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平成 29 年度葦の家福祉会事業計画

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(1)

平成 29 年度葦の家福祉会事業計画

○ 法人全体・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

○ 法人本部・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6

○ 生活介護 葦の家 ・・・・・・・・・・・・・・・・12

○ 多機能型障がい福祉サービス事業所 えーる油山 ・・20

○ ヘルパーステーション ほっとほっと ・・・・・・・26

○ 福祉有償運送事業・・・・・・・・・・・・・・・・29

○ ショートステイ(日中一時事業・短期入所) ・・・・30

○ 城南区障がい者基幹相談支援センター・・・・・・・34

○ 共同生活援助 ・・・・・・・・・・・・・・・・・38

○ 共同生活援助第2グループホーム・・・・・・・・・41

○ 重度障がい者等包括支援事業 りーど ・・・・・・・44

○ 屋形原特別支援学校放課後等支援事業・・・・・・・45

○ 若久特別支援学校放課後等支援事業・・・・・・・・49

(2)

法人全体

Ⅰ 事業方針

実施事業の安定化を図り、中期計画を見直し後期事業の準備を行う。

Ⅱ 重点目標

1.グループホーム、在宅支援事業、日中活動施設、相談支援の4部門の確実な新事業立ち 上げ及び運営の安定化を図る。

2.新理念、運営組織体制、人事・財務計画の策定など法人の運営基盤体制を整備する。

3.職員の雇用環境の点検、整備を行うとともに、人材の確保、定着を図る。

4.中期計画を見直し、後期の事業整備に向けた準備を行う。

5.法人内のまとまりを作り、戦略の共有を図る。

Ⅲ 事業内容

1.第2グループホームの開所と2つのホームの運営の安定化を図る。

(1)第 2 ホームを確実に開所し、並行してすてっぷの体験利用から常時利用移行を図 る。

(2)マンパワーの重点化等のバックアップを図る。

2.生活支援事業の立て直しを図る。

ヘルパーステーション、ショートステイ、グループホーム等のマンパワー不足、収益低 下に対し、法人としてバックアップする。

3.通所、日中活動支援事業の安定化を図る。

(1)えーる油山の人事等の体制を強化する。

(2)葦の家管理体制を維持する。

(3)放課後支援事業運営体制を維持する。

4.基幹相談支援センターの確実な事業実施を図る。

(1)確実な3障がい、児童の総合相談体制を築く。

(2)委託指定に伴う特定相談、夜間も含む24時間対応の一般相談の業務を行う。

(3)サービス等利用計画を作る特定相談支援事業の開設準備を行う。

5.新法人理念を策定する。

組織改編検討委員会、事業所基幹会議等で案を集約し、理事会、評議員会で決裁する。

6.組織改編検討委員会で以下の取組を行い、法人組織の基盤整備を行う。

(1)法人理念の検討 (2)新たな法人組織のあり方

(3)人事考課、新給与体系の見直し (4)人事計画、中長期資金計画の策定 7.中期計画を見直し、後期事業の準備を行う。

(1)2年間の進捗状況を点検、総括し、下記のような視点を踏まえ、30年度以降2年間 の推進事業を確定する。

①福祉有償運送事業 ②地域生活支援拠点 ③訪問看護事業の模索 ④児童支援、療育事業 ⑤高齢、保育関連事業の模索 など

(3)

(2)今年度後期以降、障がい児相談支援事業の開設を検討する。

8.改正社会福祉法による理事会、評議員会等の法人運営業務を確実に遂行する。

(1)評議員会により役員を選任する。

(2)新理事会により理事長・業務執行理事を選任する。

(3)運営協議会を開催する。

(4)福祉充実残額を確定し、主管庁に報告する。

(5)法人情報開示システムで情報を開示する。

(6)法人役員、評議員学習懇親会を開催する。

9.人材の確保を積極的に行い、定着、育成システム及び中期人事計画を策定する。

(1)人材確保

①年間を通した求人活動計画と予算をつけ、法人としてチームを組み活動する。

②非正規職員等の賃金を上げ注目度を上げる。

③福岡県社協、市社協、民間団体、民間企業等の求人説明会に積極的に参加する。

④ハローワーク、福祉人材センターに登録、活用する。

⑤ホームページ、求人冊子、ソーシャルメディア等の媒体を工夫、充実させ活用する。

⑥大学、研究室を積極的に回る。

⑦求人誌、メディアを活用する。

⑧法人、事業所のPRポイントを明確にし、媒体作成の工夫を行う。

(2)育成システム作り

全社協プログラムを参考にしながらも、法人独自の職員の階層別職務、求める職員像 も加味した育成プログラムを策定する。

(3)人事計画策定

5年間の人事計画を法人のキャリアパスモデルも参考にしながら策定し、計画的な採 用、人事異動を行う。

10.労働環境の点検、整備を行い、働きやすい雇用環境を作る。

(1)子育て、介護等支援、労働衛生管理等の点検、見直しを行い、職員が永続的に働き やすい職場環境の整備を行う。

(2)福岡県の「子育て応援宣言企業」登録制度に登録する。

(3)CHECK&DO25を活用し現場の意見を反映させる。

11.法人本部機能を強化する。

(1)定款細則を策定し、新たな法人運営事務、関係役職員の権限の明確化等を図る。

(2)法人本部規程、組織規程を策定し、本部事務及び分掌事務を明確化する。

(3)経理規程細則を策定し、確実な経理事務及び分掌事務を遂行する。

(4)本部長の元に、管理職次長、監督職の経理事務職員を位置づけ、法人事務決裁及び 監督業務を分限化し、効率的な事務遂行を図る。

(5)法人関係委員会の開催、運営を確実効果的に行う。

12.月次の予算管理及び財務指標をもとに財務規律の維持に努める。

13.障がい、高齢、子育て、防災等をキーワードに堤地区、城南区単位の新たな地域福祉ネ ットワーク作りに取り組む。

(1)堤地区を中心に、利用者の支援、活動も含め地域交流、貢献活動を行う。

(2)高齢者福祉、子育て、社会支援企業・NPO法人、民生委員協議会、地域防災組織 等との懇話会、シンポジウム等を企画する。

(4)

(3)基幹相談支援センターと連携して行う。

14. 他団体と連携し、障がい児者福祉制度の維持、向上、ニーズに即した社会資源の開拓や 権利擁護の運動を行う。また、次世代の職員への継承をはかる。

◇主な加盟団体と主な取り組み (1)福岡市障害者関係団体協議会

市内の当事者団体と連携し、在宅障がい福祉の向上をめざす。

(2)福岡市民間障がい施設協議会

市内の障がい福祉サービス事業所間の経営交流とネットワーク作りをめざす。

(3)きょうされん福岡支部

県、国単位の障がい福祉制度の改善と障がいのある人の人権の保障をめざす。

(4)福岡県障害者施設協議会

県内の障がい施設間の交流を図り経営情報を入手する。

(5)福岡市生活支援事業所連絡会

市内の在宅サービス事業所間の交流とネットワーク作りをめざす。

(6)福岡市に障がい者差別禁止条例を作る会

当事者の差別解消と社会参加を促進する福岡市差別解消条例の制定をめざす。

15.福岡市と連携し、福祉避難所機能を整備する。

16.法人内のまとまりを作り、戦略の共有を図る。

Ⅳ 実施体制

1.実施期間 平成29年4月1日~30年3月31日 2.実施事業

(1)障がい福祉サービス事業

生活介護、短期入所(葦の家・桧原事業所・りーど)

