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ねじり負荷を受ける形状記憶合金薄帯板の変形特性

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愛総研ー研究報告 第9号 2007年

ねじり負荷を受ける形状記憶合金薄帯板の変形特性

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戸伏書昭¥棲木稔巳

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¥杉本義樹

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Sakuragi t t and

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Sugi田otot t

Abstract If a shape-memory alloy (SMA) thin strip is applied to the elements subjected to torsionヲ arotary driving巴lementwith a simple mechanism can be developed. In order to develop the rotary driving elements with SMA thin strip, the torsion testヨtherecovery torque test and th巴torsionalfatigue test were carried out for TiNi SMA thin strip. The basic characteristics for torsion of SMA thin strip were obtained. Torque increases in proportion to torsional angle and temperature. Recovery torque increases in proportion to torsional angle and temperature. Fatigue life decreases in proportion to torsional angle. The fatigue life of the heat四treatedmaterial is longer than that of the asィeceivedmateria The fl. atigue limit oftorsional angle ofthe heat-treated material is almost the same as thatofthe as-received materia.l 1. 緒言 近年,機能材料について単一の機能だけでなく,検知機能3 判断機能,実行機能などを有する材料として,インテリジェ ント材料が世界的に注目されている.インテリジェント材料 の研究を活性化させた主な材料の一つは形状記憶合金(shape memory alloy,以下SMA)である1)-4) SMAには,形状記憶効

果(shapememory e晶ctコ以下品伍)や超弾性(supe印lastici年 以 下 SE)といった特性があり,これらの特性を利用した熱エン ジンやアクチュエータ等の駆動素子に応用されている.実用 化されているSMAの中でT剖i合金は結品粒径が小さく,疲 労損傷が生じにくいために,疲労強度が高く,最も多く使用 されている..SMAで現れる SMEやSEはマルテンサイト変 態(martensitictransformation,以下M変態)に基づいて生じる SMEとSEの変形特性は温度及び応力に著しく依存する. SMA が応用される場合の形態としては,熱~~答性能の関係か ら細し、線材や薄い板材の形状で利用される事が多い.負荷形 態としては,引張・圧縮・曲げの他,ねじりが挙げられる. TiNiSMA円管のねじり変形を利用して航空機の翼を制御し, 飛行性能を向上させる研究が行われているわ.実用されてい るSMA薄帯板の場合,両端を挟むだけで容易にねじり変形 を与えることができる 又,超弾性特性を利用すれば, トー ションパーと類似のエネノレギー貯蔵機能を高性能で発揮する ことが可能である.このように, SMA薄帯板に関するねじり T愛知工業大学工学部機械学科(豊田市) t t愛知工業大学大学院(豊田市) 特性を用いれば,単純な機構の小型アクチュエータが開発可 能である 本研究では, TiNi SMA薄帯板を種々の温度下において負 荷・除荷のねじり試験を行うことでねじり変形特性を明らか にする.また, T町iSMA薄帯板をねじりを伴う駆動素子とし て使用する場合,回復トルク特性およひ漉労特性を明らかに することが重要である.このため,薄帯板のねじりにおける 回復トルク特性を明らかにし,さらにねじり疲労特性につい ても検言すする.また, SMA薄帯板によるドア開閉モデルの動 作確認を行う. 2. 実験方法 2. 1 供試材及び詞験片 供試材は古河電気工業株式会社製の TiNiSMA薄帯板

H-阻)であり,板厚は 0.25mm、板幅は 5mmで、あった試 験片は一様平面形状で長さL=60mmであり,両端の治具のつ かみ部の長さは 10mmで,標点間

E

国佐はト40mmとした ま た供試材に平面形状を再記憶させるため,電気炉を用いて 熱処理を行った.熱処理の手順としては納入材を平面状に固 定し, 2時間で炉内を 673Kまで加熱し,その後 673Kで 1 時間保持した後炉冷した 実験は納入材と熱処理材の両方に ついて行った. 95

(2)

