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Academic year: 2022

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全文

(1)

Fintechが中小企業経営に もたらしているインパクト

2017年2月 株式会社マネーフォワード 取締役Fintech研究所長 瀧 俊雄

本資料に記載された情報はマネーフォワードが信頼できると判断した情報源を元にマネーフォワードが作成したものですが、 その内容および情報の正確性、完全 性等について、何ら保証を行っておらず、また、いかなる責任を持つものではありません。

本資料に記載された内容は、資料作成時点において作成されたものであり、予告なく変更する場合があります。

本文およびデータ等の著作権を含む知的所有権はマネーフォワードに帰属し、 事前にマネーフォワードの書面による承諾を得ることなく、本資料に修正・加工す ることは堅く禁じられています。

SCMとIT経営・実践研究会 御中

(2)

当社のご紹介

(3)

PFM (Personal Financial Management)

事業

個人向け

自動家計簿・資産管理サービス

ビジネス向け クラウドサービス

クラウドサービス事業

マネーフォワードの事業

(4)

:2012年5月

:インターネットサービス開発

:約48億円

:東京都港区

:大阪、福岡、名古屋、札幌、仙台 設立

事業内容

累計資金調達額 本社所在地

支店所在地

会社概要

主要株主

(5)

※当社調べ

(6)

「マネーフォワード」の特徴

口座連携

2,500以上の金融機関に対応。

金融機関の対応数国内

No.1

自動分類 連携した口座から自動でデータを

取得、分類、グラフ化します。 レシート 撮影

レシートを撮影するだけで、

支出の内容が反映できます。

高い評価

App Store,Google Play

両ストアで★

4

以上の高評価

*

安心安全 セキュリティを第一に運営。

安心・安全にご利用いただけます。

✔お預かりするデータはすべて暗号化

✔データの送受信は全て暗号化通信

✔ 入出金に必要な情報は不要

✔ 日本プライバシー認証機構の認定

*2015年6月時点 ISO 27001 (情報セキュリ

ティマネジメントシステム) 認証を取得しました。

ISO 27001

認証取得

(7)

中小企業・個人事業主向け

クラウドサービス「MFクラウドシリーズ」

(8)

ユーザー数 50万を突破!

(出所)マネーフォワードユーザーへのインターネット調査(当社調べ、調査期間:2014年7月)

(9)

サービス開始わずか3年で、全国各地の2,000を超える会計事務所様にご利用いただい ております。

会計事務所様への導入実績

(10)

個人・法人両領域におけるお金のプラットフォームへ

個人

PFM

個人・法人

MFクラウド

法人

資産情報/

ライフログ

証券会社

銀行

FP

年金機関 税理士 社労士

資産運用

家計収支 年金 住宅ローン 給与 会計

“お金のプラットフォーム お金に関する 福利厚生

課題

外部パートナー

「お金を前へ。人生をもっと前へ。

マネーフォワードは、テクノロジーの力を活用することによって

世の中のお金に関する悩みや不安を解消することを目指しています

(11)

本のご紹介

• 1,728円で最先端の知識

• わかりやすく最後まで読める内容です

• Kindle版も出ました

(12)

Fintechとは

(13)

“Fintech”の検索数

米国

日本

出所:Googleトレンド

(14)

Fintechとは

• FinanceとTechnologyの造語

(だが、元々金融は情報産業)

• 急速に普及する利便性の高いサービスの担い手で ベンチャー企業が目立ってきている

• もし

Google/Facebook/Apple/Alibabaが

銀行を作ったら…

(15)

決済 送金 取引所 融資 投資 不動産

家計簿ソフト(マネーフォワード、Zaim、MoneyTreeなど)

クラウド会計 経営判断情報(BI) 業務自動化

※括弧内は資金調達金額

(出所)森・濱田松本法律事務所増島弁護士資料、その他 公表資料を元にマネーフォワード作成

本人認証 セキュリティ 不正防止

サービス

インフラ

機能

情報

Fintechの全体像

Coinbase

Stripe Venmo Lending

Club Betterment Zillow

bitFlyer GMO

Payment Gateway

LINE

Pay maneo THEO Sony

不動産 米国

日本

(16)

