第 105 回 学長定例記者会見
第１０５回 学長定例記者会見
日時：平成３０年１２月２１日（金）１０：３０～１１：００ 場所：広島大学 霞キャンパス 臨床管理棟３階 大会議室 ※テレビ会議システムによる配信は行わない ※Ustream および YouTube による録画配信を実施 【発表事項】 １．就職とブランド力に関する大学ランキングの結果について ２．広島大学の「記号的 AI に基づく思考経験のデザインと統計的 AI に基づく 思考パターンの検出によるテーラーメイド学習支援」の研究が、新エネルギ ー産業技術総合開発機構（NEDO）による「戦略的イノベーション創造プロ グラム（ＳＩＰ）」に採択されました ３．「放射線災害・医科学研究拠点」が国際シンポジウムを福島市で開催します 【お知らせ】 １．広島大学タマチラボ 第２回 「Web 上の批評情報を用いた観光情報推薦シ ステム」を開催します ２．広島大学「知のフォーラム in TOKYO」を開催 ノーベル賞受賞者のポー ル・ナース氏を始め本学先端研究者５人が講演します３．市民公開講座「ALL HIROSHIMA SPORTS SUMMIT 201９」を開催し ます
■次回の学長定例記者会見（予定） 日時： 平成３１年１月下旬
第 105 回 学 長 定 例 記 者 会 見 発 表 事 項 １
平 成 ３ ０ 年 １ ２ 月 ２ １ 日就 職 と ブ ラ ン ド 力 に 関 す る 大 学 ラ ン キ ン グ の 結 果 に つ い て
転 職・就 職 の た め の 情 報 プ ラ ッ ト フ ォ ー ム を 運 営 す る 株 式 会 社 ヴ ォ ー カ ー ズ が 、 10 月 23 日 に 発 表 し た 『 本 当 に 良 い 就 職 を し て い る 大 学 ラ ン キ ン グ 』 で 、 広 島 大 学 は 全 国 国 公 私 立 大 学 中 の 3 位 に ラ ン ク イ ン し ま し た 。 同 社 に よ る と 、 ラ ン キ ン グ は 同 社 が『 Vorkers』に 投 稿 さ れ た 各 企 業 の 社 員 ク チ コ ミ を 出 身 大 学 別 に 集 計 し て 作 成 し た も の と い う こ と で す 。 ま た 、併 せ て 発 表 さ れ た 同 社 の『 就 職 企 業 の「 待 遇 満 足 度 」が 高 い 大 学 ラ ン キ ン グ 』 で 、 広 島 大 学 は 全 国 2 位 と な り ま し た 。 一 方 、日 経 Ｂ Ｐ が 11 月 28 日 に 発 表 し た 中 四 国 地 区 の 大 学 ブ ラ ン ド 力 ラ ン キ ン グ に お い て は 、対 象 59 校 で 今 年 も １ 位 を 獲 得 し 、前 回 か ら の 上 昇 率 に お い て も １ 位 と な り ま し た 。 全 49 項 目 の 内 、「 自 分 の 意 見 を し っ か り 言 え る 」「 高 い 専 門 性 、専 門 知 識 を 有 す る 」「 就 職 状 況 が 良 い 」「 留 学 生 の 受 け 入 れ が 活 発 で あ る 」な ど 20 項 目 で １ 位 と な っ て お り 、 6 因 子 に 分 類 し た 因 子 分 析 の 結 果 で は 、「 一 流 」「 創 造 力 」「 地 域 貢 献 」 の ３ 因 子 に お い て １ 位 と な り ま し た 。 【 お 問 い 合 わ せ 先 】 広 島 大 学 財 務 ・ 総 務 室 広 報 部 広 報 グ ル ー プ E-mail： koho@office.hiroshima-u.ac.jp表 １