2. 2 実験装置 ねじり試験とねじり疲労試験を行うために以下に示す 2種 類の実験装置を使用した

ρ

j

ιP

詞携す装置 ねじり試験装置の概要を Fig.ltこ 示す.試験片①をつかみ具②で固定し,試験機にセットする. 片側の軸にはトルクゲージ③が取り付けてあり, トルクゲー ジをねじることにより,試験片にねじり変形を与えると同時 にトルクを測定する.この場合,軸方向の変位が生じないよ うに両端の軸方向の位置は一定に保たれる.ねじれ角につい ては,中心軸に取り付けてある角度調整針④と試験機上板に 固定されている角度測定板⑤を用いて調整する.試験雰囲気 は水中で,試験温度は温度コントローラと熱電対を用いて水 温を調整した.水温と試験片の温度は等しいと仮定した (2) ;TC IJ渡夕美樹五置 ねじり疲労試験装置を Fig.2 に示す.この装置は,モーター①の回転運動をねじれ角調整 板②に伝え,クランク機構③を用いて回車品軍動を往復運動に 変換する.往復運動をラック④に伝え,ピニオンギア⑤を用 いて再ひ性復運動を回転運動に変換する ピニオンギアに繋 がっているねじり軸⑥に試験片⑦を取り付けることにより, 試験片にねじり変形を与えることが出来る.このように,ピ ニオンギア側のねじり軸を主運勤側,反対側を固定側とした, 片側ねじりの機構である.ねじりを与える場合,軸方向の変J 位が生じないように両端の軸方向の位置は一定に保たれる 所定のねじれ角で交互に回転するので,ねじれ角を振幅とす る両振りの疲労試験が行われる。繰返し数は光学式センサー ⑨とカウンター⑩を用いて測定する.回転数の調整には,ス ピードコントローラ⑪を用いる.またカット回路③により, 試験片が破断した際,モーターは自動停止する. 2. 3 実験方法 以下に,ねじり試験,回復トルク詞験,ねじり疲労試験の 実験手順を示す. (1) ね

ιP

昂 瞬 まず,試験片をつかみ具に取り付け, ねじり軸に固定する.ねじり軸にトルクゲージを取り付け, 所定の比ねじれ角 θ(全ねじれ角ゆ)までトルクゲージをね じることにより,試験片に負荷を与える.ねじれ角と同時に ねじりに必要なトルクを測定する.ねじり変形特性試験では 負荷が最大比ねじれ角に達した後, トルクが 0になるまで除 荷する.この一連の負荷・除荷過程においてトルクの変化を 各ねじれ角について測定する 実験条件として,試験温度は T=RT, 333, 343, 353 Kとした.試験雰囲気は,T=RTについ ては空気中であり, T=333 , 343, 353 Kについては水中で、あっ た.比ねじれ角の測定間隔はAθ=375o/m(全ねじれ角測定間 隔Llo=12.50)で,最大比ねじれ角はθlnax=4500 o/m(最大全ねじ れ角 9max=1800)とした (2) [ijJ:fj[ふノLノク武俊 回復トルク特性試験では最初に 室温において所定の比ねじれ角筏全ねじれ角めまで試験片 をねじり,この時のトルクを測定し,その全ねじれ角を保持 する.その後,全ねじれ角を保持したまま所定の温度の水中 に入れ,加熱時におけるトルクの測定を行う その温度にお けるトルクと室温時のトノレクとの差を,有効回復トルクとし て定める 試験片をねじる時の試験温度はT=RT,加熱温度 ① Specimen ② G中 ③ Torque gauge ④ A ngle adjustment need1e ⑤ A nglegauge Fig.l Experimental appara加sfor torsion test ① Motor ⑥ Torsion shaft ② Adjustment of ⑦ Specimen torsional angle ⑧ Cutting circuit ③ Crank @ Optical sensor ④Rack ⑩ Counter Fig.2 Experimental apparatus for torsional faii伊et倒

(3)

ねじり負荷を受ける形状記憶合金薄帯板の変形特性 は T=333, 343, 353 Kとした.試験雰囲気は,負荷過程につい ては空気中であり,加熱過程については水中で、あった.回復 トルクを測定する比ねじれ角はθェ2250,3000, 3750, 4500 o/m (全ねじれ角 rjJ=90,120, 150, 1800)とした. (3) お

ι

グ震え主計樹 実験手順として,まずねじれ角調 整板により,ねじれ角を調整する.試験片をつかみ具に取り 付け,所定の比ねじれ角を振幅として繰返しねじりを与え, 破断繰返し数を測定する.試験温度は T=RT,試験雰閤気は 空気中であった.繰返し速度は450cpmで,比ねじれ角振幅 Ba は 2000~3750 o/m (全ねじれ角阪幅ゐ=80~1500)とした なお3 両振りのねじり疲労試験であるので,ねじれ角比は Rθ=θmirlθmax=-1である.疲労限度を求める為に最大の繰返し 数は106回以上とした 3. 実験結果及び考察 3. 1 引っ張り変形特性 熱処理材の各試験温度Tでの引張試験結果をFig.3に示す. Fig.3のSM,FM,SA,FAはそれぞれ変態~[,む力を求めるための M 変態の開始点及び終了点と,逆変態の開始点、及び終了点を示 す. Fig.3において負荷過程では, 353 K及び363Kではひずみ 1 %付近で、オーバーシュートが現れる この点で M 変態が 開始する.その後, M 変態に伴う上部応力水平段が現れる 除荷過程では,ひずみ

