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オーナーズマニュアル DUCATIMONSTERS4R 1

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DUCATIMONSTERS4R

オーナーズマニュアル

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Ducati モーターサイクルをお買い上げ頂き、ありがとうご ざいました。 素晴らしい選択をなさったあなたを、ドゥ カティストの仲間として迎えるのは、私共にとって何より もの喜びです。 新 し い モ ー タ ーサ イ ク ルを日常の足 と し て利用 さ れるば か り ではな く 、ロ ングツー リ ン グ も楽 し まれる こ と と思い ます。Ducati モーター・ホールディング社は、常にその走 行が快適で楽しいものであるよう願っています。 私共は、アフターサービスの改善に絶えず努めています が、その努力の一環として、お客様にこのマニュアルに記 載された正しい使用方法、特に慣らし運転の項を順守して いただくようお願い致します。 そうすれば、Ducati モー ターサイクルは、あなたの要求にいつでも応えてくれ、最 高のライディングがいつも楽しめることでしょう。 修理作業や適切なアドバイスが必要な場合は、Ducati 正規 ディーラーの修理工場に是非お任せ下さい。他のどこより も Ducati を熟知したエキスパート達が、いつも万全の体 制でお客様のご要望にお応え致します。 楽しいライディングを! 注意 Ducati モーター・ホールディング 社は、本マニュア ルの記載条項に誤りがあったとしても、これに対しいかな る責任も負うものではありません。 ここに記載された情報は、印刷された時点において最新の ものです。 Ducati モーター・ホールディング 社は、製品を改良、発 展させていくために必要とされる、あらゆる変更を行う権 利を保有します。 安全性、保証、信頼性、そして Ducati モーターサイクル の価値の為に、Ducati 純正部品だけをご使用下さい。 警告 本マニュアルは車両の一部を形成するもので、車両 を譲渡する場合には、常に新しい所有者に譲渡しなければ なりません。

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目次 概要 6 保証 6 シンボルマーク 6 安全運転上の注意 7 許容最大積載量 8 製造番号 9 操作系 10 操作類の位置 10 メーターパネル 11 イモビライザー・システム 14 キー 14 コードカード 15 スロットルグリップを使用してのイモビライザー解除の 手順 16 キーの複製 17 イグニッションスイッチ / ステアリングロック 18 ハンドルバー左側スイッチ 19 クラッチレバー 19 ファーストアイドルレバー 20 ハンドルバー右側スイッチ 21 スロットルグリップ 21 フロント・ブレーキレバー 22 リアブレーキペダル 22 ギアシフトペダル 23 ギアシフトペダルの位置調整 24 リアブレーキ・ペダルの位置調整 25 主要構成部品 / 装備 26 配置図 ( 図 .19) 26 燃料タンクキャップ 27 シートロック / ヘルメットフック 28 サイドスタンド 29 リアショック・アジャスターの調整 30 フロントフォーク・アジャスターの調整 31 車高の調整 33 運転のしかた 35 慣らし運転の方法 35 走行前のチェック 37 エンジンの始動 38 モーターサイクルの発進 41 ブレーキング 41 モーターサイクルの停止 42 燃料補給 42 パーキング 43 工具セット 44 主な整備作業とメンテナンス 45 フェアリングの脱着 45 燃料タンクのリフト 46 エアフィルターの交換 47 冷却水量のチェック 48

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ブレーキ / クラッチ液量のチェック 49 ブレーキパッドの摩耗チェック 50 スロットルケーブルの調整 51 ケーブル / ジョイント部の潤滑 52 バッテリーの充電 53 チェーンテンションの調整 54 チェーンの潤滑 54 バルブの交換 55 ヘッドライトの光軸調整 58 タイヤ 60 エンジンオイル量のチェック 62 スパークプラグの清掃と交換 63 モーターサイクルの手入れ 64 長期間の保管 65 重要注意事項 65 テクニカルデータ 66 全体寸法 66 重量 66 エンジン 68 タイミング・システム 68 性能データ 69 スパークプラグ 69 ブレーキ 70 トランスミッション 71 フレーム 72 ホイール 72 タイヤ 72 サスペンション 73 電装 74 モンスター S4R バージョン 78 モンスター S4R 78 定期点検メモ 79