多機能型事業(生活介護、就労継続支援B型)えーる油山

居宅介護、重度訪問介護、行動援護、同行援護(ヘルパーステーションほっとほっと)

指定特定相談支援、指定一般相談支援(城南区障がい者基幹相談支援センター)

共同生活援助すてっぷ、共同生活援助第2グループホーム(仮称)

重度障がい者等包括支援事業りーど

(2)地域生活支援事業

移動支援、生活サポート(ヘルパーステーションほっとほっと)

日中一時支援(葦の家):福岡市、宇美町、志免町、筑紫野市、那珂川町委託事業

(3)委託事業

城南区基幹相談支援センター/福岡市

福岡市屋形原特別支援学校放課後等支援事業(公益事業)/福岡市 福岡市若久特別支援学校放課後等支援事業(公益事業)/福岡市 (4)その他

福祉有償運送事業(公益事業)

(5)

3.組織図

4.役員、評議員

評議員10名、理事7名(うち理事長1名)、監事2名 5.年間行事、スケジュール

月 理事会・委員会・行事 その他

4

8日 通所利用者、職員合同入所式 28日 職員歓送迎会

組織改編検討委員会①

小中、特別支援学校入学式

OJTスタート(業務計画、3ヶ月研修)

決算、事業報告作業 5

法人監査

理事会(決算・事業報告)

税務申告 法人研修委員会① 決算、事業報告集約

6

評議員会①(役員選任、決算承認)

理事会①(理事長選任)

法人現況報告書提出

新理事長、資産変更登記

わはは祭り実委① RM・人権擁護委員①

求人開始、求人票発送 後援会総会

(6)

7

役員、評議員交流学習会

(福祉有償運送事業申請)

組織改編検討委員会② わはは祭り実行委員会②

第2GH開所式

8

法人運営協議会 8/20採用試験

人権擁護・RM委員会② わはは祭り実行委員会③

樋井川四丁目夏祭り 福祉人材職場就職フェア

9

理事会②

法人研修委員会② わはは祭り実行委員会④

職場説明会スタート

9/14,15 きょうされん全国大会

10

わはは祭り10/8

わはは祭り反省会

10/1堤地区運動会 10/ 樋井川四丁目清掃

(民間協仕事説明会)

11

中間監査、事業総括 職員業務面談

組織改編検討委員会③ 人権擁護・RM委員会

11/3 堤公民館文化祭

11/22 城南区ふれあいフェスティバル

12

(指導監査)

28日 職員忘年会 大掃除

12/9 葦の家クリスマス忘年会

障がい者週間記念の集い 次年度事業骨子検討 1

理事会③(次年度事業骨子)

評議員会②

職員昇格考課面接

法人研修委員会③

1/6 成人を祝う会(えーる油山)

次年度事業準備開始

2

実践発表会 2/25 組織改編検討委員会④ 人権擁護・RM委員会④

福祉の職場就職フェア 次年度事業、予算案集約 新制度、報酬情報把握

2/17 ふれあいバザー

3

理事会④(補正・事業計画・予算)

新任職員研修 36協定届出

法人研修委員会④

6.資産、経営資金等…別紙予算書、貸借対照表、財産目録による。

7.法令遵守、情報公開、苦情解決

(1)法人の活動状況を広報紙・ホームページ等を通じて関係者・機関、市民に広報する。

(2)社会保険労務士、税理士、弁護士と業務委託契約を結び、関連法令等の最新情報を得る とともに、必要な助言を受け、法令遵守に努める。

(3)苦情解決の仕組みを全事業に整備し、事案発生時は迅速、適切に対応し、重要な事案に 関しては行政に速やかに報告する。苦情として受け付けた案件については広報紙・ホーム ページ等にて必要な情報を開示する。

(7)

法人本部

Ⅰ 事業方針

法人事業の多角的な進展、遂行を確実に図り、法人内の迅速な決裁、情報の共有、連携を促進 するために、本部機能を強化し、規程、法令に準拠した確実、効率的な事務遂行を行う。

Ⅱ 重要目標

1.社会福祉法改正に対応する法人運営体制の確立

2.法人内規定、組織の改編による法人内各事業運営体制の確立

3.職員の労働環境(処遇・研修体制の確立等)の確立による職員の定着化の促進

Ⅲ 事業内容

1.新たな定款及び定款細則による理事会、評議員会等の法人運営業務を確実に遂行する。

2.定款細則を策定し、新たな法人運営事務、関係役職員の権限の明確化等を図る。

・理事長決裁の必要な契約、購入物、対外文書、規程、人事等の稟議、監査の事前チェック 等の体制を整備し確実な法人事務を行う。

3.法人本部規程、組織規程を策定し、本部事務及び分掌事務を明確化する。

・理事会・評議員会事務、監査、人事、労務、経理、広報、情報発信・集約、事業所のバッ クアップなどの本部機能を明確化し、課題を整理し体制整備を行う。

・組織改編検討委員会による法人組織の再編案を策定する。

4.経理規程細則を策定し、確実な経理事務及び分掌事務を遂行する。

・経理規程細則、事務マニュアルを作成し確実で標準化された事務業務を行うとともに、職 層ごとの研修を行う。

5.法人本部業務体制を確立し、各拠点・事業所との事務ラインを確立する。

・本部長の元に、管理職次長、監督職経理事務職員を位置づけ、法人事務決裁及び監督業務 を分権化し、本部-拠点-事業所等の事務ラインを整備する。

6.弁護士、税理士、社会保険労務士等の法人運営に必要な専門家と顧問契約し、業務委託及び 随時助言を得る。

7.職員の労働環境の改善を図り、人材の確保・定着化を促進する取り組みを行う。

・広報委員会を組織し、求人活動とも連携しうるHP,広報誌等媒体を工夫しながら効果的 な法人広報を行う。

・就業規則、給与規定、人事考課等の見直しを図り、社会保険労務士等の専門家からの助言 や組織改編検討委員会からの意見を受け、職員の処遇改善に向けた取り組みを行う。

8.その他

・法人内各関係委員会の開催、運営管理

・法人主催行事の企画、実行調整

・文書、パソコン等のファイル、データと管理体制を整理、整備する。

(8)

Ⅳ 年間計画 スケジュール、業務執行体制・予算

1.年間スケジュール(別紙法人事業計画参照)

2.組織・管理体制

・法人本部長:友廣…理事長業務の補佐(代理執行)、法人運営業務等

・事務次長:末次…本部長補佐、事務業務統括、諸規定管理、監査対応等

・上級事務員(主任補佐):鳥巣…全体予算・決算統括、労務管理、拠点事務員指導

・事務員:大西…法人統括(一部除く)請求事務、労務管理補佐、庶務等 3.本部予算

・各事業を横断する共通経費繰入金による。

Ⅴ 事業の具体的内容

1.本部業務の内容

(1)理事長・業務執行理事の補佐…中間決裁(押印・契約行為等)、報告、慶弔、渉外等

(2)理事会、評議員会の運営事務

(3)法人ガバナンス体制の確立に向けた事務業務

・定款・諸規程類、各種細則の編成・見直し、及び規程類文書・データの管理

・法人組織編成委員会の運営事務

(4)コンプライアンス体制の確立に向けた事務業務

・法人監査、行政指導監査への対応、法人全体へのコンプライアンス意識の徹底

(5)予算・決算の統括編成、執行管理、法人ベースの財務・資産管理

(6)法人本部会議、法人運営会議の運営事務

(7)事務スタッフ会議を通した法人内事務員への情報提供、学習

(8)人事情報(各種処遇、労務情報)の統括・一元管理、調整

(9)職員採用活動の統括・調整

(10)社会保険、労務、福利厚生業務・帳票の一元管理・適用

(11)賃金計算、税務、帳票管理等の会計、出納、経理、法人全体の経理業務統括

(12)法人の契約実務、書類管理

(13)法人運営にかかる行政申請・報告

(14)障がい福祉サービス、地域生活支援事業の統合請求・実績管理業務

(15)広報(広報委員会との連携、法人たよりの発行・HP更新・要覧作成等の広報作業)