6%

付近で逆変態が開始する.その 後,逆変態に伴う下部応力水平段が現れ,ひずみ0.8% か ら 1.7 %の聞で逆変態が終了する 333 Kでは除荷後に4.5

%

の残留ひずみが現れる.この残留ひずみは無負荷の下での加 熱で消滅し, SMEが確認される 各温度の応力ーひずみ曲線の比較からわかるように,温度上 800 700 600 a o o o o O A O O り の り の U a o ' b A 吟 叩 3 今 企 { a 白 色 i b z E 世 田 100 。

4 6 Straine [%] 10 2 Fig.3 Stress-st悶加cun明。fh.eat-tr巴atedmaterial 97 昇につれて,相変態に伴う上部および下部水平段の応力レベ ルは上昇する.また, M変態が終了するひずみは温度に比例 して増加する. 引張試験結果に基づく変態応力から求めた変態線と DSC 試験により求めた変態点の試験結果をFig.4に示す.Fig.4に おいて,同じ温度におけるM変態及び逆変態の応力は熱処理 材のほうが低い.これは薄帯板を成形するときに導入された 高密度の転位が熱処理によって緩和され,応力誘起M変態が 容易に生じることによると考えられる.また,引張試験結果 から求めた変態線による無応力下での変態温度(横軸との切 片)と DSC試験により求めた変態点が大きく異なる.これは 次の理由により生じる.ヨ!張試験では,引張応力により生じ る450方向の最大せん断応力に伴うバリアントが優先的に生 成し,その方向の応力誘起 M 変態が生じる.これに対し, DSC試験では24通りのバリアントが生成し,知志力下での 加熱・冷却に伴い等方的に多方向のバリアントが生成する温 度誘起M変態が生じる.このため両試験で求めた変態点に差 異が生じていると推察される. 600 500 。 " の り 0 0 0 0 4 3 守晶刷画 }b 向 υ 00 句 ん ω ・ 州 諸 山 100

260 280 300 320 34曲 360 380 TemperatureT [K] (吟As-receiv巴dmaterial 600 500 〆J FS 、 F / J 吋〆 K M / F / / ぷ / / s 〆 4 4 /

一 一

a v o o o o o u イ 司 令 3 守色刷出 ]b 。 。 自 り ヲ a oh 一 世 田 SA 、 戸 町

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100 111f

L一安 260 280 300 320 340 360 3自O TemperatureT [K] (b) Heat.圃甘eatedmaterial Fig.4Transformati.on linωobtained by tension test all.d transformation temperatures obtained by DSC test

(4)

ねじり試験の負荷形態について,ねじり方法や固定方法な どの条件によって負荷形態が変化する.本研究の条件は,片 側ねじり,軸方向には両端固定とした.Fig.5にねじり負荷を 受ける変形状態の写真を示す.写真は左側を固定部,右側を 主運動部とした. Fig.5から分かるように, SMA薄帯板にねじり負荷を与えて いくと,比ねじれ角θ二2250o/m (全ねじれ角件ニ90すで上下 側面が反転した交差部分が主運動側に現れる.さらに負荷を 与えていくと,交差部分は主運動側から進展していき,比ね じれ角θ=4500o/m 砂(=180ワで試験片の中{,'I立置に到達する. 無負荷と比ねじれ角θ=4500o/m (O=180 0)を比べると,軸方向 に関して両側固定であるために,ねじることにより薄帯板の 両側縁には伸びが生じ,引張り応力が作用する.すなわち, 単純せん断状態ではなくなる. 残留する • T =343K以上では,除荷後の比ねじれ角はほぼ回 復し,残留しない. Fig.6(b)のトルク四温度関係においても,比ねじれ角θが増加 する程,温度上昇に伴うトルクの増加する割合が大きくなる 傾向にある.またT>Asでは同じ比ねじれ角において,温度 Tとトルク M は比例関係にある.この関係は次式で表される目 ねじりにおける変形状態 3. 2

