循 環器 系疾 患患者 の 自己管理行 動およ び
自己効 力感に影 響する要 因
直成 洋子
1 )
, 泉野 潔2
), 津田愛子3 )
, 高 間静子4
)1) 新 潟 県 立 看 護 大 学
2) 富 山 医 科 薬 科 大 学 医 学 部 看 護 学 科 地 域 ・ 老 人 看 護 学 講 座 3) 富 山 医 科 薬 科 大 学 医 学 部 看 護 学 科 成 人 看 護 学 講 座
4) 富 山 医科 薬 科 大 学 医 学 部 看 護 学 科 人 間 科 学 ・ 基 礎 看 護 学 講 座
要 旨
本 研 究
で
は慢 性の
循 環 器 系 疾 患 患 者の
自 己 管理行 動と自 己効 力 感に
関 連 する影 響 要 因に つ い て
調べ た. 調 査 対 象は有 効 回 答の
得ら れ た T 病 院に
外 来 通 院 中の
循 環 器 系 疾 患 患 者1 1 2名で
あ る. 対 象の 内 訳は虚 血 性 心 疾 患が7 4.1% と最 も 多 く, 他は心 不 全, 高 血 圧, 弁 膜 症, 不 整 脈 等で
あ っ た. 調 査 内 容は本 研 究に
先 立 って
作 成し た自 己 効 力 感 尺 度を用い
, 行 動パ
タ ー ン と He a
lt
h ‑ Re
la t e
d Qu a
lit y of L ife
(H R QO L) は既 存の尺 度を使 用し た. 自 己 管理行 動, 生 活 充 実 感, 坐
活 管理 の主 体 性や家 族の セ ル フケア
支 援に つ い て
は, 宗 像や川 端の先 行 研 究を基に
心 疾 患 患 者 用
て
は, 宗 像や川 端の先 行 研 究を基に
心 疾 患 患 者 用に
再構成し た尺 度を用い
た. 本 調 査 結 果か ら生 活 管理の
主 体 性や自 己効 力 感を高 く 認 知し, 心 臓 病 教 室に
参 加 するこ
と が自 己管 理 行 動を高め る効 果の
あ るこ
と が明ら かに
な っ た. 特に
生 活 管理の
主 体 性や自 己効 力 感は自 己管 理 行 動の促 進 要 因と して
, 重 要な存 在で
あっ た. さ らに
生 活 充 実 感を高 く.認 知し, 6 5才 以 上
の
高 齢で
あ るこ
と, 同 居 者が あ るこ
と や虚 血 性 心 疾 患で
ない こ
と は, 自 己効 力 感を高め る直 接 効 果と な り, 自 己 管理行 動に
間 接 的な影 響 を及ぼ して い
るこ
と が示 唆さ れ た.キ ー ワ ー ド
循 環 器 系 疾 患 患 者, 自 己 管理行 動, 自 己 効 力 感
序
2 1世 紀は超 高 齢 化
の
時 代とい
わ れて い
る. 社 会の高 齢 化
に
伴っで
慢性 疾 患 羅 患 率は高 くなり, 日 本 を 含む先 進 諸 国の健 康 問 題と なって い
る. 1 ) 従 来, 成 人 病と捉え ら れて い
た高 血 圧や糖 尿 病, 虚 血 性 心 疾 患な ど は, 最 近 「 生 活 習 慣 病」 と呼ば れ る よ うに
な っ た。 その文 字が示 す 通 り, 食 事や運 動, 休 養, 喫 煙, 飲 酒な どの生 活 習 慣が疾 患の発 生と進 行に
深 く 関 与して い
る.19 9 3年
の
心 臓 病 患 者 数は約2 2 8万 人で
あ っ た が,1 9 9 6年 約2 5 0万 人
に
増 加して
おり, 今 後 も 増 加 す るこ
