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喫煙習慣が運動時と回復期に及ぼす影響について : 心拍応答を中心に

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Academic year: 2021

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(1)Title. 喫煙習慣が運動時と回復期に及ぼす影響について : 心拍応答を中心に. Author(s). 古川, 昇; 越山, 賢一; 前上里, 直; 佐々木, 茂喜. Citation. 北海道教育大学紀要. 自然科学編, 53(1): 25-30. Issue Date. 2002-09. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/579. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . ・ 平 成1 4年 9 月. 北海道教育大学紀要 (自然科学編) 第53巻 第1号. Sept ember .2002. fEduca口on (Na ISc i ) Vo l I lo fHokka i i i tura tyo do Un Journa ences vers ‐ .53 .No. 喫煙習慣が運動時と回復期に及ぼす影響について -- 心拍応答を中心に--. 古川. 昇* . 越 山. 賢 一 *.前上里. * 直*.佐々 木茂喜*. 北海道教育大学岩見沢校保健体育科研究室* 北海道浅井学園大学**. How s1 tsthe body duri ] ng a桂eC ] ng and after exerc1sung. エ ーoki i ---- Based on heart s---- ‐rate an副ys. FURUKAWA Noboru* . KOSI紅YAMA Kenicl誼* MAEUEZATO Naoshi* .sASAK1sh igek i** *D i i i IEducat l tmentofHea th and Phys on j 〔 n epar ca zawa Campus ,lwa i i ivers i 8642 Hokka ido Un ty ofEducat on l 【 n zawa ‐ ,エwa ,068 ** H kki i 8511 ty - o ado AsaiGakuen Univers .Ebetsu ,069. Abst 『act Dur ingthecol lege years many young men and women acquirethe habi tofsmoking .Sincetbe hu‐ l ievedthatsmoking dur ingthi i ingthese years iod can have ti ty dur sbe man body reaches matur s per ,i irhea l lbutal i i lstrength ts notonly on the thin genera adverse e茸ec so on the r Phys ca sstudy shows ‐Thi how smoking af fect ing and 証terexerc i ing ma l l leco legestudent sthe body dur eandfema se bycompar s who are smokersandthose who are non…smokers, Both ma lesmokersand non‐smokers did notshow any d i茸erencein heartrateaf ter exercls・ng.But ing exercise,smokersshowed ano桓ceably higher heartrateth鎚ーthe i dur rnon‐ smoking counterP欲t s ‐ i 手erencein heartrates during exercise‐ However, 血 compadson,femalestudentsd i d notshow any di lesmokershowed as fema ign ter exerclslng‐ The smokers heそばtrate was not- L市candyfaster heそばtrate af iderableamountof錠mefori l ttook a cons ttos ablyincreased andi ow down ssuggeststhatsmoking ‐Thi has a greate杜ecton the respiratory and c i rculatory systems . ln conclusion there lat ions l鯖p betweensmoking habi t tsandi ts adverse e茸ecton the sofyoung adul ,. icalstrength ofthe human bodyi sapparent phys ‐工tisveryimportanttoteachthem the dangersof l tbecomes habi tua smoking bef orei .. 25.

