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(1)

青山学院大学図書館報 

特集  特集  本のある生活  本のある生活 

http://www.agulin.aoyama.ac.jp/

巻頭エッセイ 

 生活の中の本 ……… 岡田昌志 2〜3  特集「本のある生活」………4〜9  大学図書館所蔵クーリッジ文書 …… 倉松 中 10〜11  図書館の ココが新しくなりました!………12  研究室紹介 ………13 

次  目 

特集「本のある生活」 

書物の魔(デモン)………露崎 俊和 4  本のなかった学校………本間 照光 5  本のない生活………道用 大介 6  通勤電車が読書の時間………前田はるか 7  何が足りていない?………大島 正嗣 8 

July 15, 2009 No. 85

ISSN 1345−3505

(2)

■ 巻 頭 エ ッ セ イ  

 昨年、2 所帯住宅への建て替えのために家 を取り壊した。生活空間をコンパクトにする 必要から家中のガラクタを廃棄、整理をした。

さて書斎であるが、12 年前に 91 歳で他界し た父の本から、子供の絵本、学生時代から最 近の通学携帯用までの自分の遍歴を思い出さ せる本が雑多に溢れていた。本号の特集が「本 のある生活」ということなので、書斎の本を 整理していて思い出す過去と今を書いてみよ う。 

 一つの塊は大学受験数学の参考書、問題集 である。父が高校の数学の教師だったことに よる。父の死後 10 年以上も古い問題集をとっ ておいたのは、自分のものぐささと決断力の なさによるものではある。父は他界するほん の数ヶ月前まで、居間の掘り炬燵で、広告の 裏を使って数学の問題を解いていた。長寿の 時代になってかくしゃくとして活躍している 老人が珍しくなくなっているが、自分の老後 を思い浮かべると父のように気力・能力を維 持できるかはなはだ疑わしい。そんな思い出 の書籍であった。 

 次の塊は世界文学の類だ。大学、大学院時 代、理系勉学主体の生活では知識や感性が偏っ ているのではないかとのおそれからと、格好 よさを求めて欧米の古典翻訳ものに取り組ん だ。初めは、大学受験でも親しんだ、サマセッ ト・モーム。『月と六ペンス』も印象に残っ ているが、短編『赤毛』『雨』も皮肉で面白かっ

た記憶がある。ゲーテの『ウィルヘルム・マ イスターの修業時代』のミニョンという少女 にあこがれたりした。ヘミングウェイでは『誰 がために鐘は鳴る』を楽しみ、『老人と海』

では老漁師の生きざまに感動した。トルスト イの『戦争と平和』、『アンナ・カレーニナ』、 帝政ロシアの人間模様。これらはたいてい、

夜中のベッドの中での楽しみであった。見栄 で買い込んで、読むのにまるで苦痛なだけで、

一巻で投げ出した苦い本もあった。サルトル の『自由への道』だ。そういえばリルケの詩 集などまったく無駄な買い物をしたことも思 い出した。横道にそれるが、ドクターコース のころ、実験室の一角に先輩と机を並べて(正 確に言うと実験台をはさんで向かい合わせで)

勉学をしていた。情熱家で、読書家で尊敬す るこの先輩は、ロマン・ロランの『魅せられ た魂』を読みながら、考え考え部屋の中を歩 き回っていた。あるとき、今度は『星の王子 様』になっていた。そして実験室に素敵な女 性が訪ねてきた。きっと読書が二人を結び付 けたのではないかと思っている。 

 子育て期間は、子供にせがまれての寝ると きの読み聞かせだ。子供の好みというより自 分の好みでいつも手に取るのは『もちもちの 木』。「まったく、豆太ほど臆病なやつはない。」 で始まる絵本だ。山の中でおじいさんと二人 で暮らしている臆病で甘えん坊の 5 歳の男の 子が、夜中におじいさんが病気で苦しんでい 

副学長  岡 田 昌 志 

OKADA Masashi

生 活 の 中 の 本 

生 活 の 中 の 本 

(3)

るのを見て里のお医者さんを呼びに行く話な のだが、結末で、「人間、やさしささえあれば、

やらなきゃならねえことはきっとやるもんだ。」 のフレーズが好きなのだ。子供が大きくなる と『エルマーの冒険』、『ルドルフとイッパイ アッテナ』『龍の子太郎』などなど。児童書 も楽しい。読みながら泣けてくるのもあって 子供の前で気恥ずかしい思いをしたり、読み ながら親のほうが寝て子供にしかられるなど 子育ての思い出である。 

 次の塊は時代小説の文庫本。子育て後半時 代で司馬遼太郎、藤沢周平、池波正太郎、山 本周五郎などなど。私と趣味が一致したのか、

次男は小学生のころから池波正太郎『真田太 平記』を読んでいた。自分は長編過ぎるので 敬遠していたのだが、いつの間にか全巻そろっ ていた。『剣客商売』は二人でまわし読みを していた。どちらかというと次男が買ってき て後から自分が読むようなペースであった。

あるときふと、濡れ場が出てくることに気が ついた。以来親としてはきまりが悪く、忙し いそぶりをして回し読みを避けているうちに、

この習慣はなくなった。 

 時代は飛んで、相模原キャンパスが開設さ れて初めての電車通勤が始まった。小田急線 祖師谷大蔵と淵野辺間の 50 分間、鞄のサイ ドポケットに文庫本を差し込んでの通勤が実 に楽しい。発車間際の車両に駆け込むような 無作法はしなくなった。むしろ悠々とやり過

