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(1)

プレス発表

富士油業株式会社の産業活力再生法に基づく事業再構築計画の認定について

平 成 1 6 年 2 月 9 日

経 済 産 業 政 策 局 産 業 再 生 課

資源エネルギー庁石油精製備蓄課

1.認定計画の概要

富士油業株式会社から提出された「事業再構築計画」について、産業活力再生法第3

条第6項の規定に基づき審査した結果、同法第2条第2項第1号に規定する事業の構造

の変更及び同条第2項第2号に規定する事業革新を行う者として同法で定める認定要件

を満たすと認められたため、本年2月9日付けで事業再構築計画の認定を行った。

富士油業株式会社は、不採算事業からの撤退等により収益性の高いビジネスへの経営

資源のシフトを図るとともに、関係金融機関等からの債権放棄を受け、大幅な増資を行

うことにより経営基盤を強化し、企業価値の向上を目指す。

同社は、今回の認定により、減資等の特例、増資に係る登録免許税の軽減等の支援措

置を受けることが可能となる。

2.事業再構築の実施時期

開始時期 平成16年2月 ~ 終了時期 平成19年1月

3.申請者の概要

富士油業株式会社

資 本 金 303百万円

代 表 者 代表取締役社長 古賀 章弘

本店所在地 北海道札幌市中央区北三条西二十四丁目1番12号

<本件に対する問い合わせ先>

○経済産業省資源エネルギー庁石油精製備蓄課 担当 那須、戸塚

電話 03-3501-1993(直通)

(2)

【生産性の向上】

・従業員一人当たり付加価値額を13.3%向上

【事業革新】

・顧客別採算管理システムの導入等により、LPGの一世帯当たり販売費

を7.1%低減する。

【従業員の推移】

・85人→81人(4人減)(新規採用4名)

・出向・転籍・解雇の予定はない。

産業再生機構の支援決定を受けている富士油業は、債権放棄、増資により

経営基盤を強化するとともに、収益性の高い事業へ経営資源をシフトさせ、

生産性の向上を目指す。

【財務内容の健全性】

・有利子負債/キャッシュフロー

10倍以内

・経常収支比率

100%以上

富士油業株式会社の事業再構築計画のポイント

平 成 1 6 年 2 月 9 日

経 済 産 業 省 産 業 再 生 課

産業再生機構

産業再生機構は、非メ

イン行から債権を買い

取り、富士油業の債権

者となる。

産 業 活 力 再 生 法

報 道 発 表 資 料

産 業 活 力 再 生 法

報 道 発 表 資 料

支援措置

④顧客別採算管理システムの導入等により収益力を向

上させる。

資産評価損の

損金算入 ①

富士油業

関係金融機関

富士興産(親会社)

①債権放棄(約43.2億円)

登録免許税

の軽減 ③

資本等の減少

の特例 ②

③増資(20億円)

②減資(約2.9億円)

③増資 (3億円)

(3)

