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K2 第 1 編営業秘密管理の重要性について 1. 情報流出が疑われる最近の事例 2. 技術流出を防ぎましょう 第 2 編営業秘密として 法的保護 を受けるためには 3. 営業秘密として 法的保護 を受けるためには 4. 営業秘密の民事的保護 5. 営業秘密の刑事的保護 第 3 編情報漏えい対策等

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(1)

営業秘密・知財戦略セミナー〈基礎編〉

独立行政法人 工業所有権情報・研修館(INPIT) 営業秘密・知財戦略相談窓口 『営業秘密110番』

~ あなたの会社の独自技術をシッカリ守り、活かすために ~

K1 trade-secret@inpit.jpo.go.jp 特許庁代表 03(3581)1101 内線 3844

(2)

第2編 営業秘密として「法的保護」を受けるためには

第1編 営業秘密管理の重要性について

第3編 情報漏えい対策等

第4編 知財戦略

2. 技術流出を防ぎましょう 10. 営業秘密・知財戦略相談窓口、 知財総合支援窓口のご紹介・ご利用方法 9. オープン&クローズ戦略 1. 情報流出が疑われる最近の事例 4. 営業秘密の民事的保護 3. 営業秘密として「法的保護」を受けるためには 6. 情報漏えい対策等 5. 営業秘密の刑事的保護 7. 権利化と秘匿化

第5編 窓口紹介

8. 先使用権制度による保護

(3)

1.情報流出が疑われる事例

被害企業 発覚時期 ニ コ ン 漏えい情報 流出先など 軍事転用可能な 光通信機器 2006年 新日本製鐵 (現 新日鐵住金) 東 芝 2012年 2014年 変圧器に使われる 高級鋼板の製造法 半導体メモリの 研究データ ベネッセ コーポレーション 2014年 ロシア軍関係者 韓国鉄鋼大手 ポスコ 韓国半導体大手 SKハイニックス 顧客(含保護者) の個人情報 (名簿業者経由)ジャストシステム 被害額 不 明 約1000億円 約1000億円 2070万件流出 対策費 約300億円 読売新聞 (2014/10/31 朝刊記事) および 技術流出防止・営業秘密強化について(2014年6月経済産業省) を参考に作成 ヨシツカ精機 2012年 車エンジン部品プレス機械の 設計図 ライバル関係にある 中国企業 不 明 技 術 情 報 顧 客 情 報 K3

(4)

1.情報流出が疑われる最近の事例

(韓国) (中国)

日本の技術が韓国を経由して中国に流出

「韓国から中国への技術漏えい」裁判で発覚

(日本) 営業秘密保護に向けた取組について 平成27年1月 経済産業省 を参考に作成

(5)

5

1.情報流出が疑われる最近の事例

業務提携先社員による韓国への技術流出

K5

(6)

6

1.情報流出が疑われる最近の事例

顧客情報が 「転々と」 流出 事件後会員大幅減

・委託先社員逮捕。平成28年3月東京地裁判決「懲役3年6月、罰金300万円」 営業秘密保護に向けた取組について 平成27年1月 経済産業省 を参考に作成

(7)

7 営業秘密保護に向けた取組について 平成27年1月 経済産業省 を参考に作成

企業のサーバに保管された大量のデータが短時間に

盗み取られ、瞬時に他国に渡った事件

1.情報流出が疑われる最近の事例

K7 http://www.sankei.com/world/print/151021/wor1510210016-c.html (賠償額約9億円)

(8)

大事な情報を守るために 図面類(紙情報) 研究開発情報

2. 技術流出を防ぎましょう

一般情報

企業情報

営業秘密

顧客情報 経営情報 ■企業で保有する情報が、不正競争防止法 上の「営業秘密」に該当すれば、営業秘密 の不正使用など一定の要件を全て満たした 侵害行為に対し、差止請求や損害賠償など の民事請求の他、刑事告訴することができ ます。 ■まずは、一般情報と 合理的な区分をして、 重要な情報については、 「営業秘密」として管 理しましょう。

