はじめに
食生活関連用具は,近年,生活様式の変化だけでなく,技術革新に伴い,家庭用食器洗い乾燥機,
電磁調理器などの製品が開発され,家庭に保有されている食生活関連用具にも変化がみられると思 われる。
用具が重要視される食生活関連教育においては,学習者の食生活関連用具の保有・使用の実態を 把握したうえで,学習者個人で購入するもの,家庭から持参できるものなどを考慮し,学校に備え る教材・教具の選定にあたるだけでなく,保有や使用していない用具の使用方法の指導についても 望まれる。
以上のことから,本研究では,短大生を対象として,食生活関連用具の家庭における保有状況と 最近1年間で授業以外での使用状況を明らかにし,家庭から持参できる教材・教具や短大に備える べき教材・教具を提案することを目的として,アンケート調査を実施し,検討を行った。
研究方法
1 調査品目の選定
調査品目は,148品目とした。調査品目の選定にあたっては,平成
13
年・16年文部科学省検定 小・中学校家庭科教科書8冊中4冊以上に記載の48
品目,教科書にあり普及率が伸びてきた電磁調 理器,食器洗い乾燥機など4品目,菓子・寿司・加工食品などの市販本22
冊から麺棒,粉ふるいな どの89
品目,さらに消耗品3品(アルミホイル,ラップ,キッチンペーパー)を加えた。
女子短大生の家庭における食生活関連用具についての研究
山本紀久子
*・山田好子 **
(
2007
年11
月30
日受付)The Study of Tools Related Food Life at Female Junior College Students' Home
Kikuko Y AMAMOTO *and Yoshiko Y AMADA **
(Received November 30, 2007)
茨城大学教育学部家庭科教育研究室
.
小田原女子短期大学食物栄養学科.
*
**
2 調査対象
調査対象は,O短大の学生
203
人(家政科74
人,幼児教育科129
人)である。3 調査の実施時期と調査方法
調査の実施時期は,平成
17
年4月上旬である。調査方法は,授業の休憩時間などにおいて調査用紙を配布し,食生活における関連用具について,
「家庭に保有している品目」および「最近1年間に授業以外で使用した品目」に○印を,属性とと もに記入させ,その場で,または後日回収した。
結果および考察
1 調査対象
表1に,調査対象者
203
人の家族形態を示す。家族形態は,単独世帯10
人,核家族世帯121
人,拡大家族世帯
72
人で,核家族世帯が全体の約60%を占めている。対象者の年齢は,18
歳から58
歳(社会人学生)で,平均年齢は
19.7
歳,中央値19.0,最頻値 18.0
であり,18歳と19
歳を合わせる と90%近くになる。母親の年代は40
代が65.4%で最も多く, 50代の 31.4%と合わせて 96.8%になる。
調査対象を含めた家族人数の平均は,核家族世帯
4.1
人,拡大家族世帯5.6
人である。2 全体の保有品目数と使用品目数の関係
表2に,家庭に保有されている品目数の平均と標準偏差を,表3に,最近1年間に使用した品目数 の平均と標準偏差を学科別および家族形態別に示す。いずれも少数点以下2桁を四捨五入してある。
家 族 形 態
全 体 拡大家族
核家族 単独家族
専 攻
74 29
39
家政6
129 43
82
幼教4
203 72
121
全体10
表1 調査対象
家 族 形 態
全 体 拡大家族
核家族 単独家族
専攻
96.4
(18.8
)101.0
(15.2
)96.3
(17.9
)75.2
(27.6
)家政
94.7
(18.5)98.3
(16.9)94.9
(16.7)50.5
(17.3)幼教
95.3
(18.6)99.4
(16.2)95.3
(17.0)65.3
(26.2)全体
表2 家庭に保有されている品目数の平均と標準偏差
全体では,平均して
95.3
品目が家庭で保有されており,66.5品目が最近1年間に使用されたと学 生によって認知されている。家族形態別の家庭に保有されている品目数は,単独家族
65.3
品目,核家族95.3
