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よこはま地震防災市民憲章 ~ 私たちの命は私たちで守る ~ ここ横浜は かつて関東大震災に見舞われ 多くの方が犠牲になりました 大地震は必ずやってきます その時 行政からの支援はすぐには届きません 私たち横浜市民はそれぞれが持つ市民力を発揮し 一人ひとりの備えと地域の絆で大地震を乗り越えるため ここ

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■横浜市地域防災計画

横浜市防災計画

震災対策編

(2)

ここ横浜は、かつて関東大震災に見舞われ、多くの方が犠牲になりました。 大地震は必ずやってきます。その時、行政からの支援はすぐには届きません。 私たち横浜市民はそれぞれが持つ市民力を発揮し、一人ひとりの備えと地域の絆で大地震を乗 り越えるため、ここに憲章を定めます。 穏やかな日常。それを一瞬にして破壊する大地震。大地震はいつも突然やって来る。 今日かもしれないし、明日かもしれない。 だから、私は自分に問いかける。地震への備えは十分だろうかと。 大地震で生死を分けるのは、運・不運だけではない。また、自分で自分を守れない人がいること も忘れてはならない。私は、私自身と周りの大切な人たちの命を守りたい。 だから、私は考える。今、地震が起きたら、どう行動しようかと。 不安の中の避難生活。けれどみんなが少しずつ我慢し、みんなが力を合わせれば必ず乗り越えら れる。 だから、私は自分に言い聞かせる。周りのためにできることが私にも必ずあると。 東日本大震災から、私たちは多くのことを学んだ。頼みの行政も被災する。大地震から命を守り、 困難を乗り越えるのは私たち自身。多くの犠牲者のためにも、このことを風化させてはならない。 だから、私は次世代に伝える。自助・共助の大切さを。

よこはま地震防災市民憲章〔行動指針〕

 (備え) 1 自宅の耐震化と、家具の転倒防止をしておきます。 2 地域を知り、地域の中の隠れた危険を把握しておきます。 3 少なくとも3日分の飲料水、食料、トイレパックを備蓄し、消火器を設置しておきます。 4 家族や大切な人との連絡方法をあらかじめ決めておきます。 5 いっとき避難場所、地域防災拠点や広域避難場所、津波からの避難場所を確認しておきます。 6 家族ぐるみ、会社ぐるみ、地域ぐるみで防災訓練に参加します。  (発災直後) 1 強い揺れを感じたら、命を守るためにその場に合った身の安全を図ります。 2 怖いのは火事、揺れが収まったら速やかに火の始末を行います。 3 近所のお年寄りや障害者の安否を確認し、余震に気をつけながら安全な場所へ移動します。 4 避難する時は、ガスの元栓と電気のブレーカーを落とし、備蓄食料と常用薬を持って行きます。 5 断片的な情報しかない中でも、噂やデマに惑わされないよう常に冷静を保ちます。 6 強い揺れや長い揺れを感じたら、最悪の津波を想定し、ためらわず大声で周囲に知らせながら 高いところへ避難します。  (避難生活) 1 地域防災拠点ではみんなが被災者。自分にできることを見つけて拠点運営に協力します。 2 合言葉は「お互いさま」。拠点に集まる一人ひとりの人権に配慮した拠点運営を行います。 3 避難者の半数は女性。積極的に拠点運営に参画し、女性の視点を生かします。 4 子どもたちの力も借りて、一緒に拠点運営を行います。 5 消防団員も拠点運営委員も同じ被災者。まずは感謝の言葉を伝えます。 6 「助けて」と言える勇気と、「助けて」に耳を傾けるやさしさを持ちます。  (自助・共助の推進) 1 あいさつを手始めに、いざという時に隣近所で助け合える関係をつくります。 2 地域で、隣近所で、家庭で防災・減災を学び合います。 3 子どもたちに、大地震から身を守るための知恵と技術、そして助け合うことの大切さを教えます。 4 横浜はオープンな街、訪れている人みんなに分け隔てなく手を差し伸べます。 5 私たち横浜市民は、遠方の災害で被災した皆さんにもできる限りの支援をします。

よこはま地震防災市民憲章 ~ 私たちの命は私たちで守る ~

(3)

平成23年3月11日に発生した東日本大震災の教訓等を踏まえ、本市は、平成24年度、

本計画を抜本的に見直し、「減災」と「人命最優先の対策の強化」を重点として対策

を強化しました。併せて、減災目標を達成するためのアクションプランとして「横浜

市地震防災戦略」を策定し、行政による「公助」に加え、市民、地域、事業者の皆様

による「自助」「共助」の取組を、ハード、ソフトの両面から推進しています。また「よ

こはま地震防災市民憲章」を策定し、減災に対する意識を一層高めています。

災害への備えは尽きることがありません。今後も、市民、事業者、防災関係機関等

との連携を一層深め、また訓練や対策の積み重ねにより災害対応力の向上を図り、市

民の皆様が安心して生活できるまちの実現に向けて邁進してまいります。皆様にもど

うか、一層のお力添えをお願いいたします。

むすびに、今回の計画修正にあたり貴重な御意見をお寄せいただきました、多くの

市民の皆様、関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。

はじめに

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第1章 計画の方針

第1節 横浜市防災計画の構成 1 横浜市防災計画の全体構成   3 2 計画の修正   3 3 他の計画及び他の法令等に基づく計画との関係   3 4 計画の習熟   3 第2節 横浜市防災計画「震災対策編」の方針 1 震災対策の目的と目標   4 2 計画の策定方針   4 3 計画の構成及び内容   5 4 区別防災計画   5 5 市及び区災害対策本部運営マニュアル   5 6 地区防災計画   5

第2章 本市の概況

第1節 自然的条件 1 位置及び面積   6 2 地 形   6 3 地 質   6 第2節 社会的条件 1 人口及び世帯   7 2 建 物   7 3 道 路   7 4 橋りょう   7 5 トンネル   8 6 鉄 道   8 7 ライフライン施設の普及状況   8

第3章 地震及び被害の想定

第1節 想定地震と設定条件 1 想定地震   9 2 設定条件   9 第2節 地震動  1 地震動図   10 2 地盤被害(液状化図)   12 第3節 地震被害想定  1 調査結果の概要   13 2 建物及び人的被害の想定(市全体)   16 3 建物及び人的被害の想定(区別)   16 第4節 都市基盤施設等の被害想定  1 道路施設の被害想定   19

第1部 総   則

総目次

横浜市防災計画 震災対策編

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3 河川施設の被害想定   23 第5節 ライフラインの被害想定 1 ライフラインの供給支障   23 2 水道施設の被害想定   25 3 下水道施設の被害想定   27 4 電信電話施設の被害想定   28 5 電力施設の被害想定   30 6 都市ガス施設の被害想定   32 第6節 その他の被害想定  1 鉄軌道施設の被害想定   33 2 崖崩れ被害   35 3 宅地造成地内擁壁崩壊被害   35 4 ブロック塀の倒壊危険   35 5 中、高層建築物からの落下物被害   35 6 家具類の転倒による被害   35 7 津波の予測   36 8 地盤の液状化の可能性   36 9 長周期地震動による被害   36 10 帰宅困難者   37 11 エレベータ閉じ込め   38 12 災害廃棄物   39 13 直接経済被害   39 14 地下街における被災   39 15 天井崩落による被害   39 16 石油コンビナートの被害   40 17 津波火災   40 18 鉄道・道路等における事故   40 19 複合災害   40 20 余震の影響   40