と が推 測さ れ る. 2 ) 今 後, 循 環 器 系 疾 患 患 者の
合 併 症を予 防し, 生 活の
質を低 下さ せ ない
た めに
も, 日常 生 活に
お け る食 事, 運 動や服 薬な どの
自 己管理 が より 重 要に
な って
くる. し か し, 循 環 器 系 疾 患 患 者の
自 己 管理行 動の 成 立 要 因は ま だ明̀ら か
に
なって い
ない
.昨 今, 慢 性 疾 患 患 者の自 己 管理
の
確 立やコ
ンプラ
イア ン ス の 向上を図る た めに
, 認 知 行 動 療 法が 有 効で
あ る と言わ れて
い る. な かで
も 社 会 心理学 者Ba n
du r a
(1 9 7 7) 3 )に
よ って
提 唱さ れ た Se
lf ‑循 環 器系疾 患 患者の自己管 理行動
お よ び
自己効力 感に影 響 する
要 因E ffi
c a c y 理 論が行 動を予 測 する重 要なもの と して
注 目さ れ
て
いる.こ
れ は主 観 的 統制感に
関 する認 知 的な概 念で
あ り, 社 会 的 学 習理論の枠 組みの 中で
提 唱さ れ, 自 己 効 力 感と訳さ れて い
る.慢 性 疾 患 患 者
の
自 己効 力 感に
関 する先 行 研 究は 少ない
.4 )例え ば, 岡ら5 ) は透 析 患 者
の
食 事 管理 行 動を実 施 する た めの準 備 状 態 を知る必 要 性か ら,透析患 者
の
食 事 管理の自 己 効 力 感 尺 度を作 成し,その測 定 を 試み
て
い る.し か し, 慢 性の循 環 器 系 疾 患 患 者を対象
に
自 己 効 力 感を扱って い
る研 究は み ら れ ない
. 慢 性の循 環 器 系 疾 患 患 者の自 己管理に
関 する自 己 効 力 感を 測 定し, 自 己効 力 感お よ び自己 管 理 行 動の成 立 要 因に つ い て
明ら かに
するこ
と ば, 患 者の
動 機づ
け を知り自 己 管理 行 動の
支援の
一 助と な る と考え る.そ
こ で
, 本 研 究の
目 的は慢 性の循 環 器 系 疾 患 患 者の自 己管 理 行 動お よ び自 己 効 力 感に
関 する影 響 要 因を明ら かに
するこ
と と し た.研 究 方 法
1) 調 査 対 象 者と調 査 時 期
丁病 院
に
外 来 通 院 中の慢 性の
循 環 器 系 疾 患 患 者 を抽 出し, 調 査の説 明を し同 意が得ら れ た1 1 8名 を対象に
実 施し た. 回 収 数は1 1 2名 (9 4.9 % )で
, 有 効 回答 数は1 12名 (1 0 0 % )で
あ っ た. 調 査 時 期は2 0 0 0年7 月 ‑ 9 月
で
あ っ た.2) 調 査 方 法
調 査は, 質 問紙 調 査
に
よ る面 接 聞 き 取り法ま た は自 己 記 入 式 法で
実 施し た.3) 調 査 内 容
次の(4)は本 研 究
に
先 立 って
作 成し た自 己効 力 感 尺 度を用い, (5) ‑(8)は宗 像6 ) や川端7) の先 行 研 究
を基に
心 疾 患 患 者 用に
再 編 成し た尺 度を用い
た.
(1) 対 象 者
の
属 性年 齢, 性 別, 配 偶 者の有 無, 同 居 者の有 無, 職 業
の
有 無, 心 臓 手 術の
有 無, 病 気の コ ン ト ロ ー ル
状 態な どで
あ る.
