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『 光 源 氏 一 部 連 歌 寄 合 』 索 引 稿

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全文

(1)

﹃光源氏一部連歌寄合﹄索引稿

岩 下 紀 之

 二条良基による源氏寄合書が世に知られたのは︑第二次大戦前のことであづたが︑以後活発に研究がなされたとも見え

ない︒ところが加藤洋介氏の﹁二条良基周辺の源氏学ー国文学研究資料館蔵﹁光源氏一部連歌寄合﹄の紹介と翻刻ー﹂︵国

文学研究資料館紀要第十八号︶によって︑新たな局面をむかえた︒

︑.の論文の注︵3︶に︑堀部正二︑福井久蔵︑岡見正雄︑寺本直彦︑伊井春樹諸氏の論著が掲げられている・堀部・福

井両氏の論文はこの書の存在を紹介するもので︑昭和十二︑三年の業績である︒岡見氏は古典文庫に全文を翻刻し︑解説

を付した︒寺本︑伊井両氏は源氏物語の受容史︑注釈史の大著を著わされ︑その一部として本書を取り扱われたのである︒

約六十年の研究史の流れのうち︑言及された研究者はこの五名であった︒

・さて︑源氏物語の研究水準から見て︑源氏の研究者が例えば定家の連歌が夕顔の一場面を踏まえているのを発見するこ

とはたやすいのであって︑寄合集をひもとくまでもない︒それを必要とするのは︑当時の連歌初心者と︑現代の連歌研究

者である︒木藤才蔵︑重松裕己両氏によって﹁連珠合壁集﹂が出版されるや︑ただちに各研究者の座右の︑不可欠の書と

なったが︑それは合壁集が最も組織的で完備した寄合集であるとともに︑正確な頭注と索引が付されていたからでもある︒

 しかし︑﹁光源氏↓部連歌寄合﹂は︑不遇な書物であった︒良基の大方の論書とともに︑これも広くは流布せず︑活字

化されてもあまねく利用されたとは言いがたい︒その理由は︑第一に本文が︑源氏諸本のさまざまな本文群のうちで︑ど

(2)

のような位置をしめているかが不明であり︑信頼性がはかりがたかったこと︒次に寄合集として具体的な利用法がよくわ

からなかったことである︒寄合とは︑ある一語に別の一語が対応するのであって︑古典文庫本のように︑桐壼の巻に︑﹁ま

うけの君﹂︑﹁をゐつけて﹂︑﹁をもやせて﹂以下の語が単に連記されているだけであると︑隣合うそれぞれが寄合なのかど

うか判断に苦しむこととなる︒

 加藤洋介氏の論考を画期的と考えるのは︑右の疑念を一掃したことにある︒各語を﹁源氏大成﹄と照合して︑諸本との

異同を明らかにし︑当時の源氏の混成本文の存在を想定︑あるいは︑編集に協力した人々が所持していたそれぞれの本文

が融合したことを想像されるので族華また資料館本の記載方式すなわち︑・女車・﹂のような・小書で記された証叩が

付合となるLことを発見さ拓蠕物語本文に存在しない語が出現することについては︑・源氏聞書﹂を援用され︑.小

      ︵注三︶

野落葉の⁝呂Lと匂兵部卿の巻に掲げることの説明を果している︒この巻の物語本文には︑.小野Lの語がないのだが︑他の

巻での記述を参照して︑寄合であると説かれたのである︒

 こうしてみると︑本書は実用的な問題意識のもとに編まれており︑活用される時を待っていたのである︒簡単な索引を

作って連歌作品と照合し︑その当時の連歌実作に源氏寄合が活用されていたか否か︑今後の調査に使用してみたい︒

注注注

  注

加藤氏論文135ページ︒同123ページ︒

同136ページ︒なおこのことについては︑伊井春樹氏﹁連珠合壁集に見られる源氏寄合﹂

ページ︒後﹃源氏物語注釈史の研究﹄97ーページに別の例を引かれる︒

(「

A歌とその周辺﹄所収︶

(3)

凡例

 本索引は主に古典文庫本に対しての索引である︒もっぱら実用をむねとし︑それ以外の問題意識はない︒各語をそのま

ま機械的に見出語として配列し︑どの巻に現れるかを記した︒その際現在普通と思われる巻名表記に改めた︒ただし配列

順は歴史的仮名遣いによっている︒なお加藤氏論文の主要な校異によって一部以下のように意改を加えている︒上に古典

文庫本文︑下に訂正したかたちを示す︒

桐壷めのかたち

あま人

箒木

なかは

女のかたち

こま人

なかかは

須磨うらはかき

はらきなき

とう一

数のすかた こしはかきはらきたなき

とら一

かりのすかた

(4)