第4章 震災対策に資する施策の推進

第1節 震災対策施設等の整備促進 1 地域防災拠点(指定避難所)の整備   41 2 都市基盤施設・防災重要施設の耐震化促進   41 3 民間建築物の耐震化、崖改善の促進   41 第2節 地域防災力の強化  41 第3節 コンピュータ支援型防災対策への進展  1 情報システムの高度化   41 2 情報通信基盤の充実   41 3 情報インフラの保全対策   41 第4節 行政の災害対応力の向上  42 第5節 計画的な防災事業の推進  42 第6節 災害応援体制の確立  42 第7節 人権尊重、男女のニーズの違いへの配慮  1 人権尊重   42 2 男女のニーズの違いへの配慮   42

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第5章 減災目標の設定と目標達成のための具体的対策

第1節 基本的事項 1 対象地震   43 2 対象期間   43 第2節 減災目標 1 基本目標Ⅰ(被害を最小限に抑える)   44 2 基本目標Ⅱ(発災時の混乱を抑え、市民の命を守る)   45 3 基本目標Ⅲ(被災者の支援と早期復興を図る)   46

第6章 市、市民及び事業者の基本的責務

第1節 市の責務  47 第2節 市民の責務  47 第3節 事業者の責務  47

第7章 本市及び防災関係機関等が行うべき業務の大綱

第1節 本市が行うべき業務の大綱  48 第2節 防災関係機関等の業務の大綱 1 指定地方行政機関   48 2 指定公共機関   50 3 指定地方公共機関   51 4 神奈川県   52 5 神奈川県警察   52 6 自衛隊   52 7 消防団   52 8 市との協力協定等締結団体及び機関   53 9 その他の公共的団体及び防災上重要な施設の管理者   53

第1章 地震に強い都市づくりの推進

第1節 防災都市づくりの推進  1 防災都市づくりの基本的な考え方   57 2 防災都市づくりの重点施策   57 第2節 地震火災対策の強化  1 対象地域   58 2 地域防災力・消防力向上施策   59 3 防災まちづくり施策   59 第3節 都市計画等に基づく防災力強化の推進 1 防火・準防火地域の指定及び不燃化推進条例による防火規制   59 2 最低限高度地区   60 3 高度利用地区   60

第2部 災害予防計画

(7)

5 地区計画等   61 6 防災再開発促進地区   61 第4節 災害に強い市街地整備の推進  1 市街地再開発事業   61 2 土地区画整理事業   61 3 優良建築物等整備事業(優良再開発型)   62 4 住宅市街地総合整備事業   62 5 住宅地区改良事業   62 6 災害に強い都心部の形成   62 7 延焼遮断帯の形成   65 第5節 地域主体の災害に強いまちづくりの推進  1 まちの不燃化推進事業   66 2 都市計画地図情報システムの活用   66 第6節 震災時に活用できる土地の確保  1 震災時土地利用計画   66 2 防災協力農地登録制度   67 第7節 都市施設の防災機能の強化  1 道路の整備   68 2 河川護岸等の整備   69 3 港湾施設の整備   70 4 都市公園の整備   70 5 鉄道施設の整備   70 第8節 ライフライン施設の防災性強化  1 水道施設の耐震対策   72 2 下水道施設の耐震対策   74 3 電気施設の耐震対策   75 4 ガス施設の耐震対策   76 5 電信電話施設の耐震対策   77 第9節 建築物の耐震強化 1 公共施設・設備の耐震化整備   78 2 特定建築物等の耐震改修の促進   79 3 木造住宅の耐震診断と耐震補強の促進   80 4 マンションの耐震診断と耐震補強の促進   80 第10節 文化財等の防災対策  1 防災訓練の実施   80 2 文化財の所在情報等の充実・整備   81 3 歴史的建造物等の防災対策   81 第11節 崖、擁壁への防災対策の促進  1 急傾斜地崩壊危険区域の指定   81 2 土砂災害警戒区域等   81 3 崖情報の管理及び安全管理の指導   81 4 崖改善の促進   82 第12節 地盤の液状化対策  1 埋立地の液状化対策の基本的な考え方   82 2 公共建築物等の工事の際の液状化対策   82

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3 液状化対策等の情報提供   82 第13節 高層建物等の地震対策  1 高層建物等のハード対策   83 2 高層建物等のソフト対策   83

第2章 防災力強化の取組

第1節 地震情報等の収集及び活用  1 地震情報の収集   84 2 地震データ等の活用   85 第2節 防災情報通信基盤網の整備  1 危機管理システム   85 2 防災行政用無線網   85 3 災害時安否情報システム   85 4 高度安全安心情報ネットワーク(ASIN)   85 5 職員安否・参集確認システム   86 6 緊急地震速報   86 7 複数の手段を活用した情報受伝達体制の整備   86 8 情報受伝達に関する計画等の策定及び訓練等の実施   86 第3節 消防力の整備・強化  1 消防水利の確保、整備   87 2 公設消防力の強化   87 3 消防団消防力の強化   88 第4節 防災備蓄計画  1 備蓄庫の整備   89 2 備蓄物資の整備   90 3 高齢者・乳児への対策   90 4 帰宅困難者への対策   90 5 備蓄数量   91 6 水の確保   93 第5節 その他の資機材の整備  1 水防用資機材   95 2 ペット対策資機材等   95 3 その他の資機材等(各局・各区役所)   95

第3章 避難場所等の指定

第1節 指定避難所・指定緊急避難場所  1 指定避難所の指定(災害対策基本法第49条の7)   96 2 指定緊急避難場所(災害対策基本法第49条の4)   99 第2節 広域避難場所及び津波避難場所 1 広域避難場所の指定等   99 2 津波避難場所の確保   100 第3節 その他の避難場所等  1 福祉避難所   100

(9)

3 補充的な避難所   100 第4節 県知事への報告及び避難場所等の周知  100 第5節 施設管理者等による届出  100

第4章 災害医療体制の整備

第1節 災害医療における指揮体制  1 医療局・健康福祉局の体制   101 2 区役所の体制   101 第2節 災害医療における活動体制  1 情報通信体制   102 2 緊急度・重症度に応じた医療提供体制   103 3 医療救護隊の編成等   103 第3節 医薬品等の備蓄及び供給体制  1 医薬品等の備蓄   104 2 医薬品等の供給   104 第4節 災害時に備えた取組  105

第5章 防災体制の強化推進

第1節 防災組織体制の種類  1 市災害対策本部   106 2 区災害対策本部   106 3 市・区警戒本部   106 4 警戒体制   106 第2節 初動体制の強化  1 夜間・休日等の緊急体制   106 2 区役所における早期の体制確立のための職員配置   107 3 早期の体制確立のための代理者の事前指定   107 4 市災害対策本部及び区災害対策本部の代替施設の事前指定   108 5 動員者の任務分担の周知徹底   108 第3節 配備・動員計画の策定 1 市職員等の動員   109 2 配備・動員計画の基本方針   109 3 配備・動員計画の策定   109 第4節 応急対策従事職員の備蓄  110 第5節 防災関係機関等との連携強化  1 防災関係機関相互の連携強化   111 2 防災関係機関等との協定の締結   111

第6章 緊急輸送体制の整備

第1節 広域的な緊急輸送の確保推進  1 交通規制計画   112 2 緊急交通路の啓発   112

(10)

