• 検索結果がありません。

PowerPoint Presentation

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "PowerPoint Presentation"

Copied!
10
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

SMBC信託銀行株式会社 投資調査部 山口真弘 二宮圭子 白鳥朋子 佐溝将司 齊藤聡

目 次

本レポートは、株式会社SMBC信託銀行(以下「SMBC信託銀行」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に

2016年10月3日号

SMBC信託銀行 投資調査部レポート

本レポート記載のマクロ経済見通しは、当行がライセンス契約を結んでいる

Citi Researchの予測を参照しています

(2)

SMBC信託銀行株式会社 投資調査部 山口真弘 二宮圭子 白鳥朋子 佐溝将司 齊藤聡

目 次

本レポートは、株式会社SMBC信託銀行(以下「SMBC信託銀行」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に

米国市場の見通し

P2

マクロ経済

9月雇用統計の堅調を予想

株式市場

方向感は定まりにくいだろう

債券市場

売り圧力は限定されよう

欧州市場の見通し

P3

マクロ経済

ユーロ圏消費者物価の上昇率加速

株式市場

下値不安は和らいだものの、上値は重い

債券市場

ドルLIBORの動向に注目

日本市場の見通し

P4

マクロ経済

鉱工業生産は2期連続の前期比増か

株式市場

週明けは買いが先行しようが…

債券市場

日銀は金利低下をけん制

中国・インド市場の見通し

P5

マクロ経済

中国:製造業利益は増加傾向を維持

中国株式市場

今週は国慶節のため休場

インド株式市場

目先は株価下落リスクを警戒

為替見通し

P6~P8

米ドル

ドル円の地合いはやや好転しよう

加ドル

加ドルはまちまちの展開に

ユーロ

上値の重さが残る

英ポンド

ポンドは下値余地を模索する展開に

豪ドル

政策金利は据え置かれる公算

NZドル

追加緩和観測の行方に注目

マーケットデータ、カレンダー

P9

(3)

米国市場の見通し

S&P500株価指数 米国国債利回り 本レポートは、株式会社SMBC信託銀行(以下「SMBC信託銀行」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に

債券市場

売り圧力は限定されよう

株式市場

方向感は定まりにくいだろう

米雇用統計 出所:米労働省

マクロ経済

9月雇用統計の堅調を予想

出所:Bloomberg 出所:Bloomberg ●9月30日発表の米8月コア個人消費支出(PCE)デフレーターは、 市場予想通り、前年比1.7%上昇(7月:同1.6%上昇)。米連邦準備 制度理事会(FRB)の目標である物価上昇率2%に徐々に近づいて いることが確認されたといえよう。フィッシャーFRB副議長など複数の 米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーが、足元でインフレ上昇圧 力が増しているとの認識を示しており、今回の結果もこうした認識を 支持する内容であった。 ●7日に9月米雇用統計が発表される。当行は非農業部門雇用者数 を前月比18.5万人増(市場予想17万人増、8月15.1万人増)、失業 率は8月と変わらずの4.9%と予想する。米労働市場の堅調さが示さ れ、12月FOMCにおける利上げ可能性は高まるとみられる*¹ 。 *¹ 「モーニング経済メモ」, 2016.10.3, Citi Research ●3週続伸。独大手行の経営不安を巡る報道や米大統領候補による テレビ討論会、イエレンFRB議長の講演、石油輸出国機構(OPEC) 非公式会合など様々な材料を手掛かりに高下したものの、買い優勢 で週末の取引を終えた。 ●今週は多くの米経済指標が発表される。発表直後は経済指標の 良し悪しによって相場が振幅しよう。ただ、なかでも注目度が高い9 月の雇用統計が7日に控えているうえ、9日には民主・共和両大統領 候補による第2回のテレビ討論会も予定されており、週を通してみれ ば方向感は定まりにくいとみている。また、翌週からは主要企業の7-9月期決算発表が始まることもあって様子見ムードが広がる公算が 大きく、NYダウは18000ドル台前半での推移が続こう。 ●週間ベースで小幅続伸。リスク回避ムードのなか安全資産として の需要が強まり、週初から買いが先行。ただ、週半ば以降は上値が 重くなり、週末には独大手行が米司法省から求められている和解金 が想定を下回りそうとの報道を受けて上げ幅を縮小した。 ●フェデラル・ファンド(FF)金利先物から算出される市場の年内米利 上げ織り込み度は約6割まで上昇している。今週は多くの米経済指 標が発表されるものの、さらに利上げ観測が強まるためには10、11 月分のデータを見極める必要があろう。また、独大手行の財務に対 する懸念もくすぶる。したがって、売り圧力は限定的で、10年国債利 回りは1.60%付近で伸び悩む公算が大きい。 利回り(9/30) 10年国債: 1.59%(前週末比: -0.02%) 週間騰落率(9/26~9/30) ダウ平均: +0.26%、S&P500: +0.17% 4 5 6 7 8 9 10 -10 0 10 20 30 40 50 10/8 11/8 12/8 13/8 14/8 15/8 16/8 非農業部門雇用者数(左軸) 失業率(右軸) (前月比、万人) (%)

