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名桜大学広報誌Meio第29号

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Academic year: 2021

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(1)

主要日誌 

平成23年6月∼平成23年9月

Vol.29

平成23年9月号 平成23年9月16日 編集・発行 印  刷 名桜大学 広報室 〒905-8585 沖縄県名護市字為又1220-1 TEL.0980-51-1100(代) FAX.0980-52-4640 URL http://www.meio-u.ac.jp E-mail [email protected] 沖縄高速印刷株式会社

行事予定 

平成23年9月∼平成23年12月 6月18日(土) 8月 3日(水) ∼8月 9日(火) 8月10日(水) ∼8月12日(金) 8月10日(水) ∼9月21日(水) 8月10日(水) ∼9月21日(水) 8月15日(月) 8月16日(火) 8月15日(月) ∼8月19日(金) 8月15日(月) ∼8月26日(金) 8月21日(日) ∼9月19日(月) 8月22日(木) ∼9月16日(金) 8月23日(火) ∼8月26日(金) 9月 5日(月) ∼9月22日(木) 9月 9日(金) 9月10日(土) 第1回オープンキャンパス 学期末試験期間 追試験実施期間 夏季休業 4年次総合実習(看護学科)、 インターンシップ(スポーツ健康学科) 再試験実施期間 大学一斉休暇 夏季インターンシップ(国際学群) 海外インターンシップ(国際学群) 現地実習北米コース(国際学群) AO入試Ⅰ期(国際学群) 教育実習(中学校) 9月卒業式・修了式 AO入試(スポーツ健康学科)、 編入学試験(スポーツ健康学科、看護学科) 9月20日(火) 9月21日(水) 9月21日(水) 9月22日(木) 9月26日(月) 9月26日(月) ∼2月17日(金) 10月 1日(土) 10月 8日(土) 10月17日(月) ∼12月22日(木) 10月22日(土) 10月26日(水) 11月 3日(木) 11月12日(土) 11月14日(月) ∼12月 9日(金) 11月16日(水) 11月19日(土) 12月3日(土) 12月4日(日) 12月17日(土) 12月21日(水) 12月27日(火) ∼1月10日(火) 成績通知・登録関係資料等配布 前学期終了 後学期開始、年次別オリエンテーション 後学期講義開始 (登録調整期間:9月26日∼10月7日) 3年次領域実習(看護学科) 3年次就職・進路ガイダンス(国際学群)、 人間健康学部シンポジウム 大学院国際文化研究科入学試験(10月試験) 1年次基礎看護実習Ⅰ(看護学科) 2年次キャリアアップフェスティバル (国際学群) インターンシップ報告会(国際学群) (スポーツ健康学科) キャリア秋季キャンプ in 2011 (スポーツ健康学科) 卒業論文発表会(看護学科) 2年次オープンゼミ(国際学群) アジアビジネス国際シンポジウム 推薦入学試験Ⅰ期(国際学群)、 推薦入学試験(スポーツ健康学科、看護学科)、 編入学試験Ⅰ期(国際学群)、 特別選抜試験(スポーツ健康学科、看護学科) 名桜大学祭 AO入試Ⅱ期・推薦入学試験Ⅱ期・ 特別選抜試験(国際学群) 創立記念日、学内合同企業説明会 冬季休業 左から阿波根様、瀬名波学長、 又吉図書課参与、高宮城図書館長 名桜大学硬式野球部OB一同  本学硬式野球部の「第60回全日本大学野球選手権記念大会」出場 に当たり、支援金が贈呈されました。第一期生の比嘉悟さんと第三 期生の冨名腰一郎さんは後輩の快挙に「全国大会出場おめでとうご ざいます。OBの夢を叶えてくれてあ りがとう」と、喜びを表していました。 *「第60回全日本大学野球選手権記念大 会」への出場に際し、多数の大学関係者、 企業の皆様から、寄付金をいただきま した。誠にありがとうございました。 瀬名波 榮喜 様  宮里 政邦 様  佐久原 和美 様 ■株式会社名桜キャンパスサポート 代表取締役 比嘉 茂 様 ■名桜大学県出身子弟を支援する会 会長 島袋 茂照 様 阿波根 直誠 様 (本学元教授)  本学図書館に図書「戦時下の学童 たち」が寄贈されました。「沖縄戦当 時11歳だった頃、子どもながらに 戦争の恐ろしさをしみじみと感じ ていた。「命どぅ宝」、命が第一とい うことを若い学生に理解してほしい」 とメッセージを込めていました。 ■沖縄県トランポリン協会  会長 久保田 照子 様  「トランポリン普及振興および他 競技における技能の習得と資質の 向上に役立ててほしい」と久保田様 より、競技用トランポリン一式(ユー ロトランポリン)が寄贈されました。 寄贈されたトランポリンでペピーノ 体操クラブの生徒たちが、シャトル競 技を披露した

寄付金を

賜りました

「本学の教育・研究活動及び学生課外活動の奨励、また留学生奨学資金等に役立ててください」と、次の方々 からご寄付を賜りました。寄付者のみなさまのご芳名を掲載し、改めてお礼を申し上げます。 右から比嘉さん、冨名腰さん、 瀬名波学長、國吉監督

2011.9

vol.

29

01. 特集 文部科学省選定事業

    「就職ミスマッチ解消に向けた実践型教育」

05. 1年次生による前学期を振り返って

07. 学事報告

   平成22年度・平成23年度 人間健康学部 看護学科[臨地実習報告]    「人類の“進歩”シンポジウム∼進歩について考える∼」を開催    平成23年 第1回オープンキャンパスを開催

13. 寄稿 神話のふるさと!長寿島根県−八雲立つ出雲−

14. 就職活動支援レポート

15. 教育・研究活動レポート

23. ウェルトーク

24. 言語学習センター

25. 数理学習センター&学習談話サロン

26. 就活だヨ! 全員内定

[S-CUBE]

27. 課外活動レポート

32. シリーズ 

■サークル紹介■ゼミ紹介

35. 活躍する卒業生たち

36. 公開講座報告

37. お知らせ

39. 主要日誌・行事予定・寄付者一覧

(2)

文部科学省選定事業

「就職ミスマッチ解消に向けた実践型教育」

 今春、4年制大学を卒業した学生の就職内定率は61.6%(平成23年8月.文部科学省 「学校基本調査速報値」)。また、沖縄県の完全失業率は7.6%、若年者(29歳以下)の完 全失業率は13.3%と極めて高い(平成23年6月.沖縄県企画部統計課「労働力調査」)。 その大半は就労者と実際の就職環境との「ミスマッチ」である。名桜大学は、文部科学 省選定事業「就職ミスマッチ解消に向けた実践型教育」で就業力育成GP※1を獲得し、 その「ミスマッチ」を解消すべく、様々なプログラムを立ち上げた。その一環として、 今年度から始まった海外インターンシップについて、プロジェクトリーダーの嘉数 啓理事長に意義と今後の展開について聞いた。

■大学の国際化を目指して

 この度、文部科学省の就業力育成GP 支援を得て、海外インターンシップを 実施することとなりました。海外 イン ターンシップは本GPで特に重視して いる事業であります。派遣先は、台湾、 韓国、香港、上海、インドネシアで、それ ぞれ3人程度を派遣し、期間は1週間 から1か月となっております。その他、 県の事業でベトナムとタイへ海外スタ ディーツアーに参加している学生もい ます。本事業は学生の皆さんに、海外 で研修してもらう「チャンス」を提供し、 そのチャンスを活かし、将来海外で活 躍してもらうための「チャレンジ」プロ ジェクトでもあります。  本学では10年前から正課教育で、マ レーシアのグランド・ブルーウェーブ・ ホテル・シャーアラムにおいて、海外 インターンシップを実施してきました。 当ホテル岡崎文雄GMは、本学の学生 を「優秀で礼儀正しく、しっかりと仕 事をこなしている」と非常に高く評価 しております。その一方で、これまで 30人余りのインターンシップ生を受け 入れているにもかかわらず、海外に就 職した学生が1人もいないことを指摘し、 「海外で活躍してもらえる人材を派遣 していただきたい」と要請がありました。 こうした背景もあり、本事業で派遣さ れた学生が、沖縄、日本を越えて躍動 するアジアの広い場で活躍できるよ うな人材育成をしたいというのが、こ のプログラムの目的の一つです。そして、 今年だけ実施するのではなく、来年も 継続し、名桜大学の一つの目玉事業に したいと考えています。