少き鳥

うゑし若木

石はし

   トき自W

   ノ      碁 のさくら

   石のはし うゑし若木のさくら 碁

濡標つかみしかき草つかみしかき筆

蓬生

こたか

松風かきのきし

こたち

かのきし

雪のまうかし雪のまろはし

常夏み・かたみ・かたき

(5)

藤裏葉いさきゐの水いさらゐの水

柏木世の中のけふりあすか 世の中のけふかあすか

横笛ちかき村

山になれる所

夕霧色こきはね ちかき林山にほれる所

色こきいね

御法きをあらそふ露の世きえをあらそふ露の世

橋姫ひしり たちたる藤衣藤衣 ひしりたちたる

(6)

椎本あそひ柳河そひ柳

総角

つた絵

にわひて     つた

あか月の嵐

あか月の嵐にわひて

宿木いほの中いはほの中

 なお資料館本のみにあらわれる語をおさめたが︑索引の内では巻名の前に資という字を付しておいた︒以下に記すとお

りである︒

箒木しもや

夕顔しのひありき

若紫草の室行過かたき

末摘花こそにうたる・はひをいれたる

紅葉賀かさしの紅葉 わかきものはかたちかくすあた・かけなるよもきに

(7)

榊秋の花をとろへてあさちか原しめのうち物思はしき

須磨大江とのしらぬ国枕をそはたて・をくる

明石いはほも山も浦はなれたる家

蓬生浅茅か宿笠

絵合も・あゆみたけとりのおきなうつほ

松風をきのつと

薄雲つかさかふ・り

玉髪ふなことも廿年

真木柱そらなき

梅枝くろほう

若菜上心のふかき手向ぬさ

若菜下夢人の涙をのこふ我袖

夕霧かきほのなてしこ

紅梅花やわくらむ

竹河めをそはむる

橋姫しけきの中かんなき

また和歌の各句索引を作ったが︑

ていない︒

これは古典文庫本の本文を歴史的仮名遣いで仮名書きしただけで︑資料館本は参照し

(8)

寄合索引稿

︻あ︼

あかきこのみ

あかし︵明石︶

あかたてまつる

あか月の嵐にわひて

あかもたれひき

秋の草おとろへたる

秋のたのみ

秋の花をとろへて

秋やはかはる

あけくれの夢

あさかほあさす・み

あさちか原

浅茅か宿あさちはら        あさはなた蓬生     あしふけるや明石濡標松風あしよは車松風

総角真木柱

明石資榊

椎本御法

榊橦宿木

椎本資榊

資蓬生

あしろ車

あしろ屏風

あすかゐうたふ

あすのわたり

あた・かけなる

あつまあつま声

あなかま

あなたうと

粟田山あわちしま

あはれにすごき

あひなたのめ 玉髪須磨御幸須磨椎本須磨早蕨資末摘花若菜下東屋箒木胡蝶

関屋

明石須磨

明石

あふきあまかつあまのいはやまの家あまのさへつりあやしき風あやめかさねの文

あゆ

あらしふきそふあらはし衣ありへてもあるし

いかた・め

いかまほしき

池のこ・ろ あめにますとよおかひめ 紅葉賀花宴葵宿木薄雲須磨須磨須磨松風 乙女明石

常夏

箒木藤袴

蓬生

箒木松風

東屋

桐壷

桐壷

(9)

いけみころしみ   蛍

いさよひの月    末摘花

いさらゐの水    藤裏葉

石のはし      須磨

石ふし       常夏

いせしま      須磨

いせのつかひ    須磨

伊せ人       須磨

いたかき      蓬生

いたち       手習

いたつら人     夕霧

いたつらふし    箒木

いたや       榊

いつきの宮     榊

五のさはり     匂宮

いなくら      明石

いのちさへ心ありける鈴虫

命なかさのいたつらに桐壷

しのひありき    資夕顔 いはせのもりいはほの中いはほも山もいはをも山をもいまこ・にありて

いましめ

  き   ごしもカカといよのゐけた入かたの月色こきいねうかひうき木

うき舟 ︵うきふね︶

うしろの山歌うたふうちゑみて宇治 早蕨宿木資明石明石須磨梅枝若紫空蝉

夕霧

松風

松風 うつせみうつほ卯つちうはそく馬牛馬にいねかふ馬に草かふ海すこし海つら海にます神 箒木資絵合浮舟橋姫蓬生須磨夕霧須磨須磨明石

海の会をはりたるやうなるなみ須磨

浦はなれたる

東屋浮舟蜻蛉浦はなれたる家

須磨     うりっくり

須磨     うゑ木

桐壷     うゑし若木のさくら

橋姫椎本総角おきなかかは

早蕨宿木浮舟おきなこと葉

浮舟手習   おきなすかた 明石資明石紅葉賀須磨須磨夕顔蜻蛉末摘花

(10)

