第6学年2組 国語科学習指導案
平成21年1月22日(木) 第5校時 場 所 第6学年2組教室 指 導 者 室橋 麻美 共同研究者 小堀 貴紀 石田 健介
森泉 明子 鎌苅 美穂 在籍児童数 男子18名 女子17名 計35名
1 単元名・教材名 学習したことを生かして 「今、君たちに伝えたいこと」(光村図書 6年下)
2 児童の思いや願いと本単元の意図
(1)児童の実態
本学級では、意欲を持って国語の学習に臨む児童が多いが、言語活用能力に大きな差があり、全 体的な言語活用能力の向上が課題である。
4月に実施された全国学力状況調査の平均正答率は、全国平均を上回ることができたが、同音異 義語、作文の推敲、新聞の題名をつける等の問題で正答率が低かった。
ひまわり読書や学級文庫チャレンジの取組により、12月には 1 万ページ達成者が7名になり、
5000 ページ以上読書をしている児童も半数を超えており(資料①)、読書に対する意欲は比較的高 いことがわかる。
6月から教科担任制を開始し、学び方・話型の提示や個別指導によって、読み取れない・書けな い・話せない児童を学級の約1割まで減らすことができた。また、11 月 10 日に実施した国語力実 態調査結果では、文学的な文章の学習に対して、「わからない」と回答する児童が少なく(資料②
-1)、学び方を提示し、キャッチコピーをつける活動で展開した「やまなし」の授業の成果が出 ていると考えられる。
本単元の主活動は、説明的な文章(談話)の読解と作文である。2学期に行った「平和のとりで を築く」の学習に当たって、実態調査結果(資
料②-2)を考察したところ、文学的な文章に 比べて説明的な文章の学習は理解度が低かった。
また、説明的な文章の読解における基礎的・基 本的な言語事項(主述の関係・接続語・指示語・
叙述をもとに読み取ること等)を意識しながら 読んでいる児童が少なかった(本来ならほぼ全 員が意識すべきである)。よって、まずは説明的 文章読解における言語事項をしっかりと指導し、
定着させる必要があると考え、意味段落ごとに 読み取る前に、言語事項を全員で確認させるよ うにした。
文章を書くことにおいても同様で、構成や表現
技法等の指導を確実に行い、意欲を持って取り組み、「全員が適切に書ける」レベルを目指してい きたいと考える。
0 2 4 6 8 10
0~2000 ~4000 ~6000 ~8000 ~10000 10000~
① 読書量(4~12 月)
②-1【国語力実態調査結果①国語授業の理解度】
ほとんどわ からない
わからない
ことが多い 半々 だいたい
わかる よくわかる
国語の授業について 1人 2人 8人 18人 6人 学級の約8% 約 22% 約 68%
説明文を読む勉強について 1人 5人 14人 10人 5人 学級の約 17% 40% 約 42%
物語文を読む勉強について 0人 4人 9人 14人 8人 学級の約 11% 約 25% 約 62%
(2)教材観・指導観
本単元を以下のように構成し、本教材「今、君たちに伝えたいこと」を学習で取り扱っていく。
②-2【国語力実態調査結果②説明文を読むことについて】
そうしていない どちらかといえば そうしていない
どちらかといえば
そうしている そうしている
主語・述語に気をつけて文 を読んでいる
8人 9人 10人 8人
学級の約 48% 約 51%
つなぎ言葉に気をつけて文 を読んでいる
4人 9人 14人 8人
学級の約 37% 約 62%
指示語に気をつけて文を読 んでいる
6人 8人 12人 9人
学級の 40% 60%
様子や状況をあらわす言葉 に気をつけて読んでいる
5人 8人 17人 5人
学級の約 37% 約 62%
②-3【国語力実体調査結果③文章を書くことについて】
そう思わない どちらかといえば そう思わない
どちらかといえば
そう思う そう思う