出 典 ： Vor ker s https: / / w w w. v or ker s. com / ha ta ra kiga i/ v ol_ 5 3
表 ２ 大 学 ブ ラ ン ド 力 ラ ン キ ン グ（ ビ ジ ネ ス パ ー ソ ン ベ ー ス ）Ｔ Ｏ Ｐ ５【 中 国 編 】
表 ３ 大 学 ブ ラ ン ド 力 ラ ン キ ン グ（ ビ ジ ネ ス パ ー ソ ン ベ ー ス ）Ｔ Ｏ Ｐ ５【 四 国 編 】
表 ４ 大 学 ブ ラ ン ド 力 上 昇 ラ ン キ ン グ （ ビ ジ ネ ス パ ー ソ ン ベ ー ス ） Ｔ Ｏ Ｐ ３ 【 中 国 ・ 四 国 編 】
第 105 回 学 長 定 例 記 者 会 見 発 表 事 項 ２
平 成 ３ ０ 年 １ ２ 月 ２ １ 日広 島 大 学 の 「 記 号 的 AI に 基 づ く 思 考 経 験 の デ ザ イ ン と 統 計 的 AI に
基 づ く 思 考 パ タ ー ン の 検 出 に よ る テ ー ラ ー メ イ ド 学 習 支 援 」の 研 究 が
新 エ ネ ル ギ ー 産 業 技 術 総 合 開 発 機 構 （ NEDO） に よ る
「 戦 略 的 イ ノ ベ ー シ ョ ン 創 造 プ ロ グ ラ ム 」 に 採 択 さ れ ま し た
内 閣 府 が 実 施 し 、新 エ ネ ル ギ ー 産 業 技 術 総 合 開 発 機 構（ NEDO）が 管 理 す る 事 業 「 戦 略 的 イ ノ ベ ー シ ョ ン 創 造 プ ロ グ ラ ム （ SIP） 第 2 期 ／ ビ ッ グ デ ー タ ・ AI を 活 用 し た サ イ バ ー 空 間 基 盤 技 術 」に 、本 学 工 学 研 究 科（ 情 報 科 学 部 ）の 平 嶋 宗 教 授 が 主 導 す る 研 究「 記 号 的 AI に 基 づ く 思 考 経 験 の デ ザ イ ン と 統 計 的 AI に 基 づ く 思 考 パ タ ー ン の 検 出 に よ る テ ー ラ ー メ イ ド 学 習 支 援 」が 採 択 さ れ ま し た 。本 事 業 は 大 学 、研 究 機 関 、企 業 の 優 れ た 学 習 支 援 技 術 を 支 援 す る も の で 、全 国 で １ ４ 件 採 択 さ れ て お り ま す 。 本 事 業 は 、Society 5.0※を 実 現 す る た め 、ビ ッ グ デ ー タ を AI に よ っ て 解 析 し 高 付 加 価 値 情 報 と し て 現 実 空 間 に フ ィ ー ド バ ッ ク す る 技 術（ サ イ バ ー 空 間 基 盤 技 術 ）の 研 究 開 発 を 府 庁 の 枠 を 超 え た 産 学 官 連 携 体 制 で 推 進 し 社 会 実 装 を 目 指 す も の で す （ 図 １ ）。 本 学 の 本 研 究 の 狙 い は 、記 号 的 AI と 統 計 的 AI の ２ つ の ア プ ロ ー チ の 統 合 に よ っ て 学 習 中 に 行 わ れ た 学 習 者 の 思 考 経 験 を デ ー タ 化 し 、思 考 パ タ ー ン を 検 出 す る こ と で 、個 々 の 学 習 者 が 持 つ 思 考 の 特 徴 に 合 わ せ た テ ー ラ ー メ イ ド な 学 習 支 援 が 行 え る 環 境 を 開 発 す る こ と で す 。学 習 者 の 思 考 や 認 知 に フ ォ ー カ ス を 置 く 研 究 で あ り 、「 思 考 力 」 や 「 考 え 抜 く 力 」 を 育 て る 学 習 支 援 技 術 の 発 展 に 寄 与 し ま す 。 