■成長するアジア

 1990年、景気が後退し、バブルが崩 壊した後、日本の経済は「失われた20年」 といわれ、ほとんど伸びていません。 つまり、沖縄から日本本土に向いてし まうと、ある意味閉塞感に満ちています。 しかし、沖縄から南側を見てみると、 躍動しています。まさしく「チェンジ」で、 良い方向に躍動しているわけです。そ の「チェンジ」をいかに若いうちに掴 みとっていくかが、このプログラムの もう一つのねらいでもあります。  沖縄県は万国津梁※2、日本とアジア の架け橋になるということを明確に 打ち出しています。架け橋になるため に何が必要かというと、やはり人材(財) です。大量に若い人を預かっているの が大学ですから、大学が率先して、国 際的な人材を育成するというスタン スを明らかにしないといけません。良 い人材を名桜大学が育てていき、世界 で活躍してもらうことで、今後の沖縄、 日本、そして世界で評価される大学に なります。

■単位互換の交流協定

 今回は短期のインターンシップで 派遣しますが、次年度からは、単位互 換の交流協定を結びたいと考えてい ます。例えば、啓明大学(韓国)と香港 理工大学、それから、台湾の師範大学 に派遣し、いわゆる単位互換の交流協 定を結びたい。また、学生に限らず教 職員の相互交流を進めます。そうすれば、 大学間の国際化が一挙に進むわけです。

■大学にとっても

 「Chance & Challenge」

 今回の海外インターンシップを通 して国際交流を内部化、つまり、留学 や海外へ行くことが特別なことでは なく、日常的に行われる大学にします。 国際交流を内部化し、名桜大学が沖縄 のどこにもないような、ユニークな国 際的教育を行っていることを、アピー ル ポイントにします。  そして、地域に根付き、地域と一体 になって教育し、名護というやんばる の森に囲まれた北部地域にありながら、 世界に注目される大学をつくりたい。 海外インターンシップは「世界の地域 大学への挑戦(World's Local University)」 の最初の第一歩です。 ※1 就業力育成GP=大学生の就業力育成支援事業…各大学・短期大学に おける、産業界等との連携による実学的専門教育を含む、学生の卒業後 の社会的・職業的自立に向けた新たな取り組みを国として支援するもの。 ※2 万国津梁=世界を結ぶ架け橋

シ ハン  「海外へ行き視野を広げたい!」その希望に応えるべく実施された海外イン ターンシップ。積極的にチャンスを掴み、アジア諸国を訪れチャレンジする学 生に、参加前の意気込みと、現地での中間報告をしてもらった。

海外インターンシップ参加者に聞く

C

hance

& C

hallenge

渡慶次 那津子

(国際学群 語学教育専攻3年次、糸満高校出身) ■派 遣 先:インドネシア      (研修先:ハサヌディン大学) ■派遣期間:8/10∼8/20  ■研修内容:ハサヌディン大学にて文化交流、       病院および孤児院訪問 志望理由を教えてください。 以前、ハサヌディン大学の学生と交流したこと があり、次は私がインドネシアを訪ね、日本との 違いを知りたいと思った。 海外インターンシップに期待することは? 研修期間中、断食月(ラマダン)が行われるので、 イスラム教に触れることを楽しみにしている。 教職を希望しているので、現地の小・中学校を 訪れたい。  今回インドネシアで“国際交流”という言葉の意味を初めて知った ような気がしました。インドネシアの方は“交流生は平和のメッセン ジャーです”とおっしゃっていました。その言葉から私は相手を知る こと、そして、知ってもらうこと、理解し合うことで平和な世界を 作っていくことができるのだなと思いました。現在イスラム教の人々 は1か月におよぶ断食の期間です。私も1日位は断食に挑戦する 予定です。イスラム教について少しでも多く学びそして理解できた ら良いなと思います。まだまだ全てがとても興味深いので少しでも 多くのことを学びたいです。

名桜・沖縄・日本人の代表だという

意識を持って行動する

Chance

&

Challenge

沖縄、日本を越えてアジアで活躍できる人材を育成

志望理由を教えてください。 参加することで就職活動する際に、海外に目を 向けることができる。体験することは、面白いこ とでもあるし、きっと世界観が広がる。 海外インターンシップに期待することは? 現地学生との交流や、企業訪問で多くの情報を 得ること。また、イギリスの植民地時代の「色」が 残っているのか確かめたい。

体験することで世界観を

広げ新しい可能性を見出す

ビクトリアパークからの夜景(香港) Q A Q A Q A A Q

Chance

 これまでの研修で、いかに日本の中にいて日本の現在の状況を把 握していなかったかが分かりました。世界は、自分の考えよりも日 本の衰退に対し敏感に反応しており、またそれを感じ取れない日本 の状況に危機感を感じました。語学に対する高い意識を持つこと、 行動を起こす重要性について、現在の考えを変える必要があると強 く感じました。今後の研修で行うべきことの一つは、「良い質問を行 うこと」です。海外で成功を収めている方々は、良い質問をするほど 深い答えを返してくれ、その度また新しい内容の深い質問を考える ことになります。二つ目は、グループの仲間と「夢」について話し合 いたいです。

川  吉将

(国際学群2年次、宮崎県・日向高校出身) ■派 遣 先:香港 (研修先:香港大学、香港理工大学、他企業訪問) ■派遣期間:8/20∼8/26 ■研修内容:香港の歴史や現在の状況、香港大学・ 香港理工大学との交流、現地でのフ リーリサーチ計画

Challenge

Challenge

理事長 

嘉 数 啓

Chance

香港理工大学にて日本語講師の松本先生(前列中央)および理事長と (2列目右から2人目が筆者) ホームステイ先の家族 毎朝近所の方と一緒にお見送りしてくれました(後列左端が筆者) ケ ミョン 1 2

(3)

文部科学省選定事業

「就職ミスマッチ解消に向けた実践型教育」

特 集

海外インターンシップ参加者に聞く

Chance

&

Challenge

宮城 亜依

(国際学群2年次、名護高校出身) ■派 遣 先:上海(研修先:e-Technology) ■派遣期間:8/11∼8/19  ■研修内容:ヘルプデスク、システム開発、       BPO・DPO業務体験 志望理由を教えてください。 一つでも多くのことを経験してプラスにしたい。 海外インターンシップに期待することは? 海外における就業体験や、社会人としてのマナー を実際に見て、体験して、学びとりたい。できれ ば現地スタッフとのコミュニケーションも図り たい。

吸収できることは吸収して

一皮むけた自分との出会いを期待

Chance

Challenge

 「東京輸出」「海外管理」 「通関」どの業務も今ま で聞くことも、見るこ ともなかった「物流」の 裏側でした。専門的な ものが多く、理解する のに苦労しましたが、 スタッフの方がわかり や す い よ う に 業 務 の 説明や、質問に答えて くださりました。残り2日間の研修では、特別に日本通運の倉庫を 見学できるということなので、物流の裏側を思う存分に見たいと 思います。また、上海という異なる環境でのインターシップなので、 その国独特の雰囲気や現地の人とのコミュニケーション等、たく さん体験したいと思います。

