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国立大学法人電気通信大学 / The University of Electro‑Communications

教職課程の学生によるICT教材作成の取り組みとそ の効果について

著者 佐々木 啓子, 赤澤 紀子, 金子 麦

雑誌名 電気通信大学紀要

巻 27

号 1

ページ 45‑53

発行年 2015‑02‑27

URL http://id.nii.ac.jp/1438/00006829/

(2)

Received on September 24, 2014.

 情報理工学研究科共通教育部教職課程部会

 情報理工学研究科情報・通信工学専攻博士後期課程

 情報理工学部教職課程部会教務補佐

 ICT とは、Information and Communication Technology の略であり、情報通信技術のことである。

1.はじめに

本研究の目的は、ICT教材開発という一連の推進事 業を遂行していく上での学生の教育上の効果及び、依頼 主の特別支援学校の教員にとっての、ICT教材活用上の 直接の効果と付随する効果について考察するものである。

2009年10月、電気通信大学は隣接する東京都立調布 特別支援学校と教育連携協定を締結した。特別支援学校 では、電気通信大学が有するICTを中心とする専門的 知識や、それを担う研究者や学生の人的資源を積極的に 活用し、他方、電気通信大学では特別支援学校からの様々 なニーズを引出して、研究の成果を試す場としての活用 が期待された。しかし、大学と初等・中等教育機関、国 立と都立学校という設置形態の違いや、教育内容や活動

や時間数なども学習指導要領や指導要領などで規定され ている学校との連携は、それほど容易でないのが実情で ある。そうしたなかで、新たな取り組みとして提起され た、情報系国立大学と都立の特別支援学校とのICTを 軸とした連携に対しては、東京都教育委員会からの支援 もあり、期待以上の成果が得られた。本論ではそうした 連携体制について述べるとともに、電気通信大学の学生 や特別支援学校の教員が、こうした共同事業によって得 られた、直接的、間接的成果について考察したい。

2.学校教育におけるICT活用政策 2-1.日本と東京都の政策

日本における初等および中等教育の、学校現場にお

教職課程の学生によるICT教材作成の取り組みと その効果について

──特別支援学校との共同研究の成果を中心として──

佐々木啓子,赤澤紀子,金子 麦

Effects of Producing ICT Teaching Materials by Students of UEC Teacher Training Course

―Collaboration Between UEC Teacher Trainees and Teachers at a School for Disabled Children.―

Keiko SASAKI, Noriko AKAZAWA, Mugi KANEKO Abstract

The effects of a collaboration between teacher trainees at UEC and teachers at a school for disabled children in producing ICT teaching materials are presented. As a result of the collaboration, the trainees were better able to understand the ICT teaching materials, particularly how they could be utilized to help disabled children concentrate and perform tasks during classes.

On the other hand, the teachers at the school came to recognize the usefulness of the ICT materials not only in subjects such as mathematics and literature but also in school life guidance.

Keywords : disabled children, ICT teaching materials, visual aids, variability of materials,

teacher trainees , school life guidance

(3)

46 佐々木啓子,赤澤紀子,金子 麦 (2015年2月)

ける教育のICT活用は、北垣1らによると、先進国に 比べ極めて遅れている。イギリスでは電子黒板が普及 し、ʻchalk and talk’ 型の黒板にチョークで書きながら説 明をする講義形式の授業はイギリスの教室では見られな くなっている。一方で日本では、近年、学校教育のICT 化がようやく本格化してきたばかりである。

文部科学省は教育の情報化推進のための懇談会を 2010年4月から2011年4月までに12回開催し、その懇 談会が示した概要を図式化しパンフレット「教育の情報 化ビジョン」として配布し、同時に文部科学省ホームペー ジ等で公表した。2 文部科学省に呼応して総務省は2010 年度から2013年度の4ヶ年計画で「フューチャースクー ル推進事業」を展開して環境整備を推進した。この事業 は「教育分野のICT活用を推進するため全児童生徒に 1人1台のタブレットPC、全ての普通教室へのインタ ラクティブ・ホワイトボードの配備、無線LAN環境や、

クラウドコンピューティング技術の活用等によるICT 環境を構築し、情報通信技術面の実証研究を文部科学省 と連携して実施するとともに、その成果をガイドライン

(手引書)等としてまとめる」3とし、全国から小学校10 校、中学校8校、特別支援学校2校が実証校として選出 され、この実証事業に取り組んだ。

一方、東京都では「都立学校ICT計画」を推進するた めに都立学校の校内LAN・ICT機器を配備するとととも に、外部人材を活用した教員の研修と支援事業を展開し た。4 具体的には、2009年度には前年度に整備・配備し た94校以外の全対象校(高校102校、特別支援学校47校、

付属中学及び中等教育学校計4校)に対して、この事業 を推進することを計画した。5 この都立学校ICT計画で は、児童・生徒へのICT指導力を高めるための教員研修 も並行して実施し、約15,000名の教員が受講した。また、