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概要 保証 お客様のため、また製品の信頼性を保証するために、特に 専門的技術が要求される整備作業は、Ducati 正規ディー ラーの修理工場にお委せ頂くよう強くお薦めします。 Ducati 正規ディーラーの熟練したスタッフが、どのような 整備作業も行える適切な器材道具と、完璧な互換性、円滑 な作動、ロングライフを保証する Ducati 純正部品のみを 使用して、最善のサービスを提供致します。 全ての Ducati モーターサイクルには保証書が添付されて います。しかし、車両を競技やそれに類することに使用し た場合には保証の対象外となります。 また保証期間中に、たとえ車両の一部でも Ducati 純正部 品でない物と交換したり、改造したり、変更した場合、 Ducati モーター社の保証は適用されません。 シンボルマーク このモーターサイクルについてより良い理解を深めるた め、当マニュアルを注意深くお読み下さい。 不明な点、より詳しくお知りになりたい点がある場合に は、ご購入先の正規ディーラーにお尋ね下さい。こうした 情報は、お客様の走行にきっと役立つと信じております。 Ducati モーター・ホールディング社は、皆様の安全で快適 な走行を願いつつ、モーターサイクルの素晴しい性能を長 い間変わらずに保つためのお手伝いをしていきたいと 思っております。 このマニュアルには下記のシンボルマークが使用されて います: 警告 この説明を順守しなかった場合、お客様を重度の負 傷および死亡に至らしめる危険性があります。 重要 車両ならびに車両構成部品に損傷を与える可能性 があります。 注意 作業上の追加注意事項。 文中の「右」、「左」の表記は乗車位置から見た場合で示し てあります。

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安全運転上の注意 警告 運転する前に読んで下さい。 多くの事故はしばしば不慣れなために起こります。走行す る際は常に免許証を所持しているか確かめて下さい。免許 証は期限が有効でお客様のモーターサイクルの運転に適 したものが必要です。 お客様のモーターサイクルを未経験者、および有効免許証 を持っていないライダーに貸してはいけません。 ライダー、パッセンジャー共に常に安全なヘルメットを被 らなければなりません。 視界を制限したり、操作の妨げになるアクセサリーや物が ぶら下がっていない、適切なライディングウエアーを着用 して下さい。 屋内では絶対にエンジンを始動したり、作動させたりしな いで下さい。排気ガスは有毒で意識を喪失させ、短時間の 内に死に至らしめます。 ライダー・パッセンジャー共に、モーターサイクルが動い ている間は足をフットレストに載せていて下さい。 急な進路変更や、路面状況の変化に対処できるよう、常に 両手でしっかりとハンドルバーを保持して下さい。パッセ ンジャーはシートサイドのパッセンジャー用グラブバー を常に両手で保持しなければなりません。 走行地域の道交法、法律を遵守して運転して下さい。 常に指示された速度制限を厳守するとともに、視界や道路 条件、混雑の割合に合わせて、常に速度を調節して下さい。 レーンチェンジする時や曲がろうと思った時は、常に適時 にウインカーを使用して合図して下さい。 良好な視界を保ち、前方の車両の“死角”に入って走行し ないようにして下さい。 交差点や、私有地の出口に近い場所、駐車場、高速道路へ の進入路等を走行する場合は充分に注意して下さい。 給油時は常にエンジンを停止し、給油の際、エンジンやエ キゾーストパイプにガソリンをこぼさないよう特に注意 して下さい。 給油時は絶対に、喫煙しないで下さい。 給油の際に、人体に有毒な気化したガソリンを吸い込む可 能性があります。もしもガソリンが皮膚や衣服に付着した 場合は、直ちに石鹸と水で洗浄し衣服を取り替えて下さ い。 モーターサイクルから離れる場合は、常にキーを抜いて下 さい。 エンジン、エキゾースト・パイプ、マフラーはエンジン停 止後も長時間熱いままです。 警告 エンジン停止後も、エキゾースト システムがまだ 熱いことがありますので、エキゾースト システムに身体 の一部が触れぬよう、十分に注意して下さい。また木、葉 など可燃性物質のそばにパーキングしないで下さい。 モーターサイクルは人や物がぶつからないような場所に サイドスタンドを使用して駐車して下さい。 平坦でないところや柔らかい地面、およびモーターサイク ルが倒れる可能性がある場所には絶対に駐車しないで下 さい。

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許容最大積載量 お客様のモーターサイクルは、許容最大重量の荷物を積載 しても、長距離を安全かつ快適に走行できるよう設計され たものです。 モーターサイクル上にバランス良く重量を配分すること は通常の安全走行に必要な注意で、特に凸凹道を走行した り、急な進路変更を必要とする時のトラブルを避けるた め、重要です。 積載容量について 走行時の全車体重量はライダー、パッセンジャー、荷物、 オプションパーツの重量を含んだ合計で 390kg を越えて はなりません。 積み荷はモーターサイクルの中心に近く、できる限り低い 位置に配置するよう努めて下さい。積み荷はモーターサイ クルにしっかりと固定して下さい。積み荷が完全に固定さ れていないとモーターサイクル転倒の原因になります。 ハンドルバーやフロント・フェンダー部に、体積や重量の あるものを載せないで下さい。ステアリングの妨げになり ます。 フレームのすき間に積み荷を挟み込まないで下さい。可動 部分の妨げになる恐れがあります。 タイヤが、60 ページに定められた適正空気圧を保持し、 また良いコンディションにあることを確かめて下さい。