3 緊急通行車両及び緊急輸送車両の確認   112 第2節 市内緊急輸送の確保推進 1 緊急輸送路の指定   114 2 緊急輸送路の整備   114 3 緊急交通路を補完し、 災害時に重要な拠点施設へのアクセスを確保する路線の指定   114 4 道路震災対策マニュアルの作成   114 5 建設業協会との連携   115 6 京浜河川事務所との連携   115

第7章 災害に強い人づくり

第1節 「自助」、「共助」、「公助」による減災  1 「自助」「共助」「公助」の定義   120 2 時間軸に応じた「自助」「共助」「公助」の主な役割と取組   120 第2節 防災意識の高揚  1 本市職員に対する防災教育   122 2 市民等への防災・減災の普及啓発   122 3 横浜防災ライセンス   125 4 横浜市民防災センター   125 5 学校防災教育の推進   125 6 家庭防災員研修制度   126 第3節 日頃からの市民の備え  126 第4節 市民の防災活動の促進  1 住宅用火災警報器等及び消火器の設置   126 2 消火活動等の共助体制の強化   126 第5節 防災訓練の実施 1 総合防災訓練   127 2 本市職員に対する訓練   127 第6節 ボランティアとの協力体制の確立 1 ボランティアの活動分野   127 2 災害ボランティア(支援)センター等との連携体制の確立   128 3 ボランティアの活動拠点   128 4 専門的ボランティアの養成・登録   129 5 一般ボランティアとの協力体制の確立   129 6 横浜市退職者の登録制度   130 7 赤十字防災ボランティア   130 8 ボランティア意識の啓発   131 第7節 被災建築物・宅地の被害状況の把握に係る体制 1 公共建築物等の被害状況の把握   131 2 民間住宅等・宅地の被害状況の把握   131 第8節 車中泊避難の予防 1 地域防災拠点の役割及び運営についての周知・啓発   132 2 健康被害に関する周知・啓発   132

(11)

第8章 災害に強い地域づくり

第1節 自主防災組織の強化  1 区防災対策連絡協議会   133 2 町の防災組織   134 3 いっとき避難場所の選定   134 4 地域防災拠点運営委員会   134 5 町の防災組織と地域防災拠点   136 第2節 地区防災計画  1 地区居住者等による計画提案   136 2 地区防災計画に定める事項   137 3 具体的な事業に関する計画の作成   137 4 地区防災計画の見直し   137 第3節 要援護者対策  1 市、地域及び事業者の役割   138 2 災害時要援護者名簿   138 3 要援護者に対する事前対策   139 第4節 社会福祉施設等における安全確保対策  1 社会福祉施設等内の安全対策の推進   140 2 迅速な応急活動体制の確立   141 3 地域との連携強化   141 第5節 外国人支援策  1 外国人への防災意識の普及啓発   141 2 迅速な支援体制の確保   142 第6節 地域での安全対策  1 中高層建築物等からの落下物対策   142 2 家具類の転倒防止対策   142 3 電気機器からの出火防止対策   142 第7節 事業者の防災体制の確立  1 事業者のとるべき措置   143 2 特定事業者の防災計画   143 3 事業所における防災管理体制の充実   143 4 事業所による訓練参加及び実施   144 5 事業所の自衛消防組織の充実   145 6 生活物資等の市民への安定供給の協力   145 第8節 経済・産業復興への備え  1 産業防災連絡会議との連携   145 2 事業継続計画(BCP)の策定支援   145 3 産業ワンストップセンターの開設・運営   145 第9節 危険物施設等の対策  1 危険物施設等に対する指導   146 2 危険物施設等における訓練の実施   146 3 施設の点検・補修等   146 4 石油コンビナート地域の安全   146 5 有害化学物質等漏出災害予防計画   146

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第10節 重要防御地区等の指定  147

第9章 学校における安全対策の推進

第1節 学校施設内の安全対策の推進  148 第2節 情報受伝達体制の確保  1 情報連絡体制   148 2 情報受伝達ルールの確立   148 3 訓練及び研修の実施   148 第3節 迅速な応急活動体制の確立  1 学校防災計画の策定   148 2 教職員の動員体制   148 3 地域防災拠点運営委員会との連携   148 4 学校再開準備班の確立   148 5 学用品の管理   148 6 応急医療の見直し   149 第4節 児童生徒の安全確保体制の確立  1 防災教育の実施   149 2 防災訓練の実施   149 3 避難体制等の整備   149 4 保護者等の連絡体制の確保   149

第10章 帰宅困難者の安全確保

第1節 帰宅困難者の発生抑制(一斉帰宅の抑制)  1 事業者等への啓発   150 第2節 主要駅周辺等における混乱防止  1 平常時からの連携強化   152 2 関係者の役割   152 第3節 帰宅困難者の一時避難場所、一時滞在施設 1 対象施設等   152 2 帰宅困難者一時滞在施設検索システム(一時滞在NAVI)   153 第4節 徒歩帰宅者への支援  153

第11章 横浜市業務継続計画

第1節 業務継続計画(BCP)の概要  1 業務継続計画(BCP)の役割   154 2 業務継続計画(BCP)の内容   154 第2節 業務継続計画(BCP)の基本方針  154

(13)

第1章 応急対策の基本

1 人命確保最優先   157 2 消火活動の優先   157 3 情報受伝達   157 4 関係機関等との連携   157 5 市民の相互協力   157

第2章 災害対策本部の設置

第1節 横浜市災害対策本部の設置  1 市災害対策本部の設置   158 2 区災害対策本部の設置   158 3 現地災害対策本部の設置   158 4 非常災害現地対策本部、緊急災害現地対策本部等との連携   159 第2節 横浜市災害対策本部の廃止・縮小  1 市災害対策本部の廃止   159 2 区災害対策本部の廃止   159 3 現地災害対策本部の廃止   159 4 市・区災害対策本部の縮小   160 第3節 組織・運営  1 市本部   160 2 区本部   162 3 現地本部   163 4 事務決裁処理の特例   163 5 組織及び事務分掌   164 第4節 国等による応援・代行  216

第3章 職員の配置・動員

第1節 職員配置計画  1 地震発生時の配備体制   217 2 勤務時間内の職員配置   217 3 勤務時間外の職員配置   217 4 初動期における本部体制(職員配置の基本)の考え方   217 5 動員時の職員の安全衛生管理について   218 6 区等への応援体制   218 7 配備状況の報告   218 8 配備体制の縮小   218 第2節 職員の動員  1 職員の動員   218 2 参集時の留意事項   219

第3部 応急対策

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第4章 情報の収集・伝達

第1節 情報受伝達方針  220 第2節 情報受伝達体制  1 情報受伝達系統   220 2 通信手段   220 3 通信機器等の管理等   222 4 情報収集員の派遣   222 第3節 災害情報の収集、報告及び記録  1 情報収集・伝達の原則   222 2 市本部が実施する情報の収集及び伝達等   223 3 市本部各局及び区本部の報告   223 4 神奈川県知事への報告   224 5 災害情報の記録   224 第4節 安否情報の提供等  1 安否情報の収集   225 2 安否情報の照会に対する回答   225 第5節 災害時広報・報道  1 災害時広報・報道のねらい   226 2 災害時広報・報道要領   226 第6節 広聴活動  1 臨時市・区民相談室の設置   228 2 要望等の処理   228 3 災害時コールセンターの設置   228 4 警察による被災者等への情報伝達・相談活動   229

