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動画配信ビジネス調査報告書2018

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Academic year: 2021

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(1)

森田 秀一/インプレス 総合研究所[著] I n t e r n e t V i d e o R e s e a r c h R e p o r t 2 0 1 8

動画配信ビジネス

調査報告書

2018

[ リニア配信・広告・オリジナルコンテンツ等、差別化を図る事業者の戦略を追う ] [ 新産業調査レポートシリーズ ]

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掲載データの取り扱いについて ■CD-ROMの内容

本報告書のCD-ROMには以下のファイルを収録しています。

●動画配信ビジネス調査報告書2018.pdf

本調査報告書の本文PDFです。

このPDFはAdobe Acrobat DCで作成しています。Adobe Reader X以上で閲覧できます。

お持ちでない方はアドビのホームページ(http://www.adobe.com/jp/products/reader/)からダウンロードしてください。 ●ユーザー調査結果 本調査報告書の第4章∼第6章のユーザー調査結果をExcel形式で収録しています。 ● ReadMe.txt ファイルのご利用に際しての注意事項を書いたテキストファイルです。ご利用の前にこのファイルをお読みください。 ■電子書籍ストアでご購入の方へ 本書をご購入された方は、上記の調査データ(Excel形式)を下記ページからダウンロードできます。 ●購入者用ダウンロードページ https://book.impress.co.jp/vod2018/ 上記のページにアクセスし、[特典]をクリックして調査データ(Excel形式)をダウンロードしていただけます。 ダウンロードにはCLUB Impressへの会員登録(無料)が必要です。 ■データの利用にあたって データの利用に関し、以下の事項を遵守してください。 (1)社内文書などに引用する場合、著作権法で認められた引用の範囲内でご利用ください。また、その際、必ず出所を明記してください。 例:「動画配信ビジネス調査報告書2018」(インプレス総合研究所) (2)雑誌や新聞などの商業出版物に引用される場合は、下記までご一報ください。 株式会社インプレス インプレス総合研究所 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1丁目105番地 電話:03-6837-4621 [email protected] (3)紙面、データ、その他の態様を問わず、本報告書に掲載したデータを利用して本製品と同一または類似する製品を製作し、頒布することを禁止します。 (4)本製品(およびその複製物を含む)を、当社の書面による承諾なしに第三者に譲渡、転売、貸与または利用許諾することを禁止します。 (5)お客様が法人である場合、その法人内に従事する者のみ使用できます。 ※なお、株式会社インプレスおよび著作権者は本データの利用により発生したいかなる損害につきましても、一切責任を負いません。 ■図書館での付属CD-ROMご利用に関して 本書付属CD-ROMに関しまして、図書館でのご利用は館内閲覧のみとしていただき、館外貸し出しは禁止させていただきます。 また、館内利用時におきましても、収録データのコピーは固く禁じております。 ■商標などについて 本報告書に登場する商品名・サービス名は、一般に各社の商標または登録商標です。 本文中は™マークまたは

®

マークは明記していません。 掲載したURLは2018年5月31日現在のものです。サイトの都合で変更されることがあります。 あらかじめご了承ください。

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はじめに

DVD やブルーレイなど映像パッケージ作品の売り上げが低迷する中、好きな時間に好きな場所で映像

を視聴できる動画配信ビジネスの市場に注目が集まっている。

近年、国内外の事業者により様々な動画配信サービスが開始され、パソコンやスマートデバイス、テレ

ビ、ゲーム機など視聴環境も広がった。サービス形態は、

Netflix や Hulu、dTV などに代表される定額料

金で見放題となる

SVOD(Subscription Video on Demand)、作品ごとにレンタル・購入する TVOD

Transactional Video on Demand:都度課金)、テレビ番組の見逃し配信サービス TVer に代表される

AdVOD(Advertising Video on Demand:無料動画配信)など多様化を見せ始めている。さらには、LIVE

動画

/LIVE 配信サービスも普及し始めており、いわゆる投げ銭(ギフティング)による市場も立ち上がっ

てきている。

2017 年度は、放送型の AbemaTV が、話題性のあるオリジナルのコンテンツを多額をかけて制作配信、

Amazon プライム・ビデオや Netflix 等を中心に各サービスがオリジナルコンテンツを精力的に増強した

年と言える。一方、リニア配信にも注目があつまっており、チャンネル型リニア配信の「

dTV チャンネ

ル」といった新しいサービスが開始された。

そこで、活発化する動画配信ビジネスに関して、その最新概況や業界構造、ビジネス構造や収益モデル

などについて徹底分析するほか、国内・海外の注目すべき事業者の概要と戦略をそれぞれ解説する。また、

実際に動画配信を利用しているユーザーの利用動向を詳細に調査し、今後の動画配信ビジネスを展望する。

本報告書が皆さんのビジネスの一助となり、今後のデジタルコンテンツ市場の発展にお役に立てれば幸

いである。

株式会社インプレス

インプレス総合研究所

2018 年 6 月

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目次

はじめに ... 3

1 章

国内の動画配信ビジネスの最新動向と業界構造

... 15

1.1 映像コンテンツ市場の概況と動画配信ビジネスの伸長 ... 17 1.1.1 映像コンテンツ市場の概況 ... 17 1.1.2 動画配信ビジネスの市場規模 ... 19 1.1.3 スマートTV の動向 ... 20 1.1.4 小括... 21 1.2 動画配信ビジネスの定義 ... 23 1.2.1 動画配信とは ... 23 1.2.2 動画共有と動画配信の違い ... 23 1.2.3 放送と動画配信の違い ... 24 1.2.4 スマートTV の定義 ... 25 1.3 ネット系配信事業者の動画配信ビジネスの歴史 ... 27 1.3.1 ADSL の普及からスタートした動画配信ビジネス ... 27 1.3.2 セットトップボックスの普及 ... 28 1.3.3 テレビ局や新規事業者の参入が相次いだ2005 年 ... 28 1.3.4 FTTH とソーシャルの普及 ... 28 1.3.5 PC からテレビへ ... 29 1.3.6 ゲーム機への配信 ... 30 1.3.7 スマートフォンの登場と定着 ... 30 1.3.8 定額制動画配信(SVOD)の登場 ... 31 1.4 テレビ放送事業者の動画配信ビジネスの歴史 ... 36 1.4.1 初期はハードルが高かった番組配信 ... 36 1.4.2 民放キー局の参入が相次いだ2005~2006 年 ... 37 1.4.3 NHK の参入で各社が事業強化した 2008~2009 年 ... 37 1.4.4 各局が独自の道を模索 ... 38 1.4.5 見逃しサービスが本格化した2015 年以降 ... 38 1.5 動画配信ビジネスの最新概況 ... 40 1.5.1 オリジナルコンテンツ重視の姿勢がますます顕著に ... 40 1.5.2 スポーツ中継本格化2 年目、DAZN 一強体制が確立か ... 45 1.5.3 TBS・テレビ東京・WOWOW の連合で「Paravi」誕生 ... 48 1.5.4 テレビ局系VOD の「テレビ対応」が一巡~サービスは新たなステージへ ... 50 1.5.5 「リニア配信」に脚光? 「dTV チャンネル」がスタート ... 51 1.5.6 リモコン戦略が再燃、2 年を経て Netflix 以外にも波及 ... 53 1.5.7 サービス多様化で競争はますます激化 ... 54

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(5)

1.5.8 立ち上がるLIVE 動画/LIVE 配信市場 ... 57 1.6 動画配信ビジネスの構造 ... 60 1.6.1 収益モデル ... 60 1.6.2 コンテンツの調達 ... 61 1.7 プレーヤー別戦略の概況 ... 62 1.8 将来展望とまとめ... 70 1.8.1 「1 世帯で複数の SVOD 契約」のための差別化策 ... 70 1.8.2 テレビ対応はもはや必須、マルチデバイスのその先へ... 72 1.8.3 広告付き無料配信(AdVOD)に注視を ... 74 1.8.4 携帯キャリアの動画配信戦略~ゼロレーティング以外にも活路? ... 76 1.8.5 2020 年に 5G 商用サービス開始へ、東京オリンピックで動画配信はどう変わる ... 77

