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1 新たな 特定遊興飲食店営業 の許可制度が設けられた背景等 現行法 深夜において, 飲食店側が, 積極的に客に働き掛けて, 客に遊興をさせる行為を禁止 改正の背景 ナイトライフの充実を求める国民の声の高まりなど 法改正 原則として, 深夜においても, 積極的に客に働き掛けて, 客に遊興させる行為を

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全文

(1)

特定遊興飲食店営業の許可制度について

鹿児島県警察本部 生活安全企画課 (平成28年2月)

風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律等関係法令の一部改正に伴い,

平成28年6月23日から,キャバレーやスナック等の風俗営業とは別に,

新たな特

定遊興飲食店営業の許可制度

が導入されます。

特定遊興飲食店営業は,平成28年3月23日から,県内の各警察署において,許

可に関する事前相談・申請手続を開始いたしますが,申請書類が多く内容も複雑です

ので,事前に店舗の設置予定地を管轄する警察署の窓口にご相談ください。

資料の内容

新たな「特定遊興飲食店営業」の許可制度が設けられた背景等

規制の対象となる特定遊興飲食店営業の3要素(定義)

3 特定遊興飲食店営業の許可のポイント

特定遊興飲食店営業の許可要件

特定遊興飲食店営業の許可申請手続

6 特定遊興飲食店営業の許可後の主な手続

特定遊興飲食店営業に関する主な規制

8 管理者の選任義務等

9 従業者の使用(雇用)に関する営業者の義務

10 帳簿等を電磁的方法により保存等をする場合の基準

11 報告及び立入り

備 考 この資料では,関係法令の名称(題名)を次のとおり略しております。 ・「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」は,「法」 ・「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行令」は,「政令」 ・「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則」は,「施行規則」 ・「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例」は,「条例」 1頁 1~3頁 3~5頁 6~9頁 9~10頁 11~12頁 12~17頁 17~18頁 19~20頁 21頁 22頁

別添資料~特定遊興飲食店営業の許可等に係る事務手数料及び申請書類の様式一覧

(2)

新たな「特定遊興飲食店営業」の許可制度が設けられた背景等

現行法 深夜において,飲食店側が, 積極的に客に働き掛けて,客 に遊興をさせる行為を禁止 改正の背景 ナイトライフの充実を求 める国民の声の高まりなど 法改正 原則として,深夜において も,積極的に客に働き掛けて, 客に遊興させる行為を解禁

深夜に,客に遊興をさせ,かつ,客に酒類を提供する営業については,歓楽的・享楽的雰

囲気が過度にわたり,様々な風俗上の問題が生じるおそれがあるため,場所的な要件や年少

者の入店規制等の適切な規制の下で,

「特定遊興飲食店営業の許可制度」を新設

2 規制の対象となる特定遊興飲食店営業の3要素(定義)

この法律において「特定遊興飲食店営業」とは,ナイトクラブその他設備を設けて客に遊

興をさせ,かつ,客に飲食をさせる営業(客に酒類を提供して営むものに限る。)で,午前

6時後翌日の午前0時前の時間においてのみ営むもの以外のもの(風俗営業に該当するもの

を除く。)をいう。

① 深夜(0:00~6:00)に営業 ② 客に酒類を提供 ③ 客に遊興させる 特定遊興飲食店営業の定義(法第2条第11項)

~「深夜でも,酒を飲みながら,歌ったり,踊ったりして,遊べる店」~

● この3要件に該当しないものは,特定遊興飲食店営業の許可の対象外となります。 例えば, ① 深夜に客に遊興をさせるが,酒類を提供しない場合 ② 深夜に客に酒類を提供するが,遊興をさせない場合 ③ 客に酒類を提供し,かつ,客に遊興をさせるが,深夜に営業しない場合 は,特定遊興飲食店営業の許可を受ける必要はありません。 ただし,②の場合で,営業の常態として,通常主食と認められる食事を提供するレストラン, 食堂等ではなく,酒類を提供することを主とするバー,酒場等を営む場合は,営業を開始する 10日前までに,公安委員会に対し「深夜酒類提供飲食店」の届出を行わなければなりません。 ● 特定遊興飲食店営業では,客に対する接待行為等はできません。 この営業では,従業員が特定の客(グループ客)のそばについて,談笑したり,お酌をしたり して,歓楽的な雰囲気を醸し出す方法で客をもてなす「接待行為」や,店内を10ルクス以下の 低照度にするなど,風俗営業に該当する営業はできません。

注 意 !

許可制度

(3)

1 接待の定義 接待とは,「歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなすこと」をいう。 この意味は,営業者,従業者等との会話やサービス等慰安や歓楽を期待して来店する客に対し て,その気持ちに応えるため営業者側の積極的な行為として相手を特定して3の各号に掲げるよ うな興趣を添える会話やサービス等を行うことをいう。言い換えれば,特定の客又は客のグルー プに対して単なる飲食行為に通常伴う役務の提供を超える程度の会話やサービス行為等を行うこ とである。 2 接待の主体 通常の場合,接待を行うのは,営業者やその雇用している者が多いが,それに限らず,料理店 で芸者が接待する場合,旅館・ホテル等でバンケットクラブのホステスが接待する場合,営業者 との明示又は黙示の契約・了解の下に客を装った者が接待する場合等を含み,女給,仲居,接待 婦等その名称のいかんを問うものではない。 また,接待は,通常は異性によることが多いが,それに限られるものではない。 3 接待の判断基準 ① 談笑・お酌等 特定少数の客の近くにはべり,継続して,談笑の相手となったり,酒等の飲食物を提供した りする行為は接待に当たる。 これに対して,お酌をしたり水割りを作るが速やかにその場を立ち去る行為,客の後方で待 機し,又はカウンター内で単に客の注文に応じて酒類等を提供するだけの行為及びこれらに付 随して社交儀礼上の挨拶を交わしたり,若干の世間話をしたりする程度の行為は,接待に当た らない。 ② ショー等 特定少数の客に対して,専らその客の用に供している客室又は客室内の区画された場所にお いて,ショー,歌舞音曲等を見せ,又は聴かせる行為は接待に当たる。 これに対して,ホテルのディナーショーのように不特定多数の客に対し,同時に,ショー, 歌舞音曲等を見せ,又は聴かせる行為は,接待には当たらない。 ③ 歌唱等 特定少数の客の近くにはべり,その客に対し歌うことを勧奨し,若しくはその客の歌に手拍 子をとり,拍手をし,若しくは褒めはやす行為又は客と一緒に歌う行為は,接待に当たる。 これに対して,客の近くに位置せず,不特定の客に対し歌うことを勧奨し,又は不特定の客 の歌に対し拍手をし,若しくは褒めはやす行為,不特定の客からカラオケの準備の依頼を受け る行為又は歌の伴奏のため楽器を演奏する行為等は,接待には当たらない。 ④ ダンス 特定の客の相手となって,その身体に接触しながら,当該客にダンスをさせる行為は接待に 当たる。また,客の身体に接触しない場合であっても,特定少数の客の近くに位置し,継続し て,その客と一緒に踊る行為は,接待に当たる。 ただし,ダンスを教授する十分な能力を有する者が,ダンスの技能及び知識を修得させるこ とを目的として客にダンスを教授する行為は,接待には当たらない。 ⑤ 遊戯等 特定少数の客と共に,遊戯,ゲーム,競技等を行う行為は,接待に当たる。 これに対して,客一人で又は客同士で,遊戯,ゲーム,競技等を行わせる行為は,直ちに接 待に当たるとはいえない。 ⑥ その他 客と身体を密着させたり,手を握る等客の身体に接触する行為は,接待に当たる。 ただし,社交儀礼上の握手,酔客の介抱のために必要な限度での接触等は,接待に当たらな い。また,客の口許まで飲食物を差出し,客に飲食させる行為も接待に当たる。 これに対して,単に飲食物を運搬し,又は食器を片付ける行為,客の荷物,コート等を預か る行為等は,接待に当たらない。 《参考》「接待」に関する法の解釈運用基準

