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No.
8
October 2003
目次
・ インタビュー………「カリキュラムに問題はありませんか?」 (1)
・ センターニュース… 「リンクカリキュラム意見交換会」他 (2)
・ 授業のティップス… 「オフィスアワーに学生がこない」 (4)
・ センター運営委員会の動き……… (5)
・ センター日誌……… (6)
・ 授業に役立つ道具箱 …「説明上手になる技術」 (7)
・ センター掲示版………(8)
インタビュー
カリキュラムに問題はありませんか?
愛媛大学法文学部総合政策学科昼間主 4回生 森川 健太
―森川さんは、ESMOで活躍されていますが、これまで どのような活動をしてきましたか?
学校行事の企画運営に携わりました。例えば、高 校生の体験入学や新入生の歓迎週間で、学生向けの 相談活動を行いました。
―活動の動機は?
実際は友人に誘われたのですが、高校時代から生 徒会長をやっていたので、人のために何かしたいと いう気持ちは強かったですね。
―活動の印象は?
一言で言うと、勉強になることが多かったです。
学校という組織の事情を見ながら運営に携われたの で、学内にいながらインターンシップをしている感 じでした。将来に役立つなと思いました。
―共通教育、学部教育を通して、良かった授業、悪 かった授業を教えてください。
4 回生になって思うのは、共通教育の「未習外国 語」が良かったなあと思います。英語と違って、基 礎から勉強するという意味で、将来マスターできる かもしれないという期待がありました。
学部の授業では、法文学部では講義形式の授業が
多い中で、少人数で調査をしながら進む「フィール ドワーク」が良かったです。別府にある身体障害者 の人たちが働き、暮らす「太陽の家」という場所に 行きました。同じ目的を持った人たちが集まって学 ぶ機会があって、親密な関係を作れたのが良かった と思います。なかなか大学では人間関係を作りにく いので。しかも 1 年かかりで取り組みましたし。「フ ィールドワーク」の授業を取った友達とは今でもつ きあいがあります。
愛媛大学大学教育総合センター Ehime University
Integrated Education Center
―共通教育、学部教育を通して、カリキュラムの改善点 などがあれば教えてください。
振り返ると、共通教育では、友達や先輩から「単 位が取りやすい」と言われたり、友達が取るから取 った科目は、学ぶ動機が曖昧だったという反省をし ています。それから、僕たちの次の年から「コミュ ニケーション英語」が導入されましたが、それは羨 ましいなあと思いました。
法律の授業が学びたいと思い大学に入りましたが、
1 年目の専門科目が少なすぎたと思います。入門科 目と並行して、もう少し深い専門科目を学ぶことで、
相乗効果が生まれると思います。入門科目だけを先 にやっても、全体をぼんやりとしかつかめませんで した。早いうちから、専門科目を学ぶ機会を作って ほしいです。
それから、「基礎セミナー」の内容が、他のクラス とあまりに違いすぎました。やる内容が異なるので あれば、選択させてほしかったです。選択できない のであれば、だいたい同じ内容にしてほしいです。
先生方の授業の仕方への不満はないことはないで すが、本当に取りたい授業であれば、さほど気にな りません。むしろカリキュラムの組み立て方に問題 があるのではないでしょうか?
カリキュラムがあまりにも学生を遊ばせすぎるも
のになってしまっているのではないでしょうか。
―施設、教育サービス等についての要望・提案は何か ありますか?
