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13調都計審発第 号

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平成25年度第3回調布市都市計画審議会議事録

平成26年2月7日(金曜日) 午前10時開会 場所:市議会全員協議会室 出席委員 1 条例第3条第1号委員(2人) 岩崎 直明委員 久保田 弘子委員 2 条例第3条第2号委員(5人) 大橋 南海子委員,杉﨑 一三六委員,玉川 英則委員(会長) 原島 芳一委員,村岡 政子委員 3 条例第3条第3号委員(4人) 鈴木 宗貴委員,漁 郡司委員 須山 妙子委員,田中 久和委員 4 条例第3条第4号委員(4人) 北多摩南部建設事務所長 安部 文洋委員 調布消防署予防課長 高橋 裕一(白谷 憲治委員代理) 調布警察署交通課長 濱本 譲二(上原 智明委員代理) 多摩建築指導事務所長 堀江 信之委員 案 件 報告第1号 入間町周辺地区の街づくりについて 報告第2号 「調布都市計画都市再開発の方針」の変更案(東京都決定)について 報告第3号 「住宅市街地の開発整備の方針」の変更案(東京都決定)につい

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- 1 - ○事務局(河野) それでは,定刻となりましたので,ただいまから平成 25年度第3回調布市都市計画審議会を始めさせていただきます。 本日は,ご多忙の中ご出席を賜りまして,誠にありがとうございます。 それでは,開会に当たりまして,副市長の初宿から開会のご挨拶を申し上げ ます。副市長,よろしくお願いいたします。 ○初宿副市長 皆さん,おはようございます。本日は,お忙しい中足を運ん でいただきまして,ありがとうございます。本来ならば,市長の長友がこちら にお邪魔しましてご挨拶申し上げるべきところでございますけれども,本日公 務が重なっておりまして,失礼させていただいております。申しわけございま せん。変わりまして私がご挨拶させていただければと思っております。 それでは,本日でございますけれども,お手元の次第にございますとおり, 報告案件といたしまして3点でございます。報告第1号「入間町周辺地区の街 づくりについて」,報告第2号「『調布都市計画都市再開発の方針』の変更案(東 京都決定)について」,報告第3号「『住宅市街地の開発整備の方針』の変更案 (東京都決定)について」をご審議いただくものでございます。 報告第1号でございますけれども,入間町周辺地区の街づくりにつきまして は,調布市の特性でございます自然環境豊かな国分寺崖線の樹林地を地区計画 制度を活用して保全するものでございます。申すまでもなく,調布市といたし ましては,中心市街地の形成はもとより,崖線緑地や野川など豊かで潤いのあ る自然環境を保全しまして,自然環境と調和したゆとりある住環境を備えまし た街づくりに今後とも取り組んでまいりたいと考えております。 続きまして,報告事項第2号,第3号に関して申し上げますと,ここに東京 都決定と書いてございますとおり,都市再開発と住宅市街地の再開発整備の方 針につきましては,東京都が都内全ての都市計画区域において策定する計画で ございます。個別の都市計画の上位に位置づけられます方針になってまいりま すけれども,調布市の都市計画マスタープランにつきましては,皆様のご意見 を頂戴しながら,改定に向けて取り組んでいきたいと考えておりますが,東京 都が定めます上位計画につきましても,皆様のご意見を賜りたくご報告させて いただくものでございます。 いずれも,これからの調布の街づくりにつきましては,とても重要な案件と

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- 2 - なってまいります。本日,限られた時間ではございますけれども,ご審議のほ どよろしくお願い申し上げまして,平成25年度第3回審議会開催に当たりま してのご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○事務局(河野) どうもありがとうございました。 ここで副市長の初宿におきましては,退席させていただきますので,お許し いただきたいと思います。 ○初宿副市長 どうぞよろしくお願いいたします。 ○事務局(河野) それでは,これより審議に入らせていただきますが,初 めに資料の確認をお願いいたします。 本日は,報告案件3件でございます。 本日,席上に配付させていただきました資料でございますが,まず,本日の 次第,委員名簿,席次表でございます。 報告第1号「入間町周辺地区の街づくりについて」は,パワーポイントを打 ち出した資料が全13枚,スライド番号で51でございます。 次に,報告第2号「『調布都市計画都市再開発の方針』の変更案(東京都決定) について」は,パワーポイントを打ち出した資料が全4枚,スライド番号で1 6でございます。それと,表紙に調布都市計画都市再開発の方針(都市計画変 更原案資料)とあります資料が全38ページでございます。 そのほか,事前に送付させていただきました東京都における都市再開発方針 のパンフレット平成21年3月版を使用いたします。 次に,報告第3号「『住宅市街地の開発整備の方針』の変更案(東京都決定) について」は,パワーポイントを打ち出したものが4枚,スライド番号で15 になります。それと,表紙に調布都市計画(調布市,狛江市)住宅市街地の開 発整備の方針(都市計画変更原案資料)と題した資料が全22ページ。後ろに, 方針総括図として図面が4枚,6ページでございます。 なお,先ほど申し上げましたパンフレット以外の資料につきましては,事前 に郵送しました資料に加筆等を行いましたため,差しかえさせていただいて, 本日,席上に配付させていただきました。よろしくお願いいたします。 以上の資料がおそろいでしょうか。 それでは,玉川会長,よろしくお願いいたします。

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- 3 - ○玉川会長 皆様,おはようございます。それでは,改めまして,平成25 年度第3回調布市都市計画審議会を開催いたします。本日は,ご多忙にもかか わらずご出席いただきまして,誠にありがとうございます。 まず,定足数について事務局から確認をお願いいたします。 ○事務局(河野) 雤宮委員におかれましては,ご都合により欠席される旨 のご連絡をいただいております。また,調布消防署長・白谷委員におかれまし ては,他の公務のため,予防課長の高橋様が代理出席され,委任状が提出され ております。また,調布市警察署長・上原委員におかれましても,他の公務の ため,交通課長の濱本様が代理出席され,委任状が提出されております。また, 北多摩南部建設事務所長・安部委員におかれましては,遅参される旨,ご連絡 をいただいております。 つきましては,本日の審議会には,代理出席を含め14名が出席されており ますので,調布市都市計画委員会条例第8条第1項に規定されております定足 数に達しております。 以上でございます。 ○玉川会長 ありがとうございました。定足数に達しているとのことですの で,引き続き審議会を進めてまいります。 審議に先立ちまして,本日の議案について,非公開とするべき議案があるか どうかをお諮りいたします。 本日の議案は,報告案件として「入間町周辺地区の街づくりについて」「『調 布市都市計画都市再開発の方針』の変更案(東京都決定)について」「『住宅市 街地の開発整備の方針』の変更案(東京都決定)」についての3件となっており ます。これら3件の案件につきましては,非公開とする理由はないと思われま す。公開とすることにご異議ございませんでしょうか。 (「異議なし」の声あり) ありがとうございました。 また,本日の傍聴者の定員ですが,調布市都市計画審議会運営規程第10条 の規定により,開催会場の広さを考慮して,10人と定めさせていただきまし た。 それでは,本日の当審議会の審議について公開とし,傍聴希望者の入場を承