(4)

深夜に,客に遊興をさせる飲食店であっても,客に酒類を提供しないものについては,特定遊興 飲食店営業の許可の対象外となります。「酒類を提供する」ことの意義については,法の解釈運用 基準において,次のように示されています。

特定遊興飲食店営業の許可のポイント

(2)

客に酒類を提供するか否か

「酒類を提供する」とは,酒類を飲用に適する状態に置くことをいい,営業者がこれを客に販売したり, 贈与したりする場合に限らず,客が持参し,又はボトルキープの対象となっている酒類につき,燗をしたり, グラス等の器具,氷,水割り用の水等を提供したりする行為は,「酒類を提供する」に当たる。 飲食店関連営業に関する風営適正化法に基づく許可・届出制度の概要(改正後) キャバレー,スナックなどのように,客の接待 をしながら,客に遊興や飲食をさせる営業 風俗営業(許可) ● 営業種別ごとに公安委員会の許可が必要 ● 営業地域は県内各地の一定の地域のみ ● 原則として,深夜(午前0時から午前6 時まで)の営業を制限 特定遊興飲食店営業(許可) ● 公安委員会の許可が必要 ● 営業地域は,法令基準に適合するホテ ル・旅館を除き,県内4か所の指定地域 ● 午前5時から午前6時までの営業を制限 バーなどの飲食店のうち,深夜(午前0時から 午前6時まで)に,設備を設けて客に遊興をさせ, かつ,客に酒類を提供して飲食させるもの 深夜酒類提供飲食店営業(届出) ● 公安委員会への届出が必要 ● 営業地域は県内各地の一定地域のみ ● 営業時間に制限はなし 上記のいずれにも該当しない飲食店については,風営 適正化法に基づく許可・届出制度の対象外 新たな制度 営業を開始しようとする場合の手続等 《注意》 飲食店関連営業を営む場合は,食品衛生法に基づく飲食店営業の許可の取得など,関係法令に基づく手続が必要と なりますので,詳しくは法令を所管する最寄りの行政機関にお尋ねください。

(1)

深夜に営業するか否か

特定遊興飲食店営業の許可は,深夜(午前0時から午前6時まで)に営業する場合が対象となり ます。例えば,午後5時から営業を始め午前0時前には終了する場合など,深夜に営まないものに ついては,許可を受ける必要はありません。 喫茶店やバーなどの飲食店のうち,店内の明る さを10ルクス以下の低照度にして営むもの 喫茶店やバーなどの飲食店のうち,外部からの 見通しが困難で,かつ,その広さが5平方㍍以下 の区画された客席を設けて営むもの 喫茶店などの飲食店のうち,法の規制の対象と なる遊技設備(ゲーム機)を設置して客に遊技を さるもの(いわゆるゲーム喫茶) 営業の常態として,主に酒類を提供するバー, 酒場など(通常主食と認められる食事を提供する 食堂等を除く。)のうち,深夜(午前0時から午 前6時まで)に営むもの 飲 食 店

(5)

深夜に,酒類を提供する飲食店であっても,客に遊興させないものについては,特定遊興飲食店 営業の許可制度の対象外となります。「客に遊興をさせる」とは,営業者側の積極的な行為によっ て客に遊び興じさせる場合をいい,具体的には,法の解釈運用基準において,次のように示されて います。 客に遊興をさせるためのサービスとしては,主として,ショーや演奏の類を客に見聴きさせる鑑賞型のサー ビスと,客に遊戯,ゲーム等を行わせる参加型のサービスが考えられる。 ● 鑑賞型のサービスについては,ショー等を鑑賞するよう客に勧める行為,実演者が客の反応に対応し得る 状態で演奏・演技を行う行為等は,積極的な行為に当たる。 これに対して,単にテレビの映像や録音された音楽を流すような場合は,積極的な行為には当たらない。 ● 参加型のサービスについては,遊戯等を行うよう客に勧める行為,遊戯等を盛り上げるための言動や演出 を行う行為等は,積極的な行為に当たる。 これに対して,客が自ら遊戯を希望した場合に限ってこれを行わせるとともに,客の遊戯に対して営業者 側が何らの反応も行わないような場合は,積極的な行為には当たらない。 ● 不特定の客にショー,ダンス,演芸その他の興行等を見せる行為 ● 不特定の客に歌手がその場で歌う歌,バンドの生演奏等を聴かせる行為 ● 客にダンスをさせる場所を設けるとともに,音楽や照明の演出等を行い,不特定の客にダンスをさせる 行為 ● のど自慢大会等の遊戯,ゲーム,競技等に不特定の客を参加させる行為 ● カラオケ装置を設けるとともに,不特定の客に歌うことを勧奨し,不特定の客の歌に合わせて照明の演 出,合いの手等を行い,又は不特定の客の歌を褒めはやす行為 ● バー等でスポーツ等の映像を不特定の客に見せるとともに,客に呼び掛けて応援等に参加させる行為 ● いわゆるカラオケボックスで不特定の客にカラオケ装置を使用させる行為 ● カラオケ装置を設けるとともに,不特定の客が自分から歌うことを要望した場合に,マイクや歌詞カー ドを手渡し,又はカラオケ装置を作動させる行為 ● いわゆるガールズバー,メイドカフェ等で,客にショーを見せたりゲーム大会に客を参加させたりせず に,単に飲食物の提供のみを行う行為 ● ボーリングやビリヤードの設備を設けてこれを不特定の客に自由に使用させる行為 ● バー等でスポーツ等の映像を単に不特定の客に見せる行為(客自身が応援等を行う場合を含む。) 「客に遊興させる」ことに当たらないものの例 「客に遊興させる」ことに当たる例

(3)

客に遊興させるか否か

特定遊興飲食店営業では,深夜に,法の規制の対象となるスロットマシーン,花札ゲーム,デジタルダー ツなどの遊技設備(ゲーム機)を使用して,深夜に客に遊興させることが制限されます。この遊技設備を備 えて営業する場合は,原則として,風俗営業(ゲーム喫茶)の許可を受け,風俗営業の規制に従って営業を 行うことになります。 これは,深夜に客に飲酒をさせ,かつ,営業者が客に働き掛けて当該遊技設備による遊興をさせることに より,享楽的雰囲気が過度のものとなって賭博を始めとする風俗上の問題を誘発するおそれがあり,風俗営 業として規制する必要性が小さいとは言えないためです。 詳しいことは,最寄りの警察署にお尋ねください。 注意! 基本的な考え方

(6)

「営業」とは,財産上の利益を得る目的をもって,同種の行為を反復継続して行うことをいいま す。営業としての継続性及び営利性がない場合は,深夜において人に遊興と飲食をさせたとしても, 特定遊興飲食店営業には該当しません。具体的には,法の解釈運用基準において,次のように示さ れています。 ● 日本に所在する外国の大使館が主催する社交パーティー ● 結婚式の二次会として,新郎・新婦の友人が飲食店営業の営業所を借りて主催する祝賀パーティー(飲 食店営業の営業者が当該パーティーの主催者に対して営業所を有償で貸す行為には営利性が認められる。 営業者が,深夜に及ぶパーティーのために営業所を有償で貸し,深夜において,酒類を提供するとともに, パーティーの余興に合わせて照明や音響の調整を行うという行為を反復継続しようとする場合は,主催者 は特定遊興飲食店営業の許可を受ける必要はないが,当該営業者は当該許可を受ける必要がある。) ● 例えば,スポーツ等の映像を不特定の客に見せる深夜酒類提供飲食店営業のバー等において,平素は客 に遊興をさせていないものの,特に人々の関心の高い試合等が行われるときに,反復継続の意思を持たず にたまさか短時間に限って深夜に客に遊興をさせたような場合は,特定遊興飲食店営業としての継続性は 認められない。 ● 短期間の催しについては,2晩以上にわたって行われるものは,継続性が認められる。これに対し,繰 り返し開催される催し(1回につき1晩のみ開催されるものに限る。)については,引き続き6月以上開 催されない場合は,継続性が認められず,営業には当たらない。 継続性がなく「営業」に当たらないもの 「設備を設けて」とは,客に遊興と飲食をさせる営業を営むに足りると客観的に認められる物的 施設及び備品を設けていることを指します。 具体的には,法の解釈運用基準において,次のように示されています。

