第1学年国語科学習指導案
日 時 平成26年11月7日(金)公開授業Ⅰ 対 象 1年2組 男17名 女18名 計35名 指導者 堀 井 郁 子
1 単元名 じどう車クイズをつくろう 「じどう車くらべ」
2 単元の目標
第1学年及び第2学年目標
書かれている事柄の順序や場面の様子などに気付いたり、想像を広げたりしながら読む能力を 身に付けさせるとともに、楽しんで読書しようとする態度を育てる。
(1) 知識を得るために、事柄の順序を考えながら内容の大体を読み取ることができる。
(2) 文章の中の大事な言葉や文を書き抜き、モデルにならって自動車クイズを作ることができる。
3 単元の評価規準
観点 B:おおむね満足できる 国語への
関心・意欲・態度
自動車クイズを作るために、いろいろな自動車の説明文や図鑑を進んで読 もうとしている。
読む能力 「しごと」と「つくり」を関連させながら文章の大体を読み取っている。(イ) それぞれの自動車の「しごと」と「つくり」を書き抜き、教材文をモデル にして自動車クイズを作っている。 (エ)
言語についての
知識・理解・技能 教科書に提示された片仮名を正しく書いている。 (ウ(ア))
4 単元について
(1)児童について
児童はこれまでに、初めての説明文「いろいろなくちばし」において、説明されている事柄を 主語・述語を確かめながら読み取るとともに、説明文の基本である「問い」と「答え」の文型を 学習した。この学習を通して、文の主語・述語を確かめながら読んだり、絵や写真を手がかりに して書かれていることの大体をつかんだりする力がついてきている。また、教材で学習した「問 い」と「答え」の形式を使って「くちばしクイズ」を作り、読み取ったことを生かして表現する 活動に徐々に慣れてきているところである。
「読むこと」の学習において、読み取りを深めるために「対話」を通して学習することの経験 はまだ少ない。全体的に、聞くことについては、「黙って最後まで聞く」「話す人の顔を見て聞く」
などの態度面の約束を守って聞こうと努力している児童は増えてきている。だが、内容を正しく 聞き取る力は、まだ十分ではない。
そこで、本単元では、読み取ったことを書く活動や、友達と聞き合う活動を重ねることで、説 明文の組み立て方や述べられている内容を理解させることにつなげていきたいと考える。
(2)教材について
本単元の主たる指導事項は、「時間的な順序、事柄の順序を考えながら内容の大体を読むこと」
である。本単元では、「自動車のしごととつくりの関係を考えながら読むこと」「説明文を参考に して、簡単な組み立てを考えて好きな自動車のしごととつくりを説明するクイズを書くこと」が 指導の中心となる。
本教材は、1年生の児童にとって興味のある自動車を取り上げた説明文である。バスや乗用車、
トラック、クレーン車などの働く自動車が例として取り上げられ、どの児童もそのつくりの工夫 に新鮮な驚きをもって読み進められるであろう。また、その説明の仕方は、どれも「しごと」「つく り」の順序で書かれている。同じ構成の文章が繰り返されることで、児童は、説明文の組み立てに
気付くことができると考える。さらに、自動車はどれもそれぞれのしごとにあったつくりになっ ていることに気付かせるために、「そのために」という接続語にも注目させるようにする。そして、
学習したことを生かしながら自分たちで自動車を選びクイズを作ることで、どの児童も意欲的に 取り組めると考える。
(3)指導について
はじめに、教師が用意した自動車クイズに挑戦させる。これにより、児童の興味、関心を高め たい。また、最後に自分で好きな自動車を選びクイズ大会をすることを知らせ、そのためにそれ ぞれの自動車について読み進めるという目的意識と、友達に分かりやすいクイズを出すという相 手意識をもたせたい。
しごととつくりを関連させて読み取るために、色分けをしながらサイドラインを引いて整理さ せたり、絵と言葉を対応させて読み取らせたりする。そして、それをもとにして順序を考えなが らクイズを書くようにする。できたクイズを出し合うときには、仕事とつくりを確認するような 対話のモデルを示し、児童が意識しながら進められるようにする。
5 単元の系統と他教科との関連 小学校1年