第5章 消火及び救助・救急活動

第1節 応急活動体制  1 応急活動の方針等   230 2 消防隊等の運用   230 3 消防団の災害応急活動の基本   231 4 広域応援要請   231 5 津波対策   232 第2節 消火活動  1 消防隊等の消火活動   232 2 消防団の消火活動   233 3 自主防災組織の消火活動   233 第3節 救助・救急活動  1 消防隊等の救助・救急活動   233 2 消防団の救助・救急活動   234 3 自主防災組織の救助・救急活動   235

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第6章 災害医療と保健衛生

第1節 災害医療  1 発災時の指揮統制   236 2 発災後の段階に応じた医療・保健提供体制   237 3 搬送体制等の確保   241 4 医薬品等の調達   242 5 医療情報の提供   242 6 こころのケア対策等   243 7 歯科医療体制   243 8 医療救護隊による診療の終了   244 9 保健師等による応援派遣の終了   244 第2節 生活衛生  1 生活衛生広報   245 2 飲料水及び食品の衛生確保   245 3 感染症の予防   246 4 動物の保護収容   246 第3節 感染症患者発生等への対応  1 感染症発生状況の早期把握   247 2 患者の移送   247 3 感染拡大防止措置   247 4 予防接種   248

第7章 被災建築物・宅地の被害状況の把握

第1節 公共建築物等に係る応急活動 1 安全点検及び応急措置体制   249 2 施設管理者の役割   249 第2節 民間住宅・宅地等の被害状況の把握に係る判定活動 1 被災建築物応急危険度判定   249 2 被災宅地危険度判定   250

第8章 受援計画

第1節 自衛隊に対する災害派遣要請  1 要請方法   251 2 直接通知の相手先   251 3 要請を待ついとまのない場合の自衛隊出動   251 4 派遣要請の範囲   252 5 自衛隊との連絡調整   252 6 災害派遣部隊の受入れと活動   252 7 経費の負担   254 第2節 緊急消防援助隊等の応援要請  1 消防局長(消防本部長)の応援要請   254 2 応援要請の種別及び要請先等   254 3 要請消防力   254 4 受入地点の決定   255 第3節 横浜海上保安部に対する協力要請  255

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第4節 関東地方整備局に対する要請  255 第5節 広域応援活動拠点  255 第6節 地方公共団体との相互応援  1 行政機関に対する応援要請   256 2 職員の派遣要請   256 3 受援の調整   258 4 他都市応援職員等の宿泊施設   260 第7節 海外からの支援受入れ  261

第9章 被災者等の避難対策

第1節 避難計画  1 避難勧告等   262 2 警戒区域の設定及び立退き   263 第2節 被災者の避難・受入れ  1 被災者の避難・受入れ   263 2 地域防災拠点の開設及び閉鎖・統合   264 3 教職員における地域防災拠点の開設の対応   264 4 地域防災拠点の管理・運営   265 5 補充的避難所の開設及び運営   267 6 県有施設等の利用   267 第3節 要援護者の避難と援護対策  1 市民、地域等の役割   268 2 援護対策の基本方針   268 3 援護体制の確保   269 4 援護の実施   269 第4節 福祉避難所の開設及び運営  1 福祉避難所の開設及び運営   270 2 受入れの決定   271

第10章 帰宅困難者対策

第1節 本市の対応  1 市本部帰宅困難者対策チームの設置   272 2 区本部避難者・駅対応班の設置   272 3 横浜駅情報連絡本部の設置   272 第2節 関係機関の対応  1 鉄道事業者の対応   272 2 バス事業者の対応   272 3 駅周辺事業者の対応   273 4 警察の対応   273 5 事業所・学校等の対応   273 第3節 大規模集客施設や駅等における利用者保護  273 第4節 帰宅困難者への支援 

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2 一時滞在施設等の開設・運営   274 3 一時滞在施設の開設の延長   274 4 帰宅困難者等への情報提供   274 5 物資の搬送   274 第5節 徒歩帰宅者への支援  274 第6節 一斉帰宅の抑制  275 第7節 帰宅困難者等の搬送  275

第11章 警備と交通対策

第1節 大地震が発生した場合の警備対策  1 警備体制の確立   276 2 災害応急対策の実施   276 第2節 大地震が発生した場合の交通対策  1 被災地域への流入抑制及び交通規制の実施   277 2 交通情報の収集等   278

第12章 緊急輸送対策

第1節 輸送路の確保 1 道路の通行機能の確保   279 2 河川関係障害物の除去   279 3 ヘリコプター離着陸場の確保   279 第2節 輸送体制の確保  1 輸送車両等の確保   280 2 燃料の確保   280 3 緊急通行車両の確認   281 第3節 海上輸送体制の整備  1 海上輸送路の確保   281 2 緊急物資の受入れ及び輸送   282

第13章 行方不明者の捜索・遺体の取扱い

第1節 行方不明者の捜索  1 捜索活動   283 2 行方不明者の把握   283 3 後方支援活動   283 第2節 遺体の取扱い  1 関係機関との連携   284 2 遺体安置所   284 3 遺体の処理   285 4 火葬   286 5 円滑な火・埋葬の実施   287

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第14章 物資等の供給

第1節 応急給水  1 水道局が行う応急給水   288 2 区本部が行う応急給水   292 第2節 物資の供給  1 物資供給の基本方針   293 2 本市の備蓄する物資の供給   294 3 備蓄物資が不足する場合の食料の調達   294 第3節 救援物資の受入れ・配分  1 救援物資の募集   296 2 救援物資の受入れ   297 3 物流拠点等   298 4 協定等による物資保管場所の確保等   298

第15章 災害廃棄物等の処理

第1節 基本的な考え方  1 災害廃棄物の範囲(災害廃棄物の定義)   299 2 し尿・ごみの処理   299 第2節 トイレ・し尿対策  1 トイレ対策   299 2 し尿くみ取り対策   301 第3節 家庭系ごみ対策  1 発災直後(発災からおおむね72時間まで)の対応   302 2 発災からおおむね72時間後の対応   302 第4節 施設の保全及び仮置場の設置等  1 資源循環局所管施設の保全   304 2 焼却工場の運営(復旧活動)   304 3 仮置場   304 第5節 有害化学物質等による汚染防止対策  304

第16章 学校活動と保育

第1節 発災時の対応  1 児童生徒の安全確保   306 2 児童生徒の避難行動   306 3 学校施設の応急復旧   307 4 発災後の休校期間   307 第2節 学校教育再開に向けた対応  1 学校教育再開の準備の実施   307 2 応急教育の実施   308 第3節 保育の早期再開  308

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第17章 災害ボランティア活動

第1節 専門的ボランティアの活動  309 第2節 一般ボランティアの活動支援  1 ボランティア窓口の設置   310 2 ボランティアが活動しやすい環境の確保   310

第18章 公共施設等の応急・復旧対策

第1節 公共施設における応急対応  1 利用者等の安全対策、避難誘導   312 2 応急措置   312 3 本計画等に基づく運用の準備   312 4 補完施設   313 第2節 土木施設の応急対応  1 道路   313 2 港湾施設   313 3 河川施設の応急対応   313 4 下水道施設の応急対応   314

第19章 ライフライン等の応急・復旧対策

第1節 電気・ガス・電話施設の応急対策  1 東京電力パワーグリッド(株)   315 2 東京ガス(株)   316 3 東日本電信電話(株)・(株)NTTドコモ   317 4 KDDI(株)   318 5 ソフトバンク(株)   319 第2節 放送機関の応急対策  1 基本方針   320 2 災害時の放送   320 第3節 鉄道機関の応急対策  1 鉄道機関の運行規制の内容等   322 2 鉄道機関の行う応急活動   328 第4節 バス輸送機関の応急対策  328