(3) . 古川. 緒. 昇・越山 賢一・前上里 直・佐々木茂喜. 言. 2) 平均年齢 男 子 :19.4歳, 女子 :19‐3歳. 喫煙が健康におよぼす影響について, タバコが 江戸時代に伝来して以来, 「毒煙で百害有っ て一. 3) 対象者の運動経験 本研究では,有害物質の残留推察のため, 被験者の運動経験は考慮していない.. 利 無 し」と 言 わ れてき たよう に当 時か らタ バ コ は,. 身体機能に有害であることが認識されていた. タ バ コ が有 害 である と言 わ れる 由縁 は, タ バ コ に含. まれる成分にあることが諸家によって明らかにさ. 2. 測定期日 2001年 6月21日. 3. 測定内容. れて いる. な かでも, ター ルや ニ コチ ン, ベ ンツ. ①男 子 :エ アロ バイ ク ペ ダリ ン グ と し, 負 荷 は. ピレン等は, 呼吸循環器系・異常分娩・肺ガンの. lkp に 固 定 し, 60回転/分 の速度でペ. )とさ れて いる リ ス ク が高 い7 .. ダリ ング した後, 3 分 間 休息 と した.. わ が 国にお ける 喫煙率 をみる と 男 性 で53‐5%,. ② 女 子 : トレ ッ ドミ ル歩 行 と し, 120m/分の 速. ) 経年的 女性 で13‐7%, 合 計 で は33‐6% であ り3 ,. 度 で歩 行 し, 3 分間休息 と した.. にみると男性では漸減傾向であるが,女性の20代, )こ 30代の若い女性の喫煙率は近年増加している2. なお, 負 荷 時間 は, マス タ ーの 2 階段 昇 降. 運動の負荷時間に準拠して運動時間を設定し. とが指摘されている. また, 青少年の喫煙実態調 査において高校3年生の喫煙率をみてみると, 男. た‐ 回復期の時間は被験者の学生が健康体で あり, 負荷強度が軽度であると推測されるこ. )こ 子 生 徒 で は約37%, 女 子 生徒 で は16% であ る9. とから負荷時間と同じにして, 運動時, 回復. とが報告されており, 青少年における喫煙も引き. ) 性 期 の心拍 数の 変 動 を10秒 ごと に記 録 し4 ,. 続き 問 題と な っ ている.. 別ごとに喫煙群, 非喫煙群に分類して時系的 に観察し喫煙の影響についての検討を試み. 青少年期のような早い時期からの喫煙は, 習慣 化 さ れる とニ コ チ ンの作用 に より 断つ こ と が非常. た.. ) 特に大学生の時期は喫煙が生活 に困難であり8 , 習慣の中でも習慣化しやすい時期として考えられ. 4. 使用機器. る. このような時期の習慣的な喫煙は健康へ悪影 響を及ぼすことは言うまでもないが, なかでも体. ①エア ロ バ イ ク :型 式. NO Z 55208型. モナーク社製 ② ト レ ッ ドミ ル:型 式 STM‐1500型. ㈱ 大武ルート 55208型. 力的にピークにあるこの時期の喫煙は, 身体運動 に大きな影響を及ぼすと考えられる. そこで本研究では前述のリスクの他に, 有害物 質の影響を受けやすい青少年の健康・体力の維持. 結. 果. 増進の視点から, 大学生男女を対象に非喫煙群と 喫煙群に運動負荷を課して, 心拍応答から喫煙の. 1. 時系的変動 ‐男女の非喫煙群と喫煙群の運動時・回復期の心. 影響を検討することとした.. 拍数の時系的変動について各群 ごとに平均値を求 め た.. 研究方法 1. 被 験 者 0名 1) 健康な大学生 4 ①非喫煙群 男性 10名, 女性 10名 0名, 女性 10名 ②喫煙群 男性 1. 26. 表1のように男子では, 測定前の平常時心拍数 1±8.9拍/分, 喫煙 群 の平均 値 は, 非 喫煙 群 は711 は77‐4±4.9拍/分で 喫煙 群 が近 値 で はある が非 喫. 煙群よりも多かった. 運動開始後の心拍数の増加 は,1 分後 にお いて非 喫煙 群 で は78‐4±7‐0拍/分, 喫 煙 群 は94.4±12.3拍/分, 2 分 後 で は 非 喫煙 群.

