• 検索結果がありません。

siRNA / miRNA transfection KIT

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "siRNA / miRNA transfection KIT"

Copied!
12
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

1

siRNA / miRNA transfection KIT

GenomONE - Si

取 扱 説 明 書 ( 第 2 版 )

1.概要 ... 1 1-1:トランスフェクション原理・概要 ... 1 1-2:製品仕様 ... 2 2.細胞への siRNA/miRNA の導入 ... 3 2-1:プロトコル(1) 基本プロトコル ... 3 2-2:プロトコル(2) 基本プロトコル+遠心処理 ... 4

3.多種類・多検体の siRNA/miRNA の迅速導入(High throughput screening:HTS) ... 6

3-1:プロトコル(3) HTS-RT 法(リバーストランスフェクション) ... 6

3-2:プロトコル(4) HTS-FT 法(フォワードトランスフェクション) ... 8

4.動物個体への siRNA の導入(in vivo) ... 10

4-1:プロトコル(5) in vivo siRNA/miRNA 導入用 ... 10

使用上の注意 ... 12

1.概要

1-1:トランスフェクション原理・概要

HVJ Envelope(以下 HVJ-E)内に siRNA、miRNA を封入して HVJ-E ベクターとし、融合(F)タンパ ク質の膜融合活性を利用して標的細胞や組織に導入します。

基本のプロトコル(1)では、5 ステップ(5~10 分)でトランスフェクションが完了します。

この取扱説明書(以下「本書」と表記)では、GenomONE®-Si を用いて siRNA/miRNA をトランスフェクションする際の標準的な方法を記載してい

ます。ここに記載された方法である程度の導入効率を得ることが可能ですが、細胞種ごとに最適となる条件は異なりますので、注意事項等に記 載のある項目について、適宜条件の最適化を行っていただくことをお勧めします。

®

HVJ-E 懸濁液 封入 促進剤 siRNA miRNA 導入 エンハンサー 細胞に 添加

(2)

2

1-2:製品仕様

内容および容量 製品名 製品コード 冷蔵(4~8℃)保存 凍結乾燥 HVJ-E 試薬 D 試薬 E 緩衝液 0.26mL 相当/本 0.5mL/本 4.0mL/本 6.5mL/本 GenomONE-Si GS001 1 1 1 1 GS004 4 1 1 1 GS016 16 4 4 4 GS040 40 10 10 10 【補助試薬の役割】  試薬 D(封入剤):HVJ-E の膜の透過性を高めます。

 試薬 E(導入エンハンサー):siRNA/miRNA を封入した HVJ-E ベクターと細胞(または組織) との親和性を高め、導入効率を向上させます。

【使用回数】

製品コード HVJ-E (本)

使用回数 assays (wells)

6-well plate 24-well plate 96-well plate 384-well plate GS001 1 100 400 2,000 5,000 GS004 4 400 1,600 8,000 20,000 GS016 16 1,600 6,400 32,000 80,000 GS040 40 4,000 16,000 80,000 200,000 【保存安定性】  キットの品質保証期限:HVJ-E のアルミ袋に記載  凍結乾燥 HVJ-E は加湿により活性が低下しますので、必ずアルミ袋に密封して冷蔵(4-8℃)で保存し てください。  緩衝液を用いて調製後の HVJ-E 懸濁液:冷蔵(4~8℃)で 2 週間。 分注後-80℃で 3 ヶ月間、再融解後は冷蔵で 2 週間(凍結融解は 1 回のみ可能です。) 【品質】  HVJ-E は、ウイルスを原料としていますが、その増殖性、感染性を完全に不活化した精製品です。  無菌試験でバクテリア、カビ類の混入がないことを確認しています。  血清存在下においても、培養細胞に siRNA や miRNA を導入することが可能です。

HVJ Envelope (HVJ-E)は、センダイウイルス (HVJ:Hemagglutinating virus of Japan) のゲノムRNAを完全に不活化・精製し、外膜にあるHN、Fタンパク質の結合 および膜融合活性のみを残した粒子 (不活化センダイウイルス粒子) です。増殖 性・感染性はありません。 汎用される正電荷脂質系の導入試薬と異なり、膜融合を介して目的分子が直接細 胞質内に導入されますので、リソソームでの分解を受けにくい利点があります。 H HVVJJEEnnvveellooppee((HHVVJJ--EE))ととはは?? HVJ (Sendai virus) HVJ Envelope (HVJ-E)

