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保 険 分 野 の 概 要 カンボジアの 保 険 分 野 の 発 展 は 1956 年 からの 複 数 の 保 険 会 社 の 営 業 開 始 ( 多 くがフランスの 会 社 )によりスタートした しかし 1963 年 12 月 31 日 より カンボジア 政 府 は 全 ての 民 間 保 険 会

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PHNOM PENH SECURITIES PLC. No. 32, Monivong Blvd, Phnom Penh, Cambodia Tel: +855-23-426-999 Fax: +855-23-426-495 Website: http://www.pps.com.kh 日本語翻訳 Japanese translation ©WorldStock.JP 1-7-1 Nishishinjuku Shinjuku-Ku Tokyo 160-0023, Japan http://www.worldstock.jp/cart/ 目次:  概要 –頁一  保険分野の概要 –頁二  保険の詳細 –頁三  保険分野の見通し –頁六  有望な保険会社 –頁七 概要 このレポートでは、将来的に高い成長の可能性があるカンボジアの保険分野を分 析していく。 数年間の脆弱な保険分野の成長の後、カンボジアはようやく、自由市場経済に移 行し、保険分野の持続的な成長を可能にした。また、2000 年以来、新規の民間 保険会社の参入を可能にした。今日、1社の国有会社を含む6社の保険会社と1 社の国有再保険会社が存在する。 過去 10 年間、特に 2005 年以降、営業保険料は、著しく増加し、平均 17.02%の 成長となっている。2005 年には金額にして 1,085 万ドル(約8億 6,000 万円)か ら、2010 年には 2,487 万ドル(約 20 億円)に増加している。他の ASEAN 諸国 と比較して未だに市場が小さいために、この成長はカンボジアの経済発展と一致 して将来的に高い成長を持続すると予想される。なぜならば、顧客が保険の有用 性を理解することや、技術的枠組みを管理すること、政府が制定する法令は保険 に入るメリットや保険会社を維持することを目的としていることが確実であるか らである。 カンボジアの保険会社の中では、Forte Insurance が市場の大半を占有し、それに 次いで、Infinity、Compubank Lonpac、Caminco がある。保険市場の成長はこれら 有望企業に対して恩恵を与える。それゆえ、そのような企業への投資はリスクが 低く、高い利益が得られると見られる。

カンボジア保険分野レポート

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2011 年5月 12 日 2 保険分野の概要 カンボジアの保険分野の発展は、1956 年からの複数の保険会社の営業開始(多 くがフランスの会社)によりスタートした。しかし、1963 年 12 月 31 日より、 カンボジア政府は全ての民間保険会社の株式を買取った。そして、国家独占保険 会社の Societe National d’Assurance(SNA)が設立され、1964 年7月1日から 1975 年4月 17 日まで保険市場で営業がなされていた。1975 年4月 17 日から 1979 年1月7日まではクメールルージュ体制で、全てのインフラは破壊され、 保険を含む全ての商業活動は排除された。

クメールルージュ独裁体制後の経済、金融改革政策に基づいて、政府はカンボジ アの保険分野を再開するために必要な法令の立法と施行を行った。1990 年には 国有会社の Cambodia National Insurance Company(CAMINCO)が設立された。 さらに 2000 年以降は、カンボジアは自由市場経済に移行し、保険市場は成長し 、新たな民間保険会社が市場に参入した。現在、保険産業は6社の保険会社と1 社の国有再保険会社から成る。しかし、保険仲介分野はまだ成長過程にあり、僅 か2社の代理店があるのみで、ブローカー免許もない。現在、生命保険は無く、 火災、機械、自動車、海上、健康、その他といった6種類の損害保険がある。 好調な経済成長により、カンボジアの保険分野も持続的に成長している。2009 年には世界的経済、金融危機により、保険料は 3.18%減と若干の減少となってい るが、2010 年には急速に回復し、24.29%増の 2,487 万ドル(約 20 億円)に増加 した(表1)。経済財務省の予想による経済発展に沿って、この伸びは今後も加 速すると見込まれている。顧客が保険の有用性を理解することや、技術的枠組み を管理すること、政府が制定する法令は保険に入るメリットや保険会社を維持す ることを目的としていることが確実であるからである。

表1: Cambodia Insurance Sector Development Year

Gross

Premium Insurance Penetration Insurance Density Growth Rate

(Million US$) (Premium as a % of GDP) (Premium per Capita in US$)

2005 10.85 0.17% 0.80 6.84% 2006 12.13 0.17% 0.89 11.81% 2007 17.49 0.20% 1.27 44.23% 2008 20.67 0.20% 1.48 18.16% 2009 20.01 0.19% 1.41 -3.18% 2010 24.87 0.22% 1.74 24.29% 2011 (f) 31.09 0.24% 2.15 25.00%

