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Title I-2章 地域福祉システムと地域生活協同組織(I 地域福祉システムの創造)
Author(s) 新田, 照夫; 菅原, 良子
Citation 地域福祉の推進 (長崎大学公開講座叢書 13) p.17-30
Issue Date 2001-03-30
URL http://hdl.handle.net/10069/6463
Right
NAOSITE: Nagasaki University's Academic Output SITE
2
章
地域福祉 システム と地域生活協 同組織
新 田 照夫、菅原
良子
1
節転換期の社会 と協 同組合 の地域福祉活動
「社会福祉政策」 とい うものは、社会 の工業化 ・都市化 に ともなって発生す る社会的貧困に対す る 「社会的防衛(
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」
とい う性格 を強 く帯 び つつ登場 して くる。我が国 において も、第二次世界大戦前の 「社会事業政策」 に始 まり、今 日の 「社会福祉政策」
に至 るまで、基本的 には生活困窮者 に対す る 「社会保障」 あるいは 「生活保護」
のための 「国による行政処分」として広 く実施 されて きた。 ところが、国による 「社会保障」
あるいは 「生活保護」の 範囲が 「生活保護法 (1946年)
」
に止 まらず、「児童福祉法 (1947年)
」
「身体障 害者福祉法 (1949年)
」
「精神薄弱者福祉法 (1960年)
」
「老人福祉法 (1963年)
」
「母子福祉法 (1964年)
」
と拡大 されてい く中で、社会福祉政策 のために費や さ れ る国の財政的負担が巨大 な ものになっていった。1980年代 か ら90年代 にかけ て高度経済成長が終幕 を迎 え、 また同時 に急激 な高齢化社会 に直面す るに至 っ て、国の財政的基盤 は崩壊 し、1997年 に成立 した 「介護保険法」 を契機 に、社 会福祉政策 は 「受益者負担」あるいは 「自治体の負担増加」 とい う方向に大 き く転換 し始 めたのである。 この転換 は、言い換 えるな らば、「社会福祉」とい うものが 「社会的貧困 に対 す る国の社会的防衛政策」か ら 「地域 自身 による生活相互扶助事業」への転換 の時代 を迎 えた、 と言 うことがで きるもので もある。た とえば、従来の福祉施 設 においては、サー ビス提供者 の側 に立つ基準 に基づいて 「恩恵 としての福祉 サー ビス」が受給者 に提供 されていたのに対 して、 これか らは自治体独 自の基 準 に基づいて地域 の特性 に応 じたサー ビスが提供 で きる可能性が出て きた。 ま た農業協 同組合や生活協同組合 といった非営利民間事業者の参入 によ り、受益 者 の側 に立つ基準 に基づいて、受 けるサー ビスを選択で きる道 も開かれ るようになって きたのである。 戦前の地方都市 において は、社会事業政策 を積極 的 に推進 す る部隊 として 「官制の青年
団」
な どの住民組織 がつ くられ、 その指導者の多 くが地方 自治体■ を下か ら支 えることによ り、国の中央集権化が実現 していった歴史がある。 こ うして我が国では地方 自治体 に対する国の圧倒的優位の体制が整備 されて きた のであるが、今 日ではこうした国の枠組 みが大 き く揺 らぎ始 めようとしている。1
9
9
7
年 に成立 した 「介護保険法」
は単 に 「社会福祉の受益者負担への転換」に 止 まらず、地方 自治体が本来責任 を負 うべ き事項 まで、国が掌握 し、 コン トロ ール して きた体制が崩壊 し始 めていることを示す ものであろう。 国 による強力 な指導力 に慣れ、 これが消失す ることによって戸惑 う自治体 も多数出て くるで あろう。 しか しこれか らは各 自治体の本当の自治能力が問われて くる時代 にな りつつある6 こうした時代 にあって、従来国の公共事業 として実施 されて きた 「社会福祉」の分野 に民間事業者 の参与が許 され るようになった ことは、「ライ フ ・-ライ ン(
l
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)
」
とも∴言 うぺ き生存 にかかわる事業への民間委託 とい う 危険性 を犯 しつつ も、`他方ではサー ビス提供側の基準 に基づ く 「恩恵 としての 福祉サービス」か ら、受益者の側 に立つ基準 に基づいて、受 けるサー ビスを選 択 で きる道 も開かれ る時代 になって きた と言 うこともで きるム 本稿では、生活協同組合 の福祉活動 ・事業 に焦点 をあてて、転換期 を迎 えた 釈.しい地域福祉のあ り方 について検討 をしてみたい。 (新田照夫)t