【 産業活力再生特別措置法の認定一覧表 】 (平成15年4月改正後) 平成16年2月9日 経済産業省産業再生課   【事業再構築計画】   【経営資源再活用計画】  【共同事業再編計画】  【事業革新設備導入計画】 認定計画 57 うち当省認定件数 42 事業再構築計画 認定番号(全省庁ベース) 企業名(業種) 認定日 主務大臣 計画の概要 支援措置 1 住友金属工業㈱ (鉄鋼) H15.5.30 経① 和歌山製鉄所の子会社化等 税3,商1,2,金1 2 ㈱高田工業所 (プラント整備) H15.6.12 経②(九州) DESによる増資・減資 税3,商1,金1 ㈱りそなホールディングス (銀行) ㈱りそな銀行 4 合同酒精㈱ (酒造) H15.6.27 財① 持株会社化によるグループ内再編 税3 5 サッポロビール㈱ (酒造) H15.6.27 財② 持株会社化によるグループ内再編 税3,金1 6 蝶理㈱ (繊維商社) H15.7.15 経③ 増減資 税3,金1 7 ㈱みずほフィナンシャルグループ他7社(金融) H15.7.18 金② 再生専門子会社4社設立に伴う増資 税3 8 新日鐵化学㈱ (化学) H15.7.22 経④ 増減資 税3 9 サンケミカル㈱ (繊維) H15.8.7 経⑤(中部) DESによる増資・第三者割当増資・減資 税3、商1 10 ㈱日刊工業新聞社 (新聞) H15.8.7 経⑥ DESによる増資 税3、商1 ㈱フジカラーサービス (フォトフィニシング) フジカラー販売㈱ 12 トヨタファイナンシャルサービス㈱ (金融) H15.9.12 経⑧ 増資 税3 13 YKK AP㈱ (建材) H15.9.19 経⑨(関東) YKK㈱からの建材事業の吸収分割 税3 14 ㈱アズウェル、福神㈱ (医薬品卸) H15.9.19 厚① 共同持株会社の設立 税3 15 ㈱北陸銀行 (金融) H15.9.24 金③ 持株会社化によるグループ内再編 税3 16 旭化成㈱ (化学) H15.9.26 経⑩ 吸収分割によるグループ内再編 税3 17 エルピーダメモリ㈱ (半導体) H15.9.26 経⑪ 第三者割当増資による設備の増強 税3、商1 いわさきコーポレーション㈱ 千石西濃運輸㈱ 三協アルミニウム工業㈱ 立山アルミニウム工業㈱ 20 (信用保証) H15.11.27 経⑬ 税3 21 (商社) H15.12.12 経⑭ 税3 22 (自動車) H15.12.16 経⑮ 税3、税6 23 (情報通信機器) H15.12.18 経⑯ 税3、商2 24 (バルブ等) H15.12.25 経⑰ 税3、商2 25 (医薬・バイオ等) H15.12.25 経⑱ 税3、商2 26 (港湾荷役) H16.1.9 国② 税3 27 (衣料品) H16.1.21 経⑲ 税3 税3、商1、商2、商4、 チノン㈱ (デジタルカメラ) 民 29 ㈱東京ヒューマニアエンタープライズ (ホテル) H16.2.3 厚② DES等による増資 税3 合併、完全子会社化によるグループ内再編 経⑦ 会社分割及び共同持株会社の設立による経営統合 TOB、株式交換及び合併による完全子会社化 国① 1 1 5 5 39 25 12 11 税3、税6、金1 分社化・営業譲渡によるグループ経営効率化 (運送業) 18 H15.10.17 (アルミ製品) H15.11.25 税3 3 H15.6.27 金① 公的資本注入による増資 11 H15.9.10 税3、商2、4 税3、商1、金1、民 増資 新設分割によるグループ内再編 増資、合併等によるグループ内再編 経⑫ 共同持株会社の設立による経営統合 吸収、新設分割によるグループ内再編 DESによる増資、減資 増資、分割及び吸収合併によるグループ内再編 19 丸紅㈱ 日産ディーゼル工業㈱ みずほ信用保証㈱他3社 協和醗酵工業㈱ ㈱キッツ ㈱レナウン、㈱ダーバン 28 コダックジャパンデジタルプロダクトディベロップメント㈱ 大藤運輸㈱、大藤陸運㈱ 東洋通信機㈱ H16.1.22 経⑳ 分社型分割及び株式譲渡 A A A A

(4)