2 章

サービスの概要と特徴

... 81

2.1 SVOD (定額制ビデオオンデマンド) ... 83 2.1.1 Hulu ... 83 2.1.2 Paravi ... 86 2.1.3 FOD ... 88 2.1.4 テレビ東京ビジネスオンデマンド ... 90 2.1.5 NHK オンデマンド ... 92 2.1.6 WOWOW メンバーズオンデマンド ... 94 2.1.7 dTV ... 96 2.1.8 d アニメストア ... 98 2.1.9 ビデオパス ...100 2.1.10 アニメ放題 ...102 2.1.11 U-NEXT ...104 2.1.12 Netflix ...106 2.1.13 Amazon プライム・ビデオ ...109 2.1.14 J:COM オンデマンド ... 111 2.1.15 ひかりTV ビデオ ... 113 2.1.16 ビデオマーケット ... 115 2.1.17 ゲオTV ... 117 2.1.18 バンダイチャンネル ... 119 2.2 TVOD (都度課金型ビデオオンデマンド) ...121 2.2.1 日テレオンデマンド ...121 2.2.2 テレ朝動画 ...123 2.2.3 Rakuten TV(楽天 TV) ...125 2.2.4 アクトビラ ...128 2.2.5 Amazon ビデオ ...130 2.2.6 GYAO!ストア ...132 2.2.7 iTunes Store(映画) ...134

2.2.8 Google Play 映画&テレビ ...136

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2.2.9 TSUTAYA TV ... 138 2.2.10 DMM.com ... 140 2.2.11 PlayStation Video... 142 2.2.12 東映アニメオンデマンド ... 144 2.3 AdVOD (広告運営型ビデオオンデマンド) ... 146 2.3.1 TVer ... 146 2.3.2 GYAO! ... 148 2.3.3 ニコニコチャンネル ... 150 2.4 リニア(リアルタイム)型動画配信 ... 152 2.4.1 AbemaTV ... 152 2.4.2 DAZN ... 155 2.4.3 スカパー!オンデマンド ... 157 2.4.4 JSPORTS オンデマンド ... 159 2.4.5 パ・リーグTV ... 161 2.5 LIVE 動画/LIVE 配信サービス ... 163 2.5.1 LINE LIVE ... 163 2.5.2 SHOWROOM ... 165 2.5.3 YouTube Live ... 167 2.5.4 ニコニコ生放送... 169

3 章

ユーザー調査のサマリーと調査概要

... 171

3.1 調査結果のハイライト ... 172 3.1.1 有料動画配信サービスの利用率(詳細は4 章に掲載) ... 172 3.1.2 無料動画配信サービスの利用実態(詳細は5 章に掲載) ... 176 3.1.3 LIVE 動画/LIVE 配信サービスの利用実態(詳細は 5 章に掲載) ... 178 3.1.4 有料動画利用者の利用状況調査(詳細は6 章に掲載) ... 180 3.2 調査概要とプロフィール ... 185 3.2.1 調査概要 ... 185 3.2.2 回答者のプロフィール ... 186 3.3 留意事項 ... 188 3.3.1 集計方法について ... 188 3.3.2 誤差について ... 188

4 章

映像・動画全体の視聴状況と有料動画配信サービスの利用率

... 191

4.1 動画配信サービスの認知度と利用率 ... 192 4.1.1 動画配信サービスの認知度・知っているサービス名 ... 192 4.1.2 有料動画配信サービスの利用率 ... 195 4.2 映像・動画全体の視聴状況と意向 ... 197 4.2.1 よく視聴する映像・動画の種類 ... 197 4.2.2 最も好きな映像・動画の種類 ... 198

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(7)

4.2.3 映像や動画視聴での希望や要望...200 4.3 Amazon プライム・ビデオの利用状況 ...202

5 章

無料動画配信サービス、

LIVE 動画/LIVE 配信サービスの利用実態205

5.1 無料動画配信サービスの利用状況 ...206 5.1.1 利用する無料の動画配信サービス ...206 5.1.2 無料動画配信サービスの視聴頻度 ...209 5.1.3 1 回あたりの視聴時間 ...210 5.1.4 無料動画で好む動画の長さ(尺) ... 211 5.1.5 無料動画配信サービスを利用する理由 ...212 5.1.6 無料動画配信サービスの利用端末 ...214 5.1.7 よくする無料動画のながら視聴...216 5.1.8 よく視聴する無料動画のジャンル ...217 5.1.9 よく視聴する無料動画の制作者...219 5.1.10 広告を最後まで視聴した経験 ...221 5.1.11 広告を最後まで視聴した理由 ...222 5.1.12 広告を最後まで視聴しなかった理由 ...224 5.1.13 無料動画視聴後に経験のある行動 ...226 5.2 LIVE 動画/LIVE 配信サービスの利用状況 ...227 5.2.1 利用するLIVE 動画/LIVE 配信サービス ...227 5.2.2 LIVE 動画/LIVE 配信サービスの視聴頻度 ...229 5.2.3 1 回あたりの視聴時間 ...230 5.2.4 LIVE 動画/LIVE 配信で好む長さ(尺) ...231 5.2.5 LIVE 動画/LIVE 配信サービスを利用する理由 ...232 5.2.6 LIVE 動画/LIVE 配信サービスの視聴端末 ...234 5.2.7 LIVE 動画/LIVE 配信視聴でよくするながら視聴 ...236 5.2.8 よく視聴するLIVE 動画/LIVE 配信の内容 ...238 5.2.9 よく視聴するLIVE 動画/LIVE 配信の配信者 ...239 5.2.10 LIVE 動画/LIVE 配信での投げ銭経験と 1 か月の平均額 ...241 5.2.11 LIVE 動画/LIVE 配信中に紹介された商品の購入経験 ...242

6 章

有料動画配信サービス利用者の利用状況

... 243

6.1 利用概況 ...244 6.1.1 有料動画配信サービスの視聴環境 ...244 6.1.2 利用している有料の動画配信サービス ...249 6.1.3 最も利用している有料動画配信サービス ...253 6.1.4 有料動画配信サービスでよく視聴するジャンル ...255 6.1.5 有料動画配信サービスを利用する場所 ...259 6.1.6 ながら視聴の状況 ...264 6.1.7 有料動画配信サービスの視聴頻度 ...266 6.1.8 有料動画配信サービスの平均視聴時間 ...269 6.1.9 有料動画配信サービスの平均視聴話数(コンテンツ数) ...272

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(8)

6.1.10 有料動画配信サービスの1 回あたりの平均視聴時間 ... 275 6.1.11 有料動画配信サービスの利用時間帯 ... 278 6.1.12 利用する有料動画配信サービスの配信形式 ... 282 6.1.13 利用する動画配信サービスの料金体系 ... 284 6.1.14 有料動画配信サービスの平均利用金額(料金形態別) ... 287 6.1.15 有料動画配信サービスの平均利用金額(合計) ... 290 6.1.16 有料動画配信サービスを利用し始めたきっかけや理由 ... 292 6.2 評価と不満点 ... 296 6.2.1 有料動画配信サービスに対する満足度 ... 296 6.2.2 有料動画配信サービスへの不満点 ... 299 6.2.3 最も利用する有料動画配信サービスの評価 ... 302 6.3 利用する定額制サービスの変更経験 ... 305 6.3.1 1 年間の利用・中断・変更経験 ... 305 6.3.2 1 年間に利用した定額制動画配信サービスの数 ... 307 6.3.3 利用サービスの変更理由 ... 309 6.4 動画配信サービスによるライフスタイルへの影響 ... 310 6.4.1 以前と比較した有料動画配信サービスの利用機会の変化 ... 310 6.4.2 有料動画配信サービスの利用のために減らした時間 ... 314 6.4.3 有料動画視聴後の関連ビジネスの視聴や購入経験 ... 318 6.4.4 広告モデルへの意向 ... 320 6.4.5 表示されても良いと思う広告 ... 323

