目次
4. プログラミングと開発 1 Eclipse編...2
4.1. Eclipse サポート範囲 ... 2
4.1.1. CVSを使ったチーム開発 ...2
4.1.2. Antを使用したビルド...2
4.1.3. JUnitを使ったテスト...2
4.1.4. Javaエディター ...2
4.1.5. デバッグ機能 ...2
4.2. Eclipse サポートしていない機能 ... 2
4.2.1. 各種入力チェック...2
4.2.2. プラグインの追加・更新 ...2
4.2.3. プラグインの開発 ...3
4.2.4. CVSサーバへの接続指定 ...3
4.2.5. CVSの監視/編集 ...3
4.2.6. 外部連携ツール...4
4.2.7. フォルダー・ファイルのリンク...4
4.2.8. Excel・Wordファイルの編集 ...5
4.3. Eclipse 機能説明 ... 5
4.3.1. コンテキストに依存したヘルプの利用 ...6
4.3.2. Javadocを開く ...7
4.3.3. ビューのフィルター機能 ...7
4.3.4. Javaエディターの行番号表示 ...8
4.3.5. エディター領域の分割 ...9
4.3.6. コンテンツ・アシスト ...10
4.3.7. 即時修正 ...10
4.3.8. 宣言および参照の検索 ...11
4.3.9. //TODOタスクの追加...12
4.3.10. コマンドラインオプション ...13
4.プログラミングと開発 1 Eclipse 編
4.1.Eclipse サポート範囲
本製品において、サポートしている Eclipse の機能を説明します。
4.1.1.CVS を使ったチーム開発
Eclipse から CVS サーバに接続してソースコード管理する機能をサポートします。
CVS リポジトリサーバ上の OS が HP-UX の場合、inetd により CVS コマンドを起動する pserver 接続を サポート対象とします。
CVS リポジトリサーバ上の OS が Windows の場合、CVSNT の pserver 接続をサポート対象とします。
4.1.2.Ant を使用したビルド
Eclipse には、Ant ビルドファイル(build.xml)の編集を支援する機能と、Ant を起動する機能があります。 これらの機能をサポート対象とします。
4.1.3.JUnit を使ったテスト
Eclipse には、JUnit を使って、クラスの単体テストを行うためのソースの雛形を生成する機能と、テストを 実行する機能があります。 これらの機能をサポート対象とします。4.1.4.Java エディター
Eclipse には、Java ソースコードに特化したエディターを提供しています。 以下の機能をサポートします。 z 構文強調表示 z コード・アシスト (コンテンツ・アシスト) z コード・フォーマット z 即時修正4.1.5.デバッグ機能
ソースレベルでデバッグを行う「ローカルデバッグ」と「リモートデバッグ」の機能をサポートします。4.2.Eclipse サポートしていない機能
本製品において、サポートしていない Eclipse 機能を説明します。 サポートしない Eclipse 機能を利用する場合には、お客様の責任で十分な評価を実施してください。4.2.1.各種入力チェック
プロジェクト名の入力、ファイル名の入力、URI の入力など、ユーザ操作による直接文字入力が必要な 場面がありますが、この場合、各定義画面において、文字列の正当性検証が行われるとは限りません。 また、特に日本語文字を入力した場合、正常に動作することは保証されません。文字列を直接入力する場面では、Java 言語仕様・J2EE 仕様・URI にふさわしい文字であるかを十分考 慮の上、入力してください。
4.2.2.プラグインの追加・更新
SystemDirector で推奨されていないプラグインの追加を行った場合、サポート対象外となります。プラグ インのバージョンが SystemDirector で推奨しているバージョンと異なる場合もサポート対象外となりま す。
4.2.3.プラグインの開発
Eclipse のプラグイン開発機能は、サポート対象外となります。プラグインを開発して、Eclipse に追加した 場合も、前項によりサポート対象外となります。4.2.4.CVS サーバへの接続指定
pserver 以外の CVS サーバへの接続は、サポート対象外となります。 したがって、ext,extssh 接続は、サポート対象外です。4.2.5.CVS の監視/編集
CVS の監視/編集機能は、サポート対象外です。4.2.6.外部連携ツール
Eclipse と連携して動作する外部ツールは、本製品のサポート対象外です。 なお、CVS、Ant、JUnit 本体に関する質問は受け付けておりません。 Web 上のコミュニティなどを活用してください。4.2.7.フォルダー・ファイルのリンク
新規フォルダーの作成において、「ファイルシステム内のフォルダーにリンク」の拡張機能は、本製品 のサポート対象外です。 新規ファイルの作成において、「ファイルシステム内のファイルにリンク」の拡張機能は、本製品のサ ポート対象外です。プラグインによっては、正しく動作しない場合があります。
4.2.8.Excel・Word ファイルの編集
Excel ファイルや Word ファイルなどを Eclipse から編集することは、本製品のサポート対象外です。
スクロールバーが表示されない場合があります。 セキュリティ(読み取り、書き込みパスワード)が無効になる場合があります。