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製造番号 すべての Ducati モーターサイクルはフレームナンバー (図.1) とエンジンナンバー (図.2) の2つの製造番号で確認 できます。 注意 これらの番号は、お客様のモーターサイクルの型式 を識別するもので、部品を発注する際に必ずお知らせ下さ い。 フレーム N. エンジン N. 図 . 2 図 . 1

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操作系 警告 この章には、お客様がモーターサイクルを運転する 上で必要な全ての操作類の機能と配置を詳しく説明して います。 操作類を使用する前に、注意深く読んで下さい。 操作類の位置 ( 図 .3) 1) メーターパネル 2) イグニッションスイッチ / ステアリングロック 3) ハンドルバー左側スイッチ 4) クラッチレバー 5) ファーストアイドルレバー 6) ハンドルバー右側スイッチ 7) スロットルグリップ 8) フロントブレーキレバー 9) ギアシフトペダル 10) リアブレーキペダル 4 3 5 9 10 2 6 7 8 1 図 . 3

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メーターパネル ( 図 .4) 1) ハイビーム・ライト   ( 青 ) ハイビームが ON の時に点灯。 2) ターンインジケーター・ライト   ( 緑 ) ウインカー作動時に点灯。 3) フュエル・ワーニング・ライト   ( 黄 )   燃料タンクの燃料が約 3,5 リットルになった時に点灯。 4) ニュートラル・ライト N ( 緑 ) ギアポジションがニュートラルの時に点灯。 5) エンジンオイルプレッシャー・ライト   ( 赤 ) エンジンオイル圧力が低すぎる時に点灯。 イグニッショ ンスイッチを ON にすると点灯し、通常はエンジン始動後 2 ~ 3 秒で消灯。 エンジン温度が高い時に、場合によって数秒間点灯するこ とがありますが、回転数が上がると消灯します。 重要 エンジンに重度の破損をもたらす恐れがあるので、 このインジケーターが点灯したままの時にはエンジンを 停止して下さい。 6) オレンジランプ モーターサイクルパーキング時に点灯し点滅 ( イモビライ ザー作動 )。 イモビライザーの作動診断にも使用。 注意 イモビライザーが作動し始めるとこのランプは 24 時間点滅し、その後消灯します。ランプが消灯してもイモ ビライザーは作動を続けます。 7) EOBD ライト   ( オレンジ ) エンジンブロックが作動している時に点灯。 数秒後に消 灯します ( 通常 1,8 ~ 2 秒後 ) 8) スピードメーター (km/h) 速度を表示。 a)LCD (1): ‐オドメーター (km). 総走行距離を表示。 ‐トリップメーター (km). リセット後の走行距離を表示。 9) タコメーター (rpm) 一分間のエンジン回転数を表示。 b)LCD (2): ‐時計 ‐オイル温度 a b 8 1 4 2 5 3 9 7 6 図 . 4

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デジタル LCD の機能 イグニッションキーを ON に回すと、メーターパネルはす べての計器 ( ポインター、ディスプレィ、ライト ) のチェッ クをします ( 図 .5 と 6 参照 ) デジタル LCD の機能 (1) キーを ON の位置にしてボタン (B) を押すと ( 図 . 6) トリッ プメーターとオドメーターが交互に表示されます。 トリップメーターの調整 トリップメーターの機能にある時に、ボタン (B) を 2 秒以 上押しつづけると、トリップメーターがリセットされま す。 デジタル LCD の機能 (2) キーを ON の位置にしてボタン (A) ( 図 .6) を押すと、時計 とオイル温度が表示されます。 時計の調整 ボタン (A) を少なくとも 2 秒間押します。 ボタン (B) で AM/PM の調整をします。 ボタン (A) を押すと時間を調整する画面になります;ボタ ン (B) を繰り返して押して時間を合わせます。 ボタン (A) を押すと分を調整する画面になります。 ボタン (B) を押すと分数が進みます; 5 秒以上押し続ける と分数が早く進みます。 ボタン (A) を押すと調整画面を終了します。 OFF 図 . 5 A 1 B 2 CHECK 図 . 6