ごして次の電車までの待ち時間を楽しもうと ホームの先端にあるベンチに向かう。帰宅時 はたびたび乗り越しをした。本の世界に入り 込み、ふと気づくと一駅先の駅を発車してい る。どんなジャンルの書かといえば、当然新 書のような教養書ではない。世の親父族の仲 間として、これまでの趣味と同じく時代小説 に特化している。高橋克彦『火怨』。蝦夷の 誇りを讃えた作品で、主人公の陸奥の英雄ア テルイが坂上田村麻呂に滅ぼされる物語だが、

電車の中で泣けてくるのにいやはや困った。

ついつい読まされてしまったのが、北方謙三

『水滸伝、全 19 巻』。月に 1 巻のペースでの 販売戦略にうまく取り込まれ、全巻読んでし まった。続編の『楊令伝』も読みたいのだが、

文庫になるのをぐっと我慢をして待っている。 

 さて、建て替え後の狭い書斎の本棚には、

古い本を全て破棄して最近購入した文庫本の みを置いているのだが、一段から二段重ねに なり、佐藤雅美、山本一力、乙川優三郎など の時代小説が着実に増えている。最近は妻も 病院の待ち時間用に、乙川優三郎を持ち出し ているようだ。 

 さてさて、こう振り返ってみると、教養を 深めてきたとは言い難く、本稿は知の牙城た る図書館報の巻頭エッセイには場違いで、い ささか恥ずかしい思いである。ただ、読書は 楽しいと言いたい。 

(理工学部機械創造工学科教授 熱・環境工学) 

(4)

 文学部の、しかも「文学」を看板にかかげ る学科に属している人間にとって、生活が書 物に呑みこまれているとまでは言わずとも、

おのずと日常の時間と空間を大きく蚕食され ていることは言うまでもない。自分の専門と する作家の著作や、それに関わる研究書を読 むことから始まり、授業で使うための本、学 生が卒業論文や修士論文に取り上げた著作な ど、研究と教育の両面で必要な書物を読むこ とはもとより、気分転換に手にとる書物まで、

日々の営みは本を読むことに費やされる。い つのまにか、研究室や自宅の部屋の壁が埋め つくされている。あれやこれやの面で、「辟 易する」ということがないわけではない。書 物はときに不気味ですらある。 

   最近、本が見つからないということがよく ある。本棚に、奥と手前と二重に本を収めて いるせいで、奥の列にあるものが分からない。

手前をざっと見て、なければ手前の列の本を 引っぱりだし、順番に奥の列を点検していく。

それでも見つからず、見落としたかと、再度 同じ作業を繰り返すが見つからない。ひとた び所在不明になった書物をさがすことは困難 をきわめる。十日ほどして、ふと机の足もと に十冊ほど積まれた本の下から二番目あたり から、あれほど捜し求めた指名手配の輩が悪 びれた風もなく、のっそりと姿をあらわす。 

   あるいは、輸入洋書店の目録や、ウェブの アマゾンなどのサイトを眺め、新刊書を注文

する。荷物が届く。荷を解いて、一冊一冊、

ぱらぱらとページを繰り、全体をためつすが めつ吟味しているとき、何かいやな感じが、

つまりこいつはどこかで見たぞという既視感 がわきおこり、本棚を一瞥すると、そんなと き、今手にしているのと紛れもなく同じ物が、

すでに本棚の一角に鎮座して、にやつきなが らこちらを見ているのである。 

   本を眺めているとき、自分が今後どの程度 読書する時間と能力と意欲とを維持できるか という(年々確実に減少していく)読書可能 量と、未だ読みえていない書籍の(年々相変 わらず増加していく)現実量との、甚だしく 釣り合いの欠けた関係が念頭に浮かび、なん となく溜息がもれそうになることがある。研 究室の本を見回して、全部読んだのかとぶし つけに詰問してくる学生もいる。ここにある 本は、読まねばならないもの、読んだほうが いいもの、読みたいもの、あったほうが便利 なもの、人がくれたもの、珍しいもの、など 色々混在しているのである、と言って煙に巻 く。とはいえ、書物の実体は読まれることに 還元されるのか、そもそも「読む」とは、突 き詰めて言えば、一体どういうことなのか。

書物との付きあい方は未だによく分からない というのが偽らざるところである。 

Littérature française(文学部フランス文学科教授) 

露 崎 俊 和 

TSUYUZAKI Toshikazu

書物の魔(デモン) 

特集  特集  本 の あ る 生 活   本 の あ る 生 活  

(5)

 書き手をはじめさまざまな人の手を経て本 がつくられるが、読まれることでその中身が 享受され、本が本当に本となる。本当に本と なる過程の中に、書店や図書館がある。 

 もう 10 年以上も前のことだが、山本おさ むの『どんぐりの家』の購入を本学図書館に 申し込んだことがある。聴覚と知的障がいが 重なった子どもたちの施設をつくりあげた実 話に基づくマンガである。数日して図書館の 方から、規定でマンガ本は図書として入れる ことができないが、参考図書として第 1 巻だ けを入れたとの連絡があった。その折に、「私 と一字違いの作者ですね」と自己紹介された。