第20章 災害救助法の適用

第1節 災害救助法  329 第2節 災害救助法の適用  1 救助の種類及び実施機関   329 2 本市における災害救助法の適用基準   329 3 救助の実施   331

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第1章 市民生活の安定・復旧

第1節 被災者の生活援護 1 生活相談   335 2 職業紹介   336 3 被災者生活再建支援金の支給   336 4 災害弔慰金及び災害障害見舞金の支給 (災害弔慰金の支給等に関する条例)   336 5 災害援護資金の貸付け   336 6 災害見舞金・弔慰金の交付(横浜市災害見舞金・弔慰金交付要綱)   336 7 義援金の受付、配分   337 8 市税・保険料・公共料金等の減免・猶予等   337 9 災害復興住宅融資   337 10 がけ地防災対策工事助成金制度   338 11 道路台帳のデジタル化   338 第2節 被災者の住宅確保及び応急修理等 1 応急仮設住宅の供与   338 2 建設による応急仮設住宅   339 3 借上等による応急仮設住宅等   340 4 入居者の選定   340 5 入居者支援   340 6 住宅の応急修理・障害物の除去   341 第3節 解体廃棄物、津波堆積物の処理 1 解体廃棄物等の処理計画の策定   341 2 本市による処理   341 3 支援要請   342 第4節 激甚災害法の適用等 1 激甚災害の指定   342 2 激甚災害に関する調査報告   342 3 激甚災害指定の促進   343 4 特別財政援助の交付に係る手続   343 5 激甚災害に係る財政援助等   343

第2章 罹災証明書と被災者台帳

第1節 被害認定調査 1 被害認定調査の分担   345 2 職員研修の実施   345 3 被害認定調査の迅速化   345 第2節 罹災証明書 1 罹災証明書の分担   345 2 罹災証明書の対象   346 第3節 被災者台帳の整備及び被災者支援システムの活用 1 被災者台帳の整備   346

第4部 復旧・復興対策

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第3章 応急復旧(復興)に関する財源確保

第1節 復旧(復興)対策に係る予算措置と財源確保  347 第2節 災害応急対策に係る契約及び経費支出の特例  347 第3節 法律等の概要  348

第4章 復興対策

第1節 復興対策の定義  349 第2節 復興の理念  349 第3節 復旧・復興期の区分  349 第4節 横浜市震災復興本部の体制 1 震災復興本部の設置・廃止   349 2 震災復興本部と災害対策本部の業務の流れ   350 3 震災復興本部の組織及び事務分掌   352 第5節 震災復興ガイドライン、基本方針、基本計画 等の策定 1 第1期:被害状況の概略把握(発災~2週間)   357 2 第2期:震災復興の基本方針の策定(2週間~2か月)   357 3 第3期:震災復興基本計画の策定(2か月~6か月)   357 4 第4期:地区別細部計画の策定(6か月~1年)   358 5 第5期:復興施策の推進(1年~)   358 第6節 復興の流れ  359 第7節 都市復興の推進 1 地域指定等の検討   360 2 市民への周知等   360 3 都市復興の基本方針の策定   360 4 地区別整備計画及び地区別細部計画の策定   360 5 都市復興の推進   360 第8節 地域経済の復興支援 1 経済の復興に向けた基本的な考え方の明確化   360 2 消費生活情報の把握   360 3 産業ワンストップセンターの開設・運営等   361 4 農業災害関連融資   361 5 経済復興の推進   361 第9節 住宅復興の進め方 1 住宅の復興に向けた基本的な考え方の明確化   361 2 住宅復興の推進   361 第10節 生活・暮らし復興の進め方 1 生活・暮らし復興に向けた基本的な考え方の明確化   361 2 生活・暮らし復興の推進   361 第11節 復興基本計画等の策定にあたっての配慮事項

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1 配慮事項   362 2 復興に関する事前対策の充実   362

第1章 津波対策の基本

第1節 津波の予測  1 減災レベルの津波の想定   365 2 防護レベルの津波の想定   365 3 津波による被害   365

第2章 予防対策

第1節 行政・住民の予防対策 1 行政の予防対策   366 2 住民の予防対策   368

第3章 応急対策

第1節 津波警報等発表時の措置 1 津波警報等及び津波予報の発表   369 2 防災体制   371 3 津波警報又は大津波警報発表時の初動体制   371 4 津波警報又は大津波警報発表時の勤務時間内外の動員先   371 5 津波警報等及び津波予報の収集、伝達   372 第2節 避難対策等  1 避難指示   375 2 避難対象区域   375 3 津波避難場所   377 4 津波代替拠点   377

第1章 警戒宣言の発令

第1節 東海地震に関連する情報等 1 警戒宣言の発令の手続   381 2 警戒宣言等   382 3 気象庁による東海地震に関連する情報の発表基準・解除基準   382 第2節 警戒宣言等の伝達  1 「東海地震に関連する情報」等の伝達   383 2 警戒宣言の伝達   383 3 関連情報の受伝達   383

第2章 東海地震注意情報発表時から警戒宣言が

発せられるまでの対応措置

第5部 津波対策

第6部 東海地震事前対応計画

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第1節 市の活動体制  1 警戒本部の設置   384 2 警戒本部の廃止   386 第2節 職員の配置と動員  1 警戒配備の動員対象職員と動員先   389 2 勤務時間内の配備体制   389 3 勤務時間外の動員体制   389 第3節 消防局の警戒体制 1 消防局地震災害対策会議   389 2 職員の動員体制   389 第4節 東海地震注意情報発表時の措置 1 東海地震注意情報の受伝達   389 2 広報・報道活動   389 3 混乱防止措置   390 第5節 公共輸送 1 鉄道・バス運行計画   391 第6節 地域防災拠点の点検・確認  392 第7節 警備対策  392 第8節 緊急輸送対策  392 第9節 医療救護対策 1 医療救護体制の確認   392 2 応援等の確認   392 3 必要資材の点検、関係事業者への確認   392 第10節 物資、資機材等の点検・確認 1 食料、生活必需物資等の確認   393 2 災害応急対策等に必要な資機材の点検等   393 第11節 市が管理又は運営する施設に関する対策 1 本市施設が共通してとるべき措置   394 2 学校、福祉施設、医療機関等における措置   394 第12節 市民、事業所のとるべき措置  1 市民のとるべき措置   396 2 事業所の取るべき処置   397 3 危険物製造所、貯蔵所、取扱所等のとるべき措置   397

第3章 警戒宣言発令時対策

第1節 横浜市災害対策本部 1 横浜市災害対策本部の設置   398 2 横浜市災害対策本部の廃止   398 第2節 職員の配置と動員 1 勤務時間内の配備体制   398 2 勤務時間外の動員体制   398

