1 障害者基本法に基づく「障害者計画」と障害者の日常生活及び社会生活を総合的に 支援するための法律(以下「障害者総合支援法」という。)に基づく「障害福祉計画」 を一体化した「第 3 次所沢市障害者支援計画」を策定し、障害者施策の推進を図りま す。 本計画は、「第 2 次所沢市障害者支援計画」の基本的理念を継承し、国の基本指針 や埼玉県の計画、「第5次所沢市総合計画」や「所沢市地域福祉計画」などと整合性 を保ちながら、障害者施策の基本方針と施策展開の方向を明らかにするものです。 なお、計画期間は、平成 27 年度から平成 29 年度までの3年間です。
計画の位置付け
1 計画策定の趣旨
2 計画の性格と位置付け
第5次所沢市総合計画 (基本構想 平成 23~30 年度) (後期基本計画 平成 27~30 年度)第3次所沢市障害者支援計画
各種法律や制度の改定に対応 障害者基本法 障害者総合支援法 所沢市障害 福祉計画 障害福祉サービ ス等の提供に関 する実施計画 第2次所沢市障害者支援計画 基本的理念を継承 所沢市地域福祉計画 所沢市障害者計画 障害者施策の具現化 児童福祉法(障害児) 第 4 期障害 福祉計画 基本指針等障害者手帳の所持者数は、下表のとおり年々増加しています。特に、精神障害者保健 福祉手帳所持者の増加率が高く、平成 24 年3月末と平成 26 年3月末の増加率を見 ると、市の総人口が 1.00 であるのに対して 1. 20 と伸びが大きくなっています。 市の総人口と手帳所持者数の推移(人) ※( )内は市の総人口に占める手帳所持者の割合 区分 市の 総人口 身体障害者 手帳 療育手帳 精神障害者 保健福祉手帳 手帳所持者 合計 平成24年3月末 342,735 8,157 (2.4%) 1,556 (0.5%) 1,791 (0.5%) 11,504 (3.4%) 平成25年3月末 343,020 8,497 (2.5%) 1,629 (0.5%) 1,977 (0.6%) 12,103 (3.5%) 平成26年3月末 342,564 8,684 (2.5%) 1,767 (0.5%) 2,151 (0.6%) 12,602 (3.7%) 増加率 (平成26年/平成24年)
1.00
1.06
1.14
1.20
1.10
この計画は、「地域社会における共生」、「リハビリテーション」、「ユニバーサ ルデザイン」及び「ソーシャルインクルージョン」に基づき、社会的障壁のない共生 社会の実現を目指すため、第 5 次所沢市総合計画 後期基本計画の「障害者福祉」の 「施策の目標」として位置付けられている「障害のある人が社会参加しながら、住
み慣れた地域でいきいきと暮らせるまち」
を基本理念とします。 共生社会の実現を目指し、また、どんなに障害が重くても、必要なサービスを利用 しながら、地域で安心して暮らせる社会を実現するために、次の4つの基本的視点に 基づき施策の推進を図ります。 (1)ライフステージを通じた支援 (2)地域における生活支援 (3)ユニバーサルデザインの推進 (4)障害特性に対応する施策の推進4 計画の基本理念
5 計画の基本的視点
23 障害者の状況
1
6 施策の展開の全体図
3 3
6 施策体系ごとに目標・指標を定めています。 NO 施策体系 指標の名称 目標の内容 現状値(平成 25 年度) 目標値(平成 29 年度) 1 1.障害者理解 と協働の促進 ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 への支援 ボランティアグループ・市民活動団体情報 カード提出団体の会員数 2,478 人 2,725 人 2 障害者理解の促進 障害者週間啓発事業参加者数 393 人/日 477 人/日 3 所沢サン・アビリテ ィーズの活用 所沢サン・アビリティーズを利用した障害 者数 14,986 人 15,735 人 4 2.差別解消及び 権 利 擁 護 の 推進 成年後見制度の充実 成年後見制度に係る相談件数 238 件 300 件 5 3.生活支援の 充実 発達支援事業の実施 (仮称)所沢市こども支援センターの利用 者満足度(平成 28 年度開設予定) ―% 100% 6 グループホームの 整備・充実 グループホームの市内整備見込み量 70 人分 106 人分 7 4.