その司書のまわりの時間だけがとてもゆっく りと動いているようで、ふしぎな印象を感じた。 

 山村修さんといい、2006 年 8 月に肺がんで 亡くなる前の月、『<狐>が選んだ入門書』(ち くま新書)で覆面をとり、<狐>であること を明かされた。司書として作業対象のたくさ んの本にかこまれ、高名な書評家でありなが らまわりに知られることなく、残された自分 の時間で一冊の本と向きあってきた。そこか らあの静けさがきていたのだと、亡くなって はじめて知った。山村さんは、「『日刊ゲンダ イ』こそ私の大学院でした」と書いている。 

 たまたま手にしたことで、自分というもの を本当に支えることになった本もある。その 中学校の図書室には、どういうわけか本とい うものがほとんどなかった。書棚に数十冊ば かりが倒れているだけだ。海の中に三本の杉 に似た岩が立っている、北海道の西のはての 小さな漁村の学校だ。まちは豊かではなかっ たとはいえ、小学校ではそれなりの図書がそ ろっていたはずだ。手にした一冊には表紙が

なかった。後付けで知ったその本は、吉野源 三郎という人の『君たちはどう生きるか』で あった。中学生コペル君のまわりで起こる日 常のことがらがたんたんと書かれている。私 たち一人ひとりの生きているあかしは、深く 砂の中に埋もれ、あるいは、あとかたもなく 吹きとばされることになる。それでも、その 一人が大きな世界と人類の歴史にむすびつい ている。「じぶんを大切にすることが、同時 にひとを大切にすることになる世の中。そう いう世の中を来させる仕事がきみたちの行く てにまっている。大きな大きな仕事、生きが いのある仕事」−著者は静かに呼びかけている。 

 この本は、日本少国民文庫の一冊として 1937 年に世に出た。日中戦争の泥沼にはまり 込んでいく時期だ。この戦争は食いとめられ ないかもしれない、しかし少年が生きておと なになることができるならば、その日のため に、いま全力で子どものための本を出そうと して、日本少国民文庫は刊行されたという。

その一冊が、表紙を失いながら、戦後、北海 道の僻地の少年とも出会うことになったのだ。

現在、岩波文庫として出ている。 

 その後、少年は高校生となり、本当の勉強 をしたいと思うようになった。 ほんとうの 勉強 というものが出来上がって、どこかに あるわけではない。そのことは、青年となり、

おとなとなってわかってきた。本当というな らば、それを求める生き方と姿勢の中にこそ あるのだろう。大きな過程の捨て石であって も、歴史をつなぐという意味は小さくはない。

本のなかった学校であったから、この本を手 にすることができた。 

(経済学部経済学科教授 社会保障論) 

本 間 照 光 

HOMMA Terumitsu

本のなかった学校 

(6)

 今回、「本のある生活」というテーマでの 原稿を依頼されました。学会誌などの論文は もちろん読みます。しかし、我々にとってそ れは当然であり、それらの「本がない生活」

は仕事にならないですし、内容が専門的になっ て面白くないので、プライベートでの本との 関わりについて書いてみたいと思います。 

 実は私は普段はそれほど本を読む人間では ないのです。プライベートで日常的に読むの は科学雑誌の『日経サイエンス』と漫画の『週 刊少年ジャンプ』ぐらいです(^̲^ ; )。本を 読むより、なんでもやってみて楽しむことが 好きなのです。ですが、文学書や小説といっ た類の本を読む面白さを知らないわけではあ りません。面白い本に出会うと、朝起きてか ら、電車の中、お昼休みなどなど、時間があ ればその本を読んでしまうくらい、のめり込 みます。 

 私が初めて「本にハマる」という感覚を体 験したのは小学 6 年生の時です。当時、ファ ミコンが発売されて大流行しました。私の同 級生も、家に帰るとみんなゲームばかりして いた状況で、その状況を憂いていたのか担任 の宮本先生という先生が、私たちに本を読む 楽しさを教えるために毎日帰りのホームルー ムで夏目漱石の『坊っちゃん』を少しずつ読 み聞かせてくれました。初めは特に興味もな く、『坊っちゃん』の朗読を聞いていたので すが、徐々に引き込まれていき、毎日、『坊っ ちゃん』の朗読を聞く時間が楽しみになって

いきました。テレビのような映像を使わずに 表現する情景や人間の心情。そして、それを 聞いて、想像する わくわく感 がなんとも 楽しかったのです。(ストーリーは小学生に はちょっと早いかと思いましたが)また、坊っ ちゃんでは「狸」、「赤シャツ」、「野だいこ」

など、先生にあだ名が付けられていましたが、

小学生にそんな話を聞かせると、当然、「全 先生にあだ名をつけよう!」とみんなで盛り 上がったことを思い出します。 

 話がそれてしまいましたが、本が好きな私 が、なぜそんなに本を読まないかというと、

本を読み始めると、 のめり込みすぎる た めです。高校受験の時なども、勉強をしなく なるので、自分で「読書を禁止」にしました。

今も、通勤の電車の中での時間は色んなこと を考える時間にしているので、本にハマって しまうと、その大切な時間を読書に費やして しまいます。読書が人生を豊かなものにして くれるのはわかりますが、今はいろいろ読む だけでなく、自分でいろいろな考えを巡らせ ていたい時期なのかもしれません。そのため、

