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力量の判断について

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Academic year: 2021

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(1)Title. 力量の判断について. Author(s). 須見, 芳紀. Citation. 北海道学芸大学紀要. 第二部. C, 家庭・体育編, 13(1・2): 15-20. Issue Date. 1962-11. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/5831. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 北海道学芸大学紀要 r第二部). 第13巻 第1号. 力. 量. の. 断. 判 須. 見. に 芳. つ. 昭和37年9月. い. て. 紀. 北海道学芸大学旭川分校体育研究室 Yoshinor i SUM・ fs on t hej to h( t t 2 ) r e udgmen ng fthe hand dynan t l on l e er i lt i i l asur ed by meanso Thej fs h af ren l e t t . ca ra n ng we ert ・ e phys r engt udgn ・ ento h d d d h t t h t d d t r sr eng an l fofas t r engt,t esan a an a r s Thej ses r- one‐ha eeca n edi n thr udgment wasexami . h t i fthe s t twot rd s r engt anda n ・ eso ,. i l i i heaf t t ca i i lcond henorn t onofthe phys rcond i f ft e i i f i he d f tween t 1 on and t ・ a er ence be cance o gn . Thes l l i f l b N t t t i i di j s o o w s: s maea t r anng wasnotfoun nany case , amey su ecse han one lways n hi l fo fas t l o r et ima t sa engt i t t r t anda rd s j ses easone‐ha e c rength wh chthesub ( 1 ) Th est. i ima t i he unde t l tde on h r e s t ts su r ved f r om t ha l fofthe s o be are t een ・ st anda rd s r engt , , l. l l l hi he s t ows i t t s as fo t t y rd s rengt anda ec s es n ・ a e as t , Name , when ( 2 ) Thestrength whichthesubj. t t r ength han thes t anda rd s rd one l l hes h be hi t anda ds rgert t t rengt con ・ esl a s sma r engt . And whens s andar ,t h l t t i d d i t s h t t e a e ri i df her l l l tde es n l a on an lt eun er rve ron tbecomessma i st e su e r orme ri sl a rge , Thef ,i ・ . i i tma ton r imat i t r s anges oove e hes on t i ft t r i ima rom unde es r ength f l he ove t t her t tf on nto re s su e ron ・t , The po i l i f ot en k ogram, r om s xt. l h ha t he s rkab e ft t imes o s a rema ima r engt he sub t t andard s j e two t se s e ct ch t 3 ( ) Thestrength whi. i ima t t t on oover es endency t .. Sumi i ) lt r′ tsho ous pape ev i ・ vni na pr t o tha . Thet st o beequa ・ en oned aboves een ,196C ・ endency asn. l l f a sma l l er one h o be o ound t i l t ra t se s gene r rori , hej 1 1 r yf ed s engt udgmentofthe da y us ,i . ln t f h i i - i l b t i t e r e t c t o e f s r a n n b b l d es m u p i ra v p r l g d i h tseen seaner oro con y Accr ea st ・ o ea et o ecr pa ot s ng t ,i. fstrength, i i i b l t t y【 o. 1 960 ) 筆者はさ きに標題に関 して, 平常時における結果を報告 した ( . 本稿では, 運動直後の力量 判断について述べる, 測定の方法は, 第一報に準じた。 即ち, 2kg から, 2kg 間隔の所定の握力 (標準力量) を被験者 に発揮させた後, それの狗, 及び等量, 2倍の握力 (比較力量) を続いて発揮させた. そ して, そ れぞれの標準量に対する比較量と, 実際に発 揮した量との誤差を算出 した. このように して, 運動 後の力量判断が, 平常時や運動直前のそれとどのようにちがうかを調べた, ただ し, 一部について は, 設備の都合上 ブpツシュの握力計を用い, 普通の方法で測定 した.. 〔被験者〕 北海道学芸大学旭川分校体育専攻学生. 〔条件運動〕 A: 腕立伏臥腕屈伸~自由な早さで, できなくなるまで連続行う,. B: ス キ. 練. 習薄. 〔測定期日〕. A:1959~11 , B:1962~1. 1 96 2年1月 9 日 よ り13日 ま で5 日間, 十勝岳山ろくでスキー合宿集中訓練が行われた, この期間中の第1, 第 P 0 0~ 0 )宿舎で力量判断を測定した, 尚, 予備測定として, 毎日, 朝及び 3, 第5日の訓練終了後( .m.4:3 訓練終了後の2回, 握力, 反応時間, 点かぞえ等の検査を行い, 疲労状態を観察した, - 15 一.

