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Fig. 1 Analysis of TOF-SIMS raw data using multivariate analysis (MVA) in terms of scanned images and spectra. Fig. 2 Principles and basic procedures

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1 139 平成23年11月16日 第52回真空に関する連合講演会で発表 1 島根大学生物資源科学部(〒6908504 島根県松江市西川津町 1060) 1 139 ―( )― Vol. 55, No. 4, 2012 第回真空に関する連合講演会プロシーディングス

飛行時間型二次イオン質量分析(TOF-SIMS)データ解析への

ケモメトリクスの応用

果

1

Application of Chemometrics into Time-of-Flight

Secondary Ion Mass Spectrometry

(TOF-SIMS) Data Analysis

Satoka AOYAGI1

Faculty of Life and Environmental Science, Shimane University, 1060 Nishikawatsu-cho, Matsue, Shimane 6908504, Japan (Received November 11, 2011, Accepted January 25, 2012)

Analysis of time-of-‰ight secondary ion mass spectrometry (SIMS) data is crucial for interpreting extremely intricate TOF-SIMS data of complex samples such as biological tissues and intelligent devices. Combination of imaging analysis and spectrum analy-sis is powerful to extract unknown important components and to identify speciˆc materials. In this article, principles of three important data analysis techniques for TOF-SIMS data, principal component analysis (PCA), multivariate curve resolution (MCR) and G-SIMS, are brie‰y introduced. And, examples of their applications to TOF-SIMS data are also shown and discussed.

. は じ め に 飛行時間型二次イオン質量分析法(TOF-SIMS)は,非 常に高感度な表面分析法として,様々な材料に利用されてき た.近年は,サブミクロンレベルの高い空間分解能を持つこ とから生体試料のケミカルマッピングへの応用などへの期待 が高まっている.しかし,様々な有機・生体分子を含む試料 の TOF-SIMS データでは,異なる分子に起因する複雑なフ ラグメントイオンの発生機構が未解明の場合が多いため,ス ペクトルの解釈が難しいことが多い. そこで,多変量解析17)などケモメトリックス分野でよく 用いられている解析法や,スタティック SIMS に特化した スペクトル解析法である G-SIMS812)などのデータ解析法の TOF-SIMS データへの応用が不可欠となっている.ここで は,多変量解析の中で最も広く用いられている主成分分析法 (PCA)と TOF-SIMS データ解析に特に有用と思われる多 変量スペクトル分離法(MCR),および G-SIMS について 解説する.PCA は,データのおおよその特徴を把握するこ とができる分析手法であり,多くの分野で客観的指標として 応用されている.PCA はある特徴を説明する二次イオンに 関する情報も与えるが,特定の成分に対するスペクトルを与 えるわけではない.一方,MCR は複数の成分の混合スペク トルである TOF-SIMS スペクトルを純粋成分のスペクトル に分離する方法であり,直接スペクトル情報を与えるという 特徴がある.G-SIMS は,各二次イオンがどのようなエネル ギー条件下で発生しやすいか見積もることにより,フラグメ ントの度合いを予測する手法であり,分子イオンや元の分子 構造を保ったフラグメントイオンおよび二次イオン間の関係 を知ることができる. . TOF-SIMS データ解析法について . 多変量解析 多変量解析は多くの変量をもつデータを解析する手法だが, TOF-SIMS データの場合は,変量はスペクトル上の二次イ オンピークである.一般的な測定で TOF-SIMS スペクトル 上には数百から千程度の二次イオンピークが存在し,未知試 料の場合は,どのピークに注目すべきか分からない場合もあ る.そこで,多くのピークを対象として解析し,重要なピー クを見つける必要がある.多変量解析は多数の二次イオン ピークの特徴をつかむことができる手法だが,適切な解析結 果を得るためには,一般に,解析対象とするピークに対して 測定データ数が充分に多い必要がある.PCA の場合は, ピークの数の 3 倍以上のデータがあることが望ましい13) 言われているが,千のピークに対して 3 倍のデータを測定 し て 得 る の は 困 難 で あ る . し か し , TOF-SIMS デ ー タ (rawdata)が持つ情報は,各ピクセルにおけるスペクトル 情報であり,情報の引き出し方によって,スペクトルや二次 イオン像が得られる.そこで,TOF-SIMS の rawdata に着 目し,Fig. 1 に示すように,各ピクセルが持つスペクトル データを解析対象とすると,そのデータの解像度に対応した ピクセル数と同数のデータが存在すると見なすことができ, 大量の二次イオンピークを解析できる.アルバックファイ社 もしくは ION-TOF 社の市販の TOF-SIMS 装置で測定した 場合は,解析対象となる二次イオンピーク全ての二次イオン 像のデータをバイナリーファイル(拡張子が bif もしくは bif6 ) と し て 保 存 す れ ば , MIA toolbox ( Eigenvector Research Inc., WA)によって各二次イオン強度と位置情報 からなる行列データに変換できる.もしくは,解析対象とな