文章を書く学習が好きだ 12人 13人 9人 1人
学級の約 71% 約 28%
段落に分けて書くように気 をつけている
4人 5人 11人 15人
学級の約 25% 約 74%
わかりやすい文章にしよう と工夫している
6人 4人 15人 10人
学級の 28% 約 71%
書いた文章を読み返して書 き直すようにしている
7人 5人 11人 12人
学級の約 34% 約 65%
国語(全17時間) 総合
『今、君たちに伝えた
いこと』(7時間) 『生きる』(3時間) 『海の命』(7時間) 「ザ・仕事人!」
(キャリア教育)
学習したことを生かして~鳩小6年生の主張~
総合 学習発表会「鳩小6年生の主張」
<目標>
◎3編の作品を読むことを通して、「生き方」について、自分なりの考えを持ち、今までの自分 とこれからの自分について伝え合うことができる。
本教材「今、君たちに伝えたいこと」からスタートして、最終的な目標を、「総合的な学習の時 間で6年間のまとめとして行う学習発表会で『鳩小6年生の主張』を行うこと」とした。本教材で は、文章の構成や書き方を学ぶ。そして、『生きる』や『海の命』の学習を通して「生き方」につ いて考える。さらに、2学期から総合的な学習の時間で行っているキャリア教育で将来の夢につい て考えたことも生かして自分の主張をまとめ、学年児童・保護者・先生方の前で発表する、という 流れにしていく。
本教材は、指揮者小澤征爾氏の談話を、工藤直子氏が書きまとめたものである。一行空きによっ て、大きく三つのまとまりで、次のように構成されている。
Ⅰ 少年時代を振り返って読み手に伝えたいこと
Ⅱ 今までの自分の生活と照らし合わせて読み手に伝えたいこと Ⅲ 音楽のもつ意味と全体を貫いて読み手に伝えたいこと
そして、筆者が「君たち」=子ども達に伝えたいことは全部で以下の六つあると読み取れる。
①(少年期は心も体も育っていく大事な時期だから)体を作ろう ②好きなことを思いっきりするのがいい
③日本語をきちんと自分のものにしてほしい ④外国語を学んでほしい
⑤音楽の素晴らしさを受けついでもらいたい
⑥自分が見つけたものを、自分なりに感じ、考える心をもって、思い切ってぶつかってもらいたい 題名の通り、子ども達に伝えたいことがたくさんつまっており、自分の体験をもとにしたメッセ
ージ性の高い教材である。難語句や難しい表現技法はあまりなく、児童にとって読みやすい教材で あると考えられる。
そこで、この教材を学習するに当たって、『小学校学習指導要領解説 国語編』・『教育に関する 3つの達成目標』で示されている内容の中で、以下の点に着目する。
これらの点を踏まえ、指導上の留意点は以下の通りである。
○読み取りは、「筆者が読み手に伝えたいこと」を重要視し、全体で取り組む学習プリントや 家庭学習での予習で取り組ませ、まとまりごとに読む段階では要点を押さえるのみにする。
○「活用」の時間を多く取り、筆者の書き方の工夫を使って自分自身についての文章を書くこ とを主活動とする。そのため、授業の中で教材文の構成や表現技法についても着目させ、そ の効果についても理解させるようにする。
○書く活動においては、本学級の課題でもある「推敲する力」を高めるため、ペアで読み合い、
助言をし合う活動を取り入れる。
以上の教材観・指導観のもと、児童の国語力向上のための授業の工夫に努めていきたいと考える。
<小学校学習指導要領解説国語編 第5学年及び第6学年>
「C読むこと」(2)内容
ウ 目的に応じて,文章の内容を的確に押さえて要旨をとらえたり,事実と感想,意見などとの関 係を押さえ,自分の考えを明確にしながら読んだりすること。
「B書くこと」(2)内容
イ 自分の考えを明確に表現するため,文章全体の構成の効果を考えること。
ウ 事実と感想,意見などとを区別するとともに,目的や意図に応じて簡単に書いたり詳しく書い たりすること。