(4)

営業に当たるか否か

一般的には営利性がなく「営業」に当たらないもの

(5)

飲食等させるための設備を設けているか否か

● 客に遊興をさせる設備がなく飲食をさせる設備のみがある客室甲室を設けている飲食店営業と,客に飲 食をさせる設備がなく遊興をさせる設備のみがある客室乙室を設けている興行場営業が同一の施設内で営 まれている場合,例えば次のいずれかに該当するようなときは,これらの営業は一体のものと解され,一 般には設備を設けて客に遊興と飲食をさせていることになる。 ① 甲室と乙室の料金を一括して営業者に支払うこととされている場合(食券付きの入場券を販売する 場合や,入場料を支払えば飲食物の一部又は全部が無料になる場合等を含む。) ② 客が甲室で飲食料金の精算をせずに乙室に移動できる場合 ③ 客が乙室で遊興料金の精算をせずに甲室に移動できる場合 ④ 乙室にテーブルがあり,客が甲室で提供を受けた飲食物を乙室に持ち込める場合 ⑤ 乙室にテーブルがあり,乙室にいる客に対して,甲室から飲食物を運搬して提供する場合 ⑥ 甲室にいる客が乙室でのショー,音楽等を鑑賞できる場合 ● 上記④に該当する場合であっても,例えば映画館,寄席,歌舞伎やクラシック音楽のための劇場等のよ うに,専ら,興行を鑑賞させる目的で客から入場料を徴収することにより営まれる興行場営業であって, 興行の鑑賞のための席において客の大半に常態として飲食をさせることを想定していないものについては, 当該席が設けられている客室は飲食店営業の営業所とはされていないことが一般的であり,その場合,客 が席に飲食物を持ち込んで飲食をしたとしても,その席は,一般には飲食をさせる設備には当たらない( なお,単に映画を見せる行為は,「遊興をさせること」にも当たらない。)。 ● 例えば短期間の催しで,客にショー,音楽等を鑑賞させる場所と客に飲食をさせる場所を明確に区分し ているような場合は,一般には,設備を設けて客に遊興と飲食をさせていることには当たらない。

(7)

特定遊興飲食店営業の許可要件

特定遊興飲食店営業を営もうとする場合は,「人的欠格事由」,「構造・設備の基準」,「場所 的要件」の3要件からなる公安委員会の許可を受けなければなりません。これらの許可要件に適合 しない場合は許可されません。 人的欠格事由 構造・設備基準 場所的要件 犯罪経歴や行政処分歴など, 法で定める人的欠格事由に該当 する場合は,許可されない。 営業所の構造・設備が,規則 で定める基準に適合しない場合 は,許可されない。 規則で定める基準に適合する ホテル・旅館内に営業所を設置 する場合を除き,条例で営業所 の設置を認める地域内でなけれ ば,許可されない。 《人的欠格事由・法第31条の23において準用する法第4条第1項》 公安委員会は,第31条の22の許可を受けようとする者が次の各号のいずれかに該当するときは,許可 をしてはならない。 ① 成年被後見人若しくは被保佐人又は破産者で復権を得ないもの ② 1年以上の懲役若しくは禁錮の刑に処せられ,又は次に掲げる罪を犯して1年未満の懲役若しくは罰金 の刑に処せられ,その執行を終わり,又は執行を受けることがなくなつた日から起算して5年を経過しな い者 イ 第49条又は第50条第1項の罪 ロ 刑法(明治40年法律第45号)第174条,第175条,第182条,第185条,第186条, 第224条,第225条(営利又はわいせつの目的に係る部分に限る。以下この号において同じ。), 第226条,第226条の2(第3項については,営利又はわいせつの目的に係る部分に限る。以下こ の号において同じ。),第226条の3,第227条第1項(同法第224条,第225条,第226 条,第226条の2又は第226条の3の罪を犯した者を幇(ほう)助する目的に係る部分に限る。以 下この号において同じ。)若しくは第3項(営利又はわいせつの目的に係る部分に限る。以下この号にお いて同じ。)又は第228条(同法第224条,第225条,第226条,第226条の2,第226条の3又は 第227条第1項若しくは第3項に係る部分に限る。)の罪 ハ 組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律(平成11年法律第136号)第3条第1項 (第5号又は第6号に係る部分に限る。)又は第6条(第1項第2号に係る部分に限る。)の罪 ニ 売春防止法(昭和31年法律第118号)第2章の罪 ホ 児童買春,児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律(平成11年法 律第52号)第4条から第8条までの罪 ヘ 労働基準法(昭和22年法律第49号)第117条,第118条第1項(同法第6条又は第56条に 係る部分に限る。)又は第119条第1号(同法第61条又は第62条に係る部分に限る。)(これら の規定を船員職業安定法(昭和23年法律第130号)又は労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派 遣労働者の保護等に関する法律(昭和60年法律第88号)の規定により適用する場合を含む。)の罪 ト 船員法(昭和22年法律第100号)第129条(同法第85条第1項又は第2項に係る部分に限 る。)又は第130条(同法第86条第1項に係る部分に限る。)(これらの規定を船員職業安定法の 規定により適用する場合を含む。)の罪 チ 職業安定法(昭和22年法律第141号)第63条の罪 リ 児童福祉法(昭和22年法律第164号)第60条第1項又は第2項(同法第34条第1項第4号の 3,第5号,第7号又は第9号に係る部分に限る。)の罪 ヌ 船員職業安定法第111条の罪 ル 出入国管理及び難民認定法(昭和26年政令第319号)第73条の2第1項の罪 ヲ 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律第58条の罪 ③ 集団的に,又は常習的に暴力的不法行為その他の罪に当たる違法な行為で国家公安委員会規則で定める ものを行うおそれがあると認めるに足りる相当な理由がある者 ④ アルコール,麻薬,大麻,あへん又は覚醒剤の中毒者 ※ 次頁に続く

(1)

営業者の「人的欠格事由」

(8)