品目,拡大家族99.4
品目で,核・拡大家族の保有品目数は,単独家族の1.5
倍前後の品目数となっている。家族形態別の最近1年間に使用した品目数は,単独家族 53.7
品目,核家族66.4
品目,拡大家族68.4
品目で,核・拡大家族は,単独家族の使用品目が
1.25
倍前後の品目数になっている。保有されている品目と使用していると認識した品目の差は,核・拡大家族の品目では,単独家族 の
2.5
倍前後の品目であり,核・拡大家族に比べ,単独家族では保有している品目の多くを使用し ていることがわかったが,学科別の意味のある差は保有および使用においても認められなかった。図1に,家庭に保有されている品目数と最近1年間に使用した品目数の関係を散布図にしたもの を示す。単独家族世帯のサンプル数が少ないことから,単独家族世帯の散布状況は必ずしも定かで
家 族 形 態
全 体 拡大家族
核家族 単独家族
専攻
67.8
(24.5)67.7
(24.9)69.5
(25.7)57.5
(12.4)家政
65.7
(20.5
)68.9
(22.9
)64.9
(19.0
)48.0
(16.1
)幼教
66.5
(22.0)68.4
(23.5)66.4
(21.4)53.7
(14.0)全体
表3 最近1年間に使用した品目数の平均と標準偏差
図1 家庭に保有されている品目数と最近1年間に使用した品目数の散布図
はないが,核家族や拡大家族および全体から見れば,家庭に保有されている品目数と最近1年間に 使用した品目数の間に,一方が多くなると,もう一方も多くなるという正の相関関係があった。
そこで,表4に,家庭に保有されている品目数と最近1年間に使用した品目数の関係を
Person
の 相関係数の値と有意水準の両方から見たものを示す。この結果,全ての場合に正の相関がみられ,なかでも単独家族世帯においては高い正の相関が認められた。これは単独家族においては,独り住 まいであることから,とりあえず最小限必要なもの・使用するものを購入して使用しており,使用 するものしか持たない・持てない状況と推察される。
3 個別品目の保有率と使用率
表5に,家族形態別にみた個別品目の保有率最近1と年間の使用率を示す。
(1)個別品目の保有率
単独家族,核家族,拡大家族のいずれにおいて保有率
50%以上の品目は,148
品目中59
品目で あった。具体的には計量スプーン,計量カップ,はかり,万能包丁,キッチンばさみ,皮むき器,おろし器,まな板,さいばし,泡たて器,しゃもじ,フライ返し,玉じゃくし,木べら,ボール,
フライパン,両手なべ,片手なべ,ミルクパン,土なべ,電気炊飯器,ガスこんろ,電子レンジ,
オーブンレンジ,オーブントースター,電気冷凍冷蔵庫,アルミホイル,キッチンペーパー,ラッ プ,ざる,うちわ,米びつ,おぼん,缶切り,せんぬき,食器ふきん,台ふきん,スポンジ,水切 りかご,生ごみ入れ,電気ポット,小皿,平皿,深皿,どんぶり,茶碗,汁椀,箸,箸置き,コッ プ・グラス,マグカップ,フォーク,ナイフ,バターナイフ,スプーン,レンゲ,湯のみ茶碗,きゅ うす,弁当箱である。
このうち,保有率
90%以上の品目は 24
品目で,家電製品を除いては,学生自身で持参可能な品 目と捉えることができる。具体的には,まな板,さいばし,しゃもじ,フライ返し,ボール,フラ イパン,片手なべ,電気炊飯器,電気冷凍冷蔵庫,キッチンペーパー,ラップ,ふきん,台ふき,スポンジ,小皿,平皿,深皿,茶碗,汁椀,箸,コップ・グラス,マグカップ,フォーク,スプー ンである。フライパンとスプーンの保有率は
100%であった。
一方,「保有率
20%以下」の品目は,148
品目中10
品目で一般に家庭で保有されていないために学校で調達すべき品目と思われる。具体的には,ガラスなべ,電磁調理器,万能こし器,油温度計,
肉たたき,のし板,ソーセージ用口金,じょうご,ホウロウ容器,かつおぶし削り器で,このうち
10%以下の品目はソーセージ用口金のみであった。
全 体 拡大家族
核家族 単独家族
家族形態
0.593**
0.558**
0.606**
0.905**
Person
の相関係数**
相関係数は1%
水準で有意.