る各二次イオンに対する各二次イオン像を一枚ずつ,Mat-lab(Mathworks Inc., MA)などで各ピクセルにおける強度

情報として数値データに変換し,各二次イオン強度と位置情 報からなる行列データを構築することも可能である.

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Fig. 1 Analysis of TOF-SIMS raw data using multivariate

analysis (MVA) in terms of scanned images and spectra. Fig. 2 Principles and basic procedures of PCA and MCR.

2 140 ―( )― J. Vac. Soc. Jpn. .. PCA PCA は,元のデータの持つバラツキが最大となる方向に 座標軸を回転させて,その座標軸へ投影した値からなる新し い成分を求める手法である.TOF-SIMS データの場合,各 二次イオンの各試料(イメージングデータを扱う場合は各ピ クセル)における強度からなる行列を X とすると,PCA で は次式に示すように,X を得点行列(score matrix) U と負 荷量行列(loadings matrix) V に分解する.E は誤差などに 基づく残差行列だが,ここではほぼ 0 とみなす. X=UVT+E (1) U および V は,X の分散・共分散行列の固有値と固有ベ クトルから一意的に求まる行列である.第一主成分として求 められる成分は,元のデータからもっとも多くの情報を抽出 した成分であり,第二主成分は第一主成分と直行する成分の 中でもっとも多くの情報を抽出した成分である.このように 順番に主成分が抽出されるが,多くの場合,最初の 3~5 程 度の主成分だけで元のデータのほとんどの情報を抽出してし まうため,数個の主成分という新しい変量でデータを解釈で きるようになる.ただし,適切に PCA を実行するために は,データの前処理が一般に不可欠である.PCA では, Fig. 2上部に示すように,もっとも分散が大きくなるよう に軸を回転して,回転させた軸に元のデータの値を投影させ て主成分を得るため,あらかじめ平均が原点を通るように処 理(mean-centering)した上で各データの分散の幅をそろえ るオートスケーリング(auto scaling)すると適切な結果が 得られる場合が多い24) PCA は,データの概要を示唆する解析法であり,多くの 場合で有用な情報を提供するが,各主成分の示すスペクトル としての物理的意味は不十分な場合が多い.つまり,PCA はある特徴に寄与する二次イオン情報を示唆することはある が,ある成分に対するスペクトルを直接的に与える手法では ない.スペクトル情報を得るためには,後述する MCR の方 が適している. .. MCR MCR は,複数の成分のスペクトルの合成スペクトルから 純成分のスペクトルを抽出する方法である.Fig. 2 下部に示 すように,TOF-SIMS で得られるスペクトルは,各純粋成 分からなるスペクトルの合計と考えられる.したがって, TOF-SIMS スペクトルを分解することにより各純粋成分の スペクトルが分離できるはずである.MCR では,次式のよ うにスペクトルデータの行列 X を純成分の濃度行列 C と純 成分のスペクトル行列 S に分解する. X=CST+E (2) MCR では PCA と異なり,C および S は一意的には求ま らず,解は多数存在する.そこで,残差行列をほぼ 0 とみ なして,D=CSTとおき,いくつかの条件内での最適解を求 めるのが一般的である.条件としては,スペクトル情報であ るため C, S 行列の要素の値は負とはならないこと,分ける 成分の数などが定められる.MCR の計算方法でもっともよ く知られているのが ALS (alternating least square)5)に基づ く方法であり,次の計算過程を繰り返して,古い解から新し い解を求め,ほぼ値が変化しなくなった時点での解を最適解 とする. D=AB とし,D, A の値を設定 B=(ATA)-1(ATD)ZA 1=(DBT)(BBT)-1ZD1=A1BZ B1=(AT 1A1)-1(AT1D1)ZA2=(D1BT1)(B1BT1)-1ZZ MCR では,一般に安定した解を与える解析法であり, データの前処理をしない場合でも適切な結果が得られること が多い.また,スペクトルを直接抽出するため,データに対 して平均値が原点を通る処理(mean centering や auto-scal-ing)をするとピークの一部が負となってしまい適切な解が 得られにくくなることもあるため注意が必要である.TOF-SIMS装 置 の 測 定 の あ い ま い さ が ポ ワ ソ ン 分 布 に 従 う た