(4) . 喫煙習慣が運動時と回復期に及ぼす影響について. 負 荷 終了 時 で は非 喫煙 群 は78.0±6‐8拍/分, 喫煙. 煙群の回復傾向は漸減の傾向を表し, 測定終了時 には平常時を下回る結果がみられた.. 群 は95.6±14‐1拍/分 で あ り, とも に 喫 煙 群 の 増. 女子については表2のように測定前の平常時心. は77‐6±7‐3拍/分, 喫煙 群 は97.0±14‐7拍/分.. 加 が非 喫煙群 を上 回 っ て いた. ま た, 平 常 時 と90. 拍 数 の 平 均 値 は, 非 喫煙 群 は67‐3±124拍/分,. 秒 と120秒 の 心 拍 応 答 に は P<0.05で, 喫煙 群 が. 喫煙 群 は71‐1±14‐7拍/分 であ り, 男 子 と 同 様 に. 有意な増加傾向が認められた. 一方, 母集団の分 散は, 非喫煙群に比べて喫煙群のばらつきが大き. 喫煙群が非喫煙群に比して多かっ た. 運動開始後 の心拍数の増加では, 1分後において非喫煙群で. か っ た.. は108‐4±14‐0拍/分,喫煙 群 は11 0‐6±11‐7拍/分,. 回復期の心拍数の変動は, 1分後において非喫. 2 分後 で は非 喫煙 群 は116‐6±154拍/分, 喫煙群. 煙 群 は71.7±8‐8拍/分, 喫煙 群 は85‐0±15‐2拍/. は1155±12‐7拍/分,3分 後 で は非 喫煙群 は119‐8. 分, 2 分後 で は非 喫煙 群 は71‐2±9‐4拍/分, 喫煙. ±16‐1拍/分, 喫煙 群 は115‐9±13.2拍/分 で あ っ. 群 は80‐8±13‐7拍/分,3 分後 で は非 喫煙 群 は71‐0. た‐. ±8‐7拍/分, 喫煙 群 は79‐4±14‐1拍/分 で あ り,. 回復期の心拍数の変動は, 1分後において非喫. いずれも喫煙群に比べて非喫煙群の方に減少がみ. 煙 群 は68‐4±9.0拍/分, 喫煙 群 は95‐8±15.2拍/. られた. また, 回復期の心拍数の減少は, 時系的 経過では喫煙群の減少は遅速であり, 集団個々の. 分, 2 分後 で は非 喫煙 群 は66‐1±6‐3拍/分, 喫煙 群 は89 .4±12 .8拍/分,3 分後 で は非 喫煙 群 は60‐5. 変動は顕著であり分散も大きかっ た. 反面, 非喫. ±4‐0拍/分, 喫 煙 群 は83‐8±13‐8拍/分 で あ り,. 表1 男子学生の運動負荷・回復期の心拍数の変動. 表2 女子学生の運動負荷・回復期の心拍数の変動. N. i exerc se 20-30 i exer c se 50-60 i exer c se 80-90 i exerc se llo-120 i exer c se 140-150 i exerc se 170-180 recover 20‐30 recover 50-60 recover 80-90 recover llo-120 recover 140一150 recover 170-180. 平均値. 非 喫煙 者. 10. 7・.1. 喫煙 者. 10. 非 喫煙 者. 10. 85‐70 82‐00. 喫煙 者. 10. 94.40. 非 喫煙 者. 10. 78.40 94.90 78.oo. 喫煙 者. 10. 非 喫煙 者. 10. 喫煙 者. 10. 非 喫煙 者. 10. 97‐00 77.6o. 喫煙 者. 10. 96.50. 非 喫煙 者. 10. 79‐60. 標準偏差 8‐89 6‐43. *. i exerc se 20-30. 6.88 12.29 7.0l 13‐86 7‐35 14.73 7.28 13‐90. t res. i exer c se 50-60. *. *. i exerc se 80-90 i exer c se llo-120 i exerc se 140‐150. 喫煙 者. 10. 95.60. 9.42 14.14. 非 喫煙 者. 10. 喫煙 者. 10. 78‐00 89.80. 6.80 13‐88. 非 喫煙 者. 10. 75.90. 喫煙 者. 10. 85.00. 