(4)

欧州市場の見通し

ストックス欧州600指数 ドイツ国債利回り 本レポートは、株式会社SMBC信託銀行(以下「SMBC信託銀行」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に ユーロ圏小売売上高

債券市場

ドルLIBORの動向に注目

株式市場

下値不安は和らいだものの、上値は重い

マクロ経済

ユーロ圏消費者物価の上昇率加速

出所:Bloomberg 出所:Bloomberg 出所:ユーロスタット ●ストックス欧州600指数は小幅下落。財務状況に対する懸念が払 しょくされず、銀行株が相場全体を圧迫する展開は変わらず。週末 にこうした懸念が緩和したものの、同指数はこの日の下げを埋める 程度の上昇にとどまった。 ●ストックス欧州600指数の銀行株セクターの戻りは鈍く、横ばい圏 を脱していない。訴訟に伴う和解金が財務を圧迫するとの懸念が緩 和したとしても、マイナス金利に伴う収益環境の悪化や不良債権処 理の遅れなど、欧州金融機関を取り巻く状況が顕著に改善したとは 言い切れない。欧州株の下値不安は和らいだものの、上値を切り上 げるほどの好材料も見当たらないことから、当面の株価は横ばい圏 での推移が見込まれる。 ●ドイツ(独)国債は続伸。欧州金融機関の財務をめぐる懸念を背景 に安全資産需要が高まり、ドイツ国債に買いが入った。しかしながら、 週末に住宅ローン担保証券(RMBS)販売に関する独大手行と米司 法省との和解が当初の想定を大きく下回る金額で合意に近づきつつ あると報じられると、下げ幅を縮小して引けた。 ●ドルの3カ月物ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)は先週末時点で 0.8537%と高止まりしている。欧州金融機関がドル資金を調達する 際に信用リスクが意識され、高めの金利が要求されている可能性が ある。先週の報道で信用リスクに対する警戒が緩和し、ドルLIBOR が低下に向かえば、ドイツ国債には売り圧力が強まろう。 利回り(9/30) 独10年国債: -0.12%(前週末比: -0.04%) 週間騰落率(9/26~9/30) ストックス欧州600指数: -0.70%、独DAX指数: -1.09% ●9月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は、市場予想通り 前年比0.4%上昇(8月0.2%上昇)。欧州中央銀行(ECB)の目標で ある約2%は遠いものの、上昇率0.4%は今年1月以来 。エネルギー 価格の下落スピードが落ちてきたうえ、サービス価格の上昇が加速 してきた。HICPの上昇率が若干加速したものの、当行は12月ECB 理事会にて、現在2017年3月までとなっている資産買入期間の延長 など追加緩和が実施されるとの予想を維持する *¹ 。 ●5日に8月のユーロ圏小売売上高が発表される。市場予想は前月 比0.3%減(7月:同1.1%増)。7月は市場予想を上回る大幅増となっ たが、8月は反動減が予想されている。 300 310 320 330 340 350 360 370 380 390 2015/10/5 2016/3/5 2016/8/5 (ポイント) -1.00 -0.75 -0.50 -0.25 0.00 0.25 0.50 0.75 1.00 2015/10/5 2016/3/5 2016/8/5 (%) 2年国債利回り 10年国債利回り -2.5 -2.0 -1.5 -1.0 -0.5 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 10/7 11/7 12/7 13/7 14/7 15/7 16/7 (前月比、%)

(5)

日本市場の見通し

日経平均株価 日本国債利回り 本レポートは、株式会社SMBC信託銀行(以下「SMBC信託銀行」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に 注:鉱工業生産は9月のみ経産省予測 出所:内閣府、経産省