⑤ 第31条の25第1項の規定により特定遊興飲食店営業の許可を取り消され,当該取消しの日から起算 して5年を経過しない者(当該許可を取り消された者が法人である場合においては,当該取消しに係る聴 聞の期日及び場所が公示された日前60日以内に当該法人の役員(業務を執行する社員,取締役,執行役 又はこれらに準ずる者をいい,相談役,顧問その他いかなる名称を有する者であるかを問わず,法人に対 し業務を執行する社員,取締役,執行役又はこれらに準ずる者と同等以上の支配力を有するものと認めら れる者を含む。以下この項において同じ。)であった者で当該取消しの日から起算して5年を経過しない ものを含む。) ⑥ 第31条の25第1項の規定による特定遊興飲食店営業の許可の取消処分に係る聴聞の期日及び場所が 公示された日から当該処分をする日又は当該処分をしないことを決定する日までの間に第31条の23に おいて準用する第10条第1項第1号の規定による許可証の返納をした者(特定遊興飲食店営業の廃止に ついて相当な理由がある者を除く。)で当該返納の日から起算して5年を経過しないもの ⑦ 第31条の23において準用する前号に規定する期間内に合併により消滅した法人又は第31条の23 において準用する第10条第1項第1号の規定による許可証の返納をした法人(合併又は特定遊興飲食店 営業の廃止について相当な理由がある者を除く。)の第31条の23において準用する前号の公示の日前 60日以内に役員であつた者で当該消滅又は返納の日から起算して5年を経過しないもの ⑦の2 第31条の23において準用する第6号に規定する期間内に分割により同号の聴聞に係る特定遊興 飲食店営業を承継させ,若しくは分割により当該特定遊興飲食店営業以外の特定遊興飲食店営業を承継し た法人(分割について相当な理由がある者を除く。)又はこれらの法人の同号の公示の日前60日以内に 役員であった者で当該分割の日から起算して5年を経過しないもの ⑧ 営業に関し成年者と同一の行為能力を有しない未成年者。ただし,その者が特定遊興飲食店営業者の 相続人であつて,その法定代理人が第31条の23において準用する前各号及び次号のいずれにも該当し ない場合を除くものとする。 ⑨ 法人でその役員のうちに第31条の23において準用する第1号から第7号の2までのいずれかに該当 する者があるもの

(3)

「構造・設備の基準」

公安委員会は,第31条の22の許可の申請に係る営業所につき次の各号のいずれかに該当する 事由があるときは,許可をしてはならない(法第31条の23において準用する法第4条第2項第 1号)。 ① 営業所の構造又は設備が国家公安委員会規則で定める技術上の基準に適合しないとき。 特定遊興飲食店営業者は,営業所ごとに,従業員らが法令の規定を遵守してその業務を実施するために必 要な助言,指導等を行う管理者1人を必ず選任しなければなりません(法第31条の23において準用する 法第24条第1項)。選任する管理者についても,人的欠格事由があり ・ 未成年者 ・ 前記(1)の営業者の人的欠格事由のうち,①から⑦の2に該当する者 については,管理者になることができません。この管理者を選任すると認められないことについて相当な理 由があるときは許可されません(法第31条の23において準用する法第4条第3項)

(2)

管理者の「人的欠格事由」

(特定遊興飲食店営業の営業所の技術上の基準:施行規則第75条) ① 客室の床面積は,一室の床面積を33平方メートル以上とすること。 ② 客室の内部に見通しを妨げる設備を設けないこと。 ③ 善良の風俗若しくは清浄な風俗環境を害し、又は少年の健全な育成に障害を及ぼすおそれのある写真, 広告物,装飾その他の設備を設けないこと。 ④ 客室の出入口に施錠の設備を設けないこと。ただし,営業所外に直接通ずる客室の出入口については, この限りでない。 ⑤ 第95条に定めるところにより計つた営業所内の照度が10ルクス以下とならないように維持される ため必要な構造又は設備を有すること。 ⑥ 第32条に定めるところにより計つた騒音又は振動の数値が法第31条の23において準用する法第 15条の規定に基づく条例で定める数値に満たないように維持されるため必要な構造又は設備を有する こと。

(9)

《特定遊興飲食店営業の許可に係る営業所設置許容地域・条例第14条》 法第31条の23において準用する法第4条第2項第2号の規定により定める地域は,次の各号のいずれ にも該当する地域とする。 ① 第4条の2第1項に定める地域(*下記4地域) ② 病院,医療法第1条の5第2項に規定する診療所(患者を入院させるための施設を有するものに限る。) 又は児童福祉法第7条第1項に規定する児童福祉施設(深夜における入所又は入院させる施設に限る。)の 敷地(これらの用に供するものと決定した土地を含む。)の周囲50メートル(当該施設の敷地が商業地域 内にある場合にあっては,30メートル)の区域内の地域を除く地域

(4)

「場所的要件」

公安委員会は,第31条の22の許可の申請に係る営業所につき次の各号のいずれかに該当する事 由があるときは,許可をしてはならない(法第31条の23において準用する法第4条第2項第2 号)。 ② 営業所が,良好な風俗環境の保全に障害を及ぼすことがないため特にその設置が許容される ものとして政令で定める基準に従い都道府県の条例で定める地域内にないとき(当該営業所が, 旅館業法(昭和23年法律第138号)第2条第2項に規定するホテル営業又は同条第3項に 規定する旅館営業に係る施設内に所在し,かつ,良好な風俗環境の保全に障害を及ぼすことが ないため特にその設置が許容されるものとして国家公安委員会規則で定める基準に適合するも の(次項において「ホテル等内適合営業所」という。)であるときを除く。) 鹿児島市の一部 鹿児島市千日町及び山之口町の全部並びに呉服町,船 津町,東千石町,樋之口町,中町及び西千石町の各一部 東向田町,鳥追町及び向田本町の各一部 鹿屋市西大手町,朝日町,大手町,北田町,古前城町, 本町及び向江町の各一部 奄美市の一部 奄美市名瀬入舟町,名瀬金久町,名瀬幸町,名瀬港 町及び名瀬柳町の各一部 鹿屋市の一部 県道21号線 国道10号線 県道24号線 山下小 天文館公園 甲東中 中央高校 地蔵角交番 至郡元町 至鹿児島駅 至鹿児島中央駅 至本港新町 御着屋交番 国道225号線 松原小 JR川内駅 太平橋 国道3号線 川内中央交番 川内 山形屋 川内川 県道43号線 至大小路町 至隈之城町 至宮里町 平佐川 川内市役所 川内文化 ホール 向田公園 川内郵便局 鹿屋小 至鹿屋市役所 至 笠之原町 国道269号線 リナシティかのや 瀬戸街 交差点 鹿屋中央交番 鹿屋中央公園 至輝北町 国道504号線 至垂水市 至垂水 名瀬市役所 鹿児島家庭裁判所名瀬支部 屋仁川交番 県道79号線 県道43号線 至大和村 至龍郷町 至瀬戸内町 かねく公園 名瀬保健所 みなと公園 みかた公園 名瀬郵便局 名瀬港

(10)

(ホテル等内適合営業所の基準・施行規則第76条) 法第31条の23において準用する法第4条第2項第2号の国家公安委員会規則で定める基準は, 次のとおりとする。 ① 営業所が設けられる階の当該営業所以外の部分並びに当該階の直上階(当該営業所が最上階に設けられ る場合は屋上)の当該営業所の直上の部分及び直下階の当該営業所の直下の部分を旅館業法(昭和23年 法律第138号)第3条第1項の許可を受けてホテル営業若しくは旅館営業を営む者(以下この条におい て「ホテル等営業者」という。)又は風俗営業者,特定遊興飲食店営業者若しくは深夜において酒類提供 飲食店営業若しくは興行場法(昭和23年法律第137号)第1条第2項に規定する興行場営業を営む者 が管理すること。 ② バルコニーを設置する場合にあつては,バルコニーに通じる出入口に二重扉を設けること。 ③ 非常の場合を除き,営業所が設けられる施設のうちホテル等営業者が管理する部分を通じてのみ客(客 となろうとする者を含む。次号において同じ。)が営業所に出入りできるような構造であること。 ④ 営業所への客の出入りをホテル等営業者が適切に管理することが見込まれること。 ⑤ 営業所が設けられる旅館業法第2条第2項に規定するホテル営業又は同条第3項に規定する旅館営業に 係る施設が法第2条第6項第4号に規定する営業(モーテル,ラブホテル)の用に供されるものでないこ と。

(5)

「場所的要件」の適用外となるホテル等内適合営業所の基準

特定遊興飲食店営業の許可申請手続

(1)