表4 家庭に保有されている品目数と最近1年間に使用した品目数の相関関係単位:%
拡大家族 核家族
品 目
単独家族
使用率 保有率
使用率 保有率
使用率 保有率
表5 家族形態別にみた個別品目の保有率と最近1年間の使用率
計量スプーン
80.0 80.0 91.7 68.6 88.9 59.7
計量カップ80.0 70.0 95.0 78.5 95.8 86.1
すり切りべら 10.0
10.0 42.1 4.9 45.1 23.6
はかり75.0 70.0 90.9 65.3 95.8 72.2
万能包丁
100.0 100.0 93.4 86.8 86.1 81.9
洋包丁10.0 10.0 40.5 27.3 29.2 22.2
くだものナイフ40.0 30.0 75.2 45.5 69.4 36.1
菜切り包丁20.0 20.0 25.6 17.4 39.4 19.4
出刃包丁20.0 20.0 35.5 14.0 38.9 16.7
刺身包丁 20.0
10.0 34.7 9.9 45.8 19.4
キッチンばさみ50.0 50.0 82.6 62.8 90.1 72.2
スライサー
40.0 30.0 56.7 28.1 62.5 36.1
皮むき器80.0 70.0 95.0 66.9 93.1 70.8
おろし器70.0 60.0 96.7 66.9 94.4 66.7
卵切り器0.0 0.0 48.8 17.4 48.6 15.3
まな板100.0 100.0 99.2 90.9 97.2 91.7
さいばし90.0 90.0 98.3 93.4 100.0 95.8
泡たて器70.0 60.0 99.2 79.2 98.6 81.9
しゃもじ90.0 90.0 100.0 92.5 100.0 93.1
フライ返し100.0 100.0 100.0 84.3 98.6 86.1
玉じゃくし100.0 100.0 90.9 73.6 88.9 77.8
あなじゃくし40.0 10.0 69.4 28.1 66.7 30.6
あみじゃくし30.0 30.0 76.9 38.8 81.9 35.2
木べら50.0 40.0 86.8 57.0 91.7 59.7
ゴムべら40.0 40.0 83.5 53.7 81.9 56.9
ミキサー・ジューサー(小)30.0 10.0 72.7 28.9 68.1 30.6
ハンドミキサー20.0 10.0 61.2 30.6 58.3 29.2
フードプロセッサー(大)0.0 0.0 19.0 8.3 26.4 12.5
ボール100.0 100.0 98.3 89.3 98.6 90.3
ガラスボール20.0 10.0 46.3 29.8 36.1 26.4
フライパン100.0 100.0 100.0 95.9 100.0 94.4
両手なべ60.0 60.0 95.0 76.9 94.4 84.7
片手なべ100.0 100.0 92.6 77.7 97.2 84.7
ミルクパン60.0 40.0 63.6 40.5 68.1 45.8
深なべ40.0 30.0 75.2 41.3 79.2 44.4
中華なべ20.0 0.0 40.8 19.0 45.7 25.0
土なべ50.0 30.0 52.1 24.0 54.9 23.6
親子丼用なべ30.0 10.0 31.4 12.4 38.9 13.9
ガラスなべ0.0 0.0 14.9 3.3 6.9 4.2
ホウロウなべ20.0 0.0 22.3 7.4 19.4 9.7
圧力なべ20.0 10.0 52.9 16.5 55.6 22.2
炊飯なべ・文化なべ20.0 0.0 20.7 5.8 18.1 9.7
電気炊飯器90.0 90.0 93.4 86.0 94.4 76.4
揚げ物用なべ30.0 30.0 66.1 40.5 66.7 36.1
蒸し器10.0 0.0 71.9 23.1 83.3 38.9
せいろ 20.0
0.0 18.2 1.7 20.8 11.1
卵焼き器
20.0 20.0 54.5 28.9 70.8 31.9
魚焼き器・グリル40.0 30.0 85.1 44.6 86.1 40.3
ホットプレート20.0 0.0 85.1 51.2 94.4 52.8
たこ焼きプレート20.0 10.0 57.0 19.8 38.9 11.1
たこ焼き用目打ち10.0 0.0 21.5 5.0 18.3 9.7
ガスこんろ70.0 70.0 90.1 81.0 94.4 79.2
カセットこんろ10.0 10.0 53.7 35.5 59.7 29.2
オーブン40.0 40.0 57.0 51.2 52.8 43.1
電子レンジ70.0 70.0 81.0 79.3 86.1 79.2
オーブンレンジ60.0 60.0 62.8 52.9 63.9 56.9
オーブントースター50.0 50.0 70.2 64.5 72.2 48.6