オ 表現の効果などについて確かめたり工夫したりすること。
カ 書いたものを発表し合い、表現の仕方に着目して助言し合う
<埼玉県「3つの達成目標」第5、6学年>
「学力」
・文章全体から、書き手の述べたいことを読み取ることができるようにしましょう。
・事実と自分の考えを区別して書くことができるようにしましょう。
「規律ある態度」
・名前を呼ばれたり、言われたりしたことに「はい」とはっきり返事をすることができる。
・ていねいな言葉づかいができる。
3 研究主題との関わり
(1)研究主題
(2)研究の仮説と手だて
【仮説1】 基礎・基本の確実な定着と学力向上
<手だて>
①教科担任制の導入
・専門性を生かし、教材研究を深めることにより、児童の学力の定着・向上に生かしていく。また、
6学年全学級での指導内容・指導方法を統一することにより、指導の偏りをなくす。
・学年全体で継続的に音読・ノート指導をしていくことにより、学年全体の読む力や書く力を高め ていく。
②学習内容・展開の明確化
・「学習の手引き」を作成する。単元の目標、1単位時間の課題を明確にし、児童が主体的に学習 に取り組めるようにする。
③学習方法の提示
・「話し方・聞き方」、「書き方」、「読み方」、「発表の仕方」を示し、児童に学習方法を身に付けさ せる。
④言語事項確認プリントの作成
・難語句・指示語・接続語等、説明的な文章の読み取りの際に必要な言語事項については、本文の 読解に入る前に事前にプリントで取り組ませ、全体で確認し、基礎・基本の定着を図る。
⑤家庭学習との連携
・本文の内容理解に当たって、簡単な問題を予習で取り組ませておき、本時で予習内容を確認する ことにより、児童の理解度を高めるとともに、主活動の時間の確保に役立てる。
【仮説2】 豊かな表現力の育成
<手だて>
①指導過程の工夫
・読む(内容理解)→筆者の書き方の工夫を知る→書き方の工夫を使って書く、という「読むこと」
と「書くこと」を組み合わせた授業展開の工夫により、よい表現方法を知り、それを意識して書 くことができるようにし、表現力を高める。
②表現の場の工夫
・書いた文章をペアで読み合い、助言し合う活動を取り入れることにより、表現することに対する 意識を全体的に高める。
③評価の工夫
・学習の振り返りの場面で、自分の課題に対する取り組み方について二行程度の感想を書かせ、学 習内容が理解できているか、児童側からも教師側からも評価できるようにする。
・主活動の評価規準を明確にすることにより、適切な個別支援ができるようにする。児童にも評価 規準を示すことにより、児童の学習意欲・目的意識の向上につなげる。
④総合的な学習の時間との連携
・最終的な目標を総合の「学習発表会」とし、総合の時間も使って文章の書き直し→練習→発表と 表現方法をレベルアップさせていくことにより、自分の考えを豊かに表現する力を育てていく。
確かに理解し、豊かに考え表現できる国語力の育成
指導内容の統一性、系統性をもち、学年の発達段階に応じた指導の工夫を行えば、言語能力の基 礎・基本が確実に定着するであろう。
自ら考えようとする意欲を高め、表現する場や機会を意図的に取り入れることにより、児童一人 ひとりに、自分の考えを豊かに表現する力が身に付くであろう。
4 単元の目標
◎筆者が伝えたいことを読み取り、筆者の書き方の工夫を使って自分自身のことについて書くこと ができる。
・筆者が伝えたいことを主体的に読み取ったり、自分自身のことについて進んで書こうとしたりし ている。 【関心・意欲・態度】
○筆者の伝えたいことを読み取り、まとめることができる。 【読むこと】
○筆者の書き方の工夫を使って、自分自身のことについて書くことができる。 【書くこと】
・文章の構成、段落相互の関係、指示語・接続語・文末表現の効果について理解している。
【言語事項】