こうした授業でのICT機器活用の推進とともに、校務 の効率化を図るために、全都立学校の教員1人に1台の 校務用PCを配備した。2010年度には合計13,800台の端 末が整備された。こうした機器および環境を整備すると ともに、外部人材が巡回支援スタッフとして都立学校教 員の技術的支援および訪問研修を行うことで、教員のス キルアップをはかった。東京都では、2009年に都内の 公立学校に対し、各フロアーに1台の割合で電子黒板と 教員用のタブレット端末をすでに配置していたが、2010

年度のこの計画は、各教員が学校でICT機器を実際に 使いこなすための支援を中心とした事業であったといえる。

2-2.ICT活用推進の現状

今日の世界の情報化の進展をみれば、わが国の教育 の情報化は、今後はより一層の展開が求められている といえる。2014年8月29日に公表された「ICTを活用 した教育の推進に関する懇談会」報告書(中間まとめ)6 では、グローバル化および情報化が急速に進展している なかで、それに対応する人材の育成が急務であること が指摘されている。さらに情報処理推進機構の「IT人 材白書2014」によれば、この数年間、特にIT企業の 人材不足が続いており、同機構の2014年度調査におい て、こうした人材が「大幅に不足している」と回答した 企業が、2012年度調査(前回)から約7ポイント増加し、

量的にも多様性においても人材が不足していることを示 している。7 こうした人材不足は、わが国のICT教育の 環境整備の遅れに起因しているともいえる。例えば、コ ンピューター1台あたりの児童生徒数は、シンガポール では2.0人に1台、米国では3.1人に1台、韓国では4.7 人に1台であるのに対して日本では6.5人に1台である。8 環境整備の水準においてもわが国は、繰り返しになるが、

先進国に大きく後れをとっており、ICT化が進む社会に 対応した人材の育成がより一層求められるのである。

また、学校における教員の指導力についても同様のこ とがいえる。例えば2013年にOECDが加盟国等34 ヶ国 を対象として調査した、学校教員を対象とする指導環境 の調査では、「生徒が課題や学級の活動にICTを用いる」

の項目において「ほとんどいつも」「しばしば」と回答 した教員の割合は、日本では9.9%で、34 ヶ国加盟国/

地域のなかで最下位であった。9

ところで、2006年「教育基本法」の改正にともなっ て策定された「教育振興基本計画」では、その第2期計 画10において、基本施策1「確かな学力を身に付けるた めの教育内容・方法の充実」の第2項「ICTの活用等に よる新たな学びの推進」のなかで、学校におけるICT活 用方針が具体的に示されている。例をあげれば、デジタ ル教科書・教材の開発や各教科等の指導における情報端 末やデジタルコンテンツ等を活用して、その効果を実証 することとともに、その普及のためには、各地方自治体

 1 参考文献[1]

 2 文部科学省は、2011 年4月 28 日に懇談会の内容をまとめ「教育の情報化」を公表した。

 3 総務省では「教育情報化の推進」の概略を Web サイト上で公表している。

 4 東京都教育庁総務部教育情報課および指導部指導企画課による報告書、2010 年3月 31 日。

 5 同上

 6 参考文献[10]による。

 7 参考文献[2]p. 7 より

 8 参考文献[10]p. 4

 9 参考文献[11]より

10 参考文献[13]より

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でも教育のICT活用推進をするよう指示している。ま た、学校において多様な情報端末を利用してデジタル教 科書や教材を利用するには、教員のICT活用指導力の 向上が求められると述べている。11

さらに、その基本施策25-2では、そのための教育 環境の充実が示され、具体的な数値目標が掲げられてい る。それによれば、教育用コンピューター1台あたりの 児童生徒数は3.6人、電子黒板・実物投影機の整備、超 高速インターネット接続率及び無線LAN整備率100%、

校務用コンピューターは教員1人1台を目指すこととし ている。そして地方自治体に対しては、教育クラウドの 導入やICT支援員・学校CIOの配置を促す、という内 容が盛り込まれたのである。12

こうした教育の情報化を強力に推進する背景として は、産業界からのプッシュ要因が大きいであろう。前述 のIT企業での人材不足のみならず、21世紀がIT社会で あることは疑いもなく、ITやビッグデータを活用して のイノベーションを生み出すことが日本の再生につなが るとし、産業競争力の源泉となるハイレベルなIT人材 の育成・確保のためのITを活用した21世紀型スキルの 修得と、実践的な人材の育成のためには義務教育段階か らプログラミング教育等が必要であるとの認識のもとに、

産学官連携による本格的なIT教育を推進することを目 指すことを盛り込んだ戦略、すなわち「日本再興戦略─

JAPAN is BACK─」が閣議決定された。13

また、内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室は「創 造的IT人材育成方針」を示し、「国民全体のIT利活用能 力の底上げ」のためには、学校現場は勿論、就学前の子 どもや高齢者や非就業者も含めて、ITの利便性を享受し て生活できる社会を実現するために、国民全体のITリテ ラシーを向上させることが必要であると述べている。14

