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『ものの温度とかさ』

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Academic year: 2021

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第4学年1組

理科学習指導案

指導者 ○○ ○○ 1 単元名 『ものの温度とかさ』 (12時間) 2 単元構想 【本学級の子どもの実態】 本学級の子どもたちは,「空気や水をとじこめると」の学習において,「閉じ込めた空気を圧すと,か さは小さくなるが,押し返す力は大きくなること」「閉じ込めた空気は圧し縮められるが,水は圧し縮め られないこと」を理解している。しかし,空気や水は,温度によってかさが変化することには,気付いて いない。金属についても同様である。また,自分の予想や実験結果,結果から分かることを説明する中で, 友達の意見から自分の考えに,付加・修正を行いながら,結論を導き出す力も十分には育ってはいない。 【表現活動Ⅰの工夫】 【表現活動Ⅱの工夫】 ○ 気づく段階 ○ 気づく段階 栓をした容器を手で圧したり,お湯につけ 表現活動Ⅰでかいたイメージ図をもとに たりして,栓を飛ばす2つの事象を体験する 自分の考えを説明する場を設定する。その 中で,分かったことや気付いたこと,不思議 中で、自分や友達の考えの共通点や差異点 に思ったことを自由に記述する場を設定す に気付かせるとともに、空気の変化と温度 る。その際,意識のズレを感じさせるために, との関係について課題意識をもたせるよう 2つの事象について,〈どうすると〉〈何が〉 にする。 〈どうなって〉の視点で学習プリントに記述 させたり、自分の予想をイメージ図で表させ ○ 調べる段階 たりする。 予想や実験結果,結果から分かることを, 説明ボードを活用しながら,グループや全 ○ 調べる段階 体で説明する場を設ける。また,その中で, 予想は,必ず根拠とともに書かせるように 友達の意見から自分の考えに付加・修正を する。また,空気や水、金属のかさの変化に 行いながら,空気や水,金属の温度とかさ ついて、結果の整理→結果の読み取り→見つ の変化の関係性を見出したり,考えの妥当 けたきまり→仮説の判断の順でまとめること 性を図ったりする場を設定する。 のできる学習プリントを用意する。 ○ 活かす段階 ○ 活かす段階 身の回りの事象について,学習したこと 身の回りの事象について,その事象が起こ をもとに説明させ,ものの温度とかさの関 る理由を,これまでの学習で見出したきまり 係についての理解を深めさせる。 と関係付けながら記述させる。 【めざす子どもの姿】 ○ 自分の課題をしっかりともち,空気や水,金属の温度とかさの関係について,意欲的に調べることが できる。 ○ 空気、水、金属の体積変化と温度との関係について、変化とその要因を関係づけて考えることができ る。 ◎ 自分の予想や実験結果,結果から分かることを,言葉やイメージ図を使って学習プリント等に記述し たり説明したりすることができる。 ○ 空気・水・金属は,温度によってかさが変化することを理解することができる。

