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(1)

総合効率と GHG 排出の分析

報 告 書

平成23年3月

総合効率検討作業部会

財団法人 日本自動車研究所

(2)
(3)

―― 目 次 ――

1. 調査の目的と概要 ... 1

1-1 調査の背景と目的 ... 1

1-2 本調査における基本的前提条件... 1

1-3 調査内容 ... 3

1-4 調査の最終目標... 3

1-5 調査の推進体制... 4

2. 燃料の性状と発熱量・CO

2

排出原単位 ... 7

2-1 エネルギー単位換算表 ... 7

2-2 燃料等の発熱量および CO

2

排出原単位 ... 8

2-2-1 基本的考え方 ... 8

2-2-2 発熱量および CO

2

排出原単位の一覧 ... 9

3. Well to Tank 効率の検討 ... 11

3-1 Well to Tank 効率の検討方針 ... 11

3-2 利用データ ... 11

3-2-1 文献データ ... 12

3-2-2 JHFC プロジェクト「燃料電池自動車用水素供給設備実証研究」データ .... 19

3-3 Well to Tank 効率検討における前提条件 ... 20

3-4 Well to Tank 効率の計算方法 ... 22

3-5 検討対象とする基本的なエネルギーパス ... 23

3-5-1 エネルギーパスの概念 ... 23

3-5-2 検討対象エネルギーパス... 23

3-6 プロセス効率の設定 ... 31

3-6-1 標準値の設定について ... 31

3-6-2 HHV 効率値から LHV 効率値への変換方法 ... 31

3-6-3 引用文献... 32

3-6-4 主要なプロセス効率値の設定 ... 35

3-7 特別に考慮する事項 ... 49

3-7-1 副生水素... 49

3-7-2 一次エネルギーを固定する(no-MIX)ケースにおける火力発電所の発電効率 . 49

3-7-3 発電所における CO

2

排出量の考え方 ... 49

3-7-4 LPG の生産構成について ... 51

3-7-5 バイオマスパスにおける土地利用変化の取り扱い ... 51

(4)

3-7-6 バイオマス由来エタノールや ETBE のガソリン混合割合について ... 53

3-7-7 CCS について ... 53

3-8 JHFC プロジェクトによる実証データ ... 57

3-8-1 本分析で対象とする水素ステーションデータ ... 57

3-8-2 分析対象水素ステーションデータの整理... 57

3-9 Well to Tank 効率・CO

2

算出結果 ... 59

3-9-1 標準ケース ... 59

3-9-2 副生水素... 62

3-9-3 バイオマス燃料および再生可能エネルギー起源電力等 ... 63

3-9-4 JHFC ステーションケース ... 66

3-9-5 一次エネルギー源を固定したケース(no-MIX) ... 66

3-9-6 CCS 導入ケース ... 69

4. Tank to Wheel 効率の検討 ... 79

4-1 分析における基本的前提条件 ... 79

4-2 Tank to Wheel 効率の算定方法 ... 84

4-3 Tank to Wheel 効率の評価結果 ... 86

5. Well to Wheel 総合効率の算定と評価 ... 89

5-1 概要 ... 89

5-2 Well to Wheel 総合効率・CO

2

排出量の算出結果 ... 89

5-2-1 標準ケース ... 90

5-2-2 副生水素... 94

5-2-3 バイオマスおよび再生可能エネルギー起源電力等 ... 96

5-2-4 一次エネルギーを固定したケース(no-MIX) ... 100

5-2-5 CCS 導入ケース ... 104

5-2-6 まとめ ... 118

6. まとめ ... 123

参考資料

<参考資料-1> 補足資料

<参考資料-2> さまざまなケースの計算結果

(5)

英字略語索引

ANL

Argonne National Laboratory

アルゴンヌ国立研究所

BDF

Bio Diesel Fuel

バイオディーゼル

※ バイオマス由来の油脂をメチルエ

ステル化して生成した軽油代替燃

BEV Battery

Electric

Vehicle

電気自動車

BOG

Boil Off Gas

ボイルオフガス

BP British

Petroleum

ブリティッシュペトロリアム

※ 石油会社

BWR

Boiling Water Reactor

沸騰水型原子炉

CCS

Carbon dioxide Capture and Storage

工場や発電所で発生する

CO

2

を分離・

回収し,地中や海中に貯留する技術

CEV Clean

Energy

Vehicle

クリーンエネルギー自動車

CH Compressed

Hydrogen

圧縮水素

CH

4

Methane

メタン

CHG Compressed

Hydrogen

Gas

圧縮水素ガス

CNG Compressed

Natural

Gas

圧縮天然ガス

CNGV

Compressed Natural Gas Vehicle

圧縮天然ガス自動車

CO Carbon

monoxide

一酸化炭素

CO

2

Carbon

dioxide

二酸化炭素

COG Coke-oven

Gas

コークス炉ガス

※ 石炭を乾留しコークスを製造する

ときに生成するガス

CP Central

Plant

中央プラント

※ ここでは大規模プラントを指す

CT Charge

Tank

ステーションでの燃料受入タンク

Cd Drag

Coefficient

空気抵抗係数

DICEV

Diesel Internal Combustion Engine

Vehicle

ディーゼル内燃機関自動車

DME Dimethyl

Ether

ジメチルエーテル

DOE

U.S. Department of Energy

アメリカエネルギー省

EC European

Commision

欧州委員会

ENAA

Engineering Advancement Association

of Japan

(財)エンジニアリング振興協会

ETBE

Ethyl Tertiary Butyl Ether

自動車燃料用添加剤

※ トウモロコシやサトウキビなど植

物由来のアルコールから製造可能

EUCAR

The European Council for Automotive

R & D

ユーカー

※ 欧 州 カ ー メ ー カ ー の う ち

10 社

(GM, Ford ヨーロッパを含む)と

部品メーカー1 社で構成

EVS

International Battery, Hybrid and Fuel

Cell Electric Vehicle Symposium

国際電気自動車シンポジウム

EtOH Ethanol

エタノール

(6)

FCC ガソリン FCC:Fluid Catalytic Cracking

※ 残油や

VGO と呼ばれる重油分を

FCC(流動接触分解)装置で分解し

て得られるガソリン留分。改質ガソ

リン(原油から直接得られるナフサ

から改質して作られる)に比べ,硫

黄分がとても高い。

FCDIC

Fuel Cell Development Information

Center

燃料電池開発情報センター

FCCJ

Fuel Cell Commercialization

Conference of Japan

燃料電池実用化推進協議会

FCV

Fuel Cell Vehicle

燃料電池自動車

※ 過年度調査報告書における

FCHEV

のこと。従前の

FCV という車両(二

次電池を搭載しない燃料電池自動

車)は今日ではないため,こちらに

変更。

FP Fuel

Processor

改質器,改質装置

FT Fuel

Tank

車両の燃料タンク

FT ナフサ Fisher-Tropsch

Naphtha

FT 合成法で作られたナフサ

FT 軽油

Fisher-Tropsch Diesel oil

FT 合成法でつくられた軽油

FT 合成法 Fisher-Tropsch

合成ガスから液体燃料を作る合成法

GCV

Gross Calorific Value

総発熱量(=HHV)

GHG

Green House Gases

温室効果ガス

GM General

Motors

ゼネラルモーターズ

GREEN

General Research for Energy Efficiency

of New Technology Vehicles

JARI で開発の車両効率検討シミュレ

ーションモデル

GREET Greenhouse

gases, Regulated Emissions,

and Energy use in Transportation

ANL 開発の輸送機関での温室効果ガ

ス算定モデル

GTL

Gas to Liquids

天然ガスから生産される軽油などの液

体燃料(を製造する技術)