(inactivated Sendai virus) 不活化

F protein HN protein

(3)

3

2 細胞への siRNA/miRNA の導入

2-1. プロトコル(1) 基本プロトコル

【適用】 接着系、浮遊系何れの細胞も、初回はプロトコル(1)でご検討ください。 ▼HVJ-E懸濁液の調製 凍結乾燥HVJ-Eに、氷冷した緩衝液0.26mLを添加し、泡立たないよう穏やかにピペッティングして均一 な懸濁液としてください。懸濁後は活性の低下を防ぐため直ちに氷冷してください。保存法はP2を参照。 ▼使用上の注意 ・HVJ-E懸濁液、siRNA/miRNA溶液、試薬D、試薬Eは氷冷したものをご使用ください。 ▼オリゴ型 siRNA/miRNA 溶液濃度:10μM(2~50μM)(21nt siRNA:10μM=10pmol/μL=~0.14μg/μL) ▼プロトコル (1) 基本プロトコル

Step 手 順 試薬量 (6-well plate 1well分)

① HVJ-E懸濁液をマイクロテストチューブに採取 HVJ-E懸濁液: 2.5μL ② 試薬Dを添加・混合(タッピング) 試薬D: 0.5μL ③ siRNAまたはmiRNA溶液を添加・混合(タッピング) siRNA/miRNA溶液: 10μL ④ 試薬Eを添加・混合(タッピング) 試薬E: 5μL ⑤ Step④で調製した懸濁液をwell 中の細胞培養液に添加し、 37℃・5%CO2 下で培養※1(必要に応じて0.5~4時間後に 培地交換) HVJ-Eベクター懸濁液 (①+②+③+④): 18μL ①~④の操作は、必ず氷上で行ってください(温度上昇によるHVJ-Eの活性低下を防ぐため)。 試薬Dの添加量は、HVJ-E懸濁液の1/5量としてください。 ※1:遺伝子サイレンシング効果は適切な時間にモニタリング(例:実験系にもよりますがトランスフェクション 後6~72時間)してください。 プレートサイズ別試薬量(添加量/well) プレート サイズ

HVJ-E 懸濁液 試薬 D siRNA/miRNA 試薬 E HVJ-E ベクター懸濁液⑤

① ② ③ ④ 添加量/well

6-well 2.5μL 0.5μL 10μL 5μL 18μL/well×1 well 24-well 2.5μL 0.5μL 10μL 5μL 4.5μL/well×4 wells 96-well 2.5μL 0.5μL 10μL 5μL 0.9μL/well×20 wells

【接着系細胞の細胞数】

プレートサイズ 播種細胞数*

6-well 0.4~2.0×105 cells/2.0mL of medium/well

24-well 1.0~5.0×104 cells/0.5mL of medium/well

96-well 0.2~1.0×104 cells/0.1mL of medium/well *トランスフェクションは上記条件で 1 日培養後、50~80% confluent の状態で実施

【浮遊系細胞の細胞数】(初代培養免疫系細胞の場合は下記の 10 倍の細胞数を目安としてください)

プレートサイズ 播種細胞数

6-well 0.8~8.0×105 cells/2.0mL of medium/well

24-well 0.2~2.0×105 cells/0.5mL of medium/well

(4)

4 【トラブルシューティング】 導入効率が低い場合は、以下の処理で効率を高めることが可能な場合があります。 ・ siRNA/miRNA 溶液の濃度を上げる ・ HVJ-E 懸濁液の添加量を増やす ・ プロトコル(2)で検討する 細胞毒性が認められる場合は、以下の対応で毒性を軽減させることが可能な場合があります。 ・ HVJ-E懸濁液、試薬D、試薬Eを緩衝液で~4倍の範囲で希釈して使用する ・ プロトコル(2)で検討する

2-2. プロトコル(2)[基本プロトコル+遠心処理]