株式市場

週明けは買いが先行しようが…

債券市場

日銀は金利低下をけん制

マクロ経済

鉱工業生産は2期連続の前期比増か

出所:Bloomberg 出所:Bloomberg ●8月主要統計によると、消費者物価指数(CPI)はエネルギー価格 下落に伴い、総合および生鮮食品を除くコアとも前年比0.5%下落。 コアは市場予想(同0.4%下落)以上の落ち込みだった。実質消費支 出は前年比4.6%減と3月(同5.3%減)以来のマイナス。自動車・ガ ソリンなど自動車等関係費減少が主因。一方、実質GDPとの相関 が高い、鉱工業生産は電子部品等が増加し、前月比1.5%増。9-10 月も増加が予測されており、7-9月期は2期連続の前期比増か。 ●3日発表の9月日銀短観によると、大企業製造業DIがプラス6と6 月から横ばいの一方、非製造業DIはプラス18と6月(プラス19)から 小幅悪化*¹ 。先行き判断は製造業がプラス6、非製造業がプラス16。 非製造業の景況感が緩やかに悪化していることが示された。2016 年度大企業製造業の想定為替レートは1ドル107.92円と足元より円 安となっている。4日には短観の「企業の物価見通し」が発表される。 * ¹ 「モーニング経済メモ」, 2016.10.3, Citi Research 鉱工業生産と実質GDP成長率(四半期ベース) ●週間ベースで反落。米大統領候補による討論会でヒラリー氏が優 勢だったことや石油輸出国機構(OPEC)非公式会合で減産合意が なされたことが好感される場面もあった。ただ、円高や独大手行の 財務不安が重しとなり、日経平均株価は16500円を割り込んで越週。 ●先週末、独大手行が米司法省から求められている和解金が想定 よりも大幅に少ない金額で決着する見込みであると一部メディアが 報じ、米国株が大幅高となった。この流れを受けて今週は買いが先 行しよう。ただ、このところ海外勢の売り越し基調が続いているうえ、 東証一部売買代金も2兆円を割り込む日が目立つ。7日に9月の米 雇用統計の発表、9日に米大統領候補者の第2回討論会を控えてい ることもあり、徐々に売り圧力が強まる可能性があろう。 ●10年国債は3週続伸。独大手行の経営不安が警戒され、安全資 産としての需要から買いが先行。同利回りは一時0.09%台まで低下 した。ただ、政策金利のマイナス0.10%が意識されるなか、週半ば から週後半にかけては方向感に欠ける展開となった。 ●日銀は9月30日、「残存5年超10年以下」を対象にした国債買い入 れで、オファー額を4100億円と前回から200億円減額した。日銀は 10年国債利回りの誘導水準をゼロ%程度としているが、下方への かい離が大きくなりつつあったことから、政策金利のマイナス0.10% を前にけん制する姿勢を示したとみられる。こうしたなか、当面は同 利回りはゼロからマイナス0.10%のレンジで推移する公算が大きい。 利回り(9/30) 10年国債: -0.09% (前週末比: -0.04%) 週間騰落率(9/26~9/30) 日経平均株価: -1.82%、TOPIX: -1.98% -5 -4 -3 -2 -1 0 1 2 3 4 5 13/9 14/3 14/9 15/3 15/9 16/3 16/9 (前期比、%) 鉱工業生産(前期比) 実質GDP成長率(前期比)

(6)

中国・インド市場の見通し

MSCI CHINA、上海シンセンCSI300指数 センセックス指数 本レポートは、株式会社SMBC信託銀行(以下「SMBC信託銀行」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に

インド株式市場

目先は株価下落リスクを警戒

中国株式市場

今週は国慶節のため休場

マクロ経済

中国:製造業利益は増加傾向を維持

出所:Bloomberg 出所:Bloomberg 中国:工業部門企業利益(年間累計、前年比) ●中国:8月の工業部門企業利益は、前年比19.5%増加の5348億 元、前年比での伸び率は2013年8月以来の高いものとなった。低調 だった2015年8月との対比のため、単月の伸びは強めになっている 可能性は残るが、1-8月累計でも前年比8.4%増の4兆584億元と、 加速していることがみてとれる。業種別では、鉱業が石油・天然ガス を中心に1-8月累計で同70.9%減の一方、製造業は全ての業種で 利益が増加しており、全体で同14.1%の増加となった。 ●中国は1-7日まで国慶節の休暇となり、主要指標の発表予定はな い。国慶節の期間は中国最大の商戦時期といわれ、8日以降に出て くるだろう国慶節期間中の個人消費や旅行者数などに関する報道に 注目したい。当行は、中国当局が再び不動産市場に引き締め策を導 入すると予想しており、民間投資と比べて個人消費が底堅いとみて いる*¹ 。 ●CSI300指数は週間ベースで反落。中国株式市場は国慶節の祝 日にともない10月3-7日に休場となることから、手仕舞い売りが優勢。 積極的に売買を行う意欲に乏しく、上海株式市場の売買代金は低迷 が続いている。 ●10月24-27日に開催される共産党中央委員会第6回全体会議(6 中全会)を皮切りに、来年の経済政策を決定するサイクルに突入す る。また、来年には向こう5年間の指導部人事を決定する共産党大 会が開催される。この先は経済の安定が重要視される局面になると 思われることから、経済対策に対する期待が株価を下支えする公算 が高い。当面は薄商いのなか、安定した値動きが想定される。 週間騰落率(9/26~9/30)