トースター20.0 10.0 42.1 29.8 50.0 33.3
電磁調理器(IH)10.0 10.0 10.7 7.4 4.2 2.8
電気冷凍冷蔵庫100.0 100.0 99.2 98.3 97.2 87.5
電気冷凍庫10.0 10.0 38.0 38.0 39.4 37.5
アルミトレイ30.0 10.0 43.0 24.8 44.4 18.1
フリージング用パック40.0 40.0 43.8 25.6 44.4 22.2
アルミホイル80.0 70.0 98.3 91.7 98.6 81.9
キッチンペーパー100.0 90.0 93.4 87.6 97.2 80.6
ラップ100.0 100.0 96.7 95.0 100.0 90.3
落し蓋40.0 10.0 64.5 28.9 73.6 33.3
すりこぎ30.0 10.0 60.3 20.7 68.1 30.6
すり鉢20.0 10.0 73.6 24.0 84.7 34.7
裏ごし器20.0 10.0 43.8 13.2 51.4 15.3
茶こし30.0 20.0 67.8 36.4 69.0 33.3
みそこし 20.0
0.0 25.6 9.9 36.6 22.2
万能こし器 20.010.0 17.4 11.6 18.1 8.3
ざる(金属・プラスチック)70.0 70.0 91.7 74.4 95.8 77.8
単位:%
拡大家族 核家族
品 目
単独家族
使用率 保有率
使用率 保有率
使用率 保有率
ぼんざる(魚おろし用・竹)
10.0 0.0 18.2 9.9 23.6 15.3
竹串40.0 0.0 86.8 49.6 93.1 48.6
バット・トレイ40.0 20.0 64.5 32.2 62.5 37.5
油切りバット20.0 0.0 43.8 22.3 55.6 31.9
温度計10.0 0.0 32.2 7.4 31.9 8.3
油温度計20.0 0.0 8.3 2.5 15.3 5.6
肉たたき10.0 0.0 17.4 5.8 16.7 5.6
マッシャー(つぶし器)10.0 10.0 24.8 9.1 20.8 2.8
アイスピック 10.0
0.0 33.9 10.7 31.9 8.3
レモン絞り器30.0 10.0 63.6 24.0 62.0 27.8
すしおけ
20.0 0.0 50.4 19.0 63.9 30.6
巻きす20.0 0.0 56.2 19.0 58.3 23.6
うちわ70.0 30.0 90.1 43.0 91.7 47.2
おひつ 10.0
0.0 12.4 4.1 20.8 12.5
麺棒
20.0 10.0 68.6 30.6 72.2 27.8
のし板10.0 0.0 17.4 4.1 16.7 4.2
こねばち0.0 0.0 12.4 4.1 23.6 8.3
耐熱容器20.0 20.0 49.6 26.4 48.6 26.4
粉ふるい40.0 30.0 80.2 45.5 80.6 48.6
ケーキ型30.0 30.0 68.6 39.7 72.2 38.9
プリン型20.0 0.0 48.8 16.5 45.8 19.4
ゼリー型20.0 11.0 55.4 15.7 58.3 22.2
しぼり袋20.0 10.0 50.8 24.8 62.0 30.6
ケーキ用口金20.0 0.0 42.1 17.4 39.4 19.4
ソーセージ用口金0.0 0.0 0.8 0.8 4.2 2.8
はけ30.0 10.0 50.4 27.3 58.3 18.1
じょうご10.0 0.0 16.5 8.3 12.5 1.4
保存用びん20.0 10.0 39.7 16.5 36.1 12.5
ホウロウ容器10.0 10.0 11.6 4.1 11.1 4.2
漬け物だる20.0 0.0 32.2 10.7 66.7 23.6
即席漬け物器10.0 10.0 17.4 3.3 25.0 9.7
かつおぶし削り器10.0 0.0 8.3 0.8 19.4 5.6
米びつ50.0 40.0 52.1 27.3 54.2 29.2
包丁とぎ用といし20.0 10.0 55.4 15.7 59.7 23.6
おぼん70.0 40.0 90.9 56.2 94.4 70.8
缶切り70.0 50.0 97.5 63.6 95.8 65.3
せんぬき60.0 50.0 91.7 47.9 97.2 48.6
なべしき20.0 10.0 81.8 60.3 84.7 56.9
なべつかみ30.0 10.0 77.7 53.7 73.6 50.0
食器ふきん100.0 100.0 97.5 91.7 98.6 88.9
台ふきん100.0 100.0 97.6 90.9 100.0 91.7
スポンジ100.0 100.0 98.3 93.4 100.0 93.0
たわし40.0 40.0 92.5 66.1 98.6 72.2
