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ミツバチコロニー最適化手法を用いた重力ダム基本断面設計法 Design Approach of Basic Section for Gravity Dam Using Bee Colony Optimization Scheme

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Academic year: 2021

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(1) ミツバチコロニー最適化手法を用いた重力ダム基本断面設計法.  

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(4)               

(5) . ○ 浜 口 俊 雄・田 中 茂 信・角  哲 也・三 島 康 二 ○.   

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(9) .      

(10)       

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(58)  +#    $.  序論. 関数が不連続であることで最適化計算を困難にしている ため,人工群知能のアルゴリズムを用いることである. これによって,基本断面設計パラメータの容易な最適化 が可能となる.. 重力コンクリートダムは,ダム軸に対して鉛直に切り 取った単位厚さの三角形断面 以降,基本断面と呼ぶ を 考え,そこで転倒安定性,滑動安定性,許容応力耐性を 満たすように形状が設計される.その際に,地質条件や 空間の物理条件,さらには経済性を加味して考えねばら ならない.形状設計として最も経済的にするには基本断 面積を最小にすること,同断面積は小さくしても滑動し ないよう岩盤接触面積を最小限に大きく取ることが重要 となってくる.その観点から,基本断面を減らしつつ, 接触面積を大きくするため,ダム上流面にはフィレット 拡幅部 を採用するケースも多い.ここで,フィレット は上流面の一部までしか用意されないため,設計時の作 用荷重計算において,静水圧ならびに堆砂圧の鉛直成分 がフィレット形状と堆砂高の関係に影響を受けてバイリ ニアに変化を強いられてくる.これは上下流法面勾配や フィレット高ならびにフィレット勾配の設計値を最適化 計算で求めようとするには障害となっており,最適断面 を全自動で求めることを避けてしまう要因となっている. 従来では場合分けをどちらかに定めて最適化をするか, フィレット高を固定するかで算定されていた.本研究は この障害を打破するために2つのアプローチを用いる. 1つ目は,荷重計算でケース分けしていた式を1つの 式でまとめて表現できるようにすることである.2つ目 は,本問題は最適パラメータ同定に用いることの多い導 上流水圧 水平. 地震時 上流動水圧. . 

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(60) . (-拡 張 理 論 に つ い て は 参 考 文 献 を 参 照 さ れ た い.基本断面での採用荷重は ,$ に示すとおりであ. る.ただし同図はフィレット高 Ú が堆砂高 × を下回っ てバイリニアとなるケースを示している.その設計パラ メータ諸元を    に示す.上記のバイリニアのケー スでは (-拡張理論を用いると .*$ のようになる.こ こに / はフィレット高の堆砂高に対する下回り量であ る.この鉛直・水平・モーメントの各作用力合力  ' ' は .*$0 ∼1 で表される.許容応力条件に関して,概 してダム高 2( 以下の重力ダムの圧縮応力はほとんど 問題にならない.転倒・滑動安定の各条件はそれぞれ .*$2 '3 で表される.前者はミドルサード式,後者は 4  式と呼ばれ,これらを同時に満たすようにパラ メータを決定する.なお ×Ú ' はそれぞれ .*$5 '6 で 定義される..  ミツバチコロニー最適化法  !. ここでは人工群知能として,ミツバチコロニー最適化 法  "# と粒子群最適化法 +# を用いたが,前者が 後者に比べて計算時間が短く,また大域的探索において. . . .

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(63) . . 基本断面および 水圧・堆砂圧 鉛直. . . 堆砂圧 水平.

(64) .  設計作用荷重と設計パラメータならびに各安定条件. . . ½. . ¾. 下流 地震時 水圧 下流 水平 動水圧.  . . . . . . .

(65) . . Û  Û . Û  · ´½  µ . ,$ ,

(66)   

(67)    . ´¼    ½  µ.

(68) .

(69)    7      

(70)      表 記 諸 元.   ½ ¾          .     .

(71) .     ¼ . 鉛直荷重  水平荷重  堤踵 上流面のり先 のモーメント  上流面勾配 下流面勾配 フィレット勾配 ダム高  本稿では  上流水深 堆砂高比 フィレット高比 下流水深  下流水深比 コンクリート単位体積重量  ¿  水単位体積重量  ¿  水中堆砂単位体積重量  ¿  泥圧係数 地震係数 揚圧力係数 揚圧力排水影響係数 排水孔距離比 せん断抵抗安全率 せん断抵抗強度  ¾  内部摩擦係数. . .   .   .     . . ¾.  ½  ¾    

(72) ¾   ¾¾ . . ¾. ½.     . ¾. . ¿. . .   ½ . .    ½  ¾   . . .   