MSCI CHINA: -2.41%、上海深センCSI300指数: -0.68%

週間上昇率(9/26~9/30) センセックス指数: -2.80% ●週間ベースで下落。利益見通しに照らすと株価水準は割高で、最 近の相場上昇は行き過ぎとの見方が広がった。また、インド軍がパ キスタン領にあるテロリストの拠点を攻撃したと伝わると、地政学リス クの高まりが嫌気され、売り材料とされた。 ●地政学リスクが高まると投資家はリスク回避姿勢を強め、株価は 短期間で下げ足を速める傾向がある。今回の事案はかつての印パ 紛争と比較すると小規模ながら、インド株式市場には海外投資家の 資金流入が増えていることから手仕舞い売りが出やすく、短期的な 株価下落リスクを警戒すべき。一方で、経済見通しに変化を及ぼす ものではないとの認識が広がれば、株価は急速に値を戻すであろう。

*¹ 「Viewpac 世界経済見通しと投資戦略」, 2016.9.30, Citi Research 出所:中国国家統計局

2500 2750 3000 3250 3500 3750 4000 46 49 52 55 58 61 64 67 2015/10/02 2016/03/02 2016/08/02 (ポイント) (ポイント) MSCI China(左軸) CSI300指数(右軸) 22000 23000 24000 25000 26000 27000 28000 29000 30000 2015/10/05 2016/01/05 2016/04/05 2016/07/05 (ポイント) -20 -10 0 10 20 30 40 50 60 10/8 11/8 12/8 13/8 14/8 15/8 16/8 (%、前年比)

(7)

為替見通し(米ドル、加ドル)

ドル円 (出所:SMBC信託銀行) 加ドル円、米ドル加ドル (出所:SMBC信託銀行) 本レポートは、株式会社SMBC信託銀行(以下「SMBC信託銀行」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に 1.20 1.23 1.26 1.29 1.32 1.35 1.38 1.41 1.44 1.47 1.50 75 77 79 81 83 85 87 89 91 93 95 2015/10/02 2016/02/02 2016/06/02 2016/10/02 (加ドル) (円) CADJPY(左軸) USDCAD(右軸) 98 100 102 104 106 108 110 112 114 116 118 120 122 124 126 2015/10/02 2016/02/02 2016/06/02 2016/10/02 (円) 今週の予想レンジ ドル円 100.00-103.00円 今週の注目ポイント 米:9月ISM製造業景況感指数(10/3) 米:9月雇用統計(10/7) 米:フィッシャーFRB副議長講演(10/7)