3.特別支援学校におけるICT活用 3-1.特別支援学校の教育

特別支援学校とは、2007年以前は「聾唖学校」「盲学校」

「養護学校」と称されていたが「学校教育法」の一部改 正15により、視覚障害者、聴覚障害者、知的障害者、肢 体不自由者又は病弱者(身体虚弱者を含む)に対して、「幼 稚園、小学校、中学校又は高等学校に準ずる教育を施す とともに、障害による学習上又は生活上の困難を克服し

自立を図るために必要な知識技能を授けることを目的と する」16学校となった。また、重複する障害者に対して 複数の支援を同時にする必要に鑑みて、従来の「聾唖学 校」「盲学校」「養護学校」という名称を全て「特別支援 学校」としたのであるが、指導教員の配置上、それぞれ の特別支援学校では、かつての区分を依然として残して いるのが現状である。ただし、これによって、個々の障 害に応じて必要な支援をするという方向性が明確に示さ れたことの意義は大きいであろう。

さらに改正によって、上記の障害の他に「その他教育 上特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒に対し て」「障害による学習上又は生活上の困難を克服するた めの教育を行うものとする。」17と定められ、学習障害者

(LD、ADHD、高機能自閉症など)や言語障害者に対し ても特別支援教育を行うことが定められた。また、「疾病 により療養中の児童及び生徒に対して、特別支援学級を 設け、又は教員を派遣して、教育を行うことができる」18 としたことから、前述の病院内の分教室と本校を結んで の学習支援の向上が、今後は一層、進むものと思われる。

3-2.特別支援学校におけるICT教育

先に述べたように文部科学省では、総務省と連携して「学 びのイノベーション事業」を展開し、4ヶ年計画の実証研 究を実施した。その実証校のなかに特別支援学校が2校含 まれている。一つは重度の障害のある児童生徒の感覚機能、

運動機能の向上に向けた、富山県立ふるさと支援学校であ り、いま一つは病気入院している児童・生徒の病院内の分 教室と本校をTV会議システムで結んだ協同学習の取り組 みとして、京都市立桃陽総合支援学校である。19

こうした特別支援学校における、重度の障害や特異性 に応じたICT活用による指導は、児童生徒の自立活動に 向けて効果が大いに期待されるため、その開発が早急の 課題であると言える。また、関連機器の開発には、大学や 研究機関等のIT技術開発の成果を積極的に活用する上で、

特別支援学校との連携が必要であり、現在、そうした研 究機関のリソースの活用が求められているのである。

以上のことから、こうした個々の障害に応じた支援の 体制が整ってきたことや、複数の教室を用いての共同学 習の必要性が高まってきたことにより、特別支援教育の 現場では、一般の学校以上にICT技術の導入が求めら れる状況にあるといえる。

11 同上、基本施策 2

12 同上、基本施策 25

13 参考文献[6] 2013 年6月 14 日に閣議決定

14 参考文献[7]参照

15 「学校教育法」一部改正:平成 19 年6月 27 日法律第 96 号

16 「学校教育法」第 8 章 特別支援教育 第 72 条

17 「学校教育法」第 81 条第 1 項

18 「学校教育法」第 81 条第 3 項

19 参考文献[9]参照

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48 佐々木啓子,赤澤紀子,金子 麦 (2015年2月)

4.教職課程支援室におけるICT教育推進事業 4-1.東京都立調布特別支援学校からの協力要請

東京都調布特別支援学校(以下、調布特別支援学校)

が東京都教育委員会の「都立学校ICT計画」に基づく

「ICT活用推進校」の指定を受けたのは2011年度のことで あった。推進校は、都立の高等学校9校、特別支援学校 3校であった。その目的は、ICTを活用した授業実践を行 い、他校の普及・啓発、学習コンテンツの開発、活用実 践事例の発表を行い、2012年度以降の都立学校の自律的 なICT活用推進」に向けた基礎を築くことにあった。20「ICT を活用して、授業における指導の工夫を考える」をテーマ として同校の全教員、約80名が1人1件以上の教材開発 を目標に作成に取り組むこととなった。このICT活用推進 事業に電気通信大学の総合情報学専攻の西野哲郎研究室 を中心として、水戸和幸研究室、高橋裕樹研究室、教職 課程部会の佐々木啓子研究室と教職課程支援室のスタッ フ及び産学官連携センター後藤隆彰氏が協力した。

4-2.調布特別支援学校・電気通信大学リソース・ネット 調布特別支援学校はかねてより地域社会との関わりを 重視し、特に隣接する電気通信大学と連携することによ る「地域資源を学校教育に生かす」ための取り組みの一 つとして、2011年10月29日に電気通信大学と教育連携 協定を締結した。その実行機関という位置づけで、双方 の教職員や関係者から構成される「調布特別支援学校・