おくり物をくる

おこなひ人

おさなき子

おたき落葉のみや

おとなしのさと

おとなしのたき

おにかみ

おほうち山

大江との

大かきおほそらのほし

おほふばかりの袖

おほみや人

おほやしま

おほゐの河

おもつらひけ也 桐壷資須磨榊明石夕霧松風桐壷匂宮宿木夕霧蜻蛉箒木末摘花資須磨

蓬生

野分

須磨榊明石

松風椎本 おもはぬ山おもひけちておもひこりたるおもひ子おもやせておゐつけて

︻か︼

かうふり

かうもり

か・やく日のみや

か・り火

かきほのかきほのなてしこ

かくしふみ

かくす影もよしとうたふ

影よはりたる日

かけろふ 夢の浮橋桐壷空蝉濡標桐壷桐壷薄雲紅葉賀桐壷

かさ・き

かさしのきく

かさしの紅葉

かさしのわた

かすめしやと

風にきせつるもみち

風のさきに

かたかけて

かたことかたちあらはす

若紫薄雲篭火かたち人

夕霧資夕霧

須磨

資末摘花

箒木

夕霧蜻蛉 かたらふへきかちゆみかつらかつら河桂の木桂の里かつらひけ 資蓬生浮舟紅葉賀資紅葉賀初音明石箒木

野分

松風

薄雲

蓬生若菜上花宴若菜下薄雲薄雲

花散里

松風

椎本

(11)

かとりのきぬ

かとかとしき

門田のいね

かなうす

かねのみさき

かのきし

河そひ柳

河つら ︵川つら︶

川よりおち

かはさくら

かえり見かちに

神のしるへ

かむわさからうす

からきから国

からすからのかみ

かりきぬすかた 須磨橋姫若菜上手習梅枝玉婁松風椎本松風椎本椎本

野分

箒木明石若菜下夕顔花宴須磨若紫須磨

末摘花 かりころもかりのすかたかりのつらかれたる花かれの・むしかほるかんなき 手習須磨須磨

橦 榊

匂宮資橋姫

きえをあらそふ露の世御法

きくの花

二月廿日きし

北山きつね

きぬ一くだり

きりきりす

きりのまかき

草のとさし

草の花 箒木榊宿木須磨御幸若紫夕顔蓬生

須若若総桐 磨紫紫角壷

草のむしろ

草の室

草のもとくち木の本

くひな

雲の林くもりかちなる

くもり日

雲ゐの雁

くろ木のとりゐ

黒こま

蜻蛉くろほう

ここにうたる・ 子

心おくれ心つくし

こ・ろのうら 若紫資若紫桐壷宿木明石濡標

末摘花

梅枝

夕霧

濡標

総角

須磨資梅枝

薄雲末摘花

箒木

須磨薄雲

(12)

こ・ろの鬼︵心の鬼︶

心のくつおれて

心のぬるき

心のふかき

・じましり

心おさなき

こしはかき

小嶋かさき

こすみうす・み

こそにうたる・

小鷹狩 ︵こたか・り︶

こたち

こたま

こてふ 琴 ︵こと︶

ことありかほ

ことすくな

ことのふくろ 榊明石乙女若菜上資若菜上浮舟若紫箒木榊浮舟

乙女

資末摘花松風手習蓬生蓬生蜻蛉胡蝶花散里須磨松風橋姫若紫若紫

明石 ことのほそをこと葉のかきり小鳥ことをまくらしてこの老人このかみ心胡の国この世なれたるこまのわたりこま人

こゆみ 衣かへ

︻さ︼

さかき

さかな桜をかけ物にす 紅葉賀総角松風箋火橋姫総角須磨

紅葉賀

桐壷

若菜上

明石 酒のかわらけさ・めことさ・れ水さとはなれさわらぬ月さまかへてさむきすさきしかのた・すむしかのもろ声時雨かちなるしけきなけきしけきの中

空蝉須磨竹河しなとの風

宿木手習

箒木

竹河 しのひあるきしのふくさしはといふ物しみつのみてらしめのうちしめの外

榊資玉須蓬夕橦資関薄椎若浮桐桐須藤若須

 榊婁磨生顔 橋屋雲本紫舟壷壷磨裏菜磨

       姫        葉上

(13)