(9)

9

この法律において

「営業秘密」

とは、

秘密

として管理

されている

生産方法

、販売方法

その他の

事業活動に有用な

技術上

又は営業

上の情報であって、

公然と知られていない

ものをいう。

☆「営業秘密」

とは、

秘密管理性、有用性、非公知性

の三要件

を満たす技術上、営業上の情報です。

☆「営業秘密」 には、技術的な情報も含まれます。

K9

3.営業秘密として「法的保護」を受けるためには

(不正競争防止法 第2条第6項)

(10)

有 用 性

有用な営業上又は技術上の情報であること

非 公 知 性

公然と知られていないこと

3.営業秘密として「法的保護」を受けるためには

秘密管理性

秘密として管理されていること

その情報に合法的かつ現実に接触することができる従業員等からみて、その情報 が会社にとって秘密としたい情報であることが分かる程度に、アクセス制限やマ ル秘表示といった秘密管理措置がなされていること。 現実に利用されていなくても良く、失敗した実験データというようなネガティ ブ・インフォメーションにも有用性が認められ得る。 但し、脱税情報や有害物質の垂れ流し情報などの公序良俗に反する内容の情報は、 法律上の保護の範囲から除外される。 合理的な努力の範囲内で入手可能な刊行物には記載されていないなど、保有者の 管理下以外では一般に入手できないこと。公知情報の組合せであっても、その組 合せの容易性やコストに鑑み非公知性が認められ得る。

(11)

・営業秘密である文書に

など、秘密であることを表示する ・電子媒体への

表示の貼付 ・電子ファイル名・フォルダ名への

付記、アクセス制限など ・ 扉に「関係者以外立入禁止」の張り紙を掲示 ・ 警備員配置、入館IDカードによる立ち入り制限 ・ 「写真撮影禁止」 の張り紙 ・ 営業秘密該当物件をリスト化し、閲覧・共有化

紙媒体の場合(書類等)

電子媒体の場合

製造機械や金型など物件に営業秘密が化体している場合

秘密管理措置(管理方法)の具体例

・ 営業秘密のカテゴリーをリストにすること ・ 営業秘密を具体的に文書等に記載すること

媒体が利用されない場合

(出典)経済産業省 営業秘密管理指針 (平成27年1月 全部改訂版)

3.営業秘密として「法的保護」を受けるためには

K11

(12)

12

秘密管理性要件について

営業秘密は(情報自体が無形で、その保有・管理形態も様々であること等)、 その情報の取得、使用又は開示を行おうとする従業員や、取引相手先(の従業 員等)にとって、その情報が営業秘密であることを容易に知り得ない状況が 想定されます 営業秘密は(情報自体が無形で、その保有・管理形態も様々であること等)、 その情報の取得、使用又は開示を行おうとする従業員や、取引相手先(の従業 員等)にとって、その情報が営業秘密であることを容易に知り得ない状況が 想定されます 企業が、秘密として管理しようとする対象(情報の範囲)を明確化すること によって、当該営業秘密に接した者が事後に不測の嫌疑を受けることを防止し、 従業員等の予見可能性、ひいては経済活動の安定性を確保することにあります ※ 予見可能性=「事前に、その情報が、営業秘密であるかを予測できたかどうか」 企業が、秘密として管理しようとする対象(情報の範囲)を明確化すること によって、当該営業秘密に接した者が事後に不測の嫌疑を受けることを防止し、 従業員等の予見可能性、ひいては経済活動の安定性を確保することにあります ※ 予見可能性=「事前に、その情報が、営業秘密であるかを予測できたかどうか」

「秘密管理性要件」の趣旨

秘密にしたいという保有者の意思を、何らかの措置を通じて、

当該情報に合法的に、かつ現実に接することができる者に

対して明らかにするのが『秘密として管理する』ことです

(出典)経済産業省 営業秘密管理指針(平成27年1月全部改訂版)

3. 営業秘密として「法的保護」を受けるためには

営業秘密の 性質を踏まえ

(13)