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保険の詳細 保険分野が持続的に拡大するに従って、保険事業はこの先、カンボジアの主要産 業の1つになっていくであろう。この産業を詳しく見ていくことは全ての利害関 係者にとって非常に重要である。特に投資家にとっては、この市場に最初に参入 できる機会があるためである。 過去6年間、支払保険料は著しく増加しており、平均 17.02%の伸びで、2005 年 には金額にして 1,085 万ドル(約8億 6,000 万円)から、2010 年には 2,487 万ド ル(約 20 億円)に増加している。一方で保険金支払いは同時期に 6.98%の伸び にとどまり、金額にして 340 万ドル(約2億 7,000 万円)から 1,289 万ドル(約 10 億 3,000 万円)に増加している(表2)。

表2: Gross Premium Vs Claim

Source: MEF – Insurance Division and GIAC

種類別保険料 過去 10 年、火災保険が受取保険料の主なものとなっており、自動車、機械がそ れに次いでいる。2006 年からは、火災保険料が全体の保険料の 26.67%を占め、 次いで自動車 19.81%、機械 12.37%となっている。加えて、最近では、健康、個 人事故(その他保険に分類される)の保険が成長を続けている。これは、保険の 恩恵が認知されてきたためである。その他保険には、現金、対物、旅行、従業員 損害、経営者損害、休業、個人事故の7種類の保険がある。 2010 年にはインフラや建設投資が拡大したこともあり、機械保険料が前年比 205.85%増の 382 万ドル(約3億円)に急成長した(表3)。また、その他保険 料も前年比 25.85%増となっている。主に個人事故保険の伸びから来ている。し かし、航空保険がこの範疇に含まれているので、実際に成長しているかどうかを 判断するのは難しい。さらに、医療保険料は 20.37%増の 331 万ドル(約2億 6,000 万円)となっている。

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2011 年5月 12 日 4 表3:Premium by Line of Business in Last 5 Years

Line of Business

Gross Premium (Million USD)

2006 2007 2008 2009 2010 Ratio (2010) 2010/2009 Fire 3.33 4.13 5.56 6.11 6.18 24.83% 1.02% Engineering 1.30 1.83 3.94 1.25 3.82 15.37% 208.85% Motor 2.30 3.02 4.25 4.51 4.90 19.70% 8.71% Marine 0.50 0.43 0.33 0.47 0.47 1.89% -0.08% Health 0.83 1.22 2.25 2.75 3.31 13.31% 20.37% Miscellaneous 3.87 6.89 4.34 4.92 6.19 24.89% 25.85% Total 12.13 17.49 20.67 20.01 24.87 100.00% 24.29% Source: Source: MEF - Insurance Division and GIAC

自動車保険は過去において保険料の主要なものであったが、8.71%増の 490 万ド ル(約4億円)であった。火災保険は 1.02%増に止まり、海上保険は 0.08%減と なった。この減速は、カンボジアにおいて火災保険は非常にリスクがあり、保険 サービスを提供するのにいくらかの制限や条件があるからである。それにも関わ らず、カンボジア保険協会の最近の発表によれば、最大の保険料は火災で、次い で、自動車、健康となっている(表4)。ただ、その他の保険は7種類の保険が 含まれているので、ここからは除外されている。 表4: Distribution of Premium in 2010 Source: GIAC  種類別保険金支払い 収入が増加すれば費用も増えるのが一般的であるが、重要なことは、前者の成長 を後者以上に促すことである。保険事業も例外ではない。保険料の平均成長率は、 保険金支払い率の 2.44 倍である。 保険金支払いの最大の年は 2009 年であった(表2、表5参照)。その原因は、 衣類工場の火災による多大な損害であった。工場の損害で、関係した保険会社は 900 万ドル(約7億 2,000 万円)を支払った。この損害で、保険業界全体の支払 いは前年比 174.16%増の 1,430 万ドル(約 11 億 4,400 万円)となった。 Fire 25% Engineering 15% Motor 20% Marine 2% Health 13% Miscellaneous 25%

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表5: Gross Claim by Line of Business in Last 5 Years Line of

Business

Gross Claim (Million USD)

2006 2007 2008 2009 2010 2009/2008 2010/2009 Fire 2.27 0.74 2.15 10.41 7.63 383.31% -26.69% Engineering 0.02 0.06 0.43 0.19 0.45 -54.78% 134.91% Motor 0.79 0.91 1.37 1.63 1.21 18.57% -25.36% Marine* 0.06 0.01 -0.01 0.00 0.01 -159.65% 20.32% Health 0.20 0.21 0.57 0.97 1.72 69.58% 77.19% Miscellaneous 0.48 0.31 0.70 1.10 1.86 56.67% 69.50% Total 3.81 2.23 5.22 14.30 12.88 174.16% -9.92% Source: MEF – Insurance Division and GIAC