手続の主な流れ

申請書を提出する前 に,まずは営業所の設 置予定地を管轄する警 察署の窓口に相談し, 許可の必要性や営業所 の設置の可否などにつ いてご確認ください。 営業所の設置予定地 を管轄する警察署の窓 口に申請書類を提出し, 許可を申請します。申 請時には,申請手数料 (県の収入証紙)を徴 収いたします。 申請に基づき許可要 件に関する関係機関へ の照会や調査を行いま す。また,営業所が完 成した時点で,構造・ 設備が基準に適合する か否かの実地検査を行 います。 許可証の交付 調査・審査の結果, 全ての許可要件に適合 すると判断された場合 は,申請者に対し,公 安委員会から特定遊興 飲食店営業の許可証が 交付され,営業を開始 することができます。 事前相談 許可申請 調査・審査

(2)

特定遊興飲食店営業許可の性質

特定遊興飲食店営業の許可は,「対人的」かつ「対物的」な許可になります。営業者(許可名義 人)を変更した場合や営業所の所在地を移転した場合などは,原則としてその許可の効力は失効し ますのでご注意ください。 法の解釈運用基準では,次のような行為が行われたときに営業所の同一性が失われるものとし,この場合に は新規の許可を要するとされています。 (1) 営業所の建物(当該営業の用に供される部分に限る。以下同じ。)の新築又は移築 (2) 営業所の建物の床面積が従前の2倍を超えることとなる増築 (3) 営業所の建物内の客の用に供する部分の改築 (注) 「新築」とは,建築物の存しない土地(既存の建築物の全てを除去し,又はその全てが災害等によって滅失した後の土地を含 む。)に建築物を造ることをいう。 「移築」とは,建築物の存在する場所を移転することをいう。 「増築」とは,一の敷地内の既存の建築物の延べ面積を増加させること(当該建築物内の営業所の延べ面積を増加させる場合 及び別棟で造る場合を含む。)をいう。 「改築」とは,建築物の一部(当該部分の主要構造部の全て)を除却し,又はこれらの部分が災害等によって消滅した後,こ れと用途,規模,構造の著しく異ならないものを造ることをいう。 「主要構造部」とは,壁,柱,床,はり,屋根又は階段をいう。ただし,間仕切り,最下階の床,屋外階段等は含まない(建 築基準法(昭和25年法律第201号)第2条第5号参照)。 営業所の同一性の基準

(11)

⑨ 管理者に係る書類 * 営業者が管理者を兼務する場合,管理者に係る  ⑥~⑧の書類は不要 * 営業者が現に許可を受けて営む特定遊興飲食店  営業者の場合は,⑥~⑧の書類は不要 ① 許可申請書 1部 ② 営業の方法を記載した書面1部 ③ 営業所の使用承諾書又は賃貸契約書の写し1部 ④ 営業所周辺見取図(半径100mの範囲)1部 ⑤ 営業所の平面図1部 法定代理人に係る上記⑥~⑨の書類各1部 ⑩ 管理者に係る書類 管理者に係る⑥~⑧の書類各1部 誓約書(管理者用2種類)各1部 法定代理人の氏名及び住所を記載した書面 営業に関し法定代理人の許可を受けていること を証する書面1部 法定代理人の許可を受けていない未成年者の場合 被相続人の氏名及び住所並びに営業所の所在地 を記載した書面1部 ① 許可申請書 1部 ② 営業の方法を記載した書面1部 ③ 営業所の使用承諾書又は賃貸契約書の写し1部 ④ 営業所周辺見取図(半径100mの範囲)1部 ⑤ 営業所の平面図1部 ⑥ 定款1部 ⑦ 法人の登記事項証明書(会社登記)1部 ⑥ 住民票(本籍地又は国籍入り)1部 ⑦ 身分証明書1部(本籍地の市役所で発行) C 登記事項証明書1部(法務局で発行) D 人的欠格事由に該当しない旨の誓約書1部 ⑧ 役員に係る書類 A 住民票(本籍地又は国籍入り)1部 B 身分証明書1部(本籍地の市役所で発行) ⑧ 登記事項証明書1部(法務局で発行) ⑨ 人的欠格事由に該当しない旨の誓約書1部 * 未成年者の場合の追加書類 法定代理人の許可を受けた未成年者の場合 写真2枚(申請前6か月以内に撮影した無帽,正 面,上三分身,無背景のもの) * 法人の役員が管理者を兼務する場合,管理者に  係るA~Cの書類は不要 * 法人が,現に許可を受けて営む特定遊興飲食店  営業者の場合は,役員に係るA~Cの書類は不要 管理者に係るA~Cの書類各1部 誓約書(管理者用2種類)各1部 写真2枚(申請前6か月以内に撮影した無帽,正 面,上三分身,無背景のもの)

(3)

特定遊興飲食店営業の許可申請書類

個人が許可を取得する場合 法人が許可を取得する場合 申請用紙は,ホームページから ダウンロードしてください。ま た,各警察署の窓口にも備えて おります。

(4)

特定遊興飲食店営業の許可申請手数料

特定遊興飲食店営業の許可申請手数料は,鹿児島県手数料徴収条例により,下表のとおり定めら れております。手数料は,申請書類とともに各警察署の窓口に許可を申請される際に,県の証入証 紙により納めることになります。なお,県の収入証紙は,最寄りの交通安全協会の窓口等で販売さ れております。 3か月以内の期間を限っての営業 通常の営業(期間を限らずに営業) 14,000円 24,000円 ただし,同時に複数の申請を行う場合 は,1件目は左記の金額,2件目以降は, 左記の金額から8,000円を減じた額 震災等で営業所が滅失した場合の特例許可 上記の金額それぞれの額に6,800円を加えた額 特定遊興飲食店営業の許可申請手数料

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④ 営業の方法の変更に係る構造又は設備の変更 上記(1)の⑦を除く,営業所の軽微な変更 ① 営業所の小規模の修繕又は小規模の模様替え ② 家具の入替(作り付けのものを除く。) ③ 営業所の駐車場の面積の変更  ② 法人の役員の「氏名(婚姻等による変更)」若しくは「住所」の変更 ③ 営業者たる法人の代表者若しくは役員の変更  * 法人の場合は,会社登記に期間を要するため,変更後20日以内の届出となっています。 ② 客室の位置,数又は床面積の変更 ③ 壁,ふすまその他営業所の内部を仕切るための設備の変更 ① 建築基準法(昭和25年法律第201号)第2条第14号に規定する大規模の修繕又は同条第15号  に規定する大規模な模様替に該当する変更 ① 営業所の名称(店名)の変更  ② 営業所の所在地の住居表示の変更(営業所を移転する場合は,新たな許可申請が必要)  ③ 営業者(個人)の「氏名(婚姻等による変更)」若しくは住所の変更 ⑤ 営業所の管理者の変更 ⑥ 営業所の管理者の「氏名(婚姻等による変更」若しくは住所の変更 ⑦ 営業所の照明設備,音響設備,防音設備の軽微な変更 ① 営業者たる法人の名称又は所在地の変更

特定遊興飲食店営業の許可後の主な手続

許可証の交付を受け,営業を開始した後,営業者の住所や営業所の構造・設備等に変更があった 場合は,公安委員会に届出(変更後に書類提出)を行ったり,その内容によっては,あらかじめ公 安委員会の承認(変更する前に書類提出)を受けなければならない場合もありますので,変更を行 う必要がある場合は,手続の方法等について,最寄りの警察署にお尋ねください。

(1)

変更後10日以内の届出を要するもの

(2)

変更後20日以内の届出を要するもの

(3)

変更後1か月以内の届出を要するもの

(4)