金たわし40.0 40.0 73.3 47.1 75.0 54.2
洗いおけ40.0 40.0 71.1 60.3 83.3 63.4
水切りかご80.0 80.0 85.1 72.7 79.2 58.3
生ごみ入れ70.0 70.0 88.4 73.6 94.4 76.4
油こし20.0 0.0 53.7 20.7 59.7 25.0
キッチンタイマー10.0 0.0 65.3 38.0 68.1 41.7
電気ポット60.0 40.0 80.2 59.5 86.1 62.5
食器洗い乾燥機20.0 10.0 17.4 11.6 26.4 18.1
うす・きね 0.0
0.0 3.3 1.7 30.6 13.9
電動もちつき器 10.010.0 14.9 5.8 43.1 13.9
小皿 100.0
100.0 99.2 98.3 100.0 100.0
平皿(中)100.0 100.0 99.2 98.3 100.0 97.2
深皿(カレー皿)
90.0 70.0 98.3 97.5 98.6 97.2
どんぶり80.0 50.0 98.3 93.4 97.2 86.1
茶碗100.0 100.0 98.3 95.9 100.0 98.6
汁椀100.0 100.0 96.7 94.2 100.0 95.8
箸 100.0
100.0 98.3 96.7 100.0 100.0
箸置き60.0 40.0 81.8 29.8 88.9 31.9
コップ・グラス
100.0 100.0 98.3 93.4 100.0 98.6
マグカップ100.0 100.0 100.0 96.7 100.0 95.8
フォーク100.0 100.0 100.0 98.3 100.0 95.8
ナイフ70.0 40.0 96.7 80.2 98.6 76.4
バターナイフ60.0 60.0 95.9 86.8 97.2 75.0
スプーン100.0 100.0 100.0 98.3 100.0 97.2
レンゲ50.0 30.0 95.0 73.6 100.0 70.8
湯のみ茶碗60.0 60.0 94.2 87.6 100.0 90.3
茶たく40.0 20.0 52.9 31.4 61.1 34.7
きゅうす70.0 70.0 97.5 81.0 98.6 86.1
ランチョンマット20.0 20.0 61.2 26.4 59.7 26.4
弁当箱80.0 70.0 98.3 92.6 100.0 84.7
重箱(おせち用)20.0 20.0 64.5 24.8 83.3 41.7
表5 (つづき)
核家族および拡大家族のいずれにおいても保有率
50%以上の品目は,148
品目中,101品目で あった。具体的には,計量スプーン,計量カップ,はかり,万能包丁,くだものナイフ,キッチ ンばさみ,スライサー,皮むき器,おろし器,まな板,さいばし,泡たて器,しゃもじ,フライ返 し,玉じゃくし,あなじゃくし,あみじゃくし,木ばら,ゴムべら,ミキサー・ジューサー,ハン ドミキサー,ボール,フライパン,両手なべ,片手なべ,ミルクパン,深なべ,土なべ,圧力なべ,電気炊飯器,揚げ物用なべ,蒸し器,卵焼き器,魚焼き器・グリル,ホットプレート,ガスこんろ,
カセットこんろ,オーブン,電子レンジ,オーブンレンジ,オーブントースター,電気冷凍冷蔵庫,
アルミホイル,キッチンペーパー,ラップ,落し蓋,すりこぎ,すり鉢,茶こし,ざる,竹串,バッ ト・トレイ,レモン絞り器,すしおけ,巻きす,うちわ,麺棒,粉ふるい,ケーキ型,ゼリー型,
しぼり袋,はけ,米びつ,包丁とぎ用といし,おぼん,缶きり,せんぬき,なべしき,なべつかみ,
ふきん,台ふき,スポンジ,たわし,金たわし,洗い桶,水切りかご,生ごみ入れ,油こし,キッ チンタイマー,電気ポット,小皿,平皿,深皿,どんぶり,茶碗,汁椀,箸,箸置き,コップ・グ ラス,マグカップ,フォーク,ナイフ,バターナイフ,スプーン,レンゲ,湯のみ茶碗,茶たく,
きゅうす,ランチョンマット,弁当箱,重箱である。
さらに,核家族および拡大家族いずれにおいても保有率
80%以上は 60
品目で,具体的には計量ス プーン,計量カップ,はかり,万能包丁,キッチンばさみ,皮むき器,おろし器,まな板,さいば し,泡たて器,しゃもじ,フライ返し,玉じゃくし,木ばら,ゴムべら,ボール,フライパン,両 手なべ,片手なべ,電気炊飯器,魚焼き器・グリル,ホットプレート,ガスこんろ,電子レンジ,電気冷凍冷蔵庫,アルミホイル,キッチンペーパー,ラップ,ざる,うちわ,粉ふるい,おぼん,
缶きり,せんぬき,なべしき,ふきん,台ふき,スポンジ,たわし,生ごみ入れ,電気ポット,小 皿,平皿,深皿,どんぶり,茶碗,汁椀,箸,箸置き,コップ・グラス,マグカップ,フォーク,
ナイフ,バターナイフ,スプーン,レンゲ,湯のみ茶碗,きゅうす,弁当箱である。