5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 ア 国語への
関心・意欲・態度 エ 読む能力 ウ 書く能力 オ 言語についての知 識・理解・技能
単元の評価規準
○筆者が伝えたいことを 主体的に読み取ったり、
自 分 自 身 の こ と につ い て 進 ん で 書 こ う とし た りしている。
○筆者の伝えたい こ と を 読 み 取 り、まとめるこ とができる。
○筆者の書き方の工夫 を使って、自分自身の ことについて書くこ とができる。
○文章の構成、段落相互 の関係、指示語・接続 語・文末表現の効果に ついて理解している。
具体の評価規準
①筆者が読み手に伝えたい ことを、進んで読み取ろ うとしている。
②筆者の書き方の工夫を使 い、構成や表現を工夫し て、自分自身のことにつ いて、読み手を意識した 文章を書こうとしてい る。
③書いた文章を進んで発表 し合ったり、具体的な助 言をし合ったりしようと している。
①各形式段落のキ ーワード・キーセ ンテンスにサイ ドラインを引き ながら読むこと ができる。
②叙述に即して、
筆者の伝えたい こ と を 読 み 取 り、まとめるこ とができる。
①筆者の書き方の工夫 を使い、構成や表現を 工夫して、自分自身の ことについて読み手 を意識した文章を書 くことができる。
②体験と意見を区別し て書くことができる。
③友達が書いた文章に ついて、具体的な助言 をすることができる。
①形式段落・意味段落に ついて、またその分け 方について理解して いる。
②指示語が示す言葉や 接続語の役割を正確 に理解している。
③文章の構成・段落相互 の関係・接続語・文末 表現の効果について 理解している。
6 学習指導計画・評価計画(7時間扱い)本時 6/7時
時 主な学習活動・学習内容 つけたい国語力 評価規準
・評価方法
1
○単元計画オリエンテーション
○自分自身のことについてのメモを作 成する(家庭学習)
・メモにまとめる力 書く力 ・アの①②
(観察・メモ)
2
○全文を通読し、形式段落をつける。
○意味段落・難語句・指示語について、
プリントで学習する。
・指示語の捉え方 読む力 ・オの①②
(観察・プリント)
第 一 次
3 ○筆者が「君たち」(=「わたしたち」) に伝えたいこと6つを読み取る。
・キーワードに着目して、話の 中心を読み取る力。読む力
・アの①
(観察・挙手)
・エの①②
(観察・ノート)
4
○筆者が少年時代を振り返って読み手 に伝えたいことについて読み、筆者の 書き方の工夫を使って、今までの自分 のことについて書く。
・文章の構成・叙述の内容・表 現技法・接続語・指示語に着 目すること 言語事項
・「体験」と「考え」を見分ける 力。読む力
・筆者の主張の根拠を見つける 力。読む力
・「序論―本論―結論」の構成で、
200~300 字程度の文章を書く 力。書く力
・読み手を喚起する事例の配置 や 書 き 方 の 工 夫 を し て 書 く 力。書く力
・アの①②③
(観察・ノート)
・エの①②
(観察・ノート・
発表)
・ウの①②③
(観察・ノート・
発表)
・オの③
(観察・ノート)
5
○筆者が今までの自分の生活と照らし 合わせて読み手に伝えたいことにつ いて読み、筆者の書き方の工夫を使っ て、これからの自分に必要なことにつ いて書く。
⑥ 本 時
○筆者が音楽の持つ意味と全体を通し て読み手に伝えたいことについて読 み、筆者の書き方の工夫を使って、自 分のなりたい職業について書く。
第 二 次
7 ○自分が書いたものをまとめ、「鳩小6
年生の主張」の要旨をまとめる。 ・要旨を作成する力。書く力
・ウの①②③
(観察・ノート・
発表)
7 本時の学習指導(6/7時)
(1)本時の目標