あらかじめ公安委員会の承認を受けなければならないもの

(第78条関係) 別記様式第42号 第 号 特 定 遊 興 飲 食 店 営 業 許 可 証 氏 名 又 は 名 称 営業所の所在地 営 業 所 の 名 称 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第2条第11項の 特定遊興飲食店営業を営むことを許可する。 年 月 日 印 公安委員会 □ 備考 用紙の大きさは、日本工業規格A4とすること。 特定遊興飲食店営業の許可を受けた方には,公安委員会から許可証が 交付されます。許可証は,営業所の見やすい場所に掲示しておかなけれ ばなりません。 許可証の記載事項である 営業者の氏名又は名称 営業所の名称 に変更があった場合は,変更の届出を行うとともに,許可証の書換えの 申請を行い,書換えを受ける必要があります。 なお,営業所が移転する場合は,新たな許可申請が必要となり,書換 え申請の対象外となります。(営業所の住居表示が変更になった場合の 対応は,営業所の所在地を管轄する警察署にご相談ください。)

(5)

変更に伴う許可証の書換え

(13)

(6)

許可の相続,営業者たる法人の合併・分割の承認制度

前記5(2)のとおり,特定遊興飲食店営業の許可は,営業者(許可名義人)が変更された場合は,原則とし て,その許可は失効します。しかし,次の申請を行い,公安委員会が承認した場合は,営業者たる地位が承 継される制度があります。 ① 個人の許可の相続承認申請制度(営業者が死亡後60日以内に申請) 公安委員会から相続の承認を受けた場合は,死亡した営業者(被相続人)に対する許可は,の相続人 (民法第5編第2章に規定する相続人に限る。)に対してしたものとみなす。 ② 営業者たる法人の合併承認申請制度(合併の効力が生じる前に申請) 営業者たる法人が合併により消滅することとなる場合,合併について,あらかじめ公安委員会の承認 を受けた場合は,合併後存続し,又は合併により設立された法人は,営業者の地位を承継する。 ③ 営業者たる法人の分割承認申請制度(分割の効力が生じる前に申請) 営業者たる法人が分割により特定遊興飲食店営業を承継させる場合において,分割について,あらか じめ公安委員会の承認を受けた場合は,営業を承継した法人に営業者としての地位が承継される。 (法第31条の23において準用する法第7条~第7条の3)

特定遊興飲食店営業に関する主な規制

(第78条関係) 別記様式第42号 第 号 特 定 遊 興 飲 食 店 営 業 許 可 証 氏 名 又 は 名 称 営業所の所在地 営 業 所 の 名 称 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第2条第11項の 特定遊興飲食店営業を営むことを許可する。 年 月 日 印 公安委員会 □ 備考 用紙の大きさは、日本工業規格A4とすること。

(7)

特例特定遊興飲食店営業者の優良認定制度

特定遊興飲食店営業の許可を受けてから10年以上経過している営業者を対象として,申請に基づき,過 去10年以内に法に基づく行政処分を受けたことがないなど,一定の要件を満たす優良営業者を特例特定遊 興飲食店営業者として公安委員会が認定する制度があります(法第31条の23において準用する法第10 条の2)。 特例特定遊興飲食店営業者に認定された場合は,公安委員会から認定証が交付され ・ 前記(4)の事前承認対象の構造・設備の変更を行う場合も,事後に変更の届出で足りる。 ・ 営業所ごとに選任する管理者の法定講習受講義務が免除される。 といった免除規定の対象となります。

(1)

無許可営業の禁止

特定遊興飲食店営業を営もうとする者は,営業所ごとに,当該営業所の所在地を管轄する公安委 員会の許可を受けなければならない(法第31条の22)。

(2)

許可証等の掲示義務

(8)

許可証等の再交付,返納

公安委員会から交付を受けた(5)の許可証や(7)の認定証を亡失した場合等は,公安委員会に届け出て,再 交付を受けなければなりません。 また,営業を廃止した場合や許可の取消し等により許可が失効した場合は,遅滞なく,公安委員会に返納 しなければなりません。 特定遊興飲食店営業は,深夜に営業するなどの特性に応じた様々な規制が設けられています。 営業者の皆様は,法令を遵守して,適正かつ健全な営業に努める必要があります。 法令に違反した場合は,行政処分(許可の取消しなど)の対象となるほか,刑事罰の対象となる 場合もあります。 特定遊興飲食店営業者は,許可証(特例特定遊興飲食店営業者の認定を受けた営業者にあっては, 認定証)を営業所の見やすい場所に掲示しなければならない(法第31条の23において準用する法 第6条)。

(14)

(3)

名義貸しの禁止

(4)

営業時間の制限

特定遊興飲食店営業の許可を受けた者は,自己の名義をもって,他人に特定遊興飲食店営業を営 ませてはならない(法第31条の23において準用する第11条)。 都道府県は,善良の風俗若しくは清浄な風俗環境を害する行為又は少年の健全な育成に障害を及 ぼす行為を防止するため必要があるときは,政令で定める基準に従い条例で定めるところにより, 地域を定めて,特定遊興飲食店営業の営業時間を制限することができる(法第31条の23におい て準用する第13条第2項)。 条例第15条において,特定遊興飲食店営業については, 県内全域において,午前5時から午前6時までの時間においては,営業を営んではならない。 と規定

(5)

深夜に営む特定遊興飲食店営業者の義務(風俗環境保全対策)

特定遊興飲食店営業者は,深夜(午前0時から午前6時まで)においてその営業を営むときは, 国家公安委員会規則で定めるところにより,客が大声若しくは騒音を発し,又は酒に酔つて粗野若 しくは乱暴な言動をすることその他営業所の周辺において他人に迷惑を及ぼすことがないようにす るために必要な措置を講じなければならない。(法第31条の23において準用する法第13条第 3項)。 《深夜における客の迷惑行為を防止するための措置・施行規則第98条第1項》 1 特定遊興飲食店営業者は,法第13条第3項の規定により深夜において同項の措置を講ずるときは,次 に定めるところによらなければならない。 ① 営業所の周辺において他人に迷惑を及ぼしてはならない旨を表示した書面を営業所の見やすい場所に 掲示し,又は当該書面を客に交付すること。 ② 営業所の周辺において他人に迷惑を及ぼしてはならない旨を客に対して口頭で説明し,又は音声によ り知らせること。 ③ 泥酔した客に対して酒類を提供しないこと。 ④ 営業所内及び営業所の周辺を定期的に巡視し,営業所の周辺において他人に迷惑を及ぼす行為を行い, 又は行うおそれのある客の有無を確認すること。 ⑤ 前号に規定する客がいる場合には,当該客に対し,同号に規定する行為を取りやめ,又はこれを行わ ないよう求めること。 2 特定遊興飲食店営業者は、法第13条第3項の規定による措置が適切に講じられるようにするため,当 該措置について,従業員に対する教育を行い,又は営業所の管理者に当該教育を行わせなければならない。 客の迷惑行為を防止するための措置を講じる義務 お客様へ 当店の営業所内やその周辺において,周りの方の迷 惑となる行為は,固くお断りいたします。 また,泥酔したお客様からの酒類のご注文は,お断 りしております。 店主 迷惑行為の防止表示の方 法としては,左記のような チラシ等を作成し,店内の 壁など見やすい場所に掲出 する,来店者に配布するな どの方法が考えられます。 店内表示等記載例 注意

(15)