Fintechがもたらしている未来

Acornsの貯蓄管理アプリ

スタバで410円のラテを頼む と、おつりの90円で投資信託 を自動購入

Kreditechの

ビッグデータスコアリング

審査は35秒で完了、

審査対象はFacebook やAmazonアカウント

Lending Clubによる融資マッチング 累計で1兆円を融資。

自動で再融資、借り手 にもDMでオファー

Fundboxによる請求書割引

翌月末払いの請求書を、請求書発行 代行会社が割り引いて買い取り

Simple Bank

銀行が「貯金枠」を 設定し、目標に向けて 自動積立

Apple Payでなんでも安心決済 様々な店舗やECサイトが 利用できるのみでなく、

不正利用にも圧倒的に強い

(17)

なぜ、ベンチャーが主役に?

• コンピューター言語や開発環境の変化で コストが劇的に低下

• 次の「いい」サービスはだれにも分からない とりわけ、スマートフォン時代の消費者の 支持を得ることは大変

→いろいろなアイデアを試すのが近道

→当然、沢山失敗作がでてくる

→失敗が許容される組織が必要

(18)

注目の立役者はスマホの普及

初代iPhone

(2007/1)

iPhone3GS

(2009/6)

X X X

HTC Dream

(2008/10)

X

Nexus One

(2010/1) 出所:H28情報通信白書より

携帯電話・PHS パソコン

固定電話

スマートフォン

FAX

家庭用ゲーム機 タブレット端末 携帯音楽

プレーヤー その他家電 ウェアラブル

(19)

スマートフォン以前と以後

スマートフォン以前 スマートフォン以後 本を買う ケータイや手帳にメモしておき

本屋やパソコンから購入

その場で購入

電子書籍ならその場で読める 初めての

レストラン

地図と割引券を印刷。

事前に情報収集

最寄駅から場所を検索。

注文前後で口コミを確認

家電の購入 事前に様々なサイトを調べて

型番と値段をメモ 量販店で説明を聞きながら 価格比較サイトで確認

音楽 家で録音して

外で聴く

購入/専用ソフトで いつでも欲しい音楽を 銀行口座の

残高照会 家に帰るか、銀行のATMか、

どちらか近い方 銀行や家計簿の

アプリでいつでも

(20)

近年の主要分野・技術

融資(P2P、ビッグデータ):個人・中小法人向け貸付

– 手間がかからず、借り手に有利な条件を引き出せる新たな市場の創出へ

PFM・会計サービス:金融取引・資産管理の自動化・分析

– 業務自動化と意思決定力の向上へ

資産運用:インデックス・自動リバランス運用

– 資産運用のイロハを人工知能が代替し、間口を大きく広げる

決済:スマホカード決済・EC決済・個人間決済

– 消費者の潜在的な購買力を引き出しつつ、大量のデータを利用可能に

分散型台帳技術:ビットコインや新たな管理システムへ

– 中央集権型のシステムから、「分散データの安定した通信」への移行

本人確認技術:生体認証(指紋や声紋・顔認識等)、認証インフラ

– 指一本/顔パスでも決済が完了する消費の世界へ

(21)

電子マネー・クレジットカードの第二普及期

– おサイフケータイ Apple Pay

– 2020年の五輪開催を前に、多くの少額取引の

現場がカード対応を開始していく

ATMではなく、レジで現金引き出し

– キャッシュアウトが本年にも利用可能に – 年間数回しか、銀行店舗・ATMには

行かなくなる世界観へ

海外でのキャッシュレス化進展

– 中国:AliPayはVISAに次ぐ決済額、WeChat Payは80億通のお年玉 – インド:紙幣の86%が廃止され、PayTMなどのサービス利用が急拡大

いずれマイナンバー・指紋認証と連携し、スマホもいらない決済へ – デンマーク:現金受取義務の緩和、新規紙幣の印刷停止

キャッシュレス化に向けた潮流

(22)