現 実 空 間 の 学 習 環 境 に お い て 、学 習 者 が 教 師 や 資 料 か ら の 情 報 を 参 照 し 、応 答 す る な ど 「 振 る 舞 い 」 と し て 学 習 の 成 果 を 直 接 観 測 で き る も の と 、「 認 知 」 と 呼 ば れ る「 振 る 舞 い 」を 決 定 す る た め の 思 考 や 活 用 さ れ た 知 識 が あ り 、直 接 観 測 が 困 難 な 「 認 知 」 に つ い て 注 目 し ま す （ 図 ２ ）。 ※ Society 5.0：多 様 な ニ ー ズ と 潜 在 的 な ニ ー ズ に き め 細 か く 対 応 し た モ ノ や サ ー ビ ス を 提 供 す る こ と で 人 々 が 快 適 で 活 力 に 満 ち た 質 の 高 い 生 活 を 送 る こ と の で き る 人 間 中 心 の 社 会 【 お 問 い 合 わ せ 先 】 広 島 大 学 大 学 院 工 学 研 究 科 平 嶋 宗 E-mail： tsukasa@hiroshima-u.ac.jp図 １ 戦 略 的 イ ノ ベー ション 創 造 プログ ラ ム（ SI P） 第 2 期 ／ビ ッグ デー タ ・ AI を 活 用 した サイバ ー 空 間 基 盤 技 術 の 全 体 像
第 105 回 学 長 定 例 記 者 会 見 発 表 事 項 ３
平 成 ３ ０ 年 １ ２ 月 ２ １ 日「 放 射 線 災 害 ・ 医 科 学 研 究 拠 点 」 が 国 際 シ ン ポ ジ ウ ム を
福 島 市 で 開 催 し ま す
広 島 大 学 、長 崎 大 学 、福 島 県 立 医 科 大 学 に よ っ て 平 成 ２ ８ 年 ４ 月 に 設 置 さ れ た ネ ッ ト ワ ー ク 型 拠 点「 放 射 線 災 害・医 科 学 研 究 拠 点 」は 、平 成 ３ １ 年 １ 月 に「 第 ３ 回 国 際 シ ン ポ ジ ウ ム 」 を 福 島 市 で 開 催 し ま す 。「 Cooperative wisdom among communities for disaster preparedness and response（ 災 害 準 備 と そ の 対 応 に 向 け た コ ミ ュ ニ テ ィ ー 内 で の 協 働 知 ）」 を テ ー マ に 、イ ギ リ ス 、ア メ リ カ 、韓 国 、中 国 な ど の 研 究 者 を 交 え 、講 演 や セ ッ シ ョ ン 、 ポ ス タ ー 発 表 を 行 い ま す 。 放 射 線 や 関 連 諸 科 学 の 分 野 で 世 界 的 に 著 名 な 研 究 者 に よ る 最 先 端 の 学 術 成 果 を 踏 ま え 、 更 な る 放 射 線 災 害 ・ 医 科 学 研 究 の 学 術 的 基 盤 の 確 立 を 目 指 し ま す 。 こ の 事 業 は 、本 研 究 拠 点 を 構 成 す る ３ 大 学 が ネ ッ ト ワ ー ク 型 拠 点 の 特 徴 を 活 か し 、研 究 チ ー ム を 創 設 し て 、放 射 線 災 害・医 科 学 研 究 に 積 極 的 に 取 組 む 機 関 連 携 事 業 と 共 に 力 を 注 い で い る 事 業 で す 。 記 第 ３ 回 国 際 シ ン ポ ジ ウ ム （ 主 管 校 ： 福 島 県 立 医 科 大 学 ） 日 時 ： 平 成 ３ １ 年 １ 月 １ ３ 日 （ 日 ） １ ３ ： ０ ０ ～ １ ９ ： １ ０ １ 月 １ ４ 日 （ 月 ・ 祝 ） ９ ： ０ ０ ～ １ ２ ： ２ ０ 場 所 ： ザ ・ セ レ ク ト ン 福 島 （ 福 島 市 太 田 町 １ ３ － ７ ３ ） 【 お 問 い 合 わ せ 先 】 広 島 大 学 霞 地 区 運 営 支 援 部 総 務 グ ル ー プ 放 射 線 災 害 ・ 医 科 学 研 究 拠 点 本 部 事 務 局 TEL： 082-257-5186 FAX： 082-255-8339