【適用】 浮遊系細胞への導入において、プロトコル(1)で細胞毒性が高いあるいは導入効率が低い場合は、 siRNAまたはmiRNAを封入したHVJ-Eベクター懸濁液と細胞とを混合後に遠心処理を行うプロトコル(2)で 改善できるケースがあります。 ▼HVJ-E懸濁液の調製 凍結乾燥HVJ-Eに、氷冷した緩衝液0.26mLを添加し、泡立たないよう穏やかにピペッティングして均一 な懸濁液としてください。懸濁後は活性の低下を防ぐため直ちに氷冷してください。保存法はP2を参照。 ▼オリゴ型 siRNA/miRNA 溶液濃度:10μM(2~50μM)(21nt siRNA:10μM=10pmol/μL=~0.14μg/μL) ▼使用上の注意 HVJ-E 懸濁液、siRNA/miRNA 溶液、試薬 D、試薬 E は氷冷したものをご使用ください。 ▼プロトコル(2) 基本プロトコル+遠心処理 ①~④はプロトコル(1)と同じ手順です

Step 手 順 試薬量 (6-well plate 1well 分) ① HVJ-E懸濁液をマイクロテストチューブに採取 HVJ-E懸濁液: 2.5μL ② 試薬Dを添加・混合(タッピング) 試薬D: 0.5μL ③ siRNAまたはmiRNA溶液を添加・混合(タッピング) siRNA/miRNA溶液: 10μL ④ 試薬Eを添加・混合(タッピング) 試薬E: 5μL ⑤ Step④で調製した懸濁液と培地に懸濁した細胞とを マイクロテストチューブ内で混合 HVJ-E ベクター懸濁液: 18μL 細胞: 0.5mL ⑥ 5,000g、4℃で 10 分間遠心※1 ⑦ 上清を除去し、培地 2.0mL に再懸濁後、培養プレートに 播種して、37℃・5%CO2 下で培養※2 再懸濁培地: 2.0mL プレートサイズに合わせて分注 ①~⑤の操作は、必ず氷上で行ってください(温度上昇によるHVJ-Eの活性低下を防ぐため)。 試薬Dの添加量は、HVJ-E懸濁液の1/5量としてください。 ※1:⑥の遠心は、細胞へのダメージが無い範囲で条件(回転数、温度、時間)を設定してください。 ※2:遺伝子サイレンシング効果は適切な時間にモニタリング(例:実験系にもよりますがトランスフェクション 後6~72時間)してください。

(5)

5

【浮遊系細胞のプレートサイズ別分注量、細胞数および assay 数】 プレート

サイズ

遠心処理時⑤ 再懸濁培地⑦ プレート播種時⑦ assay 数 細胞数/チューブ /チューブ 分注量/well 細胞数/well*1 (wells)

6-well 0.8~8.0×105 cells /0.5mL of medium 2.0mL 2.0mL 0.8~8.0×105 cells 1 24-well 0.5mL 0.2~2.0×105 cells 4 96-well 0.1mL 0.4~4.0×104 cells 20 *1:細胞数/well はプロトコール(1)と同じです。 【接着系細胞(剥離させて浮遊状態の細胞)のプレートサイズ別分注量、細胞数および assay 数】 プレート サイズ 遠心処理時⑤ 再懸濁培地⑦ プレート播種時⑦ assay 数 細胞数/チューブ /チューブ 分注量/well 細胞数/well*2 (wells)

6-well 0.8~4.0×105 cells /0.5mL of medium 2.0mL 2.0mL 0.8~4.0×105 cells 1 24-well 0.5mL 0.2~1.0×105 cells 4 96-well 0.1mL 0.4~2.0×104 cells 20 *2:細胞数/well はプロトコール(1)の 2 倍です。 【トラブルシューティング】 導入効率が低い場合は、以下の処理で効率を高めることが可能な場合があります。 ・ siRNA/miRNA 溶液の濃度を上げる ・ HVJ-E 懸濁液①の添加量を増やす 細胞毒性が認められる場合は、以下の対応で毒性を軽減させることが可能な場合があります ・ HVJ-E懸濁液①、試薬D、試薬Eを緩衝液で~4倍の範囲で希釈する 浮遊系細胞へのトランスフェクションの考え方 ・・・ ・・・ 24-well plate 0.2~2.0×105 cells /0.5mL of medium/well ×4 wells ・・・ ・・・ 96-well plate ・・・ ・・・ 0.4~4.0×104cells /0.1mL of medium/well ×20 wells 0.8~8.0×105cells /2.0mL of medium/well 6-well plate ×1 well 0.8~8.0×105cells /0.5mL of medium/tube +2.0mL of medium ・・・ ・・・ 24-well plate 0.2~2.0×105 cells /0.5mL of medium/well ×4 wells ・・・ ・・・ 96-well plate ・・・ ・・・ 0.4~4.0×104cells /0.1mL of medium/well ×20 wells 0.8~8.0×105cells /2.0mL of medium/well 6-well plate ×1 well 0.8~8.0×105cells /0.5mL of medium/tube +2.0mL of medium