電気通信大学リソース・ネット委員会」が発足した。こ のリソース・ネット委員会は、2010年度および2011年 度に、東京都教育委員会の「外部の教育資源を活用した しくみづくりモデル事業」の指定によって、独自に設置 されたものであったが、電気通信大学教員・学生、調布 特別支援学校教職員・管理職・保護者、地域住民、およ び調布特別支援学校サポーターで構成され、現在も継続 して両校の連携を深めるための活動を行っている。21 具 体的には毎月1回のリソース・ネット委員会の開催、電 気通信大学社会連携センターの公開講座「ボランティア 養成講座」の開催、教職課程の学生を中心とする「昼休 み見守りボランティア」、放課後・余暇活動イベント「じゃ んけんPON !」、地域連携「防災訓練」などの運営である。

ICT活用推進事業とは直接関連のないものもあるが、

両校の教員、学生、関係者が普段からこうした関係を構 築していたことが、共同研究事業を円滑に遂行する上で 大きな貢献をしたと考えられている。

4-3.電気通信大学 教職課程支援室の役割

電気通信大学教職課程部会が所轄する教職課程支援室

は、教職履修学生の教育実習や介護等体験、学校ボラン ティア活動や教育ICTの活用に関する学生支援の業務 を行おり、2011年度から継続的に、調布特別支援学校 のICT活用推進事業における教材作成に携わっている。

このICT教材作成に参加した学生は、教職課程の科 目を履修している学生の中からボランティアスタッフと して募った。教職課程の学生が特別支援学校教員と協力 して教材の作成にあたることは、学生にとって得るもの の多い貴重な体験となることから、教職課程支援室では 積極的に参加を呼び掛けている。募集方法は、主に教職 課程支援室で所有している教職課程を履修している学生 のメーリングリスト(教職ML)を用いた。教職課程を 履修する学生に対しては、教職MLへの登録を推奨して おり、すでに学部段階で教員免許を取得した大学院生と 合わせて、200人以上の学生および大学院生が登録をし ている。現在まで、学生よるICT教材の開発補助ボラ ンティアの募集は3度行われ、18人の学生が参加した。

4-4.教材作成の流れ

1年間の流れは大凡以下のようであった。

7月下旬に教材作成サポート会が調布特別支援学校内 で開催された。調布特別支援学校教員1人に電気通信大 学学生1名がサポート担当者としてつき、作成する教材 の教科(あるいは生活指導)と、学習内容、目的、画像 やシステムについての打ち合わせをした。その後、個別 に連絡方法(メールアドレス)を確認して、学生は主に 夏季休暇中から教材作成を開始した。試作版を作成した 後、特別支援学校の教員との協議を行い、試作版を改善 し10月を目処に完成させることとした。教材によって は、試作版の作成と教員との協議を複数回繰り返す場合 もあった。また、特別支援学校の教員が、児童・生徒に 使用することが適当であると判断した教材を、実際に児 童・生徒が使用し、その結果をもとに、最終の修正を加 える場合もある。

作成にあたっては、まず教員が其々の教材イメージを

20 参考文献[3]pp. 2-3

21 参考文献[3]p. 83

図 1  教材作成の流れ

(6)

出し、教材作成依頼書を提出する。学生は全ての教材作 成依頼書を確認し、各々が携わりたい教材の希望調査が 行われる。「教材作成サポート会」での打ち合わせのな かで、特別支援学校教員と電気通信大学の学生の間で教 材イメージを具体的に共有する。作成の手順は、この打 ち合わせの内容をもとに学生が試作し、教員が評価し改 善点を指摘、修正を繰り返しながら作成していく(図1)。

完成後は特別支援学校の児童・生徒によって授業内で実 施され、児童・生徒の学習の様子を見ながら、さらなる 改善点を協議し、必要があればさらに修正していく。

完成した教材は調布特別支援学校に著作権ごと譲渡さ

れ、特別支援学校の教員が自由に使用することができるよ うにした。著作権を譲渡するにあたってMicrosoft社のプ レゼンテーションソフトPowerPoint(以降 PPT)の画 像や音声などは使用できない為、電気通信大学内で独自 に画像や音声を用意している。学生は、自作または、電気 通信大学で用意している画像や音声を用いることとした。

5.ICT教材とその効果

5-1.作成したICT教材とその特徴

調布特別支援学校には一般の小学校に相当する小学部 表 1 教職課程の学生によって作成されたICT教材

表 1� ����������������ICT��

� �� ��学年 教科 教材名 ねら い 作成�

1 小学部1年 音楽

自立学習

こぶたぬきつねこ 童謡「こぶたぬきつねこ」を先生と生徒が一緒に歌う際に、

映像教材を利用して視覚的に楽しみ、また、歌詞を確認できるようにする。 学部4年生

2 小学部4年 国語

算数 どっちかな?

