 7 Comparison between test and predicted results
for specimens with Mode 2 type
failure
晦 PcyZfMc γ z 並 Speci皿en 〔tf
・
n〕 〔tf〕 z 〔tf・
阻〕 阨y2 S20−
35〆0.
89−
LO 〆62.
8213.
10.
7aZ,
840,
99 S20−
3310.
88−
1,
0/95.
48 ユ4.
20.
783,
Q8Ll5 S35−
59/0,
86−
LO/910.
4226.
60.
77LO.
05Lo4一
R35−
15−
5610.
83−
LO 廊5−
k5−
45/0.
83−
1.
OL922.
9615,
820,
90,
790,
502.
ll 玉.
110.
9hO.
95一
R35−
15−
5〃O.
83−
LD4 』029.
40.
814.
260,
94R5D
−
ZO−
4区/0.
88−
LO3.
6816.
50,
783.
631.
Ol s20−
33/1.
0−
Lo /4 S20.
35/1,
0−
1.
0〆9 Sl〜−
25/1.
O−
1.
0/6 S25−
42 /1.
O−
1.
0/6 S50−
50〆LO−
LO /6 S50−
50/1,
0−
1.
0/9一
略 5.
15・
56/1.
0−
LO 5.
496.
853,
378,
84L2.
89 紅Z.
004.
40 zo.
420.
418.
122,
930.
030.
ol9.
ア 0,
770.
770.
780.
770.
770,
770,
78 5.
上45.
145.
537.
2611.
451L.
453.
68 LO71.
33LO21.
221.
12L.
05 鼠.
ZOR55
−
L5−
45 〆LD−
LO5.
6126,
8O.
794.
呂9L.
15 亘55−
15−
5ア〆1・
o−
Lo R50−
20−
48 〆LO−
LO−
R15−
10−
4〃LO一
ユ.
06.
797.
240.
8054.
623.
6 6.
50.
800.
〃 o.
776.
166.
ρ30、
791.
lol,
201.
02一
98
一
Table 8 Comparison between test and predicted results for speci皿ens with d/b>1
.
0 (Mode 2)HyPcy Mcy2 Specimen 〔tf
・
m) 〔tf) Zf7 (tf『
m) 彑 Mc γ Z R20−
∬/L.
0・
LO/1・
5一
郎5−
i5−
56/1.
O−
1.
O!1.
7 亘55−
15・
56/1・
0一
上・
。/2・
5 R55−
15−
57ハ.
0−
LO /L7−
R35−
L5−
5〃1.
0−
LO /2,
3 u.
989.
601 ア,
6016.
9129、
85 20,
519.
819.
854,
634.
6 D.
7〜 o.
670,
580,
680.
59 呂.
187,
36U.
9512.
5020.
40 1.
461.
30L ヰ81.
551.
46TabSe g Comparison between Szlendak results and predicted
results for specimens with Mode 2 type
failure
馬PECLm
ビ
R5X 酷κ
P レ瓦
d凪
い
0γ
C 町 Pし
γ ;f τ 堕 lK匿¶
} L 閏c}’
z 〔} 〔即
旧
剛
:
〔K閃薗
〕〔KN 〕 へ10D・
1.
o.
L、
Pハ へLoo.
且.
D・
1Pμ A100
−
LO・
L.
5∫5 ALoo・
L、
囗一
三.
o/2酎
50一
ユ.
o.
L.
o∫z昌
L5ロ
・
LO−
L5/2 院150.
監
.
o.
z.
o ’L 104メ
LOOス
d田
聖xLoo
じ
舶糾
.
LIo5Uu 匚D5x10Px4150瓦
1〜PA4.
邑 匸5D瓦
LsL14.
LL4 雛L5監匹
41 99xlD三畑 四翼
lo且AolO1 刈53糾 99xLgs】
匹
4.
LL501 5D見
4.
LL521325x4150x5DOx4 54454451q54229B凸
4279 77.
5LZ 澗 5L430曝
7 70.
電565、
64 喝o.
9B65.