石山 潤

(国際学群2年次、岡山県美作高校出身) ■派 遣 先:台湾(研修先:關渡自然公園、師範大学) ■派遣期間:8/14∼8/25  ■研修内容:台湾のエコツーリズムについて学ぶ、       關渡自然公園にてプロガイドに同行、       ツアーガイド体験 志望理由を教えてください。 台湾に興味があったこと。それから、自分のため になる良い機会を得たと感じ、このチャンスを 活かしたいと思った。 海外インターンシップに期待することは? 台湾の人と交流して、文化、言葉、人種等、日本と のつながりを調べたい。

日本との違いを自分の目で確かめる

Chance

Challenge

 關渡自然公園での活 動は、サマーキャンプ を通して台湾の子供た ちと共に台湾の自然と 動植物について理解を 深めることができ、台 湾でのエコツーリズム の姿が見えました。ま た、關渡自然公園で活 動しているボランティ アスタッフと話すことで、台湾の人々が日ごろから自然環境を理解 する意識が高いことが伺えました。残りの期間中は積極的に現地の 人々と交流しながら台湾の人々の習慣や文化、自然環境保護の取り 組みやエコロージーに対する意識を調べたいと思います。また少し でも多く、台湾語を理解したいです。

プロジェクトの取り組み

(実績:平成22年11月∼平成23年8月)

大学生の就業力育成支援事業GPに

関する専門家会議

日程:平成22年11月26日 (金) 場所:本学本部棟4階第一会議室  名桜大学のこれまでのキャリ ア教育プログラム(正課、正課外) の現状と課題を提示し、産官学か らなる内外の専門家による評価・ 分析に基づき、今後改善すべき貴重な提案を得た。ミスマッ チの要因として求人側が指摘する「基礎学力の不足」、「コミ ュニケーション能力の不足」、「企業情報の不足」等の課題解 決に向けて、キャリア教育プログラム再構築の取り組みを 開始した。

ヤンバルコーヒーフォーラム

日程:平成23年6月25日(土) 場所:名護市民会館中ホール  本フォーラムは、コーヒー産業 が第6次産業として、地域ビジネ スの新たな展開に期待できるもの とし、また、コーヒーが地域共に根 づく「コーヒー文化」を育むことを目的に開催した。コーヒー 生産者等を招き、県内における栽培の現状や、今後の可能性 等について発表していただいた。話題提供者からは、「コー ヒーの実を発酵させ、酵母を取り出し開発している(「名護珈 琲」藤田義彦氏)」、「コーヒー栽培は気候変動に大きく影響さ れると実感(「しまぞうりコーヒー」渡嘉敷克江氏)」、「農園ツ アーや焙煎体験、民宿、カフェ等を展開し観光化できるので はないか(「岡田コーヒー農園」岡田康子氏)」、「コーヒー栽培 を継続し、安定的に収量をあげる栽培技術の向上を図りたい (「MOA大宜味農場」藤井茂氏)」等、こだわりや提言が発表 された。ディスカッションを通し、沖縄でのコーヒー栽培は、 どのように発展させるかということにあると痛感した。今後 もコーヒーフォーラムを継続して実施していきたい。本フォー ラムはマスコミでも報道され、多くの問い合わせがあった。

名桜中学校塾

日程:平成23年8月7日(日)∼12日(金) 場所:北部生涯学習推進センター  北部地域の中学生を対象とした宿泊学習プログラムでは、 基礎学力の向上に重点を置いた学習に加え、エクスカーショ ン(企業見学)や、地域との交流等 を行った。参加生徒の自主・自律の 精神を養い、自ら進んで考え、学習 する楽しさを身に付け、早期に自 らの進路を考える能力と心構えを 養うことを目的とし実施した。

キャリア教育コンテンツ開発

 本学独自の遠隔教育(e-learning)キャリア教育開発モ デル事業として、インターネット上での企業紹介WEBデ ータベースシステムを構築した。企業の事業内容や企業が 求める人材像、先輩からのアドバイス等が映像で確認できる。 ▼名桜キャリアコンテンツ

国内インターンシップ

日 程:平成23年3月1日(火)∼10日(木)  派遣先:県内・県外(首都圏)  観光産業等への就職ミスマッ チ対策を重視した「沖縄型インタ ーンシップ」プログラムをNPO 法人「沖縄人財クラスタ研究会」 と名桜大学が共同で開発し、県内 外で実施した。就職観や職業観の醸成と向上が修学および 就職活動等への変化につながり、その結果として、就業力 に反映されると意識し、就業力育成のために沖縄県内で可 能な事業と県外、特に、首都圏で可能な育成事業を展開した。

就職ミスマッチ解消に向けた

実践型教育(フォーラム)

日程:平成23年3月26日(土) 場所:多目的ホール  県内外からパネリストを招聘 して、雇用のミスマッチ解消に関 する公開フォーラムを開催し、本 事業の普及と同時に、関係者とミ スマッチ解消に向けた改善策を共有できた。フォーラムは マスコミでも報道され、参加者および本学評価委員会委員 からも高い評価を受けた。本事業での取り組みが専門家お よび世論の支持を得ていることが判明した。

「就職ミスマッチ解消に向けた実践型教育」

ウェブサイト公開中!

就業力育成の取り組みをはじめ、イベント案内や関 連ニュースを詳しく掲載しています。 http://meio.city.nago.okinawa.jp/job_match/meio/ top.html/  本事業では就職ミスマッチ解消を目指して、名桜大学の既存キャリア関連組織、カリキュラム、種々の就職活動支援事業を拡 充・強化し、同窓会、後援会、地域の中学・高等学校、企業、地域、家庭、自治体、NPO組織等と連携協力した種々のミスマッチ解消 プログラムを立ち上げ、その成果(アウトカム)を評価するシステムを併せて構築する。  これまでに実施されたプログラムは以下の通り。 http://www.meio-u.ac.jp/content/view/ 860/261/

公開中

座談会

「Chance & Change

 ∼海外インターンシップに参加して∼」

海外インターンシップに参加した学生に集まってい ただき、座談会を行います。次号(12月発行予定)掲 載を予定しています。ご期待ください。

予 告

Q A Q A

加治 和人

(国際学群 観光産業専攻3年次、東京学館新潟高校出身) ■派 遣 先:韓国(研修先:大邱大学) ■派遣期間:8/10∼8/27  ■研修内容:韓国語(文法・会話)の講義受講、       韓国の伝統・文化体験 志望理由を教えてください。 海外に行くことで視野や価値観を広げたい。 海外インターンシップに期待することは? 韓国の文化や習慣、生活環境、民族について知り たい。それから、韓国の社会構造において、日本 との違いを実際に見る機会(企業訪問)があれば、 是非伺いたい。

夏休み期間中・派遣費支援…

これはチャンスだ!