核家族および拡大家族において保有率
90%以上は 45品目で,短大生が大型家電製品を除いて持参
可能なものである。具体的には,計量スプーン,はかり,皮むき器,おろし器,まな板,さいばし,泡たて器,しゃもじ,フライ返し,ボール,フライパン,両手なべ,片手なべ,電気炊飯器,ガス こんろ,電気冷凍冷蔵庫,アルミホイル,キッチンペーパー,ラップ,ざる,うちわ,おぼん,缶 きり,せんぬき,ふきん,台ふき,スポンジ,たわし,小皿,平皿,深皿,どんぶり,茶碗,汁椀,
箸,コップ・グラス,マグカップ,フォーク,ナイフ,バターナイフ,スプーン,レンゲ,湯のみ 茶碗,きゅうす,弁当箱である。しゃもじ,フライパン,マグカップ,フォーク,スプーンの5品
目は
100%の保有率で,飯用のしゃもじ,調理用具のフライパンを除いて,食事に使う容器である洋
食器関連用品である。
品目別では,
「うす・きね」および「電動もちつき器」は,単独家族および核家族に比較して,拡大家族の保有傾向が際立っていた。特に,単独家族保有率0%の「うす・きね」は,拡大家族は,
核家族の
10
倍近くにあたる30%以上を保有し,祖父母の時から持っていたものが多いと推測され
る。一方,学校において調達・整備すべき保有率
20%以下の品目は,148
品目中10
品目である。具体 的には,ガラスなべ,電磁調理器,万能こし器,油温度計,肉たたき,のし板,ソーセージ用口金,じょうご,ホウロウ容器,かつおぶし削り器で,このうち,10%以下の品目は,ソーセージ用口金
のみであった。すなわち,保有率
20%および 10
以下の品目と品目数は単独家族を含めた場合と同様 の結果となった。短大で,ソーセージ作りを通して加工食品について学ぶときには,特に学校側で の調達が望まれる。(2)個別品目の使用率
単独家族,核家族,拡大家族のいずれにおいても使用率
50%以上の品目は,148
品目中,47品目 であった。具体的には,計量スプーン,計量カップ,はかり,万能包丁,キッチンばさみ,皮むき 器,おろし器,まな板,さいばし,泡たて器,しゃもじ,フライ返し,玉じゃくし,ボール,フラ イパン,両手なべ,片手なべ,電気炊飯器,ガスこんろ,電子レンジ,オーブンレンジ,電気冷凍 冷蔵庫,アルミホイル,キッチンペーパー,ラップ,ざる,缶きり,食器ふきん,台ふきん,スポ ンジ,水切りかご,生ごみ入れ,小皿,平皿,深皿,どんぶり,茶碗,汁椀,箸,コップ・グラス,マグカップ,フォーク,バターナイフ,スプーン,湯のみ茶碗,きゅうす,弁当箱)であった。こ のうち,使用率
80%を超えたものは 22
品目(万能包丁,まな板,さいばし,しゃもじ,フライ返 し,ボール,フライパン,電気冷凍冷蔵庫,キッチンペーパー,ラップ,ふきん,台ふき,スポン ジ,小皿,平皿,茶碗,汁椀,箸,コップ・グラス,マグカップ,フォーク,スプーン),さらに90%以上を超えているものは 16
品目(まな板,さいばし,しゃもじ,フライパン,ラップ,台ふき,スポンジ,小皿,平皿,茶碗,汁椀,箸,コップ・グラス,マグカップ,フォーク,スプーン)
で,短大で使用方法等をあえて指導しなくてもよいと思われるものである。使用率
100%の品目は,
認められなかった。
一方,短大で使用方法等を指導すべきと思われる使用率
20%以下の品目は,148
品目中,35品目 である。具体的には,菜切り包丁,出刃包丁,刺身包丁,卵切り器,フードプロセッサー,親子丼 なべ,ガラスなべ,ホウロウなべ,炊飯なべ・文化なべ,せいろ,たこ焼きプレート,たこ焼き用 目打ち,電磁調理器,裏ごし器,万能こし器,ぼんざる,温度計,油温度計,肉たたき,マッシャー,アイスピック,おひつ,のし板,こねばち,プリン型,ケーキ用口金,ソーセージ用口金,じょう ご,保存用びん,ホウロウ容器,即席漬け物器,かつおぶし削り器,食器洗い乾燥機,うす・きね,
電動もちつき器である。そのうち使用率
10%以下の品目は,16
品目( ガラスなべ,ホウロウなべ,炊飯なべ・文化なべ,たこ焼き用目打ち,電磁調理器,温度計,油温度計,肉たたき,マッシャー,
のし板,こねばち,ソーセージ用口金,じょうご,保存用びん,ホウロウ容器,即席漬け物器,か つおぶし削り器)であった。
核家族および拡大家族のいずれにおいても使用率
50%以上の品目は,148
品目中59
品目である。具体的には,計量スプーン,計量カップ,はかり,万能包丁,キッチンばさみ,皮むき器,おろし 器,まな板,さいばし,泡たて器,しゃもじ,フライ返し,玉じゃくし,木べら,ゴムべら,ボー ル,フライパン,両手なべ,片手なべ,電気炊飯器,ホットプレート,ガスこんろ,電子レンジ,
オーブンレンジ,電気冷凍冷蔵庫,アルミホイル,キッチンペーパー,ラップ,ざる,おぼん,缶 切り,なべしき,なべつかみ,ふきん,台ふき,スポンジ,たわし,洗い桶,水切りかご,生ごみ 入れ,電気ポット,小皿,平皿,深皿,どんぶり,茶碗,汁椀,箸,箸置き,コップ・グラス,マ グカップ,フォーク,バターナイフ,スプーン,レンゲ,湯のみ茶碗,きゅうす,弁当箱であった。