第 105 学 長 定 例 記 者 会 見 お 知 ら せ 事 項 １
平 成 ３ ０ 年 １ ２ 月 ２ １ 日広島大 学タマ チラボ 第２ 回 「Web 上の 批評情 報を
用いた 観光情 報推薦 システ ム」を 開催し ます
広 島 大 学 の 研 究 者 と 社 会 を 繋 げ る「 広 島 大 学 タ マ チ ラ ボ 」を 、２ ０ １ ８ 年 １ ２ 月 か ら 始 め て お り ま す 。 第 １ 弾「 情 報 科 学 の ワ ン ダ ー ラ ン ド 」と 題 し た 情 報 科 学 シ リ ー ズ（ 全 ４ 回 の セ ミ ナ ー ） の 第 １ 回 目 と し て 今 月 １ ４ 日 の 開 催 に 引 き 続 き 、 第 ２ 回 は 、 「 Web 上 の 批 評 情 報 を 用 い た 観 光 情 報 推 薦 シ ス テ ム 」 を テ ー マ に 、 広 島 大 学 情 報 科 学 部 の 研 究 者 が 皆 さ ま の 疑 問 に お 答 え し ま す 。 参 加 は 無 料 で 、一 般 の 方 に も ご 参 加 い た だ け ま す 。お 仕 事 帰 り に 、最 新 の 研 究 に 気 軽 に 触 れ て み ま せ ん か ？ 多 く の 皆 さ ま の ご 参 加 を お 待 ち し て お り ま す 。 記 【 日 時 】 平 成 ３ １ 年 １ 月 １ １ 日 （ 金 ） １ ８ 時 ０ ０ 分 ～ １ ９ 時 ０ ０ 分 【 会 場 】 キ ャ ン パ ス ・ イ ノ ベ ー シ ョ ン セ ン タ ー 東 京 リ エ ゾ ン コ ー ナ ー 509 〒 730-0053 東 京 都 港 区 芝 浦 3-3-6 【 テ ー マ 】「 Web 上 の 批 評 情 報 を 用 い た 観 光 情 報 推 薦 シ ス テ ム 」 【 対 象 】首 都 圏 を 中 心 と し た 企 業・行 政 機 関 の ご 担 当 者 、広 島 大 学 出 身 者 、 ご 関 心 の あ る 一 般 の 方 々 【 講 師 】 広 島 大 学 情 報 科 学 部 亀 井 清 華 准 教 授 【 申 込 方 法 】下 記 の 内 容 を 電 話 か メ ー ル で ご 連 絡 く だ さ い 。当 日 参 加 も 勧 化 し ま す 。 懇 親 会 参 加 ご 希 望 の 方 は 事 前 に お 申 込 く だ さ い １ ． 第 １ 回 セ ミ ナ ー へ の 参 加 で あ る こ と ２ ． 参 加 者 氏 名 （ ふ り が な ） ３ ． 連 絡 先 （ 電 話 番 号 も し く は Ｅ メ ー ル ア ド レ ス ） ４ ． 懇 親 会 参 加 の 有 無 【 申 込 先 】 広 島 大 学 財 務 ・ 総 務 室 広 報 部 広 報 グ ル ー プ TEL： 082-44-6017 E-mail: koho@office.hiroshima-u.ac.jp 【 お 問 い 合 わ せ 先 】 広 島 大 学 財 務 ・ 総 務 室 広 報 部 広 報 グ ル ー プ E-mail: koho@office.hiroshima-u.ac.jp 広 島 大 学 東 京 オ フ ィ ス E-mail: liaison-office@office.hiroshima-u.ac.jp広島大学タマチラボ
情報科学のワンダーランド
2018年12月14日
（⾦）
キャンパス・イノベーションセンター東京
リエゾンコーナー509（
東京都港区芝浦3-3-6
）
18:00