(73) ¿    .   . 73.5(m) 47.0 (m). ½ . ½ . ¾ . ¿.   .

(74) .  . ¼.  

(75) ¿  . 

(76)  . BCO optimized. 

(77) . 52.3(m). 9. . . ¾.   . . 0.5.    ¾ ¾ ¿. ¿  

(78)  .  . 

(79) ¿  . . . Actual ¾. 1.2 1859.62(m2). 21.2(m). ,$ "#)

(80) !      

(81) .  .   計 算 事 例 と し て ,現 実 に は フィレットの 無 い  ダ    ムを用いる. ダムのパラメータ諸元は   0 の通. 収穫蜂. 適合度計算. 各蜜源の適合度 (目的関数ベース) を算定・比較. り で あ る .上 下 流 面 勾 配 ,フィレット 高 比 ,フィレ ット勾 配を パラメ ータ として "# で最適 化す ると,  :($(' :($2;' :($0;' :$0 を得た ,$ .本来の 断面積 01;$;6 に対して 62;$30 まで約 0<も縮 小できるという結果を得た.特に  :($( となったこと は,フィレット設置理由である接触面積増加と断面積減 少の同時実現という目的に適った結果となっており,妥 当な結果と言える.また +# では計算時間が数十倍∼ 数百倍かかる上に,この最適断面の解を得るに至らな かったことから大域的探索が "# より苦手で,初期設 定が局所的に上手く与えられない限りは最適解を得られ ない可能性もあるということが推察される. 結論 本研究では "# によって重力式ダムの最適断面設計 を行ったところ,探索自由度の高さに起因して長時間の 計算を要する +# でも探索しきれなかった最適解が容 易に得られ, "# が秀逸であることが分かった.本手 法の計算の容易さを踏まえると,本断面設計だけでな く,計算量の比較的大きなシミュレーションのモデルパ ラメータ同定にも有用であろうと期待できる.. #. 蜜源(候補解)毎に1成分の ランダム選択・調整→ 適合度改善で調整成分に更新. 蜜源全体で最高適合度のもの →世代(サイクル)の最適蜜源.   . 0.8.  . . も後者が見落とした局所解も的確に見つけることから 前者を採用した. "# は 8  

(82)  により提唱された 群知能アルゴリズムの一種で,高次元問題に対して有効 なアルゴリズムである.一般に一つの巣を構成するミツ バチの群れにおいて,働き蜂が花の蜜を巣まで持ち帰る 行動をモデル化したものである.一匹の働き蜂が良質な 蜜源を発見した際,他の蜂に知らせるためにミツバチダ ンスと呼ばれるコミュニケーション行動をとることで他 の働き蜂もその蜜源を利用する. "# では働き蜂をそ の行動過程ごとに収穫蜂・追従蜂・偵察蜂のフェーズに 分類し,最良の蜜源 解 を探索することを目的とする.. 最適蜂の選出.   0 9          . . .   

(83) ¿   ¾      ¿       . ¼                  ½  ¾    ½ . ". .      

(84)             ½               ½  ¾    ½ ¾    ¾    ¾   

(85)  ¾ ¾ .      ¾      ½  ¾       ¾  ½  ¾     ½  ¿   ¾  

(86)   ¾    ¾ ¾ ¾. 中の「調整」とは「解の試行」であり, 「更新」とは「解の 試行後に施行された解への変更」を意味する.また,収穫 蜂     は「全蜜源に対して,各蜜源で成分の  つを調整および更新」する作業を有し,追従蜂 

(87) 

(88)

(89) &   は「蜜源の各適合度を基に,全蜜源から訪れる蜜源 を選択し,その蜜源の解を調整および更新」する作業を 有し,偵察蜂 

(90)   は「一定期間更新されなかっ た蜜源の全成分をランダム解と置き換えて初期化」する 作業を有する.これらの処理で最も適合度の高い蜜源を その世代の最適解として,次の世代計算に移る.これを 所与の世代数計算し,最終的に最も適合度の高い蜜源蜜 源が最適解となる. 基本断面パラメータの最適化. 0.               . ,$0 にミツバチコロニー最適化の処理過程を示す.図. 0.07. 文字数. 追従蜂. 適合度を重み付けとして 1つの蜜源を選択 →全成分を調整・更新. 偵察蜂. 追従蜂による更新が一定回数 無かった蜜源 →現存から違う蜜源に初期化. ,$0 +

(91)  

(92)   "#   . 参考文献  浜口俊雄・村上 章・長谷川高士:平面解析で移動境界を考慮した地下水 モデルと逆解析への応用,土木学会論文集,第  号  ,

(93)

(94) . ,  .        !

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参照

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