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- 4 - 認したいと思います。本日の傍聴希望者の有無につきまして,事務局からご報 告をお願いいたします。 ○事務局(河野) 1名の傍聴希望者がいらっしゃいます。 ○玉川会長 わかりました。それでは,傍聴希望者1名の方の入場をお願い します。傍聴者の入室が完了するまで暫時休憩といたします。 (暫時休憩) ○玉川会長 審議に先立ちまして,傍聴者の方に申し上げます。当審議会の 審議を傍聴されるに当たりまして,お手元の次第に記載されております調布市 都市計画審議会運営規程第14条の傍聴者の遵守事項等にご協力いただきます ようお願い申し上げます。 それでは,審議会を再開いたします。 本日の議案は,先ほど申し上げました報告3件です。 市の担当者に申し上げます。案件の説明及び答弁に当たりましては,簡潔に かつ要領良くお願いいたします。委員の皆様におかれましても,ご質問等に当 たりましては,できる限り簡潔にお願いいたします。よろしくご協力のほどお 願い申し上げます。 それでは,早速審議に入りたいと思います。 まず,報告第1号「入間町周辺地区の街づくりについて」であります。 それでは,担当者から説明をお願いいたします。 ○山田課長補佐 都市計画課長補佐の山田でございます。よろしくお願いい たします。 ○阿部主任 都市計画課の阿部と申します。よろしくお願いいたします。 では,報告1号につきましてご説明させていただきます。 報告1号につきましては,お手元資料はスライドの印刷物のみとなっており ますので,ご了承ください。それでは,説明させていただきます。 (パワーポイント) これまで調布市では,市内10地区で地区計画を定めておりますが,今回ご 報告させていただく緑地保全型の地区計画の提案は初の取り組みとなります。

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- 5 - 入間町周辺地区は,国分寺崖線の緑が多く残された地区でありますが,平成 19年にNTT研修センターの敷地の一部が集合住宅の開発事業地として売却 されたことを契機に,本地区では崖線樹林地の保全の意向が高まっております。 今回,地権者のNTT及び開発事業者との協議により,緑地保全の方向性に ついて一定の共有が図れたこと,また昨年には地元懇談会にて地区計画素案の 提案と意見交換を行い,一定の方向性が共有できたことから,本日は現在の検 討状況につきましてご報告させていただきます。 (パワーポイント) 説明の順序につきましては,こちらのスライドの順を予定しております。 (パワーポイント) では,入間町周辺地区地区計画の検討区域についてご説明いたします。 入間町は,調布市の東部地域であり,南は狛江市,東は世田谷市と隣接して おり,若葉町から続く国分寺崖線が豊かな緑地を形成しております。 地区の中央には,中央学園通りを挟んで南北にNTT中央研修センターの敷 地があり,南側の敷地外周にはNTT東日本所有の崖線緑地が約3ヘクタール ございます。 地区計画の検討区域としましては,このNTT崖線緑地を含む図の赤線で囲 んだ約36ヘクタールの区域としております。 (パワーポイント) 用途地域の指定状況はご覧のとおり,NTT中央研修センターが第一種中高 層住居専用地域となっており,その他の区域は第一種低層住居専用地域を主体 とした地区となっております。 (パワーポイント) 続きまして,上位・関連計画における当地区の位置づけにつきましてご報告 いたします。 (パワーポイント) 調布市基本計画では,東部地域の街づくりの方向性として,崖線樹林地の保 全を掲げております。このうち入間町周辺地域については,地区計画制度を活 用した崖線樹林地の保全を進めることが位置づけられております。 (パワーポイント)

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- 6 - 調布市都市計画マスタープランでは,当地区はにぎわい交流ゾーンに位置し, 仙川,野川,国分寺崖線樹林地など,地域拠点を緑でネットワーク化する水と 緑の軸が位置づけられております。 (パワーポイント) 次に,東部地域街づくり方針の入間町エリアの街づくりの方針です。 こちらでも,国分寺崖線を初めとする緑の保全や,自然環境と景観を生かし た広い空,緑,圧迫感のない建築物による美しい街づくりなどが方針に掲げら れております。 (パワーポイント) 同じく,東部地域街づくり方針の入間町エリアの街づくりの方針図です。 NTT中央研修センターは,文教・研究施設ゾーン,その周辺は緑と住宅等 との調和を図る緑住調和ゾーン,都営調布入間町二丁目アパート等の集合住宅 が立地するエリアは中高層住宅ゾーンとなっております。 (パワーポイント) 続きまして,緑の基本計画です。 当地区は,重点計画の調布の森計画の対象区域となっており,雑木林の保全, 自然との触れ合いの場としての活用,市民による雑木林の育成に取り組むこと としております。 (パワーポイント) 最後に,現在策定を進めております調布市景観計画に位置づける案の内容で す。 当地区は,景観形成重点地区に位置づける予定としております。条例に基づ く事前協議により,景観形成基準などを活用しながら,一定規模以上の建築物 等の規制誘導を図ることとしております。 (パワーポイント) 続きまして,入間町街づくりアンケート調査結果の概要についてご説明いた します。 (パワーポイント) 市では,入間町全域の住民登録のある世帯主を対象に,平成24年11月に 街づくりアンケート調査を実施いたしました。回答率は34.2%でした。

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- 7 - (パワーポイント) 主な設問を抜粋してご説明いたします。 問8,入間町の自然環境について望むことでは,「崖線緑地や野川などの自然 の緑を守りたい」として,緑地の保全に賛同する方が約8割以上に上っており ます。 また,問10のどのような街づくりへ取り組めば良いかでは,崖線等の緑地 の保全を挙げた方が6割以上となっております。 そのほかの選択肢では,建築物の色や高さのルール化についても4割以上の 方が望んでいる結果となりました。 (パワーポイント) 続いて,上位計画やアンケート結果を踏まえた入間町周辺地区の街づくりの 方向性についてご説明いたします。 (パワーポイント) 当地区の緑を保全していくためには,地元住民,事業者,行政が協働してい くことが重要と考えます。 本地域では,地元住民活動の1つといたしまして,平成23年度に入間町・ 緑につつまれた街づくりの会が発足しております。 街づくり条例に基づく協議会,準備会ではありませんが,市有地の草刈り, 剪定,植栽など住民による身近な美化活動を行っております。 市といたしましても,地域自らの手による緑地の維持管理活動などへの取り 組みを支援していきたいと考えております。 (パワーポイント) ここからは,現在検討しております入間町周辺地区地区計画の素案について ご説明いたします。 (パワーポイント) こちらは,地区計画の目標の案になります。当地区の目指すべき方向性は, 下から2行目,地域全体で崖線緑地や野川などの自然環境を守り,自然環境と 調和したゆとりある住環境を備えた街づくりを目指すこととしております。 (パワーポイント) 続きまして,土地利用の方針の案になります。本地区は,地区特性に応じて