今は「本のない生活」を選択しています。 

 「本のある生活」に戻るのは、夏休みに富 山の実家に帰った時だけです。縁側の戸を開 けて、夏のそよ風を浴びながらゆっくりと、

読みたかった本を読みます。のんびりと読書 をする時間はとても贅沢な時間です。 

(理工学部経営システム工学科助教) 

道 用 大 介 

DOYO Daisuke

本のない生活 

特集  特集  本 の あ る 生 活   本 の あ る 生 活  

(7)

 つい最近まで比較的長い間海外生活を送っ てきた私にとって、時おり帰国する際の第一 の楽しみは恥ずかしながら食べ物であったの だが、しかしその次くらいに位置するのが本 屋を訪れることだった。人生の大半を海外で 送って来た我が子達とは異なってこてこての 日本人である私には到底ノベルやマガジンに 馴染むことはできなかったし、かといって最 近は随分便利になっているインターネットを 介した本の購入も割高感から海外から利用す ることには躊躇ぜざるを得なかった。かくの 如く日本の書物とはほぼ無縁の生活を送るこ とを余儀なくされていた私にとって、例えば たまたま訪れたニューヨークで見つけた日本 の大手書店なぞはまさに砂漠の中のオアシス のごとしであり、長旅を経て成田に到着した 時疲れた体と頭を癒す無二の方法は、まずは 売店で週刊誌を何冊か買ってリムジンバス中 でざっと目を通し、その後東京駅で途中下車 して八重洲の本屋でしばし時を過ごしてから 銀座三丁目の駅へと向かう、という経路をた どることであったりもした。 

 もともと読書は嫌いではなく、子供の頃は 岩波少年文庫に熱中し、その後も純文学や歴 史物、その他海外小説の日本語訳などをそれ なりに読んで過ごしてきた。それは勉強の合 間だったのか、或いは読書の合間に勉強をし ていたのが実際のところであったかもしれな いが、今考えると学生の時分は随分と贅沢な 時間を持てたものであったとつくづく思う。 

 翻って今現在、一年程前から帰国し本学に 勤務する事になってからというもの、あれ程 楽しみにしていた本屋巡りや読書の時間がな かなか思う様にはとれない状況に陥った。が、

少なくとも後者については次の様な落とし所 を見つけた。事情で少々職場と離れた場所に 居を構えているのであるが、その結果毎日電 車を四本乗り継いで通勤しなければならない。

恥ずかしながら、(特に朝の)最も混雑する 時間帯に電車に乗るはめになったのは人生 の中で実質上大学教養課程のほぼ二年間だ けである私にとってこれは正に苦痛以外の 何ものでもなかった。最初は未熟な自分に与 えられた試練の場であるとしてひたすら耐え るのみであったのだが、ある程度時間が経ち 電車にも慣れて来た頃、試しに持参した読み かけの文庫本をひらいてみて気がつくと目的 地だったということがあってから、乗り継ぎ の待ち時間なども含めて通勤電車が絶好の読 書時間となり得ることにやっと気づかされた のである。 

 もちろん学期中などは好きな読書よりも参 考書や教科書、論文を読むことが多くなるの であるが、或いは敢えてそうしているのでも あるが、それでも鞄、或いはポケットには必 ず文庫本が一冊、たまには2冊入っているの で、最近は首都圏では普通のこととなってし まった電車の遅れに対しても準備万端である。

どんな本が入っているのかは秘密です。 

(理工学部物理・数理学科准教授) 

前 田 は る か 

MAEDA Haruka

通勤電車が読書の時間 

(8)

 本のある生活、といえば『ヘンリ・ライク ロフトの私記』(ギッシング)である、など と背伸びして書き始めたのだが、どうにも進 まなくなってしまった。そこで、ちょっと横 道に逸れて、日常的な楽しみとして、本を読 んだり、映画を観たりするときに個人的に持っ ている仮説のことを書きたい。 

 お断りしておくと、以下は単に私個人に当 てはまる、というだけの傾向なのだが、こん なことを感じている、つまり、何かストーリー に触れて、これはすごい、であるとか、登場 人物のこの行動には心を奪われた、などと思 うとき、それは自分に足りない要素に反応し ているのではないか、と。例えば、アクショ ン映画を観て楽しいのは、自分に活力が少な くなってきている時であり、知力の限りを尽 くしたコン・ゲームが楽しいのは、仕事に単 純作業が多くなっている時であり、義理人情 に涙するのは、自分が義理人情から遠くなっ ている時なのではないか、ということである。

朝のお味噌汁が美味しいのは、飲み過ぎて体 内の塩分が足りなくなっている時、というの になぞらえて、これを「塩分が美味しいのは 塩分が足りないとき仮説」と適当に呼んでい る。映画を観たり本を読むと、その時の自分 の状態がわかる、というわけである。 

 例をあげると、個人的な趣味の話でお恥ず かしいが、私は藤沢周平の時代物、『用心棒 日月抄』が好きで何度も繰り返し読んでいる。

これは本当に素敵な本で、電車の中で読んで

いるだけでも引き込まれてしまう語り口とス トーリーである。主人公は、理由あって脱藩 し、江戸で用心棒やら力仕事やらのその日暮 らしの生活を送っている。彼の元に持ち込ま れる様々な事件で連作短編が進行して行くの だが、主人公の、浪人はしていても矜持は捨 てない端正さや礼儀正しさ、自由ではあるが どこにもつながらない生活の切なさ、その中 での周囲の人への心配り、などが味わい深く 感じられる。 

 この本の魅力については措くとして、では 仮説を検証してみよう。この本の上記のよう な点に反応している私は、いかなる人物であ るか。仮説の示すところによると、矜持はた やすく捨て、端正さに事欠き、礼儀を心得ず、

安逸の日々をだらしなく送り、更には、気配 りのまるで出来ない人間である、ということ になる。なんともひどい有り様ではあるが、

正にその通りである!私に関する限り、仮説 は正しかった! 

