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UTC 倫理規定では 競合他社に関する情報の収集および使用は容認された日常的な業務慣行であるとしています しかし規定では その情報の受領および使用が合法であるという合理的な確信があるときのみ情報を入手することを条件としています 競合他社の情報を不適切に受領した場合 契約関係 商業賄賂 または企業秘密

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(1)

競合

情報の

収集

(2)

UTC

倫理規定では、競合他社に関する情報の収集および使用は容認された 日常的な業務慣行であるとしています。しかし規定では、その情報の受領 および使用が合法であるという合理的な確信があるときのみ情報を入手す ることを条件としています。競合他社の情報を不適切に受領した場合、契 約関係、商業賄賂、または企業秘密の横領として、訴訟の対象になる場合 があります。また、競合他社との一定の情報共有は反トラスト法の違反行 為となる場合があります。さらなるガイダンスが必要な場合、業務慣行職 員または所属事業部の顧問弁護士に相談してください。

I.

「競合的情報」とは正確には何を指しますか? どのような競合的情報を入手することができますか? 「競合的情報」には、競合的な環境に関連する情報、または競合他社(当 社に対し事業を勝ち取ろうとするすべての会社と定義される)に関連する 情報(例えば、商品、サービス、価格設定、または営業計画など)が含ま れます。これらの情報は公表されている情報源から得たもの、または何ら かの形で一般市民に広く利用される情報である場合があります。これら情 報の一部は特定の競合他社(「競合者情報」)に関連するものであり、そ れら競合者情報の一部は、通常であれば競合他社が開示しないとされる 「専有」、「事業的機密」または「企業秘密」(本指針では「専有」の表現 を使用)と競合他社によって見なされる情報である場合があります。事業 者がどのような情報が専有であるかの判断を行うための単一の決定的な基 準は存在せず、その定義は業界ごとに、ましてや事業ごとに異なります。 事業者の中には全く区別せず、すべての事業の情報は専有情報であると主 張する事業者もいます。

UTC

は当社の専有情報の保護においては、ビジネスの合理的な期待を尊重 します。どのような情報が専有であるかの判断を行うための単一の決定的な 基準は存在しないという理由、また企業は合理的な手順を講じ自らの専有情 報を保護しなければならないという理由により、

UTC

は「専有」の決まっ た定義を基準にするのではなく、情報収集の過程での観点から情報の受領 を評価します。つまり、どのように情報が収集されたかが、通常、その情 報が受領および使用に適切であったかを示す判断材料となります。極端な 例を挙げると、公開されている情報源から収集した情報は、明らかに認め られるものです。正反対の例を挙げると、ひそかに競合他社の所有物への アクセスを入手し(不法侵入またはハッキングなど)、情報を収集するこ とは絶対に認められるものではありません。

(3)

II.

原則の適用 不適切な情報収集方法の完全な一覧表、または全てを網羅した目録を作成す ることは不可能です。特定の市場特質や慣行が基準の一部となります。顧 客は、専有情報でない情報である限り、競合的情報を得るための適切な情 報源である可能性があります。例えば、競合他社は、競争を行う上で競売 方法を使用する潜在的な顧客によって自社の価格が明らかになることを理 解しています。あらゆる市場での慣行を考慮に入れなくとも、事業者は貴 重とされる情報を保護するための措置を講ずるものと考えられています。 そのような情報を保護するための措置を取らない事業者は、他のものに その情報を専有情報として取り扱うとする合理的な期待を求めることはでき ません。例えば、ある競合他社が公共の場で会話している際、プライバ シーの保護を合理的に期待することはできません。一方、ある事業者のコン ピューターシステムが「ハッカー」によって操作され監視されないという ことは合理的に期待することができます。 正しい判断と常識を使うこと必要です。実行可能な行動の方向性を分析す る上で、「この情報はなぜ私に利用可能であるか?」と自問してくださ い。さらに: 1. この情報の情報源は誰であるか、またこの情報源はどのようにこの情 報を入手したか? 2. 情報の共有を強いるために、誰かに何らかの行為を行ったか?例えば、 今後の事業機会はある競合他社に関する情報を得ることによって影響 することを示唆し、サプライヤーを脅したりしたか?情報の開示が雇 用契約に抵触するにも関わらず、過去の勤務先に関する情報を曝露す るよう社員に求めたか? 3. 居るべきではない場所に自分はいるか?例えば、自身が顧客の施設内 を移動する特権を持った現場の担当者である場合、許可されている領 域外に入ったことがあるか?アクセスを得るために誰かを誤解させた ことはあるか? 4. 検討した情報収集の方法は、ゴミをあさる、または通りの向かい側か ら競合他社の施設に向けて「のぞき見」をする電子デバイスを設定し たりするなど、侵略的であるか? 5. 自分に情報を共有することは必須である、または機密契約で保護され ていると信じさせるような誤解を誰かにさせたか?例えば、自分は政 府関連の目的で情報を収集している政府関係者であると自分を偽った