生徒に指定されたものを選択させ、同じものを比較したり、名前と同じもの を選ばせて、

物事の名前とその絵を結び付けるトレーニングを行う。

学部1年生

3 小学部4年 国語 どっちちどっち

生徒が嬉しい気持ちや自分にとって良い選択を理解していくための学習を 行う際に、その過程を支援できるように、2つの絵を選択させる方法で、どっ ちを選んだら自分が嬉しくなるのかを考えさせる。

学部4年生

4 小学部4年 自立学習 あいさつしよう

・基本的な「あいさつ」をICT教材を利用して学んでいく

・それぞれどのような場面でどのような挨拶をするべきかを理解し、実際に できるようにする

学部4年生

5 小学部6年 国語 ひらがなの書き方 ひらがなの書き方や、そのひらがながついている物の名前を学習していく。 学部4年生 6 中学部1年 体育 運動会事前学習 運動会や、そこで行われる競技の説明を行い、スムーズに運動会の練習

を始めることができるように支援する。 学部1年生

7 中学部1年 アルファベットを探せ・日常の場面において、どこでアルファベットが使われているかを知る

・アルファベットの読み方や書き方を学ぶ 学部4年生

8 中学部2年 英語

国語 What's this

・様々なものの英語の名前を学習する

・隠れているものを当てるといったゲーム性を持たせ、楽しんで学ぶことが できる

学部4年生

9 自立活動 いろいろなきもち ・様々な場面で人はどのような感情を持つのかを学んでいく

・様々な場面における感情表現の方法を学ぶ 学部4年生

10 小学部1年 名前学習 絵と見本の名前を見ながら、正しい文字を選択することで正確に物の名前

を覚える。 学部4年生

11 小学部1年 国語 算数 自立学習

○○はどっち? 2つの異なるものを、聞かれた問通りの答え方ができるようになる。 修士2年生

12 小学部2年 せんをつなげよう

・左右の同じもの同士を線で結ばせることによって、同じ動物や図形を認識 させる

・アニメーションによる視覚効果により、より楽しんで学習できる

修士2年生

13 小学部6年 音楽 おいしいものの歌 『日本全国おいしいものの歌』の歌詞に合わせて絵を表示することで、

内容を視覚的に理解できるようにする 学部2年生

14 中学部1年 家庭科 給食配膳 和食配膳

学校での給食や家庭での食事において、正しい配膳ができるように楽しく

学ぶ。 学部4年生

15 中学部1年 家庭科

果物教材 野菜教材 調理器具

果物・お野菜・調理器具の写真を見て、そのものの名前を覚えられるように

なる。 学部4年生

16 中学部1年 家庭科 お弁当を作ろう 自分の好きなおかずを詰めて、お弁当を作る。 学部4年生 17 中学部2年 家庭科 マナーについて勉強

しよう 食事の時のマナーを楽しみながら学ぶ 学部4年生

18 ももたろう 桃太郎の内容を理解する。 修士2年生

19 小学部5年 音楽 字幕制作ソフト 音楽の授業において、音楽に合わせて歌詞を追うことが出来るようになる 学部2年生 20 中学部3年 音楽 日本の楽器 日本の楽器について学ぶ

箏のひき方について学習し、数字譜を用いて音楽を弾けるようにする 学部1年生 21 中学部3年 数学 すごろくの説明 すごろくの遊び方についてパワーポイント上のシュミレーションを通して学

んでもらう 学部3年生

22 中学部3年 数学 カレンダーのおべん

きょう カレンダーを用いて、月・日付・曜日を読み取れるようにする。 学部4年生 平成24年度

平成25年度 平成23年度

(7)

50 佐々木啓子,赤澤紀子,金子 麦 (2015年2月)

と中学校に相当する中学部が併置されている。本学の学 生たちは小学部・中学部それぞれの教員が担当する学年 の教科の教材を作成することとなった。また、一般の小 学校・中学校に見られない「自立活動」の教材も作成し た。「自立活動」とは「障害による学習上又は生活上の 困難を克服し自立を図るために必要な知識技能を授ける ことを目的とする。」と学校教育法第72条で示されてい る特別支援学校の教育課程上で重要な位置を占めている 活動である。

教職課程の科目を履修する学生が作成に携わった教材 を表1に示す。表からわかるように、作成した教材の 対象学年は小学部1年から中学部3年まで多岐にわた る。作成されたICT教材の教科は教科主要科目だけで なく実技教科や自立活動もあり、偏りはあまり見られな い。