4.3.Eclipse 機能説明
Eclipse は市販の書籍が豊富です。機能の説明として、下記の書籍が活用できます。 z Eclipse 3.1 による Java アプリケーション開発 オープンソース徹底活用 水島和憲/著 出版社名秀和システム
出版年月 2006 年 2 月 ISBN コード4798012254
z Eclipse 3.1 完全攻略 宮本信二/著 出版社名 技術評論社 出版年月 2005 年 12 月 ISBN コード 4797332751 個々の機能については、Eclipse 付属の Help に詳細な説明があります。 メニューから、ヘルプ|ヘルプ目次 を選択すると、以下のような ヘルプ画面 が表示されます。目 次をだどったり、キーワードを入力して検索することによって、ヘルプを参照できます。ここでは、Eclipse を使う上で、知っておくと便利な機能を紹介します。
4.3.1.コンテキストに依存したヘルプの利用
パースペクティブやビューのヘルプ情報を知りたい場合、「F1」キーを利用することで、必要な情報を 素早く検索できます。 例えば、デバッグビューに関する情報が知りたい場合、デバッグビューをアクティブに(タイトル・バー を一度クリック)して「F1」キーを押すと、ヘルプ情報へのリンク画面が表示されます。ここで知りたい 情報をクリックします。 クリックしてから 「F1」キーを押す4.3.2.Javadoc を開く
Java エディターで、編集するコードにカーソルを位置付けて「SHIFT」+「F2」キーを押すと、外部ブラ ウザで、Javadoc の内容(状況に応じた API)を参照することができます。
以下は、String にカーソルを位置付けて参照した場合の Javadoc です。
Java 開発で使用するパッケージ・エクスプローラー・ビューには、使用しているライブラリーが表示さ れます。大量のライブラリーを使用している場合、ビューが見にくくなります。ビューの「▽」メニューか ら フィルター を利用することで、指定した条件を満たすファイルのみを表示できます。 パッケージ・エクスプローラーの場合、Java エレメント・フィルター画面が表示されます。非表示にした いものをチェックします。 「外部のライブラリー」をチェックすると、外部ライブラリーが表示されなくなります。また、「フィルター・ パターンに名前を付ける」にチェックを入れると、ファイル名でフィルタリングを行うことができます。ワ イルドカードを使用することも可能です。
4.3.4.Java エディターの行番号表示
メニューの ウィンドウ|設定 を選択して、設定画面を開きます。 左ペインから 一般|エディター|テキストエディター を選択します。 「行番号を表示」のチェックを設定します。4.3.5.エディター領域の分割
別のソースファイルを見ながらコーディングしたい場合があります。この場合、Java エディターのタグ をドラッグして、エディター領域の端にドロップすると、エディターを分割することができます。 例えば、Java 参照パースペクティブにおいて、「タグ」をエディター域の端までドラッグすると、マウス のポインタが矢印に変わります。そこにドロップします。 例では、左右に並べています。上下に並べることもできます。4.3.6.コンテンツ・アシスト
コーディング途中で、クラス名やメソッド名などを途中まで入力して、「CTRL」+「SPACE」キーを押す と、コンテンツ・アシスト画面が表示されます。 表示された候補から1つ選択して「リターン」または「ダブルクリック」で補完されます。続けて入力した 場合、リアルタイムに候補が絞られていきます。 また、候補を選択すると、コンテキストヘルプが表示されます。4.3.7.即時修正
コンパイルエラーの修正では、Java エディターの修正箇所で、「CTRL」+「1」キーを押す、または、左 端のマーカー・バーの電球をクリックすると「修正候補」が一覧表示されます。エラーのヒントになり、 開発効率がアップします。 修正候補に表示された通りに修正する場合、修正候補を選択して「リターン」または「ダブルクリック」 します。4.3.8.宣言および参照の検索
Java エディターにおいて、「CTRL」キーを押しながら、目的のクラス・メソッド・フィールドを クリック す ると、宣言されている場所にジャンプします。 例では、「CTRL」キーを押しながら、getPrefix メソッドを クリック します。 ジャンプして、getPrefix メソッドの宣言部分が表示されます。 定義が宣言されている箇所にカーソルを位置付けて右クリックを行い、ポップアップメニューから 参 照|ワークスペース を選択します。 修正候補検索結果が、検索ビューに表示されます。
選択してダブルクリックすると、参照されている場所にジャンプします。
あとで修正するつもりの場所や、コードを書いている段階では埋められないとき、//TODO というコメ ントを記述しておくと、タスクのリストに表示されます。
Java エディターの左端のマーカー・バーで右クリックを行い、ポップアップメニューからタスクの追加 を選択して、タスクの説明や優先順位を設定することもできます。
4.3.10.コマンドラインオプション
一度に大量のソースをコンパイルする場合など、OutOfMemory で Eclipse が JavaVM ごと落ちてしまうこ とがあります。このような場合、「-vmargs」オプションを付けて起動することで JavaVM に起動オプション を渡すことができます。使用メモリを指定するには、Eclipse を次のように起動します。