H

2

SO

4

Sulfuric

acid

硫酸

HEV・HV

Hybrid Electric Vehicle・Hybrid Vehicle ハイブリッド車

HG Hydrogen

Gas

水素ガス

HHV

Higher Heating Value

高位発熱量

HP Home

Page

ホームページ

ICE Internal

Combustion

Engine 内燃エンジン

ICEV

Internal Combustion Engine Vehicle

内燃機関自動車

IPCC

Intergovernmental Panel on Climate

Change

気候変動に関する政府間パネル

ISO

International Organization for

Standardization

国際標準化機構

J-MIX Japan

MIX

日本の平均電源構成

JARI Japan

Automobile

Research

Institute

(財)日本自動車研究所

JC08 モード

日本の燃料消費測定走行モード

10・15 モードに代わる新燃費測定

基準。2011 年 4 月以降に発売され

る自動車は

JC08 モード燃費表示が

(7)

JEVA Japan

Electric

Vehicle

Association

(財)日本電動車両協会

JHFC

Japan Hydrogen & Fuel Cell

Demonstration Project

水素・燃料電池実証プロジェクト

JIS

Japanese Industrial Standards

日本工業規格

LBST L-B-Systemtechnik

GmbH

リブスト

※ ドイツの非営利コンサルタント

LCA Life

Cycle

Assessment

ライフサイクルアセスメント

LCCO

2

Life Cycle CO

2

ライフサイクル

CO

2

LCI

Life Cycle Inventory

ライフサイクルインベントリ

LH Liquid

Hydrogen

液体水素

LHV

Lower Heating Value

低位発熱量

LNG

Liquefied Natural Gas

液化天然ガス

LPG

(LP ガス)

Liquefied Petroleum Gas

液化石油ガス

MAX Maximum

最大

MCH Methylcyclohexane

メチルシクロヘキサン

※ 有機ハイドライドのひとつで,触媒

反応によりトルエンに水素を添加

したもの。常温常圧で保存が可能。

MEA Membrane

Electrode

Assembly 膜・電極接合体

MH Metal

Hydride

水素吸蔵(合金)

MIN Minimum

最小

MIT Massachusetts

Institute of Technology

マサチューセッツ工科大学

MOX 燃料 Mixed

Oxide

燃料

ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料

※ ウラン

238 に,再処理工場で使用済

燃料から取り出したプルトニウム

を(ウラン

235 の代わりに)混ぜた

燃料。

MeOH Methanol

メタノール

N

2

O Nitrous

Oxide

一酸化窒素

NCV

Net Calorific Value

真発熱量(=LHV)

NEDO

New Energy and Industrial Technology

Development Organization

(独)新エネルギー・産業技術総合開

発機構

NG Natural

Gas

天然ガス

NGV Natural

Gas

Vehicle

圧縮天然ガス自動車(=

CNGV)

NH

3

Ammonia

アンモニア

no-Mix

No Japan – MIX

一次エネルギー源固定の電力

NOx Nitrogen

oxides

窒素酸化物

NiMH Nickel

Metal

Hydride

ニッケル水素

PEC

Petroleum Energy Center

(財)石油産業活性化センター

PEFC

Polymer Electrolyte Fuel Cell

固体高分子形燃料電池

PEM

Proton Exchange Membrane

固体高分子電解質膜

PHEV

Plug-in Hybrid Vehicle

プラグインハイブリッド車

PM Particulate

Matter

粒子状物質

PNGV

Partnership for a New Generation of

Vehicles

次世代車共同開発計画

(8)

PWR

Pressurized Water Reactor

加圧水型原子炉

PSA Pressure

Swing

Adsorption 吸着式ガス分離装置

※ 水素製造においては,水素を含むガ

スから余分な成分を吸着除去して

高純度水素ガスを精製する

RITE

Research Institute of Innovative

Technology for the Earth

(財)地球環境産業技術研究機構

SAE

The Society of Automotive Engineers

米国自動車技術協会

SMDS

Shell Middle Distillate Synthesis

シェルの開発した

GTL プロセス技術

SNRA The

Swedish

National Road Administration

スウェーデン道路庁

SOx Sulfur

Oxides

硫黄酸化物

SS Service

Station

サービスステーション

TES

Transport Energy Strategy

ドイツの交通エネルギー戦略

THS

Toyota Hybrid System

トヨタハイブリッドシステム

TtW Tank

to

Wheel

車両の燃料タンクから車両走行まで

USC Ultra

Super

Critical

超々臨界圧

※ 本報告書では超高温高圧蒸気条件

の高効率火力発電プラントを指す

UTC-FC

UTC Fuel Cell

ユーティーシーエフシー

VOC

Volatile Organic Compound

揮発性有機化合物

VW VOLKSWAGEN

フォルクスワーゲン

WE-NET

World Energy Network

(International Clean Energy System

Technology Utilizing Hydrogen)

水素利用国際クリーンエネルギーシス

テム技術研究

WG Working

Group

ワーキンググループ

WtT

Well to Tank

一次エネルギーの採掘から車両の燃料

タンクまで

WtW

Well to Wheel

一次エネルギーの採掘から車両走行ま

(9)

1.調査の目的と概要

1-1 調査の背景と目的

2002 年度から経済産業省の補助事業としてスタートし,2009 年度から新エネルギー

産業技術開発機構(NEDO)の助成事業「燃料電池システム等実証研究」として推進さ

れた

JHFC プロジェクトでは,燃料電池自動車を主とする各種の高効率低公害(代替燃

料)乗用車の

Well to Wheel 総合効率のデータを確定することにより,燃料電池自動車

の位置づけを明確にし,燃料電池自動車および燃料電池自動車用燃料供給設備の普及促

進を図ることが目的のひとつに掲げられている。

こうした取り組みの一環として,財団法人日本自動車研究所では,

2005 年度において

燃料電池自動車を含む各種車両の

Well to Wheel 総合効率を算定し,結果を公表した

1

しかし,その後

5 年以上が経過し,条件の変化および車両性能の向上の両方により見直

しを行う必要が生じている。

そこで本調査では,内燃機関自動車(ガソリン車およびディーゼル車),ハイブリッ

ド車,電気自動車,燃料電池自動車,プラグインハイブリッド車等の最新技術の組み込

まれた車両の燃費データ,諸元等を用い,Tank to Wheel 部のデータを更新し,同時に

エネルギーパスに関する情報においてこれまでに更新されたことが明らかなものを組み

込むことにより各車両の

Well to Wheel 総合効率を新たに算出することを目的とする。

1-2 本調査における基本的前提条件

(1)分析の範囲

本調査における分析の範囲としては,燃料の製造から,自動車の走行までにおけるエ

ネルギー消費量および

CO

2

排出量を対象とした。なお,原料・燃料の輸送に必要な燃料

(重油,軽油)については,その燃料の製造・輸送も加味することとした。

(2)評価対象としたエネルギーパス

本調査で対象としたエネルギーパスは,2005 年度に公表した調査

1

(以下過年度調査

という)で検討されたパスを基本としつつ,最新の知見に基づいて一部見直しを行った。

追加された主要なパスとしては

Carbon dioxide Capture and Storage(CCS)や海外の

自然エネルギー起源の水素を有機ハイドライドで輸送するパス等が挙げられる。

(3)評価対象車

本調査における評価対象車としては,ガソリン乗用車(ICEV),ディーゼル乗用車

(10)