* The figure of -159.65% means that the claim of Marine line was increased by 159.65% in 2009 compared to 2008. しかし、2010 年には、保険分野は好調な年となった。保険料は著しく増加し、 支払保険金は 9.92%の減少となったからである。 表5によれば、機械保険金の支払いは著しく増加し、健康、その他が次いでいる。 火災、自動車保険は成長が鈍化している。しかし、火災保険金の支払いは 59.25 %と。他の種類の保険に比較して未だに多い(表6)。 表6: Offer of Claim in 2010 Source: GIAC また、2010 年 10 月 11 日の豪雨が、保険金支払いの増加の原因になっている。 プノンペンのいくつかの地域では洪水となり、11 の衣類工場やその他の建物が 災害を受けた。その後、13 の地域で豪雨の影響を受けた。これにより、保険会 社は既に支払った 617 万ドル(約4億 9,000 万円)に加えて、新たに 288 万ドル (約2億 3,000 万ドル)を支払いのために準備した。実際にこの 10 月の豪雨は、 世界的な気候変動を反映しており、カンボジアの歴史の中でも最も激しい豪雨と なった。しかし、全体の保険金支払額は前年よりも改善している。 Fire, 59.25% Engineering, 3.53% Motor, 9.42% Marine, 0.05% Health, 13.31% Miscellaneous, 14.45%

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2011 年5月 12 日 6 保険分野の見通し 過去 10 年で保険分野は著しい成長を遂げたが、保険加入者の割合は未だに非常 に低い。2008 年で見れば、保険加入者の割合は 0.2%であり、一人当たりの保険 料は 1.48 ドル(約 120 円)である(表7)。それゆえ、カンボジアの保険市場 は向こう数年間は非常に高い成長の可能性がある。

表7: Comparison of Non Life Insurance to the Selected ASEAN Countries

Country

Gross Premium Insurance

Penetration Insurance Density (Million US$) (Premium as a %

of GDP) (Premium per Capita in US$)

Brunei 59.23 0.73% 148.85 Cambodia 20.67 0.20% 1.48 Indonesia 2,136.29 0.47% 9.35 Malaysia 3,114.36 2.06% 112.43 Philippines 617.38 0.39% 6.78 Singapore 2,489.71 1.37% 683.99 Thailand 3,028.46 1.17% 47.78

Source: ASEAN Statistic 2009 and GIAC

政府予想によれば、2011 年、12 年の GDP 成長率は、昨年よりも高い 6.5%、7 %と予想されている。その要因は、農業分野の成長と、衣類工場や建設工事の回 復にある。そして、それは、保険料の増加を促す。 カンボジア保険協会の資料によれば、2011 年の1、2月の保険料収入は前年同 期比 24%増となり、保険契約数、保険料率ともに増加している。これは、また、 火災、その他、個人事故の主要3種類の保険の伸びが年率換算で 40%増であっ た要因でもある。一方で、保険金支払いは同時期に 22%減少している。それゆ え、2011 年は、保険分野にとってさらに飛躍の年であることは明らかで、成長 率は予想の 25%を達成できると見られる。 実際に、GDP 成長に沿って、仮に保険料収入が平均 17%で成長したとすると、 5,453 万ドル(約 44 億円)に達する(表8)。それゆえ、現存の6社の保険会社 は、成長のパイを分け合えることになる。

表8: Estimation of the Growth of Insurance Premium

Year 2011 2012 2013 2014 2015

Gross Premium

(million US$) 29.10 34.04 39.83 46.60 54.53 Source: PPS staff forecast

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有望な保険会社

前述のとおり、カンボジアの保険分野では6つの保険会社が存在する。主要な保 険会社は、Forte Insurance、Infinity、Compubank Lonpac Insurance である。2009 年 現在で、Forte は、保険市場全体の純保険料のほぼ半分 765 万ドル(約6億 1,000 万円)を占めている(表9)。それゆえ、保険市場の成長で、リーディングカン パニーである Forte Insurance は、恩恵を受ける見込みである。それゆえ、この保 険会社の戦略を分析することや、成長の傾向を知ることも重要である。

表9: Market Share of Each Company by Net Premium in 2009

Source: MEF – Insurance Division

保険分野の成長に合わせて、Forte Insurance は、事業を拡大し、生命保険を含む 商品の分散を図ると考えられる。この分野への資金と専門知識は、持続的な成長 戦略の中で、必要とされる。それで、上場やプライベートエクイティによる資金 調達の必要性がある。 さらに、金融分野成長戦略 2006~2015(FSDS)によれば、カンボジアでの民間 保険分野の発展を完了させるために、CAMINCO が、民営化に着手する予定であ る。そして、カンボジア証券市場が今年、開設されれば、CAMINCO の民営化は、 2012~2013 年になると思われる。それゆえ、事前に保険市場に参入することは、 利益のある成長を獲得することを意味する。 証券市場に上場するリーディングカンパニーの詳細については、次のレポートで 取り上げる予定である。

日本語翻訳 Japanese translation

©

WorldStock.JP

1-7-1 Nishishinjuku Shinjuku-Ku Tokyo 160-0023, Japan http://www.worldstock.jp/cart/ 3.36% 14.59% 16.40% 0.10% 46.15% 19.40% ASIA CAMINCO COMPUBANK LONPAC CAM-VN FORTE INFINITY

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2011 年5月 12 日 8

Contact

PHNOM PENH SECURITIES PLC. No. 32, Monivong Blvd, Phnom Penh, Cambodia

Tel: +855-23-426-999 Fax: +855-23-426-495 Website: http://www.pps.com.kh

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