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- 8 - 5つの地区に区分し,それぞれの土地利用の方針を検討しております。 (パワーポイント) 1地区目,緑地保全地区です。NTT中央研修センターの斜面緑地と,東京 都の国分寺崖線緑地保全地域に当たる地区です。当地区は,地域の資源として 現状の自然環境を保全することを目指します。 (パワーポイント) 2地区目,文教施設地区です。こちらは,NTT中央研修センターの敷地で す。当地区は,文教施設にふさわしい土地利用を図り,隣接する斜面緑地に配 慮した緑豊かな街並みの形成を図ることを目指します。 (パワーポイント) 3地区目,緑住調和地区です。集合住宅の計画敷地です。当地区は,隣接す る斜面緑地や周辺低層住宅地と調和した連続性のある緑豊かな街並みの形成を 図る。また,野川とつながる歩行者空間や公園を配置することにより,水と緑 のネットワークを形成することを目指します。 (パワーポイント) 続いて,4地区目,中高層住宅地区です。こちらは,入間町二丁目アパート などが立地している地区です。当地区は,現在の良好な居住環境を保ち,緑豊 かな街並みの形成を図ることを目指します。 (パワーポイント) 5地区目,住環境保全地区です。地区東西の戸建て住宅地です。当地区は, 隣接する斜面緑地と調和した緑豊かな街並みの形成を図ることを目指します。 (パワーポイント) 続きまして,地区整備計画区域の設定区域になります。 今回の素案では,崖線緑地として保全する緑地保全地区,また集合住宅建設 が予定されている緑住調和地区について,先行的に地区整備計画を定めること を検討しております。 なお,他地区につきましては,今後,地域の方々と定めるべきルールの方向 性が共有できた地区から,順次,地区整備計画の変更を行ってまいりたいと考 えております。 (パワーポイント)

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- 9 - 続いて,こちらのスライドが地区施設の整備の方針の案になります。道路, 緑地,公園,その他の公共空地の4点の方針案になります。具体的な配置につ きましては,次のスライドでご説明いたします。 (パワーポイント) こちらが区画道路1号になります。太い黒点線で示しております。新規集合 住宅計画敷地の北側の市道のうち,現況幅員8mが確保されている範囲を区画 道路1号として位置づけることを検討しております。 (パワーポイント) 続いて,区画道路2号になります。細い黒点線で示しておりますが,先ほど の区画道路1号の先から東側へ向かい,北西側に折り返して中央学園通りに抜 ける部分を区画道路2号に位置づけることを検討しております。幅員は一部拡 幅し,6mを確保することを検討しております。 (パワーポイント) 続いて,公園です。集合住宅計画地の南側に,公園を地区施設として位置づ けることを検討しております。開発事業者が提供公園として整備する予定です。 (パワーポイント) 次に,緑地です。図の緑色部分のNTT斜面緑地と東京都国分寺崖線緑地保 全地域を緑地1号として位置づけることを検討しています。また,入間公園側 に面する東側のNTT斜面緑地を緑地2号として位置づけることを検討してお ります。面積は緑地1号,2号を合わせまして約2万9,000㎡になります。 (パワーポイント) 続いて,その他の公共空地になります。図にオレンジ色で示している部分を 入間うるおいの小径として公共空地に位置づけることを検討しております。こ ちらは,新設する公園までの安全なアクセスルートとして,また周辺の公園緑 地をつなぐネットワークを形成するため,地区施設に位置づけるものです。 (パワーポイント) こちらのスライドは,建築物等の整備の方針とその他当該区域の整備,開発 及び保全に関する方針の案になります。緑地保全地区,緑住調和地区の2地区 について定めております。具体的な制限の内容につきましては,次のスライド より順次ご説明いたします。

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- 10 - (パワーポイント) では,緑地保全地区に定める建築物等に関する制限の案の内容をご説明いた します。 (パワーポイント) 緑地保全地区においては,現在の緑地を保全するため,建築物等の用途の制 限を検討しております。制限する建築物の用途は,一部の例外を除きまして全 ての用途の建築を制限することで,原則,建築物が建たないようになります。 (パワーポイント) 次に,垣またはさくの構造の制限を設けます。斜面緑地の緑の連続性を確保 するため,垣またはさくは,原則として生け垣または透視可能なフェンス等と することとしております。 (パワーポイント) また,地区内に現存する樹林地,草地等につきましては,可能な限りその自 然環境の維持及び保全に努めることといたします。 (パワーポイント) さらに,図の薄緑色に示す部分を樹林地として明示し,一定の土地利用の制 限を行うことを検討しております。この樹林地の南側は道路に接しており,将 来的に広域避難場所に指定されているNTT敷地側とのアクセス地となること も想定されますが,樹林地としての連続性を確保するため,樹林地内は樹木の 伐採を届出制とし,樹林地の保全上支障のある行為を制限することを検討して おります。 緑地保全地区の制限の内容は以上でございます。 (パワーポイント) 続きまして,緑住制限地区において検討しております制限の案の内容につい てご説明いたします。 (パワーポイント) 緑住調和地区では,建築物の容積率の最高限度の制限を検討しております。 地区計画において,周辺住環境への配慮を目的として行うダウンゾーニングは, 本市では初の取り組みとなります。 現在,当地域の用途地域,容積率は,第一種中高層住居専用地域,容積率2

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- 11 - 00%が指定されておりますが,周辺の住環境に配慮するため,容積率の最高 限度を150%にすることを検討しております。 また,敷地の細分化を防ぐため,建築物の敷地面積の最低限度を5,000 ㎡とすることを検討しております。 (パワーポイント) 続いて,壁面の位置の制限になります。現在3種類の壁面の位置の制限を検 討しており,それぞれ2mまたは4m以上の壁面後退を検討しております。 (パワーポイント) 続いて,建築物の高さの最高限度です。現在,当地区は図に青い点線で示し ている25m第二種高度地区が指定されておりますが,地区計画により,図の 赤のラインの第一種高度地区の水準まで勾配を厳しく制限することを検討して おります。 (パワーポイント) 続きまして,壁面後退区域における工作物の設置の制限です。壁面の位置の 制限により後退する区域については,広告物,看板等の工作物の設置を制限す ることを検討しております。 (パワーポイント) 続きまして,建築物の形態または色彩その他の意匠の制限です。建築物の形 態または色彩は,周辺環境との調和を図り,景観に配慮することとしておりま す。 なお,一定規模以上の建築行為等については,景観条例に基づく届出による 規制,誘導もあわせて行います。 (パワーポイント) 垣またはさくの構造については,原則として生け垣または透視可能なフェン ス等とすることとしています。 (パワーポイント) なお,垣またはさくの位置は,2mまたは4m以上後退して設置するものと しております。 (パワーポイント) 次に,建築物の緑化率の最低限度です。緑化率は,建築物の敷地面積に対す