(DICEV),ガソリンハイブリッド車(HEV),プラグインハイブリッド車(PHEV),

電気自動車(BEV),燃料電池自動車(FCV)を評価対象とする。また,FCV として

は,圧縮水素タンクを搭載した燃料電池ハイブリッド車のみを評価の対象とする。

なお,参考として圧縮天然ガス自動車(CNGV)についても一定の仮定のもとでの評

価を実施する。

(4)走行モード

評価対象とする走行モードとして

JC08 モード,10・15 モードを評価対象とした。

なお,走行モードに関しては,現在,全ての自動車カタログにおいて

10・15 モード,

JC08 モード燃費が併記されているが,2013 年 3 月以降は,全ての自動車カタログにお

いて

JC08 モード燃費のみが表示され,10・15 モードは表示されなくなることが決定し

ている。そのため,本来であれは

JC08 モードでの評価をメインとし,補足的に 10・15

モードでの評価を行うことが妥当であると考えられるが,本調査は,過年度調査の更新

という位置づけもあり,過年度調査の検討結果との比較を容易にするため,あえて算出

結果を

10・15 モード,JC08 モードの順番で記載していることに留意されたい。

(5)評価対象車の評価年次

原則として,現状(2010 年)時点における技術を前提とする。具体的には商用段階の

車両が存在するものについてはこれを評価の対象とし,商用段階の車両が実在しないも

のについては,現状の実証車,あるいは現状の技術水準のもとでの仮想的な車両を想定

することとした。

(11)

1-3 調査内容

本調査の調査内容は以下のとおりである。

(1)評価対象車の諸元の設定

過年度調査において設定した評価対象車の諸元を基に,最新の車両の動向を踏まえ,

見直しを行う。

(2)エネルギー定数の設定

エネルギー消費量や

CO

2

排出量算定の基本となる各種エネルギー定数について,過年

度調査で用いた値について再検討を行い,必要に応じて更新,見直しを行う。

(3)Well to Tank 効率の検討

過年度調査において検討を行ったエネルギーパスに対し,新たに有効と考えられるエ

ネルギーパスを追加するなどの見直しを行うとともに,各プロセス効率の設定値につい

ても更新・見直しを実施し,Well to Tank 効率(エネルギー消費量,CO

2

排出量)の算

出を行う。

(4)Tank to Wheel 効率の検討

(1)で設定した評価対象車の諸元に基づき,最新技術の組み込まれた車両の燃費デー

タ,諸元等を用いて,10・15 モード,JC08 モード走行時における評価対象車の単位走

行距離当たりのエネルギー消費量・CO

2

排出量を算出する。

なお,過年度調査では,Tank to Wheel 効率算出シミュレーションモデルである

GREEN を用いてエネルギー消費量・CO

2

排出量を算定したが,本調査では,算定対象

10・15 モード,JC08 モード走行時のみであることから,最新技術が組み込まれた既

存の車両における公表された

10・15 モード,JC08 モード燃費や各種仕様から簡便な方

法で算定することを基本とする。

(5)Well to Wheel 総合効率の算定と評価

以上で設定した諸量を用いて,過年度調査と同様に,石谷久東京大学名誉教授の研究

グループが開発したソフトウェアにより

Well to Wheel 総合効率(単位走行当たりのエ

ネルギー消費量,CO

2

排出量)を算定し,評価対象車の評価を実施する。

1-4 調査の最終目標

本調査における最終目標は,

FCV を含む現状の最新技術を有する小型乗用車について,

日本固有の条件を考慮し,計算に用いる入力データは妥当性かつ透明性に配慮し,外部

研究者が検証可能な客観的な数値データとして評価結果を取りまとめることである。評

(12)

価項目は,Well to Wheel のエネルギー消費量および GHG(CO

2

)排出量である。

本調査の具体的な最終目標は,以下のように整理される。

◆ FCV のクリーンエネルギー車としての Well to Wheel 性能の検証

◆ さまざまなタイプの水素製造パスに関する実証試験結果や他の信頼性の高い検討結

果を用いた

Well to Wheel 比較(現状実現技術による評価)

◆ FCV のエネルギー効率,CO

2

削減ポテンシャルの明確化

1-5 調査の推進体制

2005 年度における過年度調査においては,FCV を含む各種車両の Well to Wheel 総

合効率を算定し,

FCV の環境性能について第三者(大学研究所などのエネルギー,FCV

専門家),ならびに

FCV,水素インフラ開発推進関係者による評価を実施した。本調査

においても過年度調査と同様に,JHFC プロジェクトとは独立した各界の有識者による

評価委員会として「総合効率検討作業部会」を組織した。

本調査は,この「総合効率検討作業部会」からのデータ提供や助言を受けることによっ

て推進した。「総合効率検討作業部会」は,エネルギー,LCA 分野の専門研究者に広く

認知されるデータ,および評価結果の取得も目的の一つとして,表

1-1,表 1-2 に示す

関係分野の研究者,専門家などで構成した。

(13)

表1-1 2010 年度「総合効率検討作業部会」委員名簿(1)

氏名

会社・団体名

役職名

所属

委員長

石谷 久

(社)新エネルギー導入促進協議会

代表理事

副委員長

岡崎 健

東京工業大学

教授

大学院 理工学研究科 機械制御システム専攻

山地 憲治

(財)地球環境産業技術研究機構

理事

内山 洋司

筑波大学

教授

大学院 システム情報工学研究科 リスク工学専攻

松橋 隆治

東京大学

教授

大学院 新領域創成科学研究科 環境システム学専攻

吉田 好邦

東京大学

准教授

大学院 新領域創成科学研究科 環境システム学専攻

平井 秀一郎

東京工業大学

教授

大学院理工学科機械制御システム専攻

機械宇宙学科

本藤 祐樹

横浜国立大学

准教授

環境情報研究院

稲葉 敦

工学院大学

教授

環境エネルギー化学科

近藤 美則

(独)国立環境研究所

主任研究員

社会環境システム研究領域 交通・都市環境研究室

赤井 誠

(独)産業技術総合研究所

招聘研究員

エネルギー技術研究部門

工藤 祐揮

(独)産業技術総合研究所

博士

安全科学研究部門 素材エネルギー研究グループ

工藤 拓毅

(財)日本エネルギー経済研究所

副センター長

地球環境ユニット

野村 宏

電気事業連合会

東京電力(株)

副本部長

販売営業本部

田和 健次

石油連盟

技術環境

安全部長

河津 成之

(社)日本自動車工業会

分科会長

電動車両技術部会 燃料電池自動車分科会

上野 真

燃料電池実用化推進協議会

部長

企画第

1 部

大仲 英巳

トヨタ自動車(株)

主査

FC 開発部

松本 幹雄

日産自動車(株)

主任研究員

総合研究所

EV システム研究所

青柳 暁

(株)本田技術研究所

マネージャー

四輪開発センター 第

1 技術開発室 第 2 ブロック

村上 茂泰

メルセデス・ベンツ日本(株)

アシスタント

・マネジャー

商品企画・コンプライアンス部

(14)

表1-2 2010 年度「総合効率検討作業部会」委員名簿(2)

氏名

会社・団体名

役職名

所属

ジョージ

ハンセン

ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパン(株)

ディレクター

コミュニケーションズ/R&D サイエンスオフィス

森本 賢治

マツダ(株)

主幹研究員

技術研究所

太田 徹

スズキ(株)

課長

開発部 第

5 課

斎藤 健一郎

JX 日鉱日石エネルギー(株)

部長

研究開発本部 研究開発企画部

山田 英永

コスモ石油(株)

グループ長

研究開発部 技術開発

3 グループ

吉田 剛

出光興産(株)

担当課長

新規事業推進室 事業開発グループ

池田 修一

昭和シェル石油(株)

研究開発部 企画管理課

岡島 裕一郎

東京ガス(株)

技術戦略部 水素ビジネスプロジェクトグループ

外山 雄二

大阪ガス(株)