(6)

6

3.多種類・多検体のsiRNA/miRNAの迅速導入(High throughput screening:HTS)

3-1. プロトコル(3) HTS用プロトコル HTS-RT法

【適用】

細胞培養用プレートで HVJ-E ベクター懸濁液(siRNA または miRNA を封入した HVJ-E)を調製し、そのプ レートに細胞を添加するリバーストランスフェクション(RT)による方法(HTS-RT 法)でご使用いただ けます。 ▼HVJ-E懸濁液の調製 凍結乾燥HVJ-Eに、氷冷した緩衝液0.26mLを添加し、泡立たないよう穏やかにピペッティングして均一 な懸濁液としてください。懸濁後は活性の低下を防ぐため直ちに氷冷してください。保存法はP2を参照。 ▼HTS用プロトコルで別途ご用意いただくもの ・ 緩衝液が不足する場合は、リン酸緩衝生理食塩水(PBS: Ca、Mg 不含)をご使用ください。 ・ 浮遊系細胞へのトランスフェクションには必ず表面無処理プレートをご使用ください。 ▼オリゴ型 siRNA/miRNA 溶液濃度:10μM(2~50μM)(21nt siRNA:10μM=10pmol/μL=~0.14μg/μL) ▼使用上の注意 ・ HVJ-E懸濁液、siRNA/miRNA溶液、試薬D、試薬E、緩衝液は氷冷したものをご使用ください。 ・ Step①~④の操作は、必ず氷上で行ってください(温度上昇によるHVJ-Eの活性低下を防ぐため)。 ・ 表面処理した細胞培養用プレートを使用すると、HVJ-Eがプレートの表面に吸着するため、浮遊系細 胞では、必ず表面無処理プレートをご使用ください。一方、接着系細胞では、表面無処理プレート を使用することで細胞によっては生育の低下がみられる場合があるため、表面無処理プレートと表 面処理プレートのどちらを使用した方が最適な結果が得られるかを予め検討の上、使用されること をお奨めします。 ▼プロトコル(3) HTS-RT 法(96-well プレートの 100well 分を調製する場合) Step 手 順 試薬量 ① HVJ-E懸濁液をマイクロテストチューブに採取 HVJ-E: 12.5μL ② 試薬Dを添加・混合(タッピング) 試薬D: 2.5μL ③ 10,000g(10,000~12,000rpm)・4℃で5分間遠心し、上清除去 ④ 沈殿を緩衝液で懸濁(100μLでピペッティング ※110~20回した後、 400μL加えてから1回ピペッティング) 緩衝液: 500μL ⑤ siRNAまたはmiRNA溶液を96-wellプレート各ウェルに添加 siRNA/miRNA溶液: 5μL ⑥ Step④で調製した懸濁液を各ウェルに添加・混合 ※2 (ピペッティング1~3回) 懸濁液(④): 5μL ⑦ 緩衝液で20倍希釈した試薬Eを各ウェルに添加・混合 ※2 (ピペッティング1~3回) 1/20 試薬E: 5μL ⑧ 予め調製しておいた細胞を各ウェルに添加し、37℃・5%CO2 下 で培養※3(必要に応じて0.5~4時間後に培地交換) 細胞: 100μL ①~④の操作は、必ず氷上で行ってください(温度上昇によるHVJ-Eの活性低下を防ぐため)。 ④の状態であれば、冷蔵(4℃)で24時間保存可能です。 自動分注装置などを用いて⑤~⑦の操作を室温で行う場合、温度上昇によるHVJ-Eの活性低下を防ぐため、必ず氷 冷した各溶液を使用し、各ステップの操作を速やかに行ってください。 試薬Dの添加量は、HVJ-E懸濁液の1/5量としてください。 ※1:チューブの底の部分を持つとペレットの温度が上昇し失活につながります。チューブの上部を持って ピペッティングを行ってください。 ※2:導入効率に影響が出るため、必ずピペッティング等で十分に混合してください。 ※3:遺伝子サイレンシング効果は適切な時間にモニタリング(例:実験系にもよりますがトランスフェクション 後6~72時間)してください。