さらに,使用率
80%を超えているものは 28
品目で,万能包丁,まな板,さいばし,しゃもじ,フライ返し,ボール,フライパン,電気冷凍冷蔵庫,アルミホイル,キッチンペーパー,ラップ,
ふきん,台ふき,スポンジ,小皿,平皿,深皿,どんぶり,茶碗,汁椀,箸,コップ・グラス,マ グカップ,フォーク,スプーン,レンゲ,湯のみ茶碗,きゅうす,弁当箱であった。
核家族および拡大家族のいずれにおいても使用率90%以上の品目は,
17品目
(まな板,さいばし,しゃもじ,フライパン,ラップ,台ふき,スポンジ,小皿,平皿,深皿,茶碗,汁椀,箸,コップ・グラス,マ グカップ,フォーク,スプーン)で,使用率100%の品目は,認められず,「深皿」を除き,単独家族世帯を 含めた場合とほぼ同様の結果となった。これらは,短大で使用方法の指導をあえて必要としない品目 と捉えることができよう。
一方,核家族および拡大家族のいずれにおいても使用率20%以下の品目は,
148品目中35品目であ
る。具体的には,菜切り包丁,出刃包丁,刺身包丁,卵切り器,フードプロセッサー,親子丼用なべ,ガラ スなべ,ホウロウなべ,炊飯なべ・文化なべ,せいろ,たこ焼きプレート,たこ焼き用目打ち,電磁調理 器,裏こし器,万能こし器,ぼんざる,温度計,油温度計,肉たたき,マッシャー,アイスピック,おひつ,のし板,こねばち,プリン型,ケーキ用口金,ソーセージ用口金,じょうご,保存用びん,ホウロウ容器,
即席漬け物器,かつおぶし削り器,乾燥機,うす・きね,電動もちつき器であった。このうち10%以下の 品目は,
16品目
(ガラスなべ,ホウロウなべ,炊飯なべ・文化なべ,たこ焼き用目打ち,電磁調理器,温度 計,油温度計,肉たたき,マッシャー,のし板,こねばち,ソーセージ用口金,じょうご,ホウロウ容器,即席漬け物器,かつおぶし削り器)で,保有率と同様すべての家族世帯と合わせた場合と同様の結果 となった。
品目別に関しては,「竹串」の使用率が単独家族の場合,
0%であるのに対して,
核家族及び拡大家族 の場合は,約50%であった。(3)品目別の保有率と使用率の比較
品目別では,「万能包丁」は,家族形態を問わず保有率・使用率ともに80%を超えており,保有率・使 用率ともに20%以下である「菜切り包丁」「出刃包丁」「刺身包丁」に取って変っている。
おせち用「重箱」については,保有率が核家族60%以上,拡大家族80%以上であるが,使用率は核家 族で約25%,拡大家族でも約40%と半減しており,日本の伝統的食文化の簡素化が窺えた。
「箸置き」は,保有率が核・拡大家族80%以上にも関わらず,使用率はともに30%前後と低く,また,
「ランチョンマット」「茶たく」の保有率50%以上にも関わらず,使用率が保有率の50%前後と,これら からも生活様式の簡素化が窺える。
「かつおぶし削り器」は,祖父母のいる拡大家族ですら,保有率20%を切っており,さらに使用率は 数%に過ぎない。高齢社会の近年において普及しつつある「電磁調理器」も保有率・使用率ともに低 く,まだ普及しているとは言い難い。
「計量スプーン,計量カップ」が,どの家族世帯においても保有率・使用率ともに50%以上であった。
「油温度計」がいずれの家族世帯でも保有率20%以下,使用率数%以下あること,「油こし」が核・拡 大家族で保有率50%以上にも関わらず,使用率25%以下となっていることなどから,「揚げ物離れだ けでなく,部屋の汚れ・安全面や市販総菜の購入などが推察できる。
単独家族の保有率・使用率ともに0%である「うす・きね」の場合,拡大家族は核家族の10倍近くに あたる30%以上が保有している。ちなみに,使用率は約半分の15%弱で,これらも核家族の約8倍あ り,地域性による影響か検討する必要がある。
まとめ
用具が重要視される食生活関連教育では,学習者の食生活関連用具の保有・使用の実態を把握し たうえで,学校に備える教材・教具の選定および指導にあたることが望まれる。そこで,短大生に アンケート調査を実施し,食生活関連用具の家庭における保有・使用状況を比較した結果,以下の ことが明らかになった。
1)対象の短大生
203
人は,ほとんどが親元通学で,その家族形態は核家族が約60%(121
人)を 占め,拡大家族(72人)がこれに続いていた。家族人数の平均は,核家族世帯4.1
人,拡大家 族世帯5.6
人であった。2)全体では,149品目中,平均
95.3
品目が家庭で保有され,66.5品目が最近1年間に授業以外で 使用されたと学生によって認知された。さらに,家庭の保有品目数と最近1年間に使用された 品目数間には,全ての家族形態で正の相関が認められた。保有品目と使用したと認識した品目 の差は,核・拡大家族では,単独家族の2.5