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- 12 - る緑地面積の割合です。樹木等の緑地を都市緑地法の規定に従い,緑地面積と して算出します。緑豊かな住環境を創出するため,緑化率の最低限度は法令で 定める上限値である敷地面積の25%以上とすることを検討しております。 (パワーポイント) 最後に,土地の利用に関する事項になります。敷地内は,可能な限り緑化を 進め,周辺の崖線緑地に配慮した良好な環境形成を図ることとしております。 (パワーポイント) また,周辺との一体的な緑を敷地内に確保するため,図の2号,3号壁面の 位置の制限により後退した部分には緩衝緑地を設けることとし,保全すること を検討しております。 緑住調和地区の制限は以上となります。 (パワーポイント) 最後に,今後の予定についてご説明いたします。 (パワーポイント) これまで,昨年3月と11月に街づくり懇談会を開催し,昨年11月の第2 回懇談会では地区計画素案の説明を実施しております。 本日の都市計画審議会への報告を経て,東京都などの関係機関との協議,調 整を行い,本年3月中をめどに地区計画の原案説明会を開催していきたいと考 えております。 その後,都市計画法に基づく縦覧手続などを経て,本年7月ごろ,都市計画 審議会へ付議させていただきたいと考えております。 以上で報告第1号「入間町周辺地区の街づくりについて」の説明を終えさせ ていただきます。 ○玉川会長 ありがとうございました。 以上で説明は終わりました。 それでは,本件についてご質問等のある委員は挙手をお願いいたします。ど うぞ,岩崎委員。 ○岩崎委員 参考資料で配られております東部地区街づくり方針と今回の計 画は,どういう関係にあるのですか。 ○玉川会長 担当者の方,よろしいですか。(山田課長補佐の挙手に対して)

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- 13 - はい,どうぞ。 ○山田課長補佐 東部地域の街づくり方針の内容でございますが,こちらで も国分寺崖線を初めとする緑の保全と自然環境や景観を生かした街づくりとい うことで方針を掲げておりまして,それに沿って今回の地区計画もしっかりと 整合を図られていると認識しております。 ○岩崎委員 そうすると,例えば東部地域の街づくりには,入間町だけでは なくていろいろなところが入っていますよね。それも順次こういう形で計画し てくるということなのですか。 ○山田課長補佐 私ども,住民発意といいますか,参加と協働の街づくりを 進めている中で,今回,地元の方々のご努力もありまして合意形成に至れたと いうことでの今回のご報告になりますが,今後また地区ごとにそういう街づく りの検討を進めていける状況があれば検討してまいりたいと思っています。 ○岩崎委員 では,次はどこという形でそれは具体的に何か計画されている のですか。 ○山田課長補佐 現状では,東部地域においては緑濃い国分寺崖線の入間町 のエリアを絞って進めさせていただいておりますけれども,その他,私どもと しては深大寺とか,周辺さまざまな地域の皆さんと街づくりの検討を進めさせ ていただいておりまして,何か皆さんで協議会活動とか,そういう準備会なり, 街づくり条例に基づく協議会等立ち上げについても支援させていただいており ますので,今後そういうご意向等を踏まえながら順次進めさせていただければ と思っております。 ○岩崎委員 ありがとうございました。 ○玉川会長 そのほか。(漁委員の挙手に対して)はい。 ○漁委員 2つの地区整備計画エリアの説明をいただきまして,調布でも初 めての緑地の保存を前提とした地区計画,住民,地権者さんとの合意がなった というのは大変すばらしいことだと改めて評価したいと思っていますが,具体 的な地区計画の素案の中で,数字的なところでの根拠,考え方について3点お 伺いしたいと思います。 まず,パワーポイントの28ページの中の区画道路の第1号,第2号が8m, 6mという2種類の数字がありますよね。多分3つとも同じ関連なのですが,

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- 14 - 8mとか6mの理由は何なのという,この辺の考え方,基準の置き方はどんな 考えのもとにこの数字が設定されてきているのか。 例えば,地区整備計画,地区計画の中でも,多分このメーターは場所によっ ては結構動くような気がするのですが,その際の基本的な考え方とあわせて, 入間町周辺の地区計画の中での区画道路1号,2号についての考え方を1番目 にお聞かせください。 2番目は,パワーポイントの40ページで,緑住調和地区についてなのです が,建物の容積率の最高限度,土地利用では200%を150%と制限するこ とで周辺環境との調和を考えているという理念はそのとおりで,非常に良くわ かるのですが,基準が200%で150%に抑えるのはわかるのですが,これ が例えば170ではなくて,130ではなくて,150って何でなのかなと。 この辺の考え方について2つ目にお聞かせください。 あわせて,同じような意味合いなのですが,パワーポイントの47ページの 建築物の緑化率の最低限度の設定です。これも同じように,30%ではなくて, 20%ではなくて,25%,それは過去の事例だとか今後の将来に向けた何か イメージの中から設定されていくのかなと。 この3点をちょっとお聞かせいただければと思います。 ○玉川会長 (山田課長補佐の挙手に対して)はい,どうぞ。 ○山田課長補佐 ただいま委員から3点ご質問いただきましたので,順次回 答させていただきます。 まずは,スライド28ページ関連で8と6mの根拠でございますが,この開 発事業区域については開発の許可及び建築確認が既におりておりまして,6m 以上の道路は確保されてくる内容となっております。 一方,8mと6mの差異につては,既に都営住宅側とか入間町アパートもあ りまして,現況で8mが確保されていたこともありまして,現況で8以上ある ものは8mで確保されている範囲が示されていますので,このとおり8mとし, その先は開発等で拡幅した部分もございますけれども,現状等を踏まえて,開 発の計画等もあわせて6mで指定させていただいたところです。 次の150%の容積率につきましては,現在指定されている200%,接道 条件等からしても十分に使い切れる容積率ではございますが,街づくり条例に

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- 15 - よる協定の段階でも,周辺の緑地に対する配慮といった観点からも容積を極力 低減してほしいという協議をしてきたところでございまして,やはり事業主さ んとしてはマンションの採算についてもチェックしているところで,最終的に 150というところでお互いが合意に至ったものです。そういう面では,高度 地区も第一種高度地区ということで厳しい斜線をかけさせていただいています が,当該地にある緑地にも配慮したという形での計画になっている。 最後に,47ページの緑化率25%については,都市緑地法の施行令に記載 がありまして,私ども,今後,地区計画条例とあわせて地区計画等の緑化率条 例を定めてまいりますが,それを定めるに当たっての制限の上限が10分の2. 5を超えないこととされておりまして,25%が指定できる最大値であります。 その最大値の中で事業主さんと協議,調整した中で,何とか確保いただけると いうめどが立ちましたので,このような法に基づく上限値である25%を指定 させていただいたところになります。 以上でございます。 ○漁委員 わかりました。まず,区画道路なのですが,8mについては隣接 の都営住宅との境目が既に8mの道路が確保されていると。ある程度大きな規 模の地区計画の規定ですから,8mの幅は区画道路として,おおむね考え方と しては基準としてもっていらっしゃるのかな。場合によっては通行量だとか, 周辺の道路とのアクセスネットワークの中で,例えば10mなどという話もこ ういう事例に限らず一般論の中ではあるのかな。その辺の考え方をお聞かせい ただければというのが質問の趣旨だったのです。 あわせて,6mの部分についても,多分あそこは現況狭いところですから, ちょっと広げてせいぜい6mかなという感覚的にはわからないではないのです が,一連の区画道路としての流れからいくと,同じ8mというイメージも悪く はないのかなと思うのですが,それが中央学園通りにつながっていく道路です けれども,ここが8mではなくて6mというあたりの考えをもう一度お聞かせ いただければと思います。 2つ目の最高限度については,現実には地区計画でかけるのが150ですか ら,現実に開発業者さんとしては,それは上限ですから,多分上限に向かって 環境との調和をとりながらも,より有効活用を図りたいのが心情だろうなとは