(16)法人主催行事の実行調整

・わはは祭り、実践発表会等、法人全体に掛かる行事における各実行委員会との調整

(17)法人内各種委員会・主要会議との運営調整

・研修・人権擁護・リスクマネジメント・広報の各法人委員会、(各拠点衛生委員会)

・主任会議、事務スタッフ会議 2.評議員会・理事会の運営事務

(1)定款、定款細則に基づき、報告書、議案書の作成、開催スケジュール調整、議事録作成・

保管、各種事務連絡等を適切に行う。

(2)評議員・役員の選任・解任にかかる各種手続き、選任等書類の管理を行う。

(3)新しい評議員、役員等の学習、懇親を図る企画を立案、遂行する。

(9)

3.決裁手続き、会議

(1)理事会、評議員会の決議事項及び理事長の指示のもと、定款細則にもとづき本部事務局で 実務を執行する。

(2)購買・契約等ついて、決済のライン・決裁の方法を確立する。理事長決裁を必要とする決 裁に関しては見積もり合わせ等必要な手続きが行われているか確認するため、理事長決裁 前に法人本部事務局による書類確認を行う。

(3)本部長、管理者、次長、本部上級事務員による法人本部会議を月例で招集し、法人全体の 業務の調整、準決裁を行う。

(4)管理者、主任、実務責任者による法人運営会議を月例で招集し、法人、事業間の諸課題に ついて、情報共有、連絡調整を行う。

(5)上級事務員のもと、事務スタッフ会議を招集し、事務の実務、連絡調整を行う。

4.人事・労務管理

(1)組織改編検討委員会に、人事・労務関連の情報・課題点などを報告し、法人組織・職員処 遇の在り方について協議を進めて頂き、整理したものを理事会に提案する。

(2)各事業所の事業計画に基づいた職員の採用計画を立案し、法人本部にて求人情報の管理を 行い、分かりやすい求人情報媒体等の作成、若手職員を活用した職場説明会での求人活動 等、安定した定期採用活動に取り組む。

(3)法人全体の社会保険、労務関連台帳等の管理を行い、社会保険労務士の助言を得て、適切 な労務管理、環境整備を行う。また、各事業所における適切な労務管理が行えるよう、事 務スタッフ会議、主任会議等を通した主任職員、事務職員の学習の機会を設ける。

(4)法人全体の特定個人情報(マイナンバー)を法人本部事務局で一括管理する。管理データ は漏洩が無いよう施錠管理するとともに、データを扱う際には作業環境にも配慮し、複数 名で対応するなど、情報管理の徹底をはかる。

(5)公正採用選考人権啓発推進員及び補助者を置く。(友廣、小関)

(6)介護労働者雇用管理責任者を置く。(友廣)

(7)セクシャルハラスメント、マタニティハラスメント苦情窓口担当者を置く。(豊村)

5.経理・財務管理

(1)法人統括、拠点区分単位による会計経理を行い、毎月頭の本部会議の日に月次報告を提出 し決裁を得る。

(2)法人全体の予算、資産管理、本部経理事務を専用ソフトにより行う。

(3)権藤税理士事務所により月次の経理チェック、税務申告委託業務等を行う。

(4)法人内部監査を決算前と年度半ばに行い、監事によるチェック、助言を受ける。

(5)法人内の事務体制確立をめざし、事務スタッフ会議にて事務員の情報交換を行い、資質向 上を目指した学習会を定期的に行う。

6.請求事務

(1)最新の制度、報酬請求情報を把握し、障がい福祉サービス、地域生活支援事業の統合請求・

実績管理業務を行う。

(2)請求にかかる利用者の個人情報を管理し、請求ミス、個人情報の流失等が発生しないよう な安全対策に努める。

(10)

7.研修

(1)法人研修委員会と連携し、法人全体および各事業間研修プログラムを充実させる。

(2)法人研修委員会、主任会議と連携し、法人内各事業合同の実践発表会を行う。

(3)役員、評議員の学習交流を行う。

(4)その他、法人全体に掛かる必要な研修を企画・実施する。(安全運転講習等)

8.法令遵守・安全管理体制

(1)業務委託契約を締結している社会保険労務士、税理士、弁護士より必要な助言を受け、労 務、契約、財務、事故対応等の様々な事務・運営リスクに対応し、法令遵守に努める。

(2)OAネットワークシステム管理者を置き、法人全体のネットワーク管理を行う(末次)。

新規開設する第2ホームとのネットワーク構築を行う。

(3)法人内共有データを安全に取り扱い、ネットワークを安全に運用するため、ネットワーク の軸となる主要装置の見直しを行う。またデータのバックアップをクラウド上へ行うこと により、万一の事態に備えたデータ管方法の再構築を図る。

(4)安全運転管理者・副管理者を置き、法人全体での安全運転講習会を開催する。

(5)法人本部・事務業務に関する事故・ヒヤリハット事例の収集を行う。リスクマネジメント 委員会に事務部門としても参加し、ヒヤリハット事例の分析を行い、事務スタッフ会議を 通して、事務マニュアルの整備などの業務改善を行う。

(6)人権擁護委員会と連携し、障害者権利条約等に基づく法人の人権擁護規定、職員行動規範 等を周知し、障がいのある方々の人権擁護と虐待防止に努める。

(7)施設損害賠償保険、役員責任賠償保険、車両保険等、万一の事態を想定した保険の精査、

加入を行い、各種事故等に速やかに対応しうる体制を整える。

9.広報、情報公開、苦情受付体制

(1)役員・評議員、各事業所、関係機関に法人の一元的情報を集約、発信する。

(2)広報委員会と連携し、法人内での広報物の管理、必要な広報媒体・広報方法の検討を行う。

(3)第2ホームの開設に合わせ、法人要覧の見直しを行う。

(4)法人内外に対する信用性の確保、人材の確保等につながるよう、ホームページによる情報 公開機能の強化を図る。

(5)各事業所で苦情として受け付けた案件については広報紙・ホームページ等にて必要な情報 を開示する。

10.その他

(1)法人主催行事である「わはは祭り」「実践発表会」等について、法人内に設置する各実行委 員会との連絡調整を行い、行事の確実な遂行を図る。

(2)法人研修委員会、人権擁護委員会、リスクマネジメント委員会、法人広報委員会、各拠点 衛生委員会、主任会議等、法人内各種委員会・主要会議との連携をはかり、法人運営に必 要な事務調整を行う。

(11)