7‐94 15‐16. r ecover 50-60. 非 喫煙 者. 10. 喫煙 者. 10. 71.70 93.60. 8.82 13‐95. recover 80‐90. 非 喫煙 者. 10. 71‐50. 喫煙 者. 10・. 80.80. 7‐95 13‐72. 非 喫煙 者. 10. 喫煙 者. 10 10. 9.44 14.63 8.54. recover 140‐150. 非 喫煙 者. 71.20 80.20 71‐50. 喫煙 者. 10. 79‐40. 14.11. recover 170-180. 非 喫煙 者. 10. 71.00. 8.74 *. p<.05. i exer c se 170‐180 recover 20-30. recover llo-120. N. 平均値. 喫煙 者. 10. 7LI. 標準偏差 14.66. 非 喫煙 者. 10 ‐ 67.3. 12‐38. 喫煙 者. 10. 非 喫煙 者. 10. 95.30 91.70. 18‐92 16.37. 喫煙 者. lo. 非 喫煙 者. 10. llo.60 108.40. 11‐66 13‐99. 喫煙者. lo. l14.20. 12.89. 非 喫煙 者. lo. l15‐90. 喫煙 者. lo. l15.50. 12‐66 12‐66. 非 喫煙 者. lo. 喫煙 者. lo. l16.60 l15‐60. 非 喫煙 者. lo. l18.70. 喫煙 者. lo lo. l15.90 ll9.80. 13‐24. 非 喫煙 者. 15.42 14.63 17‐13 16‐13. 喫煙 者. 10. 100.40. 15.78. 非 喫煙 者. 10. 75.70. 喫煙 者. 10. 95.80. 非 喫煙 者. 10. 68.40. 7 .36 15‐21 9.03. 喫煙 者. 10. 93‐60. 14.25. 非 喫煙 者. 10. 喫煙 者. 10. 66‐10 89.40. 6.77 12.76. 非 喫煙 者. 10. 喫煙 者. 10. 66‐10 84.70. 6.33 13.80. 非 喫煙 者. 10. 62.00. 喫煙 者. 10. 83.80. 5‐25 13.77. 非 喫煙 者. 10. 60.50. 3.98 * p<.05. 27.

(5) . . 古川. 昇・越山 賢一・前上里 直・佐々木茂害. 0 8 0 6. 、後41‐2% 1 分 後 た の に 対 し て, 喫 煙 群 は30秒 , 34‐7%, 2分 後25‐9%, 3 分後17.8% であり, 喫. 40. 煙群の回復は平常時の状態までの回復には至ら. 20. ず, 統計的にも回復期の90秒から3 分ま で に は, 有意な差が認められる結果であった. 2. 移動平均値による心拍応答 時系的な心拍数の10秒毎の測定では, 瞬時の条. した.. Lr. ー コ 題 r -‐ t峠一. 鮎. . se eXer C 1. r eCOVe「. .. . . . ドニ 書 議 書 き 審 き 養 撃 護 襲 議 護 ・ 審 養 図1. 件の変化等によっ て心拍数の増減に影響をおよぼ すことから, 移動平均値を算出して心拍応答の増 減を平均化して表3, 表4ならびに図1, 2に示. ÷偶一非喫煙者. 0 0 1. 3 分 後 に は‐10‐1%と平 常 時を下 回る 数値 であ っ. 0 2 ー. は30秒 後12‐4%, 1 分後16‐3%, 2分 後 -1‐4%,. 0 4 イ. 非喫煙群の減少が顕著にみられ, 非喫煙群の回復. 男子学生の運動負荷・ 回復期の心拍数. の変動 (移動平均値) るとおり, 増加傾向は時系的変動同様に喫煙群の 増加が多かっ た. 運動時の平均最大値は非喫煙群. 男子の平常時平均心拍数は表3のごとく, 非喫. 87‐1±7‐0拍/分, 増 加 率9‐1%, 喫 煙 群 は97‐8±. 煙 群 は71.1±8.9拍/分, 喫煙 群 は77‐4±4.9拍/分. 13‐7拍/分, 増 加 率 は23.5% と, 運動 開 始 後60秒. でありた. 運動開始後の心拍数の変動は図1に見. か ら180秒 間 の 心 拍 数 の 増 加 は, P<0‐05で 喫 煙. 