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3 単元計画 段階 配時 学 習 活 動 と 内 容 教 師 の 支 援 2 1 栓をした容器を手で圧すと栓が飛び出すことと, 湯につけただけでも栓が飛び出すことから,課題 ☆ 栓をした容器を手で圧したときと, 意識をもつ。 湯につけたときの事象について,〈ど 気 ② 【手で圧したとき】 【湯につけたとき】 うすると〉〈何が〉〈どうなって〉の 手で押すと お湯につけると 視点でまとめたことをもとに、説明さ づ 中の空気が 中の空気が せる。その後、イメージを用いて説明 押し縮められて 温められて させる場を設定し、友達との違いに気 く 元に戻ろうとした ? 付かせ、学習課題をつかませる。 →栓が飛んだ →栓が飛んだ ☆ 安全のため,栓をした容器の上方に, 空気を温めると、どうして栓が飛ぶのだろう? 顔などを近づけないように指導してか ○ 空気と温度の関係について課題意識をもつこと ら,実験させるようにする。 9 2 空気を温めたり冷やしたりして,かさの変化を 調べる。 ☆ 実験結果の考察では,結果の整理→ ② (1) 容器を温めたときの,中の空気の変化について 結果の読み取り→見つけた決まり→仮 2/2 調べる。 説の判断の順で記述させる。 本時 ○ 空気は,温めるとかさが大きくなること 逆に,空気のかさは小さくなったりするのかな? ☆ 交流ボードを活用し,自分の考えが ② (2) 空気を冷やして,かさの変化を調べる。 グループのみんなに見えるようにさせ 調 ○ 空気は,冷やすとかさが小さくなること る。 空気鉄砲の時は,空気と水を調べたよ!水を温めたり冷 やしたりするとどうなるのかな? ☆ 自分の考えを,全員が説明するため, また,自分の考えに,より客観性をも ② 3 水を温めたり,冷やしたりしたときの,かさの たせるために,まず,グループでの説 べ 変化を調べる。 明活動を行わせる。 ○ 水も温めるとかさが大きくなり,冷やすとかさ が小さくなること ☆ 水の入ったフラスコを,温めたり冷 空気と水のかさの変化は,どっちの方が大きいんだろう? やしたりしても,水のかさの変化量が 十分に把握できないことから,追究方 る ① 4 空気と水のかさの変化量を比べる。 法を見直させ,より変化が分かりやす ○ 空気と水では,空気の方がかさの変化量が大き い方法を考えさせる。 いこと 空気や水以外のものはどうだろう?金属で調べてみたいな! ☆ 空気と水のかさの変化量を,視覚的 により分かりやすく捉えさせるため, ② 5 金属を熱したり冷やしたりして,かさの変化を 目盛りの入った注射器を用いるように 調べる。 する。 ○ 金属も熱して温めるとかさが大きくなり,冷や すとかさが小さくなること 1 6 身の回りの事象について,学習したことを生か 活 して説明する。 ☆ ファイルした学習プリントや既習図 か ① 事象 へこんだピンポン玉が元に戻る をもとに、自分の考えを記述させたり、 す ○ 今までの学習で見出したきまりを使って、説明 説明させたりするようにする。 すること

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4 本時の主眼 ○ 温められた空気はどのようになっているのかを,イメージ図や言葉で記述したり,自分の考えと友達 の考えとを比較しながら,説明したりすることができる。 ○ 空気は温められるとかさが大きくなるということを理解することができる。 5 本時指導の考え方 本時では,温められた空気はどのようになっているのかを、イメージ図や言葉で記述したり、自分の考え と友達の考えとを比較しながら、説明したりすることを通して、空気は温められるとかさが大きくなるとい うことを理解させることをねらいとしている。 そのために、まず、導入段階では、事前に予想した広がり説と上昇説の考え方や、2つの説を実証するた めの追究方法を確認し、学習の見通しを想起させる。展開段階では、考えた方法で追究活動を行い、実験結 果を絵図や言葉を使って記述させるようにする。追究活動後の考察については、,考察手順表を用いて、結 果の整理→結果の読み取り→見つけたきまり→仮説の判断の順でまとめさせる。これは、必ず個人レベルで 行わせるようにする(表現活動Ⅰ)。そして,個人の考えをグループや全体で説明していく中で,友達の考 えや意見を取り入れ,自分の考えに付加・修正を行っていく(表現活動Ⅱ)ことで、「空気は温めるとかさ が大きくなる」という結論を見出させる。このような過程を通して、科学的な見方や考え方を育てていきた いと考える。 6 準備(教師と子ども) 【教師】 お湯、マヨネーズ容器、空気鉄砲の筒、スポンジ(空気鉄砲の玉)にアクリルパイプをつけたも の、水風船、布巾,ゴム手袋,説明ボード,差し棒、作業用ゴーグル 【子ども】学習プリント 7 本時の学習活動の展開 段階 学 習 活 動 と 内 容 教 師 の 支 援 1 前時学習を振り返り,本時学習のめあてをつかむ。 ☆ 予想する段階では,容器の中の空気 がどのようになっているのか,イメー 予 ジ図をかかせ,視覚的に考えが分かる ようにさせておく。 想 ふくらみ説 上昇説 ☆ 予想についての全体説明を行い,そ 導 考 容器の内側全体に力が加 空 気 が 上 に あ が っ て い の中で,自分の考えと友達の考えとを え わり,栓を飛ばした。 き,容器の中から栓を上に 比較させる。 方 (容器の中の空気のかさ もちあげ,飛ばした。 入 が大きくなる) 方 つぶれたマヨネーズ容器 筒の両端に風船をつけ、筒 法 をお湯につけて温める を縦にして温める →元の形に戻るだろう →上側の風船のみふくら むだろう ○ 実験計画を確認したり,説明したりしながら,追究 の見通しの想起ができること めあて 空気は温めるとどうなるのか、マヨネーズようきや、風船のふくらみ方で調べよう。