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掲載資料一覧

資料 1.1.1 映像ソフトの出荷金額の推移 ... 17 資料 1.1.2 動画 DVD セル・ブルーレイセル・ビデオカセットセルの売上合計推移 ... 18 資料 1.1.3 動画 DVD レンタル・ブルーレイレンタル・ビデオカセットレンタルの売上合計推移 ... 19 資料 1.1.4 動画配信(VOD)市場規模予測 ... 19 資料 1.1.5 有料動画配信市場の予測 ... 20 資料 1.1.6 インターネットに接続可能なテレビの保有世帯数予測 ... 21 資料 1.2.1 動画配信サービスの分類表 ... 24 資料 1.2.2 「スマートテレビの推進に向けた基本戦略」におけるスマートテレビの定義 ... 25 資料 1.3.1 動画配信ビジネス年表(ネット系配信事業者) ... 34 資料 1.3.2 動画配信ビジネスの動向 ... 35 資料 1.4.1 動画配信ビジネス年表(テレビ放送事業者) ... 39 資料 1.5.1 有料動画配信サービスの利用率 ... 55 資料 1.5.2 利用している有料の動画配信サービス(複数回答)・Top10 ... 55 資料 1.5.3 会員数上位の定額制動画配信サービス ... 56 資料 1.6.1 収益モデル別の特徴 ... 60 資料 1.6.2 コンテンツ調達の支払い区分... 61 資料 3.1.1 知っている動画配信サービス(複数回答)・Top10 ... 172 資料 3.1.2 有料動画配信サービスの利用率 ... 173 資料 3.1.3 よく視聴する映像・動画の種類(複数回答) ... 174 資料 3.1.4 Amazon プライム会員の加入率 ... 175 資料 3.1.5 Amazon プライム会員が利用しているサービス(複数回答) ... 175 資料 3.1.6 利用する無料の動画配信サービス(複数回答)Top10... 176 資料 3.1.7 よく視聴する無料動画のジャンル(複数回答) ... 177 資料 3.1.8 よく視聴する無料動画の制作者(複数回答) ... 177

資料 3.1.9 利用する LIVE 動画/LIVE 配信サービス(複数回答)Top10 ... 178

資料 3.1.10 よく視聴する LIVE 動画の配信者(複数回答) ... 179 資料 3.1.11 よく視聴する LIVE 動画/LIVE 配信の内容(複数回答) ... 179 資料 3.1.12 有料動画配信サービスの視聴環境 ... 180 資料 3.1.13 利用している有料の動画配信サービス(複数回答)・Top10 ... 181 資料 3.1.14 利用している動画配信サービスの平均利用金額(合計) ... 181 資料 3.1.15 有料動画配信サービスでよく視聴するジャンル ... 182 資料 3.1.16 利用する動画配信サービスの料金体系 ... 182 資料 3.1.17 有料動画配信サービスに対する満足度... 183 資料 3.1.18 主に利用するサービス別有料動画配信サービスに対する満足度 ... 184 資料 3.3.1 標本誤差(信頼度 95%) ... 188 資料 4.1.1 知っている動画配信サービス(複数回答) ... 193

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(10)

資料 4.1.2 性年代別知っている動画配信サービス(複数回答)... 194 資料 4.1.3 有料動画配信サービスの利用率 ... 195 資料 4.1.4 性年代別動画配信サービスの利用率 ... 196 資料 4.2.1 よく視聴する映像・動画の種類(複数回答) ... 197 資料 4.2.2 性年代別よく視聴する映像・動画の種類(複数回答) ... 198 資料 4.2.3 最も好きな映像・動画の種類 ... 199 資料 4.2.4 性年代別最も好きな映像・動画の種類 ... 199 資料 4.2.5 映像や動画視聴での希望や要望(複数回答、5 つまで) ... 200 資料 4.2.6 性年代別映像や動画視聴での希望や要望(複数回答、5 つまで) ... 201 資料 4.3.1 Amazon プライム会員の加入率... 202 資料 4.3.2 性年代別 Amazon プライム会員の加入率 ... 203 資料 4.3.3 Amazon プライム会員が利用しているサービス(複数回答) ... 203 資料 4.3.4 性年代別 Amazon プライム会員のプライム・ビデオ利用率 ... 204 資料 5.1.1 利用する無料の動画配信サービス(複数回答) ... 207 資料 5.1.2 利用する無料の動画配信サービス(複数回答、2017 年調査) ... 208 資料 5.1.3 性年代別 利用する無料の動画配信サービス(複数回答) ... 208 資料 5.1.4 無料動画配信サービスの利用頻度 ... 209 資料 5.1.5 性年代別 無料動画配信サービスの利用頻度 ... 209 資料 5.1.6 無料の動画配信サービスの1回あたりの視聴時間 ... 210 資料 5.1.7 性年代別 無料の動画配信サービスの1回あたりの視聴時間 ... 210 資料 5.1.8 無料動画で好む動画の長さ(尺) ... 211 資料 5.1.9 性年代別 無料動画で好む動画の長さ(尺) ... 211 資料 5.1.10 無料の動画配信サービスを利用する理由(複数回答) ... 212 資料 5.1.11 性年代別 無料の動画配信サービスを利用する理由(複数回答) ... 213 資料 5.1.12 無料動画配信サービスの利用端末(複数回答) ... 214 資料 5.1.13 性年代別 無料動画配信サービスの利用端末(複数回答) ... 215 資料 5.1.14 よくする無料動画のながら視聴(複数回答) ... 216 資料 5.1.15 性年代別 よくする無料動画のながら視聴(複数回答) ... 217 資料 5.1.16 よく視聴する無料動画のジャンル(複数回答) ... 218 資料 5.1.17 性年代別 よく視聴する無料動画のジャンル(複数回答) ... 218 資料 5.1.18 よく視聴する無料動画の制作者(複数回答) ... 219 資料 5.1.19 性年代別 よく視聴する無料動画の制作者(複数回答)... 220 資料 5.1.20 広告を最後まで視聴した経験 ... 221 資料 5.1.21 性年代別 広告を最後まで視聴した経験... 221 資料 5.1.22 広告を最後まで視聴した理由(複数回答) ... 222 資料 5.1.23 性年代別 広告を最後まで視聴した理由(複数回答) ... 223 資料 5.1.24 広告を最後まで視聴しなかった理由(複数回答) ... 224 資料 5.1.25 性年代別 広告を最後まで視聴しなかった理由(複数回答) ... 225 資料 5.1.26 無料動画視聴後に経験のある行動(複数回答) ... 226 資料 5.1.27 性年代別 無料動画視聴後に経験のある行動(複数回答) ... 226 資料 5.2.1 利用する LIVE 動画/LIVE 配信サービス(複数回答) ... 227

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資料 5.2.2 性年代別利用する LIVE 動画/LIVE 配信サービス(複数回答) ... 228 資料 5.2.3 LIVE 動画/LIVE 配信サービスの利用頻度 ... 229 資料 5.2.4 性年代別 LIVE 動画/LIVE 配信サービスの利用頻度 ... 229 資料 5.2.5 LIVE 動画/LIVE 配信サービスの1回あたりの視聴時間 ... 230 資料 5.2.6 性年代別 LIVE 動画/LIVE 配信サービスの1回あたりの視聴時間 ... 230 資料 5.2.7 LIVE 動画/LIVE 配信で好む動画の長さ(尺) ... 231 資料 5.2.8 性年代別 LIVE 動画/LIVE 配信で好む長さ ... 231 資料 5.2.9 LIVE 動画/LIVE 配信サービスを利用する理由(複数回答) ... 232 資料 5.2.10 性年代別 LIVE 動画/LIVE 配信サービスを利用する理由(複数回答) ... 233 資料 5.2.11 LIVE 動画/LIVE 配信サービスの視聴端末(複数回答) ... 234 資料 5.2.12 性年代別 LIVE 動画/LIVE 配信サービスの視聴端末(複数回答) ... 235 資料 5.2.13 LIVE 動画/LIVE 配信視聴でよくするながら視聴(複数回答) ... 236 資料 5.2.14 性年代別 LIVE 動画/LIVE 配信視聴でよくするながら視聴(複数回答) ... 237 資料 5.2.15 よく視聴する LIVE 動画/LIVE 配信の内容(複数回答) ... 238 資料 5.2.16 性年代別よく視聴する LIVE 動画/LIVE 配信の内容(複数回答) ... 238 資料 5.2.17 よく視聴する LIVE 動画/LIVE 配信の配信者(複数回答) ... 239 資料 5.2.18 性年代別 よく視聴する LIVE 動画/LIVE 配信の配信者(複数回答) ... 240 資料 5.2.19 LIVE 動画/LIVE 配信での投げ銭経験と 1 か月の平均額 ... 241 資料 5.2.20 性年代別 LIVE 動画/LIVE 配信での投げ銭経験と 1 か月の平均額 ... 241 資料 5.2.21 LIVE 動画/LIVE 配信中に紹介された商品の購入経験... 242 資料 5.2.22 性年代別 LIVE 動画/LIVE 配信中に紹介された商品の購入経験 ... 242 資料 6.1.1 有料動画配信サービスの視聴環境(複数回答) ... 245 資料 6.1.2 性年代別有料動画配信サービスの視聴環境(複数回答) ... 246 資料 6.1.3 有料動画配信サービスの視聴環境数(マルチデバイスでの視聴状況)... 247 資料 6.1.4 性年代別有料動画配信サービスの視聴環境数(マルチデバイスでの視聴状況) ... 247 資料 6.1.5 有料動画配信サービスの視聴環境(SA・集約) ... 248 資料 6.1.6 利用している有料の動画配信サービス(複数回答) ... 250 資料 6.1.7 性年代別利用している有料の動画配信サービス(複数回答) ... 251 資料 6.1.8 視聴環境(MA)別利用している有料の動画配信サービス(複数回答) ... 252 資料 6.1.9 最も利用している有料の動画配信サービス ... 253 資料 6.1.10 性年代別最も利用している有料の動画配信サービス... 254 資料 6.1.11 有料動画配信サービスでよく視聴するジャンル(複数回答) ... 256 資料 6.1.12 性年代別有料動画配信サービスでよく視聴するジャンル(複数回答) ... 257 資料 6.1.13 視聴環境(MA)別有料動画配信サービスでよく視聴するジャンル(複数回答) ... 257 資料 6.1.14 視聴環境(SA)別有料動画配信サービスでよく視聴するジャンル(複数回答) ... 258 資料 6.1.15 有料動画配信サービスを利用する場所(複数回答) ... 260 資料 6.1.16 性年代別有料動画配信サービスを利用する場所(複数回答) ... 261 資料 6.1.17 視聴環境(MA)別有料動画配信サービスを利用する場所(複数回答) ... 262 資料 6.1.18 視聴環境(SA)別有料動画配信サービスを利用する場所(複数回答) ... 263 資料 6.1.19 有料動画配信サービスでよくするながら視聴(複数回答) ... 264 資料 6.1.20 性年代別有料動画配信サービスでよくするながら視聴(複数回答) ... 265