霜はなしもや

しらか

しらぬ国

しるしの帯

すゐかき

杉下

隻⊥ハ ︵双⊥ハ︶

す・か川

す・むし

す・めの子

硯のあたり

硯の水すたれおしまく

すのこ

須ま ︵須間︶

すまあかし

墨つきほのかに

住吉神

資箒木

初音資須磨

宿木末摘花

関屋

須磨常夏

桐壷

若紫

初音末摘花

常夏

須磨明石

絵合

箒木須磨 せはきふところ袖のしくれそへふし空色かみそらなきそらなきそらなけき

︻た︼

たかしほたかむな

たき・つきなん

たきのよとみ

たき物竹あめるかき

たけかはたけとりのおきな

竹の子

明石

椎本桐壷

末摘花資真木柱真木柱須磨明石横笛夕霧御法初音須磨橋姫竹河資絵合

蓬生 た・すむ鹿     夕霧たちはな      花散里たつ        須磨たつた姫といはんにもつきなからす箒木たて石 ︵たていし︶ 明石松風たなはた      東屋七夕のてにもおとるましく箒木

箒木絵合梅枝たらひの水 旅衣うらかなしきたまくら玉のはこ

玉のゆくへ

手向たむけのきぬたもとせはき

たはむ・いなき

千枝ちかき河

ちかき林 明石箋火夕霧御法資若菜上若菜上蓬生

蓬生

空蝉須磨常夏

横笛

(14)

ちかまさりする

千里

トき良心ノ      ﹂

ちいさきふね

長奉

つかさ

つかさかふ・り

つかさめし

つかみしかき筆

月のかほ

月のみやこ

月日の光

つくし

つく・し

つくり絵

つた

つ・らおり

つなてひく舟

つましるし

乙須若総須早玉明須須濡葵資薄榊浮須須明 女磨紫角磨蕨餐石磨磨標 薄雲 舟磨磨石       雲

つまはしき

つみうる事

つみさり所

つよき心

つらつへつきて

つるはみのきぬ

てくるま

てならひ手にもとられぬ

戸くち

とこなつ

とこよとなり

とのゐすかた

とのゐ申とのゐもの・ふくろ

友千鳥ともよふかり

とら一

真木柱    ︻な︼若紫     なかかは︵なか川︶夢の浮橋   なかやと箒木     なか雨若菜上    なかくおくる藤裏葉    なか月桐壷     なきこかれ若紫須磨手習なきみわらひみ

榊乙須榊榊須夕須箒花蜻  女磨  磨顔磨木宴蛉

なてしこの露にぬれたる なきさのとまやなてしこ

難波のみそき

波た・こ・もとに

泪川泪のこひて

泪のみを

名もしらぬくさ木

なるかみ

こし可

箒木花散里椎本須磨

桐壷松風明石葵夕霧手習 桐壷濡標須磨早蕨

乙女

真木柱若紫夕顔

常夏

(15)

にしきをかくす

にわとり

ぬさ

ねこ

ねたむねなきかちなる

のきのたるひ

軒はのおき

野宮 ︵野の宮︶

野分

︻は︼

はことり橋うちわたし

廿年はちすのなかやとり

はちすはのやと

廿日月はつもとゆゐ 松風総角資若菜上若菜上若菜下真木柱濡標浮舟空蝉葵榊蓬生野分若菜上竹河資玉髪鈴虫鈴虫花散里

桐壷

はな薗花散里花のあらそひ花のかたはら花やはつらむ花やわくらむは・そはらはゐおくれたるはひをいれたるはまの家はやり心はらからはらきたなき春秋のあらそひ春のさかつきはけ物ひくらし

ひけこ ︵花ちるさと︶

夕顔胡蝶花散里濡標竹河紅葉賀紅梅資紅梅

乙女

末摘花資末摘花

明石

末摘花夕顔

薄雲

須磨

蓬生

夕霧

初音

ひしり・い

ひしりたちたる火たきやひたひくひちかさ雨ひつしのあゆみ人かた

一きさみ

人けなき身

人にしむ心

人にまけしの心

人の涙をのこふ

人の御門

人めおとろく

火とりのはい

ひとりゑみして

ひなあそひ

ひまあるなか

百歩

橋姫

手習

須磨

浮舟

須磨桐壷

桐壷夕顔

竹河資若菜下

桐壷桐壷

真木柱若紫

若紫薄雲

濡標絵合

(16)

