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(1)(有)田澤 R&D 技術士事務所 2002 年 3 月. DDS 技術 1.DDS とは DDS とは Direct Digital Synthesizer の略であり、元の高速クロック発生回路から自由 に周波数を発生させる技術で、1980 年代に考案された。 周波数シンセサイザを構成する主な方法は次の3つである。 ① 従来アナログ方式 ② PLL 方式 ③ DDS 方式 各方式の基本構成を図 1 に示す。. 低域 フィルタ. VCO. 出力. 外部基準クロック. 発振器. 位相 比較器. 1/N. ①従来アナログ方式. ②PLL 方式の基本構成. 位相積算出力. PLL または MC. 位相 レジスタ. 正弦波変換 (ROM テーブル). D/A 変換部. 低域 フィルタ. 正弦波出力. 外部基準クロック. 加算器. システムクロック. ③DDS の基本構成 図 1 各方式による周波数シンセサイザ. DDS の基本原理は J.Tierney により考案され、正弦波を出力するために正弦波変換部の ROM にあるデジタルの位相データから正弦波の振幅を求めるテーブルにより振幅データ として D/A に出力され、そして、D/A により正弦波の信号に変換される。 DDS による周波数シンセサイザは、他の方式に比べ非常に多くの周波数を高分解能で用意 することが可能で、しかも、その切替を瞬時に行うことが出来る特徴を有する。しかしな がら、出力信号に高調波成分が多く含まれるので、十分なスプリアス対策が必要である。. 1.

(2) (有)田澤 R&D 技術士事務所 2002 年 3 月. 2.PLL 技術動向と DDS 最初の PLL はアナログ型であったが PLL がデジタル回路にも利用されるよ うになり、現在では次の 4 種類に分類さ れる。 (a). アナログ型 PLL. (b). アナログ-デジタル型 PLL. (c). デジタル型 PLL. (d). デジタル処理型 PLL. 各方式の特長は アナログ型:制御が連続なため、精密な 制御が可能 アナログ-デジタル型:入出力波形が方形 波であるため、デジタル回路への応用 が可能 デジタル型:全てデジタル回路で構成さ れているため LSI 化が容易 デジタル処理型:全ての構成要素をソフ トウエアにより処理可能 である。 他の電子回路同様、PLL の技術動向も 図2. デジタル化にある。その理由は ①. デジタル回路に PLL が利用される。. ②. 小型化. ③. 高性能化(高速、高精度周波数制御、. PLL の分類. 出力波形の選択の自由度拡大等) である。 これらを実現するにはデジタル処理型が最も好ましい方式であり、例えば、デジタル処理型 PLL により周波数シンセサイザを構成した場合を考えると、それは DDS にほとんど同じ構 成、機能になる事がわかる。 すなわち、PLL の技術動向と DDS 技術は非常に密接な関係がある。. 2.

(3)

参照

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