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- 16 - 思うのですが,その辺で,例えば150ではなくて,先ほどいったみたいに1 30ではないのとか,逆に,周辺にもっと緑があったり,スペースも広いとこ ろだから,170ぐらいのゆとりでもいいのではないのという考え方は出そう な気がするのです。その辺の150というのは,割と一般的に地区計画をかけ ると200分の幾つで,多分いろいろな事例を参考にしながら,基準値として 上限は150ぐらいかななどというのがイメージとしてはあるのですが,その 辺なのかなというあたりもお聞かせいただければと思います。 あと,緑化率については非常にわかりました。100分の2.5で上限いっ ぱいいっぱいだよというところは理解したところです。 その2点,もう一度お聞かせいただければと。やはり難しいのかな。 ○山田課長補佐 なかなかしっかりお答えできずに申しわけございません。 6mにつきましては,生活道路網整備計画の中でも消防困難地区の解消とか, 消防活動を円滑に進めるために6mは最低限必要だろうというところでござい ます。 また,地区計画によって8m,10mとさまざま指定はできるのですが,要 は建物を支えるに必要な道路幅が安全条例や基準法の中で規定されていますの で,施設といいますか,土地利用の方向性,建物に合った必要な道路をそれぞ れ適用させていくべきだろうと考えています。 今回,マンション等の開発を予定しておりますけれども,そういった面では 生活道路網等との整合という意味でも6mがあれば足りると認識しております。 それと,容積率についてですが,事業主さんもこの土地を購入して,企業さ んとして事業の成立性を求めているところもありまして,なかなかせめぎ合い の部分があるのですが,第一種中高層住居専用地域においても,今の現行の指 定容積で調布市では2種類ありまして,60%の150%という指定容積率, 第一種低層住居専用地域の隣接したエリアや中学校などについては,より20 0%からダウンしているような指定もございまして,やはり第一種低層住居専 用地域周辺の戸建て住宅街に極力配慮する上では,容積を段階的に落としてい くべきだろうということで,それらも1つの目安としています。それと,事業 主さんとしての事業採算性もどうしても避けられないということで,そこで折 り合いがついたのが150%とご理解いただければと思います。

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- 17 - ○漁委員 結構です。わかりました。ありがとうございました。 ○玉川会長 はい,田中委員,お願いします。 ○田中委員 何点か確認させてください。緑地保全地区なのですけれども, ちょうど崖線のところに蛇みたいな形が出ておりますが,まず,この保全地区 の現在の所有はどちらなのでしょうか。 ○玉川会長 (山田課長補佐の挙手に対して)はい,どうぞ。 ○山田課長補佐 現状,この斜面緑地の部分につきましては,NTT東日本 さんが所有されております。 ○田中委員 それは100%ですか。 ○山田課長補佐 そうでございます。済みません,抜けておりましたが,緑 地保全地区は一部東京都の指定で以前購入されたということで,今回,地区施 設として指定する中では,東京都所有の現保全地域と,その他については全て NTTさんの所有地でございます。 ○田中委員 先ほどご説明いただいた市民の方々による美化活動等の活動が ありますよね。ずっと継続して行われてきていると思いますけれども,その部 分はどの辺の位置に今当たっているのでしょうか。 ○山田課長補佐 今,パワーポイントで示させていただいているこのあたり で緑化,花植え運動とかを進めていただいています。また,入間町にはその他, NPOさんとか,特別緑地保全地区として指定した部分の管理等も積極的にさ れているところでもございますので,今後,左側で活動されている方々やその 他の方々との調整も出てこようかと思いますが,緑と公園課と調整しながら, 今後の維持管理と市民の皆さんによる保全活動に結びつけばいいかなと思って 進めているところでございます。 ○田中委員 今回の区域内で緑地保全地区に隣接する民地の緑地ですとか, そういったところはあるのでしょうか。民地分は,隣接している場所などはこ の計画には全く入っていないですか。 ○山田課長補佐 西側,左手が開発事業予定地でございますので,その部分 が宅地となるところ。それから,東京都がその下をもっておりますので,ここ は隣接する部分では保全地域として今,緑と公園課で管理しているところ。そ れと,全てNTTの敷地で設定,区域どりしておりますけれども,その南側に

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- 18 - 幾つか戸建て住宅が配置されておりますので,何本か民地の中に樹木を植えて いただいているところもあろうかと思いますが,今後,南側のエリアとか,そ の他,今,段階的に地域の方々とその地域に合ったルールを定めてまいりたい と思っています。 ○田中委員 私がお伺いした趣旨はまさにそこのところで,やはり協力者で すとか,個人所有の方々のご理解が第一だと思っておりますし,しっかりと計 画に沿って進めていただきたいと思っております。 以上でございます。 ○玉川会長 ありがとうございます。 先ほど大橋委員,お願いします。どうぞ。 ○大橋委員 今の発言とほぼ同じ内容なのですが,今回,地区整備計画の中 で緑地の保全を規定するわけですけれども,地区整備計画として妥当かどうか といったときは担保性があるかないかだと思うのです。その担保性が,今は所 有がまずNTTであるということと,地区整備計画として維持管理,保全を今 後担保する機関,誰がするのかということが重要だと思うのです。 現状は,NTTさんに樹林地管理などの助成をしているというお話も伺って いるのですが,これから地元との調整も図る上で,保全,維持していくきちん としたスキームがないとだめだと思います。 それから,場合によっては,買い取っていただきたいということが地権者の 方から出てくるかもしれないので,そういうときにはどうするのかとかです。 永続的に地区整備計画に定めた緑地が保全,維持されるような仕組みもあわ せて練っておく必要があるのかなと思うので,その部分,今後検討していただ きたいと思います。 ○玉川会長 いかがでしょうか。(山田課長補佐の挙手に対して)はい,どう ぞ。 ○山田課長補佐 ただいまNTTさんと協議させていただいている事項とし ては,市に寄附いただけないかということと,もう1つは,それが厳しいので あれば,無償使用承諾書により,恒久的に使用を認めていただくような取り交 わしをさせていただきたいという2点で協議しておりまして,このあたり,年 度末から年度明けぐらい,都市計画決定の前までには当然定めていかなければ