係長

エンジニアリング部

ECO エネルギーチーム

盛興 昌勝

東邦ガス(株)

課長

総合技術研究所 基盤技術研究部 水素エネルギー技術グループ

松岡 美治

岩谷産業(株)

シニア

マネージャー

水素エネルギー部

江藤 めぐみ

日本エア・リキード(株) ジャパン・エア・ガシズ社

工業事業本部 アドバンスドテクノロジー事業部 水素エネルギー部

白根 義和

大陽日酸(株)

統括部長

開発・エンジニアリング本部 ガスエンジニアリング統括部

後藤 耕一郎

新日鉄エンジニアリング(株)

部長

事業開発センター

西 哲幸

栗田工業(株)

専門主任

プラント事業本部 プラント第一営業本部 水処理部門

野村 次生

シナネン(株)

課長

営業本部 営業推進部 ソーラー・FC チーム

小山 利夫

伊藤忠エネクス(株)

部長

エネルギーソリューション部

ブザー

バー

縄田 俊之

経済産業省 資源エネルギー庁

課長補佐

省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギー対策課 燃料電池推進室

千田 知宏

経済産業省 資源エネルギー庁

係長

省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギー対策課 燃料電池推進室

森 大五郎

(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構

主査

燃料電池・水素技術開発部

田中 咲雄

JX 日鉱日石リサーチ(株)

シニア

マネジャー

エネルギー技術調査第

1 部

田島 正喜

東京ガス(株)

マネジャー

グループ

技術戦略部 水素ビジネスプロジェクトグループ

(15)

2.燃料の性状と発熱量・CO

2

排出原単位

2-1 エネルギー単位換算表

エネルギー単位換算表を表

2-1 に示す。定義式以外の基本変換数値は,基本的に「総

合エネルギー統計」に基づいている。ただし

kcal→MJ の単位換算については国際蒸気

表カロリーを採用する。なお,有効数字は

6 桁とした。

○ 国際蒸気表カロリー:1g の水の温度を 0℃から 100℃まで上げるために要する熱量の

1/100 と定義される平均カロリーに最も近い。

○ 計量法カロリー :温度を指定しないときのカロリー。総合エネルギー統計で採用され

ている。

表 2-1 エネルギー単位換算表

MJ

kcal(国際表) kcal(計量法)

BTU

kℓ oe

t oe

kWh

MJ

1

238.846

238.889

947.817

2.58258E-05

2.38846E-05

0.277778

kcal(国際表) *1

4.18680E-03

1

1.00018

3.96832

1.08127E-07

1.00000E-07

1.16300E-03

kcal(計量法) *2

4.18605E-03

0.999821

1

3.96761

1.08108E-07

9.99821E-08

1.16279E-03

BTU

1.05506E-03

0.251996

0.252041

1

2.72477E-08

2.51996E-08

2.93071E-04

kℓ oe(原油換算kℓ)

3.87210E+04

9.24834E+06

9.25000E+06

3.67004E+07

1

0.924834

1.07558E+04

t oe(石油換算t)

4.18680E+04

1.00000E+07

1.00018E+07

3.96832E+07

1.08127

1

1.16300E+04

kWh

3.60000

859.845

859.999

3.41214E+03

9.29729E-05

8.59845E-05

1

*1 国際蒸気表カロリー:4.18680×10

-3

(MJ/kcal)

*2 計量法カロリー:4.18605×10

-3

(MJ/kcal)

定義式

基本変換数値

誘導変換数値

凡例:

(16)

2-2 燃料等の発熱量および CO

2

排出原単位

2-2-1 基本的考え方

(1) 対象とする燃料

対象とする燃料は,基本的に総合エネルギー統計の燃料に基づき設定した。それ以外

で本調査における総合効率の計算に必要な燃料については別途追加した。

(2) 対象とする燃料定数

対象とする燃料定数は以下のとおりである。

○ 発熱量

CO

2

排出係数

○ 単位換算値(Nm

3

→kg,ℓ→kg)

(3) 発熱量

発熱量には,燃焼によって生じる水分子のもつ潜熱(凝縮時に放出=600kcal/kgH

2

O)

を含めた高位発熱量(Higher Heating Value:HHV)と含めない低位発熱量(Lower

Heating Value:LHV)がある。ここでは,高位発熱量(HHV)と低位発熱量(LHV)

を併記することとした

1

。また,単位は燃料性状の違いによって,「MJ/kg」「MJ/ℓ」

「MJ/Nm

3

」を基本とし,LHV/HHV 換算係数も併せて記載する。

(4) CO

2

排出係数

CO

2

排出係数は,MJ 当り(HHV,LHV),質量当りを併記する。どちらか一方の数

値しか得られない場合には単位換算値を用いて換算する。

(5) 単位換算値

単位換算値は,燃料性状によって異なる単位(ℓ,Nm

3

)を「kg」に換算する数値で

ある。液体燃料の温度条件は

JIS 規格(K-2249)に基づき 15℃を基本とする。

1

HHV は,政府のエネルギー統計,電力会社の発電効率基準,都市ガスの取引基準として広く用いられ

ている。一方

LHV は自動車の車両効率や民生用ボイラーのボイラー効率,民生用ガスタービンの発電

効率,コージェネの総合効率などの基準に慣用的に用いられてきた。発熱量の基準を各種エネルギー統

計に用いられている

HHV に統一することが合理的ではあるが,自動車等では排出ガスの温度が 100℃

以上で生成水蒸気の潜熱は利用できないため,LHV 基準で示すのが妥当との考えもあり,統一はなさ

れていない。なお,高位発熱量は総発熱量(

Gross Calorific Value:GCV),低位発熱量は真発熱量(Net

Calorific Value:NCV)とも呼ばれる。

(17)