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第3節 消防活動 1 地震災害対策消防本部の設置   399 2 職員の動員   399 3 消防隊等の増強   399 4 警戒活動   399 5 消防団計画   400 第4節 情報の受伝達 1 警戒宣言、東海地震予知情報の伝達   401 2 広報・報道活動(警戒宣言発令時)   401 第5節 公共輸送及び混乱防止対策 1 鉄道・バス運行計画   402 2 帰宅困難者対策   402 第6節 事前避難対策 1 地域防災拠点の開設準備   404 2 避難場所開設状況等の報告   404 3 避難の勧告・指示   404 第7節 警備対策 1 警備体制の確立   404 2 警戒宣言発令時対策等   405 第8節 交通対策 1 交通規制に関する措置等   405 第9節 緊急輸送対策 1 緊急輸送路等の確保   406 2 緊急輸送活動   406 3 緊急通行(輸送)車両の確認   407 第10節 医療救護対策 1 医療救護体制の確立   408 2 応援等の要請   408 3 必要資材の点検、関係事業者への協力要請   408 第11節 物資、資機材等の確保 1 食料、生活必需物資等の確保   408 2 災害応急対策等に必要な資機材の確保   409 第12節 生活関連施設対策  409 第13節 市が管理又は運営する施設に関する対策 1 本市施設が共通してとるべき措置   410 2 学校、福祉施設、医療機関等における措置   411 3 工事中の建物等に対する措置   411 第14節 市民、事業所のとるべき措置 1 市民のとるべき措置   412 2 事業所のとるべき措置   413 3 危険物製造所、貯蔵所、取扱所等のとるべき措置   413

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第4章 警戒宣言の発令に対する事前対策の推進

第1節 警戒宣言に関する知識の普及  1 警戒宣言についての教育、広報   414 2 予知対応型訓練の実施   414 第2節 地震防災応急計画  1 地震防災応急計画の策定   414 2 事業所に対する作成指導   415

第1章 災害応援の基本

第1節 横浜市応援連絡体制  1 応援連絡体制の組織   419 2 応援連絡体制の役割   419 第2節 横浜市災害応援対策本部 1 応援対策本部の組織   419 2 応援対策本部の役割   420 3 統括調整部と各区局との連携体制   420 4 市災害対策本部が設置されている場合の対応   420 第3節 応援連絡体制及び応援対策本部の廃止 1 応援連絡体制の廃止   420 2 応援対策本部の廃止   420

第2章 災害応援活動の展開

第1節 災害応援活動の準備  421 第2節 災害情報の収集及び伝達  421 第3節 被災自治体への応援派遣の基本方針  421 第4節 消防隊等の派遣等 1 被災地からの派遣要請   421 2 消防隊等の派遣   421 第5節 医療隊の派遣  422 第6節 救援物資の輸送 1 救援物資の確保等   422 2 個人からの小口物資の取扱い   422 3 救援物資の輸送   422 第7節 災害応援活動の広報  422 第8節 義援金の募集  422

第7部 災害応援計画

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第9節 職員の派遣  423 第10節 行政事務の支援  423 第11節 応援派遣項目  424

第3章 被災自治体からの被災者受入れ

第1節 受入施設の明確化 1 一次受入施設(公共施設及び厚生施設など)   425 2 二次受入施設   425 3 安定的に自立して生活できる住宅等   425 第2節 一次受入施設運営マニュアルの整備  425 第3節 避難者への支援内容の明確化  425

第4章 相互応援協定の発動 



426

【参考】横浜市防災計画の策定及び修正等の状況 



428

(27)

1

(28)
(29)

1部

第1章 計画の方針

第1節  横浜市防災計画の構成 

1 横浜市防災計画の全体構成 横浜市防災計画は、災害対策基本法(昭和36年法律第223号)第42条の規定に基づき、 本市における災害に対処するための基本的かつ総合的な計画として、横浜市防災会議が策 定する地域防災計画であり、災害の種類に応じて「震災対策」、「風水害等対策」及び「都 市災害対策」に区分し、3編で構成しています。また、各編に必要な資料を「資料編」と して編集しています。 本市防災計画の全体構成は、次の図のとおりです。 2 計画の修正 横浜市防災計画は、災害対策基本法第42条の規定に基づき、毎年検討を加え、必要があ ると認めるときは、修正します。 3 他の計画及び他の法令等に基づく計画との関係 横浜市防災計画は、神奈川県地域防災計画、災害対策基本法第41条に掲げる防災に関す る計画(水防法(昭和24年法律第193号)に基づく水防計画等)との整合性、関連性を有 しています。 4 計画の習熟 本市各区局及び防災関係機関等は、日頃から防災対策に関する調査・研究、教育・研修、 訓練等により、横浜市防災計画及びこれに関連する他の細部計画等の実現・習熟に努め、 防災力を高めます。また、このうち特に必要と認めるものについては、本市における地震 対策の総合的な推進を図るため、市民への周知徹底を図ります。 横 浜 市 防 災 計 画 資 料 編

第1部 総 則

第1章 計画の方針

第1節 横浜市防災計画の構成

1 横浜市防災計画の全体構成 横浜市防災計画は、災害対策基本法(昭和36年法律第223号)第42条の規定に基づき、本市 における災害に対処するための基本的かつ総合的な計画として、横浜市防災会議が策定する 地域防災計画であり、災害の種類に応じて「震災対策」、「風水害等対策」及び「都市災害 対策」に区分し、3編で構成しています。また、各編に必要な資料を「資料編」として編集 しています。 本市防災計画の全体構成は、次の図のとおりです。 2 計画の修正 横浜市防災計画は、災害対策基本法第42条の規定に基づき、毎年検討を加え、必要がある と認めるときは、修正します。 3 他の計画及び他の法令等に基づく計画との関係 横浜市防災計画は、神奈川県地域防災計画、災害対策基本法第41条に掲げる防災に関する 計画(水防法(昭和24年法律第193号)に基づく水防計画等)との整合性、関連性を有してい ます。 4 計画の習熟 本市各区局及び防災関係機関等は、日頃から防災対策に関する調査・研究、教育・研修、 訓練等により、横浜市防災計画及びこれに関連する他の細部計画等の実現・習熟に努め、防 災力を高めます。また、このうち特に必要と認めるものについては、本市における地震対策 の総合的な推進を図るため、市民への周知徹底を図ります。 総務局

震災対策編

風水害等対策編

都市災害対策編

総務局

第1部 総    則

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1部

第2節  横浜市防災計画「震災対策編」の方針 

1 震災対策の目的と目標 ⑴ 横浜市防災計画「震災対策編」の目的と目標 横浜市防災計画「震災対策編」(以下「本計画」という。)は、市域における震災によ る被害の予防、応急対策及び復旧・復興対策を実施することにより、市民の生命、身体 及び財産を保護することを目的とし、本市、指定地方行政機関、警察、自衛隊、指定公 共機関、指定地方公共機関等の防災機関が、その有する全機能を有効に発揮して、人命 を守ることを最優先とした「被害を出さない地域・社会の実現」を目標としています。 ⑵ 「減災目標」の設定 本計画の目的達成に取り組む過程において、大規模な地震や津波などが発生した場合 でも、被害をより一層軽減することを目的として、中期的な「減災目標」を設定し、必 要な対策を計画的に取り組むものとします。 また、「減災目標」を達成するためのアクションプランとして、具体的な取組や減災 効果等を明らかにした「横浜市地震防災戦略」を策定し、減災に向けた取組を推進しま す。 2 計画の策定方針 本計画は、次の事項を考慮し、策定しています。 計画の策定方針 1 市民、地域、企業及び行政の防災上の役割を明確にする。 2 市民の役割を明らかにし、市民の防災意識向上と市民相互の連帯による地域の防災力 を重視する。 3 効果的な職員動員計画の策定や災害対策本部組織の見直しなど「行政の即応力」を強 化する。 4 地域防災拠点や情報伝達手段などの震災対策の基盤を整備するとともに、ライフライ ンの防災機能を強化する。 5 警察、自衛隊、海上保安庁、他都市等との連携を強化する。 6 他都市災害応援派遣において、迅速かつ円滑な対応がとれるよう体制を確立する。 7 各区の地域性の違いを考慮し、区が中心となり、応急対策を中心とする区別防災計画 を策定する。 8 減災目標を達成するためのアクションプランである「地震防災戦略」の基礎とする。 9 各種計画との整合を図る。 総務局