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- 19 - いけないスキームですので,今ご指摘のとおり,そこのあたりをしっかり整備 して,基本的に市が一度管理していく方向で緑と公園課で協議して,さらにそ こから地域の方々との連携という形で参加していただきながら,地域の方々に よる保全活動に結びつけばいいと思っておりますので,また決まりましたら改 めてご報告させていただきます。 ○大橋委員 ありがとうございました。 ○玉川会長 よろしいでしょうか。――ありがとうございました。 そのほか,ご質問等……(岩崎委員の挙手に対して)はい,どうぞ。 ○岩崎委員 パワーポイントの15ページで,質問項目の記述で「街路樹や 公園の緑を増やしたい」,もう1つ,問10では「緑地や河川の清掃などの維持 管理」が非常に高い要望事項になっておりますけれども,あえてこの計画に妥 当する質問の回答結果を利用した形なのですか。ですので,これは現実の高い 比率で要求されている項目については取り組みはあえてしなかったのですか。 ○玉川会長 いかがでしょうか。(山田課長補佐の挙手に対して)はい,どう ぞ。 ○山田課長補佐 「街路樹や公園の緑を増やしたい」が五十数%です。現状 も入間公園と今回の斜面緑地は接していますし,その辺の動線とかも含めて, 地元の皆さんからいただいた声は地元の皆さんとのルールづくりの中でしっか りと反映させていければと思っております。 まずは,地元の皆さんの声としては,NTTが所有しているこの斜面緑地を 本当に保全できるのだろうか,未来永劫担保できないのか,そこがあって初め て次の街づくりに進めるのではないかという声も一部いただいたこともありま して,その取り組みについては,我々市としては,これまで2年にわたりNT Tさんと協議させていただいて,ようやく合意に達したところです。これを契 機に,今度他のエリアにさらに緑を増やす取り組みとして活動してまいりたい と思っておりますので,その中でこれらのご意見もしっかりと踏まえてルール づくりに反映させていきたいとご理解いただければと思います。 ○岩崎委員 実は,これとパワーポイントの19ページ目の目標で青く記し たところに取り組んでいくということなのですけれども,その1つ前に,「一方, 本地区では中高層マンションなどの開発が進むなど市街化傾向が高まっており,

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- 20 - 無秩序な市街地が形成されることが懸念される」と。果たしてこの青い対策だ けでこれがカバーされるのかなという懸念がちょっとあって,それで例えば建 蔽率を設定するとか何かしても,結局どうも市街地はコンクリート化が進んで しまうのではないかなという気がしまして,大型の例えば高層マンションであ るとかだと,必ず公園を設けるとか,植樹するとかという形である程度の緑は 確保されるような気がするのです。 ちょっと行ってみたのですけれども,市街地はただひたすらコンクリート化 してずっと並んでいると。そういうところに住んでいる人たちは,多分先ほど のような,もっと緑地を増やしてほしいとか,河川の管理をしてほしいとか, そういうことをおっしゃっているのではないかなと。 要するに,私がいいたいのは,単純にNTTの緑地だけを維持するだけでは どうも足りないのではないかなと。ちょっとそんな気がしました。 ○山田課長補佐 今後の取り組みにつながるかと思いますけれども,実はこ れまで私ども,都営住宅の所管課である西部住宅さんとか,一定程度の敷地面 積がある事業者さんともお話をさせていただいてきております。東京都さんの 方向としては,やはり緑を守る趣旨についてはご理解いただいておりますので, 流れとしては,私どもとしてはまだこれからのルール化,都市計画決定ですけ れども,150%というところを1つ踏まえて,今後進めていただけないかと いうお願いをしてきましたところ,おおむねその方向で都営住宅の整理は再編 できるだろうというご意見をいただいていますので,まずはそういう一つ一つ 動きそうなところについても,150というものも1つのベースになってくる のではないかなと。 そういった中で,緑を増やしていく取り組みと戸建て住宅とかその部分につ いてはまだこれからでございますけれども,地域の方々が緑化率を上げるため, 緑を増やすための取り組みとしてさまざまな手法があるかと思いますが,生け 垣緑化をルール化しようとか,緑被率を25%というのは到底できない数字で ございますが,戸建て住宅に合った,木を1本植えると2%ですよ,1%です よというようないろいろな決め方がございますので,緑を濃くしていくような ルール化を地元の皆さんとこれから協議していければなと思っております。 ○玉川会長 よろしいでしょうか。――ありがとうございました。

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- 21 - そのほかございませんでしょうか。はい,どうぞ,岩崎委員。 ○岩崎委員 ご意見ということで。あの地区へ行ってみまして,文教地区と いう形でNTTのエリアを指定されていますけれども,いかんせん,NTT固 有の敷地を単に守っているだけという感じがしまして,例えば卑近な例ですと, そこにあります電通大みたいな形で,周りの住民が自由に行き来できるような 感じではないのです。警備されていて,フェンスが張られていて,ただひたす らNTTがそこにあるというだけの形なのです。私だけのフィーリングかもし れないですけれども,そういう感じなのです。したがって,いろいろイメージ する文教地区という感じからすると,ちょっと違和感があるのです。単にそこ でクローズして,そういう施設があるだけと。 やはり今後の方向としては,難しいかもしれないですけれども,ある程度地 域の住民が出入りできるといいますか,敷地をある程度活用できる形にしない と,およそ文教地区というイメージではないのです。これはちょっと感じがし ました。 ○玉川会長 (山田課長補佐の挙手に対して)はい,どうぞ。 ○山田課長補佐 NTTさんには現在もいろいろご協力いただいておりまし て,北側のゾーンになりますけれども,早朝から夜まで,駅へ向かう中の通路 等を開放していただいていまして,そこを行き来できるとか,郵便局もありま すので,そういったところでは地域の方々が日中も入れるような体制をとって いただいていることもございますので,これからルール化に向けてはまだ時間 がかかるかと思いますが,今後,その辺もNTTさんと協議させていただきな がら,今いただいたご指摘も含めて整理していければと思っておりますので, よろしくお願いいたします。 ○岩崎委員 あと,あの地区をちょっと考えてみたのですけれども,結構陸 の孤島的な存在なのです。駅など,徒歩で行くにはちょっと遠いと。つくづく 考えてみれば,結局駅の周辺以外はみんなそういう環境にあって,やはり地区 計画みたいなものを考えるときに,ローカルな,その地区での要するに自立と いいますか,そういう観点である程度考えないと,例えばいろいろな公共施設 だとか,病院だとか,そのように考えないと,恐らくそこに居住している住民 たちが満足できる計画にはならないのではないかとちょっと思っています。