 さて遠回りをしたが、ようやく『ヘンリ・

ライクロフトの私記』について語る準備がで きた。つまりこういうことなのである、ヘン リ・ライクロフトのような静謐さに満ちた読 書の生活に私は思わず憧れてしまうのである が(誰が憧れないだろう?)、以上のような 仮説の成立してしまう私については、それは きっと、まだまだ「本のある生活」など送っ ていない、ということなのだと思っている。 

(総合文化政策学部総合文化政策学科准教授 情報学) 

大 島 正 嗣 

OSHIMA Masatsugu

何が足りていない? 

特集  特集  本 の あ る 生 活   本 の あ る 生 活  

(9)

藤 咲 章 恵 

FUJISAKU Akie

本のある生活 

 「本」は私にとって、自由な心の旅そのも のです。そして、エンジンの替わりに風に押 され、白い帆だけで好きなコースを海面に描 くことが出来るヨットの様な存在でしょうか。

また、ウェブなどは調べごとには便利ですが、

「本」には、筆者の広く深い見識を一冊にま とめあげた力が溢れ、書籍編集者のマーケティ ング力も光り、それが読者の静かな空間と自 由な発想を約束してくれている気がします。 

 心の旅、と申しましたが、本によっては、

何度も読み返して違う情景を浮かべては、ゆっ くりと違う航路を心が辿っていることに気づ かされるものもあります。私が昔から好きな 本『哀しい予感』(吉本ばなな 著)は、まさに、

そのたぐいです。 

 物語『哀しい予感』の主人公、弥生には、

ピアノの教師をしている、少し変わり者のお ばがいます。ある日、おばが突然行方不明に なり、弥生はおばを捜しに旅をすることにな りますが、その旅を通して弥生は大事な真実 を知り、彼女の生活は大きく変わろうとして いきます。 

 人は「変化」、というものに、表面的に感 じが良いときはワクワクしたり、または、世 間体の悪いことなどには後ろ向きになったり することが多いのではないでしょうか。アー ティストの松任谷由実さんが雑誌のコメント で「変わらずにいるために、変わり続けなけ ればならない」という表現をしていました。

松任谷さんいわく、これはニール・ヤングの 言葉らしいのですが、私には松任谷さんの原 点を垣間見た様な気がしました。アーティス トとして長年ファンに飽きられるどころか更 に魅了し続ける松任谷さんは、新しいものを 生み出すために恐れずに変化を遂げながらも、

彼女ならではの

「普遍的な不変 なもの」を、アー ティスト魂の底 に持ち続けてい るのではないで しょうか。 

 『哀しい予感』

に 話 を 戻 し ま す。おばが行方 不明になり、弥 生だけはおばの 居場所を捜し当

てます。何故、「弥生だけ」、は、おばの居場 所に気づいたのか。その理由は、おばの心に 長いこと眠らせていた一つの秘密にありまし た。旅が終わる頃には、弥生の生活は一変し てしまいますが、そんな渦中、弥生が目の前 にある未来へ立ち向かっていく様子がラスト シーンに描かれています。 

 私はこのシーンを、何度も本を開く度に様々 なイメージで膨らませてきました。そこには、

弥生が人生で大事なものは何かを見極めよう とする彼女のひたむきさがあります。そして、

その為には表面的な変化などを恐れない弥生 に、私は彼女独自の哲学を感じ、更にそれが 彼女を取り巻く家族や友人を深い愛情で満た し日常を色づかせている様に思え、何度も読 み返す度に心を揺さぶられるのです。 

 これから到来する本格的な夏、私は大好き な海へ出かけヨットに乗るか、それとも、新 たな一冊で心の航海をするか、じつに休日が 待ち遠しいところです。 

(国際マネジメント研究科 修士課程) 

角川書店  C

(10)

倉 松   中 

KURAMATSU Tadashi

大学図書館所蔵クーリッジ文書  大学図書館所蔵クーリッジ文書 

  本学図書館には第 30 代アメリカ合衆国大統領 カルヴィン・クーリッジ

(Calvin  Coolidge)文書 が所蔵されている。マイ クロフィルムにして 190 本になるこのコレクショ

ンは、17 万 5 千点あまりの主に書簡から構成 されている。国立国会図書館にも 100 本所蔵 されているが、日本国内で全部揃っているの は(私の知る限りでは)本学図書館だけであ る。原本はワシントンにある議会図書館に所 蔵されている。残念なことにクーリッジがす べての個人文書を破棄することを望んだため、