SAMPLE

(12)

資料 6.1.21 視聴環境(MA)別 有料動画配信サービスでよくするながら視聴(複数回答) ... 265 資料 6.1.22 視聴環境(SA)別 有料動画配信サービスでよくするながら視聴(複数回答) ... 266 資料 6.1.23 有料動画配信サービスの視聴頻度 ... 267 資料 6.1.24 性年代別有料動画配信サービスの視聴頻度 ... 267 資料 6.1.25 視聴環境(MA)別有料動画配信サービスの視聴頻度 ... 268 資料 6.1.26 視聴環境(SA)別有料動画配信サービスの視聴頻度 ... 268 資料 6.1.27 主に利用するサービス別有料動画配信サービスの視聴頻度 ... 269 資料 6.1.28 有料動画配信サービスの平均視聴時間 ... 270 資料 6.1.29 性年代別有料動画配信サービスの平均視聴時間 ... 270 資料 6.1.30 視聴環境(MA)別有料動画配信サービスの平均視聴時間 ... 271 資料 6.1.31 視聴環境(SA)別有料動画配信サービスの平均視聴時間 ... 271 資料 6.1.32 有料動画配信サービスの平均視聴話数(コンテンツ数) ... 272 資料 6.1.33 性年代別有料動画配信サービスの平均視聴話数(コンテンツ数) ... 273 資料 6.1.34 視聴環境(MA)別有料動画配信サービスの平均視聴話数(コンテンツ数) ... 273 資料 6.1.35 視聴環境(SA)別有料動画配信サービスの平均視聴話数(コンテンツ数) ... 274 資料 6.1.36 有料動画配信サービスの 1 回あたりの平均視聴時間(複数回答) ... 275 資料 6.1.37 性年代別有料動画配信サービスの 1 回あたりの平均視聴時間(複数回答) ... 276 資料 6.1.38 視聴環境(MA)別有料動画配信サービスの 1 回あたりの平均視聴時間(複数回答) ... 277 資料 6.1.39 視聴環境(SA)別有料動画配信サービスの 1 回あたりの平均視聴時間(複数回答) ... 277 資料 6.1.40 有料動画配信サービスを利用する時間帯(複数回答) ... 278 資料 6.1.41 性年代別有料動画配信サービスを利用する時間帯(平日:複数回答)... 279 資料 6.1.42 性年代別有料動画配信サービスを利用する時間帯(休日:複数回答)... 279 資料 6.1.43 視聴環境(MA)別有料動画配信サービスを利用する時間帯(平日:複数回答) ... 280 資料 6.1.44 視聴環境(MA)別有料動画配信サービスを利用する時間帯(休日:複数回答) ... 280 資料 6.1.45 視聴環境(SA)別有料動画配信サービスを利用する時間帯(平日:複数回答) ... 281 資料 6.1.46 視聴環境(SA)別有料動画配信サービスを利用する時間帯(休日:複数回答) ... 281 資料 6.1.47 利用する有料動画配信サービスの配信形式(複数回答) ... 282 資料 6.1.48 性年代別利用する有料動画配信サービスの配信形式(複数回答) ... 283 資料 6.1.49 視聴環境(MA)別利用する有料動画配信サービスの配信形式(複数回答) ... 283 資料 6.1.50 視聴環境(SA)別有料動画配信サービスの配信形式(複数回答) ... 284 資料 6.1.51 利用する動画配信サービスの料金体系 ... 285 資料 6.1.52 性年代別利用する動画配信サービスの料金体系... 285 資料 6.1.53 視聴環境別(MA)別利用する動画配信サービスの料金体系 ... 286 資料 6.1.54 視聴環境別(SA)別利用する動画配信サービスの料金体系 ... 286 資料 6.1.55 定額制の有料動画配信サービスの平均利用金額 ... 287 資料 6.1.56 性年代別定額制の有料動画配信サービスの平均利用金額 ... 288 資料 6.1.57 視聴環境(MA)別定額制の有料動画配信サービスの平均利用金額 ... 288 資料 6.1.58 視聴環境(SA)別定額制の有料動画配信サービスの平均利用金額 ... 289 資料 6.1.59 都度課金の有料動画配信サービスの平均利用金額 ... 289 資料 6.1.60 有料動画配信サービスの平均利用金額(合計) ... 290 資料 6.1.61 性年代別有料動画配信サービスの平均利用金額(合計) ... 291

SAMPLE

(13)

資料 6.1.62 視聴環境(MA)別有料動画配信サービスの平均利用金額(合計) ... 291 資料 6.1.63 視聴環境(SA)別有料動画配信サービスの平均利用金額(合計) ... 292 資料 6.1.64 有料動画配信サービスを利用し始めたきっかけや理由(複数回答) ... 293 資料 6.1.65 主に利用しているサービス別有料動画配信サービスを利用し始めたきっかけや理由(複数回答) ... 294 資料 6.1.66 性年代別有料動画配信サービスを利用し始めたきっかけや理由(複数回答) ... 294 資料 6.1.67 視聴環境(MA)別有料動画配信サービスを利用し始めたきっかけや理由(複数回答) ... 295 資料 6.1.68 視聴環境(SA)別有料動画配信サービスを利用し始めたきっかけや理由(複数回答) ... 295 資料 6.2.1 有料動画配信サービスに対する満足度 ... 296 資料 6.2.2 性年代別有料動画配信サービスに対する満足度 ... 297 資料 6.2.3 視聴環境(MA)別有料動画配信サービスに対する満足度 ... 297 資料 6.2.4 視聴環境(SA)別有料動画配信サービスに対する満足度 ... 298 資料 6.2.5 主に利用するサービス別有料動画配信サービスに対する満足度 ... 298 資料 6.2.6 有料動画配信サービスへの不満点(複数回答) ... 300 資料 6.2.7 主に利用するサービス別有料動画配信サービスへの不満点(複数回答) ... 301 資料 6.2.8 性年代別有料動画配信サービスへの不満点(複数回答) ... 301 資料 6.2.9 視聴環境(MA)別有料動画配信サービスへの不満点(複数回答) ... 301 資料 6.2.10 視聴環境(SA)別有料動画配信サービスへの不満点(複数回答) ... 302 資料 6.2.11 主に利用するサービス別有料動画配信サービスへの不満点(複数回答) ... 302 資料 6.2.12 最も利用する有料動画配信サービスに対する満足度(全サービス平均) ... 303 資料 6.2.13 最も利用する有料動画配信サービスに対する満足度 ... 304 資料 6.3.1 定額制動画配信サービスの 1 年間での利用状況 ... 305 資料 6.3.2 性年代別 定額制動画配信サービスの 1 年間での利用状況 ... 306 資料 6.3.3 1 年間に利用した定額制動画配信サービスの数 ... 307 資料 6.3.4 性年代別 1 年間に利用した定額制動画配信サービスの数 ... 308 資料 6.3.5 1 年間に利用した定額制動画配信サービスの数 ... 309 資料 6.4.1 3 か月前と比較した有料動画配信サービスの利用機会の変化 ... 310 資料 6.4.2 性年代別以前と比較した有料動画配信サービスの利用機会の変化 ... 311 資料 6.4.3 視聴環境(MA)別以前と比較した有料動画配信サービスの利用機会の変化 ... 312 資料 6.4.4 視聴環境(SA)別以前と比較した有料動画配信サービスの利用機会の変化 ... 313 資料 6.4.5 有料動画配信サービスの利用のために減らした時間(複数回答) ... 315 資料 6.4.6 性年代別有料動画配信サービスの利用のために減らした時間(複数回答) ... 316 資料 6.4.7 視聴環境(MA)別有料動画配信サービスの利用のために減らした時間(複数回答) ... 316 資料 6.4.8 視聴環境(SA)別有料動画配信サービスの利用のために減らした時間(複数回答) ... 317 資料 6.4.9 有料動画視聴後の関連ビジネスの視聴や購入経験 ... 318 資料 6.4.10 性年代別有料動画視聴後の関連ビジネスの視聴や購入経験 ... 319 資料 6.4.11 広告モデルへの意向 ... 320 資料 6.4.12 性年代別広告モデルへの意向 ... 321 資料 6.4.13 視聴環境(MA)別広告モデルへの意向 ... 321 資料 6.4.14 視聴環境(SA)別広告モデルへの意向 ... 322 資料 6.4.15 表示されても良いと思う広告(複数回答) ... 323 資料 6.4.16 性年代別表示されても良いと思う広告(複数回答) ... 324