2-2-2 発熱量および CO

2

排出原単位の一覧

燃料定数の一覧表を表

2-2 に示す

2

。過年度調査から見直した部分を薄いハッチングで

示す。また,各数値の出典については表

2-3 に整理する。

表 2-2 発熱量および CO

2

排出原単位

換算係数 単位 単位 LHV HHV 単位 LHV HHV LHV/HHV 単位 LHV HHV 単位 石炭 コークス用原料炭 - - MJ/kg 28.4 29.1 MJ/kg 28.4 29.1 0.975 g-CO2/MJ 92.2 89.9 kg-CO2/kg 2.62 ① 輸入一般炭 - - MJ/kg 25.1 25.7 MJ/kg 25.1 25.7 0.975 g-CO2/MJ 92.9 90.6 kg-CO2/kg 2.33 ② コ-クス - - MJ/kg 29.4 29.4 MJ/kg 29.4 29.4 1.000 g-CO2/MJ 108 108 kg-CO2/kg 3.18 ② 製鉄副生ガス コ-クス炉ガス kg/Nm3 0.470 MJ/Nm3 18.7 21.1 MJ/kg 39.8 44.9 0.886 g-CO2/MJ 45.4 40.3 kg-CO2/kg 1.81 ③ 石油 原油 kg/ℓ 0.854 MJ/ℓ 36.3 38.2 MJ/kg 42.5 44.7 0.950 g-CO2/MJ 72.0 68.4 kg-CO2/kg 3.06 ② ナフサ kg/ℓ 0.675 MJ/ℓ 30.6 32.3 MJ/kg 45.3 47.8 0.950 g-CO2/MJ 70.1 66.6 kg-CO2/kg 3.18 ② ガソリン kg/ℓ 0.730 MJ/ℓ 32.9 34.6 MJ/kg 45.1 47.4 0.950 g-CO2/MJ 70.6 67.1 kg-CO2/kg 3.18 ② 灯油 kg/ℓ 0.792 MJ/ℓ 34.9 36.7 MJ/kg 44.1 46.3 0.950 g-CO2/MJ 71.4 67.9 kg-CO2/kg 3.15 ② 軽油 kg/ℓ 0.833 MJ/ℓ 35.8 37.7 MJ/kg 43.0 45.3 0.950 g-CO2/MJ 72.3 68.7 kg-CO2/kg 3.11 ② 重油(平均) kg/ℓ 0.899 MJ/ℓ 39.0 40.5 MJ/kg 43.4 45.1 0.962 g-CO2/MJ 73.2 70.4 kg-CO2/kg 3.18 ① A重油 kg/ℓ 0.860 MJ/ℓ 37.2 39.2 MJ/kg 43.3 45.6 0.950 g-CO2/MJ 72.9 69.3 kg-CO2/kg 3.16 ① B重油 kg/ℓ 0.900 MJ/ℓ 39.4 40.4 MJ/kg 43.8 44.9 0.975 g-CO2/MJ 72.3 70.5 kg-CO2/kg 3.17 ① C重油 kg/ℓ 0.940 MJ/ℓ 40.9 41.9 MJ/kg 43.5 44.6 0.975 g-CO2/MJ 73.5 71.6 kg-CO2/kg 3.20 ② 液化石油ガス(LPG) プロパン(民生用) kg/ℓ 0.507 MJ/ℓ 23.5 25.6 MJ/kg 46.4 50.4 0.921 g-CO2/MJ 64.7 59.5 kg-CO2/kg 3.00 ③ ブタン・プロパン混合(自動車用) kg/ℓ 0.563 MJ/ℓ 25.8 28.0 MJ/kg 45.8 49.7 0.922 g-CO2/MJ 66.1 60.9 kg-CO2/kg 3.03 ③ 天然ガス 輸入液化天然ガス(LNG) - - MJ/kg 49.1 54.6 MJ/kg 49.1 54.6 0.900 g-CO2/MJ 54.9 49.4 kg-CO2/kg 2.70 ① 国産天然ガス(気体) kg/Nm3 - MJ/Nm3 39.2 43.5 MJ/kg - - 0.900 g-CO2/MJ 56.6 51.0 kg-CO2/kg - ② 都市ガス

13A kg/Nm3 0.818 MJ/Nm3 40.6 45.0 MJ/kg 49.6 55.0 0.902 g-CO2/MJ 56.4 50.9 kg-CO2/kg 2.80 ② 合成燃料等

メタノ-ル kg/ℓ 0.796 MJ/ℓ 15.8 18.1 MJ/kg 19.9 22.7 0.877 g-CO2/MJ 68.9 60.4 kg-CO2/kg 1.37 - DME kg/Nm3 2.11 MJ/Nm3 60.7 66.8 MJ/kg 28.8 31.7 0.909 g-CO2/MJ 66.3 60.3 kg-CO2/kg 1.91 - FT軽油(GTL) kg/ℓ 0.785 MJ/ℓ 34.5 37.1 MJ/kg 44.0 47.2 0.932 g-CO2/MJ 70.7 65.9 kg-CO2/kg 3.11 ③ バイオマス関連燃料

BDF kg/ℓ 0.890 MJ/ℓ 35.4 MJ/kg 39.8 g-CO2/MJ 76.2 kg-CO2/kg 2.81 ③ メタン kg/Nm3 0.717 MJ/Nm3 35.9 39.8 MJ/kg 50.0 55.5 0.901 g-CO2/MJ 54.8 49.4 kg-CO2/kg 2.74 - エタノ-ル kg/ℓ 0.790 MJ/ℓ 21.2 23.5 MJ/kg 26.8 29.7 0.902 g-CO2/MJ 71.3 64.3 kg-CO2/kg 1.91 - ETBE kg/ℓ 0.750 MJ/ℓ 26.4 28.7 MJ/kg 35.2 38.2 0.921 g-CO2/MJ 73.3 67.5 kg-CO2/kg 2.58 - 水素 水素(液体) kg/ℓ 0.0708 MJ/ℓ 8.50 10.1 MJ/kg 120 142 0.845 - - - - - - 水素(気体) kg/Nm3 0.0899 MJ/Nm3 10.8 12.8 MJ/kg 120 142 0.845 - - - - - - 電力*3 発電時 原油発電 - - MJ/kWh 8.92 9.39 MJ/kWh 8.92 9.39 0.950 g-CO2/MJ 190 190 kg-CO2/kWh 0.682 ② 重油発電 - - MJ/kWh 8.92 9.39 MJ/kWh 8.92 9.39 0.950 g-CO2/MJ 198 198 kg-CO2/kWh 0.714 ② 天然ガス発電 - - MJ/kWh 7.65 8.50 MJ/kWh 7.65 8.50 0.900 g-CO2/MJ 122 122 kg-CO2/kWh 0.438 ②   (トップランナー) g-CO2/MJ 96 96 kg-CO2/kWh 0.346 ② 石炭発電 - - MJ/kWh 8.70 8.92 MJ/kWh 8.70 8.92 0.975 g-CO2/MJ 242 242 kg-CO2/kWh 0.870 ②   (トップランナー) g-CO2/MJ 226 226 kg-CO2/kWh 0.815 ② 原子力発電*4 g-CO2/MJ 4.38 4.38 kg-CO2/kWh 0.016 ② 太陽光発電 g-CO2/MJ 2.25 2.25 kg-CO2/kWh 0.008 ② 風力発電 g-CO2/MJ 1.73 1.73 kg-CO2/kWh 0.006 ② 水力発電 g-CO2/MJ 1.01 1.01 kg-CO2/kWh 0.004 ② 消費時 電力使用時 - - MJ/kWh 3.60 3.60 MJ/kWh 3.60 3.60 1.000 g-CO2/MJ - - kg-CO2/kWh - ① 見直し フラグ*5 単位換算値*1 発熱量 発熱量(MJ/kg換算値) *2 CO2排出係数

※表中の数値は 3 桁だが,計算過程で有効数値が 2 桁しか得られなかったものを使う場合もあるため,厳密な意味では有効数値 3

桁で統一されているわけではない。

*1 液体燃料の温度条件は 15℃。ただし水素(液体)は-253℃。

*2 単位換算値を用いて「MJ/kg」に換算した数値。もともと「MJ/kg」の場合,電力の場合は換算を行っていない。

*3 発電時の発熱量は,発電所で 1kWh の発電に必要となる投入熱量。消費時は電力を使用するときの 1kWh あたりの発熱量。

*4 原子力発電の CO2 排出係数は BWR の場合。

*5 見直しフラグ;①確認したが前と同じ数値,②確認して値を更新,③新しいデータがなかったため以前のデータを使用,④諸般

の理由により検討できなかったため,以前のデータを使用

(18)

表 2-3 発熱量および CO

2

排出原単位データの出典

燃料の種類

燃料定数

データの出典

石炭

発熱量

資源エネルギー庁 総合エネルギー統計検討事務局「2005 年度以降適用する

標準発熱量の検討結果と改訂値について」(2007/5)

CO

2

排出係数

環境省温室効果ガス排出量算定方法検討会「温室効果ガス排出量算定に関す

る検討結果」(2010/3)

製鉄副生ガス

発熱量

「総合エネルギー統計」の基礎データとなっている日本鉄鋼連盟調査の燃料

組成データを基に算出。

単位換算値

CO

2

排出係数

石油

発熱量

資源エネルギー庁 総合エネルギー統計検討事務局「2005 年度以降適用する

標準発熱量の検討結果と改訂値について」(2007/5)