2011年世界陸上競技選手権大会会場「デグスタジアム」 を訪れました(右端が筆者)

Chance

Challenge

 研修中、今まで学習 してきた韓国語を生活 の中で毎日のように使 う機会が持て、また、日 本の様々な地域(広島、 東京、滋賀等)からの学 生たちとの交流もあり、 これからの学生生活に プラスになるであろう 刺激を受けました。残 りの期間では、韓国の人々との交流をより深めていきたいです。そ れから、イメージ化されていない様々な韓国の特徴を実際に見て、 より深く韓国のことや韓国人のことについて知っていきたいです。 また、人の手により作られたもの(文化)だけでなく、自然環境の中 に現れる韓国というものにも触れてみようと思います。 Q A Q A カント シハン デ グ Q A Q A ミスがないようにという緊張感の中での作業でした 公園内を散策して、自然について理解を深めました 3 4

(4)

新入生研修会(レクリエーション)後の記念撮影 多くの友だちができ、良い機会となりました! (後列左から3人目が筆者)  前学期を振り返ると、初めてのことばかりでとても戸惑っていた ことを思い出します。あまり知らない、人によっては初めて訪れた 土地で新たな生活が始まることは、期待や希望と同じくらい不安が あったと思います。大学のこと、これからの自分の生活のこと等、 私はとても楽しみで、不安でした。  大学では自分で履修計画を立てるのだと知っていたのですが、 どんな授業を取れば良いのか、自分のなりたい職業にはどんな授 業が必要なのか、さっぱり分かりませんでした。  それでも先生方が時間を割いて説明してくださったり、質問をす る機会をくださったり、先輩方も親身になって分かりやすく教えて くださったので、安心して時間割を作成することができました。  新入生歓迎球技大会では、まだ少し緊張気味だったクラスもだ いぶ打ち解け、クラス以外の人とも交流したり、お互いのチーム を応援したりととても盛り上がりました。その後のバーベキューで もいろいろな人と話をし たり、ご飯を食べたりとと ても楽しかったです。  前学期で学んだことや 心に 残って いることはま だありますが、それらを次 の後学期、そしてこれから の大学生活で役立ててい きたいと思います。また、私たちが2年次になって、後輩たちが入 学した時には、私たちが先輩方や先生方にしていただいたように、 親身になって接していこうと思いました。  名桜大学は素晴しい環境が整っています。ですが限られた時間 を有効に、今以上に有意義に過ごすため、大学のバスの本数を増 やし、学食を綺麗にしてほしいと感じました。  名桜大学の看護学科は、入学前のガイダンス時からウェルナビ や先輩方が新入生のサポートをしてくれます。困ったことがあって も先輩方に相談すれば解決できるのでとても心強く、安心して大 学生活を送ることができます。また、大学の行事以外でも先輩方と 交流をすることがあり、その中で先輩方の助言をもらうこともでき るし、先輩の意見や考え方に触れることで、良い刺激を受けること もありました。  入学当初は友達ができるか心配でしたが、クラスでの自己紹介 等ですぐに打ち解け、友達もたくさんできました。また、新入生歓 迎球技大会でも学科やチームでの取り組み(球技大会の練習)を 通して、多くの友達ができました。  看護学科の1年次前学期では各ゼミでのゼミワークがあり、ゼミ メンバーとの交流やディスカッションにおいて各々の意見を共有 することで、自分の視野を広げることができます。また、フレッシュ マンセミナーというフィー ルドワークを通して、今ま での自分の考え方や物事 のとらえ方が変化しました。 そして、フレッシュマンセ ミナーの 報 告 会 では 、他 のゼミの報告を聞く中で、 各々の考え方や視点の違 いを知ることができました。  1年次の前学期だけでいろいろな経験ができ、自分の成長、考え 方の変化を感じることができました。その反面、課題も多く見つかっ たので後学期に向けて改善できるようにしていきたいです。  多くの講義や実習を通して人間性、コミュニケーション能力等 を磨き、信頼される看護師を目指して頑張っていきたいです。  私は高校生のころから、外国人に日本語を教える日本語教師と いう仕事に興味を持っていました。外国の文化や言語に興味があり、 留学も考えたこともありましたが、機会を逃してきました。日本文 化や日本語について学び、日本語教師に必要な知識を身に付ける ため、また、機会を逃してきた留学に挑戦するため、名桜大学国際 学群を受験しました。  大学生活への期待と不安を抱え、緊張しながらも入学前のオリ エンテーションに出席しました。名桜大学は沖縄県出身の学生ば かりだと思っていましたが、実際には国際学群の約半数が県外出 身の学生だと知り、驚きました。友達もすぐでき、大学生活で分か らないことは先輩方が教えてくださったので、抱えていた不安は少 しずつ消えていきました。入学前から大学での目標を「興味を持っ たことに積極的に挑戦する」と決めていたため、その第一歩として 名桜エイサーサークルに 入りました。サークルを通 して友達や先輩との関わ りが増え、多くのことを学 ぶと共に、充実した生活を 送ることができました。ま た、授 業では自分が興 味 を持っていることを学べる ため、飽きることなく受講することができました。  入学してからの約4か月は毎日が充実しており、あっという間で した。後学期でも1日1日の時間を大切にし、夢実現に向けて努力 していきたいです。そして、また新たなことへチャレンジしていき たいと思います。

興味を持ったことに積極的に挑戦する

 須賀 梨緒(国際学群、愛媛県・今治北高校出身)

先生方や先輩方のアドバイスで不安解消

久貝 恵里奈(スポーツ健康学科、球陽高校出身)

視野を広げることができた前学期

上原 史也(看護学科、八重山高校出身)  名桜大学に入学して4か月が経った。時間割を作成し、サッカー 部に入部し、充実したキャンパスライフを送っている。内地出身の私 は沖縄の人の温かさを感じながら日々過ごしている。また、沖縄の人 だけに限らず、内地の大学にはない、名桜大学全体のアットホーム な雰囲気にいつも癒されている。この大学全体のアットホームな 雰囲気が名桜大学の良いところ、いわば長所だと感じている。  毎日、大学に来て、同級生や先輩の方から名前を呼ばれ、「おは よう」「元気か?」等と声をかけられるたびに名桜大学の良さを感じ る。また、すれ違う先生方や講義をされる先生方も個性豊かで面 白く、大学の雰囲気を一層良いものにしている。講義や部活で知り 合った友達と学年等で分け隔てなく、仲良く関われるのも名桜大 学の長所の一つだと思う。  一方、大学生活において、学内の設備の不十分さに困ることが多々 ある。グラウンドや体育館が満員で使えなかったり、英語学習のた めの言語学習センターの規模が小さいのも不便だと感じる。些細 なところで言えば、クラブ ハウスの汚さや食 堂のメ ニューの不足、電子レンジ の不足、図書館のパソコン、 コピー・印刷機の不足など、 普段から不十分だと感じる。   私が感じる、名 桜 大 学 の長所であるアットホーム な雰囲気はこのまま変わらないでほしい。そして、大学内の不十分 な設備を改善し、より良い環境を学生に提供していただきたい。沖 縄の名桜大学から世界へ飛び立っていくという雰囲気、環境を作 っていくことが今後は大切になると思う。私自身も、世界へ挑戦す るという気持ちを忘れずに持ち続け、この名桜大学で、その土台 をしっかりと作り上げていきたい。 皆で楽しく過ごすランチタイム♪(手前左が筆者)  名桜大学に入学して、早4か月が経ちました。私は大学生活を楽 しく充実したものにしたいと思っていました。はじめは新しい環境に 慣れるのに大変で、特に大変だったのが一人暮らしです。今までは 掃除、洗濯、炊事を親がしてくれていましたが、それを全部一人で しないといけないからです。しかし一人暮らしをすることで、両親の ありがたみを改めて感じることができました。県外出身なので知っ ている人が一人もいない状態でしたが、その分毎日の出会いがと ても新鮮で、今日はどんな子と友達になれるかな、という気持ちで 学校に行くのが楽しみでした。まだまだお互いのことをよく知らない 中で、新入生歓迎球技大会に向けての練習を通し、多くの友達を つくることができました。  ふれあい看護実習での戦跡巡りで沖縄戦のこと、戦争の悲惨さ、 平和の尊さを学び、また前 学期の1年次学年長を務 めさせてもらうことで、組 織を運営していくことの難 しさも学び、入学当初より は成 長 することができた と思 います 。専 門 分 野 の 勉強はまだ少ししか習っていませんが、自分のなりたい分野の勉強 なので楽しいです。気の許せる友達もでき、今では毎日がとても充 実していてとても楽しいです。前学期に経験したこと、学んだこと、 失敗したことを後学期に活かしていきたいです。入学してまだまだ 日は浅いですが、名桜大学に入学して本当に良かったと思います。  名桜大学には同じ出身校の友だちも何人か入学していて、特に 大きな不安はなく前学期を過ごすことができました。不安よりも、 楽しいことの方が多いと感じています。例えば、県外や県内中南 部出身の人たちと話しをしていると、それぞれの地域のことを知 ることができたり、これまで当たり前だと思っていたことが、県外 出身の人たちから見ればそうでなかったりと、新しい発見がありま す。また、先生方も個性的で、時には厳しくもありますが、普段は とても面白く、興味深い様々な話を聞かせてくださりとても勉強 になります。私は、名桜大学の事務局でアルバイトをしていますが、 そこで親しくなった同じアルバイト生の先輩とは、休日に一緒に出 掛けたりします。最近は、古宇利島の海や東村の川で泳ぎ、夏を 満喫しました。   講 義では、教 養 演 習を 通して 、大 学で 学 ぶため の知 識や、社 会に出る前 に必要な基礎的な学びを 深めますが、知っているよ うで、知らないことも多々 あり、真剣に取り組まなけ れば!と思うこともありま した。それから、プレゼンテーションの仕方について等は、高校で は学ぶことがなかったので、大学ならではの学びだと思いました。 後学期は、前学期と同様、なかだるみがないように、気を引き締め て過ごしたいと思います。