J
I2
蔀地域福祉 と非営利 ・協 同組織
2000年.4月 より介護保険が施行 され約1年がた とうとしている。介護保険施 行前か らも様々 な問題点が指摘 されていたが、懸念 どお り現在 さまざまな問題 が噴出 している。介護認定基準 をめ ぐる問題、介護保険が適用 され るサー ビス 内容が妥当であるのか どうかの問題 な どがあるが、事業者 との関係では予想 し たほど利用者が あつ まらなかった り、単価が低 いサー ビスに利用者が集中 し、 事業所の休止,・廃止におい こまれているとい う問題 もでて きている.在宅介護 サー ビス大手の コムスンが1,'200ヶ所 あった事業所 を半数以下蛙、約4,400人い る社員の うち1,600人 を削減す る とい う大規模 な リス トラが報道 されたのは記-1
8
-2章 地域福祉 システム と地域生活協同組織 憶 に新 しい(1)。 また、介護 サー ビス最大手のニチイ学館 も、い くつかの事業所 ではサー ビス休止 に追 い込 まれ、業績予想の大幅 な下方修正 も発表 してい る(2)0 この ような状況の中で、生活協 同組合 (以下、生協)の介護サー ビスが利用 者 を集 めている とい う(3㌔ 本稿では、他 の介護 サー ビス事業者 が苦戦す る中、 なぜ生協が利用者 を伸 ばしているのか、生協 の介護活動 ・事業 のあ り方か らさ ぐってみたい。
3
節生活協 同組合 におけ る福祉活動 ・事業の全国的動 向
まず、生協の福祉活動 ・事業の全国的な動向をみてみたい(4)0 生協の福祉活動 として① 「くらしの助 け合 いの会」な どの家事援助活動、② ふれあい食事会 と配食活動、③ い きがい活動があげられ る。 ① の助 け合 い活動 をお こなっている生協 は全国で7
5
生協 (関連団体 を含 む) にのぼっている(
「くらしの助 け合いの会」については、Ⅰ
Ⅰ部第4
章で詳述)0 後述す るように、 この 「くらしの助 け合いの会」のボランティア活動 に とどま らず、「くらしの助 け合 いの会」の活動 を発展 させ る形 で ワーカーズ コープや NPOを結成 し、 これ らの組織 と連携 しなが らホームヘルプ事業 をお こなって いる生協 もある。 (参のふれあい食事会 と配食活動 は、地域 の高齢者のコ ミュニケー ションや健 康維持のための食生活の提案の場 として、 また地域 の人 と人 とのネ ッ トワーク づ くりとしてお こなわれ、食の安心 ・安全 を追求 して きた生協 として生協 の福 祉活動 の重要 な柱 として位置づ け られてい る。1999年度 は41生協 ・261ヶ所 で 86,876食 の食事づ くりがお こなわれた。 また、いわて生協がたちあげたNPO 法人 「もりおか配食 サー ビス」 (1999年10月設立)、神奈川 ワーカーズ ・コレク テ ィブ連合会 とグ リー ンコープ福祉連帯基金 の食事サー ビスワ-カズは、配食 事業 を毎 日行 ってい る。 ③ のい きがい活動 は、高齢者が地域で 自主的にいきがいをつ くり出す活動で あ り、1998-1999年度モデル事業 として、「さいた まコープ」 と 「コープ こうべ
」
が取 り組 んだ。 生協 の事業活動では、(む福祉活動 ・事業の総合情報相談セ ンター機能 を果たす 「情 報 ・相談サー ビスセ ンター」の設置 (19生協)、▲(多視聴覚障害者 を対象に Lした声の商品案内エ リエディングサー ビス (24生協、1998年度 9LJj時点での利 用者700名)、③商品 を自宅 まで届 けるふれ あい便 ・個配 ふれあい制度 (12生 協
)
i④毎 日型給食サー ビス (3生協が本体事業 として実施一前述)、、⑤ ホーム ヘルパー養成事業 (3級
20生協、 2級29生協)、⑥居宅介護支援事業-(2000年 4 月に21生協が開始)、⑦訪問介護事業 (2000年 4月に21生協が開始)、⑧在宅介 護支援セ ンター (2生協 3ヶ所で実施)、⑨介護機器 ・用品の供給事業 (カタロ グ 『ふれあい専科』 は52生協が実施、1
5
生協が福祉用異食 与事業者指定を受 け ている)がお こなわれている。 また、生協が支援 して社会福祉法人 を設立 して 特別養護老人 ホーム (5施設)やデ イサー ビス を運営 してい る ところ もあ る (8ヶ所、他 に生協法人運営が5ヶ所)0 以上が、生協の福祉活動 ・事業の概要だが、†生協の理念である 「助 け合い」
を基盤 として」・介護保険制度施行 に向けて事業 を開始 しできた様子がみて とれ る。 次節では、・事例 と,して 「コープかながわ」
をとりあげ、生協の福祉活動 ・ 事業 を具体的にみてい く。・ ヽ_4
蔀
'コープかながわの福祉活動 ・事葉の と-
りくみ√
∴.