経営資源再活用計画 認定番号(全省庁ベース) 企業名(業種) 認定日 主務大臣 計画の概要 支援措置 ㈱ケイ・ピー・ホールディング アドバンテッジ・パートナーズによるMBO 税3,金1 【小倉興産㈱】 (石油製品販売) ㈱スイート・ガーデン 東京海上キャピタルによるタカラブネからの 税3,6 【㈱タカラブネ】 (菓子食品) 営業譲受 カーライル・ジャパン・ホールディングス・ カーライル・グループによるTOB 税3,商2,4,金1 スリー㈱ 【㈱キトー】 (産業機械) 福助㈱、四国フクスケ㈱、福助ロジスティクス㈱ MKSパートナーズによる旧福助㈱、旧四国フクスケ税3,税6 (繊維) 福助物流㈱からの営業譲渡 アリア・ホールディングス㈱ シナジー・ファンドによる㈱ゴーセンからの 税3,6,商1,金1 【㈱ゴーセン】 (繊維) 営業譲受 日本アジア投資㈱ 日本アジア投資等による㈱愛知電機製作所等からの税3,商1、金2 【㈱愛知電機製作所、㈱アイセイ】 (配電盤・分電盤) 営業譲受 ㈱ニューMDパートナーズ 新生銀行関連ファンドによる㈱マツヤデンキからの 税3,税6、民、金1 【㈱マツヤデンキ】 (家電販売) 営業譲受(産業再生機構の支援決定) NPFティーツー・インベストメント㈱ 野村プリンシパル・ファイナンス㈱による東芝 税3,商1、商2、商4 【東芝タンガロイ㈱】 (産業機械) タンガロイ㈱に対するTOB 太陽石油化学㈱ 太陽石油による三井化学のスチレンモノマー事業 税3,6,金1 【三井化学㈱】 (化学) の営業譲受 八神商事㈱ ピップフジモト等の出資を受けた新会社が吸収分割 税3 (医療衛生用品・日用雑貨卸) により事業を承継(産業再生機構の支援決定) 日本産業パートナーズ㈱ NECが保有するレーザ加工機事業会社の全株式の税3,商1 【NECグループのレーザ加工機事業】 (レーザ加工機) 取得及び合併 共同事業再編計画 認定番号(全省庁ベース) 企業名(業種) 認定日 主務大臣 計画の概要 支援措置 ㈱日立製作所、三菱電機㈱、 ㈱ルネサステクノロジ (半導体) ㈱関西鐵鋼センター 神鋼シャーレックス㈱       (鉄鋼・アルミ) ㈱クボタ 松下電工㈱     (屋根材・外装壁) 松下電工外装㈱ 新日本製鐵㈱ 住友金属工業㈱     (ステンレス) アルミニウム事業の集約 経④ 住宅建材事業(屋根材・外装壁)の集約、設備廃棄 H16.1.28 経⑩ H15.6.26 経② 経④ 経③ 農① 経② H15.12.8 経⑧ H15.10.30 6 2 古河電気工業㈱スカイアルミニウム㈱        (非鉄金属) 5 8 9 11 H15.5.30 税3 5 H15.9.26 経⑤ 新日本製鐵㈱及び住友金属工業㈱のステンレス事業の共同新設分割 税2,3,金1 半導体事業の集約、最先端LSIの製造 経⑤(中部) 7 H15.11.7 経⑥ H15.11.10 経⑦ 1 厚①経⑨ 税3,4 3 税3 厚中板溶断事業の集約、設備廃棄 税3,4 4 H15.9.3 H15.8.29 H15.8.26 経③ 1 10 4 経① 2 3 経① H15.10.6 H15.9.29 H15.7.17 H15.12.17 H15.5.30 B C B C B C B C B C B C B C B C

(5)