倍前後の品目と,より単独家族では保有品目の多 くを使用していることがみられた。3)全体では,保有率
90%以上の品目は 24
品目で,「フライパン」と「スプーン」の保有率は100%
で,家電製品を除いて学生自身で持参可能な品目と捉えることができた。核・拡大家族の保有
率
100%の品目は,前述の2品目に「しゃもじ」
「マグカップ」「フォーク」が加わって5品目である。保有率
20%以下の品目は,10
品目(ガラスなべ,電磁調理器,万能こし器,油温度計,肉たたき,のし板,ソーセージ用口金,じょうご,ホウロウ容器,かつおぶし削り器)で一般 に家庭で保有されていないために学校で調達すべき品目と思われる。
一方,核家族および拡大家族の保有率
90%以上は 45
品目であった。保有率100%の5品目
と,保有率20%および 10%以下の品目と品目数は単独家族を含めた場合と同様の結果となっ
た。4)品目別では,「うす・きね」および「電動もちつき器」は,単独家族および核家族に比較して,
拡大家族の保有傾向が際立っていた。特に,単独家族保有率0%の「うす・きね」では,拡大 家族は,核家族の
10
倍近くの30%以上を保有し,祖父母からの保有が多いと推測される。
5)全体では,使用率
90%以上は 16
品目(まな板,さいばし,しゃもじ,フライパン,ラップ,台ふきん,スポンジ,小皿,平皿,茶碗,汁椀,箸,コップ・グラス,マグカップ,フォーク,
スプーン)で使用率
100%はなかった。使用率 20%以下は 35
品目で,このうち10%以下は 16
品目(ガラスなべ,ホウロウなべ,炊飯なべ・文化なべ,たこ焼き用目打ち,電磁調理器,温 度計,油温度計,肉たたき,マッシャー,のし板,こねばち,ソーセージ用口金,じょうご,ホウロウ容器,即席漬け物器,かつおぶし削り器)であった。
一方,核家族および拡大家族の使用率
90%以上は 17
品目で,使用率100%の品目はなく,
「深 皿」を除き,単独家族を含めた場合とほぼ同様であった。これらは,短大で使用方法の指導を あえて必要としない品目と捉えることができる。6)全体では,使用率
20%以下の品目は 35
品目で,そのうち使用率10%以下の品目は,16
品目(ガラスなべ,ホウロウなべ,炊飯なべ・文化なべ,たこ焼き用目打ち,電磁調理器,温度計,
油温度計,肉たたき,マッシャー,のし板,こねばち,ソーセージ用口金,じょうご,保存用
びん,ホウロウ容器,即席漬け物器,かつおぶし削り器)であった。
一方,核家族および拡大家族のいずれも使用率
10%以下の品目は 16
品目で,保有率と同様す べての家族世帯と合わせた使用率の場合と同様であった。7)品目別では,「竹串」の使用率が単独家族
0%に対して,核家族及び拡大家族の場合は,約 50%
であった。
8)品目別では,「万能包丁」は,保有率・使用率ともに
80%以上で,20%以下である「菜切り包
丁」「出刃包丁」「刺身包丁」に取って変っている。おせち用重箱は,保有率が核家族60%以上,
拡大家族
80%以上,使用率は約 25%,約 40%と半減し,日本の伝統的食文化の簡素化が窺えた。
「かつおぶし削り器」は,拡大家族でも保有率
20%を切り,使用率は数%に過ぎない。
「計量ス プーン」「計量カップ」は保有率・使用率ともに50%超に比べ,
「油温度計」は保有率20%以下・
使用率数%以下で,揚げ物離れだけでなく部屋の汚れ・安全面や市販品の購入などが推察でき た。「電磁調理器」も保有率・使用率ともに低く,まだ普及しているとは言い難い。単独家族の 保有率・使用率0%の「うす・きね」を,拡大家族は核家族の
10
倍近い30%以上が保有して
いるものの,使用率は15%弱で,核家族の約8倍あり,地域性によるものか検討の余地があろ
う。最後に,本調査において,総じて使用しないものを保有している傾向が見受けられた。特に,核・
拡大家族の場合に,その傾向が強く表れていた。日本人の場合,洋の東西を問わず,いろいろな食 文化を取り入れた結果,食生活用具の品目数が多くなる傾向がある。しかし,和・洋・中華と分け られていた以前と比べ,和洋と言わず中華食器も様々な使い方がされるようになってきただけでな く,個々人専用に使う銘々器も,共用器となる傾向があり,共用器の範囲も変化している。
世界
30
カ国を訪れ,家中の物を家の前に出して撮影した「地球家族」1)の日本の頁からは,狭い 場で多数の物に囲まれた日本人の生活を感じ取ることができる。物を多く持つことが豊かと信じた 時代は去り,限られた空間でいかに快適に暮らすか,シンプルライフを目指す価値観も存在するよ うになった。このような状況を把握したうえで,地域性・安全性などを考慮し,学習者が持参できる食生活関 連用具を活用し,作業能率の向上に寄与し,必要度の高い食生活関連用具を積極的に取り込むこと によって,より適切な指導を行うことが可能となろう。
注
1)ピーター・メンツェル:『地球家族』,TOTO出版,平成7年3月