必要な秘密管理措置の内容・程度は、認識可能性の程度

従業員が、企業の秘密管理意思を容易に認識

一般情報との合理的区分

秘密管理意思と秘密管理措置

3. 営業秘密として「法的保護」を受けるためには

■企業の秘密管理意思の対象(従業員にとっての認識の対象) を従業員に対して相当程度明確にする観点から、営業秘密が、 情報の性質、選択された媒体、機密性の高低、情報量等に応じて、 一般情報と合理的に区分されることが必要です。 ■その内容・程度は、企業の規模、業態、従業員の職務、情報の性質 その他の事情によって異なるものであり、営業秘密の管理単位 における一般的な従業員が、それを容易に認識できる程度のも のである必要があります。 ■企業が、対象となる情報を「秘密である」と、単に主観的に認識 しているだけでは、不十分です。 K13

(14)

14

営業秘密侵害行為の類型

4.営業秘密の民事的保護

(15)

差止請求

(不正競争防止法 第3条)

損害賠償請求

(不正競争防止法 第4条)

信用回復措置請求

(不正競争防止法 第14条)

4.営業秘密の民事的保護

・侵害の停止又は予防

・侵害行為を組成した物の廃棄

・侵害行為に供した設備の除去 等

・「故意又は過失」による侵害に対して

(損害額の推定規定あり(第5条))

・「故意又は過失」により営業上の信用を害された

場合は、信用回復措置を請求できます

不幸にして、営業秘密が流出してしまった場合には、営業秘密

侵害行為(不正競争行為)に対して、以下の請求ができます

K15

(16)

16

5.営業秘密の刑事的保護

営業秘密侵害行為の類型

(17)

17

5.営業秘密の刑事的保護

営業秘密侵害行為の類型

(18)

18 一定の営業秘密の不正取得・領得・不正使用・不正開示の行為について、 「10年以下の懲役 又は2000万円(海外重課3000万円) (改正前は1000万円)以下の罰金(又はその両方)」 を科すこととしています 国内で事業を行う保有者の営業秘密(国外での管理含む)を、 国外で不正使用、不正開示した場合も処罰されます 法人の業務に関し営業秘密侵害罪が行われた場合、行為者だけでな く、「法人も5億円(海外重課10億円)(改正前は3億円) 以下の罰金」となり得ます

5.営業秘密の刑事的保護

(平成27年主な改正事項)

刑事罰

(非親告罪・未遂処罰)

が適用される場合があります

『両罰規定』

行為者だけでなく会社も一緒に罰せられることがあります

(19)

19

より良い漏えい対策を講じたい企業の

方々に、企業の実情に応じて対策を取捨

選択したり、参考としていただけるよう、

○ 秘密情報の漏えい対策

○ 漏えいしてしまった場合の対応策

○ 各種規程・契約等のひな形、窓口

等様々な対策を網羅的に紹介。

漏えい防止レベル 法的保護レベル

「秘密情報の保護ハンドブック~

企業価値向上に向けて~」で対応

営業秘密管理指針 (平成27年1月) 営業秘密として法的保護を 受けるために必要となる 最低限の水準の対策を提示

6.情報漏えい対策等

K19 http://www.meti.go.jp/policy/economy/chizai/chiteki/pdf/handbook/full.pdf 「秘密情報の保護ハンドブック」の位置付け (出典)経産省「秘密情報の保護ハンドブック」 P232

(20)

物理的・技術的な防御 心理的な抑止 情報漏えい行為者 秘密情報 抑 止 ①秘密情報に「近寄り にくくする」ための対策 【接近の制御】 ②秘密情報の「持出し を困難にする」ための 対策【持出し困難化】 (具体例) ・私物USBメモリ 等の利用・持込み 禁止 ③漏えいが「見つかり やすい」環境づくりのた めの対策 【視認性の確保】 (具体例) ・レイアウトの工夫 ・防犯カメラの設置 ④「秘密情報と思わ なかった」という事態 を招かないための対策 【秘密情報に対する 認識向上】 (具体例) ・マル秘表示 ・ルールの策定・周知 ⑤社員のやる気を高めるための対 策【信頼関係の維持・向上等】 (具体例) ・ワークライフバランス ・社内コミュニケーション 漏えい要因を考慮した5つの「対策の目的」を設定。 各社の状況に応じ、目的ごとに、ムリ・ムダ・ムラのない形で対策を取捨選択。 (具体例) ・アクセス権の限定 ・秘密情報を保存した PCはインターネッ トにつながない 5つの「対策の目的」