4
節では、 ワーカーズ三・コレクティブを中心に福祉事業が進められている神 奈川県の生協 ・「コ十プかながわ」
の福祉活動 ・L事業 について具体的にみてい き た い(5)0
コープかながわは、、1946年に設立 された川崎生協など、神奈llL県内にあるい てつかの生協が、1975年以降、 3回にわたって合同 した結果、つ くられた生協 である。活動 ・事業 は神奈川県全域 に広が りJ店舗数137店舗 (大型店 8-,中型 店58、小型店71)・」共同購入事業所数17、組合貞数約102万人、供給高約1、;334億 6千万円 とい う大 きな組織である。 同コープでは、1987年に 「長期 ・中期計画」を発表 し、
イ
長期計画」の ビジョ ンである 「ふれあい とあたたか さのある平和 な地域社会の実現」 を具体化 して い く大 きな柱の一つ として福祉活動 を位置づけた。たすけあいの会 (福祉 グル ープの活動)の開始 (1987年∼)、福祉たすけあい活動 をお こなっているボラン -20-2章 地域福祉 システム と地域生活協同組織 テ ィアグループに対す る財政的援助 を目的 とした 「たす けあい (運動)基金
」
の設置 (1987年∼) をお こなった。 また、長期 ・中期計画 を受 け福祉政策研究 会が設置 され (1988年)、理事会 に 「第 1次福祉政策研究会答 申書」 (以下、「第 1次答 申」
)
が提 出された。以降、福祉学習講座である 「生 き生 きライフ講座」
の開始 (1989年∼)、 ホームヘルプサー ビス事業 をお こな うワーカーズ コープ 「愛 コープ」
設立 (1990年∼)(6)、介護 やホーム-ルパ ーな どに関す る相談 と 福祉の情報提供サー ビスを行 う 「いきいき情報セ ンター」の開設 (1993年∼、 1999年 に 「ケアサポー トセ ンター青葉」 となる) な ど福祉活動 ・事業が積極的 に展開 され る。 [表1] コー プか なが わの福祉 活 動 ・福祉 関連 事 業 の経 過 1946年 ・コープかながわの前身の川崎生協創立 (1946.7.6-コープかながわの創立 日) 1964年 ・なか よし幼稚園運営開始 (横浜市泉区 :現在 は独立 した学校法人) 1975年 ・5生協が合同 して 「かながわ生協」設立 1987年 ・長期 ・中期計画で 「福祉 ・たす けあい」が運動の柱 として位置づ ける ・たす けあいの会 (福祉グループ)活動開始・
「組合員共済ふれあい」事業開始 ・たすけあい基金の設置 1988年 ・第 1次福祉政策研究会答 申 (座長 :一番ケ瀬康子氏) 1989年 ・コープかながわに名称変更 ・い きいきライフ講座開始 ・国際 フォーラム 「高齢化社会の協同組合の役割」開催 1990年 ・ワーカーズコープ設立、ホームヘルプサービス事業開始 ・フェスティバル輝 き (福祉活動の発表 と交流、連帯の場)開始 1991年 ・カタログにて介護用品取扱開始 1993年 ・い きいき情報センターー運営開始 ・福祉 グループ と地域作業所 と共同で喫茶 コーナーをハ-モス荏田店内に開設 1996年 ・コープ総合葬祭設立 (県内25生協共同出資) ・第2次福祉研究会答申 ・ホームヘルパー養成研修開始 (1998.4.20現在、 2級82名、 3級176名修了) ・福祉 センターワーキングチーム設置 ・給食サービスセ ンター開設、配食事業開始 (ワーカーズへの委託事業) 1997年 ・福祉活動アクションプログラム策定 ・日生協介護用品カタログ 「ふれあい専科」取扱開始 (日生協 -日本生活協同組合連合会一筆者注) ・文字基準の検討開始 ・ふれあい便 (仮称)プロジェク トチーム設置 1998年 ・声の商品案内 (リーディングサービス)の開始、店舗 に介護用品コーナー設置 ・訪問介護事業、福祉センター設置の準備開始 ・ワーカーズコープ愛 コープの支部が独立 し、18のホームヘルプワーカーズ誕生 ・ふれあいワーカーズ うらら (川崎)の設立、 コープ と業務委託契約締結 1999年 ・直営 ホームヘルプサー ビス事業開始 (青葉区 ・都筑 区 ・緑 区) ・コープケアサポー トセンター青葉開設、デイサー ビス事業開始(
「コープかながわの福祉活動の現状 と今後」か ら)- 2
1-1
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9
6
年 には 「第2
次福祉政策研究会答申」 (以下、「第2
次答 申」
)
が出され、 その具体化 として .Fコ十プかながわ福祉活動 アクションプログテムー1
9
9