残存しているものの殆どは一般市民からの手 紙とそれに対する大統領の型どおりの返信で 構成されており、クーリッジ政権下の政策を 研究するものにとってクーリッジ文書はそれ ほど有用ではない。しかしながら(破棄され た文書の内容を知り得る立場にいた)彼の個 人秘書官によれば、元々クーリッジは他の大 統領と異なり、手紙を通して自分の政権・政 策を説明しようとすることはしなかったので、

実はそれほどの損失ではないらしい。この背 景には、30 年ほど前までは大統領やそのスタッ フが作成した文書は大統領の個人財産とみな されており、大統領の職を辞する時にその全 てを持ち去ることが当たり前とされていたこ とがある。したがってクーリッジ以前にも第 25 代マッキンリー大統領をはじめ、何人かの 大統領が個人文書を部分的に破棄している。

蛇足だが、アメリカでは第 32 代フランクリン・

ローズヴェルト大統領がその所有する個人文 書や大統領文書を連邦政府に寄贈することに してから、大統領図書館を設立する慣習が始 まり(後に法制化)、現在では第 31 代フーヴァー 大統領から第 42 代クリントン大統領まで 12 の大統領図書館が設立されている。これらの 図書館は、連邦政府によって運営されており、

現在ジョージ・W・ブッシュ大統領図書館が テキサス州ダラスに計画されている。大統領 図書館は大統領の個人文書や執務上の文書だ けでなく、閣僚や有力な政権関係者の個人文 書なども所蔵しており、それぞれの大統領の 時代を研究する者にとって欠かすことの出来 ない重要な研究調査を行う場所となっている。 

 クーリッジ文書の利用にあたっては、冊 子体の索引Index to the Calvin Coolidge

Papersが本学図書館に所蔵されているので

これを参考にして欲しい。なお、クーリッジ の自叙伝は外交政策にまったく触れていない ことで有名であるが、クーリッジ自身外交政 策にはあまり関心がなく、国務長官に一任し ていたといわれている。本学図書館では、クー リッジ政権下で国務長官を務めたヒューズ

(Charles E. Hughes)文書、ケロッグ(Frank  B.  Kellogg)文書も所蔵しており、1920 年代 のアメリカ外交政策を研究する重要な史料が 揃っている。これらの文書についても、別の 機会に紹介できればと思っている。 

 残った紙面では、クーリッジ個人について ふれたいと思う。元々第 29 代大統領ハーディ ングの副大統領であったクーリッジは 1923 年 8 月、ハーディングの急死によって第 30 代 

(11)

の大統領に就任することとなった。「寡黙な カル( Silent  Cal )」ともあだ名されたクー リッジは口数が少ないことで知られていた。

ある夕食会で大統領の隣に座ったとある婦人 が「クーリッジさん、私は 3 語以上あなたに しゃべらせることが出来るという賭けをして いるんです」と言ったのに対して「あなたの 負けです。(You  lose.)」と返答したという エピソードが有名である。 

 しかしながら実際は必要なこと以外はしゃ べらないことをモットーとしていただけで、

時と場合によっては雄弁であったことも知ら れている。例えば、当時の新聞に「ホワイト ハウス報道官(White  House  spokesman)

によれば・・・」という記事が掲載されるこ とがあったが、これは週に二度、火曜日と金 曜日にホワイトハウスで開かれていた定例の 記者会見からのものだった。もちろん現在も 同様な記者会見は開かれているが、違うとこ ろはこの報道官はクーリッジ大統領自身であっ たことである。事前に記者たちから提出され た質問に答える形式の記者会見ではあったが、

全部で 500 回以上もの記者会見が開かれた。

記者たちは「報道官」がクーリッジ自身であ ることも、あるいは大統領個人の見解を表明 するものとして記事を書くことも禁じられて いた。興味のある方は、この会見録が本学図 書館に所蔵されているTalkative President:

The Off-The-Record Press Conferences of Calvin Coolidgeとして出版されているので、

参照されたい。 

 現代との関連で言えば、彼の在任中はクー リッジ景気とも言われて、ニューヨーク市場 では投機熱が高まり株価が高騰していった。

一方、初代ワシントン大統領以来の三選を求 めないという不文律は存在したが、大統領候

補とし て選挙に臨んだのは 1924 年の一回だ けであり、クーリッジは 1928 年の大統領選 挙に出馬し、高い確率で再選されるだろうと 予想されていた。しかし彼は前年 8 月、大統 領就任 4 周年記念の日に、再出馬しないこと を表明し、結果として現職の大統領として大 恐慌を迎えずに済んだ。当時のフーヴァー大 統領の不人気もあって、クーリッジは恐慌が 来るのを知っていたので、再選を求めなかっ たのだとささやかれたが、実際のところはそ の他大勢の人々と同じく、予想もしていなかっ たというのが本当のことらしい。彼の政権下 では小さな政府が目指され、経済・財政政策 も自由放任主義に基づいていた。レーガン政 権下で、その共通性からクーリッジ政権が見 直されることがあったが、その後の大恐慌(そ して市場放任主義が生んだ現在の経済不況)

という結果を生んだ責任の一端はあるのか もしれない。もっとも後知恵で批判するこ とは歴史的な評価をする上で慎むべきことか もしれないが。 

(国際政治経済学部国際政治学科准教授 外交史) 

(12)

本 館 図 書 館 

図書館の ココが新しくなりました!  