(4)

6. 情報を保護するまたは安全に守るためのシステムを回避するために何 らかの行為を行ったか? 7. 政府調達に関連して、調達に関する法律または条件で、自分が所有 する情報を制限するもの、または調達についての情報の入手に対し、 単一の情報源の使用を指図するものはあるか? これらの例は、質問形式で記載していますが、侵害的な行為であり、そのよ うな行為があってはいけません。しかし、不適切な行為があるように見える ことさえも避けるためには、以下の指針に従う必要があります。

• UTC

が顧客または潜在的な顧客(またはサプライヤーまたは潜在的な サプライヤー)であり、情報が

UTC

の競合企業以外の範囲における合 法的な業務目的で求められるものでない限り、競合的情報のために競 合他社と接触してはいけません。顧客または潜在的な顧客(またはサ プライヤーまたは潜在的なサプライヤー)として競合他社と接触する 場合は、顧客(またはサプライヤー)として典型的な質問、および顧 客(サプライヤー)関係に関連する質問に限定し、その目的に限りそ の情報を使用してください。

自分自身を詐称、または嘘をついてはいけません。

専有情報であると疑う一方的に送信された情報を使用してはいけませ ん。

第三者に機密保持義務を違反するよう誘導しようとしてはいけません。

合法的な競合的情報の情報源を記録すること。例えば、顧客は、秘密 あるいは専有情報でない情報である限り、競合的情報を得るための適 切な情報源である可能性があります。 情報の受領および使用の合法性に関する

UTC

の「合理的確信」の基準は、 ただ受領者の個人的な確信を指すものではありません。「第三者が客観的 に見たとき、この情報の受領および使用は合法であったと確信するのが自 分にとって合理的であったと結論付けるだろうか?」と再度、自問してく ださい。その情報が

UTC

にとって有用または価値があるか否か(あるい は、実際その情報が使用されたか否か)という点は、受領が適切であった かどうかという判断においては無関係です。

(5)

III.

情報が専有情報であると表記されていた場合はどうすべきです か?これらの指針はコンサルタントにはどのように適用されま すか? 所有権を示すスタンプ、印、または凡例は警告であり、

情報が貴重で保護されるべきものであることを示している可能性があ ります。あるいは、

例えば、印が公共の情報として無差別に付けられたものである場合や、 情報が古く価値のないものである場合など、何ら意味のないものである 可能性もあります。 所有権の印は特に米国政府と事業を行うにあたり重要です。なぜなら、情 報の受領に対し厳しい規定が定められており、違反行為に対し刑事処罰が 存在するからです。例えば、競合他社の入札または提案の一部を入手した り、「

Source Selection Information

See FAR 3.104

」と表示された 文書を受け取ってはいけません。(以下のセクションの当社の米国政府と の事業関係における競合的情報の説明も参照してください。) 政府調達過程の厳しい規定の対象とならない状況においては、所有権の印 の重要性は明確ではありません。印の存在(または欠如)のみでその情報 が実際に専有情報であるかの判断はできませんが、所有権の印は警告を示 すものであり、その情報は貴重で、保護の対象である可能性があります。 情報に所有権の印が付けられており、通常の業務慣行において、情報が専 有情報と見なされる場合は、その情報の受領の専有性は注意深く評価する 必要があります。情報が専有情報であったとしても、それを共有する人は その権限を有する可能性があることを念頭に置いてください。本指針に明 記している原則に従って、情報収集の過程に焦点を置き、信頼を裏切った り、機密情報やプラバシーに関する合理的な期待を侵害したりせず、常に 競合的な情報の情報源を適時記録してください。これらの原則の適用以外 では、あなたが情報を入手した人を考慮し、その人が違法な手段でその情 報を入手していないと考えるようにしてください。 この指針はあらゆる点で適用されます。

UTC

は倫理規定に矛盾した手段で コンサルタントを利用することはありません。コンサルタントを「ベンチ マーク」調査を行う目的で、またはその他の理由で

UTC

の代わりに競合 的情報を収集するためにコンサルタントを雇用する前に、コンサルタント が

UTC

の倫理規定への準拠に同意することを確認してください。詳細に

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IV.

当社の米国政府との事業関係において、競合的情報についての 規定にはどんなものがありますか

米国政府の行政府および立法府との取引関係(および業務の履行)は、法規 制により厳重に管理されています。競合他社の専有情報および政府の資材調

達の情報源は連邦政府資材調達方針法局の「

Procurement Integrity

(資材

調達統合性)」条項(

41 U.S.C. 423

3.104

における

Federal Acquisition

Regulation

(連邦調達規制、

FAR

)で履行)のもとで保護されています。 本法令は情報の分類を特定するもので(例えば、競合他社の提案および政府 の競合に関する評価)、落札前の受領または所有は当然不正とされるもので す。違反に対し、重い刑罰(刑事、民事および行政)が処せられます。詳細

(7)

United Technologies Corporation One Financial Plaza

参照

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