障がい者地域生活支援センター「りーど」の管理

Ⅰ 事業方針

障がい児者が地域でふつうの生活を営むことが出来るよう、ショートステイ、ホームヘルプ、

相談支援、グループホーム等のサービスを地域や他事業所間のネットワークを活用して有機的に 提供し、障がい児者の地域生活の拠点としての機能を果たす。

Ⅱ 重点方針

1.各サービスの人材の確保、定着の取り組みとマンパワーを強化することにより、支援、収益 の向上を図り、センターの機能の立て直しを図る。

2.福岡市の福祉総合計画の基本施策である在宅サービスの基盤強化、親亡き後の対策、24時間 365日体制の地域生活支援拠点等を当センターの事業においても推進する。

3.第2グループホームの整備に伴う新たな地域福祉、地域交流の学習、試行を行う。

4.拠点内のスタッフのシフト調整の連携を図る。

5.24 時間支援、不規則勤務に従事する職員の労働環境の改善を図るために、衛生委員会の開 催、事業所間の取り組みを行う。

6.他事業所との連携、ネットワークの構築を強化する。

7.防犯、防災体制を築く。

8.各サービス、当センターの事業及び機能を再確認するとともに、次年度に想定される新たな 国の制度改変、市の施策への対応の準備を行う。

(1)グループホーム利用者の共同生活体験、練習

(2)ホームやヘルパースタッフの育成

(3)グループホームの24時間バックアップ支援

・病気や事故、スタッフの休みなど緊急時のバックアップ支援

・特例居宅介護による入浴、食事、排せつ等の身体介護支援

・重度障害者等包括支援事業による各事業所からのスタッフ派遣

・心臓やぜんそく、てんかん等の疾患のある方への訪問看護の調整

(4)サービス利用の総合調整(ケアマネジメント)とネットワークによる支援

・知的、精神、身障、発達障がい、難病等障がいの多様化への対応

・複数のサービスや事業所等関係者の情報の共有を図るためのケア会議

・困難事例や権利擁護等の委託相談支援のケア会議

・サービス等利用計画の担当者会議

・強度行動障がい児者共同支援事業のサービス調整

・福岡市障がい者等地域生活支援協議会に関わる地区部会会議

・重度障害者等包括支援事業のサービス調整会議

・社会資源として市内外の100を超える事業所と連絡調整の実績

・基幹相談支援センターと連携し、圏域内の指定特定相談事業所間のネットワークの形成 と研修機会の提供等による相談支援の質の担保

(5)緊急時の在宅サービスによるワンストップ支援

(6)地域交流、貢献支援

(7)大規模災害時の福祉避難所

(8)高齢化への対応

・医療、リハビリ、介護保険等他職種との連携

・法人で訪問看護事業の立ち上げ、24時間巡回型の看護体制を整備

(12)

(9)重度者(化)への対応

・行動障がいのある人たちへの支援力、ネットワークによる支援を強化

・市の行動援護研修、強度行動障がい児者共同支援事業活用及び拠点モデル事業との連携

(10)障がい児への支援体制の強化

・障がい児の福祉的ケアの専門性の確保

・ホームヘルプ、ショートステイ等による子育て、家族支援

(11)心身の障がいの軽度の人たちの生活支援

・長年引きこもったり、就労に失敗したりした人たちへの地域での居場所作りやヘルプ関 連事業所、行政等と連携した自立を支える生活支援

・入所施設等からの地域移行

(12)権利擁護支援

・親亡き後や単身地域生活者等への成年後見制度の利用調整

・触法障がい者の生活の場の調整、短期のワンストップ支援、警察、司法手続き等におけ る権利擁護、法曹関係者と連携した支援調整

・被虐待者の短期のワンストップ生活支援

Ⅲ 事業内容

1.下記の体制のもとで、センター内の各事業が連携し管理運営を行う。

(1)管理体制…センター長(友広) 副センター長(豊村)

(2)実務責任者を配し以下の分掌業務を行う。

①広報誌「りーど通信」の発刊

②各室の使用管理、保守管理、清掃美化、消耗品の補充 ③防火管理・消防避難訓、防犯・セコム管理

④樋井川四丁目町内会活動参加 他 (3)保守管理、メンテナンスを確実に行う。

(4)南北側門扉、玄関、出入り口の施錠、駐車管理を確実に行うとともに、防犯管理を行う。

(5)シフト調整機能の効率化、安定化を図る。

(6)月次のりーど運営会議を開催し、各分掌業務の調整を行う。

参加者;センター長、副センター長に加え、各事業所の実務責任者

(7)衛生委員会を定期的に開催する。

(8)防災マニュアルを策定し避難訓練を行う。

(9)利用者も含む慶弔規程等規程を整備する。

2.りーど拠点区分として、資金収支管理、予算、決算を行う。

3.修繕・資金計画も含む収支バランスを図る。

4.法人、事業所間で連携し、人材確保の取り組みを行う。

5.在宅サービスに従事するスタッフの効果的な研修を連携して行う。

6.福岡市と連携し、福祉避難所機能を整備する。

(13)

生活介護事業葦の家

Ⅰ 事業方針

1.年間経営方針

重点経営方針は、働く環境づくり 地域福祉 家族支援 財務の安定 を掲げ、社会福 祉法人葦の家福祉会の理念である、「障がいがあっても地域の中でふつうの暮らし」の実現 を総合支援法に基づきながら、葦の家福祉会第3次中期5カ年計画(H27.4~H32.3)に沿 った通所事業所づくり(多機能型障がい福祉サービス事業所:生活介護事業・就労継続支 援 B 型事業)を平成28年4月1日に開所し、実現したところである。

平成29年度については、特別支援学校卒業者1名の利用希望が出て、合計52名の 利用となる予定である。今後も、地域に拡がって行くグループホーム利用者がそこで生 活できるように、日中働く環境(通所事業所の利用)を提供し、福祉の街づくりに寄与 できる体制づくりをめざすことにより家族支援を強化する方針である。そのため、多様 なニーズに応じた働く環境づくりと仕事の創生をめざす具体的実践に努めて行きたい。

Ⅱ 重点目標と達成するための基本的な事業方針(事業理念)

社会福祉法人葦の家福祉会は、「障がいがあっても地域でふつうの暮らしを」というコン セプトをもって事業運営してきたところである。この間、生活介護事業から始まり、日中一 時、短期入所、ヘルパー事業所、放課後等支援事業、相談支援センター、グループホームを 事業展開してきた。地域とのかかわりを密にしながら多くの方のご支援を受けて地域福祉作 りに取り組んできた。

どんなに障がいが重くてもその方なりの働き方を見つけながら、「障がいがあっても地域 でふつうの暮らし」を実現する道筋を進んでいるところである。

重点目標と達成の為の基本理念は、以下のとおりである。

1.障がい者が地域の中でふつうの暮らしをするために「地域で働く環境づくり」への働き かけをする事業所作りをめざします。

2.青年期から高齢期までのライフステージを通した障がい者の活動の場の提供を行なう施 設づくりをめざします。特にアート活動や下請け作業、農作業、その他作業活動の創造 を目指した活動を行ないます。

3.地域に開かれた施設づくりをめざして、施設開放(コミュニティづくり)に取り組み、

時代のニーズに応じた地域福祉づくりをめざします。

Ⅲ.事業内容

1. 地域で働く環境づくり (1)働く=工賃保障の取組

ボンラパスやハローデイにおけるバザー出店活動の充実

・販売する喜び、地域の中で一人の社会人として活躍する場面の充実

・給料をもらうだけでなく、使うことによる、生活場面の拡大活動の充実

(14)