教材作成に参加した学生は学部4年生が多くみられ、

修士2年生と合わせて最終学年の学生が多いという傾向 にある。参加する学生は将来、教員を目指している学生 が多く、卒業後はその半数程度が教員となった。

教材の多くはPPTを用いて作成するよう特別支援学 校の教員から求められた。特に、初年度である平成23

(2011)年度は、作成を依頼された教材の内、7割以 上の教材がPPTを用いて作成するよう依頼されている。

しかしながら、PPTにて作成するよう依頼された教材 のなかには、PPTでは実現不可能な教材も多く、やむ なく別のツールを用いて作成した教材もあった。初年度 は特別支援学校教員側のPPTの修練度が低く、そのた めにPPTに対して過度な期待を持ってしまったことが 要因として推察される。

平成24(2012)年度は特別支援学校にiPadが導入さ れたこともありPPTを用いた教材作成の依頼は4割で あったが、平成25(2013)年度は依頼された教材の6 割はPPTを用いて作成するよう依頼された。このよう にPPTが再度増えた要因としては特別支援学校の教員 間でPPTの使用が一般化してきたことと、必要に応じ て教材を作り変えて使用することが容易なPPTが見直 されたものと推測される。

5-2.教材例

本節では、学生の作成した教材の一例を使い方および 工夫の観点から解説する。

(1)ひらがなの書き方

ひらがなの書き順および、その文字から始まる物の名 前を覚えるための教材である。教材の使用例を以下に示 し、教材使用時の画面例を図2に示す。文字の書き順を 動画で示す(図2[1])。筆順が表示されるとき、矢印で 書く方向を示す。すべて書き終わると、そのひらがなが

発音される(図2[2])。次に、書き順を学習したひらが なから始まる物を考える問題が出題され(図2[3])、正 しい物をクリックすると、正解ならば〇(マル)不正解 ならば×(バツ)が表示される(図2[4])。教材作成時 に学生は、ひらがなの書き順がわかりやすいように、動 画を使って実際に線が表示される感覚で書き順を理解で きるようにした。また、書き順だけでなく発音の仕方や、

そのひらがなが使われているものはどのようなものであ るかなどを知り、実践的に使うことができるように工夫 した。

図2  ひらがなの書き方 画面例(平成23年度 学部4年生 金澤功祐 作成)

(2)こぶたぬきつねこ

童謡「こぶたぬきつねこ」歌うための教材を紙芝居 形式で作成した。ICT教材の狙いとして、楽しい雰囲気 を盛り上げるという動機づけがあり、ICT機器を活用し、

各動物の絵を歌に合わせてモニター画面に表示すること で、目で見ても楽しめるように工夫されている。

教材の使用例を以下に示し、教材使用時の画面例を図 3に示す。教員と児童は、教材の絵に合わせて、こぶた ぬきつねこを歌う。「動物のイラストと名前」スライド と「動物のイラストと鳴き声」スライドが、こぶた、た ぬき、きつね、ねこの順番に表示される。それぞれのス ライドでは、動物をクリックすると文字の色が変わり、

文字や動物が動く(図3[1][2])。ねこの鳴き声スライ ド (図3[3])では、終了スライドを選択すると、スラ イドが終了する(図3[4])。また、最初の動物(こぶた)

の名前スライド、鳴き声スライドを選択することもでき、

繰り返し歌うことが可能になる。

教材には、音声を付けず、教員と児童が一緒に歌うこ とができるようにしている。さらに、各スライドに動き をつけることにより、児童が飽きることなく教材が使用 できるようにしている。

(8)

図3  こぶたぬきつねこ 使用例(平成23年度 学部4年生 金澤功祐 作成)

(3)カレンダーのお勉強!

カレンダーを用いて、月・日付・曜日を読み取る教材 を作成した。日付、曜日についての理解を深めることを 目的としている。教材の使用例を以下に示し、教材使用 時の画面例を図4に示す。今月の月を問うスライドが表 示される(図4[1])。正解であれば、「やったね‼」が 表示され、生徒が「やったね‼」をクリックすると次の 問題が表示される(図4[2]左)。間違った場合は「やり なおそう」の文字が表示され、生徒が「やりなおそう」

をクリックするともう一度同じ問題に取り組むことが出 来る(図4[2]右)。同様に、今日の日、曜日を問う問題 が出題され、生徒は問題に取り組む(図4[3])。また、

翌日の日、曜日を問う問題を出題することができる(図 4[4])。

図4  カレンダーのお勉強! 画面例(平成25年度 学部4年生 五十嵐 一太 作成)

(4)名前学習

物の名前を正確に覚える教材を作成した。教材の使用 例を以下に示し、教材使用時の画面例を図5に示す。初 めにイラストとその名前が表示される(図5[1])。児童 は一文字ずつ正しいと思う字をクリックする(図5[2]

[3])。正解すると〇(マル)が表示され、上部の四角に 文字が表示される。不正解の場合は、×(バツ)が表示 され、児童は正解するまで解答を繰り返す。すべての文 字を正解すると物の名前が音読される(図5[4])。本教