■ 米ドル ≫ ドル円の地合いはやや好転しよう

石油輸出国機構(OPEC)は9月28日の非公式会合で、加盟国の生 産量の上限を日量3250万-3300万バレルとする減産で合意した。な お、詳細は11月30日にウィーンで開催される総会で決定される見通し。 7年9カ月ぶりの減産合意に、原油先物価格(WTI)は1バレル=48ドル 台前半へ急騰した。一方、7月のカナダ実質GDPは前月比0.5%増と 前月(同0.6%増)からわずかに伸びが鈍化したが、市場予想(同 0.3%)を上回った。また、前年比では1.3%増と前月(同1.2%増)から 伸びが高まった。こうしたなか、先週のカナダ(加)ドルは1.32加ドル台 後半から1.30加ドル台半ばへ米ドル安、加ドル高が進行したが、米経 済指標が堅調で、1.31加ドル台後半まで値を戻し1.31加ドル台前半 で週の取引を終えた。加ドル円は75円台前半から77円台後半まで上 伸した後、76円台前半へ軟化する場面もみられたが、主要通貨に対 する円売り地合いを受けて77円台前半で越週した。 市場予想によればカナダで今週発表される経済指標は①8月の貿 易赤字が245億加ドルと前月(249億加ドル)から赤字幅が縮小する、 ②9月の雇用統計では失業率が7.0%で前月から横ばい、雇用者数 は前月比7500万人増と前月(同2万6200人増)から伸びが鈍化する、 などまだら模様となる見通し。なお、カナダ中銀(BOC)のポロズ総裁 は27日の講演で、「原油ショックからの再構築には3-5年程度を要する だろう」との見解を示した。また、米大統領選共和党のトランプ候補が 公約で、「北米自由協定(NAFTA)の再交渉と見直し」を挙げており、 加経済の先行きに不安を残す形となった。今週の加ドルも対米ドルで は上値の戻りが鈍いものの、対円は底堅い推移を想定。 米大統領選候補者による第1回TV討論会が行われ、民主党のクリ ントン候補の優勢が伝えられた。また、欧州の金融セクターの健全性 に対する懸念が広がり、ドルは底堅く推移した。一方、米国で先週発 表された経済指標は、①9月の消費者信頼感指数が104.1と2007年8 月以来の高水準をつけた、②4-6月期の実質GDPは前期比年率 1.4%増と改定値から0.3%ポイント上方修正された、など概ね堅調と なった。さらに、石油輸出国機構(OPEC)が28日の非公式会合で原 油減産に暫定合意したことも市場のリスクオンムードを強め、先週のド ル円は100円台前半から101円台後半へ上昇した。 米連邦公開市場委員会(FOMC)のメンバーで、米連邦準備理事会 (FRB)のフィッシャー副議長は9月27日の講演で、「3%の賃金上昇 率が適切なインフレ率と整合的であると考えている」との見解を示した が、早期利上げに慎重姿勢を示した。こうしたなかで、今週は米国で 重要な経済指標の発表が目白押し。3日発表の9月のISM製造業景 況感指数は50.2と2カ月ぶりに景況感の分かれ目となる50.0を上回る 見通し。7日発表の9月の非農業部門雇用者数は前月比18.5万人増、 平均時給は前年比2.6%上昇といずれも前月(同15.1万人増、同 2.4%上昇)から伸びが高まる見込み*¹。ただ、11月のFOMC会合で 利上げを決定するには力不足で、12月13、14日の会合になると従前 予想を維持する。今週のドル円は9月27日安値100円09銭を下値メド、 同21日高値102円79銭を上値メドに、地合いがやや好転しよう。 今週の予想レンジ 加ドル円 76.00-79.00円 米ドル加ドル 1.2950-1.3250加ドル 今週の注目ポイント 加:8月貿易収支(10/5) 加:9月雇用統計(10/7)

■ 加ドル ≫ 加ドルはまちまちの展開に

*¹ 「モーニング経済メモ」, 2016.10.03, Citi Research

(8)

為替見通し(ユーロ、英ポンド)

ユーロ円、ユーロドル (出所:SMBC信託銀行) ポンド円、ポンドドル (出所:SMBC信託銀行) 本レポートは、株式会社SMBC信託銀行(以下「SMBC信託銀行」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に 1.05 1.06 1.07 1.08 1.09 1.10 1.11 1.12 1.13 1.14 1.15 1.16 1.17 1.18 1.19 1.20 110 112 114 116 118 120 122 124 126 128 130 132 134 136 138 140 2015/10/02 2016/02/02 2016/06/02 2016/10/02 (ドル) (円) EURJPY(左軸) EURUSD(右軸) 1.25 1.30 1.35 1.40 1.45 1.50 1.55 1.60 125 130 135 140 145 150 155 160 165 170 175 180 185 190 195 2015/10/02 2016/02/02 2016/06/02 2016/10/02 (ドル) (円) GBPJPY(左軸) GBPUSD(右軸) 今週の予想レンジ ユーロ円 112.50-115.50円 ユーロドル 1.1100-1.1400ドル 今週の注目ポイント 独:8月製造業受注(10/6) 独:8月鉱工業生産(10/7)