表3. 男子学生の運動負荷・回復期の心拍数の変動 N. 平均値. 喫煙 者. 10. 77.4. 非 喫煙 者. 10. i exer c se 20‐30. 喫煙 者. 10. 71.10 85.82. 非 喫煙 者. 10. i exerc se 50‐60. 喫煙 者. 10. 非 喫煙 者. 10. 81.70 94.27 78.7o. 喫煙 者. 10. 96.45. t res. i se 80‐90 exer c i se llo‐120 exer c i exerc se 140-150 i c se 170‐180 exer r ecover 20一30 recover 50-60. recover llo-120 ecover 140-150 r recover 170‐180. 4.88 8.89. t res. 5.74 6‐60. i exerc se 20-30. 12.02. i exerc se 50‐60. 7.15 14.02. 10. 77‐70. 7.30. 喫煙 者. 10. 97.64. 14.84. 非 喫煙 者. 10. 77.70. 喫煙 者. 10. 97.82. 7‐24 13.67. 非 喫煙 者. 10. 喫煙 者. 10. 78.30 97.18. 8.1o 14.01. 非 喫煙 者. 10. 87.10. 7‐0o 13.33. 喫煙 者. 10. 89.73. 非 喫煙 者. 10. 74‐50. 喫煙 者. 10. 85.00. 7.66 14.30. 10. 71‐08. 8.85 13.01. 喫煙 者. 10. 非 喫煙 者. 10. 82.27 73.10. 喫煙 者. 10. 80‐09. 非 喫煙 者. 10. 喫煙 者. 10. 71.09 79.09. 非 喫煙 者. 10. 71.80. 喫煙 者. 10. 非 喫煙 者. 10. 79.00 71.00. 9.35 13.30. *. i exerc se 80-90 i exer c se llo‐120 i se 140-150 exerc i exerc se 170‐180 recover 20-30 recover 50‐60 recover 80-90 recover llo-120. 9.22 13.79 8‐15. r ecover 140‐150. 13.29. recover 170-180. 8.56 * p<.05. 28. 女子学生の運動負荷・回復期の心拍 数の変動 標準偏差. N. 平均値. 喫煙 者. 10. 71.1. 非 喫煙 者. 10. 67.3. 喫煙 者. 10. 16.73. 非 喫煙 者. 10. 98‐44 92.00. 喫煙 者. 10. 12.80. 非 喫煙 者. lo. 109.89 llo.00. 喫煙 者. lo. l13.44. 12.81. 非 喫煙 者. lo. 13.9l 13‐00. 標準偏差. 非 喫煙 者. 非 喫煙 者 recover 80‐90. 表4. (移動平均値). (移動平均値). 14.66 12.38 15.41 13.70. 喫煙 者. lo. l15‐50 l16‐00. 非 喫煙 者. lo. l16‐60. 15.15. 喫煙 者. lo. l16.78. 非 喫煙 者. lo. l18.20. 14‐45 16.37. 喫煙 者. lo. l16.78. 14.07. 非 喫煙 者. 10. 120.10. 16.67. 喫煙 者. 10. 非 喫煙 者. 10. 102.89 78.60. 14‐22 8‐1l. 喫煙 者. 10. 98.22. 14.68. 非 喫煙 者. 10. 68‐90 94.44. 8‐08 12.87. 66.60 89.67. 13.17. 喫煙 者. 10. 非 喫煙 者. 10. 喫煙 者. 10. 非 喫煙 者. 10. 喫煙 者. 10. 64.40 ・86 44 .. 4.09 13.78. 非 喫煙 者. 10. 62.30. 喫煙 者. 10. 85.22. 4.95 13‐57. 非 喫煙 者. 10. 60.90. 4‐15. 5.38. * ・ p<.05.