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冷却水温度 冷却水温度インジケーターエンジン冷却水の温度 40 ºC (104 ºF) 以下の時は、デ ィ ス プ レ ィ に ”LO” が表示され、 120 ºC (248 ºF) に達すると ”HI” が表示されます。 フューエルレベルランプ 燃料タンク・インジケーターが点灯するとディスプレィに “FUEL” と表示されます。 メンテナンス・インジケーター 最初の 1000 Km (621mi) 走行後、及びその後は毎 10000km (6210mi) 走行ごとに、キーをオンに回すとディスプレィ に “MAInt” が 5 秒間表示され、お客様に規定のメンテナ ンスサービスの必要な時期が来たことをお知らせします。 メーターパネルライト メーターパネルライトの明るさをを調整するには、キーを ONのポジションにしてから5秒以内にボタン (B) (図.6) を 押して下さい。ボタンを押す度に明るさが変化します。

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イモビライザー・システム このモーターサイクルには電子制御でエンジンをブロッ クする盗難防止装置 ( イモビライザー ) が搭載されていま す。イモビライザーは、毎回エンジンを停止する毎に自動 的に作動します。 各キーの握り手には、イグニッションを ON にした時にス イッチに組み込まれた特別なアンテナから出される信号 を変調する電子装置が入っています。出力信号は毎回変化 します。変調された信号はパスワードの役目を果たし、 CPUに正しいキーが使われたことを伝えます。CPUが信号 を認識するとエンジンが始動します。 キー ( 図 .7) お客様の Ducati モーターサイクルには、以下のキーが付 属します: ‐キー A( 赤 )1 本 ‐キー B( 黒 )2 本 警告 赤いキー A にはゴムのカバーがついています。 これは、キーを完全な状態に保ち、他のキーとの接触を避 ける為の保護カバーですので、本当に必要な時以外はけっ して取り外さないで下さい。 キー B は、通常のイグニッションキーで、下記に使用さ れます: ‐エンジンの始動 . ‐燃料タンクキャップ . ‐シートロック . キー A はキー B と同じ機能を持つ他、2 本の黒キーのコー ドメモリー変更、削除の機能を併せ持っています。 注意 3 本のキーには、キーの認識番号の書かれたプレー ト (1) が付いています。 警告 キーAとプレート (1) は別にして、安全な場所に保管 して下さい。 エンジンの始動には、 2 本の黒キーのうち一 本だけを使用するようにすることをお勧めします。 1 B A 図 . 7

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コードカード キーと併せて以下のコードが記載されたコードカード ( 図 .8) が付属します: A) ( 図 .9) エレクトロニック・コード; key-on 後にエンジ ンブロックが作動した場合に使用する。 警告 コードカードは安全な場所に保管して下さい。ス ロッ トルグリップを使用してエンジンブロックを解除する場 合に備えて、コードカードに記載されたエレクトロニッ ク・コードを控えて、常に携帯されることをお勧めします。 イモビライザーシステムが不具合の場合に EOBD ・オレ ンジランプ (7, 図 . 4) で示される ” エンジンブロック ” 機 能を解除するには、下記に記された手順で行います。 システム解除には、コードカードに記載されたエレクトロ ニック・コードがお手元にある場合にのみ実行できます。 図 . 8 B A 図 . 9

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スロットルグリップを使用してのイモビライザー解除の 手順 1) キーを ON の位置にしてから、スロットルグリップを いっぱいに開き、そのままの状態を保持します。8 秒後に EOBD ランプが消灯します。 2) EOBD ランプが消灯したらスロットルグリップを放し て下さい。 3) EOBD ランプが点滅を始めますので、点滅回数を数えて 下さい。コード番号の一番最初の数字と同じ数だけ点滅し たら、スロットルを全開にします。全開の位置を 2 秒保持 してからスロットルグリップを放して下さい。数字の入力 が認識され EOBD ランプが 4 秒間点灯します。同様の操 作をコード番号の残りの数字についても行います。数字が 入力されない場合は EOBD ランプが 20 回点滅した後、点 灯したままになります。この場合は作業が完了しなかった ことになりますので、キーをもう一度 OFF に戻してから (1) からの操作をやり直して下さい。 4) 上記 3) の作業を繰り返しコード番号の最後の数字まで 入力します。 5) 正しいコードが入力された場合は、スロットルグリップ を放すと EOBD ランプが点滅し、ブロックが解除された ことを知らせます。EOBD ランプは 4 秒後に消え、通常の 状態に戻ります。入力されたコードが正しくない場合は、 EOBD ランプは点灯し続けますので、キーを OFF に戻し手 順 (1) から作業をやり直して下さい。何回でも作業をや り直すことが出来ます。 注意 定められた時間の前にスロットルグリップを放す と、EOBD ランプは再度点灯します。この場合もキーを OFF に戻し手順 (1) から作業をやり直して下さい。