単位換算値

環境省「平成

17 年度温室効果ガス排出量算定方法検討会 温室効果ガス排出

量算定に関する検討結果(案) エネルギー・工業プロセス分科会報告書(エ

ネルギー(燃料の燃焼

CO

2

)分野)」(2006/2)

※原油,ナフサの単位換算値についてのみ,環境省「平成

14 年度 温室効果

ガス排出量算定方法検討会 エネルギー・工業プロセス分科会報告(燃料)」

(2002/8)からの引用

CO

2

排出係数

環境省温室効果ガス排出量算定方法検討会「温室効果ガス排出量算定に関す

る検討結果」(2010/3)

液化石油ガス

LPG)

発熱量

LP ガス協会資料「自動車用 LP ガス燃料に関する標準仕様とその物性値の算

出」の燃料組成データを基に算出。(2001/4)

単位換算値

CO

2

排出係数

天然ガス

発熱量

資源エネルギー庁 総合エネルギー統計検討事務局「2005 年度以降適用する

標準発熱量の検討結果と改訂値について」(2007/5)

CO

2

排出係数

環境省温室効果ガス排出量算定方法検討会「温室効果ガス排出量算定に関す

る検討結果」(2010/3)

都市ガス

13A)

発熱量

(社)日本ガス協会による提供資料(

2010/10

単位換算値

CO

2

排出係数

合成燃料等

発熱量

○メタノール

(財)エネルギー総合工学研究所「メタノール発電技術」(1997/3)

○DME,メタン,エタノール

基本物性値から計算

○ETBE

環境省 再生可能燃料利用推進会議 第 3 回検討会資料 3「ETBE について」

(2003/10)より設定

単位換算値

○メタノール

(財)エネルギー総合工学研究所「メタノール発電技術」(平成

9 年 3 月)

○DME,メタン

「理科年表」

○エタノール,ETBE

環境省 再生可能燃料利用推進会議 第 3 回検討会資料 3「ETBE について」

(2003/10)より設定

CO

2

排出係数

○メタノール,DME,メタン,エタノール,ETBE

基本的物性値としての計算から算出

GTL

(FT 軽油)

発熱量

Emissions from Trucks using Fischer-Tropsch Diesel Fuel (SAE 982526)

(1998/10)の SMDS 軽油の値を採用

単位換算値

CO

2

排出係数

BDF

(バイオディーゼル)

発熱量

「循環型経済社会の形成を目指したバイオマスエネルギー活用促進に向けた

調査~近畿地域におけるバイオマスエネルギー利用の展望~調査報告書(近

畿経済産業局資源エネルギー部エネルギー対策課」(

2002/3)

単位換算値

CO

2

排出係数

トヨタ自動車,みずほ総研「輸送用燃料の

Well to Wheel 評価 日本にお

ける輸送用燃料製造(

Well-to-Tank)を中心とした温室効果ガス排出量に関

する研究報告書」(

2004/12)

水素

発熱量

単位換算値

「理科年表」

電力

発熱量

電力中央研究所「日本の発電技術のライフサイクル

CO2 排出量評価-2009

年に得られたデータを用いた再推計-」(2010/7),電力需給の概要の最新

版から算出

CO

2

排出係数

(19)

3.Well to Tank 効率の検討

3-1 Well to Tank 効率の検討方針

本調査においては,文献から得られたプロセス効率を用いるとともに,

JHFC プロジェ

クトによって実証された水素ステーションでの効率値を用いて,Well to Tank(WtT)

効率に関する分析を行う。

検討の対象とするエネルギーパスについては,最新の知見に基づいて一部見直しを

行った。検討対象エネルギーパスにおける過年度調査からの変更点を表

3-1 に整理する。

表 3-1 過年度調査における検討対象エネルギーパスからの変更点

具体的な内容

①CCS

注)

を検討対象とする

具体的に以下のプロセスにおける

CCS を検討対象とする。

(1) 火力発電所での CCS

(2) オフサイト大規模改質プラントでの CCS

(3) オンサイト都市ガス改質装置での CCS

②自然エネルギー起源からの電

力から電解水素のパスの検討

を充実させる

具体的に以下のパスを検討対象に加える。

(1) オーストラリアで太陽光・太陽熱を使って発電し,水電解

で水素を製造,有機ハイドライドで日本に輸送するパス

(2) パタゴニアで風力発電して,水電解により水素を製造し,

有機ハイドライドで日本に輸送するパス

(3) 国内において風力・水力等で発電し,昇圧・送電線で直接

送電するパスを明示的に評価

③オンボード改質のパスは検討

対象から除外する

オンボード改質のパスおよびオンボード

LH のパスを検討から

除外する。

④バイオマスのパスにおいて,

土地利用変化を考慮する

土地利用変化の有無の両ケースで評価を行う。

⑤電源構成比は現状の最新の状

況を踏まえたものを採用する

現状の電源構成比として以下を採用。

最新の電源構成比(2009 年の推定実績)

⑥新たな知見の追加

製油所でのオフサイト

LPG 改質のパスを新たに追加する。

(過年度調査ではナフサ改質のみ)

⑦石炭発電のエネルギーパスを

明示的に設定する

石炭の採掘や輸送等のエネルギーパスを明示的に設定する。

注)CCS:Carbon dioxide Capture and Storage

3-2 利用データ

本調査においては,過年度調査ならびに新たに収集した文献から得られたプロセス効

率を用いるとともに,JHFC プロジェクトによって実証された水素ステーションでの効

率値を用いる。

(20)

3-2-1 文献データ

本調査で入手・調査した文献資料の一覧を表

3-2~表 3-9 に示す。文献番号にハッチ

ングがかかっているものが今年度調査で新しく入手・調査した資料である。

表 3-2 エネルギー効率データ調査文献一覧(その1)

文献

番号

タイトル

著者名

国・

地域

掲載誌等

発行元

発表・

掲載年

概 要

J-001

平成

12 年度成果報告書

水 素 利 用 国 際 ク リ ー ン

エ ネ ル ギ ー シ ス テ ム 技 術

(WE-NET)第Ⅱ期研究開

発 タスク

1 システム評

価に関する調査・研究

NEDO

(委託先:

( 財 ) エ ネ ル

ギー総合工学

研究所)

日本

NEDO

2001/3

水素導入のための最適シナリオを検討し水

素導入戦略を策定するために,種々の水素

利用システムについてエネルギー消費,環

境影響および経済性を評価し,有望な技術

を明らかにするとともに技術課題を明らか

にすることを目標としている。平成

12 年度

調査では,候補システムの

LCA 解析(具体

的にはフューエルサイクル分析),システ

ム検討・データ収集等を行っている。

J-002

平成

14 年度成果報告書

水 素 利 用 国 際 ク リ ー ン

エ ネ ル ギ ー シ ス テ ム 技 術

(WE-NET)第Ⅱ期研究開

タスク

1 システム評価

に関する調査・研究

NEDO

(委託先:

( 財 ) エ ネ ル

ギー総合工学

研究所)

日本

NEDO

2003/3

各種代替燃料車の多様な走行条件における

TtW 効率を比較分析するとともに,多様な

エネルギー供給パスにおける

WtT 効率も同

時に評価して,全体として

WtW 効率を分析

している。

J-003

平成

10 年度成果報告書

水 素 利 用 国 際 ク リ ー ン

エ ネ ル ギ ー シ ス テ ム 技 術

(WE-NET)

サブタスク

7 水素利用

技術に関する調査・検討

NEDO

(委託先:

(財)エンジニ

アリング振興

協会)