Fintechがもたらしていること

• 「誰でも使える」技術が増えたことで、

どのような会社でもデータを集められるように

(Ex. POSレジサービス→売上データ)

• 取引が円滑になることで、消費者側の 潜在的な購買力を引き出せるように

(Ex. 電子マネーや事前決済等)

• データを活用した

①業務の自動化 ②経営の高度化

が非常に身近になった

(23)

Fintechな生活 通勤編

6:00 8:00

12:00

16:00

朝。コーヒーを淹れていると、スマートグラスが午前中の予定を表示してくれた。

子どもを保育園に連れて行く。顔認証で本人確認【マイナンバーと連動】し て、市の保育チケットが一枚使われた。

通勤中、コンビニでいつものサンドイッチを購入。指紋認証したら、【ロ イヤリティカード一元化】により、自動で特典割引が受けられた。

電車に乗っている間に、家計簿にサンドイッチ購入の記録がフィードされ てくる【銀行・カードAPI】。

自分のカレンダー情報を参照したら、いくつかランチクーポンが表示され てきた。限定ランチを予約!

娘の誕生日プレゼントを海外のECサイトで物色。最近はビットコイン決済 をどこでも受け入れてくれる。到着と同時に支払いが行われる【スマートコ ントラクト】なので、海外ECを使うのも怖くなくなった。

8:00 保育園 9:00 出社 MTG

一元化

サンドイッチ

220円

限定ランチ 予約受付中

到着と同時に ビットコイン決済

(24)

9:00

9:10

〜職場で〜

そういえば今日は月末、経費精算が必要な日だ。請求書の振込もしないといけない。

経費はすでにクラウドソフトが承認待ちのものを用意してくれている。

領収書も電子レシートが転送されているので、特に必要ない。

いくつか取引先情報を入力して、登録完了!

後は送金対応を、在宅ワークしている経理担当者に頼むだけだ、

庶務的な仕事は朝イチ10分で終了。取引先に行ったら、限定ランチだ!

9:30

9:40

〜在宅ワークで〜

今月も社員からの支払い確認があがってきた。

少額の請求書は銀行より送金サービス経由で支払えばタダになる。法人番号や請求 書番号もつけられる。先方も消込がすぐに完了して、お礼メールが自動で送られて きた。今月新たに生まれたお子さんと社員の情報を入力したら作業は終わり。

来月は決算月だけど、昔に比べると作業も法人税の申告手続きも楽になったなー。

電子レシー

クラウドソフト

入力だけで完了!

行政手続の電子化

Fintechな生活 仕事編

(25)

10:00

13:00

15:00

〜休日、家で〜

子どもと公園に。近くのパパ友と育児・教育の話に。どうやら小学校入学に合わせ て、家を買うか検討したほうがよさそうだ。その場で、リマインダを音声入力。

家で妻と家計簿のサイトへ。

「今の生活だと〇〇区の2LDKがおすすめです」

「月額2万円の節約ができると、3LDKの家にも住めます」

あと半年で二人目が産まれる。その間は近隣の妻の実家に皆で住む予定だ。

その間は今の家を観光客に貸し出そう。(確定申告もラクにできる)

住宅ローンの条件は、いろんな銀行が自分の家計簿データを見て、

相見積がきた。普通の個人投資家【P2Pレンディング】に借りる という手もあるようだ。

そのための貯金手段は全部自動。日頃のコンビニの支払や、経費精算のお金は、

全部ロボアドバイザーが勝手に積み立ててくれる。

家の購入検

今の収入で

2LDK

家計簿サイ トが提案

家計簿デー タを見て相

見積

ロボアドバイ ザーが勝手に

積立

Fintechな生活 休日編

(26)

Fintechがもたらす

経営の未来

(27)