保健医療の 充実 乳 幼 児 健 康 診 査 の 充実 4か月児・10か月児・1歳6か月児・3歳児 の乳幼児健康診査受診率 93.9% 100% 8 機能訓練事業の推進 リハビリ教室・地域リハビリ交流会・失語症者 のつどいの参加者数 1,158 人 1,270 人 9 障害児・者の歯科診療 の充実 歯科診療所あおぞらの受診者数 759 人 850 人 10 5.教育の充実 交 流 及 び 共 同 学 習 の推進 支援籍学習の実施人数 21 人 現状値より増 11 個 別 教 育 支 援 計 画 の推進 個別の教育支援計画を作成する学校の割合 89.4% 100% 12 音声資料・点字図書 の貸出 所沢図書館で行われている視覚障害者へ の音声資料・点字図書の貸出件数 498 件 670 件 13 6.雇用・就労の 促進 ところざわ就労支援 センターの充実 ところざわ就労支援センター登録者の就 職者数 358 人 466 人 14 7.情報提供の 充実 手話通訳者・要約筆 記者の派遣等 聴覚障害者への手話通訳者派遣、要約筆記 者派遣、電話通訳、来所相談の件数 2,259 件 2,371 件 15 8.安心・安全な まちづくり ユ ニ バ ー サ ル デ ザ インの推進 ユニバーサルデザインの認知度 49.1% 57.0% 16 路線バスの整備充実 市内の路線バスに対するノンステップバス の導入率 78.2% 79.5% 17 福祉避難所の整備 災害時における福祉避難所施設利用に関 する協定締結件数 10 件 16 件
7 目標・指標
5
(1)計画の目標値
国の基本指針では、「障害者総合支援法の施行等を踏まえ、平成 29 年度を目標年度 として、次に掲げる事項について、それぞれの数値目標を設定することが適当である」 とされています。埼玉県からも考え方が示されており、これらを参考に市の実情を踏ま え、目標値の設定を行いました。① 福 祉 施 設 入 所 者 の 地 域 生 活 へ の 移 行
項目 数値 備考 平成25年度末時点の入所者数 177 人 【目標値】地域移行者数 22 人 施設入所からグループホームなどに地域移行する人数② 福 祉 施 設 か ら 一 般 就 労 へ の 移 行 等
ア 一般就労移行者数
項目 数値 備考 平成24年度の一般就労移行者数 14 人 平成24年度実績 【目標値】平成29年度の一般就労移行者数 19 人イ 就労移行支援事業の利用者数
項目 数値 備考 平成25年度末時点の就労移行支援事業利用者数 66 人 【目標値】平成29年度末時点の就労移行支援事業利用者数 106 人ウ 就労移行率が3割以上の事業所数
項目 数値 備考 就労移行率が3割以上の事業所数 2事業所 【目標値】就労移行率が3割以上の事業所数 4事業所③ 入 院 中 の 精 神 障 害 者 の 地 域 生 活 へ の 移 行
項目 数値 備考 【目標値】平成 29 年度における 1 年未満入院者の平均退院率 76%8 計画の目標値・見込み量
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(2)計画の見込み量
平成 24 年度から平成 25 年度の実績をもとに必要なサービス量を見込みました。 【月間】 サービスの種類 平成27年度 平成28年度 平成29年度 訪 問 系 居宅介護 重度訪問介護 行動援護 重度障害者等包括支援 同行援護 12,134 時間 338 人分 12,457 時間 347 人分 12,780 時間 356 人分 日 中 活 動 系 生活介護 11,946 人日分 543 人分 12,716 人日分 578 人分 13,530 人日分 615 人分 自立訓練(機能訓練) 176 人日分 8 人分 220 人日分 10 人分 264 人日分 12 人分 自立訓練(生活訓練) 748 人日分 34 人分 836 人日分 38 人分 924 人日分 42 人分 就労移行支援 2,596 人日分 118 人分 3,476 人日分 158 人分 4,664 人日分 212 人分 就労継続支援(A型) 1,452 人日分 66 人分 1,848 人日分 84 人分 2,354 人日分 107 人分 就労継続支援(B型) 8,272 人日分 376 人分 8,734 人日分 397 人分 9,218 人日分 419 人分 療養介護 32 人 33 人 34 人 短期入所(福祉型) 550 人日分 64 人分 645 人日分 75 人分 765 人日分 89 人分 短期入所(医療型) 