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- 22 - こういう取り組みからすると,遠大な構想になってしまうかもしれないです が,例えば東京都があって,その中心があって,各区があって,市があってと いうローカルな形で展開しているわけですよね。調布市があって市があるので はなくて,調布の駅があって調布市があるのではなくて,恐らく各地区ごとに ある程度自立した形があって,それが調布市として成り立っているという大き な構想ではないかという気がしました。 そういう形で計画するとおもしろいのではないかなと。この地区はこうです, こうですではなくて,その地区としてどういう形で自立が図れるのかなという 観点です。老齢化が進む世の中に対しても,ある程度その地区での完結みたい な形で考えないと,何でもかんでも交通の便利な調布の駅にもってきて,そこ に老人を住ませてという形で発想しても,恐らくそう簡単にはいかないのでは ないという気がするのです。 尐子高齢化みたいな取り組みも各地区ごとにどうするかというような総合的 な観点で,一番大きいのは恐らく道路,交通網の整備みたいな話,あるいはい ろいろな施設,近場にどういう施設があるか,例えば考えてみれば,小学校だ とか中学校などというのも,ある程度そういう形で配置するわけですよね。何 かそういう発想があってもいいのではないかとちょっと思いました。 ○玉川会長 ご意見ということで。何かございますか。(山田課長補佐の挙手 に対して)はい,どうぞ。 ○山田課長補佐 この地区の方,確かに駅からは離れているのですが,やは り住まわれた理由は,野川と国分寺崖線の環境を好まれてお住みになっている という声も多く聞かせていただいているところです。ただ,今ご指摘のように, 生活する上で必要な施設については,これから地元の皆さんの声を聞きながら, 計画に必要なものを反映できればと思っております。 ○岩崎委員 もう一点だけです。計画を見て,結構文章で説明されているの が多いのですけれども,例えば公園にしていきますとか,それをできるだけビ ジュアル化すると後々わかりやすいのかなと思います。例えば,道路の整備に しても,現状はこうですという写真を載せて,将来はこうしますという形で, 現状とイラストみたいな形でもよろしいですけれども,そのようにすると,単 に文章で書いてあるだけではなくて,こういうイメージなのかというのがわか

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- 23 - ると思うのです。後々検証するときも,こういうのを目指してこうなったのだ な,あるいは今のままなのだなというのがわかると思うのです。 ○山田課長補佐 都市計画の計画書ベースでいいますと,文言の記載という ことでございますけれども,パンフレットとか,いろいろ活用しながらビジュ アル的に記載内容がわかるように取り組んでまいりたいと思います。 ○玉川会長 ありがとうございました。 まだいろいろあるかと思いますけれども,ほかの案件もございますので,と りあえず本報告に関しましての質疑を終了させていただきます。どうもありが とうございました。 それでは,引き続きまして,報告第2号「『調布都市計画都市再開発の方針』 の変更案(東京都決定)について」であります。 それでは,担当者からのご発言をお願いします。 ○白石技師 都市計画課の白石でございます。よろしくお願いします。 (パワーポイント) それでは,報告第2号「『調布都市計画都市再開発の方針』の変更案(東京都 決定)について」,ご説明させていただきます。 初めに,資料の確認を再度させていただきます。1点目が,調布都市計画都 市再開発の方針(都市計画原案変更資料)。2点目が,東京都都市整備局作成の 都市再開発方針のパンフレットでございます。また,本日の説明に使用いたし ますスライドをプリントしたものを配付させていただきましたので,あわせて ご確認をお願いいたします。 それでは,前面のスライドを使ってご説明させていただきます。 (パワーポイント) 初めに,本方針の位置づけについてご説明させていただきます。 本方針は,都市計画区域マスタープランや住宅市街地の開発整備の方針とと もに,個別の都市計画の上位に位置づけられているものであります。 本方針の策定に当たっては,都市計画区域マスタープランに定める都市の将 来像に即したものであり,住宅市街地の開発整備の方針や,市町村マスタープ ランなどとの整合をそれぞれに図って策定することとなります。 (パワーポイント)

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- 24 - 続きまして,都市再開発方針の概要についてご説明させていただきます。 都市再開発の方針は,都市開発法に位置づけられ,都市計画区域ごとに策定 するもので,市街地における再開発の各施策を長期的かつ総合的に体系づけた マスタープランでございます。 策定については,市の都市計画変更原案資料をもとにしまして,東京都が広 域的な視点から決定するもので,都市計画の決定権者は東京都となります。今 回,本方針の都市計画変更を行うに当たって,東京都から都市計画法第15条 第2項に基づく原案資料作成依頼があったことから,本審議会に報告させてい ただきました。 本方針は,通称都市計画区域マスタープランといわれています都市計画の整 備,開発及び保全の方針や東京の新しい都市づくりビジョンを実効性あるもの とするため,再開発の適正な誘導と計画的な推進を図ることを目的として定め ております。 また,本方針における再開発の定義は広義の再開発でございまして,都市再 開発法による市街地再開発事業のみにとどまらず,地区計画による規制誘導手 法による修復型の街づくりや都市施設整備と一体となった土地利用の面的転換 などを含むものとなっております。 (パワーポイント) 続きまして,本方針の主な経緯についてご説明させていただきます。 本方針は,昭和55年の都市再開発法の改正によりまして,東京・立川都市 計画区域で策定が義務づけられ,昭和61年に東京都市計画区域で当初の決定 がなされました。 その後,平成12年に都市計画法の改正が行われ,従来は市街化区域及び市 街化調整区域の整備,開発,保全の方針の一部として記述されていたものが, 独立した都市計画として定めることとなりました。 調布都市計画としましては,平成8年に当初決定され,その後,平成13年 と16年,21年に一斉見直しに伴う変更を行い,平成27年に一斉見直しが 予定されている今回の変更が第4回となる予定です。 (パワーポイント) 続きまして,本方針で定めるものといたしまして,地区の区分についてご説

(26)

- 25 - 明させていただきます。 1号市街地とは,都市計画区域のうち,長期的視点から計画的な再開発が必 要な市街地を指すものであります。 2項地区とは,1号市街地のうち,一体的かつ総合的に市街地の再開発を促 進すべき相当規模の地区で,地元の再開発への機運の高まりや実現の見通し, 整備による広域的な波及効果などによる選定される地区であります。 誘導地区とは,2項地区には至らないものの,1号市街地の整備の方針を図 る上で再開発を行うことが望ましく,効果が期待できる地区であります。 (パワーポイント) こちらが調布市都市計画区域における1号市街地でございます。市街化区域 全域を対象区域としまして,調布中央地域,調布東部地域,調布北部地域,調 布西部地域の4つの地区に分けて,それぞれ1号市街地として定めております。 (パワーポイント) 続きまして,調布都市計画区域における2項地区のおおむねの位置をお示し させていただきます。こちらが国領駅周辺地区でございます。こちらが調布駅 及び布田駅周辺地区でございます。こちらが布田6丁目地区でございます。こ ちらが飛田給駅周辺地区でございます。こちらが今回の見直しにおいて一部指 定区域を変更する仙川駅周辺地区でございます。こちらが西調布駅周辺地区で ございます。こちらが今回の見直しにおける新規指定地区,つつじヶ丘・柴崎 駅周辺地区でございます。 (パワーポイント) 続きまして,2項地区の各地区の詳細な位置や再開発整備等の主たる目標を お手元の都市計画変更原案資料をご参照のもと,今回の見直し箇所を中心に説 明させていただきます。 こちらの赤線で囲まれたエリアが国領駅周辺地区の詳細な位置をお示しした ものです。面積は約4.1ヘクタールでございます。 それでは,都市計画変更原案資料の27ページをご覧ください。こちらは新 旧対照表となっております。こちらの地区におきましては,京王線の連続立体 交差事業の進捗に伴い,地区の再開発,整備等の主たる目標に,都市高速鉄道 の地下化に伴い生み出された鉄道敷地上部の連続した空間を有効に活用し,に