認定番号(全省庁ベース) 企業名(業種) 認定日 主務大臣 計画の概要 支援措置 三井鉱山㈱、三井鉱山コークス㈱、三井鉱山物流㈱ 産業再生機構による支援決定を受けて、 税1,3,商1,2,6 《事業再構築計画》 (鉱業) 債権放棄、減資、DESを含む増資、合併 東北地熱エネルギー㈱ 金融機関の債権放棄、減資、DESを含む増資、 税3,6,商1 【日本重化学工業㈱、日重水力㈱、和賀川水力㈱】 合併等による地熱、水力発電事業の承継 《経営資源再活用計画》    (水力・地熱発電) ㈱津松菱 産業再生機構による支援決定を受けて、 税1,3,商1,6 《事業再構築計画》 (百貨店) 債権放棄、減資、DESを含む増資 ㈱ケーブルビジョン21 親会社及び金融機関の債権放棄、減資、 税3,商1 《事業再構築計画》 (放送) DESを含む増資 5 (化学品専門商社) H15.12.12 経④(近畿) 税1、3、商6 6 (ホテル) H15.12.19 厚① 金融機関の債権放棄、増減資 税1、3 7 (マンション分譲) H15.12.25 国① 税1、3 8 (バス) H16.1.6 国② 税1,3,商1,6 9 (貨物自動車運送) H16.1.6 国③ 税1,3,商1 10 (繊維) H16.1.30 経⑤(中部) 税1,3 11 (石油製品販売) H16.2.9 経⑥ 税1,3,商6 ※    計画は       の計画のうち債権放棄を伴う計画のみをカウントしたもの 事業革新設備導入計画 企業名(業種) 認定日 主務大臣 計画の概要 支援措置 シャープ㈱ (電気・電子機器) H15.5.30 経 三重県亀山の液晶工場における設備投資 税2 【各種支援措置】 【税制】 税1  資産の評価損の損金算入 【商法】 商1 検査役の調査 税2 事業革新設備の特別償却 商2 簡易組織再編 税3 登録免許税 商3 子会社株の配当 税4 欠損金の繰越等 商4 合併対価の柔軟化 税5 共同現物出資 商5 分割時の催告 税6 不動産取得税 商6 資本等の減少 【金融】 金1 日本政策投資銀行 【民法】 民法 営業譲渡の催告 金2 中小3金融機関 金3 産業基盤整備基金 金4 信用保証協会 金融機関の債権放棄、減資、増資 産業再生機構による支援決定を受けて、 債権放棄、減資、DESを含む増資 2社の合併、増減資及び債権放棄 (産業再生機構の支援決定) 産業再生機構による支援決定を受けて、 債権放棄、DESを含む増資 H15.9.11 ㈱鈴丹 《事業再構築計画》 九州産業交通㈱ 《事業再構築計画》 ㈱明成商会、㈱イーケー 《事業再構築計画》 ダイア建設㈱ 《事業再構築計画》 ㈱ホテルオークラ福岡 《事業再構築計画》 経② 経① 2 1 H15.9.1 九州産交運輸㈱ 《事業再構築計画》 4 H15.11.28 総① 3 H15.11.11 経③(中部) 富士油業㈱ 《事業再構築計画》 産業再生機構による支援決定を受けて、 債権放棄、増減資 産業再生機構による支援決定を受けて、 債権放棄、減資、DESを含む増資 D A B C E E D D A B C D A B C E E D D A B C D A B C E E D D A B C D A B C E E D D A B C

(6)