ひしり・心

ひしりたちたる

火たきやひたひく

ひちかさ雨

ひつしのあゆみ

人かた

一きさみ

人けなき身

人にしむ・い

人にまけしの心

人の涙をのこふ

人の御門

人めおとろく

火とりのはい

ひとりゑみして

ひなあそひ

ひまあるなか

百歩

橋姫

手習須磨浮舟須磨桐壷桐壷夕顔竹河資若菜下桐壷桐壷真木柱若紫若紫薄雲濡標

絵合

ひるこ

ひをむし

琵琶 ︵ひわ︶

ふくろふ 笛

ふしまちの月

富士のたけ

ふすふる

ふすま

ふせこ

二はの松ふちかさね

藤衣 ︵ふちころも︶

ふちつほ藤につくる文

ふところかみ

船子ふなことも 松風橋姫紅葉賀明石橋姫箒木須磨夕顔蓬生浮舟若菜下若紫箒木総角若紫松風絵合夕霧橋姫桐壷

乙女

紅梅玉覧

資玉貿 ふなてして文はしめ

ほたる

仏も神もゆるせかしほと・きす

︻ま︼

まうけの君

まかり申

まきの戸口

枕のしつく

枕もうくはかり

枕をそはたつる

枕をそはたて・

松かぜ松かさき

松しまのあま

明石

桐壷薄雲薄雲花散里桐壷

薄雲

明石夕霧須磨須磨資須磨

夕霧

須磨

松のおもはん事もはつかし桐壷

松のはしら     須磨

(17)

松のひ・き

松の雪

松むし松らのみや

まいのあしふみ

まへのなきさ

まほろしまゆみ

みかは水

三日夜のもちゐ

三国ゆつり

みちの国かみ

三せかは三にしたかふ

三のみち水のおと

みてくら

三年 明石夕霧末摘花手習玉餐紅葉賀玉髪

葺火若菜上梅枝総角濡標末摘花真木柱藤袴蓬生夕霧明石

松風 峯の朝霧峯のくす葉峯のふる寺みの日のはらひ御舟あそひみ・かたきみやこ鳥みやこはなる・みやま木むかはきむくらしけるやとむくらのかけむくらのした 橋姫夕霧椎本須磨胡蝶常夏手習須磨紅葉賀浮舟手習浮舟椎本 むらさきのうへむらさめ

めのと

めをそはむるめをそはめりもとあらの小萩物思はしき物こりして物のね物見車紅葉おりちらしも・あゆみもろこしのうた

むさしのといへはかこたれたまふ若紫もろ恋

むせかへり

むちむねあくはかり

むらさき

むらさきかみ 桐壷蓬生明石末摘花

乙女

︻や︼

柳のきぬやえむくら

山かつ 野分 野分

濡標資竹河竹河

野分

資榊夕霧

資絵合

桐壷藤裏葉

椎桐玉 本壷璽

(18)

山かつめきて

山里

山さとび

山田のひた

やまとたましい

山とりやまとり

山なしの花

山にほれる所

山のいはや

山ひこ

山ふところ

やまふきのませ

やまふし山水のすみか

やよひ廿日よひ

やり水行過かたき

須御明胡椎手橋横総総夕乙夕橋須須 磨法石蝶本習姫笛角角霧女霧姫磨磨

若紫蓬生箋火

薄雲資若紫 行にくかたき雪のまろばしゆふかほ夕月よ

夢にみなして夢のつけ 若紫

夕顔

桐壷資若菜下横笛

明石 橦

夢人の泪をのこふ我袖若菜下

よこさまあめ

夜ころもよしの・里

世にしほしみて

世にしほしめる

世のあちわひ

世のうきふし

世のき・み・

世の中のけふかあすか

よふご鳥

よもきに

野分 葵

薄雲須磨夕顔須磨蓬生若菜上柏木早蕨資末摘花 よもきふのやとよもきふのやとにて四方の嵐夜かたらぬ

︻ら︼

りうたん

︻わ︼

わかき物わかきものはかたち

わかな

別のくし別のみそき

我袖

我ぬれきぬ

我身にしむる

わすれ草わらはやみ 末摘花蓬生

蓬生

須磨横笛

末摘花

資末摘花

初音

資若菜下

夕霧薄雲

須磨若紫

(19)

