• 検索結果がありません。

論文内容要旨

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "論文内容要旨"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

論文内容要旨

論文題名 40歳以下の勃起障害における検討

掲載雑誌名 日本性機能学会雑誌(第35巻 第1号 2020年 掲載予定)

専攻名 外科系 泌尿器科学(昭和大学藤が丘病院) 山岸元基

内容要旨

シルデナフィルが上市後より勃起障害を主訴とした若年患者も増加してきている。しかし 本邦における若年者を対象とした勃起障害の報告は少ないため、われわれは勃起障害を主 訴に受診された若年患者を後ろ向きに検討した。

昭和大学藤が丘病院および関連病院泌尿器科で勃起障害を主訴に受診した 40 歳以下の若 年勃起障害患者208例を対象とした。勃起機能を問診票であるSexual Health Inventory for Men(SHIM)および患者日記中の性交に関する質問(Sexual Encounter Profile)の質問2:

「膣への挿入が可能か」および質問3「挿入後勃起は持続するか」の確認、勃起の硬さの指 標であるErection Hardness Scoreで勃起障害の重症度を評価した。勃起障害の原因疾患 検索のために遊離テストステロンを含めた血液生化学検査、うつ傾向のスクリーニングの ためにうつ性自己評価尺度(Self-rating Depression Scale)問診票、動脈硬化の評価のた めに脈波伝達速度(Pulse Wave Velocity)を実施した。治療にはED診療ガイドラインにお いて第一選択のPDE5阻害薬である、シルデナフィル(25mg、50mg)、バルデナフィル(10mg、

20mg)、タダラフィル(10mg、20mg)のいずれかまたは複数のPDE5阻害薬を使用した。

患者背景として対象者の年齢中央値は36歳であった。SHIMの平均値は9.24(21点以下が 勃起障害)であった。SEP2、SEP3での回答で「はい」と答えた割合はSEP2では51.9%、SEP3 では6.9%であった。EHSに関しては平均が3.02であり、性交時に挿入可能であるEHSが3 以上である対象者は72.5%であった。つまり膣挿入はできるが勃起持続がしない症例を多く 認めた。原因精査として遊離テストステロンの平均値は12.67(基準値8.5以下)、SDSの平

均値32.29(基準50点以上)で3.6%のみがうつ傾向を示す結果であった。上記検査では特

記した異常は指摘できなかった。しかしながらPWVを施行した対象では82.1%で若年者にも 関わらず動脈硬化を認める結果となった。治療効果に関してはPDE5阻害薬の有効率はシル デナフィル投与群で77%、バルデナフィル投与群で73%、タダラフィル投与群では85%であ った。全年齢にPDE5阻害薬を投与した諸家の報告に比較してその有効率は高かった。

諸家の報告では本邦における若年勃起障害患者は、自慰行為や morning erectionが可能 だが、性交渉時の勃起障害となる心因性勃起障害が多いことが指摘されている。しかしなが ら PWV の結果を考慮すると今回の検討において若年者であっても動脈硬化による勃起障害 の症例数が多くなる可能性が示唆された。

参照

関連したドキュメント

 高齢者の外科手術では手術適応や術式の選択を

また、支払っている金額は、婚姻費用が全体平均で 13.6 万円、養育費が 7.1 万円でし た。回答者の平均年収は 633 万円で、回答者の ( 元 )

(( .  entrenchment のであって、それ自体は質的な手段( )ではない。 カナダ憲法では憲法上の人権を といい、

、コメント1点、あとは、期末の小 論文で 70 点とします(「全て持ち込 み可」の小論文式で、①最も印象に 残った講義の要約 10 点、②最も印象 に残った Q&R 要約

 在籍者 101 名の内 89 名が回答し、回収 率は 88%となりました。各事業所の内訳 は、生駒事業所では在籍者 24 名の内 18 名 が回答し、高の原事業所では在籍者

PAD)の罹患者は60歳では人口の7.0%に,80歳では 23.2%にのぼるとされている 1) .本邦では間欠性跛行

また、 NO 2 の環境基準は、 「1時間値の1 日平均値が 0.04ppm から 0.06ppm までの ゾーン内又はそれ以下であること。」です

その問いとは逆に、価格が 30%値下がりした場合、消費量を増やすと回答した人(図