～19:00
データサイエンスは
何ができるのか
Web上の評判情報を用いた
観光情報推薦システム
―――
講師―――
木島 正明
（広島大学 情報科学部⻑） ＜お問い合わせ・お申し込み＞082-424-6017
koho@office.hiroshima-u.ac.jp会場
―――
講師―――
⻲井 清華
（広島大学 情報科学部 准教授） TEL MAILAIやデータサイエンスの最前線と応用をテーマに、広島大学情報
科学部の研究者があなたの知りたいに答えます。全4回のセミナー
です。
※講演後、懇親会あり（参加自由・会費2,000円）2019年1月11日
（⾦）
18:00
～19:00
広島大学広報グループ
広島大学東京オフィス
TEL03-5440-9065
MAIL liaison-office@office.hiroshima-u.ac.jp第1回
第2回
第 105 回 学 長 定 例 記 者 会 見 お 知 ら せ 事 項 ３
平 成 ３ ０ 年 １ ２ 月 ２ １ 日
市 民 公 開 講 座 「 ALL HIROSHIMA SPORTS SUMMIT 201９ 」
を 開 催 し ま す
広 島 大 学 病 院 ス ポ ー ツ 医 科 学 セ ン タ ー は 、日 本 リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン 医 学 会 市 民 講 座 「 ALL HIROSHIMA SPORTS SUMMIT 201９ 」 を 下 記 の と お り 開 催 し ま す 。 「 SUMMIT 201９ 」で は 、「 ス ポ ー ツ 選 手 の 育 成 を ど う 考 え る か ？ 」を テ ー マ に 経 験 と 科 学 か ら 導 か れ る 育 成 方 法 に つ い て 、講 演 や シ ン ポ ジ ウ ム を 通 し て 考 え ま す 。 「 ス ポ ー ツ 選 手 の 育 成 に お け る 課 題 を ど う 解 決 す る か 」と 題 す る シ ン ポ ジ ウ ム で は 、日 本 オ リ ン ピ ッ ク 委 員 会 JOC エ リ ー ト ア カ デ ミ ー 事 業 デ ィ レ ク タ ー の 平 野 一 成 氏 な ど 4 人 の パ ネ ラ ー が 登 壇 し ま す 。 特 別 講 演 は 、 広 島 東 洋 カ ー プ の ヘ ッ ド ト レ ー ナ ー 石 井 雅 也 氏 に よ る 「 選 手 育 成 の ５ ヵ 条 」 で す 。 ご 多 用 の 折 と は 存 じ ま す が 、 取 材 し て く だ さ い ま す よ う お 願 い 申 し 上 げ ま す 。 記 日 時 ： 平 成 31 年 1 月 14 日 （ 月 ・ 祝 ） 9 時 30 分 受 付 開 始 15 時 30 分 終 了 予 定 会 場 ： 広 島 大 学 医 学 部 広 仁 会 館 大 会 議 室 （ 広 島 市 南 区 霞 １ － ２ － ３ ） 定 員 ： ２ ０ ０ 名 （ 事 前 申 し 込 み が 必 要 ） 申 込 URL：https://goo.gl/forms/JmTaFOTjDW88hjt23 主 催 ： 広 島 大 学 病 院 ス ポ ー ツ 医 科 学 セ ン タ ー 日 本 リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン 医 学 会 な ど 共 催 ： 広 島 大 学 ス ポ ー ツ 科 学 セ ン タ ー 【 お 問 い 合 わ せ 】 広 島 大 学 病 院 ス ポ ー ツ 医 科 学 セ ン タ ー 平 田 和 彦 ℡ 082 － 257 － 5566 fax 082 － 257 －