7
年∼2
0
0
2
年-」
が策定 されたよそれ までの生協の活動が総括 され、特 に地域への 支援活動のあ り方につ いての検討がなされた.以後、ホームへルパ十養成研修 開始(
1
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6
年∼)、給食サー ビスセンターの開設 と配食事業の開始 (ワーカーズ コープ 「キューゼ ック」への委託) (1
9
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6
年∼)t介護保険事業 をにらんだ直営 ホームヘルプサー ビスの事業開始 .壬(
1
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9
9
年∼) といきい き情報センタ」を発展 させたコサブ中ながわの福祉サー ビスの拠点 としての 「ケアサポー トセンター 青葉」
開設(
1
9
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9
年)がなされた. -以上が コープかながわの福祉活動 .・事業の概要である。 ここで、 コープかな がわの福祉活動 ・事業の特徴 について まとやてみたい. まず、 コープかながわがなぜ福祉活動 ・事業 に とりくんだかについてである。 「第1次答申」の 「生協運動の福祉指針」をみると (表2参照)、「たすけあい (協 同)」の組織 である生協 の特色 を基礎 に、組合員の要求 をベースに、「協同 の くらしづ くり」
として福祉活動 ・事業 にとりくみ、福祉のネ ッ トワークをつ くってい くとなっている。 [表 2] 生協 運動の福祉 指針 高齢化社会における生協運動 _ く生協運動の福祉指針) (1)本来、生協 は、たすけ.あい (協同)の組職であ り、福祉の分野においても、協同の くらしづ くりとして積極的に取 り組んでゆきます. (2)公的責任 を明確 にしなが ら、高齢化社会の中で個人では支 えられない生活の問題 に ・ついて協同の力で運動 してゆき、学びあい、成長 しあ・い、地域の福祉のネッ トワーク をつ くってゆきます。 (3) 高齢化社会の組合員の要求を、健康づ くり ・生酒基盤づ くり ・生 きがいづ くりの3 つの視点か ら考え、家庭班のたすけあいを基盤 として運動 を発展 させ、明るい高齢社 会 を支 える生協運動 をつ くります。(
「コープかながわ 福祉政策研究会第1次答申」か ら抜粋) 「第 2次答申」における 「嶺 3章 -,コ⊥プのめざす福祉痛動」の 「とれからの福 祉痛動 をすすめる上での考 え方」 (表 3参照)では」厳 しい事業環境 を慎重 に判 断 しなければな らない と∴しつつ もヾ21世紀 には福祉事業 を骨格 にすえなければ、 組合員のニーズに充分 に応 えることがで きない とした うえで、「すみよい神奈二2
2-2章 地域福祉 システム と地域生活協 同組織 川づ くり」 にコープが貢献 す ること、地域の人々か ら 「コープがあるか ら安心 して暮 らせ る
」
と思われ る組織 として発展 してい くことが必要であるとしてい る。 そして ソフ ト面の充実 として、(∋福祉分野の組合員活動 と事業活動 をさら に発展 させ、地域で生 き生 き展開 させ るための専門部署 (福祉推進室)の設置、 ② これ まで弱か った職員教育 に福祉活動の学習 と実践 を位置づ けること、ハー ド面 の充実 として、③組合員活動 と事業活動 の連携 のあ り方の検討 と福祉活動 の拠点 となる場づ くりをお こない、地域 に開かれた福祉活動 をすすめ、「地域 の 福祉 にな くてはな らないコープ」となるようにめざす としている。 [表3] コープかながわの福祉活動の考え方 3章 コープのめざす福祉活動 1. これか らの福祉活動 をすすめる上での考 え方 コープかながわの福祉活動 は前述 の ようにさまざまな領域 で広が って きました。特 に、 組合員の福祉活動 は自主性が充分 に発揮 され、 コープ内は もとよ り、地域 に根 ざした も の に発展 して きました。 しか し残念 なが ら、 コープかながわの組織的支援 は組合員が活 動 しやすい環境 づ くりに充分 に貢献 しえた とはい えません。 また、 コープかながわ をめ ぐる事業環境 は大変厳 しい ものがあ り、新規 も含 めてあ らゆる事業 に関 Lで険重 な判 断 を迫 られてい ます。 