新しい発見が続く楽しい学生生活

肥後 月海(国際学群、名護高校出身)

アットホームな雰囲気に癒される

福原 航(スポーツ健康学科、広島国泰寺高校出身)

充実な名桜ライフ

江南 奈緒子(看護学科、大阪府・東高校出身)

新し

大学に 大きな不安

き 大 名桜大

新し

桜大 大きな

き 安

新し

に に 大き 不安は しいこ

新し

しい

親睦会の時にクラス全員で撮った1枚 いつもサポートしてくれる先輩方と (前列右から3人目が筆者) クラスメイトと共に(右から2人目が筆者) 皆、話しやすく良い雰囲気のクラスです (前列左端が筆者)

今年4月に入学した1年次生を代表して6人 の学生に、本学での

学生生活や前学期で得た学びについて振り返っていただいた。

1 年 次 生 に よ る

前 学 期 を 振 り 返 っ て

高校出身) 6 5 ※人間健康学部は学科のみ表記しています

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学事報告

平成22年度・平成23年度

人間健康学部 看護学科

[ 臨 地 実 習 報 告 ]

新城 一華

(1年次、コザ高校出身)  今回、基礎看護実習Ⅰを終えて改めて気付かされたこ とは、看護職は"やりがい"のある仕事だということです。 看護師は、細々とした日常生活の世話に追われながらも、 患者さんの一番近くに居て、身体だけでなく"こころ"のケ アも行えるからです。  基礎看護実習Ⅰが始まる前の私は、医療従事者になり たいという気持ちが薄く看護職を志した理由を見失い、 本当にこの道を進んでよいのか悩んでいました。しかし、 今回、もとぶ野毛病院に実習に行き、直接患者さんとふれ あい、教員や指導看護師の熱心な指導の下、医療の道を志 した理由を再確認することができました。今回の実習で は患者さんへの安全の配慮が欠け、技術の面においては様々 な課題も実感しました。それでも患者さんは「ありがとう」 と笑顔で応えてくれました。この実習のおかげで技術に 関することだけでなく、臨床に向かうための心得や目標 を貫く精神的な強さも共に学ぶことができました。実習 を受け入れてくださった患者さんや指導者の皆様、一緒 に実習を頑張ったグループメンバーに感謝しています。

患者の心理的側面を理解して

看護すること

村吉 しおり

(2年次)  基礎看護実習Ⅱでは、北山病院で2週間の実習をさせ ていただいた。基礎看護実習Ⅰとは違い、主に看護過程 を展開していくことが求められる実習である。私は常に 「看護過程を展開していく」ことを意識していたため、カ ルテや患者の身体的側面に目が行き、目の前に掲示され ている情報だけを頼りに患者の状態をアセスメントし ていた。確かに、カルテ等目に見えている情報から看護 過程を展開していくことは容易である。しかし、患者と の関わりを通して、そのような看護は患者ではなく看護 者側が主体となってしまい、患者の心理的側面を無視し た行為だということに気が付いた。つまり、看護は患者 が主体であり、人間一人ひとりが違うようにそれぞれに 合った個別性を考慮した看護を行う必要がある。そのた めに看護師は、目に見えている情報の他にも患者の何気 ない表情や発言、それらの奥に隠されている意味(心理 的側面)を理解するよう努力しながら関わりを持つこと が必要であることを学んだ。

子どもを守り、可能性を

伸ばす事のできる看護師に!

鯉淵 乙登女

(3年次、北海道・滝川高校出身)  実習はとても楽しく、机上の勉強だけではわからない多く のことを感じ、学ぶことができました。特に、子どもたちの成 長発達段階に合わせた関わりがその子の成長発達を促し、秘 めた可能性を伸ばすことにつながるということを学べたこ とが大きかったと感じています。また、子どもは社会的に守 られる存在である一方、病気や障害、社会情勢によって権利 を侵害されやすい存在でもあるということに気付きました。 そのため、「児童(子ども)の権利に関する条約」が批准された ことはとても重要なことだということがわかりました。  実習中、重い病気や障害がある子どもの生きるとは何かと いうことを考える機会がありました。その答えはまだ見つか っていませんが、子どもたちの可能性や「遊びたい」「学びたい」 という気持ちと権利を尊重・保障できる看護師になれるよう 勉学に励む中で、答えを見つけていきたいと思います。

精神科看護実習を通して

久高 翔太

(3年次、前原高校出身)

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学生の声  精神看護実習はノーブルメディカルセンターで行いまし た。病棟には、長期入院患者さんが多く、患者さんのこれま で生きてこられた経験を想像しながら必要な看護を検討し、 援助していくことが重要でした。しかし、それは容易なこと ではなく、沢山の時間と根気が必要でした。患者さんに関心 を注ぐとともに、無理をせずに、信頼関係を築きながら、時 間をかけて何度もアプローチしていくこと、患者さんの病 気だけに着目するのではなく、健康的側面にも着目しなが ら関わっていくことが重要とわかってきました。学生主催 のレク(写真)では、皆で沖縄そばを食べ、魚釣り大会を行い、 大盛況でした。いつもと違った患者さんを知るきっかけと もなり、患者さんにとっても私たち学生にとっても、とても 意義のある時間でした。普段病棟では感じることのできな い風を吹き込むことができてよかったと感じました。  最後に、精神科での実習は、ここで語ることのできないほど、 たくさんの気付きと学びがありました。将来、精神看護の分 野を専門に働いていきたいという思いを、より一層高める機 会となり、とても充実した実習になりました。

基礎看護実習Ⅰ

 この実習の目的は、患者の安全・安楽と自立を考えながら 看護を行い、そのことを通して、人間を尊重し、援助関係を築 き自らが主体的に看護する意味について考えることである。 県立北部病院・北部地区医師会病院・国立療養所沖縄愛楽園・ もとぶ野毛病院・北山病院の5施設で、1グループ5∼7人で 15グループを編成し、2週に分けて8人の教員で指導した。学 生は患者さんが感じている不安や寂しさ、身体的な苦痛や不 自由さを実感し、誠実に思いやりをもち患者さんを尊重して 看護をする。その間、学生の大多数には「患者さんのために役 立ちたい」「患者さんが少しでも楽になれるように援助したい」 という看護の心も芽生える。患者さんの日々の変化や「あり がとう」の一言から学生は看護の意義を発見し、2年次に向か って新たな学習意欲を掻き立てられる実習となっている。  教員は患者さんの協力と看護師長や臨床指導者の的確な アドバイスなど、臨床ならではの教育に感謝しつつ、患者さ んの心を明るくする看護を実践する学生の成長に喜びを感 じる実習となっている。 総評:加藤 久美子(看護学科 教授)

