調査と情報 2007.3
ここに掲載されているあらゆる内容の無断転載・複製を禁じます。
1
日ごろ 「調査と情報」 をご愛読いただき、 まことにありがとうございます。
さて、 私どもでは、 農山漁村や農林漁協に関わる方へ、 よりいっそうタイムリーな情報をお届 けするため、 本号をもって本誌を休刊させていただくことといたしました。
振り返ってみますと、 74年1月に農林中央金庫創立50周年の記念事業として調査部のなかに
「研究センター」 が設けられ、 本誌は翌75年3月に創刊しました。 同センターは、 「協同組合活動 発展のため必要な開発的・先見的な調査・研究」 を目的とし、 農協はじめ協同組合に役立つ調査 研究を重視することを基本にすえておりました。 それは本誌の編集にも反映し、 研究員の調査研 究成果の紹介、 協同活動についての現地ルポ、 そして協同活動に関わる読者からの寄稿などによ り、 経験交流、 情報交換の場としての役割を担ってきました。
当初の読者は、 農林漁協とその役職員の方々、 農林漁業関係団体、 学者・研究者、 官庁等各団 体で、 発行部数は2千部に達し、 今日でもこの水準を維持しております。 また、 体裁はB5のタ ブロイド版4ページの簡素な情報誌としてスタートしました。
その後86年6月に、 調査部研究センターを引き継ぐかたちで㈱農林中金研究センターが設立さ れ、 本誌も装いを新たにいたしました。 同センターは、 旧研究センターが12年間にわたって蓄積 した人的・物的な成果とノウハウを承継し、 同時に本誌もそれまでの発行スタンスを継続するこ とといたしました。 また、 誌名も、 系統諸機関およびその関係者、 農林漁業研究者と新センター との交流をはかる情報誌として、 それまでの 「調査と情報」 を続けることにいたしました。
さらに90年6月には、 ㈱農林中金研究センターの法人格を引き継ぐ形で当社が設立され、 本誌 の編集は、 同センターの後継たる基礎研究部が担当することとし、 発行目的や形態はそのまま踏 襲いたしました。
その本誌は94年9月に100号に達し、 当時の森本農林中央金庫理事長が次のあいさつ文を寄せ られました。 「小冊子ではありますが、 時代の変化に対応して的確な問題提起を行い、 また研究 成果の紹介、 現地ルポなどで多くのテーマを取り上げるとともに、 系統役職員、 研究者からの提 言等も積極的に掲載し、 農林漁協系統関係者の交流の場としての役割を果たしてまいりました」。
このような評価をもつ本誌も、 03年に大きな節目を迎えました。 この時期に当社は激変する諸 情勢の変化への対応が求められ、 相応の 「選択と集中」 が求められました。 それへの対応の一環 として、 月刊誌としての本誌を03年3月の202号をもって休刊とし、 同年7月に現在の形で復刊 して現在にいたっております。
このようにみますと、 本誌は、 研究センターなどの組織変化を反映してその形を変えながらも、
読者の方々とのつながりを強めてきており、 その意味で当社の貴重な財産であります。 今後はこ の財産をさらに活かすべく、 新たな情報誌の発行に取り組む所存でございます。
これまでのご愛読に心からの感謝を申し上げ、 ここに休刊のご挨拶を申し上げます。
(代表取締役社長 大多和 巖)
巻頭巻頭言言
ご 挨 拶