学生の立場で言うのも何ですが、最近、ポスター で FD,SD という言葉を見ますが、本当に成果がある のか疑問を感じます。例えば、事務の窓口業務など は、一対一で接する機会ですが、冷たい感じがしま す。それから学部の縦割りの弊害を感じます。愛媛 大学として統一して、サービス向上に取組んでほし いです。
(聞き手 佐藤浩章 大学教育総合センター)
もりかわ・けんた
愛媛県立丹原高等学校卒業。ESMO(愛媛大学学生メンターズ)
メンバー。
※ESMO は、大学教育総合センター広報小委員会が持つ学生ス タッフ組織です。共通教育のモニター、キャンパス清掃、高校生 体験入学スタッフ、新入生歓迎スタッフとして活動しています。
▼ 大学改革に関する教職員・学生の皆さんの意見を掲載 します。こちらがインタビューに伺うこともあります が、投稿も受け付けております。随時連絡をお待ちし ております。巻末の◎印の編集委員までお願いします。
センターニュース
大学教育総合センター教育改革推進委員会におい てかねて検討中の共通教育新カリキュラム(仮称「リ ンク・カリキュラム」)について、各学部において意 見交換会が実施されました。センター側の趣旨説明 に対し、どの学部においても活発な質問や意見が出 されました。意見内容は多岐にわたることからさま ざまな問題点等が明らかにされると共に、それぞれ の学部の立場が率直に表明されることで、今後の共 通教育の改革方向が一層はっきりしてきたことが、
成果としてあげられます。教育改革推進委員会は現 在、一連の意見交換の報告書をとりまとめており、
近々各学部に送付する予定です。なお、意見交換会 の日程は下記の通りです。
2003年 4月24日 法文学部 5月22日 理学部 6月 5 日 教育学部 6月12日 工学部
6月23日 医学部 7月 3 日 農学部
「リンク・カリキュラム」をめぐる意見交換会を 通して見えてきた問題点等について、実地に調査・
研究することを目的として、共通教育企画・実施部
(企画委員会)では、リンク・カリキュラムが提案 している授業形式を、これまでの主題別科目の枠組 の中で試行的に一部実施することとしました。
さらなる教育改革を求めて
―リンク・カリキュラム(仮称)の 意見交換会が各学部で開かれました―
主題別科目の新たなかたちを探る
―新カリキュラムの導入に先立ち、パイロ ット授業を企画しています―
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このことについて6月の大学教育審議会の承認を得 て、全学に担当教員を募集しました(本募集について は、大学教育総合センターのホームページの共通教 育企画・実施部のページに掲載されています)。今回 募集したのは、 愛媛大学の理念( 地域・環境・生 命)をテーマとする講義科目と、新形態の少人数授業 科目(主題別セミナー及びプロジェクト学習)の担 当者です。8月4日(月)の〆切時点で、合わせて 18件の応募がありました。応募してくださった先 生方のご協力を感謝いたします。
なお共通教育企画委員会では、これらの応募を中 心として、平成16年度に実施するパイロット授業 として、具体的な担当教員・講義内容等について検 討中です。
7月19日(土)・20日(日),国立大洲青年の 家において大学教育総合センター(以下,センター)
主催で,第4回愛媛大学教育ワークショップ(以下 FDWS)及び第1回学務部教務課SDワークショッ
プ(以下SDWS)が実施され,西頭センター長をは
じめ本学教職員29名が参加しました。
この FDWS は,授業をする際に必要な基本的な 知識とスキルを提供することを目的とし,授業計画 の立て方やシラバスの作成方法をテーマとした講義 やグループワークが行われました。
教育学部の平松講師による「教えること,育てる こと,そして,愛すること」と題する授業実践報告 の後,実行委員による「目標設定と授業計画・シラ バスの作成」,「様々な授業方法」,「よりよい成績評 価の仕方」などの講義がありました。参加者は各グ ループ(4グループ)に分かれ,講義を参考に「愛 媛大学の学生の考える良い授業と悪い授業」の分析,
目標設定,授業計画,シラバス作成,評価計画,指 導案作りを行いました。2日目には,各グループが
「恐竜学」,「恋愛学入門」,「多元的文化論」,「人間 学への誘い」をテーマにしたミニ授業を行いました。
討議・検討では,活発な意見が飛び交い,「今後の授 業に活かせそうだ。」,「とても参考になった。」,など の感想がありました。
閉会式では,各グループからグループ作業のまと め(学んだことは何か?,どう実践に活かすか?)
が発表されました。最後に西頭センター長から,参 加者に修了証書が手渡されました。
一方,SDWSは,部分的にFDWSと合流しつつ 実施されました。教務課においては,SD(Staff Development)自己評価を平成13年度から実施し ており一定の成果を上げてきたところですが,今年 度における新たな「SD評価項目」を策定するべく,
グループワークにて意見を交わしました。
共通教育企画・実施部実施委員会が9月10日(水)
に開催され、企画・実施部長より、平成 16 年度共 通教育授業計画の立案についての依頼がなされまし た。例年くりかえされる年中行事ですが、現行の共 通教育カリキュラム(ルネサンスプラン)が4年目 に入るということで、各部会別にこれまでの授業計 画とその実施に伴う基礎的なデータが参考資料とし て配付されました。いわゆるPlan-Do-Seeのサイク ルがようやく軌道に乗ることで、今後の授業改善が 期待されます。11月までの長丁場、部会委員の先生 方におきましては本当にご苦労様ですが、よろしくお願 いいたします。
第4回愛媛大学ワークショップが実施 されました
平成16年度共通教育授業計画の立 案作業が始まりました
シリーズ 授業のティップス(5)
「オフィスアワーに学生が来ないのですが」
Q.シラバスにオフィス アワーをわざわざ入れ ているにも関わらず、
学生が質問に来ること はありません。このよ うな時間を設定する意 味はあるのでしょうか?