6.情報漏えい対策等

(21)

21 21

6.情報漏えい対策等

ハンドブックにおける漏えい対策

K21

(22)

22 22

6.情報漏えい対策等

ハンドブックにおける漏えい対策

(23)

不幸にも流出した場合の対応

http://www.ipa.go.jp/security

/awareness/johorouei/rouei_taiou.pdf

6.情報漏えい対策等

(24)

中小企業では困難な特許化・秘匿化の選択と管理

7.権利化と秘匿化

例.特許出願とノウハウ管理(営業秘密管理)との選択 (相談事例)ある植物を用いた健康食品の売上げが好調で あり、他人にまねされないようにするため、 特許出願をしたい。 (相談事例)複数の濃縮したエキスと調味料をブレンドした 製品の製法を特許出願したい。 製造方法は、権利行使が困難であるにもかかわらず、特許出願した結 果、公開公報によって模倣が容易になってしまう技術のひとつです。 特許出願するか/ノウハウとして管理するかの選択を十分に検討して ください。

(25)

特許権の取得 営業秘密による秘匿化 メリット ・審査、登録を通じた権利内容の明確化と権利 存否の明確化 ・排他的な権利活用からライセンス、パテント プール、標準化によるロイヤリティ確保等、 幅広い権利活用 ・技術的思想としての「面」での権利保護 ・保護期間の制限がなく、長期に技術秘匿、製品の 差別化等が可能 ・自社の事業戦略の方向性を秘匿可能 ・特許になじまないノウハウ等の技術情報も保護が可能 デメリット・出願内容の公開が前提であるため、自社の開発動向を知られたり、模倣品発生の可能性 ・保護期間が満了した場合、誰でも使用可能 ・技術自体の保護による「点」での保護に限定される 可能性 ・他社の独自開発、リバースエンジニアリング、特許権 取得により、技術独占ができなくなる可能性 ・適切な管理をしていないと法的保護が受けられない 可能性 <特許出願と営業秘密をめぐり よく指摘される誤解> 誤解:特許出願は、公開されるから技術が漏れてしまう → 特許の公開による不用意な技術流出は、出願書類の適切な作成により防ぐことが可能 誤解:営業秘密として適法に管理していれば技術を秘匿したまま保護を受けることができるため安心 → 営業秘密は、保有している技術それ自体の保護による「点」での保護に限定される可能性があり、 過信は禁物。 特許権と営業秘密の特性を理解した権利活用が必要です 特許権と営業秘密による保護のメリット・デメリット

7.権利化と秘匿化

(出典)産業構造審議会 知的財産分科会 営業秘密の保護・活用に関する小委員会(第2回) 資料6 中小企業等に対する営業秘密保護を含めた知的財産のワンストップ支援体制(特許庁) K25

(26)

(出典)経済産業ジャーナル2010年7・8月号 経済産業省 秘匿化 独自開発の ITを活用した最新鋭の「生産性 向上支援システム 」・「品質管理システム」 に関する特許を取得 リアルタイムに 「見える化」 した 生産管理体制が取引先にも好評 特許化 中小企業での使い分け例 (株)JKB 高精度金型・プレス部品メーカー (本社:神奈川、工場:山形県、社員約30名) ・製品(金型)からは、全く製作工程が分から ない、しかし(金型)図面を見れば、簡単に 模倣が可能。 ・過去に取引先の要請に根負けし、金型図面を 開示して海外生産され、注文が途絶えた苦い 経験あり。 ・金型設計技術を 完全に「ブラックボックス化」