(6) . 喫煙習慣が運動時と回復期に及ぼす影響について. みられた. 負荷時における喫煙者の心拍数が非喫. 1;躍をr. -. 〆*÷÷. る呼吸循環系能力の低下が考えられる.. \. 〆. 鰍楊. 〆. 煙 者 に比 して高 か っ た こ と につ い て は, 喫煙 によ. 輔. 喫煙 (タ バ コ) は, 主 ア ルカ ロイ ドと してニ コ. …. チ ン,副 ア ルカ ロイ ドと してノ ルニ コ チ ンを含 み, (Se eXer. r eCOVer r. r. 5 議 さ 嚢 寒 巻き謡 審 綴 ≦総義 喜 ≦ 図2. 女子学生の運動負荷・回復期の心拍数. の変動 (移動平均値). そ の他 微 粒子 相 に はニ コチ ン, ター ル, ベ ン ゾ( ) a ピ レン, ピ レン等 が含ま れてお り こ れら は肺 な ,. どの臓器に貯留し, 呼吸循環器系の機能低下に関 与 している. ま た, 喫煙 による 一 酸化 炭素増 大 は. 酸素運搬能のヘモグロビンが酸化ヘモグロビンに 変化し, 機能の低下を招来し, 酸素運搬能力の低 下による全身持久力の低下にも影響を及ぼす. 加. 群が非喫煙群に比して有意に心拍数が多かった.. えて, 血管の収縮が血流を阻害することも, 機能. また, 2群間における回復期の心拍数減少傾向 の比較では, 非喫煙群の減少は60秒で0 ‐8%に対. )と推 察 さ れる 低 下 の 因子 と して 関与 して いる6 .. して, 喫煙 群 は9‐8% と高 率 であ っ た.. また, タールの肺胞への貯留は, 先行研究におい て肺機能の低下をきたすことが報告されているこ. 12.4拍/分, 喫煙 群71‐2±14‐7拍/分 であ っ た. 運. とから, 軽負荷であっても喫煙の継続は呼吸器系 にも影響していることを示唆する結果であった.. 動開始後の平均 最大心拍 数は非喫煙群18 0秒の. ‐分の間に喫煙群において顕著に 負荷後1分から2. 120‐1±16‐8拍/分, 喫煙 群180秒 の116‐7±14‐1拍. /分で, 喫煙群が僅値で下回っ ていた. 増加率の. みられた負荷時の心拍数の増加は, 血管収縮に関 与するニコチンの薬理作用が, 軽負荷であるが生. 最 大値 は非 喫煙 群 の180秒 が76‐8%, 喫煙 群 は180. 体に影 響 をお よ ぼ してい る こ と が推測 さ れる. -. 秒 の63‐0% であ っ た が, 両群 間の差 に は有意 差 は. 方, 回復期においては統計的な有意差こそ認めら れなかっ たが, 非喫煙群が僅値で喫煙群より優っ. 女 子 にお ける 平 常 時心拍 数 は, 非 喫煙 群67.3±. み ら れなか っ た‐. 一方, 回復期での心拍数の減少率は非喫煙群が. inson の 最 大 心 拍 数 基 準 値 の10% に て お り, Rob. 顕 著 で あ り, 180秒 で -10.1%, 喫 煙 群 は17‐8%. 相当する軽負荷とはえども, 血流に影響を及ぼす. であり, 喫煙群は平常時心拍数までの回復 夏に至ら. も の とい える 知見 であ っ た‐. な か っ た. ま た, 回 復期80秒 か ら180秒 ま で の 減. 少率において, 非喫煙群が喫煙群に比して顕著で. 次に女子の心拍数応答の変動については, 時系 的推移では, 漸増傾向で負荷継続時の応答にはほ. あり, P<0‐05で有 意 な差 がみ ら れた.. とんど差は認められなかっ たが, 回復期における 心拍数の移動平均値の減少において, 回復 夏期90秒. 考. 察. か ら180秒 に P<0‐05で 有 意 差 が 認 め ら れ, 非 喫 煙 群 にお いて 回 復の 良いこ と を示 してい た.ま た,. 今回の測定で課した負荷強度は軽負荷であっ た. 増減率の推移では共に一過性の増加がみられたも. が, 喫煙習慣のある男女学生の運動時および回復 期における心拍数の応答では, 男子は負荷後120. のの回復期では喫煙群が非喫煙群よりも顕著に有 害物質の影響を受けていることを顕著に表してい. 、で, 喫煙群と非喫煙群と 秒から負荷終了の180秒. )は大 る こ と を推 測 さ せ る 結 果 で あ っ た. 坂井 ら5. の間に有意な差がみられた. また, 有意差こそ認 められなかったものの回復期では時系的および減. 学生を対象に体力と短期喫煙習慣との関わりにつ. 少率は非喫煙群と喫煙群の両群間において僅差が. いて, 非喫煙者と喫煙者を対象に踏み台昇降テス ト後の回復期の心拍数を比較したところ, 喫煙者. 29.