で
あ る.(2) 行 動
パ
タ ー ン虚 血 性 心 疾 患 患 者
に
特 徴 的な行 動パ タ ー ンが存
在 する
こ
と が明ら かに
さ れ, 日常 生 活の自 己 管理 行 動に
は患 者の行 動パ
タ ー ンが関 与して い
る. そこ で
, 患 者の
行 動パ
タ ー ンの
自 己評 定に
は, 簡 便に
調 査で
き比 較 的よく 使わ れて い
る前田の A 型 傾 向判 別 表8 ) を用い
た.こ
の尺 度は, 1 2項 目で
構成さ れ選 択 肢は 「い っ
もそ う
で
あ る」 「し ば し ば そ うで
あ る」 「そ ん なこ
と は ない
」の
3 肢と して
, そ れ ぞ れに
2 点, 1 点,0 点 (3 項 目は 2 倍 点を与え
て
) 数 量 化し3 0点 満 点と して
合 計 点 を算 出し た。 1 7点 以 上が A 型 行 動パ
タ ー ンと み な さ れ, 1 6点 以 下が B 型 行 動パ
タ ーン
で
あ る.(3) H
e a
lt
h ‑ Re
la t e
d QO L保 健 医 療 分 野
に
お け るQO L は 「 健 康に
関 するQO L : H R QO L」 と し
て
, 一 般 的QO L と は区 別さ れ, より 限 定し た概 念と して
定義さ れて い
る. 各 国に
おいて
様々
な患 者 群に
お け る ヘ ル ス ケア のア
ウ ト カ
ム指 標と して
もすで に
広 く 使 用さ れ, 育 用 性が高い
. 健 康 状 態が高け れ ば, 自 己管 理の自 己効 力 感や自 己管 理 行 動は高ま る と考え た.こ の
健 康 状 態を測 定 する た め
に
, 日本 版S F ‑ 3 69 ) 杏 用い
た.(4) 自己効 力 感
自 己効 力 感と は, 自 己 管理行 動
に
対する自 信や 可 能 性に
対 する認 知で
あ り,こ
の 自 己 効 力 感が高 ま れ ば自 己 管 理 行 動 も高ま る と考え た. 自 己効 力 感を測 定 する た めに
, 本 研 究に
先 立 って
作 成し た 自 己効 力 感 尺 度を用い
た.こ
の尺 度は1 3項 目で
構 成さ れ, 選 択 肢は 「ま っ たく 自 信が ない
」 「あ ま り自 信が ない
」 「や や自 信 が あ る」 「 非 常に
自 信が あ る」 の4 段 階の
リ ッカ
ート
タ イプ
と し, 1 点か ら 4 点に
配 置し加 算し たもの で
あ る.こ
の尺 度は点 数が高い ほ
ど, 自 己効 力 感が高い と み な さ れ る.(5) 自己管 理 行 動
自 己管理行 動と は, 食 事
に
関 する制約や薬を確 実に
内 服 する な どの
日常 生 活の管理に
関 する行 動で
あり,こ
れ らの
実 施 状 況の 主 観 的評 価を測 定 す る た め, 自 己 管理行 動 尺 度を用い た.こ の
尺 度は1 7項 目の質 問紙で
構成さ れ, 選 択 肢 は 「ま っ たく 行な って
い ない
」 ‑ 「よく 行な って
い
る」 のリ ッカ
ート
タ イ プ と し, 1 点か ら 4 点に
配 置し加 算し た もの
で
あ る.こ
の尺 度は点 数が高い は
ど, 自 己 管理行 動の自 己評 価が高い
と み な さ れ る.(6) 生 活 充 実 感
生 活 充 実 感と は, 心 臓 病と
い
う生 涯の受 容 程 度 を反 映し た生 活 満 足 度のこ
とで
あ る.こ
の生 活 充 実 感が高ま れ ば自 己管理の効 力 感は高ま る と考え た。こ
の充 実 感を測 定 する た めに
, 生 活 充 実 感 尺 度を用い
た.こ
の尺 度は 8 項 目で
構 成さ れ, 選 択 肢は 「 全 く そ うで
ない」 ‑ 「 非 常に
そ うで
あ る」 のリ ッカ
ート
タ イ プ と し, 1 点か ら 4 点に
配 置し加 算し たもの
で
あ る.こ の
尺 度は点 数が高い は
ど 日常 生 活に
対 する充 実 感が高い
と み な さ れ る. 質 問 項 目が否 定 文の場 合は得 点を逆 転さ せ た.(7) 生 活 管理 の主 体 性
生 活 管理 の主 体 性と は, 患 者の自 己管 理 行 動が 医 療 者
の
指 示に
全 面 的に
従う だけで