(2)地域活動(夏祭り、地域清掃活動等)へ参加

・自己実現の保障の取組

・活動を通して仲間同士や地域の方との触れ合いによる生活満足度を高める。

(3)自主製品づくりと販売作業

・絵画活動を中心としながら障がい者のアート活動の充実を目指します ・販売活動拡充のための販路拡大と物販配達の充実

(4)アート活動と販売展示会活動

・絵画作品の商品化及び販売ルートの開発

・アート活動を通した社会参加体制づくり(コンクール出品、展示会実施等におけ る地域啓発活動)

(5)時代のニーズに応じた地域福祉づくり 1)行事の取組

・開所式、わはは祭り、クリスマス会、成人を祝う会等への保護者及び地域の方 の参加体制づくり

2)広報・啓発活動の充実

・葦の家ニュースの紙面充実、法人広報誌を含む情報の整理と配布先の拡大

(6)人材育成

1)所内研修会及び自主研修会の充実及び所外研修参加によるスキルアップ 2)キャリアアップ研修の企画充実

3)適切な労働・労務環境による職員の生活満足度の向上 4)公開支援、実践研究発表会の更なる充実

(7) レクリエーションの企画充実 1)職員レクリエーションの企画 2)仲間旅行の検討

(8)送迎体制の構築

1)8台体制の構築

(9)財務の安定

1)収支バランスの確立

2)修繕及び備品購入計画の年次的充実計画の策定

Ⅳ 年間計画(スケジュール、実績予定、組織体制)

1.開所、運営日、利用予定

(1)定員 40 名:契約者数 主たる事業所 45 名、従たる事業所(桧原分室)7 名

・利用者 52 名 年間延べ利用者見込 12,293 名 出勤率 92%

・法定内利用率 120.5%(受入可能最大数 12,750 名:40 名×255 日)

・営業日 255 日、開所日 255 日(予算計上日:254 日)

・木曜支援日 17 日、職員業務日 4 日

(2)スタッフ 38 名

管理者、サービス管理責任者、栄養士各 1 名、事務員 1 名 常勤生活支援員 17 名(正規 11 名、年次雇用 6 名)

非常勤 15 名(支援員 12 名、看護師 1 名、調理員 2 名)、嘱託医 1 名

(15)

(3)予算(理事会、評議員会にて承認)

※加算、補助金適用

人員配置体制加算Ⅱ、福祉専門職員配置等加算Ⅰ、食事提供体制加算 送迎加算(重度加算含)、処遇改善加算

(4)年間行事(別紙)

(5)組織図・分掌体制(別紙)

Ⅴ 事業の具体的内容

1.運営管理体制(運営業務分掌)

(1)人事管理

1)適材適所の分掌職員配置(正規職員、常勤、非常勤職員)に努める。

2)高い資質を持った職員の養成と配置(チームアプローチ)のために、事業所内研修 により支援員の支援力向上を図る。(自主研修会の充実を含む)

(2) 施設設備の充実

1)老朽化した施設設備の計画的更新(新5ヵ年計画に沿った事業展開)に努める。

(3)予算管理と営繕管理ライン形成に努める。

1)適正な労務管理(勤怠、残業等)

2)適正予算の執行と財産管理、備品管理の徹底

(4)事務管理体制

1)1名の専従事務職員の配置(正規候事務員配置)による、拠点管理 2)えーる油山の拠点管理

(5)研修、人材育成

1)支援・介助技術(充実した研修計画の立案と実施)の向上を図る。

仲間の主体的な行動を引き出すため、(※ 上岡先生インタビューより)

①思考を伴って、自らおこす行動 ②判断力を伴って、自らおこす行動

③目的性を伴って、自らおこす行動と捉え以下下のような実践に努める。

・行動障がい・自閉症等に対する、環境設定と支援技術の向上のための外部研修へ の参加

・多様な障がいに対応できる介護・介助技術の向上のための実践と OJT、公開支援 日を設定し、実践研究発表会に備える。

・リスクマネジメント研修の充実 のために法人の委員会による会議の実施、起こり やすい事故等への対策案の検討、原因の分析、支援現場の環境改善

・アセスメント力の向上(専門性を高め、各フィールドにおけるエキスパートとなる 支援員をめざす)のための事業所内研修の実施。

・家族支援のための研修実施

*事業所・家庭・他事業所との連携及び保護者会との連帯 葦の家で育つ行動

支援計画・モニタリング・ケース会議への反映

(16)

(6)保守管理、車両管理、施設管理運営

防災、避難訓練、リスクマネジメントのための積極的研修受講を推進する。

1)緊急時の備蓄(新5ヵ年計画に沿った事業展開)計画立案に努める。

2)IT 管理(含セキュリティ機能)の充実を図る。

3)車両管理(事故の減少、保険を含むメンテナンスの充実)の徹底を図る。

4)責任者を明確にした行事運営とライン形成を図り、職員一人ひとりが積極的に 業務を推進する体制づくり。

5)事務・庶務の効率化に努め、会議時間については 60 分以内をキープすることを徹 底する。

(7)苦情受け付け体制

1)玄関に苦情受付箱を設置し、改善に努める。

2)受付窓口は、サービス管理責任者とする。

(8)その他

1)地域交流、ボランティア、実習生受入、団体運動については、職員が窓口となり、

業務を推進する。

2.支援の充実(支援分掌・・・作業・活動の充実)

(1)創作活動

絵画、織り、クラフト等様々なアート活動を通して、表現力の伸長とあわせて、社 会参加、ゆたかな生活、社会体験、個性の発揮、エンパワメント等総合的な支援を施 設内事業部門の位置づけにより行なう。

・生活介護における創作日課の安定化。

・利用者の主体性を引き出すような創作活動(表現活動)を行なう。具体的には、

身体表現や新しい画材、制作技法の取り入れ。

・夏季、冬季授産品の新商品を企画及び作成(Tシャツ、カレンダーなど)。

・外部企業、団体とのコラボレーション

⇒福岡女子大(自販機)、トヨペット、福岡市営地下鉄、福岡運輸 授産品の販路拡大を図る。

・作品のデータベースでの管理及び作品のカタログ化。

・作品販売やレンタルの検討については、授産会議(月 1 回)等で議題として取り 扱っていく。外部との連携をしながら取り組む。(ときめきアート展への作品出 店。商業施設や行政企画、貸ギャラリーやわはは祭りでの作品展示会、ライブイ ベント、コンクールへの参加など、製作・販売以外での社会参加、社会評価場面 を通して創作活動による社会啓蒙を図る。

(2)パッキンの型抜き作業

・簡易で取り組みやすく、リハビリ効果もあり、仲間の実態に合った作業として継続し て行なう。

・月 22,000 枚程度、11,000 円程度を請け負う。

・三幸パッキング製作所との確実なやり取りを行ない、注文に関しては、FAXを通し て注文内容の把握と迅速な在庫の確認・報告を行なう。

(17)

