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負荷心筋血流スキャン24時間後像による

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Academic year: 2021

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負荷心筋血流スキャン24時間後像による 冠動脈バイパス術前の心筋viabiIityの評価

手取屋岳夫※

分校久志※※

川筋滝 道雄瀞

淳一瀞※ 高橋中嶋

※?※7夫一政憲

榊原渡辺 久田

直樹辮洋宇欝 欣一※※

型)は4例であった。3RDの混在していない8 例の術前後のGlobal心機能を比較すると、VEST のEF変化は全例とも改善し、安静LVEF改善例は 7例(88%)、安静時LVEDV改善例は6例(75%)

であった。

〔症例1〕

55才男性の不安定狭心症。冠動脈造影上3枝病 変で、術前は運動負荷直後の側壁の集積低下があ り3時間像でも再分布は得られなかったが、24時 間像では同領域に再分布が出現した。前下行枝,

左回旋枝,右冠動脈への3枝バイパス後では運動 負荷直後でも同領域の集積が認められる(図1)。

運動負荷によるGlobalEFの変化は、術前が68%

から66%に低下していたが、術後は70%から77%

に増加しており、側壁の局所壁運動は術前は運動 負荷で不変だったのが、術後は20%も増加した(表

l)。

〔症例2〕

61才男性の前側壁の陳|日性心筋梗塞症例。冠動 脈造影上3校病変で、前壁は完全欠損となってい るが、後側壁は24時間像で再分布を示した。前下 行枝,左回旋枝,右冠動脈への3枝バイパス術後 は、後側壁に運動負荷直後でも集積が認められた

(図2)。運動負荷によるGlobalEFの変化は、術 前は37%から34%に低下したが、術後は43%から 55%に増加した。また後側壁の局所壁運動は運動 負荷では術前は不変だったのが、術後は16%増加

した(表2)。

〔結語〕

負荷後3時間像で再分布を認めなかった領域で も59%に24時間像で再分布を認める領域があり、

そうした領域の92%が術後血流改善を示し、24時 間像で再分布を認めなければ89%は術後も不変で あったことから、24時間像は3時間像と比べて、よ り敏感に残存心筋が検出でき、術前心筋viability 評価として有用であった。

〔はじめに〕

冠動脈バイパス術はviabilityの残っている領域 への血行再建を目的としているが、バイパス領域 の決定の鍵となる心筋viability評価法は未だ議論 を要する。その有力な手段の一つとして、運動負 荷心筋血流スキャン(SPECT)の3時間像によ る評価は一般に受け入れられているが、虚血領域 を更に鋭敏に検出するために24時間像の追加が最 近試みられている。本研究では24時間像の再分布 が術前心筋viabilityの診断に有用であるか、術前 後のSPECT像の改善とGlobalな心機能への効果で 検討した。

〔対象と方法〕

対象はSPECT3時間像で欠損領域を術前に認 めた冠動脈バイパス症例16例とし、24時間像の再 分布の有無、負荷心プールスキャンによる安静時 左室駆出率(GlobalEF)と左室拡張末期容量

(LVEDV)の運動負荷前後の変化および携帯用 持続心機能モニター(VEST)のGlobalEFの変化 パターンを比較した。平均年齢は57.8歳、全例男 性で平均バイパス数は2.7本、内胸動脈使用例は 15例であった。

〔結果〕

3時間像が欠損であった領域は全部で22領域あ り、24時間像で再分布を認めたのは13領域(59%)、

欠損のままであったのは9例(41%)であった。

この再分布陽'性領域のうち、12例(92%)に術後 3時間像でも再分布を認めたのに対し、欠損領域 であった8例(89%)は術後も欠損のままであっ た。

全例とも複数虚血病変を有し、24時間像でも欠 損のままの領域と3時間像で再分布を示す領域が 混在している症例(3RD+24FD型)は4例、24 時間像で欠損領域と再分布を示す領域が混在して いる症例(24RD+24FD型)は4例、24時間像で 再分布を示す領域と3時間像で再分布を示す領域 が混在している症例(3RD+24RD型)は4例、

病変すべてが24時間像で再分布を示す症例(24RD

※金沢大学第一外科

※※金沢大学核医学科

-23

(2)

24HrRDArea-WaIIMotionReIationship(Casel)

GIobaIEF

RestExerdse ChangeofSegmentaIEFof

24HrRDAreaatPeakExercise

Preop e8%SS96 POstop 70%77%

Nochange

20%increased

▲表1.症例lの運動負荷前後のGlobalEFと24時間像で再分布を認めた領域のSegmentalEFの

変化。

24HrRDArea・WaIIMotionReIationship(Case2)

GlobalEFChangeofSegmentalEFof

Preop, 37%S496 POstop.43%55%

Nochange

lS%increased

▲表2.症例2の運動負荷前後のGlobalEFと24時間像で再分布を認めた領域のSegmentalEFの

変化。

▲図1.症例1の冠動脈バイパス術前後の負荷心筋血 流スキャン像(負荷直後,3時間像,24時間 像)。

▲図2.症例2の冠動脈バイパス術前後の負荷心筋血 流スキャン像(負荷直後,3時間像,24時間 像)。

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参照

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