A.「オフィスアワーの意味を繰り返し伝える」
今年度から、シラバスにオフィスアワーを記載す るようになりましたが、皆さんはオフィスアワーを どのように活用していますか?設定しても学生が来 ないという場合も多いようです。効果的に活用する にはどうしたらよいのでしょう。
目的を繰り返し伝える。オフィスアワー制度は、日 本の大学に導入されて日が浅いこともあり、教員、
学生の間でも認知度が低いのが実態です。オフィス アワーとは、教員が特定の時間を設けて、学生の質 問や相談に応じる面接時間のことです。授業や課題 についての質問を受けたりできます。原則として、
事前の確認なしで訪問ができることになっています。
学生から見れば、いつ訪問しても不在であったり、
訪問して不愉快な顔をされるといったことがなくな り効率的です。また教員からしても、ひっきりなし に学生が訪問してくることを避けることができ、個 人指導をすることで学生の学習進度を調整すること ができます。こうした目的については、最初の日だ けではなく、学期中にも数回説明しましょう。
研究室のドアに掲示する。シラバスには時間帯のみ を記入している場合が多いのですが、場所(○○学 部○号館○室)も伝えます。わかりにくい場合は地 図を黒板に書いたりしましょう。また研究室のドア にも時間帯を掲示してみましょう。
またオフィスアワーを「授業に関する質問のため の時間」としてだけではなく、様々に活用すること
で、学生の学習効果を高めるアイデアもあります。
課題の一つとする。学生に短い口頭による発表をさ せたり、論文の概要をまとめて発表させるなどして、
オフィスアワーを活用することができます。学生と のコミュニケーションの場ともなり、きめ細かな学 習指導が可能となります。
成績不良の学生への指導時間とする。学期途中の課 題を学生に返却する際に、「このことに関して、私 に会いに来てください」とコメントをしておきます。
調査によればこうした書き込みに反応する学生の
比率は約75%です。
また一度訪問した学生が、再度訪問しやすくなる アイデアもあります。
学生に真剣に対応する。学生は、教員の時間を無駄 にすることを気にしています。何度も時計を見たり、
学生と話しながら他の作業をしたりすることは避け ましょう。オフィスアワーにかかってくる電話は取 らないという教員もいます。
気持ちをほぐす。研究室に入ることで非常に緊張し ている学生もいます。授業の質問に答えるだけでは なく、授業の感想や学生の出身地などを聞きます。
オフィスアワーに教員に質問や意見をする学生は、
授業の課題を指摘してくれているわけですから、来 てくれたことに対し感謝を述べます。
目的を誤解した学生には注意する。学生の中には、
欠席した授業を繰り返してもらう時間だと誤解して いる者もいます。そういう目的でオフィスアワーを 設置しているわけではないことをその学生には説明 する必要があります。
参考文献:『授業の道具箱』pp.447‑452(バーバラ・グロス・デ イビス 東海大学出版会 2002 年 2800 円)
▼ 大学教員が授業をする上で役立つコツ(ティップス)
を伝えます。取り上げて欲しいテーマがある方は、巻末の 編集委員までご連絡ください。
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センター運営委員会の動き
▼ 大学教育総合センター運営委員会の中から主要な審 議、決定事項を抜粋してお伝えします。(6/7/8/9 月期)
◆第 4 回(6 月 11 日開催)◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
(審議事項)
1 平成 16 年度入学生に適用する履修単位表につい て
2 第4回愛媛大学教育ワークショップについて 3 教育システム開発部に置く研究ワーキンググル
ープについて
4 共通教育なんでも意見箱の機能変更について 5 留学生センターに置くワーキンググループへ
の委員の選出について 6 その他
平成 16 年度に試行的に実施する 授業科目について
◆第 5 回(6 月 25 日開催)◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
(審議事項)
1 平成 15 年度大学教育総合センター予算につい て
2 平成 15 年度共通教育の教育環境改善・整備計画 の変更について
3 英語教育センター専任教官の再公募について 4 英語教育センターの非常勤講師の辞職とそれに
伴う授業計画について
5 特色ある大学教育支援プログラムについて 6 平成 16 年度共通教育授業時間割の枠組みにつ
いて
7 独立法人化後の共通教育の安全管理について 8 平成15年度第1回愛媛大学教育ワーク
ショップの開催について
9 学生支援等センター構想WGについて