基礎看護実習Ⅱ

 基礎看護実習Ⅱは2年次後学期に行う、看護過程という 方法論を使って科学的、個別的、系統的な看護を実践するた めの実習である。この方法論は今後の各看護学領域の実習 の基礎理論となる実習でもある。実習は看護学概論、看護実 践方法論、看護技術Ⅰ・Ⅱ、援助的関係論、看護理論、ヘルス アセスメント等の基礎看護学を統合して行う実習であると 共に、基礎看護実習Ⅰでの感性的な実習を学問的に意味づ ける実習ともなる。学生は受け持ち患者さんを観察し、情報 収集とアセスメント、看護診断、看護計画立案、看護実践、評 価と一連の枠組みを通して患者さんに看護を提供する。学 生は科学的な看護を実践するために解剖学や生理学、病理学、 内科学、外科学、薬理学、栄養学、心理学、社会学等1年次か ら学んだ学問を使ってアセスメントや看護計画立案をする ことが求められる。そのため学生は夜を徹して実習準備を しなければならない程である。そのため学生の看護は患者 中心の看護となり、患者さんから良い看護の評価をいただ くことが多い。臨床指導者からは専門的な指導を得て、学生 は看護の専門性と責任を学び、専門性の高い各看護学を学 ぶように動機づけられ実習は終了する。 総評:加藤 久美子(看護学科 教授)

小児看護実習

 小児看護実習は保育所実習、病院・施設実習合わせて2週間 (2単位)の科目です。実習では、気付くこと、考える事、統合す る力を身に付けることを目標にしています。  保育所実習は名護市内10か園で行い、健康な子どもの日常 生活、遊びや生活を共に経験することにより、対象である子ど もの理解を深めるようにしています。  病院実習では、病気や障害のある子どもにどのような看護 を提供すれば良いのか、対象理解、疾患や障害の理解、看護の 意味を探求してもらいます。県立北部病院、県立中部病院、小 児発達センター、名護療育園の4施設を利用していますが、総 合病院の小児病棟、障害児施設での実習と、施設により対象疾 患や看護の方法が異なり、個々の学生の学びにも施設特性が 影響します。しかし、子どもという対象に対する看護は共通で す。学生は目の前の子どもに何が必要か、どのような援助を実 践すればよいのか、戸惑いながらも一生懸命関わり、大きな学 びを得ています。  少子化による実習への影響や子どもの権利擁護の視点、学 生自身の生活力の不十分さなど、小児看護実習は大きな課題 を抱えていますが、楽しい実習をモットーにすすめています。 総評:金城 やす子(看護学科 教授) とが大きかったと感じていま

精神看護実習

 3年次が参加する精神看護実習は、金武町の独立行政法人国 立病院機構琉球病院と本部町のノーブルメディカルセンター の北部地区の2施設でお世話になっています。実習初日は、初 めての精神科病院で緊張感を漂わせている学生たちですが、 患者さんから声をかけていただき、一緒に活動や外出に行く ことで、スムーズに患者さんと交流をもてるようになってい きます。「患者さんが話してくれない」等、当初は学生の困り事 中心のカンファレンスが、次第に、「患者さんは何がつらいの だろうか」と患者さんに焦点を当てたカンファレンスに変わり、 毎日、毎日患者さんのために何ができるのだろうか、何が、よ り良い援助なのだろうかと可能性をさぐっていきます。学生 たちの真摯な取り組みは、臨床の看護師さんから「自分も初心 にかえって看護に向き合うことができた」等の評価をいただ いています。毎回の学生主催のレクリエーションも大盛況です。 患者さんにも現場の皆さんにも喜んでもらえ、学生自身も手ご たえを感じられる実習を行うことができるように、これからも 努力したいと思います。 総評:鈴木 啓子 (看護学科 教授) 伊礼  優 (看護学科 講師) 平上 久美子(看護学科 助教)

"やりがい"のある仕事

クリスマスのレク サンタさんは看護師さんです 沖縄そばを患者さんと一緒にいただ きました。この後学生主催の魚釣り大 会をしました

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学生の声

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学生の声

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学生の声 北山病院での実習生一同とお世話になった臨床指導者の方と ※年次は平成22年度時 7 8

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母性看護実習を通して学んだこと

奥田良 成未

(3年次、具志川高校出身)  母性看護実習で受け持たせていただいた患者さんは、経 産婦で、妊娠27週の妊婦健診の際、子宮頚管短縮のため安静 目的で入院していました。私の姉も妊娠期に切迫早産で入 院し、母性看護実習中に分娩しました。  受け持ちの患者さんは、1 か月以上入院しており安静が必 要だったので、ケアとしてはベッドサイドでのコミュニケ ーションやNSTの実施、妊婦健診へ参加しました。母体は健 康であるため、胎児のために安静で過ごすということがと ても苦痛だろうと感じました。しかし、患者さんは胎児を守 るために頑張っているのだなと感じることができました。  この実習で、異常なく胎児や妊婦が過ごせるように妊娠 中の健診や指導が重要になってくること、母親や新生児の 退院後の生活に向けた医療者の指導や関わりが重要になる ことを学ぶことができました。私も入院中の患者のことだ けでなく、問題なく妊娠期を過ごせる関わりや退院後の生 活も考えたケアができる看護師になりたいと思いました。

療養実習を終えて

比嘉 朝海

(3年次、那覇高校出身)

母性看護実習

 母性看護実習は、ハートライフ病院、南部徳洲会病院、県立 中部病院、やびく産婦人科・小児科の4施設で実習を行いました。  母性看護実習は、対象者の経過が早く、看護展開は母親と新 生児について同時に行われること、正常な状態から逸脱しな い看護を提供することが求められます。また、妊娠期の看護を 学習するために産婦人科外来の実習が行われています。  沖縄県北部地域の場合、母性看護実習の実習施設については、 産科医療の過疎地域であるため中部・南部地域まで臨地実習 をさせていただいています。学生にとっては遠方の臨地実習 であるにも拘わらず、産褥期の対象者を受け持ち、母子一体の 看護過程の展開を頑張っていました。そして、臨地実習中は、 沐浴を体験し、出産の場面に遭遇した学生もいました。今後は、 北部地域で母性看護実習が行えるよう、大学として産科医療 の過疎化について研究的視点から社会貢献ができるように努 力していきたいと考えております。 総評:高津 三枝子(看護学科 助教)