苦情処理簿(記載例) 受理日時 (受理者) 平成○年○月○日午前0時40分(電話) (店長 ○○ ○○) 住所 鹿児島市○○町○番○号  氏名 ○○ ○○ 連絡先 ○○-○○○○ 申 出 者  店の前の歩道に客がたむろしているため,通行の邪魔に なっている。声もうるさい。 内  容 改善措置  店長が,退店されるお客様を玄関口までお見送りし,お客様の行動に注意する。○月○日,今回の件について,店 長が申出者にご説明し,納得していただく。 処理終了日 (担当者) 平成○年○月○日  (店長 ○○ ○○) 原因究明 の結果  確認したところ,退店されたお客様5名が,店の玄関先 の歩道上に立ち止まり,大きな声で話されていた。電話が あるまで,店員がこれに気付いていなかった。 弁  明  来店客が多かったこともあり,退店後のお客様に対する配慮が足りなかった。 特定遊興飲食店営業者は,深夜(午前0時から午前6時まで)においてその営業を営むときは, 国家公安委員会規則で定めるところにより,営業所ごとに,苦情の処理に関する帳簿を備え付け, 必要な事項を記載するとともに,苦情の適切な処理に努めなければならない(法第31条の23に おいて準用する法第13条第3項)。 苦情処理に関する帳簿の備え付け・記載義務 《苦情の処理に関する帳簿の備付け・施行規則第98条第2項》 1 苦情の処理に関する帳簿には,次に掲げる事項を記載するものとする。 ① 苦情を申し出た者の氏名及び連絡先(氏名又は連絡先が明らかでない場合は,その旨)並びに苦情 の内容 ② 原因究明の結果 ③ 苦情に対する弁明の内容 ④ 改善措置 ⑤ 苦情処理を担当した者 2 前項の帳簿は、当該帳簿に最終の記載をした日から起算して3年間保存しなければならない。 帳簿の様式については, 特に定められておりません が,施行規則に定められて いる記載事項に基づき,適 正な処理の経過が分かるよ うに記録してください。

(6)

営業所の構造・設備を維持する義務

特定遊興飲食店営業者は,営業所の構造及び設備を,許可要件でもある前記4(3)で示した技術上 の基準に適合するように維持しなければならない(法第31条の23において準用する法第12条)。

(7)

照度の規制

特定遊興飲食店営業者は,国家公安委員会規則で定めるところにより計つた営業所内の照度を, 国家公安委員会規則で定める数値以下(10ルクス以下)としてその深夜(午前0時から午前6 時)における営業を営んではならない(法第31条の23において準用する法第14条)。 《照度の測定方法・施行規則第95条》 法第31条の23において準用する法第14条の営業所内の照度は,次の各号に掲げる場合に応じ,それ ぞれ当該各号に定める営業所の部分における水平面について計るものとする。 ① 客席に食卓その他の飲食物を置く設備がある場合 当該設備の上面及び当該上面の高さにおける客の通常利用する部分 ② 前号に掲げる場合以外の場合 ・ 椅子がある客席にあつては,椅子の座面及び当該座面の高さにおける客の通常利用する部分 ・ 椅子がない客席にあつては,客の通常利用する場所における床面(畳又はこれに準ずるものが敷か れている場合にあつては、その表面)

(16)

* 地域欄には,都市計画法第8条第1項第1号に規定する用途地域名を記載 数 値 地 域 50デシベル 45デシベル 45デシベル 45デシベル 昼 間 夜 間 深 夜   午前6時後   午後6時前    午後6時    から午後    10時まで    午後10時    後午前0    時前 午前0時 から午前 6時まで 40デシベル 2 第一種中高層住居専用地域  第二種中高層住居専用地域,  第一種住居地域,第二種住居  地域及び準住居地域 3 近隣商業地域,商業地域及  び準工業地域 4 工業地域及び工業専用地域 5 1~4に掲げる地域以外の  地域 60デシベル 55デシベル 50デシベル 50デシベル 65デシベル 60デシベル 55デシベル 55デシベル 55デシベル 50デシベル 45デシベル 1 第一種低層住居専用地域及  び第二種低層住居専用地域 50デシベル 45デシベル 40デシベル 45デシベル

(8)

騒音・振動の規制

特定遊興飲食店営業者は,営業所周辺において,政令で定めるところにより,都道府県の条例で 定める数値以上の騒音又は振動(人声その他その営業活動に伴う騒音又は振動に限る。)が生じな いように,その深夜における営業を営まなければならない(法第31条の23において準用される 法第15条)。 《特定遊興飲食店営業に係る深夜における騒音及び振動の規制・条例第16条》 1 法第31条の23において準用する法第15条の規定により定める深夜における騒音に係る数値は,別表 第1の左欄に掲げる地域ごとに,それぞれ同表の右欄(深夜の区分に限る。)に定めるとおりとする。 2 法第31条の23において準用する法第15条の規定により定める深夜における振動に係る数値は,55 デシベルとする。 深夜における騒音の規制数値

(9)

接客従事者に対する拘束的行為の規制

1 特定遊興飲食店営業者は,その営業に関し,次に掲げる行為をしてはならない。 ① 営業所で客に接する業務に従事する者(以下「接客従業者」という。)に対し,接客従業者 でなくなつた場合には直ちに残存する債務を完済することを条件として,その支払能力に照ら し不相当に高額の債務(利息制限法(昭和29年法律第100号)その他の法令の規定により その全部又は一部が無効とされるものを含む。以下同じ。)を負担させること。 ② その支払能力に照らし不相当に高額の債務を負担させた接客従業者の旅券等(出入国管理及 び難民認定法第2条第5号の旅券,道路交通法(昭和35年法律第105号)第92条第1項 の運転免許証その他求人者が求職者の本人確認のため通常提示を求める書類として政令で定め るものをいう。以下同じ。)を保管し,又は第三者に保管させること。 2 特定遊興飲食店営業者は,接客業務受託営業を営む者が当該接客業務受託営業に関し第35条 の3の規定に違反する行為又は売春防止法第9条,第10条若しくは第12条の罪に当たる違法 な行為をしている疑いがあると認められるときは,当該接客業務受託営業を営む者の使用人その 他の従業者で当該違反行為の相手方となつているものが営業所で客に接する業務に従事すること を防止するため必要な措置をとらなければならない。 (法第31条の23において準用する法第18条の2)

(17)

(10) 法の委任に基づく条例で定める遵守事項

法第31条の23において準用する第12条,第13条(第1項を除く。),第14条,第15 条,第18条及び第18条の2に定めるもののほか,都道府県は,条例により,特定遊興飲食店営 業者の行為について,善良の風俗若しくは清浄な風俗環境を害し,又は少年の健全な育成に障害を 及ぼす行為を防止するため必要な制限を定めることができる(法第31条の23において準用する 法第21条)。 《特定遊興飲食店営業者の遵守事項・条例第17条》 特定遊興飲食店営業者は,次に掲げる事項を遵守しなければならない。 ① 営業所で卑わいな行為その他善良の風俗を害する行為をし,又は人にこれらの行為をさせないこと。 ② 営業用家屋等(風俗営業の用に供する家屋又は施設をいう。第4号において同じ。)で,店舗型性風俗 特殊営業若しくは店舗型電話異性紹介営業を営み,又は人にこれらの営業を営ませないこと。 ③ 客の求めない飲食物を提供し,又は従業者にこれを提供させないこと。 ④ 営業用家屋等(旅館業法(昭和23年法律第138号)第2条第1項に規定する旅館業の施設と兼用して いるものを除く。)に,客を就寝させ,又は宿泊させないこと。 ⑤ 営業中に営業所に,施錠をし,又は人にこれをさせないこと。 ⑥ 営業所で賭博類似行為その他著しく射幸心をそそるおそれのある行為をし,又は人にこれらの行為 をさせないこと。 ⑦ 誇大広告その他著しく射幸心をそそるおそれのある方法で営業しないこと。 ⑧ 午後6時以後午後10時前の時間において,18歳未満の者を営業所に客として立ち入らせるとき は保護者の同伴を求めること。