(3) . ・力量の判断について{ 2 ). 結 果 の 考 察 1 , . 比較量を標準量の捻と した場合 図1及び2「A, B に示されたように, 腕立伏臥運動後の結果もスキー訓練期間中の三回の結果 もともに各標準量の%であると判断され. ・ 通勤感 o. た力量は, 標準量が どのような大きさで あっても常に各標準量の狗と いう物理的. ′ ′ ” ー キ. 誤 40. 量を超えた. 叉その誤差の割合は, 図を 見て分かる ように, 標準量の小さいとき. 差 20. ムに近づくと再び誤差は大きくなった。. 大きく, 標準量が大きく なるに したがっ て小さくなり, 標準量が握力のマキシマ. 2 4. これは, 標準量の大小 にかかわ らずそれ の%の力は常に過少評価されることを示 6. g 1 2 ‘4 1 0 1 6 18 20K s. 標. 準. 量. 図1: 標準量の抽の判断の誤差% {男,n賄5, 腕立伏, 腕屈伸後, 右手). す. この判断に寿げる過少評価の傾向は. 第一報の結果や, 本稿の運動前及び平常 時の結果と全く同 じである. 運動を継続 して相当疲 れた場合には, 判断の誤差が. 大きくなったり, あるいは誤差曲線に大きな動揺が現われたりするものと予想きれたけれ ども 特 , 別の変化はなん ら現われなかった. スキー訓練第3 日目の女子の疲労”誉は かなり大きいものであ ,. ったにもかかわ らず, そのときの判断の誤差 は大きいものではなく 男子の場合も殆んど平常とか , qo. . 80. キー 軸も ヰ. 70 60 誤 50 40. 、0 、\ .0」 - ‐. 差. 0. 2. 4. 6. 8. m. f2 ー4 -6. ば. i o 22. 戸盲動可的 24 26 2 8. 標 準 ,量 図2‐A: 標準量の拓の判断の誤差, %(男,n~15 , スキー訓練後, 利手). 淵 訓練第3日目は, スキー登山訓練であった 訓練時間7時間 道程約8km 標高差約6001 1 1 , . , . 訓練終了後の 女子の予備検査における握力は朝の88%, 前日訓練終了後の89%. 反応時間は期間中最もおそく, 点かぞえ誤差 も最大で, 行動面でも疲労の様子が明らかであった,.

(4) . 須・ 見 芳 紀, は 以下 わ ら な か つ た。 この こ と ・. ● oo ,. の 二つ の 場 合 も 略 同 様 で あ る.. , 尚, 第 1報とA条件の測定で ‘ 測定装置の関係で 標準量 は, , は最大 20kg ま で で あ つ た が,. 今 回 は, 34kg まで 測 定 す る こ. と が で き た, こ れ に よ つ て, 標. 60. , ≠・. 30 匁 -o. 明 らか と な っ た. こ の 傾 向 が 平. o. 第 1 報 で, 標 準 量 がマ キシ マ ム. ・. 誤 40. 差の割 合 が 再 び増 大 する こと が. と はメ 図 の 示 す と 為 り で ある.. ‐*: 織 時. 、. 50. 準 量 が 20kg 以 上 に な る と, 誤 差. 常時, 運動後ともに現われるこ. {}-’ ロ 亘 {r2 〃. Q ・. 2. 4. ・ 、 、 、. 6. 息 〆 .▽.′ 、 、げ. 、 、. D ,.. 2 , 4 -6 18 20 22 2今に 8 ,。 - 注 準. 標. 量. 図2‐B: 標準量の狗の判断の誤差. %{女,n~5, スキー訓練後, 利手). に近い量であるとき, それに対 する力量判断は比較的容易であると述べたことを, ここで訂正 する.. 11. 比較量を標準量と等しく. した場合 図 3 及 び 4ーA, B を見て分かる. ように, 等 し い力の 再現では, 標. 準量が 6~1okg. 準. 標. よ り 小さ いとき に. は, 後に続く刺激が過 少評価され, 再現された力は標準量を超え, 標準 量がそれより大きい場合には, 過大. 量. 評価されて標準量に達 しない, 個人 別の誤差曲線を描いてみると上記の ような曲線をもつものの 外に, 誤差. 図3: 標準量と等量の判断の誤差 % r男,n~5, 腕立伏臥腕屈伸後, 利手). . アO. ●. 60. 3〃. -○-平 常 時. 50. 誤 40 30 差. 20 ,へ = V. 、 、 、 . ^ = V. 一^ = V ハ = v. 2. 4. 6. 8 20 22 24 26 28 30 32K 4 16 1 0 12 1 8 1 3 準 量 標. 図4-A: 標準量と等量の判断の誤差 %(男,n~15, スキー訓練後, 利手) - 17 -.