(7)

7 プレートサイズ別試薬量(添加量/well) プレート リバーストランスフェクション(RT) siRNA/miRNA 溶液 ⑤ HVJ-E 懸濁液 ⑥ 1/20 試薬 E ⑦ 96-well 5μL 5μL 5μL 384-well 2μL 2μL 2μL 【接着系細胞の細胞数】 プレート 播種細胞数*

96-well 0.2~1.0×104 cells/0.1mL of medium/well

384-well 0.08~0.4×104 cells/0.04mL of medium/well

*トランスフェクションは上記条件で 1 日培養後、50~80% confluent の状態で実施

【浮遊系細胞の細胞数】(初代培養免疫系細胞の場合は下記の 10 倍の細胞数が目安)

プレート 播種細胞数

96-well 0.4~4.0×104 cells/0.1mL of medium/well

384-well 0.16~1.6×104 cells/0.04mL of medium/well

【トラブルシューティング】 導入効率が低い場合は、以下の処理で効率を高めることが可能な場合があります。 ・ siRNA の濃度を上げる ・ HVJ-E 懸濁液①の添加量を増やす ・ Step⑧で細胞と HVJ-E ベクター懸濁液をピペッティング等で十分混合する ・ プレートの表面処理の種類によっては、導入効率に影響を与える可能性がありますので、 その場合は、プロトコル(4) HTS-FT 法で検討してください。

(8)

8

3-2. プロトコル(4) HTS用プロトコル HTS-FT法

【適用】

表面無処理のプレートで HVJ-E ベクター懸濁液(siRNA または miRNA を封入した HVJ-E)を調製し、そ れらを予め細胞を播種したプレート(細胞培養用プレート)に添加するフォワードトランスフェクショ ン(FT)による方法(HTS-FT 法)でご使用いただけます。 ▼HVJ-E懸濁液の調製 凍結乾燥HVJ-Eに、氷冷した緩衝液0.26mLを添加し、泡立たないよう穏やかにピペッティングして均一 な懸濁液としてください。懸濁後は活性の低下を防ぐため直ちに氷冷してください。保存法はP2を参照。 ▼オリゴ型 siRNA/miRNA 溶液濃度:10μM(2~50μM) (21nt siRNA:10μM=10pmol/μL=~0.14μg/μL) ▼HTS用プロトコルで別途ご用意いただくもの ・ 緩衝液が不足する場合は、リン酸緩衝生理食塩水(PBS: Ca、Mg 不含)をご使用ください。 ・ 浮遊系細胞の培養に使用される表面無処理プレートをご使用ください。 ▼使用上の注意 ・ HVJ-E 懸濁液、siRNA/miRNA 溶液、試薬 D、試薬 E は氷冷したものをご使用ください。 ・ HVJ-E ベクター懸濁液の調製(Step⑤~⑦)は、必ず表面無処理プレートをご使用ください。 ▼プロトコル(4) HTS-FT 法(96-well プレートで 100well 分を調製する場合) ①~④はプロトコル(3)と同じ手順です Step 手 順 試薬量 ① HVJ-E懸濁液をマイクロテストチューブに採取 HVJ-E: 12.5μL ② 試薬Dを添加・混合(タッピング) 試薬D: 2.5μL ③ 10,000g(10,000~12,000rpm)・4℃で5分間遠心し、上清除去 ④ 沈殿を緩衝液で懸濁(100μLでピペッティング ※110~20回した後、 400μL加えてから1回ピペッティング) 緩衝液: 500μL ⑤ siRNAまたはmiRNA溶液を表面無処理96-wellプレート各ウェルに添加 siRNA/miRNA溶液:5μL ⑥ Step④で調製した懸濁液を各ウェルに添加・混合 ※2 (ピペッティング1~3回) 懸濁液(④): 5μL ⑦ 緩衝液で20倍希釈した試薬Eを各ウェルに添加・混合 ※2 (ピペッティング1~3回) 1/20 試薬E: 5μL ⑧ 予め細胞を播種しておいたプレートの各ウェルにHVJ-Eベクター懸濁 液を添加し、37℃・5%CO2 下で培養※3(必要に応じて0.5~4時間後に 培地交換) HVJ-Eベクター懸濁液 (⑤+⑥+⑦): 15μL ①~④の操作は、必ず氷上で行ってください(温度上昇によるHVJ-Eの活性低下を防ぐため)。 ④の状態であれば、冷蔵(4℃)で24時間保存可能です。 自動分注装置などを用いて⑤~⑦の操作を室温で行う場合、温度上昇によるHVJ-Eの活性低下を防ぐため、必ず氷 冷した各溶液を使用し、各ステップの操作を速やかに行ってください。 試薬Dの添加量は、HVJ-E懸濁液の1/5量としてください。 ※1:チューブの底の部分を持つとペレットの温度が上昇し失活につながります。チューブの上部を持って ピペッティングを行ってください。 ※2:導入効率に影響が出るため、必ずピペッティング等で十分に混合してください。 ※3:遺伝子サイレンシング効果は適切な時間にモニタリング(例:実験系にもよりますがトランスフェクション 後6~72時間)してください。