図書館の ココが新しくなりました!  

1階閲覧席 

新着図書

コーナー 

企画展示 

☆今春の改装後に登場した、1 階新閲覧席! 

「静かで、落ち着いた雰囲気で、勉強に集中でき る!」と好評をいただいています。 

勉強の合間に、窓外の緑に「ホッ‥」 

★ 1 階  新着図書のコーナー。スタッフがポップで紹介しているものもあります。ポップのコメントに「フムフ ム‥そうか‥なるほど」… 気になる方は、是非チェックしてみて下さい。 

☆生まれかわった情報検索コーナー。 

新システムで充実しています。 

資料検索もこれで万全! 

☆ 1 階カウンターの展示コーナー。 

 初回は、AGULI 84 号にご寄稿い ただいた松澤理事長の巻頭文から、

所蔵本を紹介。 

☆ 2 階へ階段を上がると… 

 毎月テーマを変えて本を展示していま す。これは、2009 年 5 月の「レポー ト・論文に役立つ本」をテーマに企 画したもの… 

 なかなかの評判でした!◎ 

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研究室紹介 

Part 1

所属学部・学科の研究室には行ったことはあるけど、他学部の 研究室は気が引ける…なんて人が多いのではないでしょうか?

普段なかなか足を踏み入れることのない研究室の様子、所蔵資 料などをご紹介します。 

今回、第一弾として協力していただいたのは、法学部です。 

院生アルバイトのⅠ君が詳しく紹介してくれました! 

Aoyama Law Square (法学部資料室) 

 当資料室は、日本語文献はもちろんのこと外国語文献も豊富に 所蔵しており、まさに法学・政治学関連資料の宝庫です。日本語 文献は、『ジュリスト』や『法律時報』といった法律雑誌に始まり、

『最高裁判所判例集』などの公式判例集、『判例時報』・『判例タイ ムズ』など民間が発行している判例集、さらに各大学が発行する 紀要(論文集)、各種学会誌など多岐に渡って所蔵しています。 

 そして、ややハードルが上がりますが、この資料室の特徴は、

外国語文献の豊富さにあると言っても良いでしょう。外国語の図 書はもちろん、雑誌・判例集・法令集といった資料の所蔵にも抜

かりありません。イギリス・アメリカ・ドイツ・フランスといった主要国は当然のこと、オーストラリア・

オーストリア・オランダといったちょっとマニアック(?)な国々の資料も取り扱っており、また、最近は 中国語の図書も増えてきました。当資料室にしかないような資料がたくさんありますので、法学・政治学関 係の勉強をしている学生の皆様にはぜひとも積極的に利用していただきたいです。ちなみに、OPACの配架 場所に「青法研」と表示されているのが当資料室所蔵です。 

 残念ながら、学生ですと法学研究科の院生以外は研究室内のコピー機を利用することができないのですが、

雑誌類は当日返却の一時貸し出しを行っているので、図書館などに設置してあるコピー機でコピーを行うこ とができますし、図書については図書館と同じく通常の貸し出しが可能です。 

 オンラインデータベースも充実しています。当資料室には2台のパソコンが設置してあり、各種データベー スに簡単にアクセスすることができるように、デスクトップにショートカットが作られています。日本語で は『LEX/DB』などの判例データベースや『商事法務データベース』など各種文献データベース、外国語で は West Law や Juris といった判例・文献データベースなど、法学部で契約しているものがたくさん あるので、図書館のデータベースでは見つからなかったような判例や文献が見つかるかもしれません。ただ、

学生の皆様はプリントアウトを行うことができないので、データ保存用にUSBメモリー等を持参して下さい。

また、当然ながらインターネットに繋がっていますので、WEBメールのアカウントを持っていれば、添付ファ イルでデータを送ることも可能です。 

 このように、図書館だけでは集めることができない資料と いうのは、実はたくさんあるのです。何かわからないことが あれば、受付の者が対応しますので、まずは一度来室してみ て下さい。 

 皆様の積極的なご利用をお待ちしています。 

場  所:15 号館(ガウチャー)7 階 

開館時間:月〜金 9:00〜21:00 土 9:00〜12:00       *お昼休みは掲示を参照 

所蔵資料:洋書 20,000 冊、洋雑誌 230 誌       その他和雑誌等多数所蔵  貸出条件:洋書のみ 貸出可  院生アルバイトのⅠ君です。 

オシャレな椅子がある  おすすめスペースで読書中。 

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ホームページ紹介 

図 書 館 案 内 

 4 月より、新ホームページでのサービス提供を開始しています。「使い方が分からない」

「まだ見たことがない」という方、この機会にぜひ各種サービスを利用してみてください。 

A

B

C E

D

今 日 と 明 日 の 開 館 時 間 が一目でわかります。「開 館カレンダー」は青山・

相模原・短大の3ヵ月分 のカレンダーが一覧でき、

 1ページに印刷でき     ます。 

A

貸 出 ・ 予 約 状 況 の 確 認 や、文献複写/相互貸借 申 込 み な ど の 各 種 オ ン ラ イ ン サ ー ビ ス の 入 り 口です。詳しくは次ペー   ジを参照。 