わらひ我はかほなる

いなかのたみ

ゑ ︵絵︶

酔のかなしみ

ゑみかほ 早蕨     おかしき乙女     をきのつと明石     おしけなき身須磨明石絵合おしほ山総角     おちなるさと須磨     男は秋をあはれむ

葵      小野 桐壷資松風柏木御幸手習若菜下

おの・へ

おはすてやまおみなへし

女くるま女のかたち

夕霧匂宮手習女は春をあはれみ 松風宿木手習藤袴匂宮

桐壷

若菜下

和歌各句索引稿

︻あ︼

あきなれど

あきのやまざと

あさちふに

あさぼらけ

あはれとて

あはれをしるも

あひみしことを

あらきかぜ

璽棄誓籍魏璽葉葉

いかでかく

いかならむ

いかにまがへて

いきしにを

いつしかもみむ

パ     ぐレととしく

いにしへも

いへぢをしらず

いるつきの

花橋夕桐若竹榊椎橋 宴姫顔壷紫河 本姫

いるとりの

いうかはりぬる

うきみつとりの

うきみをさめぬ

うちすてて

うつせみの

うどんげの

おぼろけならぬ

おもはぬやまも 真木柱宿木橋姫若紫橋姫空蝉若紫花宴

夢の浮橋

(20)

おもひこそやれ

おもふにも

︻か︼

かかるゆふぐれ

かくやはひとの

かぜのおとに

かぞふれば

かほどりの

かむがきに

かものこのよに

かよふとや

かれしより

きくもえならぬ

きみがうきふし

きみにまかする

きりこめてけり

くにつかみ

くものうへびと

橋桐姫壷

璽榊麟棄葉辣魏榊葉禦鑓

けふぞたつぬる

こがらしに

ここちして

ことのねも

ことはのぞなき

このもとに

ごはぎがうへそ

こはぎがつゆの

こはぎがもとを

こればかりやは

こゑもききしに

︻さ︼

しげみをわけて

しづこころなき

しののめのみち

しらねども

しるしのすぎは

しるべにて

宿箒桐椎桐空箒箒若箒宿 木木壷本壷蝉木木紫木木

宿木

桐壷

夕顔手習

夢の浮橋

そらにことわる そぼちつつ そことしるべき せぜにわたさむ すめるつきかげ すだちけるぞと すぎのもとたち すぎにしひとに

︻た︼

たぐひなく

ただたのみけむ

たちおくれけむ

たつぬるみちを

たつねこし

たつねゆく

たまのありかを

ちぎりとそおもふ

ちぎりとそしる

榊夕桐東宿橋手手  霧壷屋木姫習習

若紫

東屋橋姫

夢の浮橋

橋姫

桐壷桐壷

花宴橋姫

(21)

つがひさりにし

つてにても

つゆおきそふる

つゆふきむすぶ

つれなきひとを

てにつみて

てをゆるせかし

てををりて

︻な︼

 パ        へなカならば

なきものを

なつかしきかな

なでものを

なほざりごとを

なほひとがらの

ねにかよひける

のきばのつゆに

のべのわかくさ

箒竹若箒桐桐桐橋 木河紫木壷壷壷姫 若夕若空榊東空榊榊

紫霧紫蝉 屋蝉

のりのしと

︻は︼

はなまちえたる

はねうちかはし

はるにもあるかな

ひきとどむべき

ひきやとめける

ひとやつたへむ

ふえのねを

ふかきよの

ふきあはせたる

ふせぎしかげの

ふみかよふかな

ふるかはの

︻ま︼

まきのをやまは

またなくねたき 夢の浮橋若紫真木柱真木柱箒木箒木若紫箒木花宴箒木桐壷夢の浮橋手習橋姫

真木柱 まだわがしらぬまつやござらむまどひけむまぼろしもがなみそぎがはみつとりのみにそふかげとみやぎののみやまぎにみやまざくらにみをかへてけるむかしおぼえてむしのねしげきむらさきのめこそうつらね

︻や︼

やどながら

やどりぎは 夕顔

夕顔桐壷東屋橋姫東屋桐壷真木柱若紫空蝉宿木桐壷若紫若紫

宿箒木木

(22)

やへたつきりを

ゆめになしても

よがたりに

よそへてぞみる

手若若夕 習紫紫霧

︻わ︼

わがみとならば

わけぞゆくべき

をぎはらや

霧霧河 夕夕竹

をじかなく

をれるさかきぞ

榊椎 本

参照

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