・パッキン作業マニュアルを活用して、指定された納期を厳守する。

・支援時間内に同時進行で支援員が作業を出来るよう人員配置を行ない、支援時間外の 作業にならないよう配慮する。

(3)アルミ缶作業

・地域アルミ缶回収を毎月実施する。また、回収依頼に応じ、仲間と共に回収を行なう。

・作業によるエネルギー発散、生活リズム作りに取り組み、夏場は日射病予防のため、

テントを張り作業を 5 月初旬に行なう。

・仲間の特性に応じた作業環境づくりに取り組む。

・年間回収量 5,800kg を予定。

・長尾中学校のアルミ缶リサイクル活動については、十分な理解を得るため、事前に話 し合いをして取り組みを深める。

(4)公園清掃

地域貢献、身体を動かす作業場面としての効果を狙う。

・地域貢献、身体を動かす作業場面として確保する。

・野間大池公園、上高宮北・南公園、京地公園の清掃を毎月 1 回以上行なう。

・さくら班、アートキラリ班、かがやき班で清掃を行なう。

・ごみ袋と燃えるごみ、燃えないごみのシールは随時南区役所に取りに行く。

(5)農作業

・児嶋さんよりお借りした農園で、玉ねぎやジャガイモ(メークイン)の栽培を行なう。

・屋外の開放的な場所で土に触れ、自分たちで野菜を育てることでの充実感を感じる場 面として設定し、実践する。

(6)バザー出店

・「南フレンドホームハッピーフレンドチャリティーバザー」「ハローデイグループ全 体感動フォーラム」「長住まつり」、城南フェスティバル、山笠等に出店を行なう。

バザー参加メンバーは、場所によって参加できる仲間を検討、班リーダーと相談し、

バザーの参加ニーズがある仲間中心に決定する。

・授産品や、仲間の活動を通した物品(フェルトボール等)の販売、同時に、葦の家の広 報、アルミ缶回収、まごころ販売会、えーる・葦の家合同作品展のお知らせを行なう。

・ボランティアは、ボランティア担当と連携し、声をかけ参加していただく。1 週間前 に決まっていなければ職朝等で全体に呼びかけて探すようにする。

・毎週水曜日のハローデイ・ボンラパスのバザーに、第 1 週に古賀さん、その他の週に 香川さんにボランティアとして参加して頂く予定である。

・全体集会にて前月のバザー売上報告と新しく、月の売り上げトップ3の商品の報告を 行なう。

・翌月のバザー出店のスケジュール調整、お礼状の作成、ボンラパス・ハローデイバザ ー出店の売り上げ報告書の作成、企画課への報告を行なう。

・長住まつり、長住夜市では、えーる油山と事前の連絡調整を行ない、バザーや缶バッ チ体験の合同出店を行なう予定である。

(7)ニュース配布

・樋井川 3 丁目地区に地域アルミ缶回収の広報も兼ねてニュース葦の家を各戸配布する。

・地域の公民館、学校および市・区役所、市民福祉プラザ等に施設広報の一貫として、

ニュース配達を行なう。

(18)

・ニュース配達先のリスト修正(見直し)、配達状況把握の仕組みを確立する。

・施設内行事(わはは祭り、アルミ缶チャレンジ、バザー、授産品関連など)に伴って、

チラシを作成し、ニュース配り、配達時に折り込みを行なう。

(8)レクリエーション・余暇活動 1)余暇活動

・仲間たちのニーズに合わせた活動(クラブ活動など)や成人期の視点を大切にした 活動を取り入れる。クラブ活動では、全 7 回のクラブ活動実施を予定する。(ネイチ ャークラブ、おんがくクラブ、調理クラブ、ファッションクラブ、ボッチャクラブ を予定)

2)他施設利用

・障がい者スポーツセンター、城南フレンドホームなどを活用して、運動レクリエー ションやカラオケなどの余暇活動を行なう。

3)行事

・バスハイクやクリスマス忘年会などのレクリエーション行事を立案し、適切な予算 計画、介助・引率計画を立てて実施する。

・レクリエーション行事の際の写真・ビデオ等の記録を管理し、必要に応じ、利用者・

保護者への閲覧・販売等を行なう。

・季節に応じた行事(節分、バレンタインデー、ホワイトデー)を実施。

(9)喫茶店(ボランティアではなく、葦の家職員と仲間が地域貢献を目的とした喫茶店運 営ができないか検討する)

・毎月第 3 火・水曜日に施設内喫茶店を実施予定。

・民生委員障がい者部会の方々にボランティアとして参加していただき、仲間や職 員との会話を通して交流を図る。

・1 杯 50 円の利用料を徴収し、その中から必要な備品等を購入する。(材料、お菓子)

・備品の管理(グラスやカップ、スプーン等の個数チェック、備品にシールを貼る)

を行なう。

・各班で飲んだ物が分かるよう、チェック表を作成し利用する。

(10)地域行事参加

・地域交流の一環として地域の夏祭りや運動会などのイベント地域行事に仲間・職員と もに参加する。

・行事時には必要に応じて地域の備品を提供したり、ボランティアで参加したりする等、

地域との関係、体制づくりを行なう。

・桧原分室の地域活動への参加について検討する。

(11)工賃支給

1)仲間たちの作業で得た収益を工賃として支給する。(生産活動会計別紙)

2)工賃支給要領により、毎月 25 日に定額工賃、年度末に特別工賃の査定を経て調整 金の支給を行なう。

3)工賃支給要領の見直しを行ない、月額工賃の算出方法に関して協議、今年度より変 更予定。

(12)行事(別紙)

1)宿泊旅行については、旅行検討委員会を開催し検討する。

(19)

(13)健康・衛生管理 1)バイタルチェック

・毎週金曜日、看護師による体温・体重・血圧測定を行ない、変化があった仲間は随時 報告を行なう。

・月単位で、データをご家庭に知らせると共に、年 2 回健康診断後「ばいたるだより」

を発行し、家庭での健康管理の啓発を図る。

・健康管理に必要な機器類(血圧計、体温計等)の管理・整備を行なう。

2)看護師、栄養士との連携

・年に 2 回の健康診断後に行なった健康支援会議にて、健康面、食事・栄養面におい て、情報交換、連携を行なう。

・毎月、看護師・栄養士・支援スタッフでの意見交換を衛生委員会で行なう。

3)医療機関との連携

・嘱託医:長尾病院理事長 服部氏

・協力医療機関:高宮外科内科医院

・長尾病院にて、年 2 回の健康診断(採血・採尿・問診・心電図)、年 1 回、結核予防セ ンターによるレントゲン検診を行なう。

・てんかん発作や持病、疾病に関して、医療的助言が必要な時は医療機関との情報交 換などを行なう。

・必要に応じて、発作のチェック表・排泄チェック表などを作成し、医療機関への情 報提供を行なう。

4)衛生管理

・汚物処理マニュアル、感染症対策を職員間で徹底する。

・液体せっけんを、より手洗いしやすい泡の形状で使用できるものを導入している。

(14)コミュニケーション、介助

各人の障がい特性や発達段階を理解し、意思を引き出せる支援を行ないながら、高齢 化及び、障がい特性に応じた専門性を身に付ける研修を実施する。

1)各人の主体的行動を引き出せる手立てと介助法を所内研修で実施する。

2)各人の介助マニュアルを作成し適切な介助を行なう。

3)ご本人が心地よいと思う介助を行なうよう、全支援員が心がける。

(15)仲間の会、主体性の支援

1)各班で毎月班会議を開き、施設行事や作業活動、工賃、日常生活で困っていること などの話しあいを行なう。

2)毎月頭に全体集会を開催し、その月の行事予定や仲間に関係する情報の提供を行な う。

3)仲間の会についての学習の場を持つように努める。

4)仲間の会の会則を検討する。

(16)環境、機器の整備、安全対策

1)作業、生活環境を日常点検し、障がい特性、健康、安全、衛生、情緒面などに影 響が出ないようにする。(保守管理係のもとでの管理)