◆第 6 回(7 月 16 日開催)◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
(審議事項)
1 愛媛大学第1期「中期目標・中期計画」
(第1次案)について
2 センター運営委員会に置く小委員会に関する内 規の一部改正について
3 平成 15 年度第1回学生用図書の推薦について 4 平成 16 年度愛媛大学学年暦について
5 共通教育功労賞(仮称)について
6 平成 15 年度共通教育科目非常勤講師任用計画 について
◆第 7 回(7 月 30 日開催)◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
(審議事項)
1 愛媛大学第1期「中期目標・中期計画」
(第1次案)について
2 共通教育科目の授業担当状況について 3 平成 16 年度共通教育関係授業日程について 4 センター運営委員会に置く小委員会に関する内
規の一部改正について
5 安全・衛生小委員会の委員について
6 平成 15 年度共通教育科目非常勤講師任用計画 の変更について
7 英語担当の常勤的非常勤講師の公募について
◆第 8 回(9 月 5 日開催)◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
(審議事項)
1 平成 16 年度愛媛大学学年暦について
2 平成 16 年度入学者に適用する共通教育時間割 枠について
3 平成 16 年度入学者に適用する履修単位表につ いて
4 平成 16 年度入学者に適用する共通教育科目表 について
5 平成 15 年度後学期共通教育科目科目等履修生 について
6 平成 16 年度共通教育関係授業日程について 7 平成 15 年度後学期共通教育関係行事予定表の
変更について
8 平成 15 年度後学期共通教育科目非常勤講師の 任用計画の変更について
9 平成 16 年度入学者に適用する英語FB,FCの 開講形式の変更について
10 高大連携の推進に向けて
(報告事項)
1 第31回研究員集会について 2 英語教育センター紀要について
3 地区学長懇談会教学ネットワーク等検討委員会 報告について
◆第 9 回(9 月 24 日開催)◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
(審議事項)
1 平成 16 年度入学者に適用する共通教育時間割 枠について
2 平成 16 年度入学者に適用する英語FB,FCの 開講形式の変更について
3 平成 14 年度大学教育総合センター自己点検・評 価について
4 共通教育科目「主題別科目」の第1回目の授業 の取り扱いについて
5 平成 16 年度未習・補修授業について
(報告事項)
1 COE特進コース(仮称)の開設について 2 愛媛大学第1期「中期目標・中期計画」(第2次
案)について
3 高大連携WGの委員について
4 平成 15 年後学期共通教育科目の科目等履修生 及び聴講生について
5 平成 15 年度後学期専攻別基礎科目担当教員の 変更について
6 共通教育管理棟の廃水処理について 7 その他
(1) 大学進学ジャーナルについて
(2) キャンパス間接続中継システムについて (3) 平成 16 年度学内非常勤講師手当について
センター日誌
6
月1 日 中国四国地区大学教養教育研究会 3 日 第 6 回インターンシップ委員会 5 日 第 3 回共通教育企画委員会
〃 教育学部でのリンク説明会 10 日 第 11 部会
11 日 第 4 回センター運営委員会 12 日 工学部でのリンク説明会
14 日 第1回愛媛県4大学間インターンシップ合同説明会 17 日 第 2 回センター自己点検・評価委員会 18 日 第 4 回教育改革推進委員会
19 日 第 2 回共通教育実施委員会
21 日 第 2 回愛媛県 4 大学間インターンシップ合同説明会 23 日 第 3 回英語教育センター運営委員会
〃 医学部でのリンク説明会 25 日 第 5 回センター運営委員会
〃 愛媛県内 4 大学インターンシップ実行委員会
7
月1 日 第 3 回センター自己点検・評価委員会 2 日 愛媛県内 4 大学間インターンシッププログラム実行委員会 3 日 第 4 回共通教育企画委員会
〃 農学部でのリンク説明会 4 日 拡大教育改革改革推進委員会 10 日 第 5 回共通教育企画委員会 16 日 第 6 回センター運営委員会
17 日 中予地区学長懇談会教学ネットワーク等検討委員会 19 日 第 4 回愛媛大学教育ワークショップ 〃 〃
23 日 第 5 回教育改革推進委員会 24 日 第 6 回共通教育企画委員会
28 日 第 4 回英語教育センター運営委員会 30 日 第 7 回センター運営委員会
7
8
月1 日 第 1 回安全小委員会
〃 (FD)e‑learning の現状と動向