なく, 患 者 自 身の主 体 的な意 志 判 断に
よ るもので
あ る. そこ で
,自 己 管 理の主 体 性が高ま れ ば自 己 管理
の
効 力 感 も 高ま る と考え た.こ の
主 体 性を測 定 する た めに
,生 活 管 理の主 体 性 尺 度を用
い
た.こ の
尺 度は1 1項 目で
構 成さ れ, 選 択 肢は 「 全 く 行な って
いない
」 ‑ 「よ く行な って い
る」 のリ ッカ
ート
タ イ プ と し, 1 点か ら 4 点に
配 置し加 算し たもの で
あ る.こ
の尺 度は点 数が高い は
ど, 日常 生 活 管理の
主 体 性が高い
と み な さ れ る.(8) 家 族の セ ル フケア 支 援
家 族の セ ル フ ケア支 援と は, 生 活を自 己 管理す る時
の
家 族の
手 段 的 ・ 精 神 的 援 助に
対 する患 者 自 身の主 観 的 認 知で
あ る.こ
の認 知の程 度を測 定 す る た めに
, 家 族の セ ル フ ケア支 援 尺 度を用いた.こ の
尺 度は 4 項 目で
構 成さ れ, 選 択 肢は 「 全 く そ うで
ない」 ‑ 「 非 常に
そ うで
あ る」の
リ ッカ
ート
タイ
プ と し, 1 点か ら 4 点に
配 置し加 算し たもの
で
あ る。こ の
尺 度は点 数が高い ほ
ど, 家 族の セル フ ケア支 援を高 く 感じ
て い
る と み な さ れ る.4) 分 析 方 法
分 析は, 自 己管理行 動お よ び自 己効 力 感と各 要 因との関 係や影 響 する要 因
に つ いて
, 相 関お よ び
t
検 定, さ らに
垂 回 帰 分 析を行な っ た. 統 計 解 析に
は, 統 計ソ フト
S P S S を用い た.5) 各 尺 度の信 頼 性と妥 当 性
各 尺 度お よ び S F ‑ 3 6
に
よ る H R ‑Q O L の平 均 値 ・ 標 準 偏 差を表1に
示し た. ま た, 各 尺 度の構表
1
. 各変数の
平 均 値 ・ 標準偏差平
均 値 棟 準 偏 差
4 4.4 0 5.6 9 5 6.3 5 7.2 4 3 3.4 0 6.9 7 2 5.2 2 4.3 0 1 2.6 1 2.8 8 6 6.3 4 1 8.7 2尺 ≠
自
己効 力 感
(2 7
‑5 2 ) 自己管
理行 動
(3 7
‑6 8
)
生 活
の主 体 性 ( 1 2
‑4 4
)生 活 充 実 感 ( 1 6 ‑3 2 ) 家 族
の セ ル フ ケ ア支 援
(4
‑1 6 )
SF
‑3 6 (
2 3.5 ‑9 6
.7 5 )
( )
は ス
コア
乾 田で
ある成 概 念 妥 当 性お よ び信 頼 性 検 討 のた め, 主 成 分 分 析お よ び信 頼 性 分 析を行なっ た. そ
の
結 果 を 表2に
示し た. い ずれの尺 度 も第1 主 成 分の固 有 値は高 く, C
r o n
ba c
hα
の 信 頼 性 係 数 も.7 0以 上で
あり, 統 計 的 分 析
に
用いるこ
と がで
きる1 0) と判 断し た.表
2
. 各 尺 度の
主 成 分 分 析お
よ び 信 頼 性 分 析N
‑1 1 2
尺
度 名湖 主月払 噸: ク
ロ ンバ
ック
α
固有dL
寄与串(
%) (
国有価>
1)
借特 性壌救
自 己効 力 感 (1 3
) 2
.2 9 0 1 7
.61 2
4 .8 5 3
自 己 管 理 行 h (1 7
) 2.2 5 6 1
3.2 7 3 7
.8 20
生 活 管 理の
主 体 性 (l l
) 3.3 5 3 30
.4 8 0
2 .91
8
生 活 充 実 感 (8
) 3.8 37 4 7
.9 57 2
.8 5
3
ま 族の
セル フ
ケア
支 援(4
) 2.64 0
6 5.9
95 1
.87 2
結 果
1 . 対 象 者
の
属 性対 象 者の年 令, 性 別, 配 偶 者の有 無, 同 居 者の
有 無, 現 在の職 業の有 無, 疾 患 名, 入 院 経 験の有 無, 心 臓 病 教 室 参 加の有 無, 心 臓 手 術 既 往の有 無,
病 気
の コ ン ト ロ ー ル状 況の
自 己 評 定や行 動パ
タ ー
の
自 己 評 定や行 動パ
タ ーン の自 己 評 定
に つ い て
は表3 に
示し た.