SAMPLE

(14)
(15)

第1章

国内の動画配信ビジネスの最新動向と業界

構造

1.1 映像コンテンツ市場の概況と動画配信ビジネスの伸長 ... 17 1.1.1 映像コンテンツ市場の概況... 17 1.1.2 動画配信ビジネスの市場規模 ... 19 1.1.3 スマートTV の動向 ... 20 1.1.4 小括 ... 21 1.2 動画配信ビジネスの定義 ... 23 1.2.1 動画配信とは ... 23 1.2.2 動画共有と動画配信の違い... 23 1.2.3 放送と動画配信の違い... 24 1.2.4 スマートTV の定義 ... 25 1.3 ネット系配信事業者の動画配信ビジネスの歴史 ... 27 1.3.1 ADSL の普及からスタートした動画配信ビジネス ... 27 1.3.2 セットトップボックスの普及 ... 28 1.3.3 テレビ局や新規事業者の参入が相次いだ2005 年 ... 28 1.3.4 FTTH とソーシャルの普及 ... 28 1.3.5 PC からテレビへ ... 29 1.3.6 ゲーム機への配信... 30 1.3.7 スマートフォンの登場と定着 ... 30 1.3.8 定額制動画配信(SVOD)の登場 ... 31 1.4 テレビ放送事業者の動画配信ビジネスの歴史 ... 36 1.4.1 初期はハードルが高かった番組配信 ... 36 1.4.2 民放キー局の参入が相次いだ2005~2006 年 ... 37 1.4.3 NHK の参入で各社が事業強化した 2008~2009 年 ... 37 1.4.4 各局が独自の道を模索... 38 1.4.5 見逃しサービスが本格化した2015 年以降 ... 38 1.5 動画配信ビジネスの最新概況 ... 40 1.5.1 オリジナルコンテンツ重視の姿勢がますます顕著に ... 40 1.5.2 スポーツ中継本格化2 年目、DAZN 一強体制が確立か ... 45 1.5.3 TBS・テレビ東京・WOWOW の連合で「Paravi」誕生 ... 48 1.5.4 テレビ局系VOD の「テレビ対応」が一巡~サービスは新たなステージへ ... 50 1.5.5 「リニア配信」に脚光? 「dTV チャンネル」がスタート ... 51 1.5.6 リモコン戦略が再燃、2 年を経て Netflix 以外にも波及 ... 53 1.5.7 サービス多様化で競争はますます激化 ... 54 1.5.8 立ち上がるLIVE 動画/LIVE 配信市場 ... 57

SAMPLE

(16)

1.6 動画配信ビジネスの構造 ... 60 1.6.1 収益モデル ... 60 1.6.2 コンテンツの調達... 61 1.7 プレーヤー別戦略の概況 ... 62 1.8 将来展望とまとめ ... 70 1.8.1 「1 世帯で複数の SVOD 契約」のための差別化策 ... 70 1.8.2 テレビ対応はもはや必須、マルチデバイスのその先へ ... 72 1.8.3 広告付き無料配信(AdVOD)に注視を ... 74 1.8.4 携帯キャリアの動画配信戦略~ゼロレーティング以外にも活路? ... 76 1.8.5 2020 年に 5G 商用サービス開始へ、東京オリンピックで動画配信はどう変わる ... 77

SAMPLE

(17)

1.1

映像コンテンツ市場の概況と動画配信ビジネスの

伸長

1.1.1

映像コンテンツ市場の概況

日本国内の映像コンテンツ(パッケージ)市場は、

2000 年代前半をピークに右肩下がりを続け

ている。

2010 年代後半になってもその情勢は変わらず、劇的な回復の可能性は非常に薄い。

日本映像ソフト協会が毎年発表している統計資料によれば、

2017 年の国内ビデオソフト総売上

1875 億円(前年比 91.6%)で、2000 億円を割り込んだ。市場規模は 2004 年の 3754 億円が過

去最高だったが、

2017 年はその半分以下。市場環境の変化を特に印象づけることとなった。

販売パッケージの売上構成比は

DVD が 994 億円に対し、ブルーレイが 881 億円となり、47.0%

をブルーレイディスクが占めるまでになっている。

昨年初めて、ブルーレイの売上が前年割れしたが、今年もわずかではあるものの減少し、

2 年連

続の減少となった。ブルーレイは

2008 年に計上を開始。当初は 99 億円ほどの規模だったが、

2013 年までは毎年 100~200 億円ほど伸びていた。その後は増加ペースこそ鈍っていたが 2015 年

には過去最高の

939 億円を記録。しかし 2016 年は 55 億円、2017 年にはさらに 3 億円減少した。

DVD の売上減少をブルーレイの売り上げ増加が多少は補ってはきていたが、その状況もついに踊

り場を迎えた。

資料 1.1.1 映像ソフトの出荷金額の推移 出所:日本映像ソフト協会「統計調査報告書」より作成 1,229 898 556 232 55 8 3 1 1,973 2,578 3,198 3,477 3,253 3,172 2,757 2,493 2,193 2,005 1,869 1,630 1,378 1,242 1,164 994 99 241 472 606 716 888 921 939 884 881 46 30 3 4 1 3,248 3,506 3,754 3,709 3,308 3,180 2,862 2,739 2,666 2,611 2,585 2,518 2,299 2,181 2,047 1,875 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 ビデオカセット DVDビデオ ブルーレイディスク その他

(億円)

SAMPLE

(18)

一般社団法人デジタルコンテンツ協会の「デジタルコンテンツ白書

2017」によると、2016 年の

ブルーレイおよび

DVD のセル売上を合計した国内動画パッケージ売上は 1384 億円であった。こ

10 年の経過を見ると 2006 年は 2837 億円(ビデオカセットの売上 90 億円を含む)だったが、

その後ほぼ一貫して下落。その中でもブルーレイの分別集計が始まった

2010 年以降は、売上全体

が下降する中でブルーレイの売上増加額は毎年

50~100 億円程度で推移しており、2014 年のブ

ルーレイセル売上は

1002 億円の大台に達した。しかし 2015 年は 934 億円で前年比 6.8%の低減と

なり、

2016 年も 8.6%減の 841 億円にとどまっている。

資料 1.1.2 動画 DVD セル・ブルーレイセル・ビデオカセットセルの売上合計推移 出所:『デジタルコンテンツ白書 2017』(一般財団法人デジタルコンテンツ協会刊)をもとに作成