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2 実験計画をもとに,追究活動を行う。 ☆ より確かな結論を得るため、子ども (1) ふくらみ説と上昇説の実験を行い、実験結果を記述 には、両方の実験を行わせ、2つの説 する。その後、結果を全体で確認する。 の考え方を明らかにさせる。 (表現活動Ⅰ→表現活動Ⅱ) 【結果の整理】 ☆ 熱湯を使用するので,扱いには十分 注意するよう促す。 変化の様子 ☆ 実験は,安全確保のため,ペアで行 へこんだ お湯につけると、へ わせるようにする。 マヨネーズ こんでいたところが 展 容器 ふくらんだ。 ☆ 実験結果の考察では,結果の整理→ 両端に風船の 温めると、両端の風 結果の読み取り→見つけた決まり→仮 ついた筒 船がふくらんだ。 説の判断の順でまとめさせる。 ☆ 実験結果を絵図や表に表わさせる。 ○ 2つの考え方を明らかにすること また,この絵図や表を用いて説明活動 を行わせ,自分の考えが,みんなに視 (2) 実験結果から考察を行い,考察したことを「グルー 覚的に分かるようにする。 プ→全体」で説明し,空気の温度とかさのきまり(関係 性)をつかむようにする。 ☆ 考察が苦手な子には,考察手順表を 【結果の読み取り】(表現活動Ⅰ) 見ながら考えさせるようにする。 開 ・マヨネーズ容器やペットボトルはふくらんだ。 ・両方の風船がふくらんだ。 【見つけたきまり】(表現活動Ⅰ) ・空気は温めると,どんどんふくらむ。 ・空気は温めると、かさが大きくなっていく。 【仮説の判断】(表現活動Ⅰ) 容器が膨らんだので,ふくらみ説(上昇説) ☆ 自分の考えを,全員が説明するため, は,正しかった(正しくなかった)。 また,自分の考えに,より客観性をも ○ 実験結果を整理し,考察することができること たせるために,まず,グループでの説 明活動を行わせる。 【見つけたきまり→みんなのきまり】(表現活動Ⅱ) グループでの 全体での きまりの ☆ 説明ボードを活用し,自分の考えが 説明活動 説明活動 確立 グループのみんなに見えるようにさせ ○ 友達の考察から,自分の考察に付加・修正を行いな る。 がら,きまり(結論)を導き出すこと ☆ 全体交説明では,キーワードとなる 言葉をみんなで選び,それをもとに, へこんだマヨネーズ容器を温めると膨らんだ。また、両端に 自分の考えに付加・修正を行わせなが 風船のついた筒を温めると、両方の風船がふくらんだ。このこと らきまりを見出すようにする。 から,空気は温めると,かさが大きくなるということが分かった。 よって,自分の予想は○○だった。 3 次時の学習課題への見通しをもつ。 ☆ 空気を冷やすとどうなると思うか, 終 予想させる。 末 まとめ 空気は、温めると「かさ」が大きくなる。

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