2)生活用品を点検し、台帳で管理・補充する。

(20)

3)事故が発生しないように対応、危機管理マニュアルを周知し、事故発生時はマニ ュアルに沿って迅速な対応を行なう。(リスクマネジメント委員会のもとでの管 理)

(17)ケース管理

1)アセスメント面談により各人のニーズ、要望を把握し、ケース会議等を通して支援 計画を立案、利用者に説明、同意を得て実施する。実践を通して検証し、必要があ れば計画の修正、変更を行なう。半年間で年度中間モニタリングを行い、支援の見 直しを行なう。

2)EAT・MVP を実践できる職員の育成を、研修を通して行なう。

3)支援部を配置し、サビ管→支援部→班リーダー→班職員への指導を行なう。

4)事業所内研修においてサービス等利用計画と個別支援計画の整合性について協議し、

通所事業所におけるサービスの検討を行なう。

(18)生活支援

1)サービス等利用計画に基づき、居宅介護、ショートステイ、GH 等と情報の共有、

連携を図り、利用者に対して途切れのないサービス提供を心がける。

・法人内事業所と連携し、グループホームやショートステイの支援に研修として 勤務を行なう場合がある。

(19)給食、厨房

給食方針は、おいしく、楽しく、安全、健康で、家庭的な雰囲気の給食を提供する。

・給食数は、利用者 52 名、職員 31 名、その他、場合によってはボランティアの方を含む。

・一食当たりの単価は 325 円/一食(含まない消費税)

・給与栄養量目標の設定は、生活強度 Ⅰ(低い)とする。

・献立作成は、前月の給食委員会後にメニューの確定を行なう。

・食品購入は、献立作成後、発注を行なう。

・検品は、納品時に発注に基づいて、品名、量、鮮度などに気をつける。

・食材料費の算定は、当月末日に締め、納品伝票と請求書の照合を行ない事務に提出する。

・調理の盛り付けは、献立に基づいて、栄養的、衛生的に細心の注意を払う。

・一人あたりの摂取カロリーは、おいしんぼだよりに掲載する。

・保存食は、原材料、調理済み食品各 50gずつ密封し-20℃以下で 2 週間以上保存する。

・給食委員会は、毎月 1 回行なう。

・給食当番の支援は、配膳、挨拶などを行なう。

・その他、必要に応じた利用者の方への食事の対応を行なう。

(20)送迎体制

・8コースの送迎を行なう。

・毎月、担当職員による送迎会議を開催し、車両の点検・修理状況の報告、送迎運行 に関する課題確認、そして送迎職員との意見交換を行なう。

・支援員のローテーションによる月間スケジュールで運行する。

・安全運行、車両の保守管理を確実に行なう。事故の際は、迅速な対応を行なう。

(21)

多機能型事業所「えーる油山」

Ⅰ 事業方針

1 年間経営方針

重点経営方針は、 働く環境づくり 地域福祉 家族支援 財務の安定 を掲げ、社会 福祉法人葦の家福祉会の理念である、「障がいがあっても地域の中でふつうの暮らし」の 実現を総合支援法に基づきながら、葦の家福祉会第3次中期5カ年計画(H27.4~H32.3)

に沿った通所事業所づくり(多機能型障がい福祉サービス事業所:生活介護事業・就労継 続支援 B 型事業)を平成28年4月1日に開所し、実現したところである。

平成29年度については、特別支援学校卒業者9名の利用希望が出て、合計29名の 利用となる。今後も、地域に拡がって行くグループホーム利用者がそこで生活できるよ うに、日中働く環境(通所事業所の利用)を提供し、福祉の街づくりに寄与できる体制 づくりをめざすことにより家族支援を強化する方針である。そのため、多様なニーズに 応じた働く環境づくりと仕事の創生をめざす具体的実践に努めて行きたい。

Ⅱ.重点目標と達成するための基本的な事業方針(事業理念)

社会福祉法人葦の家福祉会は、「障がいがあっても地域でふつうの暮らしを」というコン セプトをもって事業運営してきたところである。この間、生活介護事業から始まり、日中 一時、短期入所、ヘルパー事業所、放課後等支援事業、相談支援センター、グループホー ムを事業展開してきた。地域とのかかわりを密にしながら多くの方のご支援を受けて地域 福祉作りに取り組んできた。

昨年、働くことを事業方針に位置付けた「多機能型通所事業所」を開所し、「障がいがあ っても地域でふつうの暮らしを」実現する道筋を進んでいるところである。

重点目標と達成の為の基本理念は、以下のとおりである。

(1)障がい者が地域の中でふつうの暮らしをするために「地域で働く環境づくり」への 働きかけをする事業所作りをめざします。

(2)青年期から高齢期までのライフステージを通した障がい者の活動の場の提供を行なう施 設づくりをめざします。特にアート活動と農作業のコラボをめざした活動を行ないます。

(3)地域に開かれた施設づくりをめざして、施設開放(コミュニティづくり)に取り組 み、時代のニーズに応じた地域福祉づくりをめざします。

Ⅲ 事業内容

1.地域で働き生活する環境づくりと事業内容

(1)働く=工賃保障の取組

ボンラパスやハローデイにおけるバザー出店活動の充実

・販売する喜び、地域の中で一人の社会人として活躍する場面の充実

・給料をもらうだけでなく、使うことによる、生活場面の拡大活動の充実

(22)

(2)地域活動(夏祭り、地域清掃活動等)へ参加

・自己実現の保障の取組

・活動を通して仲間同士や地域の方との触れ合いによる生活満足度を高める。

(3)自主製品づくりと販売作業

・フェルト作業やさおり織作業だけでなくハイクウォリティ製品の開発

・販売活動拡充のための販路拡大と物販配達の充実

(4)アート活動と農作業のコラボをめざした活動

・農作業用の農地の取得(借用)

・作物ラッピングとアート活動のコラボレーション

(5)時代のニーズに応じた地域福祉づくり 1)行事の取組

・開所式、わはは祭り、バーベキュー、クリスマス会、成人を祝う会等への保護者 及び地域の方の参加体制づくり

2)広報・啓発活動の充実

・えーる油山ニュースの紙面充実、法人便り等の配布先の拡大 3)人材育成

・所内研修会及び自主研修会の充実及び所外研修参加によるスキルアップ

・キャリアアップ研修の企画充実

・適切な労働・労務環境による職員の生活満足度の向上

・公開支援、実践研究発表会の更なる充実 4) レクリエーションの企画充実

・職員レクリエーションの企画

・仲間旅行の検討 5)送迎体制の構築

・4台体制の構築 6)財務の安定

・収支バランスの確立

・修繕及び備品購入計画の年次的充実計画の策定

Ⅳ 年間計画(スケジュール、実績予定、組織体制)

1.開所、運営日、利用予定

(1)定員 30 名:生活介護20名 就労継続支援B型事業10名

契約者数 生活介護事業 23 名、就労継続支援B型事業 6 名 計 29名

・利用者 29名 年間延べ利用者見込 7,395 名 出勤率 85%

・法定内利用率 96.7%(受入可能最大数 7,650 名:30 名×255 日)

・営業日 255 日、開所日 255 日(予算計上日:254 日)