日本国内では、映像メディアのレンタル市場も非常に重要である。売上規模はセル市場よりも大

きく、

2006 年は 3331 億円で、これはセル市場より 500 億円近く大きかった。ただし、2008 年を

ピークに低減傾向にあるのは確かで、

2016 年の DVD およびブルーレイのレンタル市場規模は

1831 億円。前年の 1941 億円から 5.7%減少した。最盛期である 2002 年の 4246 億円と比較した場

合、

2015 年の段階で市場規模は半分以下(50%以下)になっていたが、2016 年はさらに 43%に

まで減少している。

2837 2692 2280 2060 2142 2033 1916 1874 1742 1528 1384 0 500 1000 1500 2000 2500 3000 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 (億円) 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 16/15伸び率 DVDセル 2747 2651 2241 2060 1504 1252 1047 897 740 594 543 ▲7.3% ブルーレイセル 638 781 869 977 1002 934 841 ▲8.6% ビデオカセットセル 90 41 39 0.4 計 2837 2692 2280 2060 2142 2033 1916 1874 1742 1528 1384 ▲9.4%

SAMPLE

(19)

資料 1.1.3 動画 DVD レンタル・ブルーレイレンタル・ビデオカセットレンタルの売上合計推移 出所:『デジタルコンテンツ白書 2017』(一般財団法人デジタルコンテンツ協会刊)をもとに作成

1.1.2

動画配信ビジネスの市場規模

映像パッケージ市場がセル・レンタルともに縮小する一方で、動画配信市場は着実な成長を見せ

ている。野村総合研究所

(NRI)では 2017 年度の動画配信(VOD)市場規模を 1826 億円と分析。

これは前年度の

1700 億円と比較して約 7%の増加となっている。今後も 2018 年度に 1908 億円、

2019 年度に 1979 億円と、4%程度の拡大傾向が続くとみている。それ以降は徐々にペースを落と

し、

2023 年度には 2176 億円に達するとしている。なお、この数値には広告費は含まれない。

資料 1.1.4 動画配信(VOD)市場規模予測 出所:「IT ナビゲーター2016 年版」野村総合研究所 3331 3326 3501 2919 2672 2542 2389 2184 2103 1941 1831 0 500 1000 1500 2000 2500 3000 3500 4000 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 (億円) 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 16/15伸び率 DVDレンタル 2545 2321 2205 1940 1857 1635 1498 ▲8.4% ブルーレイレンタル 127 221 184 244 246 306 333 8.8% ビデオカセットレンタル 694 230 103 32 計 3331 3326 3501 2919 2672 2542 2389 2184 2103 1941 1831 ▲5.7% 2637 3096 3398 2887 1,189 1,346 1,531 1,700 1,826 1,908 1,979 2,048 2,102 2,144 2,176 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 (億円)

SAMPLE

(20)

また、デジタルコンテンツ協会の「動画配信(

VOD)市場調査レポート 2018」では、2017 年

の動画配信市場規模を

1850 億円と推計している(広告ベースの無料サービス分を除く)。2015 年

Netflix 参入が 1 つの契機となり、Amazon プライム・ビデオの開始、テレビ局系の有料見逃し

サービスの浸透、

CM 出稿などが増加したことにより、動画配信サービスの認知度が向上、業界全

体へ好影響があったと指摘している。今後の市場規模については、

2018 年に大台を超え 2050 億

円、

2019 年には 2250 億円と予測。2022 年には 2600 億円に達するとしている。

資料 1.1.5 有料動画配信市場の予測 出所:「動画配信(VOD)市場調査レポート 2018」一般財団法人 デジタルコンテンツ協会

1.1.3

スマート TV の動向

■スマート TV の動向

動画配信市場の主軸とされるデバイスは

PC やスマートフォンであるが、市場の成熟を背景にい

よいよテレビも注目の存在となってきた。

2018 年 12 月 1 日には BS での「新 4K8K 衛星放送」が

スタートすることも決定し、テレビ需要も今後大きく変化していくものとみられる。

野村総合研究所の調査では、インターネットに接続可能なテレビの保有世帯数は、

2016 年度の

1977 万世帯から、2017 年度には 2103 万世帯へ増加すると分析している(ともに推計値)。2023

年度には

3306 万世帯に達し、その 7 割以上が放送・通信連携サービス(HybridCast など)対応

テレビになる見込みという。

いわゆる「スマート

TV」については、ここ数年目立った動きはなく、テレビに外付けする

HDMI スティック型デバイス」の存在感が強かった。しかし米 Amazon が Fire TV の機能を内

蔵したテレビを出荷するなど、環境変化の兆候も伺える。

BS4K 実用放送開始の動きが加わること

で、日本市場は果たしてどう変化するか、注目していく必要がある。

1016 1230 1255 1410 1630 1850 2050 2250 2400 2570 2600 0 500 1000 1500 2000 2500 3000 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年

SAMPLE

(21)

資料 1.1.6 インターネットに接続可能なテレビの保有世帯数予測 出所:「IT ナビゲーター2018 年版」野村総合研究所

1.1.4

小括

映像パッケージ市場およびレンタル市場の前途は極めて厳しい。特に映像パッケージ市場は、日

本映像ソフト協会が毎年発表している統計資料で明らかなように、

2004 年のピーク時との比較で

半分以下になった事実は極めて重い。より高精細化した

Ultra HD ブルーレイ対応のリリースが始

まっているにも関わらず、ブルーレイ市場の微減・横ばいが続いているのも気になる部分だ。対応

のプレーヤーの出回りの悪さのほか、景気動向も当然絡んでいると考えられるが、業界としての努

力が一層求められるだろう。

対して、動画配信市場は順調な伸びを見せている。これまでパッケージ販売・レンタルに主軸を

置いていた企業が、動画配信へ参入する例は今後加速するだろう。すでに多くのパッケージ販売

メーカーが、

DVD リリースより数週間~1 カ月程度先行して作品をリリースしているが、こう

いった現場レベルでの販売戦術・価格戦略がより一層重要になると考えられる。

また、本書でも話題の中心は

SVOD だが、単価の観点からは都度課金の TVOD、売り切り型の

EST もまた決して無視できない。特に EST は「パッケージを買いたいが保管する場所がない」と

いう、コレクション志向の潜在客を掘り起こす効果も期待される。

動画配信の普及の一方で、懸念となっているのが海賊版だ。近年は、漫画での被害が著しく、特

に「漫画村」に代表される悪質サイトの深刻さが社会問題化した。

映像コンテンツについては、テレビ放送・

DVD のどちらもコピーガードがすでに意味をなして

いない。関連機器の普及度から見ても、対策は極めて難しい。しかし配信コンテンツに限定すれば、

DRM 技術の進歩が続いており、違法コピー対策にはむしろ効果的との評もある。

もちろん海賊版サイトについて、業界をあげて対策することは重要である。ある

VOD 業界関係

者は、アニメの違法配信サイトである「

Anitube」の閉鎖と、自社サービスの売上向上に明らかな

1,977 2,103 2,263 2,528 2,819 3,029 3,175 3,306 558 755 1,064 1,586 1,990 2,233 2,399 2,543 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 インターネット接続可能テレビ (うち)放送・通信連携サービス対応テレビ (万世帯)

SAMPLE

(22)

相関性があると断言していた。違法コンテンツ対策に加え、有料での動画配信文化がさらに浸透す

(23)

1.2

動画配信ビジネスの定義

動画を取り扱うサービス形態は多種多様だが、本書ではビジネスモデルやサービス形態ごとに

「動画配信」「動画共有」「放送」の

3 つに定義する。

1.2.1

動画配信とは

広義ではインターネットや

IP 網、電波を介して動画を配信するサービスはすべて動画配信だが、

本書における狭義の「動画配信」は、

PC やスマートフォン、タブレットなどの端末を視聴端末と

し、ドラマや映画、アニメといったコンテンツプロバイダーが提供する動画作品を、ユーザーが任

意のタイミングで視聴できるオンデマンド型のサービスを指す。

なお、近年ではテレビをテレビ放送受信機という主たる目的ではなく、インターネットなどを通

じて配信される動画を映し出すディスプレイとして利用する形態のサービスも増えている。このよ

うに、放送局の番組とは異なる動画をテレビで視聴する形式のサービスも動画配信サービスとする。

一方、絶対数はまだ少ないながら、「リアルタイム型」あるいは「リニア型」と呼ばれるサービ

スも登場しつつある。オンデマンドではなく、あらかじめスケジュール化された順に番組が連続し

て配信される方式で、ユーザーはおもにテレビ放送と同様「チャンネル」を指定して映像を視聴す

る。見たい作品が明確には思い浮かばない視聴者を誘引できるため、オンデマンド型と並行的に運

用している事業者も多い。

動画配信サービスは

Netflix や dTV、Hulu など、多種多様なコンテンツを総合的に取り扱う

サービスのほか、バンダイチャンネル、新日本プロレスワールドといった特定ジャンル専門の動画

配信サービス、テレビ局が自社で制作したドラマやバラエティといった番組を配信するサービスな

ど多岐にわたる。料金体系も広告収益による無料タイプやコンテンツに対して課金する有料タイプ、

一定の金額ですべての動画を視聴できる定額制タイプなどが存在するが、こうした個別の区分につ

いては後で詳しく説明する。

1.2.2

動画共有と動画配信の違い

前項の動画配信サービスと異なり、コンテンツとなる動画をユーザーが自らアップロードする携

帯のサービスは「動画共有」と定義する。多くのサービスは、動画のアップロードや視聴が無料で

提供されるほか、設置コードを取得することでブログや他のウェブサイトでも動画を再生できる。

サービスそのものがソーシャル機能を備え、他のユーザーとコミュニケーションできるといった特

徴を備える。

日本では、グーグルが運営する

YouTube、ドワンゴが運営するニコニコ動画が代表的な事業者

だが、海外ではフランスの

Dailymotion、中国の YOUKU や TUDOU といったサービスが人気で

(24)