様式第三

認定事業再構築計画の内容の公表

1.認定した年月日 平成16年2月9日

2.認定事業者名 富士油業株式会社

3.認定事業再構築計画の目標

(1) 事業再構築に係る事業の目標

富士油業㈱は、富士興産㈱の石油製品を北海道・東北地区で販売するため昭和

39 年に設立され、同社の主力製品である道路舗装用アスファルトおよび A 重油等

の燃料油、潤滑油を中心に順調に業容を拡大してきたが、経営多角化の一環とし

て昭和 55 年に設立した富士リース販売がバブル期に行った不動産・リゾート開

発業者向けの過剰融資がバブル崩壊後に焦付き平成4年に約 500 億円の負債を抱

えて破綻した。

富士油業㈱は同社向けに 200 億円強の与信(貸付金約 50 億円、債務保証額約

150 億円)を行っていたことから、富士リースの経営破綻の影響をまともに受け

てしまったことにより平成 4 年に債務超過に転落した。

その後、一時的な赤字に陥ることはあっても長期的には利益を計上してきたが、

現在の景気低迷の長期化により販売量が頭打ちの状態で、利益は業界内競争が厳

しいこともあって減益傾向を辿っている状況である。

こうした中、先行きを展望した場合、当社の主力製品であるアスファルトは公

共工事の影響が大きく、潤滑油は販売効率が極めて悪い一方郊外大型店による直

販にも圧されて減少傾向にありこれを巻き返すだけの営業戦略を見出せていな

いなど、事業の将来性に対する不安が高まった。

また、これまでは財務面で負の遺産の処理に追われ、総販売量の維持に偏った

営業方針を踏襲せざるを得なかったが、今後は、ビジネスのリストラクチャリン

グを始め抜本的な対策に着手することを判断した。

そのため、今後は「量から質」への変革を図り、これまでの販売量は大きいが

収益性の低い「卸売ビジネス」から、利益率の高い「直売・小売ビジネス」への

経営資源のシフトを図る。

さらに顧客単位での収益性を把握し、不採算取引の見直しを実施する事で、厳

しい経営環境下においても、底堅い収益力を産む事業構造への変革を図っていく。

しかしながら過去の負の遺産である過剰な有利子負債を抱えたままでは、債務

超過から脱却することは出来ず、企業としての存続が困難であるため、今般、関係

金融機関等からの債権放棄を受けるとともに、大幅な増資をすることで経営基盤

を強化したい。

(2) 生産性の向上を示す数値目標

従業員一人あたりの付加価値額を平成14年度に比べ平成18年度には

13.3%向上させることを目標とする。

4.認定事業再構築計画の内容

(1) 事業再構築に係る事業の内容

①中核的事業

石油製品販売事業

②選定理由

石油製品販売事業のうち、中小工場向け A 重油の直売および LPG の小売は、

(7)

2

対象顧客数が多く、年間を通して需要が安定しており、且つ、利益幅の高い商品

であるため、不採算部門から撤退することによって余剰となった人員を集中さ

せる等、今後、積極的に経営資源を投下して当社の中核的事業として位置づける

こととする。

③事業再構築に係る事業の内容

・事業の構造の変更:債権放棄による金融支援、減資、増資

富士油業㈱は、株式会社北海道銀行、株式会社北陸銀行、株式会社産業再生

機構、富士興産株式会社による 4,320 百万円の債権放棄及び株式会社産業再生機

構、富士興産株式会社による 2,300 百万円の追加増資による金融支援を受ける。

また、増資と同時に、資本金 288 百万円、資本準備金 189 百万円、利益準備

金 41 百万円を減少する。

【債権放棄及び減資、増資のスケジュール】

債権放棄合意日:平成 16 年 2 月 13 日(債権買取決定日)

資本等の減少の取締役会決議日:平成 16 年 2 月 16 日(予定)

債権放棄、増減資予定日 :平成 16 年 3 月 29 日(登記予定)

増資額:2,300 百万円(うち 1,150 百万円を資本金へ組み入れ、1,150 百万

円を資本準備金へ組み入れ)

増資前の資本金 :15 百万円(288 百万円の減資後)

増資後の資本金 :1,165 百万円

増資の方法:株式会社産業再生機構(300 百万円)ならびに富士興産株式会

社(2,000 百万円)による第三者割当増資計 2,300 百万円。

・事業革新

今後は顧客別採算管理システムによる新たな販売方式を導入し、不採算取引の見

直しと長期滞留債権の発生の未然防止等を行うことにより、営業の生産性を向上さ

せ、今後の中核事業とする LPG 小売の一世帯あたりの販売費を 7.19%低減させるこ

とを目標とする。

新たな販売方式(顧客別採算管理システム)導入

①不採算取引の見直し

顧客別採算管理システムを導入し、四半期毎に直接利益(*)により顧客別採算

状況を把握、毎期不採算の見直しを実施する。

(*粗利益から、販売・営業に関わる直接経費を差し引いた利益)

②長期滞留債権の発生の未然防止

顧客別採算管理システムを導入することにより、顧客ごとの債権回収の状況を把

握、回収が遅延している滞留債権については債権回収方法等の見直しを行い、債

権回収の推進と滞留債権の長期化を未然に防止し、過去の滞留債権の整理を行う。

(貸倒引当金を減少させる。

③顧客訪問活動の最適化と間接業務 IT 化

顧客別採算管理システム導入とともに、顧客別訪問活動を最適化するための研修

を開催、システム導入に伴う IT 化による間接業務の削減を推進する。

・経営資源の選択と集中

①事業の選択

(8)