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- 26 - ぎわいと環境の調和した都市空間の創出を図りますという文言を新たに追記い たしました。 (パワーポイント) 続きまして,こちらの赤線で囲まれたエリアが調布駅及び布田駅周辺地区の 詳細な位置をお示ししたものです。面積は約85.0ヘクタールでございます。 それでは,都市計画変更原案資料の29ページ,新旧対照表をご覧ください。 こちらの地区におきましても,京王線の連続立体交差事業の進捗に伴い,地区 の再開発,整備等の主たる目標に,国領駅周辺地区と同様の文言を追記いたし ました。また,都市計画道路において,事業の進捗状況に応じた見直しをさせ ていただきました。 (パワーポイント) 続きまして,こちらの赤線で囲まれたエリアが布田6丁目地区の詳細な位置 をお示ししたものです。面積は,約14.2ヘクタールでございます。 それでは,都市計画変更原案資料の31ページ,新旧対照表をご覧ください。 こちらの地区の再開発整備等の主たる目標としまして,道路,公園等の公共施 設を整備,改善し,良好な住宅地を造成することにより,安全で住み良い街づ くりを促進することを目標としております。こちらの地区に関しましては,今 回の見直しによる修正等はございません。 (パワーポイント) 続きまして,こちらの赤線で囲まれたエリアが飛田給駅周辺地区の詳細な地 区をお示ししたものです。面積は約40.0ヘクタールでございます。 それでは,都市計画変更原案資料の32ページ,新旧対照表をご覧ください。 こちらの地区の再開発,整備等の主たる目標としまして,東京スタジアムを初 めとする調布基地跡地利用計画に基づく整備にあわせ,交流やにぎわいの玄関 口となる地区として,業務商業施設や都市型住宅等を機能的に配し,魅力ある 街並み形成を促進することを目標としております。また,都市計画道路におい て,事業の進捗状況に応じた見直しにより,一部時点修正させていただきまし た。 (パワーポイント) 続きまして,こちらの赤線で囲まれたエリアが仙川駅周辺地区の詳細な位置

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- 27 - をお示ししたものです。面積は約20.2ヘクタールでございます。こちらが 今回の見直しにおいて,仙川駅周辺地区地区計画区域と整合を図る形でエリア を約2.7ヘクタール拡大し,一部区域変更する箇所でございます。 それでは,都市計画変更原案資料の33ページ,新旧対照表をご覧ください。 こちらの地区の再開発,整備等の主たる目標としまして,道路,公園等の公共 施設を整備するとともに,業務商業施設や都市型住宅等を配し,にぎわいのあ る隣接商店街に連続する地区として,安全でゆとりや潤いのある街づくりを促 進することを目標としております。また,都市計画道路において,事業の進捗 状況に応じた見直しにより,一部時点修正させていただきました。 (パワーポイント) 続きまして,こちらの赤線で囲まれたエリアが西調布駅周辺地区の詳細な位 置をお示ししたものです。面積は約34.3ヘクタールでございます。 それでは,都市計画変更原案資料の34ページ,新旧対照表をご覧ください。 こちらの地区の再開発,整備等の主たる目標としまして,都市計画道路等の公 共施設を整備するとともに,業務商業施設や住宅等を機能的に配することによ り,住環境の改善を図り,めり張りのある街並み形成を促進することを目標と しております。また,都市計画道路地区計画において,事業の進捗状況に応じ た見直しにより,一部時点修正させていただきました。 (パワーポイント) 続きまして,こちらの赤線で囲まれたエリアがつつじヶ丘・柴崎駅周辺地区 の詳細な位置をお示ししたものです。面積は約65.9ヘクタールでございま す。こちらの地区に関しましては,今回の見直しにおいて誘導地区から格上げ し,2項地区に新規指定いたします。 それでは,都市計画変更原案資料の35ページ,新旧対照表をご覧ください。 こちらの地区の再開発,整備等の主たる目標としまして,駅周辺は地区の中心 にふさわしい商業施設等の充実と,防災機能の向上を図り,幹線道路沿い及び 周辺地域については,地域特性に応じた環境整備の改善を図ることを目標とし ております。 また,こちらの地区の見直しの理由といたしまして,柴崎駅と周辺改善街づ くり準備会の活動など,地域住民による街づくりの機運が高まりつつあること

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- 28 - や,つつじヶ丘駅周辺において,神代出張所の代替機能の確保とともに,都市 経過道路や自転車駐車場の整備を含めた総合的な街づくりの検討が必要となっ てきていることか,誘導地区から2項地区へ格上げを図るべく都に要請するも のです。 (パワーポイント) 続きまして,誘導地区のおおむねの位置をお示しさせていただきます。こち らが国領駅地区でございます。こちらが仙川町・若葉町地区でございます。こ ちらが調布基地跡地地区でございます。こちらが京王多摩川駅周辺地区でござ います。こちらが下石原・小島町地区でございます。こちらが新規指定いたし ます国領町8丁目地区でございます。 新規指定の理由といたしまして,商業施設や病院施設,医療施設や住宅等の 多様な機能が集積した複合的な地区となっております。当該地区の良好な市街 地環境形成に向けた土地利用の方向性や整備にあり方について,調布市と狛江 市,土地所有者の間で検討を進めている状況にあるためであります。 (パワーポイント) 続きまして,こちらがつつじヶ丘・柴崎駅周辺地区でございます。先ほどご 説明させていただきましたとおり,今回の見直しにおいて2項地区への格上げ を図ることから,削除となります。 こちらが深大寺北町地区でございます。こちらの地区は,今回の見直しによ り削除となります。理由といたしまして,土地区画整理事業等の制度を活用し, 地区内の整備を進める予定でありましたが,地区内の公共施設等の整備が進み, 一定の良好な住環境の形成が達成されたためであります。 (パワーポイント) 最後に,今後の都市計画の手続につきましてご説明いたします。昨年12月 10日付にて,東京都から都市計画変更原案資料の作成依頼があったことに伴 い,本日,本審議会に報告させていただきました。今後の流れといたしまして, 今年3月24日に東京都へ都市計画変更原案資料を提出し,7月ごろ,都市計 画法第16条に基づく素案の縦覧,10月ごろ,東京都から都市計画法第18 条に基づく区市町村への意見照会,12月ごろ,都市計画法第17条に基づく 案の縦覧,そして調布市都市計画審議会へ都市計画法第18条に基づく回答の

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