材は、名前を視覚のみではなく、物の名前の音読を入れ ることにより、児童が聴覚からの情報が得られるように 工夫している。また、問題のジャンル5種類(動物、果 物、野菜、数、色)を用意し、ジャンルごとに10個の 素材を作成して、計50個の物の名前を覚えることを可 能にした。

図5 名前学習 画面例(平成24年度 学部4年生 高橋 敦志 作成)

5-3.ICT教材の効果

教職課程支援室からICT活用推進事業(ICT教材作成)

に参加した学生は、学部4年次の学生が多数いた。さら に、本教材作成を卒業研究に発展させた学生も数名いる。

本節では、本教材作成を題材にした卒業研究(以降、本 卒業研究)についてのまとめと、ICT活用推進事業の取 り組みの学生に与える効果について述べる。

本卒業研究は、先行研究によっても、ICT教材が児童・

生徒の注目を集め、興味・関心、そして集中力を高める 効果があることを示した。さらに、教材は、提示形式の 教材よりも作業形式、あるいはゲーム形式の教材がより 効果的ではないかと推測し、ゲーム形式の教材を作成し

(例:図6)、その効果を検証することとした。

図6  クイズ形式教材(調理器具の用途を学習する)(平成24年度 学部4年生 松葉昂 作成)

(児童・生徒が使用する調理器具を選びクリックすると、選んだ調 理器具が正しいか否かを判別する教材)

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52 佐々木啓子,赤澤紀子,金子 麦 (2015年2月)

さらに、研究中に作成した教材は、児童・生徒自らが 操作できるよう作成し、ICT機器に慣れる効果も期待し た。これは、情報化社会を生き抜くためにはICTを活 用できることが望ましいと考えられ、そのためには教育 の段階でICTに触れる必要があるであろうと考え、本 卒業研究の教材も、そのための一つの方法であると考え たからである。

では、本学の学生とってICT教材作成はどのような 教育効果があったであろうか。一つには、学生が、作成 した教材を使用している授業を観察したことにより、児 童・生徒が楽しみながら学習を進め成功するたびに喜び の様子を浮かべていたことから、児童・生徒の興味・関 心を高めることができたという確信が得られたことであ る。いま一つには、特別支援学校に通う児童・生徒を 対象にして開発したICT教材は、普通学級に通う児童・

生徒にも適用できるのではないかと、教材の利用範囲の さらなる可能性について考察することができた点である。

本卒業研究において、卒業研究者は、度々特別支援学 校にて授業の様子の見学し、担当教員とも児童や教材に ついての話を深め、教員にとって児童・生徒に合わせて 改変しやすい教材になること、児童・生徒にとって、楽 しみながら学習をし、最大限の学習効果が出るように工 夫を重ねていた。

これらのことから、ICT活用推進事業の取り組みは、

特別支援学校の教員や児童・生徒にとって、メリットが あるだけでなく、教材を作成した学生にとっても、実際 の教育の場を直接体験し、教材作成をする際の教員とし ての観点を特別支援学校の教員から得る重要な取り組み となっったのであった。

さらに、今後、教育の情報化が進む中で、これから教 員を目指す学生たちは、実際の教室で児童・生徒を観察 し、指導する教員の意見を聴き、ICT教材を教育に有効 に活用することについて、熟考しながら改良をしていく ための良い機会を得たことの効果は大きかったといえる。

5-4. ICT教材作成における教職課程支援室の活動とそ の効果

特別支援学校のICT教材作成に参加した学生の中に は、使用するツール(ソフトウェア)への不安を抱える 学生もいた。そこで教職課程支援室では、PPTの技術 的な指導をするとともに、特別支援学校の教員と学生の 打ち合わせにおいても様々なアドバイスを行って、学生 のサポートを行ってきた。

作成された教材は、教職課程支援室にデータとして蓄 積し、教職課程を履修する学生によって作成された教材 として、オープンキャンパスやオープンラボの際に展示 して紹介している。学外では第7回全国高等学校情報教 育研究会(2014年 埼玉大会)で紹介し、現職の高等

学校教員らから強い関心が示された。

こうした取り組みに対して、一般の高等学校において も、ICT教材の開発には情報系の研究者や学生などのサ ポートが必要ではないか、という意見が多く寄せられた。

このことから、教職課程支援室としては、この事業は引 き続き研究の一環として継続的に取り組む事の必要性を 認識した。

6.まとめと今後の課題

東京都立調布特別支援学校のICT活用推進事業には 3年間で電気通信大学の教職課程履修の18名が参加し、

特別支援学校の教員とマンツーマンで教材開発に取り組 んだ。調布特別支援学校と本学の連携は本学の情報系研 究室がもつICT技術と、学生という人的リソースを活用 するものであり、一方で電気通信大学では情報系技術の 活用と普及を目指してのことであった。また、教職課程 部会では教職課程を履修している学部学生が、将来、学 校現場でのICT化に対応することを想定し、児童・生 徒にとってどのような教材が興味関心をもつか、そして 指導する立場の教員にとって、指導上も使いやすい教材 開発とその支援とはどうあるべきか、という点に力点を 置いて共同事業に取り組んだ。