(9)

9 プレートサイズ別試薬量(添加量/well) プレート フォワードトランスフェクション(FT) HVJ-E ベクター懸濁液(⑤+⑥+⑦) 96-well 15μL 384-well 6μL 1ウェルあたりの接着系細胞の細胞数あるいは浮遊系細胞の細胞数は P7 を参照。 【ワンポイントアドバイス】 ・HVJ-E ベクター懸濁液の調製は、表面処理プレートでは HVJ-E が吸着してしまうため、 必ず表面無処理プレートをご使用ください。 【トラブルシューティング】 導入効率が低い場合は、以下の処理で効率を高めることが可能な場合があります。 ・ siRNA の濃度を上げる ・ HVJ-E 懸濁液①の添加量を増やす ・ Step⑧で細胞と HVJ-E ベクター懸濁液をピペッティング等で十分混合する

(10)

10

4.動物個体へのトランスフェクション(

in vivo

動物個体への適用の一例として、ここではマウスの臓器、組織、血管内に投与する場合の例を記載して います。対象となる動物の種類や標的臓器・部位などにより、投与方法や投与量などの条件は多岐に考 えられますので個別の事例についてはご検討いただくか、弊社担当までご相談ください。

4-1. プロトコル(5)in vivo siRNA/miRNA 導入用

▼HVJ-E懸濁液の調製 凍結乾燥HVJ-Eに、氷冷した緩衝液0.26mLを添加し、泡立たないよう穏やかにピペッティングして均一 な懸濁液としてください。懸濁後は活性の低下を防ぐため直ちに氷冷してください。保存法はP2を参照。 ▼使用上の注意 ・HVJ-E 懸濁液、siRNA/miRNA 溶液、試薬 D、試薬 E は氷冷したものをご使用ください。 ▼オリゴ型 siRNA/miRNA 溶液濃度:1μg/μL (21nt siRNA:10μM=10pmol/μL=~0.14μg/μL) プロトコル(5) 動物個体への siRNA/miRNA 導入プロトコル Step 手 順 試薬量 ① HVJ-E懸濁液をマイクロテストチューブに採取 HVJ-E懸濁液: 40μL ② 試薬Dを添加・混合(タッピング) 試薬D: 8μL ③ 10,000g (10,000~12,000rpm)、4℃で10分間遠心し、上清除去 ④ 沈殿をsiRNAまたはmiRNA溶液にて懸濁(ピペッティング20~30回) siRNA/miRNA溶液: 10μL ⑤ HVJ-Eベクター懸濁液を動物に投与 (必要に応じ生理食塩水などで希釈) 投与量:目的に応じて調整 ①~④の操作は、必ず氷上で行ってください(温度上昇によるHVJ-Eの活性低下を防ぐため)。 試薬Dの添加量は、HVJ-E懸濁液の1/5量としてください。 【ワンポイントアドバイス】 ・ HVJ-E 懸濁液①の使用量は、マウスの場合 40~80μL、ラットでは 200~400μL を目安にお考えく ださい。HVJ-E 懸濁液①の使用量に応じて、以降の各種試薬量も比例計算して調整してください。 ・ 投与量は、投与対象部位、投与ルート等の実験系に応じ、HVJ-E ベクター懸濁液⑤に適宜緩衝液ま たは生理食塩水等を加えて調整してください。 ・ 動物への投与では、基本的に試薬 E を使用(添加)しないことを推奨いたします。導入物質を投 与部位近傍の組織に留めたい場合には、HVJ-E ベクター懸濁液⑤に試薬 E を添加することで調製を 行うことも可能です。 ・ HVJ-E は生体内、特に血液中で血球細胞への吸着が起こる可能性がありますので、できるだけ血液 との接触が少ない投与ルートを選択するか、投与前に灌流処理することを推奨いたします。