21世紀 において従来 の商品供給事業 とともに福祉事業 を骨格 にす えてすすめていか な ければ、 コープは組合員のニーズに充分 に応 えることがで きない と考 えてい ます。 コー プがすみ よい神奈川づ くりに貢献 し、ひいては地域 の人々か ら 「コープがあるか ら安心 して暮 らせ る」 と思 っていただ けるような組織 として発展 してい くことが必要です。 そ のために も、活動 と事業の双 方で、組合員 と職員が共 に協力 しなが ら多彩 な福祉活動 を すすめてい くことが必要で、 この ことが事業 の活性化、新 たな組合員参加 の輪 の広が り、 そ してコープ らしい組織風土づ くりにつなが ると考 えます。 上記 を念頭 に置 きなが ら、現在 の経営状況 もふ まえた上 で1996年か らの中期 的 (5年 ∼ 6年)期間のすすめかたを次のように考 えてい ます。 ソフ ト面の充実 (前半期) (1) コープかながわの福祉分野 の組合員活動 と事業活動 をさらに発展 させ、地域で生 き生 きと展開す るために、専門部署 (福祉堆進室)の設置 を図 ります。 (2) 職員教育 のなか に福祉活動 の学習 と実践 を位置づ けることを検討 します。 これ を 通 じて、全職員が福祉活動 を理解 し自 らの仕事 に活か し、組合員 とともに活動 して いけるような組織風土づ くりをめざします。 ハー ド面の充実 (後半期) (3)組合員活動 と事業活動 の連携 のあ り方 を探 り、福祉活動の拠点 となる場 づ くりを すす め、地域 に開かれた福祉活動 をめざします。 上記 に重点 をおいて、「地域 の福祉 にな くて はな らないコープ」 となるようめざします。 (「コープかながわ 福祉政策研究会第2次答 申」p.11か ら)福祉活動 ・事業 は、組合貞の要求であ り、 また生協の 「たすけあい
」
「協同」 の理念か らもとりくまなければならない事業 として位置づけられていること、 そ して特 に 「第2次答 申」では、「地域」
の中での生協 の福祉活動 の位置づ け が明確 にされ、「すみ よい」
地域づ くりの一環 として福祉活動 ・事業が とりく まれていることがわかる。 次に、 コープ神奈川の福祉活動 ・事業が、 さまざまな課題 をかか えなが らも なぜ発展 させてこられたのか、 コープかながわの福祉活動 †事業の特徴 につい て分析 してみたい。 第一 に、現状の総括 ・とりくむべ き課題の学習一計画化一事業化 というサイ クルが確立 していることである。「福祉政策研究会」
とい う大学研究者 ・県行 政 ・社会福祉協議会 ・県保険医協会 ・コープかながわ 「たすけあいの会」 と連 携 した研究会(7)を組織 し、その答申を基盤 としてコープもゝながわめ福祉活動 ・ 事業の中期 プランをたて、事業化 してい くという、現状の総括 と研究 ・学習一 長期的な見通 しか羊もとづ く中期野な計画一事業化 とい うサイクルカ亨確立 されて い る。 第二 に、以上のサイクルの中で も学習が位置づ けられていることである。 ま ず、1
9
8
9
年か らはヨープ福祉め基礎学習の場であ り、実行要員会が担 う 「生 き 生 きライフ講座」が開催 され ている。 この講座 により、多 く・のボランティアが 誕生 している。 また、ヘルパー襲成研修(
1
9
9
6
年∼、2
級 と3
級 を夷施)、福 祉 についての社会的課題学習会やシテア体験、組合員活動交流集会 (衷ランテ ィアや ワーカーズ として活躍 している組合貞の学習 ,交流 ・情報交換 の場)、 「フェスティバル輝 き」 (組合員の活動報告や福祉活動への理解 を深める場、地 域諸団体 とのネ ッ トワークづ くりの場)な ど様々な学習の場がつ くられている。 これ らの学習の場が、生協の福祉活動 ・事業への とりくみの理解の場 になると ともに、福祉 に関心 を持 っている人々の輪 をひろげるととにもつながっている. 第三 に、前述 した ように福祉活動 ・事業の基盤が組合員や地域の要求にあ り、 利用者本位ですすめ ら咋てし;'ると.いうことである.それは、 もともと福祉 グル ープがお こなっていた 「たす けあい」活動か ら、L神奈川県内全域 で 「いつで も ・tl,iこで も」ホームヘルプサービスを利用できるようにす るために、ワーカ ーズコープをたちあげ、 コープかながわの事業 として委託す るかたちで 「事業-2