2 . 慢 性
の
循 環 器 系 疾 患 患 者の
自 己 管理行 動と各循環 器系疾 患 患 者の自己 管 理 行動
お よ び
自 己効力 感に影 響 する
要 因表
3
. 対 象 者の属 性N ‑1 1 2
(
割合)
項 目
年 令
1 0
.9
1 0
.9
1 0
.9
2 6 2 3
.2
3 7 3 3
.0
3 5 3 1
.3
1 1 9
.8
性 別
7 1 6 3
.3
4 1 3 6
.7
E∃
E
IE∃ 9 0 8 0.4
2 2 1 9
.6
同 居 者
1 0 8 9 6
.4
4 3
.6
現 在 の * 暮
4 8 4 2
.9
6 4 5 7
.1
疾
患
名8 3 7 4
.1
2 9 2 5
.9
1 7 1 5
.2
7 6
.3
7 6
.3
入
侯軽
放8 0 7 ¢
.8
2 ¢ 2 3
.2
心
井病
敦 圭事
加2 6 2 3
.2
8 6 7 6
.8
心
片
手 術2 5 2 2
.3
8 7 7 7
.7
病
気の
コン
トロ
ール
状 況1 5 1 3
.4
9 5 8 4
.8
2 1
.8
行 動 パ タ‑
ン 3 0 2 6
.8
8 2 7 3
.2
疾息
名 は社
数 回答 である 朝
合 は(%
)で
ある
要 因と
の
関 係1) 自 己 管理行 動と各 要 因と
の
相 関 お よ ぴt
検 定ピ
ア ソ ン の積 率 相 関 係 数をもと め た とこ
ろ, 育 意 水 準1 % 未 満で
自 己管理行 動と正の有 意 相 関が 認め ら れ た要 因は, 生 活 管理の主 体 性 (r
‑ .7 1 1),自 己効 力 感 (
r
‑ .6 5 1), 家 族の
セ ル フ ケア 支 援 (r
‑ .4 2 2)で
あ っ た。 有 意 水 準5 % 未 満で
正の
有 意 相 関が認め ら れ た要 因は年 令 (
r
‑ .2 3 3)で
あ っ た。 同 様に
有 意 水 準1 % 未 満で
負の有 意 相 関 が み ら れ た の は, 心 臓 病 教 室 参 加 (r
‑ .‑ 3 1 1)で
, 有 意 水 準5 % 未 満で
負の有 意 相 関が み ら れ たの
は行 動パ
タ ー ン (r
‑ .‑ 2 2 8)で
あ っ た.ま た表4
に
示し た よ うに
, 属 性 別で
自 己 管理行 動の
平 均 値を比 較し た とこ
ろ, 心 臓 病 教 室 参 加の有 無と行 動
パ
タ ー ン別で
有 意 差が認め ら れ た.つ
ま り, 自 己 管理行 動の平 均 値は心 臓 病 教 室
に
参 加 して い
ない者より 参 加して い
る者が, 行 動パ
タ ーンは B 型よ り A 型
の
方が有 意に
高か っ た.表
4
. 個 人背景 別. 尺 度 平均値お
よ ぴt検定年
令
自 己f 理 行 和 白 己効 力感 性
別自
己管
理 行 h 自 己効 力 &配
8
I者
の有
* 自 己甘 理 行 h自
己効 力JB
同 居 者 の 有 * 自 己管 理 行 h 自 己効 力感
暮 兼の
有 * 自 己f 理 行 h 自 己効 力古
人暁
軽J* の 有 * 自 己管
理 行 軸 自 己効 力 &6 5