M =

α

-MJ

…(1) ここで,M, は無応力下でのマルテンサイト変態の開始視度を 表す.Fig.4(b)のマルテンサイト開始点から Mふ=305Kである. トルクー比ねじれ角曲線では,除荷過程の下の面積は単位長 さ当たりの蓄えられるひずみエネルギーを表す.温度上昇に 伴い,除荷過程のトルクのレベルが上昇し,このために蓄え られるひずみエネルギーも大幅に増加する.したがって, ト ーションパーと同様なひずみエネルギー貯蔵性能は超弾性域 の高温で高い.さらに,負荷過程と除荷過程のトルクーねじれ 角曲線で固まれた面積は,非回復の特性を表す散逸仕事とな る.散逸仕事量は,温度上昇を伴っても余り変化せず,

S

恥iJE とSEの温度域で特性が異なる トルクねじれ角関係 3. 3 o o n y Q O m / 〆 O E D A a ﹃ 司 3 句 白 血 噌 A ' A Q O A 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 り 0 0 0 0 0 札 o t t 凪 O 札 凪 O { E - Z ] 旬 ﹃ ω 己 。 L F 索ば生理材のねじり試験結果をFig.6に示す. Fig.6(a)のトルクーねじれ角関係において,比ねじれ角θの増 加に伴いトルク M も増加する.また室温では SMEを示すた め,除荷後に大きな比ねじれ角が残留する • T=333Kでは, 通常の SEより,除荷後の比ねじれ角が大きく残留する.こ れは,試験温度TがAs<T<Afで、あり,逆変態が完全に終了し ない部分超弾性のため,比ねじれ角が通常のSEより大きく 5000 1000 2000 3000 4000 Torsional angle per unit length

e

[0/皿] (a) Relationship b巴:tweentorque and torsional angle per unit length Total torsional angle

o

o

=45000/m 37500/m 3000。団 22500/m A, 320 340 Temperaiure T [K] 骨i主飽φ E玄pcrimental -一一一一Calcula!ed RT 佐 一 一 一 一 -j::二二二二 十 一 一 一 0.10 0.09 0.08 国 0.07 ~ 0.06 ミ0.05 ω & 0.04 』 白0.03 0.02 0.01 0 280 600 1200 1500 900

l

40mm

Torsional angle per 凶註tlengthθ

O/m 15000/m 22500/m 30000/m 37500/m 380 (b) Relationship between torqu巴andt巴mperature Fig.6 Results oftorsionai test for heat-treated material 360 300 1800 45000/m Fig.5 Photograph oftwisted SMA thin strip at each torsional angle

(5)

ねじり負荷を受ける形状記憶合金薄帯板の変形特性 99

Me

b(T-AJ

・ (2) ここで,As は無応力下での逆変態の開始温度を表す• FigA(b) の逆変態開始点から,As=320Kある. 3. 5 ねじり疲労相生 ミーゼ、スの

F

制亡理論によるM変態開始点の推算について, 引張言丸験結果のM 変態開始応力の値から,ミーゼス降伏理論 を用いてねじりの変態応力を求め,薄帯板に関する弾性論の 関係式からM変態開始トルクを算出し,ねじり試験から得ら れたトルクと一致した点をM変態開始点

S

M

とし, Fig.6(a)に 丸印で示した.Fig.6(a)からわかるように, M変態開始後にト ルクの上昇割合が増加する. ねじり疲労試験で得られた納入材と熱処理材の疲労寿命曲 線をFig8に示す目疲労寿命曲線は比ねじれ角掘幅伐と破断 繰返し数時の関係を両対数グラフで表している. Fig.8からわかるように,比ねじれ角振幅

e

aが増加するほど 破断繰返し数時は減少する.この関係は両対数グラフで表す と 直 線 で 近 似 さ れ る 。 し た が っ て 、 疲 労 寿 命 曲 線 は Manson-Coffin則と類似な次式で表される. 回復トルク特性 3. 4

-Njj

α

.

.

.

.

.

.