4-2章 地域福祉 システム と地域生活協同組織 化」し、 さらに介護保険施行 にあたってはワーカーズ コープが法人格 を有 して お らず介護保険の指定事業者 にはなれない こと、 ワーカーズコープでは困難 な 事例 が出て きていることか ら、 コープかながわの直営ホーム-ルプ事業 をたち あげた ことにも、組合員や地域の要求 に応 えようとい う姿勢がみて とれ る。 そ の姿勢 は、福祉事業 に とどまらず、組合員の経営参加 をすすめるための組合員 組織 の改革(8)、情報公開制度への とりくみ
(
1
9
9
9
年∼) な ど、 コープかながわ の方針全体 に貫かれている といえる。 第 四に、第三 の点 ともかかわ るが、以上の福祉事業 は、生協が直営す る事業 もあるが、「ワーカーズ コープ」 に委託 してい る事業 も多 くあるこ とで あ る。 「ワーカーズコープ」 とは、「人 に雇われ るのではな く、 自ら働 く場 をつ くりだ し、 自らが働 き事業 として経営 してい く協 同組合 の こと」であ り、「メンバー は、 ワーカーズ コープの趣 旨や働 き方 に賛同 し、出資金 を出 し自ら働 き」、「主 体的 に経営 に参加」
す るのである(9)。雇用す る側 ・され る側 とい う関係が な く、 自ら現場 で働 きなが ら経営 をも担 うとい うことは、 自分たちで経営のあ り方、 働 き方 を決 めることがで きる。 また現場で働 きなが ら聞いた り、気づいた りし た利用者 の声 をいかす ことがで き、一人一人 の利用者の事情 にあったサー ビス がで きるの も 「ワーカーズ コープ」
とい う組織 な らでは といえる。 もともと、 生協 には組合員 によるボランテ ィア組織 「たすけあいの会」がつ くられている ところ もある。 コープかながわで も、福祉 グループで は66グループ ・1,100名 の組合員が活動 している(
1
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9
9
年現在)。そのたす けあい活動での蓄積、活動 の理念が 「ワーカーズ コープ」 に反映 されてお り、利用者か らも信頼 を得 てい るもの と思われ る。 この点 は、経営者 と実際の労働者が分離 し、営利 目的 とな らざるをえない民間の事業者 とは大 き く異 なる点である。 第五 に、福祉活動 ・事業が地域づ くり、 まちづ くりとして位置づ けられてい ることである。単 なるサー ビス としての福祉活動 ・事業 としてではな く、地域 か らの要求で、住みやすい地域づ くりの一環 として福祉活動 ・事業が位置づけ られている。 責任 を もって地域 に関わ ってい くとい う姿勢がみ られ る。 それは、 コープかながわが、地域の福祉活動 ・事業 を とお してNPO
、社会福祉協議会、 医療 ・福祉関係機関、医療生協や厚生農業協 同組合連合会 を中心 とした他 の協 同組合、 自治体、民間団体 との連帯 ・連携 をしてネ ッ トワークづ くりをすすめ-2
5-ようとい う'ととろか らもわか るであろう. 第六 に介護保険制度 に対す る姿勢だが、 コープかながわは 「公的責任 を明確 にしうつ、地域か らの参加型の福祉 として、個人では支え きれない生活 の問題 を協 同の力で解決 してい きます」 (第
2
次答 申 「第3
章- 2.
コープの福祉活 動の基本的理念、指針、役割」
の 「福祉指針」
)
(
組合員活動 として 「自らの活 動 を通 して、一一他協同組合 ・地域諸団体 と共同で福祉行政や制度 な どめ見直 し、.. 改善、充実への建設 的提言がで きることが望 ま′れ ます」 (第 2次答 申 「第 3章二 3
.、-今後の福祉活動のめざす ところ とその内容」
の 「組合員活動 としてすす めること」
)
としている。国や 自治体 が責任放棄 した部分 を肩代わ りす るとい うのではな ぐ、公的責任 を追求 しつつ、 また介護保険制度な どの福祉制度の改 善 を要求 しつつ福祉活動 ・事業 をお こなってい くとい う姿勢である。 以上、 コープかながわが福祉活動 ・事業 をなぜ発展 させて これたのか とい う 理 由 と、福祉活動 ・事業 の特徴 について まとめた。 神奈川県にはコープかながわが委託 しているワーカーズコープの他こ生活 ク ラブ生協神奈川 と、生活 クラブ生協神奈川が母体 となってつ くられた福祉 クラ ブ生協 が提 携 して い る ワーカーズ ・コ レ クティブ な ど84団体 が活動 してい る(10).神奈川県の生協の福祉活動 †事業 はワーカーズ コープこ ワーカーズ ・コ レクティブが中心 をになうでいるといえる. -2節で見た ように、全国的にみる'と生協 を中心 に社会福祉法人 を設立 してデ イサ ービスセ ンタ二な どの施設 をたち あげた り、福祉施設 を生協が直営 した り、 また 、「たすけあいの会」が特定非営利活動法人●