■ ユーロ ≫ 上値の重さが残る

■ 英ポンド ≫ ポンドは下値余地を模索する展開に

ドイツで発表された9月のIfo企業景況感調査は現況指数が114.7、 期待指数は104.5といずれも8月(112.9、100.1)から改善した。これ らを受けてユーロドルは週初に1.12ドル台後半へ上昇。その後、上値 を追うには材料不足で1.11ドル台ドル台後半へ押し戻される場面も みられたが、9月30日に発表された9月のユーロ圏消費者物価指数 (HICP)上昇率が前年比0.4%と今年1月以来の高い伸びとなったほ か、独大手銀行の経営不安も和らぐなかユーロ買いが優勢となり 1.12ドル台前半へ持ち直した。ユーロ円は週初に付けた113円台後 半から112円台前半へ下落後、114円台前半へ反発した。 欧州中銀(ECB)のドラギ総裁は先週26日に開かれた欧州議会の 経済金融委員会で「金利が非常に長い期間にわたり低水準にとどま れば副作用が出てくるのは明白」と発言した。域内では低インフレの 長期化が懸念されるが、利下げ余地は乏しくなりつつあるようだ。こう したなか、10月6日にECB理事会(9月8日開催分)議事録が公表され る。同理事会後の会見でドラギECB総裁は資産買い入れプログラム の延長について討議されなかったことを既に明らかにしている。さらな る緩和に向けた目新しい議論がなされていなかったことも確認されれ ば、追加緩和観測は一段と後退しよう。ただ、今週発表される経済指 標は8月の独製造業受注や鉱工業生産など弱めの内容が並びそうで *¹、ユーロの上値は重いだろう。ユーロドルは8月18日高値1.1366ド ル、ユーロ円は日足一目均衡表雲上限115円79銭付近が上値メド。 今週の予想レンジ ポンド円 129.00-133.00円 ポンド米ドル 1.2750-1.3050米ドル 今週の注目ポイント 英:保守党年次党大会(10/2~10/5) 英:9月製造業PMI(10/3) 英:8月鉱工業生産(10/7) 先週発表された4-6月期の英実質GDP(確報値)は前期比0.7%増 と改定値(同0.6%増)からわずかに上方修正された。しかし、4-6月期 の経常赤字が287億ポンドと前月(270億ポンド)から赤字幅が拡大、 対GDP比では5.9%と依然として高水準にとどまり、同国の景気先行 きに不安を残す形となった。こうしたなか、先週のポンドドルは1.29ド ル台前半から1.30ドル台後半で振幅したが、対ユーロでの上値の重 さも相まって週明けには1.29ドル割れを伺う展開となっている。一方、 ポンド円は129円台後半から132円台前半へ上昇したが、ポンドドル の重さに上値を抑えられた。 市場予想によれば、9月の英製造業PMIは52.1と前月(53.3)から低 下する一方、8月の鉱工業生産は前月比0.2%増と前月(同0.1%増) から伸びが高まりまだら模様となる見通し。景気減速懸念がくすぶる なか、気掛かりなのは英国の欧州連合(EU)離脱(Brexit)の進捗状 況である。同国のあいまいな対応に、EU各国が移民と貿易について 選択余地を与えないと態度を硬化させており、英国との関係が悪化し つつある。イングランド銀行(英中銀、BOE)のシャフィク副総裁は9月 28日の講演で、「金融政策で下支えできることで、経済活動の減速が 致命的な結果をもたらさないよういずれ追加緩和が必要になる」と指 摘。こうしたなかで、メイ首相は10月2日に開催された保守党年次党大 会で、「Brexitに向けた交渉を来年3月末までに始める」との見解を示 した。Brexitが徐々に現実味を帯びるにつれ、ポンドの下押し圧力は 強まるとみている。今週のポンド相場も下値余地を模索する展開に。

(9)

為替見通し(豪ドル、NZドル)