(31)

1部

3 計画の構成及び内容 本計画は、震災対策に関して、総合的かつ基本的な性格を有するものであり、本市が行 うべき各種対策を、「予防」、「応急」、「復旧・復興」の時系列ごとに配することにより、 区別防災計画、各区局の細部計画及び関係機関等の防災計画の策定、諸活動の実施等にお ける基本体系となる構成になっています。 本計画の構成及び主な内容は、次のとおりです。 構   成 主   な   内   容 1部 総則 本市に影響が懸念される地震とその地震による被害想定、本市及び 防災関係機関等が震災に対して処理すべき業務の大綱等 2部 災害予防計画 震災による被害の発生を未然に防止又は最小限に止めるために、本 市及び防災関係機関等が行う災害予防事業及び市民、事業者等が日 頃から行うべき措置等 3部 応急対策 地震発生直後から応急対策の終了に至るまでの間において、市・区 災害対策本部及び防災関係機関等が行う災害応急対策に係る体制、 措置等 4部 災害復旧と    復興事業 被災者の生活支援や自立復興の促進など、市民生活の早期回復と生 活安定を図るための措置、公共施設の復旧及び復興事業等 5部 津波対策 津波による被害を最小限にするための、平常時の津波予防対策及び 津波発生時の応急対策に係る体制、措置等 6部 東海地震事前    対応計画 東海地震に関連する情報が発せられた場合に、本市、防災関係機関、 市民、事業者がとるべき措置等。 ただし、発災後は、応急対策の定めるところによる。 7部 災害応援計画 他都市において震災が発生した場合、被災市町村に対する迅速かつ 適切な災害応援のために、本市がとるべき措置等 4 区別防災計画 区長は、区の実情や地域性を踏まえた、きめ細かい対応を図るため、次の項目に配慮し て区別防災計画を策定します。また、区別防災計画に毎年検討を加え、必要があると認め るときは、修正します。 区 別 防 災 計 画 1 横浜市防災計画「震災対策編」を基本とする。 2 市民、地域、企業、行政の役割を明確にし、区民の視点から見 た計画とする。 3 区災害対策本部の応急対策を中心とする。 5 市及び区災害対策本部運営マニュアル ⑴ 市災害対策本部員は、市災害対策本部の運営に関し具体的な活動要領を定めた「横浜 市災害対策本部運営要領」や各局が作成しているマニュアル等に基づき、円滑に業務を 処理するものとします。 ⑵ 区災害対策本部員は、区災害対策本部の運営に関し具体的な活動要領を定めた「区災 害対策本部運営マニュアル」又は「各班マニュアル」に基づき、円滑に業務を処理する ものとします。 6 地区防災計画 地域における共助による防災活動を推進するため、市内の一定の地区内の居住者及び事 業者(以下「地区居住者等」という。)が行う自発的な防災活動に関する計画(以下「地 区防災計画」という。)について提案があった場合は、必要に応じて横浜市防災計画に定 めます。

(32)

1部

第2章 本市の概況

第1節  自然的条件 

1 位置及び面積 本市は神奈川県の東部、東は東京湾、北は川崎市、西は大和市、藤沢市、南は鎌倉市、 横須賀市などに接しています。 市域の面積は、435k㎡で、神奈川県の面積の約18%を占めています。 2 地 形 本市の地形は、丘陵地、台地・段丘、低地及び埋立地に分けられます。 丘陵地は本市中央部よりやや西寄りに分布し、本市を南北に縦断しています。北側の丘 陵地は多摩丘陵の南端に位置し、標高は60 ~ 100mで、北に向かって高くなっています。 南側の丘陵地の標高は80 ~ 160mで、北部より標高も起伏量も大きく、三浦半島に続く三 浦丘陵の北端部を占めています。標高は南に向かって高くなり、市内最高点である大平山 の峠(標高159.4m)や円海山(標高153.3m)が見られます。 丘陵地の東側には、多摩川の低地まで、標高40 ~ 60mの平坦な台地が分布し、丘陵地 の西側にも台地が広がり、標高は30 ~ 70mで南に向かって低くなっています。また、台 地や丘陵地を刻んでいる河川沿いには、台地よりもはるかに狭い段丘が部分的に形成され ています。 低地には、鶴見川をはじめ、台地や丘陵地を刻む河川の谷底低地と沿岸部の海岸低地と があります。 谷底低地は上流部では勾配がある程度大きいのですが、下流部はほとんど平坦な三角州 性低地のため、水害を受けやすくなっています。 海岸部には埋立地が造成され、海岸線はほとんどが人工的な地形に改変されました。か つては、海に面する急崖となっていた丘陵地や台地のはずれは、内陸に入ってしまいまし た。海に面していた崖に限らず、丘陵地や台地を刻んでいる谷の斜面にも急崖が多く、過 去には、多数の崩壊が記録されています。 3 地 質 本市の地質は、丘陵地や台地を覆う関東ローム層の下に、「砂礫・粘土層・岩盤」があり、 河川や海岸に沿って広がる低地には堆積した粘土や砂が表面を覆う沖積層となります。 低地に分布する沖積層は非常に軟弱で、地震時には地震動を増幅したり、液状化現象を 起こしたりします。鶴見川低地では、恩田川との合流点付近より下流部、柏尾川では横須 賀線の戸塚駅付近から下流部、その他の小河川では河口から数㎞上流までは、6,000年ほ ど前には入江となっていたところで、軟弱地盤が20 ~ 40mあります。 総務局