(
NPO)
を取得 して福祉事業 を委託 され るな ど」 さまざまな形態で福祉活動 ・事業がお こなわれている。 ど の ような形態で福祉活動 ・事業 をお こなうにしろ、大切 な こ七は生協の理念で ある 丁たすけあい」を基本 として、・利用者、地域 の要求 にこたえなが らお こな うていけるか どうか とい う点であろう。一
5
蔀
地域福祉 システムの創造 をめ ざして
これ まで、福祉 は 「施 し」
のイメージが強い 「措置制度」・上、地域での 「た す けあい」の機能 を担 っていた地域共同体 を基盤 とした家族 の介護 によぅて∴ - 26-2章 地域福祉システム と地域生活協同組織 その多 くが担われて きた。急速 に進む高齢化 とはうらは らに、高度経済成長 に よ り地域共同体 が崩壊 し、核家族化が進み、家族介護 に依存 している福祉制度 はな りたたな くなっている。以上の ような背景 を もとに介護保険制度が施行 さ れた。介護保険制度 は、民間事業者の福祉事業への参入 を促 し福祉 に市場原理 を導入 し、利用者のサー ビス選択権 を保障 ・拡大す るとい うものである。 しか し、最初 にのべた ように採算があわない とす ぐに撤退す る事業者 もでて きてお り、必ず しもサー ビス選択権 の保障 ・拡大 になっていない。 そ もそ も福祉 とい うものは生活 に密着 した ものであ り、 それぞれが必要 とす るサー ビスはそれぞ れの家庭 の事情、地域の実情 により異 なって くる。効率化が求 め られ る営利 目 的の事業 と相反す る側面 を もってお り、 きめ こまかな質の良いサー ビスをしよ うとすれ ば営利事業 としてな りたたな くなる。 生協が介護サー ビス事業の利用者数 をのばしている背景 には、店舗 ・共 同購 入事業や組合員 による地域活動 をとお してつちかって きた生協 の理念 「たす け あい」への信頼、福祉活動 ・事業 に も営利 を追求 す るので はな く 「たす けあ い
」
の理念がいか されてい るとい う信頼があるといえよう。 つ まり、営利 目的 の民間事業者か利用者本位 の非営利 ・協同事業者か とい う利用者 による選択が なされている といえる。 少子高齢化社会の今、高齢者 になって も安心 して住み続 けられ る地域の創造 が求 め られている。 公的責任 は追求 しなが らも、「公」で は まかなえない部分 の福祉サー ビスを 「たすけあい」 によってカバーで きるような 「地域福祉 シス テム」の創造が必要 となって くる(ll)。福祉 をとお して、 これか らの地域 のあ り 方が問われている時代 といえよう。 そして高齢者福祉 の問題 は、 自分の問題、家族 の問題 としてほ とん どの人 の 生活 にかかわ って くる問題 であ る。 ゆえに、その地域 に住 む ほ とん どの人 に 「地域福祉 システム」の創造 に、参加 す る条件 (-きっか け、動機) はあ る と いえよう。生協や農協 な どの協 同組合組織、 ワーカーズ・コープ (ワーカーズ・ コレクテ ィブ)やNPO
な どの非営利 ・協同組織が中心 となって、医療機関や 他組織 ・機関、行政、民間事業者 な どとの地域のネ ッ トワークをつ くり、 そ こ に地域の人々が参加 で きるようなシステムがで きれ ば、「地域 づ くり」の きっ か けになるのではなか ろうか。 それは、生協組織 の肥大化の中で組合員 による- 2
7-運営参加が形がい化 しつつある生 協に与 って も1組合員の運営参加 を取 り戻す きっかけになる可能性 もある。「地域崩壊
」
`といわれる中で、「地域福祉 システ ム」の創造闘 ま多 くの 困難が ともなうが、福祉が 「地域再生」
のきっ かけにな る というて とはいえるであろう..(菅原 良子) 証 (1) 「朝 日新聞」2
0
0
0
年6
月1
7
日付、2
0
0
0
年8
月3
1
日付。(
2
)
「朝 日新聞」2
0
0
0
年7
月1
5
日付。(
3
)
「日本経済新聞」夕刊、2
0
0
0
年7
月5
日付.-(4) 以下、生協の福祉活動の全国的動向については、コープ くら.しの助 け合い の会全国ネッ トワーク ・日本生協連組織推進本部福祉事務局 『コープ くらし ・の助 け合いの会活動全国ネッ トワーク情報』,
N
o
.