豪ドル円、豪ドル米ドル (出所:SMBC信託銀行) NZドル円、NZドル米ドル (出所:SMBC信託銀行) 本レポートは、株式会社SMBC信託銀行(以下「SMBC信託銀行」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に 今週の予想レンジ 豪ドル円 76.00-79.00円 豪ドル米ドル 0.7500-0.7800ドル 今週の注目ポイント 豪:RBA理事会(10/4) 今週の予想レンジ NZドル円 72.00-75.50円 NZドル米ドル 0.7150-0.7450米ドル 今週の注目ポイント  NZ:9月QV住宅価格(10/4) 石油輸出国機構(OPEC)の非公式会合で主要産油国が減産に合 意し市場心理が上向いた。また、ニュージーランド(NZ)で発表された9 月のANZ企業活動見通しが42.4と2014年7月以来の高水準となった ほか、同景況感指数は27.9と8月(15.5)から改善するなどNZ経済の 先行きに関して明るさを示唆する材料もあった。ただ、NZ準備銀行 (RBNZ)による追加利下げへの警戒感がくすぶるなか、NZドルは上 値の重さが残った。NZドル米ドルは0.72米ドル台前半で底堅さを示す 一方、0.73米ドル台前半で上値を抑えられる展開。NZドル円は72円 台後半から74円台前半で方向感を探る展開が継続。週末にかけては 独大手銀行の経営不安が和らぎ、欧米株価が上昇するなど市場心理 が上向くなか、73円台後半へ上昇して週の取引を終えた。 RBNZは29日に公表した年次報告書で「住宅市場の不均衡から生 じる、金融の安定に対するリスクを引き続き警戒している」と指摘した。 こうしたなか今週は4日に9月のQV住宅価格が発表される。前回8月 には前年比14.6%上昇と5カ月連続で前月から伸びが高まり、昨年11 月以来の高い伸びとなった。NZでは既に住宅ローン規制が講じられ ているが、効果が表れなければRBNZが追加緩和に踏み切りにくくな るとの見方が広がる可能性も。NZドル米ドルは8月15日安値0.7165 米ドル付近で底堅く推移する一方、9月7日高値0.7486米ドル辺りで は上値の抵抗を受けよう。NZドル円は原油相場の堅調な推移や欧州 金融セクターに関する懸念の後退を背景に円売りの動きが広がれば 一段高となる可能性もあるが、9月12日高値75円46銭前後はレジスタ ンスになるとみている。 米大統領選のテレビ討論会を受けて民主党クリントン候補が優勢との 見方が広がったほか、28日の石油輸出国機構(OPEC)非公式会合で 暫定的ながら8年ぶりに原油の減産が決定された。これらを受けて投資 家のリスクテイクの動きが広がり、豪ドル米ドルは0.77米ドル台前半へ 上昇する場面もみられた。ただ、OPECの原油減産にかかる詳細は11 月の定例総会で詰められることから原油価格の上昇ペースは鈍く、一 段の豪ドル高にはつながらなかった。また、週後半は独大手銀行の経 営状態に関する報道に左右され、0.75米ドル台後半へ値を崩した後、 0.76米ドル台後半へ下げ幅を縮小。豪ドル円は76円台前半から78円 台前半へ上昇後、いったん上げ幅をほぼ失ったが、週末にかけては欧 米株価が上昇するなど市場心理が上向くなか77円台後半へ持ち直した。 今週は4日に開催される豪州準備銀行(RBA)理事会に注目が集まる。 前回9月会合以降に発表された豪経済指標は4-6月期の実質GDP成長 率が前年比3.3%と4年ぶりの高い伸びとなったほか、8月の豪失業率 が5.6%と2013年9月以来の低水準まで低下するなど概ね良好な結果 が並んだ。今会合はロウ新総裁にとって初めての理事会となるため、声 明文の変化には注意したいところだが、政策自体として現状維持の公 算が大きい*¹。こうしたなか、豪ドル売り圧力がかかる場合でも短期的 なものにとどまるとみている。チャート上、豪ドル米ドルは週足一目均衡 表雲上限の位置する0.7495米ドル付近が目先のサポート。豪ドル円は 9月15日安値75円97銭付近が下値メド。

■ NZドル ≫ 追加緩和観測の行方に注目

■ 豪ドル ≫ 政策金利は据え置かれる公算

*¹ “Australia/NZ Economics Weekly” 2016.9.30, Citi Research

0.68 0.69 0.70 0.71 0.72 0.73 0.74 0.75 0.76 0.77 0.78 0.79 72 74 76 78 80 82 84 86 88 90 92 94 2015/10/02 2016/02/02 2016/06/02 2016/10/02 (米ドル) (円) AUDJPY(左軸) AUDUSD(右軸) 0.62 0.63 0.64 0.65 0.66 0.67 0.68 0.69 0.70 0.71 0.72 0.73 0.74 0.75 0.76 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 2015/10/02 2016/02/02 2016/06/02 2016/10/02 (米ドル) (円) NZDJPY(左軸) NZDUSD(右軸)

(10)

マーケット・データ

マーケット・カレンダー

本レポートは、株式会社SMBC信託銀行(以下「SMBC信託銀行」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に

(2016年10月3日~2016年10月10日)

(2016年9月30日時点)

出所:SMBC信託銀行 出所:SMBC信託銀行 10/3(月) (米) ISM製造業景況感指数 9月 (英) 製造業PMI 9月 (日) 日銀短観 7-9月期 10/4(火) (欧) 生産者物価指数 8月 (豪) RBA理事会 (NZ) QV住宅価格 9月 10/5(水) (米) ADP雇用統計 9月 (欧) 小売売上高 8月 (豪) 小売売上高 8月 (米) 貿易収支 8月 (英) サービス業PMI 9月 (米) ISM非製造業景況感指数 9月 (米) 製造業受注 8月 (加) 貿易収支 8月 10/6(木) (豪) 貿易収支 8月 10/7(金) (米) 雇用統計 9月 (英) 鉱工業生産 8月 (日) 景気動向指数 8月 (加) 雇用統計 9月 (英) 貿易収支 8月 (加) Ivey購買部協会指数 9月 (独) 鉱工業生産 8月 10/8(土) 10/9(日) 10/10(月) 北米 欧州 アジア