経営要素の因数分解

• ビジネス成長の要素は

(旧) ヒト・モノ・カネ から

(新) ヒト・ヒト・ヒト へ

• ヒト= 生産性(変動)×稼働時間(固定)

• 生産性= 売上 - コスト

売上→領域選択(戦略) コスト→時間当たり業務

(28)

生産年齢人口の低下

(出所)国立社会保障・人口問題研究所

『日本の地域別将来推計人口 (平成

25(2013)年 3 月推計)』

より当社作成。減少率は2010年と2040年の比較

0

20 40 60 80 100

2010年 2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 60代

50代 40代 30代 20代 (万人)

0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1,000

2010年 2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 60代

50代 40代 30代 20代

(万人)

東京都

• 20-69才人口は15.7%減少

• 20代人口は34.4%減少

青森県

• 20-69才人口は41.1%減少

• 20代人口は46.2%減少

人口減少下ではバックオフィス業務も経営の足かせに

• 若年層の労働力は東京でも3割減、地方によっては半減近く

• 最も思考が柔軟な20代が下積みを行うのは選択肢にならない

(29)

労働生産性の向上も急務

0 10 20 30 40 50 60

1979 1984 1989 1994 1999 2004 2009 (米ドル)

米国 ドイツ フランス 英国 日本

0 500 1,000 1,500 2,000

大企業 中規模企業 小規模事業者

(万円)

上位10%

中央値

下位10%

限られたリソースを活かして、利益体質の確保が大きな課題

• 米国に比して6割弱の労働生産性

• 特に小規模事業者の中では、生産性の格差が大きい

労働生産性の国際比較 企業規模別に見た労働生産性

(出所)経営共創基盤冨山和彦氏発表資料『日本経済、持続的成長への挑戦

GとLの生産性向上戦略』(2015年4月14日付)より作成

(出所)経済産業省『通商白書2013』内資料より当社作成

(30)

MFクラウド会計

AI(人工知能)で 仕訳ルールを学習 3,600以上の口座から

取引データを自動取得 国内No.1 の対応数

わずらわしい会計作業を自動化し、

企業の生産性を大幅に上げる

取引明細の自動取得 人工知能で学習 マルチデバイス

様々なデバイス上で 利用可能

※当社調べ

業務効率化の例 ①

(31)

借方 貸方

件数 毎月発生 件数 毎月発生

現金

4% 98% 36% 97%

預金

18% 93% 44% 95%

電子マネー・

専用カード活用

IBデータ連携・

API活用 IBデータ連携・

API活用

仕訳データの処理(Y社の事例)

(出所)株式会社

YK

プランニング

『会計事務所とフィンテック』

p39

より当社作成

タブレットPOS キャッシュレス

 既に90%以上の入力データは、原データが自動取得可能な領域

 毎月発生のデータについては自動処理がより容易

(32)

チャットワーク

業務効率化の例 ②

隙間時間を活用して意思決定・情報共有を迅速化 階層・会話のコスト(=会議の数)を圧倒的に削減

※ChatWork社 サイトより引用

(33)

意思決定高度化の例 ①

BIツールとしての会計ソフト

 財務・経理が主たるユーザーとなるソフトから、経営ないし 全社員がデータに触れるプラットフォームとしての位置づけ

 スピード経営のための会計データ活用

MFクラウド会計アプリ Domo

(34)

意思決定高度化の例 ②

タブレット型POSレジ スマホ決済

受発注システム

売上データ

仕入データ

データの連携による分析スピード・精度の向上

 売れ行き商品・在庫状況等をリアルタイムで把握

 飲食店ではいずれ、席ごとの単価なども分析可能に

(35)

まとめ

経営要素の因数分解(再掲)

• ヒト= 生産性(変動)×稼働時間(固定)

• 生産性= 売上 - コスト

売上→領域選択(戦略) コスト→時間当たり業務

Fintechからのデータ活用と業務自動化

• 外部環境の変化(人口減)とテクノロジー進化は 巻き戻らない中で、新たなITツールの活用を

一日でも早く始めることに、大きな価値がある

参照

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