181 人日分 21 人分 215 人日分 25 人分 249 人日分 29 人分 居 住 系 共同生活援助(グループホーム) 139 人分 162 人分 189 人分 施設入所支援 204 人分 205 人分 206 人分 相 談 支 援 系 計画相談支援 370 人 394 人 420 人 地域移行支援 2 人 3 人 4 人 地域定着支援 4 人 6 人 8 人 障 害 児 サ ー ビ ス 児童発達支援 1,694 人日分 154 人分 1,815 人日分 165 人分 1,947 人日分 177 人分 放課後等デイサービス 1,816 人日分 227 人 1,944 人日分 243 人 2,080 人日分 260 人 保育所等訪問支援 5 人日分 5 人分 5 人日分 5 人分 5 人日分 5 人分 医療型児童発達支援 0 人日分 0 人分 0 人日分 0 人分 0 人日分 0 人分 障害児相談支援 32 人 34 人 37 人 7<地域生活支援事業> 事業の名称 平成27年度 平成28年度 平成29年度 理解促進研修・啓発事業 実施 実施 実施 自発的活動支援事業 実施 実施 実施 更生訓練等給付事業 2 人分/月 2 人分/月 2 人分/月 相談支援事業 障害者相談支援事業(実施か所数) 5 か所 5 か所 5 か所 住宅入居等支援事業(実施か所数) 5 か所 5 か所 5 か所 基幹相談支援センター 未実施 実施 実施 基幹相談支援センター等機能強化事業 実施 実施 実施 成年後見制度利用支援事業(件数) 1件/年 2 件/年 3 件/年 成年後見制度法人後見支援事業 実施 実施 実施 訪問入浴サービス事業(派遣回数) 70 回/月 72 回/月 75 回/月 意思疎通支援事業 手話通訳者派遣事業(派遣件数) 68 件/月 71 件/月 74 件/月 要約筆記者派遣事業(派遣件数) 10 件/月 11 件/月 12 件/月 日常生活用具 給付等事業(件数) 介護・訓練支援用具(件数) 28 件/年 29 件/年 31 件/年 自立生活支援用具(件数) 50 件/年 53 件/年 55 件/年 在宅療養等支援用具(件数) 45 件/年 47 件/年 50 件/年 情報・意思疎通支援用具(件数) 62 件/年 66 件/年 70 件/年 排せつ管理支援用具(件数) 421 件/月 444 件/月 469 件/月 居宅生活動作補助用具(件数) 14 件/年 15 件/年 15 件/年 移動支援事業 利用者数 197 人 207 人 217 人 延利用時間 2,207 時間/月 2,290 時間/月 2,374 時間/月 地域活動支援センタ ー事業 実施か所数 8 か所 8 か所 8 か所 利用者数 105 人 105 人 105 人 点字・声の広報等発行事業(利用者数) 75 人 77 人 79 人 手話奉仕員養成研修事業(講座開催回数) 160 回/年 160 回/年 160 回/年 日中一時支援事業(利用者数) 711 人/月 712 人/月 713 人/月 要約筆記者養成研修事業(講座開催回数) 28 回/年 28 回/年 28 回/年 自動車運転免許取得・改造費助成事業(件数) 7 件/年 7 件/年 7 件/年 8
6
計画や障害に関するQ&A
A1 行政の行う事業は、多岐にわたっています。そのため、それぞれの事業の進めるべき方向を 定め、ほかの事業とも整合を図っていく必要があります。このため、将来に向けて進めてい く施策を記したものが計画です。市役所には、「障害者施策」のような大きな事業ごとに、そ れぞれの法律や制度に基づいて計画が作られています。 A2 市役所内の関係課で前計画(第 2 次障害者支援計画)をもとに、施策の進行状況など検証を 行うとともに、障害者や市民からのアンケート調査、障害者団体や障害福祉サービス提供法 人などからの意見聴取、障害者基本法に基づく「障害者施策推進協議会」や障害者総合支援 法に基づく「自立支援協議会」などからも意見を伺いながら、第2次の障害者支援計画を継 承する形で見直しを行いました。 A3 この計画のもとになっている法律は、「障害者基本法」と「障害者総合支援法」です。障害福 祉に関する主な法律としては、「身体障害者福祉法」、「知的障害者福祉法」、「精神保健及び精 神障害者福祉に関する法律」、「発達障害者支援法」などがあります。また、障害者の権利等 を守る法律としては、いわゆる「障害者虐待防止法」「障害者差別解消法」などがあります。 