7.権利化と秘匿化

(27)

なお、先使用権は、特許庁に登録するものではない。先使用権者が 特許権者から特許権侵害の訴訟を受けた場合等に、裁判所が認める ことによって、その特許権に対して効力を有する。 発明完成 (秘匿) 特許出願 発明者A 事業準備 の開始 事業の開始 特許取得 発明者B 事業継続可能

先使用権制度

とは

他者(特許権者)による

特許出願時以前

から、独自に同一

内容の発明を完成させ、さらに、

その発明の実施である事業

をし、あるいは、その実施事業の準備をしていた者(先使用

権者)

について、法律の定める一定の範囲で、当該他者の特

許発明を無償で実施し、

事業を継続

することを認める制度

(出典) 戦略的な知財保護のために ~ 先使用権制度を中心に ~(平成26年度 特許庁)

8.先使用権制度による保護

K27

(28)

他者(他社)に公開、又はライセンスする

など

秘匿化、又は権利化し他者の使用を排除する

など

知財マネジメントにおいては、

技術情報の「公開」、「権利化」、「秘匿化」の切り分け・組み合わせ

を考慮することが重要です

また、開発した技術について

を、戦略的に判断する必要があります

他者に

「使用させる部分」

「使用させない部分」

明確に区別しておく必要があります

つまり

「オープン化」と「クローズ化」

9.オープン&クローズ戦略

オープン化

クローズ化

(29)

ノウハウとして秘匿 標準化等 技術の戦略的な保護とオープン化・クローズ化 クローズ化 オープン化 (新 規)技 術 営業秘密として管理 ・設計図、発注書類 ・研究ノート、詳細仕様 ・製造ノウハウ ・・・等 ●特許として権利行使が 困難な発明(製造方法等) ●独自技術としてブラック ボックス化すべき技術 等 ●国際標準などライ センスが見込める技術 ●コア技術等の重要な 技術 秘 匿 化 実 施 知 財 独 占 ラ イ セ ン ス 知 財 独 占 クローズ クロス ライセンス パテント プール 無 実 施 オープン 総合的なオープン・クローズ、特許化・秘匿化戦略が必要 企業での総合的な知財戦略 秘 匿 の 際 に は 先 使 用 権 も 考 慮 特許出願 公 開 審査 特 許 権 取 得 (出典)産業構造審議会 知的財産分科会 営業秘密の保護・活用に関する小委員会(第2回) 資料6 中小企業等に対する営業秘密保護を含めた知的財産のワンストップ支援体制 (特許庁)

9.オープン&クローズ戦略

K29

(30)

日本企業での実例 三菱電機(株)のFA(ファクトリーオートメーション)システム事業 2000年に、コンソーシアム「CC-Link協会」を設立 “CC-Link(FAネットワークシステム)” プロトコルのインタ フェイスに絞った「オープン化」と「国際標準化」 を行う 国際標準化(オープン戦略) 高度なモーション制御を可能とする光通信ネットワーク “SSCNETⅢ/H” については、パートナーに絞った情報開示 (クローズ戦略)で技術を独占 コア技術のブラックボックス化(クローズ戦略) コア技術を独占しつつも、デファクト化を目指す 事業内容に応じて「オープン戦略/クローズ戦略」の 使い分けを行っている 「オープン化」することで、CC-Linkに接続するパートナーを増やし、 FAシステムをネットワーク化した製品の海外市場での普及拡大を図る

9.オープン&クローズ戦略

(31)

欧米企業での実例

9.オープン&クローズ戦略

欧米企業のオープン&クローズ戦略の例

(出典) 経済産業省 「 2013年ものづくり白書」 上記の欧米企業各社は、

・「

オープン化

により製品を広く普及させる仕組みを作り」

加えて

・「自社のコア技術(差別化部分)を

クローズ化

する」 ことで

「製品市場の拡大」

「競争力の確保」

同時実現

を 図っています

K31

参照

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