5 日 第 4 回センター自己点検・評価委員会 6 日 第 7 回共通教育企画委員会
〃 第 3 回共通教育実施委員会 7 日 愛媛大学体験入学
8 日 〃
11 日 愛媛大学 FD/SD 発表会 12 日 リンクカリキュラム勉強会 19 日 第 8 回共通教育企画委員会 28 日 第 9 回共通教育企画委員会
9
月5 日 第 8 回センター運営委員会 8 日 第 10 回共通教育企画委員会 10 日 第 4 回共通教育実施委員会
〃 第 6 回教育改革推進委員会 12 日 第 11 部会
17 日 第 7 回教育改革推進委員会
〃 第 5 回センター自己点検・評価委員会 18 日 第 11 回共通教育企画委員会
24 日 第 9 回センター運営委員会 29 日 法人化説明会
シリーズ 授業に役立つ道具箱(5)
説明上手になる技術
藤沢晃治『「分かりやすい説明」の技術―最強の プレゼンテーション 15 のルールー』
(講談社ブルー・バックス 800 円)
今回紹介するのは、大手メーカーのソフトウェ ア・エンジニアによる分かりやすいプレゼンテーシ ョンの技法について書かれたものです。学生や同僚 から「話が分かりにくい」と指摘された経験をお持 ちの方には是非お勧めの一冊です。
著者は、具体的な説明術に入る前に、「分かる」
とはどういうことかについて、脳の働きから解き明 かしていきます。結論から言えば、「脳の短期記憶 領域」(脳内関所)を通過しやすく、「長期記憶が 保存される領域」(脳内整理棚)に格納しやすい説
明こそが、分かりやすい説明とされます。この原理 に沿って、以下では 15 のプレゼンテーションのコツ が提示されていきます。「聞き手とのタイムラグを 知れ」「要点を先に言え」「間を置きながら、しみ いるように話せ」など、それらの記述は、具体的で す。
彼のアドバイスを受け、プレゼンテーションが短時 間で上達した事例の紹介もされています。
こうしたノウハウ本に特有なことですが記述内容 を読んだからといって、すぐに説明上手になれない ことは当たり前です。ただし大学教員は、提示され た説明術を試す機会が豊富にあるわけですから、本 当かどうか試してみてはいかがでしょう。
このようにさんざん「分かりやすい説明」につい て書いた後で、著者は「分かりやすい説明」が良い ことかどうかはわからないとも述べています。「過 剰に分かりやすく、親切過ぎる授業は問題」との指 摘にも理解を示している点で、著者のバランスの良 さも感じます。同著者による、分かりやすい文章表 現について書かれた『「分かりやすい表現」の技術』
も合わせてお勧めです。
▼ 大学教員が授業をする上で役立つ書籍、WEB情報を 紹介します。取り上げて欲しいテーマがある方は、巻末の 編集委員までご連絡下さい。
センター掲示板
2003 年後期火曜ナイトサロンスケジュール
第13回
10月14日(6時〜8時) 共通教育大講義室
「学生時代に観てほしい映画10本勝負!パートⅡ」
第14回
10月21日(6時〜8時) 生協食堂2階
「しゃべくりナイト:男と女(恋愛・結婚)」
第15回
10月28日(6時〜8時) 共通教育大講義室
「海外旅行と留学のすすめ」
第16回
11月11日(6時〜8時) 共通教育大講義室
「環境ホルモンの生態リスクを考える」
第17回
11月18日(5時〜7時) 生協食堂2階
「しゃべくりナイト:高校生と語る進路・学生生活」
第18回
11月25日(6時〜8時) 共通教育大講義室
「知っておきたいAIDSの基礎知識」
第19回
12月2日(6時〜8時) 共通教育大講義室
「わかる」ことの難しさ〜臨床心理学の視点〜
第20回
12月9日(6時〜8時) 生協食堂2階
「しゃべくりナイト:テーマ未定」
第21回
12月16日(6時〜8時) 共通教育大講義室
「クリスマスコンサート」
第22回
2004年1月13日(6時〜8時)生協食堂2階
「しゃべくりナイト:テーマ未定」
第23回
1月20日(6時〜8時) 共通教育大講義室
「ピース・セッション in AIDAI」
※予告なしに内容等を変更する場合があります。ご 了承下さい。
愛媛大学学務部(第一学生サービスセンター)前掲 示板等で最新情報をご確認下さい。
▋▋▋IEC リポート No8▋▋▋
愛媛大学大学教育総合センター広報誌
発行日:2003 年 10 月 1 日
発行元:愛媛大学大学教育総合センター
〒790‑8577 松山市文京町 3 番
TEL 089‑927‑8904(代表)FAX 089‑927‑8915 http://www.iec.ehime‑u.ac.jp/iecweb/index.html 編集者:愛媛大学大学教育総合センター広報小委員会
中村慶子(医学部)
折本素・松久勝利・◎佐藤浩章(大学教育総合センター)
内容に関する意見・要望・お問い合わせは、◎印の委員まで お願いします。[email protected]‑u.ac.jp 内線 8346