A4 障害のある人やその家族に関する様々な相談や悩みに対し、必要な情報の提供、障害福祉サ ービスの利用支援、権利擁護の支援などを行う事業です。相談の対応は相談支援専門員が行 い、相談の内容により、助言や情報提供、関係機関の紹介などを行います。また、必要に応 じて関係機関との連携を図っていきます。 所沢市では、市内 5 法人に相談支援事業を委託しています。(次頁をご参照ください。) Q1 なぜ、このような計画を作る必要があるの? Q2 この計画は、どのような過程で作ったの? Q4 相談支援事業って何?どんな相談にのってくれるの?誰が相談にのってくれるの? 9 Q3 障害者の施策に関係する法律には、どのようなものがあるの?■委託相談支援事業所一覧 事業所名 所在地 電話番号 運営主体 障 害 者 生 活 支 援 セ ン タ ー 所沢しあわせの里 東狭山ヶ丘 5-916-3 Tel.04-2921-5566 社会福祉法人 安心会 ところざわ障がい者 相談支援センター 宮本町 1-1-2 Tel.04-2929-1705 社会福祉法人 所沢市社会福祉協議会 生活支援ルーム さぽっと 北原町 935-1 Tel.04-2992-7888 社会福祉法人 藤の実会 地域生活支援センター ぽぷり 緑町 4-7-13 安藤ビル 1F Tel.04-2924-2255 社会福祉法人 皆成会 地域生活支援センター 所沢どんぐり 北秋津 790-2 Tel.04-2993-8585 社会福祉法人 所沢しいのき会 A5 ところざわ就労支援センターでは、「働きたい・働き続けたい」と考えている障害者からの相 談に応じ、就職に向けた実習や職場見学など様々な支援を行っています。 また、就職後も定期的に事業所を訪問し相談やアドバイスも行っています。 ご利用方法は、ところざわ就労支援センターへ電話等でご連絡ください。 事業所名 所在地 電話番号 運営主体 ところざわ就労支援センター 宮本町 1-1-2 Tel.04-2921-9200 社会福祉法人 所沢市社会福祉協議会 A6 ライフステージとは年齢にともなって変化する生活段階のことをいいます。 障害のある人が地域で安心して自立した生活を送るために、それぞれのライフステージに対応 した切れ目のないサービスが必要であるという視点に基づき「所沢市第3次障害者支援計画」 では、障害者のライフステージを「乳幼児期」「学齢期」「青壮年期」「高齢期」と4つのラ イフステージに分け、それぞれのステージを通じた施策を展開しています。 Q5 ところざわ就労支援センターではどのような支援を行っていますか? Q6 この計画にでてくる「ライフステージを通じた支援」とはなんですか? この計画にでてくる「ライフステージを通じた支援」ってなに?
Q7 青い車いすのマークを見かけるのですが、なんのマークですか? A7 青い車いすのマークは、世界共通のシンボルマークで、マークの使用については国際リハビリ テーション協会の「使用指針」により定められています。駐車場などでこのマークを見かけ た場合には、障害者の利用への配慮をお願いします。 なお、このマークは「すべての障害者を対象」としたもので、車いすを利用する障害者に限 定しているものではありません。 このほかにも、障害や障害者に関係した色々なマークがあります。 【障害者のための国際シンボ ルマーク】 障害者が利用できる建物、施設 であることを明確に表すため の世界共通のシンボルマーク です。 【聴覚障害者標識】 聴覚障害であることを理由に 免許に条件を付されている方 が運転する車に表示するマー クです。 【盲人のための国際シンボル マーク】 視覚障害者の安全やバリアフ リーに考慮された建物、設備、 機器などに付けられています。 【ハートプラスマーク】 「身体内部(心臓、呼吸機能、 じん臓、膀胱・直腸、小腸、免 疫機能、肝臓)に障害がある人」 を表しています。 【耳マーク】 聞こえが不自由なことを表す、 国内で使用されているマーク です。 【オストメイトマーク】 人工肛門・人工膀胱を造設して いる人(オストメイト)のため の設備があることを表してい ます。 【身体障害者標識】 肢体不自由であることを理由 に免許に条件を付されている 方が運転する車に表示するマ ークです。 【ほじょ犬マーク】 身体障害者補助犬(盲導犬、介 助犬、聴導犬)同伴の啓発のた めのマークです。