日本

NEDO

1999/3

水素利用技術のうち動力発生,輸送機関,

燃料電池,冷熱利用の分野毎に将来有望な

技術の導入条件,今後の見通しなどについ

て検討している。

J-004

燃料電池自動車導入に伴

う運輸部門エネルギーシ

ステムの影響

衣笠良,

中田俊彦

日本

エネルギー・

資源

VOL24 NO.2

2003.3

ギー・資源

学会

2003/3/

5

燃料電池自動車の経済性とエネルギー効率

を考慮するエネルギー・経済モデル(エネ

ルギーパス)を定義している。そして燃料

電池自動車への燃料供給方式ごとにエネル

ギー効率を算出して,さらに旅客輸送コス

ト,旅客輸送量,原油消費量,エネルギー

消費量,および

CO

2

排出量を算出して評価

を行っている。

J-005

Shell による総合エネル

ギー効率の試算

(財)日本電動

車両協会

日本

平成

13 年度

燃料電池自動

車に関する調

査報告書

「 海 外 調 査

編」

(財)日本電

動車両協会

2002/3

JEVA による平成 13 年度の海外ヒアリング

調査の一部。Shell 訪問の目的は,FCV 総

合エネルギー効率に関する意見交換。様々

な エ ネ ル ギ ー と 車 両 に つ い て ,

WtW と

GHG 排出量の試算を行っている。

J-006

UTC-FC による FCV と

他のクリーンエネルギー

自動車の比較

(財)日本電動

車両協会

日本

平成

14 年度

燃料電池自動

車に関する調

査報告書

「 海 外 調 査

編」

(財)日本電

動車両協会

2003/3

JEVA による平成 14 年度の海外ヒアリング

調 査 の 一 部 。FC スタックメーカである

UTC-Fuel Cells に訪問し,FC スタックの

開発状況やFCV 普及に対する考え方につい

てヒアリングを行っている。その中で,

FCV

と他のクリーンエネルギー自動車の効率,

CO

2

などの比較分析結果を示している。

J-007

輸送用燃料ライフサイク

ルインベントリーに関す

る調査報告書

-燃料電池車と既存自動

車の比較-

(財)石油産業

活 性 化 セ ン

ター

日本

平成

13 年度

石油産業技術

開発基盤等整

備事業の報告

(財)石油産

業活性化セ

ンター

2002/3

燃料サイクルのライフサイクルインベント

リー(LCI)を作成し,各エネルギーパスの

TtW,エネルギー消費量,CO

2

の評価を行っ

ている。さらに,GreenModel で TtW を算

出し,最終的に

WtW を算出している。

J-010

燃料電池コージェネレー

ションシステムのエネル

ギー転換効率評価に関す

る調査

NEDO

(委託先:

(財)日本エネ

ルギー学会)

日本

NEDO

2002/3

天然ガス起源の各種燃料を対象に,開発途

上にある

PEFC による小型のコージェネ

レーションシステムと,既存のコージェネ

レーションシステムを,エネルギー転換効

率等の特性の観点から比較評価している。

(21)

表 3-3 エネルギー効率データ調査文献一覧(その2)

文献

番号

タイトル

著者名

国・

地域

掲載誌等

発行元

発表・

掲載年

概 要

J-011

バイオマス燃料の

CO

2

出等に関する

LCA(ライ

フ・サイクル・アセスメ

ント)評価について

井上(三菱総

合研究所),

松村幸彦(広

島大学)

日本

総合資源エネ

ルギー調査会

石油分科会石

油部会燃料政

策 小 委 員 会

(第

9 回)資

4-1

2003/7/

23

総合資源エネルギー調査会石油分科会石油

部会燃料政策小委員会でのプレゼン発表資

料。自動車燃料としてバイオ燃料を使用し

た場合の

LCA 的評価を行っている。

J-012

燃 料 電 池 自 動 車 の 実 用

化・普及に向けた課題

燃料電池実用

化推進協議会

日本

燃料電池実用

化推進協議会

資料

4-1

2002/3/

20

燃料電池の実用化・普及に向けた課題につ

いてのプレゼンテーション資料

J-013

わが国における化石エネ

ルギーに関するライフサ

イクルインベントリー分

(財)日本エネ

ルギー経済研

究所

日本

(財)日本エ

ネルギー経

済研究所

1999/6

「化石エネルギーの

LCI 分析」委員会報告

書。日本における化石エネルギー(石炭,

石油,

LPG,LNG)に関する LCI 分析を行っ

ている。

J-014

燃料電池技術データ集

-各種効率の定義と計算

例ー

FCDIC

日本

FCDIC

2001/6

燃料電池(スタック)に関する各種効率の

計算式を定義し,理論効率の計算方法を示

している。また,効率計算に用いる熱力学

データベースの検討も行っている。

J-015

エネルギー資源とライフ

サイクルアセスメント

小林紀((財)

エネルギー総

合 工 学 研 究

所)

日本

自動車技術

Vol.56 No.7

2002

(社)自動車

技術会

2002/7/

1

エネルギー資源の評価に

LCA を用いる必要

性を述べ,いくつかの

LCA 評価事例を紹介。

J-016

パイプラインと

LNG の

温暖化効果ガス排出のラ

イフサイクルアセスメン

ト比較

富士通総研経

済研究所企画

調査部

日本

石油/天然ガ

ビュー ’00・2

石油公団 2000/2

日本向けにガスをパイプライン輸送する場

合を対象と し た環境負荷 面 からの検討を

行っている。

J-017

天然ガスを燃料電池等に

用いた場合の総合変換効

率の算定に関する調査

NEDO

(委託先:

(財)日本エネ

ルギー学会)

日本

NEDO

2001/3

天然ガスに焦点を当て,日本への輸送形態

としてパイプライン,LNG,メタノール,

DME,GTL を選定し,ガス田で採掘された

天然ガス資源を日本国に輸送し燃料電池で

消費するまでのプロセスや,エネルギー効

率について調査している。

J-018

2 回水素エネルギー専

門部会資料「水素吸蔵合

金に関する資料」

日本

2 回

水 素 エ ネ ル

ギー専門部会

資料

2002/3

水素エネルギー専門部会の資料。水素吸蔵

合金,液体水素,圧縮水素による水素貯蔵

の容積,貯蔵能力(質量密度,容積密度)

の比較を行っている。

J-019

Well to Wheel

Efficiency of Fuel Cell

Vehicles

in

Japanese

Conditions

馬場康子,

石谷久(東大)

日本

EVS-18

発表論文

2001/10

/24

種々な燃料パスと車種についての

WtW 効

率を分析するための評価モデルの紹介と,

このモデル に よる日本に つ いての分析結

果。

J-020

超クリーン石油系燃料製

造技術に関する調査報告

(財)石油産業

活 性 化 セ ン

ター

日本

平成

13 年度

石油産業技術

開発基盤等整

備事業の報告

(財)石油産

業活性化セ

ンター

2002/3

近年日欧米で活発に検討されているガソリ

ンの硫黄分10ppm 以下(サルファーフリー)

化が将来導入されることを想定し,FCC ガ

ソリンの選択的水素化脱硫技術を開発・実

用化するための技術課題について,特許調

査等の結果から述べている。

J-021

水素社会に向けたグロー

バ ル な 水 素 サ プ ラ イ

チェーン(製造と輸送)

について

坂口順一

(千代田化工

建設(株))

日本

最新の水素技

21 世紀:水素

社会の展望と

最新技術

水素技術編

集委員会編

2003/6

水素製造・輸送・貯蔵に到る水素サプライ

チェーンの技術動向とケミカルハイドライ

ドによる水素輸送の提案について、

WtW の

グローバルな視点で述べる。

J-022

各種自動車の効率および

CO

2

排出の検討

小林ら

日本

(社)自動車技

術会 学術講

演 会 前 刷 集

1996

1996/10

乗用車を対象に過去,現在及び将来の3時

点でのエネルギーフローに沿って各種エネ

ルギー車の効率を評価し,

CO

2

排出を検討。

単位走行距離で比較。

(22)