株式

国・地域 指標 9/30 週間 年初来 国・地域 指標 9/30 週間 年初来 米国 NYダウ工業株30種 18,308.15 0.26 5.07 日本 日経平均株価 16,449.84 -1.82 -13.58 米国 S&P500種 2,168.27 0.17 6.08 日本 TOPIX 1,322.78 -1.98 -14.51 米国 ナスダック総合株価指数 5,312.00 0.12 6.08 日本 JASDAQ指数 113.40 0.85 -1.84 ブラジル ボベスパ指数 58,367.05 -0.56 34.64 香港 ハンセン指数 23,297.15 -1.64 6.31 ヨーロッパ ストックス欧州600指数 342.92 -0.70 -6.26 中国 MSCI CHINA 63.16 -2.41 6.20 イギリス FT100指数 6,899.33 -0.15 10.53 中国 上海深センCSI300指数 3,253.28 -0.68 -12.80 ドイツ DAX指数 10,511.02 -1.09 -2.16 韓国 韓国総合指数 2,043.63 -0.51 4.20 フランス CAC40 4,448.26 -0.90 -4.07 台湾 加権指数 9,166.85 -1.27 9.94 ロシア RTS指数 990.88 -0.31 30.89 シン ガポール ST指数 2,869.47 0.44 -0.46 トルコ イスタンブールナショナル100種 76,488.38 -4.10 6.64 インド センセックス指数 27,865.96 -2.80 6.69

債券

国・地域 指標 9/30 週間 年初来 国・地域 指標 9/30 週間 年初来 米国 10年国債利回り 1.59 -0.02 -0.68 米国 NAREIT指数 682.10 -1.97 9.35 ドイツ 10年国債利回り -0.12 -0.04 -0.75 日本 東証REIT指数 1,825.53 0.97 4.46 日本 10年国債利回り -0.09 -0.04 -0.35 米国 WTI原油先物価格 48.24 8.45 30.24 豪州 10年国債利回り 1.91 -0.05 -0.97 米国 NY金価格 1,313.30 -1.81 23.87

為替

通貨 9/30 週間 年初来 通貨 9/30 週間 年初来 101.35 0.33 -18.87 加ドル円 77.23 0.53 -9.64 113.92 0.55 -16.72 77.62 0.58 -9.98 131.50 0.63 -45.68 73.84 0.68 -8.26 騰落幅(円) ポンド円 騰落幅(円) 騰落率(%) 騰落率(%)  騰落率(%)※

オルタナティブ

 ※債券利回りは変動幅(%) NZドル円 豪ドル円 騰落率(%) ドル円 ユーロ円

参照

関連したドキュメント

今後 6 ヵ月間における投資成果が TOPIX に対して 15%以上上回るとアナリストが予想 今後 6 ヵ月間における投資成果が TOPIX に対して±15%未満とアナリストが予想

本番前日、師匠と今回で卒業するリーダーにみん なで手紙を書き、 自分の思いを伝えた。

内閣総理大臣賞、総務大臣賞、文部科学大臣賞を 目指して全国 36 都道府県 ( 予選実施 34 支部 400 チー ム 4,114 名、支部推薦6チーム ) から選抜された 52

金峰権現太鼓 ( 南さつま市 )、倉吉打吹太鼓振興会 ( 鳥取県 )、和太鼓葉隠 ( 佐賀県 )、牟礼岡天空太鼓 ( 鹿 児島市 )、逢鷲太鼓連 ( 鳥取県 )、鼓風 (

インド インド インド インド インド インド インドネシア インドネシア インドネシア インドネシア インドネシア インドネシア 日本 日本 日本 日本 日本 日本

平成 28 年 3 月 31 日現在のご利用者は 28 名となり、新規 2 名と転居による廃 止が 1 件ありました。年間を通し、 20 名定員で 1

「普通株式対価取得請求日における時価」は、各普通株式対価取得請求日の直前の 5

5日平均 10日平均 14日平均 15日平均 20日平均 30日平均 4/8〜5/12 0.152 0.163 0.089 0.055 0.005 0.096. 