○筆者が音楽の持つ意味と全体を通して読み手に伝えたいことについて読み、筆者の書き方の工夫 を使って、将来の夢について書くことができる。
(2)評価規準 ア 国語への
関心・意欲・態度 エ 読む能力 ウ 書く能力 オ 言語についての 知識・理解・技能
②筆者の書き方の工夫を使 い、構成や表現を工夫して、
自分自身のことについて、
読み手を意識した文章を書 こうとしている。
②叙述に即して、筆 者 の 伝 え た い こ とを読み取り、ま と め る こ と が で きる。
①筆者の書き方の工夫を使 い、構成や表現を工夫し て、自分自身のことにつ いて読み手を意識した文 章を書くことができる。
③文章の構成・接続 語・文末表現の効果 に つ い て 理 解 し て いる。
総合 学習発表会「鳩小6年生の主張」作成へ
(3)展開
段 階
・ 時
学習活動・内容(・)
と主な発問(◎) 期待する反応(●) 指導・援助(○)と評価(◆)
評価方法(※)の創意工夫
つ か む
・ 5
1 「生きる」(※一部抜 粋)を音読する。
2 本時の学習課題を把 握し、見通しをもつ。
3 本 時 の 場 面 を 確 認 し、音読する。
(指名読み)
●声のものさし3の声量
●正しい姿勢
●なめらかに読む
●声のものさし3の声量
●正しい姿勢
●正確に読む
○国語の学習への意欲や集中力を高める
○課題に入る前に、第3時の学習でまとめ た、このまとまりの筆者の伝えたいこと について確認する。
○本時の学習課題を掲示し、声に出して読 ませてねらいを明確に捉えさせる。
○音読する児童には、句読点に気を付けな がら、ゆっくり正確に読むよう助言す る。全体には、筆者の書き方の工夫を考 えながら音読を聞かせるようにする。
理 解 す る
・ 10
4 筆者の書き方の工夫 を知る。
◎筆者は、どんな書き方 の工夫をしているでし ょうか。
筆者の書き方の工夫
・はじめに、音楽の魅力 について簡潔に書いて いる。
・より説得力を持たせる ために、名手の言葉を 聞いた体験(事例)と、
それに共感した自分の 考えを書いている。
・まとめとして、音楽へ の思いと読み手に伝え た い こ と を 書 い て い る。
●「はじめ」で、音楽の魅 力について、短くわかり やすく書いている。
●筆者が体験した具体例 を書いている。
○内容理解については、簡単な穴埋め式の プリントを、予習として家庭学習で取り 組ませておき、考えるヒントにする。
◆叙述に即して、筆者の伝えたいことを読 み取り、まとめることができる。(※観 察・プリント)
◆文章の構成・接続語・文末表現の効果に ついて理解している。
(※プリント)
○黒板で上のようにまとめながら、筆者の 書き方の工夫を押さえる。
〈課題〉筆者の音楽についての書き方の工夫を使って、「将来 の夢」について書こう。
〈はじめ〉
〈なか〉体験(事例)
〈まとめ〉 音楽―「音」のもつ素晴らしさを感じ取ること
尺八名手の言葉↑筆者「なるほど。」共感
(だから)音楽のすばらしさを伝え、受けついでもらいたい
高 め る
・ 15
5 筆者の書き方の工夫 を使って、将来の夢 について書く。
◎メモをもとに、筆者の 説明の工夫を使って、
将来の夢についてノー トに書きましょう。
6 ペアで書いた文章を 読み合い、助言し合 う。
●魅力の文が長すぎるの で、短くした方がよい。
●魅力と具体例が合って いないので、魅力に合っ た具体例がよい。
●説得力が出る文末表現 を工夫した方がよい。
●何度も同じ言葉が出て くるので、指示語を使っ た方がよい。
●誤字・脱字がある。
●主語と述語が合ってい ない。
◆筆者の書き方の工夫を使い、構成や表 現を工夫して、自分自身のことについ て、読み手を意識した文章を書こうと している。 (※観察・ノート)
◆筆者の書き方の工夫を使い、構成や表 現を工夫して、自分自身のことについ て読み手を意識した文章を書くこと ができる。 (※観察・ノート)