め4),低強度二次イオンピークに重要な成分が存在する可能

性のある複雑な試料の微量成分を解析対象とする場合など は,ポワソンスケーリング(Poisson Scaling: TOF-SIMS の 場合は二次イオン強度の平方根平均を得ればよい)が

TOF-SIMSデータの前処理として有効である.特に,データを 1

ピクセルごとのスペクトルに分離して扱う場合は各ピークの カウント数が小さくなってしまうため,ポワソンスケーリン

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3 141 Fig. 3 PCA and MCR results of TOF-SIMS data of PEG.

3 141

―( )― Vol. 55, No. 4, 2012

. G-SIMS

G-SIMS は,E1, E2の二種類のエネルギー(E1>E2)の一 次イオン源で同一試料を測定したスペクトルの差を外挿する ことにより,実際には測定していない低エネルギー(低い表 面温度)で発生する分子イオンや分子構造を保ったフラグメ ントイオンを予測し,より破壊が進んだフラグメントイオン と区別する手法である.また,親イオンとそのフラグメント イオンなどの二次イオン間の相互関係に関する情報も与える. G-SIMS は,標準試料がない場合や未知試料のスペクトルの 解釈に役立つと考えられている. 二種類のエネルギー E1, E2で測定した同一試料のスペク トルから,低エネルギーと高エネルギーで得たスペクトル強 度の比を得る.この一次イオンエネルギーの違いによるスペ クトル強度比は質量に対して次第に増大する傾向があるた め,この強度比が一定値に近づくように補正した強度比 F を得る.F と m/z の相関をプロットすると,右肩上がりの 平行線が複数観察される.この平行線は,一般に CiHjの分 子イオンから H が減少していくフラグメント化カスケード を表す. 高エネルギーおよび低エネルギー一次イオン源による表面 プラズマ温度をそれぞれ T1, T2とすると,その温度差(T1 -T2=DT )を次式のように外挿していくと,実際には測定 していない低温を想定することができる. T=T1-DT (g-index外挿の程度を決める因子) (3) つまり,破壊性の低い低温で発生する分子イオンや大きな フラグメントイオンから構成される二次イオンスペクトル (G-SIMS スペクトル)を予測することができる.ここで仮 定した表面温度(T1-DT )での TOF-SIMS スペクトルは, 実際のスペクトルの各二次イオンの強度(Nx)に Fを掛け ることで得られる.これを G-SIMS スペクトルとすると, その強度 Ixは式(4)で求められる.Mxは発生したフラグメ ントの質量であり,高質量になるほど二次イオン強度が減少 する傾向を抑える補正に使われる. G-SIMSスペクトルの強度 Ix=MxNxF (4) ここで,=13が分子イオンの検出に有効な数字である場合 が多いと推奨されている8) 質量300以下を対象とする場合は低エネルギー及び高エネ ルギーの一次イオン源として Bi+と Mnによって,良好な G-SIMS スペクトルが得られるが,それ以上の質量範囲を対 象とする場合は Bi+ 3 と Bi+の組み合わせなどがよいとされ ている10).ただし,質量250付近以下では Bi+ 3 で得られる有 機物の二次イオン強度が大きく減少する場合があるため,Bi クラスターイオンを用いる場合は,質量250以下は解析対象 とできない場合がある. 実際に G-SIMS に基づいてデータを解析するには,Na-tional Physical Laboratory(NPL, UK)が配布しているエク