(7) . 古川. 昇・越山 賢一・前上里 直・佐々木茂喜. における運動後の心拍数の回復が非喫煙者より遅. 男子では回復期において非喫煙群と喫煙群の両. かった結果を得ている. 今回の女子の結果は, 測 定内容がトレッ ドミル歩運動であったものの非喫. 群間において有意な差は認められなかっ たが, 運. 煙者と喫煙者の運動後の心拍数回復結果としては. の増加が顕著であった. 一方, 女子では運動時に おいて両群間に差はみられなかったが, 回復期に. 坂井らと同様の結果であった. 男女の結果から, 負荷時の心拍数の変動は男子 では喫煙群よりも非喫煙群の方が少なく, 女子で は両群ともほぼ同一, 回復期においては男女とも 喫煙者に比して非喫煙者の方が心拍数が少ない傾 向が示唆され, 継続的な喫煙の習慣によるニコチ ンをはじめとしたタバコに含まれる有害物質作用. 動時において喫煙群は非喫煙群に比較して心拍数. おいて喫煙群は非喫煙群に比して運動後の心拍数 の回復が非喫煙者より遅く, 喫煙の有害物質によ る運動時の心拍数増加および運動後の回復の遅れ など, 呼吸循環系に影響を及ぼしている可能性が 示唆された. このように青年前期からの喫煙習慣の獲得は体. が運動後の心拍数の回復期に影響することを推測. 力低下につながることが考えられることから, 早. させる知見を得た. しかし, 統計的な差の視点か らいうと, 男子では非喫煙群と喫煙群の両群に負. 期からの禁煙教育の実施と喫煙が習慣化する前に 早めに喫煙を中止させることが重要である.. 荷時において差が認められたが回復時期には認め られず, 一方, 女子では両群間に負荷時において は差が認められず回復期において差が認められ. 参考文献 ) 喫煙による タ バ コ病. 喫煙 の医学‐ 雄( 1982. た. こ のよう な結 果 にな っ た の は, 一つ は男 女 の. 1) 平山. 測定内容の異なりが考えられる. すなわち, 女子 の負荷強度は, トレッ ドミル歩運動であり, 男子. 2 0 0 0 2) 国民衛生の動向 ( ) 厚生統計協会.. の ペ ダリ ン グの負 荷 が10% 強 度 に比 してやや きつ. 4) 斉藤. く, 最大心拍数基準値の38 ‐2%に相当する値で. 談社. 5) 坂井 学・高 本. あ っ た. ま た, 喫煙 期 間や1 日の 喫煙 本 数, 肥 満. 度, 日常の運動量な どの点において, 被験者の条 件を十分考慮できなかっ たことから男女の結果の 異なりや非喫煙群と喫煙群間における分散の大き さ がみ られ た の で はない かと 考 える. 従 っ て, 定. 量化や調査表作成の困難さな ど調査実施上の煩雑 さなど問題点があるが, 正確な情報収集の方法論. 講談社. 1998 ). 日本た ばこ産業. 3) 全国喫煙 者率調 査 ( 秀哉 ( 1982 ). 喫煙 の薬 理学‐ 喫煙 の 医学. 講 1994 ) 登・佐藤 宏穂・ 久島 公夫 (. 大学生の体力と短期喫煙習慣の関連‐ 体育学研究39-2 ‐ 90-99 1997 ) 喫煙と健康. 中央法規. 6) 佐々 木茂喜 ( 7) 津田 洋行 ( 1995 ) た ばこと発がん. からだの科学. 日本評論社. 1998 ). 日 本医事新報. 3327 8) 渡辺 登 ( ‐ . 29-34. 9)1 9 9 6年度未成年者の喫煙行動に関する全国調査報告 書( 1 9 9 6 ) ‐ 厚生省国立公衆衛生院疫学部.. の 開発 に よ っ て, 今後さ ら に検 討 していく 必 要 が ある.. 要. 約. 大学生の時期は喫煙が習慣化しやすい時期であ り, 体力的に最も充実するこの時期の喫煙習慣 は 健康への悪影響とともに身体運動にも大きな影響 を及ぼすと考えられる. そこで大学生男女の非喫 煙者および喫煙者を対象に喫煙が運動時, 回復期 に及ぼす影響について検討 した.. 30. (古川. 昇. (越山. 賢一. 岩見沢校教授) 岩見沢校助教授). (前上里 直. 岩見沢校講師). (佐々木茂喜. 北海道浅井学園大学教授).

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参照

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