5巳 ア0 9567、
5[ 65.
7L o.
7冨 D、
75D.
690.
6卍
D.
770.
690、
61 印.
9L 縋 22L5.
ZB20 5玉 L5.
45 :L.
78 〜且.
75 o.
1
ヨ o.
即 0 9LLJgL.
04L.
59L.
4巳
喞
He己
3Uied dlmen5]DD 丁。bl。10 C。即 。 ,i、 。 。b・tw・・n M・ngt ・・t・e・・lt
… dp・edi・t・dresults for specime 皿s with Mode2type 正ailure
BKD×T bKdXt σ cM 盟 2
_
聖_
Speoi皿en 〔 工 〔四/ 2 ) lK層両 闘c 2 1己
1e3ユ
4a64 工20Xi20×3.
6 ユ00xユoox32Qox200x6160x160x4160Nao ×4 L2DXLzox3.
6 100x100乂
] 180×180×
6L40x140K4140x140×
4 ユ32314367320356ユ32 5.
53L58,
58,
9 9.
421.
4Q5.
03 1.
10 32」O O、
987.
96 0,
95 臼、
日6 0.
95 推 定 精 度は良 好で あ る。
Table
8 は既 報の 長 方 形主 管を もつ 等 幅継手z〕の うち 支 管が長 方 形 鋼 管の場合の実 験 結 果と (14>,
(15)式の 計 算 結 果を示 して い る。
5
体の実 験 値と計算 値の比M
,/ M。y、は 1.
30〜
L48 の間にあり,
長方形支 管の場 合,
耐・
“ b・
x・
“(
甲
m)
遣
あ
o;Pcy
/
6
)℃(B
−
T
) 2 {xiO’
2)Fig
.
13Comparison
between
p,ts and pcy for unequalwidth
joints
羣
5
窟
4
罍
:
0
1
2
3
4
5
PcY6rc
(Br
「ヂ
ぐx1σ2)Fig
.
14 Compalison between Puv and Pcシ
正or equal widthjoints
Fig
.
15
Relationshipbetween
test and predicted results forjoints
with Mode l and Mode 2 type failure 力式は実験 結 果 を過 小 評価する
。
Table gお よび
Table
lOにSzlendak7
)および
Mang5
} の実 験の う ちMode
2で破壊 し た供試体の諸 元お よ び実 験 結 果,
計 算 値を 示 す。 Szlendak の実験の う ち鋼管断 面 が 筆 者らの実験よ り小さいもの (ロー
100
×100×4)に つ い ては,
耐 力 式は実 験結果を過 大評 価 して い る (後述) が,
そ の 他の 供諌
体に つ い て は筆 者らの 実 験 結 果(
Tables
7,
8) と 同程度の精 度で耐 力 を評価して い る。
ただし,Mang
の不 等 幅継手の耐 力 算 定に際して は,
す み肉 溶 接 継目の脚 長をL−
・vii
’
tと仮 定し た。
3
。
4不等 幅継 手の耐 力 評価
Fig.15
はMode
1 あ るい はMode
2で破 壊し た 正方形 支 管を もつ 不 等 幅継手の実 験 結果と耐 力式の関係を示 し てい る。 図 中の 1点 鎖 線は
Mode
l
の耐 力式,
数本の 実線は主管の 幅 厚 比B
/T をパ ラメー
タ と するMode
2
の 耐 力の 近 似 式雛 2}である。
同図 よ り,
Mode1
の耐 力 式で は過大 評 価と なっ て いたMode
Z
の実 験 結 果が良く 推 定で きて い ること,Mode
2の耐 力式は横 軸a÷0.
8
でMode
lの耐 力 式と ほ ぼ一
致しており,
Mode
2
か ら Mode 1へ の破 壊モー
ドの移 行が良く説 明で きて い るこ と が分る。
ま た,
Mode 2の影 響が あ る た めMode lの 耐力式で は過 大 評 価となっ て い た a=
O.
85〜
O.