才 以 上(N
=郎
)6 5
才 末 弟(N
‑4 6
) 5 7.2 7 3 5 5.0 2 2 4 5.6 9 7 # 4 2.54 4 男性
(N
=7
り 女 性(N
=引
)5 6.5 2 1 5 6.0 4 9 4 4.2 9 6 4 4.58 5 育(
N
=馴)
) * (N
=耶
)5 6.5 3 3 5 5.5 9 1 4 4.6 1 1 4 3.5 4 6
育
(
N=1 0 8) * (
N=4)
5 6.5 4 6 5 1.0 0 0 4 4.6 9 4 3 6.5 0 0育
(
Nコ19) * (
N=6 3)
5 5.7 1 4 5 6.9 5 2 4 3.5 3 1 4 5.0 7 9育
(N 胡
) * (N
=2 6
)5 6.9 7 7 5 4.2 6 9 4 4.6 7 4 4 3.5 0 0
J
L 血 性 心 疾 患の 有*
有(
N
=8 3
) * (N
=2 9
) 自 己管
理 行 h 5 6.7 1 1 5 5.3 1 0 自 己効 力 & 4 3.7 8 3 4 6.1 7 2* 心A 病教
主●
加 の有
*自 己
書
理 行 h 自 己効
力感
心Jt
手 術 の有
* 自 己甘 理 行 h自
己効 力&
I (
N
=2 6
) * (N
=8 8
) 6 0.4 2 3* * * 5 5.1 1 64 5.3 4 6 4 4.1 1 6 育(
N
=2 6
) * (N
=8 6
)5 8.5 0 0 5 5.6 9 8 4 5.1 9 2 4 4,1 6 3 行 h パ タ‑
ン
別A
タイプ(N
=3 0
)B
タイプ(N
=8 2
) 自 己f
理 行 抽 5 9.0 6 7* 5 5.3 1 0 自 己効 力&
4 5.4 3 3 4 4.0 2 4t
検 定 *p
< 0.0 5. * *p <0.0 1, * * *p <0.0 0 1
2) 自 己 管理行 動と各 要 因と
の
重 回 帰 分 析 次に
自 己 管理行 動に
関 連 する要 因の
大 きさ や向 き を明ら かに
する た め, 自 己 管理行 動を従 属 変 数 と して
, 独 立 変 数に
相 関 分 析で
自 己 管理行 動と有 意相 関が あっ た 6 要 因に つ い て
重 回 帰 分 析を行なっ た. その
際, 心 臓 病 教 室 参 加の
有 無と行 動パ
タ ーン別 をダ
ミ
ー 変 数11 ) と し た.表5
に
示し た よ うに
, 自 己 管理行 動に
有 意な影表
5
. 自己管理行動 を従 属 変 数 とし
た 重 回特分析独
立変 数
書 羊4 回特 休 牧 B 相 関俵 敢r 寄 与 卒( β×r) 生 活管
理 の 主体 性
.4 4 0
= ● .7 1 1
= .3 1 3
自
己効
力感
.3 4 5
= ● .6 5 1
‥ .2 2 5
心
淋 病
教主
加 .1 4
̲
2
'
‑
.
3 1 1
‥ .0 4 4
t 相 関 係 数R
.決 定係 数R
2 .7 9 9
(R
) .6 3 8
(R
2)F
比1 7
.9 6
‥ ■* p
<
0.0 5, + +p<
0.0 1 ,+ + +p