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がはたらい ているとき、次の設問(1)~(4)に答えなさい。なお、はりの曲げ剛性は

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Academic year: 2021

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(1)

○大学卒程度技術(機械)専門試験問題

問1 下図のような長さ

2𝐿

の片持ちはりにおいて、AC間(長さ

𝐿

)に等分布荷重

2𝑤

がはたらい ているとき、次の設問(1)~(4)に答えなさい。なお、はりの曲げ剛性は

𝐸𝐼

とし、はり の自重は無視するものとする。 【計算過程も記載しなさい】

(1)固定端Aにおける反力R

を求めなさい。なお、図の上向きを正とする。

(2)固定端Aにおける曲げモーメント𝑀

𝐴

を求めなさい。なお、はりの上側が凹になるように作 用する曲げモーメントを正、その逆を負とする。

(3)AC間にはたらく曲げモーメント𝑀

𝑥

を𝑥の関数として表しなさい。

𝐿 𝐿

2𝑤

𝑥

C B

A

(2)

問2 下図のような断面積 0.01[m

2

]の断熱されたシリンダー内に気体が封入されており、ピストン の上に重さ 50[kg]の物体が乗せられている。周囲の圧力が 0.06[MPa]であるとき、ヒーターで シリンダー内の気体に 1.0[kJ]の熱量を加えると、ピストンが 0.5[m]上昇した。このとき、次 の設問(1)~(4)に答えなさい。ただし、シリンダー内壁とピストンの間には漏れ、摩擦 はなく、ピストンの重さは無視できるものとする。なお、重力加速度は

g=10[m⁄s2

]として計 算すること。 【計算過程も記載しなさい】

(1)ヒーターの加熱により、物体の重さに対して行われた仕事量[J]を求めなさい。

(2)ヒーターの加熱により、周囲の圧力に対して行われた仕事量[J]を求めなさい。

(3)ヒーターの加熱による外部への仕事量[J]を求めなさい。

(4)ヒーターの加熱による気体の内部エネルギーの増加量[J]を求めなさい。

ピストン シリンダー

ヒーター 物体

(3)

問3 流量 0.5[m

3

⁄s]、速さ 3.0[m⁄s]の水の噴流が、下図のように 60°屈曲した曲面板に沿って流 れている。噴流が速さを保ったまま曲面板を流れ去るとき、次の設問(1)~(4)に答えな さい。なお、力の向きは、水平方向は右、垂直方向は上を正とし、水の密度を 1,000[kg/m

3

]、

√3

=1.7 として計算すること。 【計算過程も記載しなさい】

(1)噴流が持つ力の大きさ[N]を求めなさい。

(2)曲面板が受ける水平方向の力の向きと大きさ[N]を求めなさい。なお、力の向きは符号で 示すこと。

(3)曲面板が受ける垂直方向の力の向きと大きさ[N]を求めなさい。なお、力の向きは符号で 示すこと。

(4)曲面板が受ける力の大きさ[N]を求めなさい。

60°

噴流

3.0 𝑚 𝑠

3 . 0𝑚 𝑠

曲面板

(4)

問4 下図のように、半径r、質量mの球が水平面からの高さhの位置から滑らかな斜面に沿って 初速度0で滑ることなく転がり落ちるとき、次の設問(1)~(4)に答えなさい。なお、重 力加速度を

g、球が水平面に達した時の速度をvとし、球の慣性モーメントIはI=

mr

で与 えられるものとする。 【計算過程も記載しなさい】

(1)高さhの位置において球がもつ水平面を基準とした位置エネルギーを求めなさい。【計算 過程不要】

(2)水平面において球が持つ速度に由来するエネルギーを求めなさい。【計算過程不要】

(3)水平面において球の回転に消費するエネルギーを求めなさい。

(4)h=7[m]のとき、水平面における球の速度v[m/s]を求めなさい。なお重力加速度は

g=10[m/s2

]として計算すること。

(5)

問5 次の(1)~(5)の各用語について、空欄にあてはまる語句を解答欄に記載しなさい。

(1)断面係数

ある断面形の中立軸に関する( )を中立軸から縁までの距離で割った値で、材料 の曲げ強さに関係する値である。

(2)熱力学の第二法則

熱は( ① )の物体から( ② )の物体に移動するが、それ自身では、( ② )の 物体から( ① )の物体に移動しない。

(3)ベルヌーイの定理

管路でのエネルギー損失がないとすれば、( )の法則から、管路のどの断面におい ても比全エネルギーは一定である。

(4)PID動作

偏差に( ① )したP動作、偏差の時間( ② )であるI動作及び偏差の時間( ③ ) であるD動作をする要素を( ④ )に配置して偏差を入力し、その出力を新しい偏差とし て制御要素に加えてフィードバック制御の性能を向上させるもの。

(5)マルテンサイト

( ① )域から急冷したとき、炭素(C)を( ② )状態に固溶したα鉄の組織。

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