ある。多くのサービスは言語が異なっていても他の地域から視聴が可能なため、

Dailymotion や

YOUKU なども日本のユーザーから人気が高い。

また、

YouTube はパートナー企業との提携により、アニメや映画などの作品を無料で配信する

ほか、有料課金による動画配信サービスも提供している。ニコニコ動画はアニメ作品を中心とした

有料の動画配信サービス「ニコニコチャンネル」を運営。両サービスとも、動画共有・動画配信と

いう

2 つのビジネスモデルを備えている。

1.2.3

放送と動画配信の違い

動画配信における「放送」とは、地上デジタル放送や

BS デジタル放送、CS デジタル放送と同

様、放送事業として提供するサービスを指す。電気通信役務利用放送法の登録を行い、通信設備を

利用して多チャンネル放送サービスを展開するひかり

TV などが対象となる。

これらのサービスは、ケーブルテレビや

CS デジタル放送のような多チャンネルの番組をリアル

タイムに配信するサービスだが、オンデマンド型の動画配信サービスも提供している。本書では動

画配信型のサービスを中心として取り上げる。

なお、移動受信用地上基幹放送事業の認定を受けて事業を開始した

mmbi の「NOTTV」は、

2016 年 6 月 30 日をもってサービス終了した。NTT ドコモ製の特定端末でしか視聴できないこと

に加え、モバイル通信の高速化・広帯域化により、通常のデータ通信回線でも十分な品質の動画が

視聴できる現状では、モバイルに特化した放送サービスの将来性は極めて厳しいと断じざるを得な

い。

区分 視聴タイミング サービスの特徴 配信主体 放送法免許 動画配信 オンデマンド 映画、ドラマ、アニメなどの映像作品をオンデ マンド(好きな時に)視聴できる 企業 不要 リアルタイム (リニア) あらかじめスケジュール化された順に番組が 連続して配信される。 オンデマンドと合わせて提供されているサービ スと、リアルタイム/リニアの動画(番組)だけで 構成されているサービスがある 企業 不要 動画共有 オンデマンド 投稿された動画を視聴できる ユーザー 不要 LIVE 動 画 /LIVE 配信 リアルタイム いわゆる生放送で、配信者が撮影をしながら 視聴者にリアルタイムの動画を配信する ユーザー・ 企業 不要 放送 リアルタイム 多数のチャンネルで構成された番組をリアルタ イムで視聴できる 企業 必要 資料 1.2.1 動画配信サービスの分類表

SAMPLE

(25)

1.2.4

スマート TV の定義

映像ビジネスにおいて、テレビ放送の視聴はもちろん、

DVD・ブルーレイディスクの再生など

を担う視聴端末として、大きな役割を持つのがテレビ端末である。近年は今までのこうした用途に

加え、動画配信サービスなどさまざまな機能を付加した次世代テレビと言える「スマート

TV」の

概念が普及した。

総務省が

2012 年 6 月に策定した「スマートテレビの推進に向けた基本戦略」

1

では、スマート

TV を「放送・ウェブを連携させる新しいサービス」と定義。具体的には、「放送・ウェブ連携」

「多様なアプリケーション・コンテンツの提供」、「端末間連携」の

3 つを基本機能として備える

ことが必要と定めている。

「多様なアプリケーション・コンテンツの提供」という点で捉えるスマート

TV は、フィー

チャーフォン(従来型携帯電話)とスマートフォンの関係に近い。メールと音声通話が基本機能で

あり、ブラウザーやアプリといったネット連携機能は制限的かつ簡易的だったフィーチャーフォン

に対し、スマートフォンは

PC 相当のブラウジング機能に加え、アプリによってさまざまな機能を

拡張できる。スマート

TV も同様に、アプリによってさまざまな機能を拡張できることが 1 つの要

件となる。

「放送・ウェブ連携」という点ではスマート

TV の概念が登場する前からインターネット機能は

テレビの機能として標準化しつつあり、ブラウザー機能やアクトビラのような動画配信サービスも

提供されている。また、「端末間連携」も

DLNA や DTCP-IP といった技術により、録画したテレ

ビ番組をネットワーク経由で視聴するという機能が存在する。

スマート

TV ではこれら従来の機能はもちろん、「放送・ウェブ連携」「端末間連携」という点

で、既存の機能よりも高度かつ利便性を高めることが求められている。具体的には単にインター

ネットを閲覧できるブラウザー機能だけでなく、テレビを見ながらインターネットで番組の情報を

集めたり、番組の感想をインターネットで投稿したりするという密な連携や、スマートフォン・タ

ブレットといったモバイル機器との機能連携などが想定されている。

資料 1.2.2 「スマートテレビの推進に向けた基本戦略」におけるスマートテレビの定義 出所:総務省(http://www.soumu.go.jp/main_content/000168945.pdf)

1 総務省,2012 年 6 月,発表資料,「スマートテレビの推進に向けて -スマートテレビの推進に向けた基本戦略-」 http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/hyojun/smart.html 放送・ウェブ連携 放送コンテンツ(大容量、高信頼、同報性)とウェブア プリケーション・コンテンツ(双方向、個別ニーズに対 応)が有機的に連携できること 多様なアプリケーショ ン・コンテンツの提供 放送・通信事業者に限らないサードパーティを含めた多 くのプレイヤーが、一定のルールの下で、多様なアプリ ケーション・コンテンツを作成し、提供できること 端末間連携 デバイス、OSに依存せず、どのメーカーの端末でもシー ムレスに連携できること

SAMPLE

(26)

なお、上述のように、総務省はスマート

TV の定義を定めているものの、実際の市場におけるス

マート

TV の概念は非常に幅が広い。動画配信事業者やテレビメーカー、放送事業者などそれぞれ

の立場でスマート

TV の概念が異なり、一貫した定義は存在しないのが現状である。本書では総務

省の定義を踏まえた上で、スマート

TV と呼べる機能を実装したサービスや製品を取り上げていく。

(27)