学生たちが開発したICT教材の効果については、特 別支援学校の教員からその効果を、聞き取ることができ た。それによると、学生たちが作成したICT教材を実 際に使ってみると、これまで同様の学習内容ではこれほ ど長時間集中力が持続したことはなかったことが驚きで あった、とのことであった。さらに紙幅の関係で本論で は実際の画像を提示することができなかったが、表1の 教材番号13「おいしいものの歌」(音楽の教材)は、日 本全国の名産品を都道府県ごとに歌にしたものであった が、児童たちは、都道府県名を全て覚え、さらに県庁所 在地名や都道府県の位置や形までも自主的に覚え、教員 たちを驚かせた。

また、本論の筆者である佐々木と赤澤が、特別支援 学校で実際に児童が電気通信大学の学生が作成したICT 教材を使用する授業を観察した。筆者たちが観察した時、

児童たちはICT教材に対して非常な興味をもって取り 組んでいるようであった。3名の児童が交代でパソコン 画面のPPT画像で練習問題に取り組んでいたが、他の 児童が1つの問題に解答をしている時も、他の児童が画 面を覗き込み、共に取り組んでいる様子が観察された。

こうしたことは、ICT教材以外の教材ではあまり見られ ないことであるとのことであった。特別支援学校の児童・

生徒が視覚優位であることと、従来の視聴覚教材と異な り、双方向性があることによるものと推測される。

一方、教材作成を担当した学生たちは教材を完成させ

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るプロセスのなかで、それぞれの児童・生徒の障害の程 度や発達段階に応じて、どのような工夫が必要であるか、

また使い手である教員にとって、日常の指導のなかで ICTの活用がどのような実践的効果をもたらすかをつぶ さに観察し考察することができた。さらに、特別支援学 校で開発した教材は、一般の学校の児童・生徒にも活用 できる可能性は十分あることを確信した学生もあり、一 般の中学校などで同様のあるいは応用した形で数学や理 科のICT教材の開発に取り組む可能性を見出した。そ うした契機となったことは、教職課程の学生にとって非 常に有益であった。

また、その使用者である特別支援学校の教員は、当初 はPPTを使いこなすことに困難を感じていた者も少な くなかったが、学生との対話によって、学生が作成した 教材を授業で使用しながら、次第に可変する方法を修得 し、算数や国語といった教科の指導のみならず、学校内 外での生活指導へと、ICT教材の活用の範囲を拡大して いくことにつながった。

教職課程支援室としては、この3年間に蓄積したICT 教材について、その内容および使用上の効果に関して、

教材開発に携わった学生と、調布特別支援学校の教員全 員に対して、アンケート調査等を実施して詳細に分析す る必要があるが、それは次の課題としたい。

 *本研究は東京都立調布特別支援学校のICT活用推 進事業に電気通信大学総合情報学専攻の西野哲郎研究室 を中心とする協同事業として行われたもののうち、特に 教職課程支援室が中心となって教職課程の学生・大学院 生が開発した教材をもとに考察をしたものである。西野 哲郎教授、水戸和幸准教授、高橋裕樹准教授、後藤隆彰 特任助教とともに協同事業に参加させていただいたこと に感謝するとともに、この事業に取り組んだ松葉昂さん、

高橋敦志さんをはじめとする教職課程履修の学生・大学 院生の貢献に謝意を表したい。

【参考文献】

[1]  北垣郁雄・赤堀侃司『科学技術時代の教育』、ミネルヴァ 書房、2007年

[2]  独立行政法人情報処理推進機構『IT人材白書2014』、

2014年

[3]  東京都立調布特別支援学校『平成23年度 調布の研 究と実践:研究主題「ICT活用推進校としての1年」』

2012年2月

[4]  東京都立調布特別支援学校『平成24年度 調布の研究 と実践:研究主題「生き抜く力を育む授業を考える」』

2013年2月

[5]  文部科学省『特別支援学校 教育要領・学習指導要領』

平成21年3月告示、海文堂出版

[6]  内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室「日本再興戦 略─JAPAN is BACK─」、2013年6月14日閣議決定。

[7]  内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室資料「創造的 IT人材育成方針の概要」2014年2月

[8]  総務省「創造的IT人材育成方針の概要」資料2014年2 月

[9]  文部科学省「学びのイノベーション事業」実証研究報 告書、文部科学省、2014年4月11日

[10] 文部科学省「ICTを活用した教育に関する懇談会」資料、

2014年8月29日

[11] 独立行政法人情報処理推進機構「IT人材白書2014」p.7 より

[12] OECD国際教員指導環境調査(TALIS)の結果概 要(2014年)6月公表)

[13] 文部科学省「第2期教育振興基本計画」2013年6月14 日閣議決定

参照

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