セルシートeasygsims. xls14)Excel2000用のテンプレート) に,二種類のエネルギーで同じサンプルを測定したスペクト ル(各 3 データ以上必要)から自動検索で抽出した全ての 二次イオンの強度を入力すればよい.各スペクトルの再現性 が高いことが望まれるため,各一次イオン源で同一サンプル の同一位置でスタティック限界を超えない条件(全測定の合 計のイオンドーズ量が 5×1011ions/cm2以下)で測定する 必要がある.最終的に得られる G-SIMS スペクトルで,g-indexの値を変化させることにより,表面温度と二次イオン の強度の関係が分かる.その二次イオンの強度が最大となる g-index の値(gMax)が大きいほど低温(低エネルギー)で 発生しやすい二次イオンであり,分子イオンや分子構造を保 ったフラグメントイオンである可能性が高い.この原理を利 用して,クロマトグラフのように gMaxと二次イオンの関係 を表して二次イオンを解析する手法は g-ogram11)と呼ばれて いる.また,フラグメントイオンカスケードから同じ系列の 化学構造から発生した二次イオンであるかどうかの判断がで きる. . 解 析 例 . 多変量解析 ~PCA と MCR~ Si 基板上に PEG を塗布した試料の TOF-SIMS データを PCA および MCR で解析し,PEG および Si 基板に対応す る成分を抽出した結果を Fig. 3 に示す.Fig. 3(a)は試料の CCD 像であり,白い部分は PEG が塗布された部分である. 今回の分析では,PCA では PEG 由来の第一主成分(PC1) と由来がはっきりしない第二主成分(PC2)が示された.一 方,MCR では PEG 由来の成分 1 と基板由来の成分 2 が明 確に分離できた.さらに,PCA の場合は,イメージから PEG を表すと示された PC1 の固有ベクトルの要素もしくは 負荷量から,PEG に寄与するピークを選ぶことができる. 一方,MCR の場合は,イメージから PEG 由来と示された 成分 1 のスペクトルが直接得られる. 常に MCR が PCA よりも優れた結果を示すわけではない が,分布情報から標的となる物質もしくは物質群を示す成分 を選び,その成分のスペクトルから二次イオン情報を得る目 的では,一般に MCR の方が適している.ただし,特定の物 質ではなく,複数の物質が関与する性質の情報を得る目的に は PCA の方が有効であると考えられる. MCR を応用すると,たとえば生体組織に添加した薬剤に 含まれる生体分子の分布を生体組織に元々存在するバックグ

(4)

4 142

Fig. 4 Relationship between m/z and F, ratio of spectra ob-tained with Bi+to those with Mn.

Fig. 5 Relationship between g-index and secondary ion inten-sity (Bi vs Mn).

Fig. 6 G-ogram result of PEG600/Si (Bi3vs Bi).

