松枝新[昭和7年4月1日受稿]
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(2) 「ヒス タ ミン」ノ生 物 學 的 作 用 ニ關 スル 研 究(第4報). ausgepragt. der Fall war.. ksam machen und. Hier wollen wir nur auf diese eigentumliche. deren Pathogenese. mentellen Erzeugung. 857. sowie auch besonders. des Magengeschwurs. Tatsache aufmer. deren Beziehung. etc. dahingestellt. zur experi. sein lassen. (Autoreferat).. 余 ハ「ヒス タ ミ ン」ノ生物 學 的 作用 ニ關 スル研 究 第2報 及 ビ第3報. ニ記 述 セル ガ如 ク,「ヒ スタ. ミ ン」ノ大 量 ヲ1囘 皮下 乃 至靜 脉 内或 ハ 小腦 延 髄 嚢 内 等 ニ注 射 シテ,所 謂 「ヒス タ ミ ン,シ ヨ ツ ク」死 ヲ來 セ シモ ノ,又 連 續 皮 下 注射 或 ハ連 續 皮 下 注射 兼 「ア トロ ピン」注 射 等 ニ於 ク ル ガ如 キ諸 種 實 驗 條件 時 ノ諸 種 臟 器 ノ組 織 學 的 檢査 ニ當 リテ,「ヘ マ トキ シ リン,ヱ オ ジ ン」重 染 色 施 行 ニ際 シ殊 ニ各 種 諸 臟 器 ノ「ヱオ ジ ン」染色 度 ニ於 テ,生 理 的 ニ既 ニ多 少 異 ナル ァル 以 外 ニ 「ヒス タ ミ ヒ」注 射 ニ ヨ リ諸 種臟 器 ノ着染 性 ニ難 易 アル ヲ認 メ且 其 用 量 及 ビ注 射 方 法 等 ニ ヨ リテ其 程 度 ニ 大 ナル差 違 ノ存 スル ァル ヲ認 メ,初 メハ 其試 藥 ニ又 ハ切 片 製 作 等 ノ技 術 ニ關 與 スル ニ ア ラ ズ ヤ ト 考 ヘ シモ更 ニ柿 沼 内科敎 室技 術 員 池 田 吉郎 氏 ヲ煩 ハ シ,幾 多 ノ試 驗 ヲ重 ネ タル ニ,何. レモ皆. 同樣 ニ「ヱォ ジ ン」ニ對 シ其 着 染性 ノ特 異 ナ ル點 アル ヲ確 認 シ,而 カ モ1囘 大 量 注射 ノ場 合 ハ比 較 的好 ク着色 シ得 ル モ連 續 皮 下 注射 ノ場 合 ニ於 テ ハ着 染 シ難 ク,且 其 程 度 弱 ク,又 淡 ク シテ, 兩 者 ノ間 ニ同 臟 器 ニ於 テ モ亦 大 ナ ル差 違 ノ存 スル コ トヲ確 カ メ衷 心 興 味 ヲ禁 ジ得 ザル モ ノァル ヲ以 テ其 梗 概 ヲ今茲 ニ述 ベ ン トス. 「ヒ ス タ ミ ン」大 量 即 チ皮 下 注 射 ニ ア リテ ハ, prokg 1.0‑3.0mg,小. 腦 延 髄 嚢 内 注 射 ニ テ ハprokg. 20.0‑45.0mg,靜. 5.0‑10.0mg. ク」死 ニ ア リ テ モ 仔 細 ニ 之 ヲ 觀 察 スル トキ ハ,其. 脉 内 注 射 ニ テ ハprokg. 1囘 注 入 ニ ヨ ル 「ヒ ス タ ミ ン,シ ヨ ツ. 注 射 量 及 ビ注 射 適 用 ノ 部 位 ノ異 ナ ル ニ 從 ヒ テ,. 各 種 臟 器 ノ「ヱ オ ジ ン」ニ對 ス ル 着 染 ノ難 易 又 程 度 ニ多 少 ノ 差 違 存 ス ル ヲ 見 ル.即. チ靜 脉 内 注 入. 「シヨ ツク」死 時 ニ最 モ着 染 セ ラ レ易 ク,小 腦 延髄 嚢 内注 入 「シ ヨ ツク」死 時 之 ニ次 ギ皮 下 注 入 「シ ヨツク」死 時 最 モ着 染 セ ラ レ難 シ.