1.3

ネット系配信事業者の動画配信ビジネスの歴史

1.3.1

ADSL の普及からスタートした動画配信ビジネス

日本における動画配信ビジネスの歴史は、

ADSL の普及とともに始まった。ADSL 普及以前の家

庭向けインターネットは、通信速度が

64kbps/128kbps の ISDN が主流だったが、2000 年 2 月に

はイー・アクセスが、

12 月には NTT 東日本と NTT 西日本が ADSL サービスを開始した。さらに、

2001 年 6 月にはヤフーが ADSL サービスへの参入を表明したことで、ブロードバンド環境が急速

に普及することになる。

ブロードバンド普及当初の動画コンテンツは、無料やプロモーション目的のものが多く、映画公

式サイトの予告編やアーティストのプロモーションビデオなどでの利用が中心だったが、動画配信

サービスを事業として展開する企業もこの頃から登場した。

2000 年 3 月には、ソニー、東急電鉄、

トヨタが共同で

AII 企画株式会社(のちの AII 株式会社)を設立し、コンテンツ配信や課金認証と

いった

ASP 事業に加えて自社サイトでの動画配信サービスを開始した。また、楽天と有線ブロー

ドネットワークス(現

USEN)が共同で株式会社ショウタイムを設立。開始当初から 1000 タイト

ルもの動画コンテンツを用意する動画配信サービス「

ShowTime」の運営をスタートしている。

2001 年当時の ADSL は、下り最大速度が理論値こそ最大 8Mbps ではあるものの、技術の仕様

上、電話局から遠いエリアでは通信速度が低くなるため、すべてのエリアで安定した高速通信が可

能な状況ではなかった。そうした中、

NTT 東日本と NTT 西日本の専用網を利用したコンテンツ配

信サービスとして、

NTT ブロードバンドイニシアティブ(NTT-BB)が運営する「BROBA」が

2001 年 11 月にサービスを開始した。BROBA では、専用網および自社の ISP サービスを利用する

ことで数

Mbps クラスの高画質な動画配信サービスを展開していた。

ADSL の急速な普及はその後も続き、2002 年には加入者数が 500 万人を、2004 年には 1000 万

人を突破した。通信速度も理論値で最大

40Mbps を超えるほど高速化が進み、それに伴って動画配

信サービスも次々に立ち上がり始めた。

2002 年 1 月にはスカイパーフェクト・コミュニケーションズ(現在のスカパーJSAT)が「SKY

Perfect BB」を開始する。また、同年 4 月には地域限定だった BROBA が全国へとエリアを拡大さ

せたほか、

2002 年 6 月には東映が「東映特撮 BB」を、9 月にはバンダイグループ 4 社が「バンダ

イチャンネル」を、

11 月には東映アニメーションが「東映アニメ BB」を開始するなど、各ジャン

ルの動画配信サービスが次々運営を開始した。なお、テレビ局による番組再配信の実験サービス

Chance!@トレソーラ」が、2002 年 9 月から 11 月にかけて実施されている。

こうした動画配信サービスの拡充によって、

2003 年は動画コンテンツのバリエーションも充実

する。東芝

EMI(現在はユニバーサルミュージックに統合)が、宇多田ヒカル 20 歳の誕生日を記

念して

1 月に実施したライブイベントは、ストリーミングで 100 万ダウンロードを達成。また、

「冬のソナタ」のヒットにより韓国ドラマの人気が高まり、動画配信サービスにおいて韓国ドラマ

はキラーコンテンツの位置を確立した。テレビアニメ「機動戦士ガンダム

SEED」のブロードバン

SAMPLE

(28)

ド再配信もアニメファンから注目を集めた。ウルトラマンシリーズなどで知られる円谷プロダク

ションは「円谷チャンネル

-BB」として、2003 年 9 月からウルトラシリーズの配信を開始してい

る。

プロバイダーやポータルも動画配信サービスへ次々に参入。

2003 年 10 月には BIGLOBE が

BIGLOBE ストリーム」を、2003 年 12 月にはヤフーが「Yahoo!動画」を開始するなど、2003

年はブロードバンドコンテンツが大きな盛り上がりを見せる年となった。

1.3.2

セットトップボックスの普及

ブロードバンドの普及に合わせて動画コンテンツは急速に拡充が進んだ。一方、

PC が中心だっ

た動画の視聴環境にも、

2003 年から 2004 年にかけて変化が現れ始める。Yahoo! BB は 2003 年 3

月に、

ADSL向けにセットトップボックス型の動画配信サービス「BBケーブル TV」を開始した。

そして

2003 年 12 月には、KDDI も自社の FTTH サービス向けにセットトップボックス型の「光

プラス

TV」をスタートさせる。テレビで動画配信サービスを楽しむ環境が整い始めたのがこの時

期となる。

NTT グループもセットトップボックス型の動画配信サービスには積極的に取り組んでおり、ぷ

ららネットワークス(現在の

NTT ぷらら)が「4th MEDIA」を 2004 年 7 月に、NTT コミュニ

ケーションズは同社のプロバイダー「

OCN」会員向けにセットトップボックス型のサービス

OCN Theater」を 2004 年 12 月に、それぞれ開始した。翌 2005 年 6 月には、NTT 西日本や伊

藤忠商事らが同じくセットトップボックス型の「オンデマンド

TV」を開始している。

1.3.3

テレビ局や新規事業者の参入が相次いだ 2005 年

2005 年にはテレビ局が動画配信サービスに参入し始めた。テレビ放送事業者の動画配信ビジネ

スの歴史に関しては別項で詳しく取り上げるが、

2005 年から 2006 年の 2 年間で、民放キー局 5 局

はいずれも動画配信サービスの独自運営を開始している。

一方、動画配信ビジネスの面で風雲児とも言える存在となったのが、

2005 年 4 月 1 日に USEN

ブロードネットワークスが開設した「

GyaO」(現在はヤフーの子会社)である。GyaO では、ア

ニメやドラマなど他社の動画配信サービスでは有料で配信されているコンテンツを、広告収入に

よって無料で配信するという新たなモデルを採用し、サービス開始から約

1 年で視聴登録者数が

1000 万件を突破し、一躍人気の動画配信サービスとなった。

1.3.4

FTTH とソーシャルの普及

ブロードバンドの契約者数が

2500 万人を超えた 2006 年は、これまでブロードバンド市場を支

えてきた

ADSL の加入者数が純減し、ブロードバンド回線の主役が FTTH へと交代した年でもあ

る。ブロードバンドが当たり前のものとして普及したこの年に注目を集めたのは、ソーシャルネッ

SAMPLE

(29)

トワーキングサイト(

SNS)である。サービス開始から 2 年で会員数が 500 万人を超えた mixi を

運営するイー・マーキュリーが、社名を「ミクシィ」に変更してマザーズ市場へ上場したほか、海

外でも学生を対象としていた

Facebook が一般向けにサービスを開放するなど、「ソーシャル」が

インターネットにおけるトレンドになり始めた。

こうしたソーシャルの影響は動画配信サービスも受けており、米国でサービスを開始し、

2006

10 月にグーグルが買収した動画共有サービス「YouTube」は、当時日本向けのサービスを提供

していないにも関わらず人気を集めた。しかし人気の要因は、テレビ番組や映画など著作権を侵害

したコンテンツが違法にアップロードされていたことも大きく、コンテンツ事業者はこうした違法

行為の対処に追われることになる。

YouTube も違法アップロードには苦慮しており、2006 年 11 月には対策の 1 つとして、10 分を

超える動画ファイルのアップロードを制限した。

2007 年には違法動画の識別技術「YouTube

Video Identification」を導入するなど、継続的に取り組んでいる。

2007 年 1 月には、YouTube の動画にコメントを表示できる「ニコニコ動画」を、ドワンゴのグ

ループ会社であるニワンゴが開始。開始月から月間

1 億 PV を記録するなど、大きな反響を呼んだ

が、大量のアクセスにより

YouTube からアクセスを遮断される。その後、自社の動画配信システ

ムを構築してリニューアルし、独自の動画共有配信サービスとしてスタートしている。

1.3.5

PC からテレビへ

ブロードバンドの普及により動画配信サービスの視聴環境が整い、動画配信サービスのジャンル

もアニメや映画、海外ドラマに加え、日本のテレビ局がサービスを開始するなど、動画コンテンツ

のジャンルは徐々に網羅されはじめた。そうしたコンテンツの拡充が進むにつれ、

2007 年からは

動画の視聴環境もこれまで中心だったパソコン以外に広がり始めた。

2007 年 2 月には、インターネット接続機能を搭載したテレビ向けの動画配信サービスとしてア

クトビラがスタート。松下電器産業(現在のパナソニック)、ソニーコミュニケーションネット

ワーク(現在のソネット)、シャープ、東芝などテレビメーカーを中心に設立した事業会社である

テレビポータルサービス(現在のアクトビラ)がサービスを運営した。テレビメーカーが主体とな

るサービスならではの取り組みとして、リモコンから動画の購入や視聴を可能にすることで、

PC

とは異なるユーザー層へアプローチする。

テレビ向けの動画配信サービスとしては、

2004年から 2005年にかけてサービスを開始し、NTT

グループ内で乱立していたセットトップボックス型の動画配信サービス「

4th MEDIA」「オンデ

マンド

TV」「OCN Theater」を統合した「ひかり TV」が 2008 年 3 月にスタート。当初は視聴

に専用のセットトップボックスが必要だったが、メーカー各社がひかり

TV 対応のテレビを開発・

発売することで、アクトビラ同様テレビ単体で視聴できる環境が整い始めた。

一方、

KDDIは携帯電話サービス「au」ユーザー向けのセットトップボックス「au box」のサー

ビスを

2008 年 9 月に、PC 向けの無料動画配信で人気を集めていた GyaO も、セットトップボッ

クス型の有料動画配信サービス「

GyaO NEXT」(現在の U-NEXT)を 2007 年 4 月に開始してい

参照

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