(5) . 力量の判断について( 2 ) 0 線を中心 ,に. ÷oト ー日E I. イト 2 〃. ジグザクの曲線と. なる も の もあ っ た が, これ らも 標準量 が 6 り小さ .~1okg よ, ,い. ◎← 3 ″. -O 薄 常 時. 場合の誤差曲線はすべて(+)の. 方向に描かれた,. ,以上のことは, 第1報で述べ たことと同様である し, 本稿の 被験者たちの平常時のものとも 同 じで あ る,. 1 IL. 比較量を標準量の2倍. ・ ・と じ た 場 合, 2. 4. 6 標. ・ 8 io i2 14 16 i8 20 22K f , e 準 量. 図4 ‐B: 標準量と等量の場合の誤差 %. この 場 合 の 結 果 は, 図 5 及 び. 6一A, B にノ 示 さ れ て い る, 第 1 報 で は, この 場 合, と く べ つ の 傾 向 は 見 出 さ れ な かっ た, た だ 別 項 測 定 の 結 果 か ら等 量 判 断 と. ●●‘ (女, 企5, スキー訓練後, 利手) , ,. 類似の傾向叉は, %判断と逆の傾向 (過大評価の傾向)があると推察された. 本報告でも, 図6‐A, Bを見 て分るように, 男子の平常時の誤差は(十)の方向にあり, 女子のそれは, 明らかに(‐)の方 向にあって, いづれの傾向とも決 しがたい, しか し, 男女共, スキ. 訓練後の誤差は, 各回測定と. . *-謬時. 40 誤 2. 4. 標. 6 準. 8 10K 9 差. 量. 30 20 l. 図5: 標準量の2倍の判断の誤差. 雀自署判事一腕立伏臥腕屈 ÷ + ≧リ. 0 4 . 30. 本 謡時. 一o 2o ー 0. 2. 4. 6 標. 誤. 4 16 f 8 20KB 21 8 10 萱 準. 量. 図6…A 標準量の2倍の判断の誤差 % (男,n~15, スキー訓練後, 利手). 差- -. ‐30. 〇・ ・ ・. ・ 、 、0. も(-)の 方 向 に あ っ て, 判 断 に為 け る 過 大 評 価 の 傾. 向が著しい, 阿部や, 筆者の第1報別項測定の結果 2 . 4. 6 8 -。 -2 ,4K牙. 標 準 量 図6-B;標準量の2倍の判断の誤差 % (女,n‐5 , スキー訓練後, 利手)・. のょうに, 各標準量の2倍の力量判 断では, 標準量 が 小 さ い 場 合 を 除 い て, 過 大 評 価 の 傾 向 が ある も の と す れ ば, ス キ ← 訓 練 後 の 各 回 の 結 果 は, む しろ 一 般 的 傾 向 を 示 す もの で, 図 6 - A の 男 子 の 平 常 時の. - 18 r.