4 142 ―( )― J. Vac. Soc. Jpn. ラウンド分布と区別して評価できる可能性もある.また,生 体試料のような複雑な試料において,特定の役割を果たす未 知の生体分子の同定7,1517)も可能となると考えられる. . G-SIMS Si 基板上に PEG を塗布した試料を Bi+, Mnでそれぞれ 測 定 し た TOF-SIMS デ ー タ を G-SIMS で 解 析 し た 結 果 , PEG の分子イオンや PEG 由来のフラグメントイオンが強調 された G-SIMS スペクトルが得られた12).また,Fig. 4 に示 すフラグメントカスケードで見られる平行線(図中に点線で 示す)は,水素の脱離によって発生した関係にある二次イオ ンを表す.この情報から,m/z 88は m/z 89[(C2H4O)2H]+ から H が 1 個脱離して発生した二次イオン[(C2H4O)2]+と 分かる.しかし平行線上にない m/z 87は,組成式では m/z 88から水素が一つ減った二次イオンだが,異なる化学構造 のフラグメントから発生したものである. G-SIMS でエネルギー差を拡大する指標として用いられる g-index の値が大きいほど低エネルギー(低温)で発生する 二次イオンと考えられる.したがって,Fig. 5 に示すよう に , そ の 二 次 イ オ ン の 強 度 が 最 も 高 く な る g-index の 値 (gMax)に注目すると,同じ基本構造の二次イオンで比較す る と,m/z 113[(C2H4O)2C2H]+と m/z 157[(C2H4O)3C2 H]+ではより高質量の m/z 157の方が g Maxが大きい. さらに,gMaxに基づいてクロマトグラフィーのように各 二次イオンの変化を表す手法(g-ogram)11,17)を用いると, Fig. 6に示すように,水素が付加した PEG 分子イオンは gMaxが 5 以 上 と な り , Na が 付 加 し た PEG 分 子 イ オ ン は gMaxが 5 以下となった.Na 付加による二次イオン発生機構 が分子イオンや水素付加二次イオンの発生機構と異なるため と考えられる.このように,異なる由来を持つ二次イオンを gMaxに基づいて明確に区別することができた.この手法は 未知分子の分子イオン検索に非常に有効と期待される. . 結 言 近年 TOF-SIMS は生体試料や高機能材料など複雑な試料 への応用が著しく増加しているが,TOF-SIMS スペクトル の解釈の難しさから,得られた情報が必ずしも有効に利用さ れているとは限らない.ここで示したように,多変量解析を はじめとするデータ解析手法を用いることにより,TOF-SIMSデータが潜在的にもつ情報をより多く引き出せること が示されている.データ解析を適用する場合には,データの 前処理や,解析結果の解釈にも注意が必要だが,一般的なプ ロトコールが確立しつつあり18),今後さらなる発展が期待 されている. 〔文 献〕

1) J. L. S. Lee and I. S. Gilmore: Surface Analysis ( John Wiley & Sons, Ltd., Ed. by J. C. Vickerman and I. S. Gilmore, 2nd Ed., 2009) p. 563.

2) J. L. S. Lee, I. S. Gilmore, I. W. Fletcher and M. P. Seah: Surf. Interface Anal.,41 (2009) 653.

3) B. J. Tyler, G. Rayal and D. G. Castner: Biomaterials, 28 (2008) 2414.

4) M. R. Keenan and P. G. Kotula: Surf. Interface Anal., 36 (2004) 203.

5) J. Jaumot, R. Gargallo, A. de Juan and R. Tauler: Chemometr. Intell. Lab. Syst.,76 (2005) 101.

6) M. S. Wagner and D. G. Castner: Langmuir,17 (2001) 4649. 7) S. Aoyagi, M. Okamoto, N. Kato and M. Kudo: J. Surf. Anal.,

17 (2011) 220.

8) I. S. Gilmore and M. P. Seah: Appl. Surf. Sci.,161 (2000) 465. 9) F. M. Green, E. J. Dell, I. S. Gilmore and M. P. Seah: Int. J.

Mass Spec., 272 (2008) 38.

10) M. P. Seah, F. M. Green and I. S. Gilmore: J. Phys. Chem.,114 (2010) 5351.

(5)

5 143

5 143

―( )― Vol. 55, No. 4, 2012

11) R. Ogaki, I. S. Gilmore, M. R. Alexander, F. M. Green, M. C. Davies and J. L. S. Lee: Anal. Chem.,83 (2011) 3627. 12) S. Aoyagi, I. Mihara and M. Kudo: J. Surf. Sci. Soc. Jpn,32

(2011) 337.

13) C. J. Huberty: Applied Discriminant Analysis (Wiley & Sons Inc. NY, 1994).

14) http: / / www.npl.co.uk / nanoscience / surface-nanoanalysis / research / mass-spectrometry-for-surface-and-interface-analysis / g-sims

15) S. Aoyagi, T. Matsuzaki, N. Kato and M. Kudo: J. Surf. Anal., 17 (2011) 346.

16) S. Aoyagi, T. Matsuzaki, M. Takahashi, Y. Sakurai and M. Kudo: Surf. Interface Anal., in press.

17) S. Aoyagi, I. Mihara and M. Kudo: Surf. Interface Anal., in press.

Fig. 1 Analysis of TOF-SIMS raw data using multivariate
Fig. 5 Relationship between g-index and secondary ion inten- inten-sity (Bi vs Mn).

参照

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