・土曜支援日 17 日、職員業務日 4 日

(2)スタッフ 38 名

管理者、サービス管理責任者、各 1 名、事務員 1 名 常勤生活支援員 6 名(正規 4 名、年次雇用 2 名)

非常勤 5 名(支援員 4 名、看護師 1 名)、嘱託医 1 名

(23)

(3)予算(理事会、評議員会にて承認)

※加算、補助金適用

人員配置体制加算Ⅱ、福祉専門職員配置等加算Ⅰ、食事提供体制加算 送迎加算(重度加算含)、処遇改善加算

(4)年間行事(別紙)

(5)組織図・分掌体制(別紙)

Ⅴ 事業の具体的内容

1.運営管理体制(運営業務分掌)

(1)人事管理

適材適所の分掌職員配置(正規職員、常勤、非常勤職員)に努める。

1)高い資質を持った職員の養成と配置(チームアプローチ)のために、事業所内 研修により支援員の支援力向上を図る。(自主研修会の充実を含む)

(2) 施設設備の充実

1)老朽化した施設設備の計画的更新(新5ヵ年計画に沿った事業展開)に努め る。

(3)予算管理と営繕管理ライン形成に努める。

1)適正な労務管理(勤怠、残業等)

2)適正予算の執行と財産管理、備品管理の徹底

(4)事務管理体制

1)1名の専従事務職員の配置(常勤事務員配置)による、就労会計管理 2)放課後の拠点管理も行なう。

(5)研修、人材育成

1)支援・介助技術(充実した研修計画の立案と実施)の向上を図る。

仲間の主体的な行動を引き出すため、(※ 上岡先生インタビューより)

①思考を伴って、自らおこす行動 ②判断力を伴って、自らおこす行動

③目的性を伴って、自らおこす行動と捉え、以下のような実践に努める。

・行動障がい・自閉症等に対する、環境設定と支援技術の向上のための外部研修 への参加

・多様な障がいに対応できる介護・介助技術の向上のための実践と OJT、公開支 援日を設定し、実践研究発表会に備える。

・リスクマネジメント研修の充実 のために法人の委員会による会議の実施、起こ りやすい事故等への対策案の検討、原因の分析、支援現場の環境改善

・アセスメント力の向上(専門性を高め、各フィールドにおけるエキスパートとな る支援員をめざす)のための事業所内研修の実施。

・家族支援のための研修実施

*事業所・家庭・他事業所との連携及び保護者会との連帯 えーるで育つ行動

支援計画・モニタリング・ケース会議への反映

(24)

(6)保守管理、車両管理、施設管理運営

防災、避難訓練、リスクマネジメントのための積極的研修受講を推進する。

1)緊急時の備蓄(新5ヵ年計画に沿った事業展開)計画立案に努める。

2)IT 管理(含セキュリティ機能)の充実を図る。

3)車両管理(事故の減少、保険を含むメンテナンスの充実)の徹底を図る。

4)責任者を明確にした行事運営とライン形成を図り、職員一人ひとりが積極的に業 務を推進する体制づくり。

5)事務・庶務の効率化に努め、会議時間については 60 分以内をキープすることを 徹底する。

(7)苦情受け付け体制

1)玄関には、苦情受付箱を設置し、改善に努める。

2)受付窓口は、サービス管理責任者とする。

(8)実習生の受け入れ

①特別支援学校の在校生の実習及び相談支援センター経由で見学の受け入れ

(9)その他

1)地域交流、ボランティア、団体運動については、職員が窓口となり、業務を推進する。

2.支援の充実(支援分掌・・・作業・活動の充実)

(1)支援方針

1)地域の中で「働く」又は「活動する」場面や場所の保障を行ない、仲間一人ひとり が自己実現できることを目指していきたい。また、組織(分掌)の中に支援部を設 置し、支援員の資質向上を図るために SV 機能を持たせた組織づくりをめざす。昨年 度から、3年間の研修テーマを「サービス等利用計画に沿った、個別支援計画の充 実」とし、個に応じた支援と仲間の活動内容の創造を目指している。この方針は、

生活介護葦の家及びえーる油山に共通した取組として事業所及びそこで働く職員が、

地道な努力と実践力を高めながら、地域の人材を活かした地域福祉づくりに貢献で きることを狙って取り組みを進めている。その結果、えーる油山では、仲間の10 年間の発達段階表を検証しながら仲間一人ひとりのサービス等利用計画と個別支援 計画の内容の精査を行ない、整合性を図っていきたい。

2)えーる油山の環境設定

和室やロビーを活用し、仲間たちの活動スペースづくり。

自閉症スペクトラムの仲間へのスペースを確保したり、刺激を減少させたりするた めのパーテーションを作り、必要に応じて設置できるようにする。

3)実践の基本となる支援方針

①E;エビデンス(根拠)に基づく支援を行なうこと

②A;アカウンタビリティ(説明責任)を果たすこと(保護者や関係者)

③T;チームアプローチを仲間支援の柱にすること

を持って支援を行ない、適切な環境設定を行なうことで(仲間一人ひとりの生活がし やすい環境づくり)QOL の向上をめざす。

また、支援員の基本行動目標(実践の構えは、身構え、物構え、心構えの 3 要素を

(25)

確立すること)は、

①M;ミッション(任務や役割)を果たす支援者

②V;ビジョン(先の見通し)を持った支援者

③P;プライド(自らに誇り)を持つ支援者

であることを職員で共有しながら実践に努めることとする。

(2)運営(業務分掌)

1)創作活動

・創作活動の支援

・夏季、冬季の授産品カタログの作成

・創作授産会議(月 1 回)

2)自主製品づくりと販売について

・フェルト作業やさおり織作業

フェルト商品ではコースター、キーホルダー、花形ストラップ、花形ヘアゴム を製作し、さをり織りでは巾着、バッグ、コードホルダー、ネームホルダーを 作って販売。

・絵画制作販売

仲間たちの絵をデザインし、ポストカード・タオル・布・靴下などのグッズ販売や 絵画展などを行なう。缶バッチやポストカード、カレンダーの販売。また、

創作活動の中から生まれた段ボール紙製のコースター製作。絵画展について は企画会議を行ない合同展示会を実施したい。

・バザー出店

授産品をハローデイなどの5店舗で販売した。

・各種法人等の年賀状や暑中見舞いの受注作成

・後援会物販の購入品配達による配達料・・・工賃へ 3)農作業について・・・農地の確保が喫緊の課題である。

・プランターでの作付・・・屋上のプランターではミニトマトやラディッシュ、

ナス、ズッキーニ

・施設横の畑・・・ナス、スナックエンドウ、さつまいも、にら、玉ねぎ、にん にくの作付

・外環状下の借地(10坪程度)農地・・・じゃがいも作付 4)行事について(実施内容)

4 月入所式、開所式、9 月わはは祭り、10 月バスハイク、12 月クリスマス会、

1 月成人を祝う会 5)地域活動について

えーる油山ニュース毎月発行し、市役所、堤公民館、発達教育センターへ配達地域 においては、町内会費を支払い回覧板の巡回ルートに乗せることができた。また、

町内清掃や防災訓練に参加し、地域交流を図る。

6)研修

①事業所内研修

事業所内研修を通して、各職員が自身のケース管理を行なえる支援力を身に付 けることができるようになってほしいという願いをもとに毎月 1 回事例検討研 修とそれ外部の方に啓発(評価も含む)する公開支援を実施。

参照

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