然. レ ドモ之 等 大 量1囘 注 入時 ニ ア リテ ハ 其 何 レノ 部位 ニ適. 用 スル モ其 着染 性 ノ難 易 及 ビ程 度 ニ多少 ノ逕 庭 ハ ア レ ドモ一 般 ニ好 ク「ヱオ ジ ン」ニ對 シ染 色 セ ラ レ得 ル モノ ナ リ.之 ニ反 シ連 續 皮 下 注 入時 ニ ァ リテ ハ其 用 量 及 ビ注射 持 續(第3報參. 照)等 ト. 稍 々並 行 性 ニ 着 染 性 ノ 難 易 性 ヲ 認 メ殊 ニ 同 時 ニ 「ア トロ ピ ン」ヲ注 入 セ ル 時 等 ニ ア リテ ハ,前. 出. ノ各 場 合 ニ比 シ テ 「ヱ オ ジ ン」ニ 對 シ非 常 ニ 着 染 セ ラ レ難 ク 又 其 色 調 極 メ テ 淡 紅 色 ニ シ テ 恰 カ モ 消 褪 セル ガ 如 キ 觀 ヲ 呈 シ,殊 リ トス.今. ニ 「ヒ ス タ ミ ン」連 續 皮 下 注 射 兼 「ア トロ ピ ン」注 射 時 ニ 於 テ 特 ニ 然. 其 着 染 セ ラ レ易 キ ヨ リ順 次 列 擧 ス ル トキ ハ,靜. 脉 注 入 「シ ヨ ツ ク 」死 → 小 腦 延 髄 嚢 内. 注 入 「シ ヨ ツ ク」死 → 皮 下 注 入 「シ ヨ ツ ク 」死 → 皮 下 連 續 注 入 死 → 皮 下 連 續 兼 「ア トロ ピ ン」注 入 死 ナ リ.斯. ク ノ 如 キ 事 實 ハ 余 ノ既 報 第3報. 即 チ「ヒ ス タ ミ ン」注 入 ニ ヨル 胃 内 潰 瘍 形 成 ノ妖 態 ト ヨ. ク 符 合 シ居 レル ガ 如 キ 觀 ヲ 呈 ス ル モ ノ ニ シ テ 最 モ 注 目 ニ 價 ス ベ キ コ トナ リ ト信 ズ .. 尚 ホ 此 事 實 ノ解 説 ニ ツ キ テ ハ,種 々 ニ考 察 セラ レ得 ベ ク,又 後 報 スベ キ モ 今余 ハ生 物 學 的 見 151.
(3) 858. 松. 枝. 新. 地 ヨ リシテ コ ハ「ヒス タ ミ ン」自 已 ノ特 殊 藥 物 學 的 作用 ニ因 ル モ ノナ ル可 ク,就 中 「ヒスタ ミン」 連 續 皮 下注射 ハ 諸種 臟器 ノ 「アル カ リ」性 化 ヲ招 致 シ殊 ニ 「ア トロ ピ ン」ハ 之 ヲ助 長 シ以 テ酸性 「ヱオ ジ ン」ニ對 シ着 染 ノ難 易 性 及 ビ色 調 程 度 ニ差 違 ラ生 ゼ シ メ,又 之 ガ他 方 「ヒス タ ミ ン」自己 ノ藥 物 學 的作 用 ト相 待 チ テ胃 内 潰 瘍 發 生 等 テ容 易 ナ ラ シムル モ ノナル ベ キ ヲ信 ゼ ン ト欲 ス.茲 ニ余 ハ 前 記 ノ事 實 ノ ミヲ略 述 シ以 テ大 方 識 者 ノ高敎 ラ乞 ハ ン トス. 柿沼敎授,御 校閲 ヲ謹謝 ス. 文 1) 月.. 獻. 松 枝 新,「 ヒス タ ミソ」ノ生 物 學 的 作 用 ニ關 スル研 究,第1報,東. 2). 11月. 6年11月. 年 第4號,昭. 松 枝 新,「 ヒ ス タ ミ ン」ノ生 物 學 的 作用 ニ關 スル研 究,第2報,岡 3). 京 醫 事 新 誌2740號,昭 醫雜 第43年 第11號,昭. 松 枝 新,「 ヒ ス タ ミ ン」ノ生 物 學 的 作 用 ニ關 スル 研 究,第3報,岡 4). 醫 雜 第43年. 松 枝 新,「 ヒ ス タ ミ ン」ノ生 物 學 的 作 用 ニ關 ス ル研 究,第4報‑第9報,近. 和6年8 和6年. 第11號,昭. 和. 刊 岡 醫雜 第44. 和7年4月.. 152.
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