.・・(3) 納入材と熱処理材の疲労寿命を比較すると,熱処理材の方が, 同じ比ねじれ角蜘幅伐を与えた際の破断繰返し数l時が多く, 疲労寿命が長い.低サイクル疲労域において熱処理材の方が 疲労寿命が長くなった理由としては,熱処理を施したことに より,薄板材の成形時に発生した高密度の転位によるM変態 応力が緩和され,同じねじれ角振幅を与える際に発生する応 力が減少し,疲労損傷が小さくなったためであると推察され る.疲労寿命曲線が水平になる疲労限度の比ねじれ角は θ二22000/mである。この疲労限度の比ねじれ角に関しては, 納入材と熱処理材であまり差がない. Tニ353K

/

0.08 fO07 ミ0.06 ~ 0.05 g司 』 S 0.04 ~. 0.03 , e t l 0.02 出 0.01 K K 令 3 q 3 4 3 今 3 、 ‘ J ム 日

一戸

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} 一 ケ [ け

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長 ケ 叶 ドア開閉モデルの動

f

何潅語、 SMA薄帯板を利用したドア開閉モデルの加熱による動作 石信在、の写真をFig9に示す.Fig.9から分かるように,低温で 与えたドアの回転角ゆ=900が加熱によって砂=00になる.この 3. 6 5000 2500 3000 3500 4000 4500 Torsional angle pc

unit lengthθ[O/m] (a) Relationship between re

verytorque and torsional angle per unit length 0 2000 。乙._ー・炉 Heat-treated 明世定基旨 哩地、~ / 。君主宅>-$弱時曙ζ事 。

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可 海 社 矛 輪 As-received 10' E o "",'

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話。附

同 0 310 330 340 350 360 370 Temperature T問 7 00 1 Fig.8 Fatigue iife curves of SMA thin strip for torsion 熱処理材の回復トルク試験で得られた実験結果を Fig.7に 示す.Fig7に示す回復トルクは各視度において発生したトル クであり,有効回復トルクは各温度で発生したトルクと室温 で同じねじれ角を与えたときのトルクとの差である. Fig.7において,比ねじれ角が大きくなるのに伴い取り出せ る回復トノレクは上昇する.また,同じ比ねじれ角θにおいて, 温度上昇に伴い取り出せる回復トルクも上昇する.Fig.7(b)に 示した有効回復トルクMeは温度 Iに比例して増加する.こ の関係は次式で近似される. 105 10' Number of cycles to failureN f

(b)Relatiohship between e能ctIverecov町 torqueand temperature Fig.7 RecoveηT torque for heat-treated material

(6)

Heating

P A

m

6

ニ900 中=450

Fig.9 Rotary movement of a door driven

by SMA thin strip during heating 争=00 ように SMA薄帯板を用いれば小型で単純な機構の回転駆動 素子が開発できる.なお,このモデ、ルで、は一方向にしか動作 しないが,バイアス素子と組み合わせることにより二方向性 を示す駆動素子として応用が可能である.このためには,バ イアス素子と組み合わせた場合の機械的特性を調査・検討す る必要がある.

4

.

結言 本研究では, T剖iSMA薄帯板素子の回転駆動特性を明ら かにすることを目的とし, SMA薄帯板のトルクとねじれ角 の関係,回復トルクの温度依存特性,ねじり疲労特性を調 査・検討した 以下に本研究より得られた結果を示す. (1)ねじり試験により,比ねじれ角の増加に伴し、トノレクは 増加し,同じ比ねじれ角において温度上昇に{料、トノレ クは増加すること,T>Asでは同じ比ねじれ角において, 温度とトルクは比例関係にあること,比ねじれ角が増 加する程,温度上昇に伴うトルクの増加割合は大きく なるとと,ミーゼス降伏理論からM変態開始点を推算 した結果,熱処理材ではM変態開始点後にトルクの上 昇割合は増加することを確かめた. (2)回復トルク試験により,比ねじれ角が増加すると,回 復トルクが増加し3 同じ比ねじれ角において温度上昇 に伴い回復トルクも増加するとと,T>Asでは同じ比ね じれ角において温度と回復トノレクは比例「却系にあるこ と,比ねじり角が増加する程,温度上昇に伴う回復ト ルクの増加割合は大きくなることを確かめた. (3)ねじり疲労試験により,比ねじれ角振幅が増加するほ ど破跡繰返し数は減少すること,低サイクル疲労域に おいては同じ比ねじれ角振幅では繋

1

処理材の方が納入 材より破断繰返し数は増加すること,索L処理を施すこ とによる疲労限度に対する影響には明瞭な効果が現れ ないことを確かめた (4) ドア開閉モデルの動作確認により, SMA薄帝板を用い れば小型で単純な機構の回車調区動素子が開発で、きるこ とを示した目

参考文献

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