9の供 試 体の耐 力は (5 )式の Mode1
の耐 力 式よ り も (13)式 の Mode 2の 耐力 式に よ る方が推 定 精 度が高い。
Table
l1
はMode
1で破壊し た供試体の う ち α≧0.
85の もの にっ い て (5 }式の M。i お よ び (13) 式のM
。, と実 験 値My
の比 較 を示し たもの である。
My/M
,yi の平 均 値= o.
84,
変 動係数=
o,
12に対し,
M。/M。suの平 均 値=
o.
97,
変 動 係 数=
O.
10であ る。
脚 注2)〔13)式 をM
。
y/M。−
a軸 上に表 示す るに際し,
Zr/Z=
0
.
78,
2/3L +t・
・
2T と近 似し た。
対 象と し た供試体に つ い て は こ の近似による誤差 は小さい。
Table
4,
Table 5 お よ び Table6
のKoro13
} ,Mang5
,,
お よびSzlendak
η の 実 験 結 果に お い て,
α≧0.
85
の 供試 体につ い てM 。
s2 の 値を示 し て い る。Szlendak
お よびMang
の実 験 結 果で は (13
)式のMcy
,の方 が α聿0.
85
の場 合の 降 伏耐力を良く評 価 し て い る。
し か し な が ら ,Korol
の実 験 結 果で は (13 )式は α>0.
85の 耐 力を かなり過 小 評 価し ている (後 述 )。
4.
溶接継目破 断 型 (Mode4
)の耐 力評価溶 接継目の破 断 (
Mode
4
)は BIT 〈 25 でb
/Bノ>0.9
の場 合,
あるい は B/T >25 で もす み肉 溶 接継 目の 寸 法が小さい場 合に生 じ る%一
方,Mode
2の破 壊はB
/T
≧25
でb
/B
ノ>O,
9
の場 合に生じ,Mode
2が 生じ る かMode
4が生 じる か は主と してB
/T の値に よっ て い る。
し たがって,
Mode 4の場合の支 管か ら主管へ の応 力の伝 達は基本的に はMode
2
の場 合と同じで ある と考 え ることができ る。 そ こで,Mode
4で破 壊し た供試 体 の耐 力推 定に (13)式お よび (15)式 を適 用す ること を 試み る。
Table l2に既報P
・
2}の実 験で Mode 4で破壊 し た供 試 体の実 験 値My
お よ び計 算 値Mcy
,を 示す。
正 方 形 支 管 (S
シリー
ズ)の場 合,
BIT ≧22
の もの につ い て は,
等幅継 手およ び不等 幅継 手の 8体の My/M 。y 、の平 均 値=
0.
95,
変動 係 数=
0.
054
で (13) 式 , (ユ5)式で精 度 良く耐力を評 価で き る。一
方,BIT
<22
の場 合,
計 算 値は実験値を過 大 評 価して い る が,
5体の 脇 /M 。sc の平 均 値=0.
69,
変 動 係 数= 0.
081で実 験値と計 算 値の 相 関Tabte l l Comparison between Mtv
、
and Mcscfor
specimens wit ]1 a≧0.
85 Spe巳lmc皿 My Mcy・
Mcγz 〔tf・
m〕 MyMcyL⊥ Mcy2 α 520−
22/0,
75−
0.
67/b S25−
4Z/0,
8−
1.
0〆4 S25−
42/σ.
8−
1.
0/6 S25−
42/0.
B−
1、
0 /9 S5D−
50/0.
85−
1.
0 /4 邸0−
50/0.
83一
聖.
O/6 S30−
50/0.
83−
1.
0/9 2.
832.
002,
002,
402.
802.
803,
60 3.
382,
Zユ 2 2ε Z.
415、
855、
9Z4,
31 5.
20L96L992.
艮75.
205.
z43.
45 0.
840.
910.
88LOOo.
ア50.
7zO、
83 0.
88Lo2L じ11.
110.
880,
861.
04 0.
850.
島60.
860,
870.
890,
890.
go Table 12Comparison between test and predicted results
for specimens with Mode 4 type failure
Spec 洫en 図y 晩y2