表 3-4 エネルギー効率データ調査文献一覧(その3)

文献

番号

タイトル

著者名

国・

地域

掲載誌等

発行元

発表・

掲載年

概 要

J-023

代替エネルギー車の受容

性研究(2)

-代替エネルギー車シス

テムのエネルギー,CO

2

走行コスト-

武石,小林

日本

14 回エネ

ルギーシステ

ム・経済・環

境コンファレ

ンス 講演論

文集

1998/1

2000 年頃,2010 年頃の 2 時点について,

エネルギー効率や

CO

2

排出量,コストを,

ガソリン車をベースに

HEV,EV,FCV な

どについて比較。

J-024

クリーンエネルギー自動

車レポート(第

7 報)

-燃料電池自動車におけ

る燃料選択の問題-

蓮池

日本

エネルギー総

工 学

Vol.23

(2)

(財)エネル

ギー総合工

学研究所

2000/7

FCV 用燃料の選択について,水素・メタノー

ル・ガソリンを並べて比較。

J-025

エネルギー資源と自動車

の将来展望

盛田,小林

日本

自動車技術

Vol.53(5)

(社)自動車

技術会

1999

石油生産量の予測と石油代替が可能なエネ

ルギーについての検討と

CO

2

排出制約下で

の自動車用エネルギー消費と

CO

2

排出が

LCA 的に最小となるような自動車用燃料と

動力源シス テ ムの最適な 組 み合わせの検

討。

J-026

高 効 率 ク リ ー ン エ ネ ル

ギー自動車の研究開発

-通産省/NEDO による

プロジェクト-

岩井

日本

自動車技術会

No.9804 シン

ポジウム

1998/6

H9~7 年計画で NEDO 事業として発足。石

油代替のクリーンエネルギーを用いて低公

害性を維持しつつ,走行エネルギー消費を

少なくとも既存車の半分にし,併せて

CO

2

排出を半分以下にする自動車を開発。

J-027

ライフサイクル

CO

2

排出

量による発電技術の評価

-最新データによる再推

計と前提条件の違いによ

る影響- (抜粋)

(財)電力中央

研究所

日本

電力中央研究

所報告書

(財)電力中

央研究所

2000/3

各種発電による

CO

2

排出係数を分析。その

中で各種発電の発電効率を算出している。

J-028

電気事業便覧 平成

15

年版

電気事業連合

統計委員会

日本

日本電気協

2003/10

電気事業関連の統計書。電力

10 社の送配電

損失率の経年統計を掲載。

J-029

Well to Wheel Efficiency

of Advanced Technology

Vehicles in Japanese

Conditions

馬場康子,

石谷久(東大)

日本

EVS-20

発表論文

2003/11

/18

日本の条件において,FCV を含む種々の先

進型自動車の

WtW エネルギー効率を,多様

な車種と燃 料 パスに対し て 評価・分析を

行っている。

日本の条件における先端

技 術 自 動 車 の

Well to

Wheel 総合効率

馬場康子,

石谷久(慶大)

日本

JARI 次世代

自動車フォー

ラム

(財)日本自

動車研究所

2004/1/

14-15

上記文献の日本語版

J-030

液体水素の製造・輸送に

係る効率について

岩谷産業(株)

2003/12

/29

液体水素の製造・輸送にかかる効率につい

て計算している。

J-031

LNG 及 び 都 市 ガ ス の

LCCO

2

分 析 に お け る 中

東プロジェクトのインパ

クト評価

岡村智仁,

古川道信,

多田進一,

石谷久

日本

20 回エネ

ルギーシステ

ム・経済・環

境コンファレ

ンス

ギー・資源

学会

2004/1/

30

中東プロジェクト追加による

LNG のライ

フサイクル

CO

2

排出量への影響度を定量化

することと,最新の国内実績データに基づ

く都市ガス

13A のライフサイクル CO

2

排出

量を分析することを目的とする。

日本ガス協会よりバックデータも併せて入

手。

J-032

よくわかる

LP ガス&エ

ネルギーセミナー2003

-LP ガス販売事業者の

未来を拓く-

(財)エルピー

ガス振興セン

ター

日本

( 財 ) エ ル

ピーガス振

興センター

2003/9/

28

LP ガス産業やエネルギー産業がおかれた

現状と課題,構造改善事業がなぜ必要なの

か,どのように進めるかについてのまとめ。

J-033

平成

14 年度

燃料電池自動車に関する

調査報告書

(財)日本電動

車両協会

日本

(財)日本電

動車両協会

2003/3

燃料電池に関する技術動向調査。その中で,

FCV や他の ICEV の TtW のエネルギー効

率,

CO

2

排出量の推計・比較のためのシミュ

レーションモデル「GREEN」を開発し,

TtW,WtW 総合効率の試算を行っている。

J-034

平成

12 年度電気自動車等中

長期普及計画 報告書

(財)日本電動

車両協会

日本

(財)日本電

動車両協会

2001/3

鉛産電池,ニッケル水素電池,リチウムイ

オン電池を用いた

EV の LCI 分析を実施。

電池の充放電効率等を加味して走行段階に

おける

CO

2

排出量も算出。

表  2-3  発熱量および CO 2 排出原単位データの出典  燃料の種類  燃料定数  データの出典 石炭  発熱量 資源エネルギー庁 総合エネルギー統計検討事務局「2005 年度以降適用する標準発熱量の検討結果と改訂値について」(2007/5)  CO 2 排出係数  環境省温室効果ガス排出量算定方法検討会「温室効果ガス排出量算定に関す る検討結果」(2010/3)  製鉄副生ガス 発熱量  「総合エネルギー統計」の基礎データとなっている日本鉄鋼連盟調査の燃料 組成データを基に算出。 単位換算値  C
表  3-3  エネルギー効率データ調査文献一覧(その2)  文献  番号  タイトル  著者名  国・ 地域  掲載誌等  発行元  発表・掲載年 概  要  J-011  バイオマス燃料の CO 2 排出等に関するLCA(ライ フ・サイクル・アセスメ ント)評価について  井上(三菱総 合研究所), 松村幸彦(広島大学)  日本 総合資源エネルギー調査会石油分科会石油部会燃料政策 小 委 員 会 (第 9 回)資 料 4-1  2003/7/23  総合資源エネルギー調査会石油分科会石油部会燃料政策小委
表  3-4  エネルギー効率データ調査文献一覧(その3)  文献  番号  タイトル  著者名  国・ 地域  掲載誌等  発行元  発表・掲載年 概  要  J-023  代替エネルギー車の受容性研究(2) -代替エネルギー車シス テムのエネルギー,CO 2 , 走行コスト-  武石,小林  日本 第 14 回エネルギーシステム・経済・環境コンファレンス  講演論 文集   1998/1 2000 年頃,2010 年頃の 2 時点について,エネルギー効率やCO2排出量,コストを,ガソリン車をベースにHE
表  3-5  エネルギー効率データ調査文献一覧(その4)  文献  番号  タイトル  著者名  国・ 地域  掲載誌等  発行元  発表・掲載年 概  要  J-035  輸送用燃料の  Well-to-Wheel 評価  日本における輸送用燃料製 造(Well-to-Tank)を中 心とした温室効果ガス排 出量に関する研究報告書  トヨタ自動車(株), みずほ情報総(株)  日本    2004/12 文献,ヒア リ ング調査よ り 輸送用燃料のWell to Tank 評価している。既存燃料以外にも
+7

参照

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