○書き出せない児童には、左のよ うな穴埋め式のワークシート を与えたり、いくつか穴埋めを 一緒に行ったりして、自力で書 けるように支援する。
○書き終わった児童は、ペアの児 童に助言をさせる。また、ペア 同士で書き終わった場合は、次 の活動(読み合い)に進ませる。
○赤でサイドラインを引かせ(良いところ は波線、直すところは直線)、その部分 について感想や助言を書かせるように する。
○助言する時の観点についてまとめたも のを掲示しておく。
○交流がうまくいかないペアには支援や 助言を行う。
書き方三段落構成
①はじめ…自分がなりたい職業と、その魅力を短くわかりやすくまとめる。
②なか…その職業の魅力が共感できる具体的な場面(その職業の人の言葉でもよい)について書き、それについて自分の考えを書く。
③まとめ…その職業でどのように人の役に立ちたいか書く。 私がなりたい職業は、()です。この職業には、()という魅力があります。例えば、()。()と思うのです。 だから、()になって、()と思います。
具体例私がなりたい職業は、教師です。この職業には、「人の喜びが自分の喜びになる」という魅力があります。例えば、逆上がりができない子に休み時間に教えてあげ、できるようになった時、その子と一緒に喜ぶことができます。子どもができるようになったことが自分の喜びにもなると思うのです。だから、教師になって、子どもに「できる喜び」をたくさん味わわせたいと思います。
〈具体的な評価基準〉
A…書き方のみを見て、文末表現等を工夫して書くこ とができる。
B…具体例を見たり、穴埋め式のワークシートを使っ たりして書くことができる。
C…構成や順序性が不十分、または全く書けない。
・互いに作成した文章 を読み合った後、良 いところや直した方 がいいところを書い て返却する。
ま と め る
・ 15
7 完成した文章をペア で読み合う。
◎アドバイスされたこと を生かして完成した文 章をペアで読み合いま しょう。
9 学習感想を書く。
◎今日の学習でよくでき たところや難しかった ところについて二行で 書きましょう。
●主語と述語が対応して いる文に書き直す。
●文末表現を書き直す。
●より魅力が伝わるよう、
違う言葉を使い、書き直 す。
●長い一文を、言葉を精選 して簡潔に書き直す。
●説得力のある具体例を 書くことが難しかった。
●アドバイスしてもらっ たところを生かして、表 現 を工夫す ることが で きた。
○文章の清書は第7時で取り組ませるの で、ここでは助言されたところを直しな がら読む程度にする。
○時間があったら、よく書けている児童数 名を指名し、発表させる。
○全体に、ペアの助言によって文章が良く なったかどうか聞き、確認する。
○書くことについて振り返らせ、短い文で 具体的に書くよう助言する。
○感想の内容で、書き方の工夫についての 理解度を確認する。
(4)板書計画
今 、 君 た ち に 伝 え た い こ と 小 澤 征 爾
筆者の音楽についての書き方の工夫を使って、「将来の夢」について書こう。
課題
〈はじめ〉
〈なか〉体験(事例)
〈まとめ〉 音楽―「音」のもつ素晴らしさを感じ取ること
尺八名手の言葉↑筆者「なるほど。」共感
(だから)音楽のすばらしさを伝え、受けついでもらいたい 書き方三段落構成
①はじめ自分がなりたい職業と、その魅力を短くわかりやすくまとめる。
②なかその職業の魅力が共感できる具体的な場面(その職業の人の言葉でもよい)について書き、それについて自分の考えを書く。
③まとめその職業でどのように人の役に立ちたいか書く。
〈文章チェックポイント〉○三段落構成になっているか。○魅力や具体例が説得力のある文になっているか。○主語と述語が合っているか。○文末表現は正しいか。また、工夫されているか。○誤字・脱字はないか。