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1部

第2節  社会的条件 

1 人口及び世帯 本市の人口は、3,732,092人、世帯数は、1,661,280世帯と、この5年間(平成28年12月 1日現在推計)で人口は1.1%、世帯数は4.1%増加しています。 また、人口密度は、1 k㎡あたり8,574人で、区別に見ると、1万人を超えている区が、 神奈川区、西区、南区、港南区及び港北区の5区、9,000人を超えている区は前記の行政 区のほか保土ケ谷区となっています。 一般に大都市では、昼間人口は夜間人口を上回りますが、本市が首都圏の一部をなして いることから、本市では、東京都の影響を受け、夜間人口が昼間人口を上回っています。 昼夜間人口比率(昼間人口/夜間人口×100)は91.5(平成22年国勢調査)と低く、東京都 区部及び政令市の中で100を超えていないのは、横浜市のほかは、さいたま市、千葉市、 川崎市、相模原市、浜松市及び堺市の6市です。 なお、区別に見ると西区、中区については昼間人口が夜間人口を上回っています。 また、65歳以上人口は870,773人(23.4%)であり、将来推計人口によると、少子高齢 化の進展に伴い、65歳以上の高齢者1人に対する生産年齢人口(15歳から64歳)は、平成 25年の2.9人から、平成40年には2.3人(65歳以上人口:996,958人(27.0%))となります。 ※(注) 人口、世帯数及び人口密度は、平成28年12月1日現在推計     昼間人口及び夜間人口は、平成22年国勢調査結果     65歳以上人口は、平成28年1月1日現在の年齢別人口 2 建 物 本市の家屋の棟数(平成24年1月1日現在)は、850,514棟で、このうち木造家屋は、 587,793棟です(平成25年刊「第91回横浜市統計書」より)。 特に木造家屋の密集している地域は、鶴見区、神奈川区、西区、中区、南区等で、これ らの地域には工場、事業所などが混在している場合も多く、災害危険性を助長しています。 百貨店、映画館、ホテル、キャバレー、病院など、不特定多数の人々が出入りする施設で、 消防法(昭和23年法律第186号)で定める特定防火対象物となっているものは、18,672対 象(平成29年4月1日現在)あり、特に中区、港北区などの繁華街に集中しています。 3階以上の中高層建築物は、45,144棟(平成29年4月1日現在)で、このうち高さ31m を超えるもの又は11階以上の高層建物は1,964棟(平成29年4月1日現在)あり、これら のうち、防災上特に重要な複合用途防火対象物となっているものは、西区、中区に集中し ています。 3 道 路 本市が管理する道路延長は7618.9kmです。道路幅員(国道・自動車専用道路含む。) 5.5m未満の道路は、48.6%と多く、救命・救急活動や消防活動の妨げとなっています。 なお、本市が管理する緊急輸送路は、第1次輸送路と第2次輸送路を合わせて約385km です。 また、市内の主要道路の混雑度(=交通量/交通容量)は他都市に比べ0.99※2と高く、 各箇所で交通渋滞が生じており、災害時には一層の渋滞が予想され、緊急自動車等の通行 などに支障を及ぼすおそれがあります。 ※(注) 数値は、平成29年4月1日現在(※2は除く。) ※2 平成27年度全国道路・街路交通情勢調査により算出 4 橋りょう 本市内の道路橋りょうの総数は、1,712橋(平成29年4月1日現在)で、鋼橋639橋、コ ンクリート橋(石橋を含む。)1,069橋、木橋4橋となっています。このうち、緊急交通路、 緊急輸送路等の重要橋りょうは656橋となります。 特に、鶴見区、神奈川区、西区、中区、磯子区には、建設後50年以上経過する古い橋りょ うが多くあります。 政策局 政策局 消防局 道路局 道路局

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1部

5 トンネル 本市内道路には、39箇所(平成29年4月1日現在)の供用中のトンネルがあります。主 に丘陵地が多い中区、磯子区、金沢区に多く分布しています。 6 鉄 道 本市内には、JR東海の東海道新幹線を始め、JR東日本の東海道線、横須賀線、京浜東北・ 根岸線、横浜線、鶴見線、南武線、JR貨物、東京急行電鉄の東横線、田園都市線、こど もの国線、京浜急行電鉄の本線・逗子線、相模鉄道の本線・いずみ野線、横浜高速鉄道の みなとみらい線、さらに市営地下鉄(ブルーライン、グリーンライン)、金沢シーサイド ラインが運行しています。 駅の乗降客数は、6社が集中する横浜駅が約226万人/日、2社以上の乗換駅である戸塚 駅・日吉駅が31 ~ 32万人/日、長津田駅・新横浜駅・菊名駅・上大岡駅・あざみ野駅・大 船駅が20 ~ 26万人/日となっています(出典:平成28年度横浜市統計書)。 7 ライフライン施設の普及状況 区 分 普 及 率 普及率の算定方法 水 道 100%(平成28年3月現在) 総給水人口/総人口 下水道 99.9%(平成27年3月現在) 処理区域内人口/総人口 電 気 100%(平成20年3月現在) 家庭用戸数/世帯数 都市ガス 81.5%(平成29年3月現在) 家庭用戸数/世帯数 電 話 100%(平成20年3月現在) 住宅用加入数/世帯数 都市整備局 交通局 水道局 環境創造局 東京電力 パワーグリッド(株) 東京ガス(株) 東日本電信電話(株)

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1部

第3章 地震及び被害の想定

本市では平成24年度に地震被害想定調査報告書を公表しました。この結果から、本計画 では、元禄型関東地震、東京湾北部地震、南海トラフ巨大地震及び慶長型地震を想定地震 とします。

第1節  想定地震と設定条件 

1 想定地震 地震名 解 説 元禄型関東地震 相模トラフ沿いを震源とするマグニチュード8.1の地震 東京湾北部地震 マグニチュード7.3の首都直下地震 南海トラフ巨大地震 東海地震を包括したマグニチュード9クラスの地震 慶長型地震 神奈川県の「平成23年度津波浸水想定検討部会」で設定したマグニ チュード8.5の地震。津波被害の検討対象地震 2 設定条件 被害想定による、物的人的被害が大きくなる条件として、下表のように設定しました。 地震の揺れや液状化による施設被害は、季節・時間に関係ありませんが、火災による被害 が下表の夕刻18時の条件で大きくなります。また、人的被害は人の行動により変化するの で、自宅で就寝中の時間帯と帰宅困難者が多くなる時間帯を加えました。 項 目 想定条件 備 考 季 節 冬 火災の危険性が高い。他の項目は季節によって大きくは変化しない。 時 間 早朝5時 多くの人が自宅で就寝中 昼12時 多くの人が勤務先・学校や買い物など外出中 夕刻18時 火災の危険性が高い。かなりの人が帰宅途上 風 向 北 想定季節の冬での平均風向と強風時風速 風 速 6 m/s ※ 上記の条件の内、最も被害が大きくなる時間帯として冬の平日18時を設定しました。   なお、津波被害及び帰宅困難者については、影響人口が最も多い平日昼12時としまし た。 総務局

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1部

第2節  地震動 

1 地震動図 地震動図は、想定地震に対する横浜市域の揺れを予測したものです。 地震によって各地域がどのように揺れるかを推定するには、表層の地盤の構造のほか、 地下深くの構造を考慮する必要があります。そこで、平成10年度から平成12年度に行った 地下構造調査(地表から深さ約2.5 ~ 4.0kmにある地震基盤と呼ばれる硬い岩盤)の調査 結果をもとに、市内150箇所の地震記録データを加えて推定しました。さらに、市内約2 万点のボーリングデータを用いて深さ30mまでの地盤の状況を反映させ、想定地震ごとの 揺れを予測したのが地震動図です。 元禄型関東地震

第2節 地震動

1 地震動図 地震動図は、想定地震に対する横浜市域の揺れを予測したものです。 地震によって各地域がどのように揺れるかを推定するには、表層の地盤の構造のほか、地 下深くの構造を考慮する必要があります。そこで、平成10年度から平成12年度に行った地下 構造調査(地表から深さ約2.5~4.0kmにある地震基盤と呼ばれる硬い岩盤)の調査結果をも とに、市内150箇所の地震記録データを加えて推定しました。さらに、市内約2万点のボーリ ングデータを用いて深さ30mまでの地盤の状況を反映させ、想定地震ごとの揺れを予測したの が地震動図です。 総務局

震度7

震度6強

震度6弱

震度5強

震度5弱

震度4

元禄型関東地震

総務局

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1部

東京湾北部地震

南海トラフ巨大地震

東京湾北部地震

震度7 震度6強 震度6弱 震度5強 震度5弱 震度4 震度7 震度6強 震度6弱 震度5強 震度5弱 震度4 南海トラフ巨大地震

南海トラフ巨大地震

東京湾北部地震

震度7 震度6強 震度6弱 震度5強 震度5弱 震度4 震度7 震度6強 震度6弱 震度5強 震度5弱 震度4

参照

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