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[記事](研究発表会要旨)泡盛麹菌のフェルラ酸エステラーゼ: 沖縄地域学リポジトリ

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Academic year: 2021

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Title

[記事](研究発表会要旨)泡盛麹菌のフェルラ酸エステラー

Author(s)

知花, 邦夫; 石原, 昌信; 当山, 清善

Citation

南方資源利用技術研究会誌 = Journal of the society tropical

resources technologists, 13(1): 49-49

Issue Date

1997-10-20

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12001/14142

(2)

Vol.13Hal1997

泡盛麹菌のフェルラ酸エステラーゼ

琉球大学農学部 生物資源科学科 ○知花邦夫、石原昌信、当山清書 【目 的】 植物細胞壁の構成多糖類は植物の伸長 ・分化に関与 していることが知 られているが

、 p-

クマル 酸やフェルラ酸等のフェノール化合物が本多糖成分 とェステル結合により存在 していることが明 ら かとなり注目されている。フェノール化合物及びそのオ リゴ糖エステルは抗菌、抗酸化活性及び酵 素阻害活性等の生理活性を有 しており、植物か らの有用物質生産 という視点か らも興味が持たれて いる。これ らの化合物を植物組織か ら自然の状態で抽出するには酵素処理法が有効な手段であると 考え られているが、本処矧 こおいてはセルラーゼやヘ ミセルラーゼ等複数の植物組織分解酵素が必 要である.セルラーゼやヘ ミセルラーゼについてはこれまでに多数の報告があり、多 くの知見が得 られているが、植物組織の酵素分解過程で生成されるフェノール敢エステルに作用するフェルラ酸 エステラーゼに関す る研究はほとんど行われていない。そこで本研究では微生物における本酵素活 性の分布 と諸性質等について調べたので報告す る。 【方 法】 菌 の培養 は小麦 フスマ個体塔 に前培養菌 体 を接種 した後、 30℃で 4日間静置 して行 った。 酵素液の調製は、培養菌体に2倍量の蒸溜水を加え、室温で60分間 ときどき撹拝す ることにより 酵素を抽出 した後、蒸潜水に対 して一昼夜透析 して行 った。酵素反応の組成は、パイナップル茎部 か ら調製 されたフェルラ酸含有オ リゴ糖エステル溶液 (pH4.5)1.Omlに帝素液0.5mlを加えたのち、 総量を蒸滑水で2.Omlとした。酵素反応は37℃で10分間インキュベ- トして行い、 10分間煮沸す る ことにより反応を停止 させた。酵素反応で生成されたフェルラ酸の&lj定は高速液体クロマ トグラフィー により行 った。酵素活性は所定条件下で酵素液1.Omlが生成するフェルラ敢量 と し、Unit/mi で表 示 した。 【結 果】 各種糸状菌の小麦 フスマ個体培養菌体か ら調製させた粗酵素液についてフェルラ酸エステラーゼ 活性を測定 した結果、泡盛麹菌3145に最 も高い活性が認められた。本菌株による酵素生産性は、キ シラン等のヘ ミセルロースを培地へ加えることにより誘導的に増大 した。本酵素活性は小麦 フスマ 個体培地において高い値を示 したことか ら、本個体培養菌体の粗酵素液を用い、DEAESephade xA-50,DEAE Toyopear1650,ToyopeadHW-55カラムクロマ トグラフィー及 びHPLCによ りデ ィ スクゲル電気泳動的に均一になるまで酵素の精製を行 ったO精製酵素の最適反応温度及びpHはそ れぞれ50℃及びpH6.0であった。また、本酵素はpH4-10の範囲で比較的安定であった。

参照

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