(6) . r.見-/芳 紀 須 i い,,, 曲線は, 測定時の何らかの影響 によるものと考えられないことはな・ この場合の判断も, 上記二つの場合と同様に第1報の結果と同じと考えてよかろう」 - -般 一 考・ 察. 所定の力量を標準刺激と して, それの拘及び等量, 2倍の力を発揮しようとするとき, 比較刺激 は一般に第1報で述べたように過少視, または過大視きれる. これが, 運動後でも同様であること. は本稿ですでに述べた, 標準刺激力量と等量の力を再現するときには, 再現される力は, 標準となる力量の大 小によって 過大視されたり過少視されたりするが, その 錯誤が交代する力量 はおよそ6 ~1okg 程度である. 男子の場合, ここか らおよそ20kg程度まで誤差量は安定 し, 女子の場合もおよそ14kg 程度まで 安定する。・この錯誤が交代する力量点から誤差量の安定する範囲の筋力は, 成人の日常 生活に使わ れる程度の筋力※淵 に近い. 抄の力を発揮 しようとするときでも, 男女共比較的誤差が少なく, しかも測定毎の誤差の中の少 ない場合の標準力量は, 男女それぞれ20kg及び14kg程度であり, これの莞の力は, 日常生活の 筋活動に近い程度である. 日常生活の筋活動に近 い程 度の力量発揮に為ける判断が容易, 且つより正確であることはうなづ ける.. 以上のような, 日常使用する筋活動の量と, その力量判断の正確度との関係か ら, 力圧の知覚を 訓練するような適切な筋力練習によってここで述べたような力量判断は正確に行えるようになるも のと推察される, ただ, 力の感覚は, 運動中の視覚や触覚, あるいは運動の速度などによって異なるもので あるか ら, これ らについての考慮を加えなくてはならない. 約. 要. 握力計を使用 して運動後に為ける力量判断の測 定を した. 判断は第 1 報と同様,2kg か ら2kg 間隔に標準刺激となる力量をとり, それの抜, 等量, 2倍という三つの場合のそれぞれについて比. 較運動を行わせ, そのときの刺激がどれ程正確に見積 られるかによって測定された。 そ してその結 果が第1報の結果とちがうかどうかが調べられた, 尚, 同一被験者の平常時や運動直前の結果とも 比較された. 1 . いづれの場合も, 第1報の結果と同様であった し, 被験者たちについての平常時の結果と運 動後の結果との間にも相異はなかった, 即ち, 次のような結 果を得た. 1 ( ) 標準となる力量の狗と判断きれる力は, 標準量の大小にかかわりなく常にそれの%という物 理的量を超える. これは判断における過少評価の結果である. その誤差は, 標準量が20kg(男) , 1 活動の程度に近い 4k 残 は それぞれ日常生活の筋 の g 及び14kg(女) のとき少ない. 20kg . , , 誤差の割合を示す曲線を描くと図1~2のように, この標準量を谷と してU字型となる,. 2 ( ) 標準となる力量に等 しいと判断きれる力は, 標準量が小さい場合標準量を超え, 標準量が大 きくなると標準量に及ばない, これは, 前者では判断に為ける過少評価, 後者では過大評価の結果 である。 この過 少視と過大視の交代する力量点は, 6~lokgの範囲にあたる, そ して, これは, 日 常生活の筋 活動の程度である, ¥淵. i t t Theodor He 2回日本体育学会における特別講演 「筋力トレーニングの条件」 の中で, 日常生活の nger は第1. 0%であると述べている. 0…3 筋活動の程度は, 最大筋力の2 {ー - 19.

(7) . 力量の判断について( 2 ). 3 ( ) 標準と なる力量の 2倍と判断される力は, 標準量に及ば ない. 即ち, 判断における過大評価の 傾向が著 しい. 1 1 , 日常生活の筋活動の程度の力量は, 比較的正確に判断される. このことから考えて, 適切 な 力の知覚訓練を行 うことによって, 上に述べたよ うな力量判断における錯誤量を減少させることが で き る と 思われる, 文. 献. 1 ) 須見芳紀 : 力量の判断について, 北海道学芸大学紀要第2部第11巻, 第1 2号( 960 1 ) , 2 i 阿部俊造 : 力の見積りに関する実験的研究, 体育学研究第2巻, 第i号( i956 ) . i t i i i 3 ) Theodor Het t nger: Deradれqua e Tra ke l n ngs r e z des Mu s s 196 1 ) , 日本体育学会第12回大会抄録 ( ,. - 20 一.

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参照

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