(11)

11

(12)

12

使用上の注意

1. 本製品は、研究目的にのみご使用ください。ヒト・動物への医療・臨床目的および生体内外診断の 目的には使用できません。 2. 本製品は「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(カルタヘ ナ議定書担保法)」の規制を受けずにご使用いただけますが、組換え DNA 実験の実施に際しては、当 該法律および各研究機関内の安全性委員会の定める「組換え DNA 実験指針」を遵守し、実験目的に 応じた適切な設備を有する実験室をご使用ください。 3. 本製品を用いた実験は、細胞培養および遺伝子工学に関する基本的な知識と手技を習得した実験者 により実施してください。 4. 本キットに含まれる HVJ Envelope(HVJ-E)は、HVJ(センダイウイルス)を不活性化しており増殖 性・感染性を完全になくしてありますが、膜の融合活性は保持していますので、万一の人体への吸入 や付着を防ぐため安全キャビネット内で操作し、実験者は手袋、マスク等の防護具をご使用くださ い。 5. 実験後の空容器の廃棄に際しても取扱に注意し、適切に処置してください。 6. キット付属の他の試薬類については、毒物や劇物に属するものではありませんが、取扱に際しては 手袋・マスク等の防護具をご使用ください。 7. 凍結乾燥 HVJ-E は、無菌試験でバクテリア、カビ類の混入がないことを確認していますが、全ての 微生物の存在を否定するものではありませんので、ご使用に際してはご注意ください。 8. 本製品の使用によって生じた如何なる事故、損害に対しても、弊社では責任を負いかねますので、 予めご了承の上ご使用ください。 9. 弊社の文書による事前許諾なしに本製品の商業目的でのご使用、製品の改変等による再販売はでき ません。 取扱説明書の記載内容は変更される場合があります。最新版は下記ホームページよりダウンロードできます。 http://www.iskweb.co.jp/hvj-e 製造・販売 〒550-0002 大阪市西区江戸堀 1 丁目 3 番 15 号

【お問い合わせ先】

TEL:06-6444-7182 FAX:06-6444-7183 E-Mail:[email protected] URL:http://www.iskweb.co.jp/hvj-e 1302GS

参照

関連したドキュメント

えて リア 会を設 したのです そして、 リア で 会を開 して、そこに 者を 込 ような仕 けをしました そして 会を必 開 して、オブザーバーにも必 の けをし ます

EUで非原産材料の糸から製織した綿製織物(第 52.08 項)を使用し、英国で生産した 男子用シャツ(第 62.05

創業当時、日本では機械のオイル漏れを 防ぐために革製パッキンが使われていま

方法は、L-Na 液体培地(バクトトリプトン 10g/L、酵母エキス 5g/L、NaCl 24 g/L)200mL を坂口フラスコに入れ、そこに体質顔料 H を入れ、オートクレーブ滅菌を行

ユースカフェを利用して助産師に相談をした方に、 SRHR やユースカフェ等に関するアンケ

※お寄せいた だいた個人情 報は、企 画の 参考およびプ レゼントの 発 送に利用し、そ れ以外では利

地震 L1 について、状態 A+α と状態 E の評価結果を比較すると、全 CDF は状態 A+α の 1.2×10 -5 /炉年から状態 E では 8.2×10 -6 /炉年まで低下し

地震 L1 について、状態 A+α と状態 E の評価結果を比較すると、全 CDF は状態 A+α の 1.2×10 -5 /炉年から状態 E では 8.2×10 -6 /炉年まで低下し