1
4-
(
2
0
0
0
年7
月)_を参照 した. 特 にことわ りのない限 り、2
0
0
0
年3
月現在の状況である. -なお、生協 には購買 (地域、職域1学校、大学)
_
T医療 †共済 ・。住宅生協が あるが、本論では主に購買の地域生協昭ついて とりあげる. .また、本稿では、福祉活動 と福祉事業を区別 している。福祉活動 とは主に 組合員 を中心 としたボランティア的要素の強い福祉に関する活動、福祉事業 .とは、主に生協の経営活動の一環 として行われている福祉に関する事業 とい う意味で使用 してい る。√ (5)本文では:
「マヤプかながわ」-
の福祉活動 ・事業について主な●ものをと.りあ Iげている.詳 しい経過については、表1参照。 また、以 下の記述描
-『コープ かながわ5
0
年のあゆみ』(
1
9
9
6
年)、「(
第1
次)福祉政策答 申書」 (福祉政策 研究会、1
9
8
8
年1
1
月)、「(
第2
次)福祉政策研究会答申書」 (福祉政策研究会、1
9
9
6
年6
月 )、「コープかながわ福祉活動 アクシ ョンプログラム「1
9
9
7
年∼2
0
0
2
年-」、 コ丁プケアサポー トセンター青葉情報第1
号 「う・ふ・ふ」 (コー プかながわ福祉推進室、1
9
9
9
年1
0
月)などや他、パンフレット、.ーコープかなが -わホTムペ丁ジ(
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p:
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、神奈川県生活協同組合 連合会ホームページ(
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www.
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の 情報による。(
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)
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9
9
9
年の時点で、1
9
9
8
年をく独立 した 「愛 コープ」の支部の1
7
ワーカーズを28-2章 地域福祉 システム と地域生活協同組織 含 め、20ワーカーズコープが ホームヘルプ事業 をお こなっている。 その他 に 給食サー ビスをお こなっているワーカーズ コープが1組織 あ り、福祉関連事 業 をお こなってい るワーカーズコープは21組織 ある。 これ らワーカーズ コー プは、「コープかながわ」か ら委託 されて事業 をお こなっている
。
「コープか ながわ」全体 では、25組織の ワーカーズ コープが所属 している。 (7) 以上 は第 1次福祉政策研究会 の委員である。 第2次 はコープかながわ関係 者 を中心 にワーカーズコープ、「たす けあいの会」、ユー コープ関係者、 日本 生活協 同組合連合会 といった生協関係者が主な委員 となっている。 (8) それ までの店舗や共同購入 ごとに組織 されていた 「組合委員会」か ら、班 と地域 の ようすがみえる 「地域組合委員会」への変更が、1987年の 「中 ・長 期計画」で提案 された。 この点 をめ ぐり総代会 で議案が否決 され、再度臨時 総代会 を開 くとい う事態 をの りこえて、組織改革がなされた。 また、1994年 か らは 「地区本部制」 を取 り入れている。(
9
)
「コープかながわの福祉活動 の現状 と今後」p.7
0 (10) 「参加型福祉社会 を拓 く」出版 プロジェク ト編著 『参加型福祉社会 を拓 く』
(風土社、2000年)、全国 ワーカーズ ・コレクテ ィブ一覧。 (ll) た とえば、生活 クラブ運動 グループで は、「参加型福祉」 による 「コ ミュ ニティ ・オプテ ィマム福祉」 (-たす けあいによる地域福祉 の最適基準 の実 現) を提唱 してい る (同上書)。本稿 では検討 す る余裕がなかったが、 これ も 「地域福祉 システム」
のあ り方の1
つの提起 である といえる。 その他参考文献 ・『介護保険 を越 えて、質 の高い福祉 を創 る 福祉 プロジェク ト報告書』28号 (くらしと協 同の研究所福祉 プロジェク ト)・
『厚生省 「生協 のあ り方検討会」報告 と生協の課題』 生協総研 レポー トNo.21 (財団法人生協総合研究所、1998年10月)・
『生協 の在宅介護 サー ビス事業調査研究事業報 告書』 (財 団法人生協総合研 究所、1998年 3月)・
『より豊かなコーデ ィネー トのために』 (神奈川 ワーカーズ ・コレクティブ連 合会、1995年)な ど。 (この論文作成 にあたって、・生活協同組合ララコープ、コープかながわ、コ→プケアサポー ト センター青葉、、神奈川ゆめコープ、神奈川 ゆめコープ くらし助 け合いの会 「ゆいねっと」、 神奈川ワーカーズ ・コレクティブ連合会、 コープしずおか、特定非営利活動法人 ワーカーズ コ.-プ夢 コ-ネ ちばコ′-プおたがいさま介護セ ンター、みやぎ生協の方々に資料 を提供い ただきました。 この場 を借 りてお礼申し上 げます。) -