3

不採算事業である潤滑油事業を大幅縮小し、LPG小売・A重油直売に重点を置

く。

②事業所のリストラ

不採算拠点の函館営業所を閉鎖する。

③成長事業への経営資源の投下

上述の施策によって余剰となった人員を成長事業(A重油直売・LPG小売)へ

シフトさせる。

(2) 事業再構築を行う場所の住所

北海道札幌市中央区北三条西二十四丁目1番12号

富士油業株式会社 本社・札幌支店

北海道釧路市星が浦南 2 丁目 3 番地

富士油業株式会社 釧路支店

青森県八戸市大字河原木字宇兵衛河原 10 番 24 号

富士油業株式会社 八戸支店

宮城県仙台市宮城野区小田原弓の町 31

富士油業株式会社 仙台支店

宮城県石巻市魚町 3 丁目 11 番 3 号

富士油業株式会社 石巻支店

福島県いわき市泉町 6 丁目 7 番地 4

富士油業株式会社 いわき支店

東京都台東区柳橋 2 丁目 19 番 6 号

富士油業株式会社 東京支店

北海道苫小牧市勇払 276 番 18 号

富士油業株式会社 苫小牧営業所

北海道稚内市開運 2 丁目 2 番 12 号

富士油業株式会社 稚内営業所

青森県青森市里見 1 丁目 13 番 28 号

富士油業株式会社 青森営業所

(3) 関係事業者

なし

(4) 事業再構築を実施するための措置の内容

別表のとおり

(5) 事業再構築の実施時期

開始時期:平成 16 年 2 月

終了時期:平成 19 年 1 月

(6)事業再構築に伴う労務に関する事項

① 事業再構築の開始時期の従業員数(平成 15 年 12 月末時点)

85 名

② 事業再構築の終了時期の従業員数(平成 19 年 3 月末)

81 名

③ 事業再構築に充てる予定の従業員数

81 名

(9)

4

④ ③中、新規に採用される従業員数

4 名

⑤ 事業再構築に伴い出向または解雇される従業員数

出向予定人員数 0 名

転籍予定人員数 0 名

解雇予定人員数 0 名

(7).その他

該当なし

(10)

5

別表

事業再構築の措置の内容

措置事項 実施する措置の内容及びその実施する時期

期待する支援措置

事業の構造の変更

資本の相当程度の増加

による中核的事業の開

始、拡大又は能率の向

①減資前の資本金:303 百万円

②資本の減少:288 百万円(資本準備金の減

少:189 百万円、利益準備金の減少:41 百万円)

併合比率:20 株を1株に併合する。

③増加前資本金:15 百万円

④増加する資本金:1,150 百万円(資本準備

金:1,150 百万円)

⑤増資の方法:㈱産業再生機構による第三者

割当増資(300 百万円)

富士興産㈱による第三者割当

増資(2,000 百万円)

⑥増減資の時期:平成 16 年 3 月 29 日(登記

予定)

法第 12 条の 11 第 1

項及び第5項(資本

等 の 減 少 に 関 す る

特例)

租 税 特 別 措 置 法 第

80 条の 2(認定事業

再 構 築 計 画 等 に 基

づ き 行 う 登 記 の 税

率の軽減)

事業革新

第 2 条第 2 項第 2 号ハ

今後は顧客別採算管理システムによる新た

な販売方式を導入し、不採算取引の見直しと

長期滞留債権の発生の未然防止等を行うこと

により、営業の生産性を向上させ、今後の中核

事業とする LPG 小売の一世帯あたりの販売費

を 7.19%低減させることを目標とする。

新たな販売方式(顧客別採算管理システム)

導入

①不採算取引の見直し

顧客別採算管理システムを導入し、四半期

毎に直接利益(*)により顧客別採算状況を

把握、毎期不採算の見直しを実施する。

(*粗利益から、販売・営業に関わる直接経

費を差し引いた利益)

②長期滞留債権の発生の未然防止

顧客別採算管理システムを導入することに

より、顧客ごとの債権回収の状況を把握、

回収が遅延している滞留債権については債

権回収方法等の見直しを行い、債権回収の

推進と滞留債権の長期化を未然に防止し、

過去の滞留債権の整理を行う。

(貸倒引当金を減少させる。)

③顧客別訪問活動の最適化と間接業務 IT 化

顧客別採算管理システム導入とともに、顧

客別訪問活動を最適化するための研修を開

催、システム導入に伴う IT 化による間接業

務の削減を推進する。

参照

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