療養生活支援実習

 本実習では、慢性的な経過をたどる健康障害により、生涯に わたり生活のコントロールを必要とする成人期の患者・家族 を対象に、セルフケア能力の維持・向上を目指した最適な看護 実践に必要な能力および態度を学習します。慢性疾患は、これ までの生活習慣に起因する場合が多く、入院治療により症状 が改善しても、退院後の生活習慣改善や、食事療法・運動療法・ 薬物療法を継続実施するセルフマネジメント(自己管理)が重 要です。そのため慢性疾患を有する患者・家族には、疾患の理 解度、受容段階、レディネス(学習準備状況)等を査定し、患者・ 家族と共に生活を振り返り、共に目標を立て、行動変容理論等 を用いてセルフマネジメント能力を高める援助が求められま す。学生の関わりにより、疾患に向き合い、セルフマネジメン トへの関心が高まる患者が多数見受けられました。これは、学 生の取り組みだけでなく、現場の看護師の関わり、患者様・ご 家族の協力の賜です。ご協力いただいた皆さまに心からお礼 申し上げます。 総評:金城 利雄 (看護学科 教授) 武藤 稲子 (看護学科 講師) 清水 かおり(看護学科 講師) 西田 涼子 (看護学科 助手)  今回の療養実習では、循環器病棟で実習を行い、慢性疾患 をかかえた成人期の患者さんを受け持たせていただきまし た。成人期の男性を受け持つのは今回が初めてで、最初はコ ミュニケーションの取り方がわからず患者さんとの信頼関 係をどう築いていけばいいのかとても悩みました。患者さ んと関わる中で、働き盛りの成人男性がこれまで病気とど う向き合い、受容し、そして今後の生活をどう考えているか、 私なりに一生懸命患者さんの立場になって考えていきまし た。そして日々のケアや散歩等同じ時間を共有していくう ちに、少しずつ胸のうちを話してくださるようになりました。 また、慢性疾患をかかえる患者さんは、入院中だけでなく、 退院してからも自分の病気と向き合っていかなければなり ません。私は2週間『どうすれば、退院後も患者さんが自分 の病気のリスクを理解し、日常生活の中でセルフケア能力 を高めることができるのか』を考えながら実習に臨みました。 患者さんの自宅での様子や生活環境、仕事や家族背景を把 握し、退院後の自立を考えた援助を心がけ、退院時には、自 宅での生活上の注意点をパンフレットにして作成し、保健 指導を実施することができました。退院当日、患者さんと一 緒に入院前の自宅での生活を振り返り、患者本人から「今度 はこういうところに気を付けないといけないね。頑張って みるよ。ありがとう。」という言葉をいただき、そして笑顔で 病院を後にして行かれました。  今回の実習では、慢性疾患をかかえる成人男性の病気の 受容と不安を表出する難しさ、そして入院中からも退院後 をイメージしたセルフケア能力を高めるための援助の方法 を学ぶことができました。最後に笑顔で退院していく患者 さんを見送ることができたのは、私にとって貴重な体験で あり、学びの深い2週間となりました。

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学生の声 ※年次は平成22年度時

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学生の声

高齢者看護実習を終えての学び

山城 志帆

(3年次、北山高校出身)  高齢者看護実習でKさんを受けもたせていただいた。Kさ んは脳出血の後遺症により、左片麻痺があり、気管カニュー レと経鼻栄養のチューブを挿入していた。学生が主体とな り企画したボウリングのアクテビティケアを実施した時の ことである。Kさんの右手は筋力の低下があり、補助具の必 要性が考えられていた。しかし、私たちの予測とは異なり、K さんは右手でボールを持ち上げ補助具なしでストライクを 出し、その後、手を挙げ喜ぶ姿があった。それは、ベッド上で 寝たきりの普段の様子からは見ることのできないKさんの 姿であった。  患者さんの持つ力は、無限であり一つの場面でできない であろうと先入観を持つのではなく、その人ができる方法 を考え、環境を整えた関わりをすることで、普段は表出され ていない患者さんの力を引き出すことができるのだと感じ た場面であった。  これらの体験から私は、患者さんの持つ力や残された能 力を引き出せるように関わり、その人の生活がより良いも のになるように、患者さんの立場になって考えることがで きる看護師になりたいと思った。

高齢者看護実習

 高齢者看護実習は、「高齢者の身体的・精神的・社会的側面をと らえ、生涯発達することを理解し、加齢による生活の変化および 特徴的にみられる健康問題を持つ高齢者に対して、生活の質の 維持・向上を目指した看護実践能力を養う」ことを目的に、3年次 の後学期に介護老人保健施設(桃源の郷、和光園、あけみおの里) と療養型医療施設(野毛病院、勝山病院、北山病院)で実施された。  初めて認知症高齢者を受け持った学生は、認知症高齢者の 周辺症状である攻撃性や同じ話の繰り返しに戸惑い、苦しみ ながら、「どうしてこのような行動をするのだろう…」と日々、 高齢者の理解に努め、看護とは何か…模索していたようである。 高齢者と真摯に向き合う中で、またカンファレンスでの深く、 熱い仲間とのディスカッションや教員・指導者のアドバイス を通して、認知症のあるなしにかかわらず、「その人が生きて きた生活史に目を向けると、その人の行動の意味が見えてくる」 「高齢者の自尊心を尊重する」「高齢者は個人差が大きく、多様 である」「持てる力を引き出す」ことを学んでいた。看護職を目 指すものとして自己の姿勢や態度について考察し、自身の高 齢者看護観を見出していた。未来永劫!頼もしい限りである。 これからも成長し続けてほしいと思う。 総評:永田 美和子(看護学科 准教授)

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学生の声

生活や地域の絆を学ぶ

フィールドワーク

下地 由梨佳

(1年次、前原高校出身)

ふれあい看護実習

 平成22年度から、ふれあい看護実習は、北部の名護市、本部町、 今帰仁村、大宜味村、国頭村、東村の6市町村の16地区を実習 地区と指定して、ゼミ単位で実習を行う内容に変わりました。 学生たちは、6月の読谷村と北部の戦跡巡り、9月の愛楽園見学、 9月から12月までの地区活動を通じて、地域で多くの人々と 交流し、平和の大切さや偏見の怖さ、教育の大切さ、地域の絆 やケアリング文化を学ぶことができ、達成感や満足感も高か ったと感想を述べていました。公民館や老人会、社会福祉協議 会、役場の人々等、どの地区でも多くの人々の協力が得られた おかげで、良い実習ができたといえます。1 月の発表会も学生 が自主的に行い、教員が目を見張るほど内容も素晴らしいも のばかりでした。次年度も実習地区を同じにして、地域への継 続的なかかわりができるようにする予定です。地域の人々に 学びながら、北部地域の健康課題を自分たちで探索していく 1年次の最初の実習でした。 総評:稲垣 絹代(看護学科 教授)

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学生の声  ふれあい看護実習では、歴史と平和の学びの戦跡巡り、愛 楽園でのふれあい体験、地域でのふれあい体験で様々なこ とを学びました。地域でのふれあい体験では、地域の方々と ふれあい、生活や地域の絆を学ぶフィールドワークがあり、 その中で私たちのゼミは大宜味村塩屋地区を選びました。 塩屋区の方々は、人とふれあうこと・話すことが楽しみや生 きがいになっていると話してくれ、友達と会うことや人と 話をすること、笑うことが長寿の秘訣だと教えてくれました。 健康とは、身体面だけでなく精神面・社会面もしっかりして いることで成り立ってい るのではないかと感じま した。また、地域の行事等 に参加することによって、 より人と深く関わること ができ、地域の絆を知るこ ともできます。私は、塩屋 区の方々から改めて文化伝承の重要性や人と関わることの 大切さを学ぶことができました。人と関わることで楽しみ ができ、新しい自分の発見もできると思います。このふれあ い看護実習で学んだことを、今後の実習や臨床の場で活か していきたいです。そして、今後も地域の方々とのふれあい を大切にしていきたいと思いました。 9 10