「くちばし」
「みいつけた」
「じどう車くらべ」(本単元)
「どうぶつの赤ちゃん」
小学校2年
「たんぽぽのちえ」
「どうぶつ園のじゅうい」
「しかけカードの作り方」
「おにごっこ」
小学校3年
「イルカのねむり方」
「ありの行列」
「すがたを変える大豆」
「かるた」
6 単元の指導計画(12時間扱い)
(1) 学習計画を立て見通しをもつ。 2時間
・自分の知っている自動車を紹介する。 ・教師の用意した自動車クイズに挑戦する。
・全文を読み、学習の見通しをもつ。
(2) それぞれの自動車の「しごと」と「つくり」を比べながら読み取り自動車クイズを作る。5時間 ・バスや乗用車の「しごと」と「つくり」を読み取る。
・読み取ったことをもとに、自動車クイズを作る方法を知り、バスや乗用車の自動車クイズを 作る。
・トラックの「しごと」と「つくり」を読み取り、自動車クイズを作る。
・クレーン車の「しごと」と「つくり」を読み取り、自動車クイズを作る。 (本時4/5)
・教師の用意したはしご車の話から「しごと」と「つくり」を読み取り、自動車クイズを作る。
(3)自分の選んだ自動車の自動車クイズを作る。 5時間 ・クイズにしたい自動車を選び、その自動車の「しごと」と「つくり」を読み取る。
・クイズを下書きする。
・自動車クイズ大会をする。
・新出のカタカナの使い方を練習する。
7 本時について
(1) 目標
はしご車の絵や説明から、「しごと」と「つくり」を関連させて読み取り、自動車クイズを作 ることができる。 <読む能力>
(2) 「自分の考えをもつ
□
自 」「互いの考えを交流する□
交 」「互いの考えのよさに気づく□
気 」場面 本時の「自分の考えをもつ」場面は、これまで学習した文章の構成や文末表現などを手がかり にしながら、「しごと」と「つくり」にサイドラインを引きその関連を考える場面である。そ れをもとにしながら、友達と「しごと」と「つくり」について話し合う中で、互いの注目した 言葉や読み取った内容を「交流」し、「考えのよさ」に気付くことができるようにさせたい。(3) 展開 段
階 学 習 活 動 場
面 ○指導上の留意点●評価の観点(方法)
導 入 5 分
1 前時の学習を想起する。
2 本時の学習課題を把握する。
はしご車のしごととつくりをみつけ、
クイズをつくろう。
3 課題解決の見通しをもつ。
○3つの自動車について振り返りなが ら、「しごと」と「つくり」が関連して いたことを確認する。
○はしご車の「しごと」と「つくり」を 書き抜き、「そのために」を使って自動 車クイズを作ることを確認し、見通し をもたせる。
展 開 35 分
4 課題を解決する。
(1)はしご車の説明を音読する。
(2)はしご車の「しごと」と「つくり」を読 み取る。
・自力解決する。
・ペア交流する。
・全体で交流し、読みを深める。
5 はしご車クイズを作る。
(1)読み取った「しごと」「つくり」を使っ てクイズを作るようにする。
(2)クイズを紹介する。
自 交 気
自
○「しごと」は青、「つくり」は赤でライ ンを引かせて整理させる。
○ペアで交流する際には、「しごと」と「つ くり」を明確にしながら進められるよ う話形を提示し、自分の考えと比べな がら聞くようにさせる。
○「しごと」と「つくり」を関連づけて 読み取れていない児童には、高い所に いる人を助けるために必要な「つくり」
を絵からとらえさせるようにする。
●はしご車も「しごと」に合った「つく り」になっていることに気付いている。
(発言)
○「そのために」を使い、「しごと」と「つ くり」を関連させてクイズを書かせる ようにする。
●はしご車の「しごと」と「つくり」を 関連させてクイズを作っている。
(シート) 終
末 5 分
6 本時の学習を振り返る。
7 次時の学習を確認する。
○自動車はそれぞれの仕事に合ったつく りになっているということ、クイズ大 会で紹介しくことを確認し、意欲付け する。
(4)板書計画
じ ど う 車 ク イ ズ を つ く ろ う
はしご車のしごととつくりをみつけ、クイズをつくろう。
もんだい
しごとをしています。
そのために、
がついています。
ぼくは、だれでしょう。 (はしご車の説明)