(11) 禁止行為等

特定遊興飲食店営業を営む者は,次に掲げる行為をしてはならない(法第31条の23において 準用する法第22条)。 ① 当該営業(深夜における営業に限る。)に関し客引きをすることを禁止 ② 当該営業(深夜における営業に限る。)に関し客引きをするため,道路その他公共の場所で, 人の身辺に立ちふさがり,又はつきまとうことを禁止 ③ 営業所で午後10時から翌日の午前6時までの時間において18歳未満の者を客に接する業務 に従事させることを禁止 ④ 午後10時から翌日の午前6時までの時間において18歳未満の者を営業所に客として立ち入らせるこ とを禁止(午後10時以後翌日の午前0時前の時間において保護者が同伴する18歳未満の者を客と立ち入 らせる場合を除く。) 更に,条例では,午後6時以後午後10時前の時間において18歳未満の者を営業所に客として立ち入 らせるときは保護者の同伴を求めなければならないと規定 * 「客引き」とは,相手方を特定して営業所の客となるように勧誘することをいう。例えば,通行人に対し,「お 時間ありませんか」,などと声を掛けながら相手の反応を待っている段階では,いまだ「客引き」には当たらない が,この際に,相手方の前に立ちふさがったり,相手方につきまとうことは,②の「客引きをするため,道路その 他公共の場所で,人の身辺に立ちふさがり,又はつきまとうこと」に当たる。 * 「客に接する業務」とは,「客をテーブルに案内する」,「おしぼりを配る」,「食事の注文をとる」,「客の もとへ飲食物を運ぶ」,「料金を徴収する」など,営業所内で客の応接する業務をいいます。従業員に限らず, 18歳未満の営業者についても,この規制の対象となります。 18時 22時 0時 6時 (法定) (法定) (条例で規定) 保護者同伴なら入店可能 5時 5時~6時は営業できない時間 (法定) 保護者同伴でも入店不可

(18)

⑤ 営業所で20歳未満の者に酒類又はたばこを提供すること。 * 「提供」とは,酒類を飲用に,たばこを喫煙の用に適する状態に置くことをいい,営業者がこれを未成年者に販 売したり,贈与したりする場合に限らず,未成年者が持参した酒類又はたばこにつき,燗をしたり,グラス,灰皿 等の器具を使用させてその用に供する状態に置けば「提供」に当たります。 * 来店者に限らず,未成年の営業者や従業員についても,飲酒又は喫煙はできません。

(12) 年少者の立入禁止の表示

特定遊興飲食店営業者は,国家公安委員会規則で定めるところにより,午後10時以後翌日の午 前0時前の時間においては保護者が同伴しない18歳未満の者が,深夜(午前0時から午前6時) においては18歳未満の者が,その営業所に立ち入つてはならない旨を営業所の入口に表示しなけ ればならない(法第31条の23において準用する法第18条)。 前記(11)③の規制目的を達成するために,来店者等に対しても,その規制内容を周知するためにこの規 定が設けられております。この規定では,18歳未満の年少者を対象とした法定の規制内容を表示するよ う定められておりますが,条例では,18歳未満の入店に関し,「午後6時以後午後10時前の時間にお いても保護者の同伴を求めなければならない。」と定められておりますので,法令に沿った適正な営業方 法等を常に確保するため,条例の規定も含めた規制内容を表示してください。 18歳未満に入店に関し,同伴を求める「保護者」の意義について,条例では,「親権者,未成 年後見人,寄宿舎の管理人その他少年を現に保護監督する者」と定義されております。 「同伴」に関しては,少年の健全育成の視点に立ち,入店時から退店時まで,常に保護者が少年 の行動を把握できる場所で行動を共にするよう求めなければなりません。 例えば,店内に少年を残し,保護者だけが一時退店しようとする場合,店側は,少年も一緒に退 店させるといった措置を講じる必要があります。 18歳未満の方の立入制限 当店では,午前0時から午前6時までの間の 18歳未満の方のご入店は固くお断りします。 また,午後6時から午前0時前の18歳未満 の方のご入店に関しては,保護者の同伴が必要 となります。 店 主 18歳未満の者の入店に関 する規制内容を簡潔明瞭に 記載し,店舗の出入口に, 公衆の見やすい方法で表示 してください。 18歳未満の年少者の入店に関する「保護者」の同伴について 注意

管理者の選任義務等

特定遊興飲食店営業においては,営業所ごとに,その営業所における業務の実施を統括管理する 者の中から,管理者1名を選任しなければなりません。(万が一,退職等により管理者が欠けるに 至った場合は,その日から14日間に限り,管理者をしておかなくてもよい。) 選任する管理者は,法で定める人的欠格事由に該当しない者でなければなりません。 管理者の人的欠格事由については,前記4(2)を参照してください。 (法第31条の23において準用する法第24条) 表示例

(19)

(1)

管理者の業務と立場

管理者は,当該営業所における業務の実施に関し,特定遊興飲食店営業者又はその代理人,使用 人その他の従業者に対し,これらの者が法令の規定を遵守してその業務を実施するため必要な助言 又は指導を行い,その他当該営業所における業務の適正な実施を確保するため必要な業務で国家公 安委員会規則で定めるものを行うものと定められています(法第31条の23において準用する法 第24条第3項)。 特定遊興飲食店営業者又はその代理人は,管理者が前項に規定する業務として行う助言を尊重し なければならず,特定遊興飲食店営業者の使用人その他の従業者は,管理者がその業務として行う 指導に従わなければなりません(法第31条の23において準用する法第24条第4項)。 《国家公安委員会規則で定める管理者の業務概要・施行規則第97条》 ● 適正な業務の実施を図るための従業者に対する教育の実施等 ● 営業所の構造及び設備が基準に適合するようにするため必要な点検の実施等 ● 営業所周辺における客の迷惑防止措置に関する従業員への教育と必要な対策の実施等 ● 営業所における業務の実施に関する苦情の処理 ● 苦情の処理に関する帳簿及びその記載に関する管理 ● 入店させることができない未成年者を営業所内で発見した場合の措置 ● 風俗環境保全協議会への参加(構成員に委嘱された場合) など

(2)

公安委員会が行う講習の受講

公安委員会では,前記(1)の管理者の業務を適正に実施していただくために,各営業所の管理者に 対する講習を実施します。講習の受講対象となった場合は,営業者等に対し,あらかじめ葉書等で 通知されますので,必ず受講させてください。 公安委員会は,第31条の23において準用する第3項に規定する管理者の業務を適正に実施させるため必要 があると認めるときは,国家公安委員会規則で定めるところにより,管理者に対する講習を行うことができる (法第31条の23において準用する法第24条第6項)。 特定遊興飲食店営業者は,公安委員会からその選任に係る管理者について第31条の23において準用する前 項の講習を行う旨の通知を受けたときは,当該管理者に講習を受けさせなければならない(法第31条の23に おいて準用する法第24条第7項)。

(4)

管理者の解任の勧告

公安委員会は,営業所の管理者が人的欠格事由に該当する者に至った場合など管理者として不適 当であると認めたときは,営業者に対し,管理者の解任の勧告を行う場合があります。 公安委員会は,管理者が人的欠格事由に該当すると認めたとき,又はその者がその職務に関し法令若しく はこの法律に基づく条例の規定に違反した場合において,その情状により管理者として不適当であると認め たときは,特定遊興飲食店営業者に対し,当該管理者の解任を勧告することができる(法第31条の23に おいて準用する法第24条第5項)。

(3)

管理者証の交付

管理者には,公安委員会から,管理者証が交付されます。 管理者証は,管理者講習受講時に身分証明書として提示を 求めることなどがありますので,大切に保管してください。 また,管理者の住所などの記載事項に変更があった場合は, 営業者を通じて,公安委員会に前記6(1)の届出を行い, 書換えを受ける必要があります。

参照

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