B

各 館 の 利 用 案 内 や 施 設 案 内 、 講 習 会 情 報 な ど を紹介しています。 

C

新 し い ニ ュ ー ス を 随 時 更 新 し て い ま す ( 開 館 時間や貸出条件の変更、

新 し い サ ー ビ ス の 紹 介 など)。こまめにチェッ   クしてください。 

E

OPAC やデータベース、

電 子 ジ ャ ー ナ ル な ど 、 情報検索ツールが集まっ て い ま す 。 必 要 な 情 報 を 効 率 的 に 探 す こ と が   できます。 

D

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図 書 館 案 内 

 個人別ポータルサイトです。様々なサービスの申し込みや状況照会が 24 時間いつ でも利用できます。*印は身分によって利用に制限のあるサービスです。 

 

・貸出・予約状況、利用履歴照会  

・貸出延長、予約取消  ※予約・取寄せの申込み*は AURORA-OPAC からどうぞ  

・購入希望図書の申込みと状況照会* 

・文献複写・貸借申込みと状況照会* 

・レファレンス申込み* 

・指定図書申込み* 

・オリエンテーション申込み* 

・メールアドレス登録と変更  

・パスワード変更* 

・SDI/アラートサービス    

 学術情報の収集に便利なデータベースや電子ジャーナルも利用できます*。 

         

⇒ 学生・教職員は、「AOYAMA-portal」と共通で、情報科学研究センターのユーザー 名と LDAP パスワードです。 

⇒  「図書館利用カード」をお持ちの方(卒業生・山手線コンソーシアム)は、カード 番号とご自分で登録したパスワードで利用できます。 

 データベースを利用する際は、一度の認証で各データベースを横断して利用する ことができるため、大変便利です。 

●各種サービスの詳細な利用方法は、各館レファレンスカウンターまでお問い合わせください。 

My Library Portal サービス内容  My Library Portal サービス内容 

B

 学術情報を検索するために必要なツールを集めました。青山学院のオンライン蔵書 目録「AURORA-OPAC」をはじめ、本学学生・教職員であれば自由に利用可能なデー タベースや電子ジャーナル、誰でもフリーで利用できる便利なリンク集など、学内外 の図書館やインターネット情報へのアクセスが使いやすく配置されています。 

 新着図書や青山学院の紀要・修士論文、図書館報「AGULI」もここから発信してい ます。 

学術情報検索  学術情報検索 

D

My Library Portal の利用には ID とパスワードが必要です! 

My Library Portal の利用には ID とパスワードが必要です! 

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図  書  館  広  報  板  本   館 

日  月  火  水  木  金  土  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 7月 

日  月  火  水  木  金  土  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

9月  日  月  火  水  木  金  土 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23

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24 25 26 27 28 29 8月 

万代記念図書館 

日  月  火  水  木  金  土  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 7月 

日  月  火  水  木  金  土  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

9月  日  月  火  水  木  金  土 

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24 25 26 27 28 29 8月 

通常開館 月〜金 9:00〜21:40 土 9:00〜21:00 試験期貸出…… 7/4〜7/24   冊 数:通常通り 

 貸出期間:1 週間(全学部生・短大生) 

 延長期間:1 週間(全利用者) 

※上記期間、卒業生には貸出・延長できません 

夏期特別貸出…… 7/25〜9/16   冊 数:10冊(全学部生・短大生) 

 返却日:9/30 開館時間 月〜金 9:00〜19:00

休日開館、夏期休業中の土曜日 12:00〜19:00 開館時間(オープンキャンパス)  10:00〜19:00

休  館 

※ 8 / 8 は青山キャンパス停電のため休館 

通常開館 月〜金 9:00〜20:00 土 9:00〜17:00 試験期貸出…… 7/4〜7/24   冊 数:通常通り 

 貸出期間:1 週間(全学部生・短大生) 

 延長期間:1 週間(全利用者) 

※上記期間、卒業生には貸出・延長できません 

夏期特別貸出…… 7/25〜9/16   冊 数:10冊(全学部生・短大生) 

 返却日:9/30 開館時間 月〜金 9:00〜16:00 土 12:00〜16:00

開館時間 月〜金 9:00〜17:00 土 9:00〜13:00 休日開館 10:00〜17:00

休  館 

編 集 後 編 集 後 記  編 集 後 記 

 今号では「エルマーの冒険」から「少年ジャンプ」そして「藤沢周平」に「吉本ばなな」などな ど、執筆者の方々の生活の中での本との係わり合いについて「やわらかい」? エッセイが集まりま した。楽しく読んでいただければ幸いです。みなさんの生活の中の本は?      (倉松 中) 

青山学院スクール・モットー 地の塩、世の光 The Salt of the Earth、The Light of the World 青山学院大学図書館報 AGULI 第 85 号 2009 年 7 月15日発行  表紙・絵/市川昭裕(大学図書館職員) 

編 集 青山学院大学図書館報編集委員会・大学図書館広報担当 TEL.03-3499-1402 FAX.03-3407-4472  発 行 青山学院大学図書館 〒150-8366 東京都渋谷区渋谷 4-4-25 http://www.agulin.aoyama.jp/

図  書  館  広  報  板  本   館  日  月  火  水  木  金  土  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 317月  日  月  火  水  木  金  土 12345678910 11 121314 15 16 17 18 1920 21 22 2324 25 262728 29 309月 日 月  火  水  木  金  土 12345678910 11 1

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