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学事報告  「人類の“進歩”シンポジウム∼進歩について考える∼」 は平成23年5月11日(水)、本学多目的ホールで開かれた。 学生、教職員、理事、後援会員、北部市町村議会議員等、名 桜大学を支える家族が一堂に会した。名桜大学は「平和・ 自由・進歩」を建学の精神とする。これまで、開学15周年 の平成20年には「平和シンポジウム」、学校法人最終年の 平成21年には「自由理念シンポジウム」を開き、建学の精 神を確認してきた。そして、今年は、残りの「進歩」のシン ポジウムの年となった。  3月11日の東日本の地震・津波被害に伴う自然の脅威 を受け改めて、「人類は進歩したのか、どの方向へ向かっ て進歩しているのか」等が、国民の関心事になっている折、 時宜を得たテーマであった。まず、パネリストの木村堅一 氏(国際学群 経営情報教育学系 教授)が「人文科学の価 値観から教育・研究と進歩を考える」、平恒次氏(名桜大 学客員教授・イリノイ大学名誉教授)が「社会科学の立場 から進歩について考える」、西平守孝氏(名桜大学名誉教授) が「自然科学の立場から進歩について考える」、金城祥教 氏(人間健康学部長 看護学科 教授)が「看護学教育の立 場から進歩を考える」で報告した。  木村教授は「専門化、細分化した知を統合する努力で進 歩を達成する」、平教授は「地域主権思想」を紹介し、これ を沖縄の将来像(進歩)に結びつけた。西平教授は「科学・ 技術の進歩と人間の精神的進歩のバランス」を強調した。 金城教授は「患者と協働して健康に生きる権利」を与える 「患者参画型看護」は人類の進歩に貢献すると、結んだ。  参加者は人類の進歩に対するアプローチはいろいろな 分野で違うことを学んだ。最後に瀬名波榮喜学長は「東日 本大震災は人類の進歩を考えさせる機会を作った。科学・ 技術と環境のバランスが大事である。地域社会と人類社 会に貢献するための進化、進歩が本学の使命」と結んだ。 名桜コミュニィティの90%を占める学生たちも提起さ れた「進歩」についてしばし静思する機会となった。参加 者それぞれが「進歩」へ向けた学び方を、再び求め始めた。 総評:国際学群 国際文化教育学系 教授 仲地 清

「人類の“進歩”シンポジウム∼進歩について考える∼」を開催

コーディネーター 瀬名波榮喜学長 パネリスト 平恒次氏 パネリスト 西平守孝氏 パネリスト 木村堅一氏 パネリスト 金城祥教氏 講演の様子 学事報告

平成23年 第1回オープンキャンパスを開催

〔国際学群〕 各専攻に分かれ、教員と在学生が専攻の紹介を行った 〔人間健康学部スポーツ健康学科〕 トレーニング機器体験(左)と、風を感じるセーリン グ体験(右) 〔人間健康学部看護学科〕 在学生による採血のデモンストレーション  平成23年6月18日(土)、第1回オープンキャンパスが開催された。県内・外の受験生と保護者の方々が訪れ、合わせて 517人が本学の雰囲気を味わい、関心のあるプログラムに参加された。   吹奏楽部が軽快な演奏でもてなした後、学長挨拶に始まり、国際学群長・人間健康学部長および、各学科長から各専攻・ 学科の教育課程と特色が紹介された。その後、参加者は在学生主導のキャンパスツアーに参加し、各施設を見学しなが ら説明を受けるほか、教員によるミニ講義に聴き入っていた。  ランチの後、専攻・各学科の特色あるプログラム紹介では、在学生が中心となり専攻紹介や体験コーナー等を実施し、 会場では多くの参加者が在学生のサポートを受け、本学の学びに触れていた。  参加者からは「進路の参考になりました」「先輩たちの説明が工夫されていて、とても楽しく体験できました」等の感想 が寄せられ、充実した一日であったことが伺えた。※第2回オープンキャンパス(8月6日開催予定)は台風接近のため中止となった。

知念 賀菜子

(4年次、球陽高校出身)

東江 春奈

(4年次、向陽高校出身)

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学生の声  私たち2人は、伊是名村において市町村保健師の役割、地 域の関係者・関係機関との連携、地域住民との関わり方等を 学びました。  地域看護実習では、住民のニードに即した講演会・研修会、 乳幼児健康診査、健康相談、健康教育等保健師業務に参加し、 具体的な保健指導の展開方法を実体験しました。  こども部会、高次機能障害研修会等保健事業に参加し、住民・ 行政・専門職等との連携の必要性について学ぶことができま した。また、特定健診結果説明会では、個々人の生活リズムや 食生活を確認し指導することの大切さを学ぶことができました。  離島においては、インターネットよりも情報が早く島全 体に伝わります。島民が皆知り合いで、地域の行事は島民全 員が参加します。そのことは、保健師側からすると顔が見え、 生活が見えます。そして、区長さん等地区組織の協力で、保 健事業をスムーズに行うことができます。  離島では、専門家がいないこと、施設が整っていないこと 等があります。様々な職種の協力を得なければならないこ とが多くあります。市町村保健師2人で、住民の健康支援を しているため、他職種に繋げることも大切になってきます。  島民一人ひとりがお互い支援者となり分かち合うこと、 各機関との濃厚な連携及び調整が必要不可欠であること等、 数多く学ぶことができました。

顔が見え、生活が見える地域看護実習

地域看護実習

 地域看護実習は、4年次に行われる保健師教育課程の実習(3 週間)です。実習では、地域で生活するすべての住民の健康権を、 住民及び関係職種と共に協働し、健康課題を解決する等保健 師業務を学びます。平成23年度は6月∼7月に保健所4か所、市 町村25か所(北部の離島3村を含む)の合計29か所で、それぞ れ2∼4人の学生を配置して実習を展開いたしました。  地域の歴史、文化、社会的背景、個々人の生活の質を尊重し た保健師活動は、地域を見て歩き、住民と語らい、住民のニー ドに即した保健事業を住民と共に創り出す等、保健師の指導 の下、実体験することができました。集団の健康課題に焦点を 合 わ せ た 健 康 教 育 、 特定健診や乳幼児健 診 等 へ の 参 加 、個 々 の健康課題に向き合 う 健 康 相 談 、健 康 生 活を支援する家庭訪 問 等 、指 導 保 健 師 及 び関係者による具体的な援助指導が行われました。おかげで、 学生の学びは深くすばらしい地域看護実習となりました。 総評:永吉 ルリ子(看護学科 教授) 地域の魅力や抱えている問題、課題に対する解決策を発表する 発表後ポスターを掲示し意見交 換を行う

平成23年度

フレッシュマンセミナー

〔看護学科授業紹介〕

 平成23年7月27日(水)看護学科1年次によるフレッシュ マンセミナーの報告会が行われました。フレッシュマンセ ミナーは、これから看護学を学ぶフレッシュマンとして、 主体的・能動的に学ぶ学習態度を身に付けることをねらい としています。ゼミ単位で、地域の人々の暮らしの成り立ち に関するテーマを学生自ら設定し、北部地域へ赴き、フィー ルドワークを通して、協働探究活動を行います。  今年は、1年次16ゼミと編入生ゼミの計17ゼミが、元気 に北部地域に出かけて行きました。地域の人々に出会い、 そこでの暮らしや思いを知り、人の温かさに触れた50日 間でした。  初めてのフィールドワークに期待と不安を抱きながら、 ゼミ活動を進めていきました。情報収集、テーマの設定、 フィールドワークの計画、ポスター作成、発表資料の作成と 一つひとつのプロセスの中で、一人ひとりの考えの違いや その考えを一つにまとめることの大変さを実感していま した。そして、まとまったゼミの考えをどう表現し、相手に わかりやすく伝えることの難しさに頭を悩ませていました。 ゼミで協力してできあがったポスターを前に緊張して発 表をしている姿は、誇らしげでもありました。  今年は、初めての試みとして2年次がフレッシュマンセ ミナーのサポートに入りました。どうサポートするのか不 安に思いながらも、1年前のこと を思い出しながら、苦労したこと・ 工夫したことを伝えていました。 そして1年次の頑張りに感動す る姿がありました。  フレッシュマンセミナーを通 して出会った人々の思いや地域 の歴史を知り、自分自身の生活について考え、今暮らして いるこのやんばるの地を大切に感じるこころを育ててい ってほしいと思いました。 総評:フレッシュマンセミナー担当    松下 聖子(看護学科 講師) 11 12

参照

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