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機能 イグニッションキーを ON から OFF の位置に回すと、防 犯システムが毎回エンジンブロックを作動します。 エンジンの始動には、キーを OFF から ON の位置に回し て下さい: 1) コードが認証されると、メーターパネルの CODE ラン プが短時間点滅します;防犯システムがキーのコードを認 証しエンジンブロックを解除します。START ボタンを押 し続けるとエンジンが始動します; 2) もしも、CODE ランプが点灯したままの状態が続いた 場合はコードが認証されていないことを意味します。キー を OFF の位置に戻してから、再度 ON の位置に回しまて 下さい。それでもブロックが解除されない場合は、付属し ている他のキーを使って始動して下さい。 もしこの方法でもまだブロックが解除されない場合は、 ドゥカティ・アシスタントサービスに御連絡下さい。 3) CODE ランプが点滅し続けている場合は、イモビライ ザーシステムがリセットされたことを ( 例えば、スロッ トルグリップを使用してのブロック解除 ) 意味します。 キーを OFF に戻してから、再び ON にするとイモビライ ザーランプは通常の機能に戻ります ( ポイント 1 参照 ) 。 警告 キーに激しい衝撃などを与えると、内部の電子部品 が壊れる事があります。 作業中は同じ 1 本のキーを使用して下さい。作業中に複数 の違うキーを使用すると、システムのコード認証の妨げに なる場合があります。 キーの複製 追加のキーを必要とされる場合は、ドゥカティ・アシスタ ントサービスに、お手元の全てのキーとコードカードをお 持込み下さい。 ドゥカティ・アシスタントサービスは、新しいキーとお手 元のキー全てを ( 最高 8 本まで ) 再メモリーします。 ドゥカティ・アシスタントサービスは、お客様にモー ター サイクルのオーナーである証明の提示を求める事があり ますので、用意のため必要書類をご持参下さい。 紛失して、再メモリーに持ち込まれなかったキーはメモ リーから削除され、無効となります。 これらでエンジン を始動することはもうできません。 注意 モーターサイクルのオーナーが変更された場合、全 てのキーとコードカードが新オーナーに譲り渡されなけ ればなりません。

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イグニッションスイッチ / ステアリングロック ( 図 .10) 燃料タンクの前に配置され、4つのポジションが選べます: A) ON: エンジンとライトが作動中です; B) OFF: エンジンとライトの作動が停止しています; C) LOCK: ステアリングロック; D) P: パーキングライト+ステアリングロック . 注意 LOCK と P. の位置にするには、キーを押してから回 して下さい。(B)、(C)、(D) の位置ではキーを引き抜くこと ができます。 警告 このモーターサイクルには、エネルギー節約の為 の CPU が搭載されています。キーが ON のポジションで 放置されると、 15 秒後に自動的に電源が切れます。キー を OFF のポジションに戻してから再度 ON に回して下さ い。 図 . 10

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ハンドルバー左側スイッチ ( 図 .11) 1) ライト切り替えスイッチ、2 つのポジションがあります: = ロービーム ON; = ハイビーム ON. 2) スイッチ  = ウインカーには 3 つのポジションがあ ります: 中央 = OFF; = 左折; = 右折 . ウインカーを消すには、中央に戻ってきたレバーを押して 下さい。 3) スイッチ  = 警告ホーン。 4) スイッチ  = ハイビーム点滅。 クラッチレバー ( 図 .11) レバー (5) でクラッチの接続を操作します。 この機種にはアジャスター (6) がついており、レバーとグ リップとの間隔の調整が可能です。調整には、レバー (5) を完全に手前にし、アジャスター (6) を 4 つあるポジショ ンの一つにくるようにします: ポジション 1 は、レバーとグリップの間隔が最大で、逆に ポジション 4 は間隔が最小です。 レバー (5) を引くと、エンジンの回転がトランスミッショ ンおよびリアホイールに伝わらなくなります。クラッチの 適切な操作は、スムーズなライディング、特に発進時に重 要です。 2 3 4 5 6 1 図 . 11

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警告 クラッチ及びブレーキレバーの調整は、モーターサ イクルが停止した状態で行います。 重要 クラッチレバーを正しく操作することで、トランス ミッションのダメージを回避し、モーターサイクルの寿命 を延ばすことができます。 注意 サイドスタンドを降ろし、トランスミッションが ニュートラルの状態でエンジンを始動させることができ ます。ギアが入った状態で始動する時は、クラッチレバー を引いて下さい。この際サイドスタンドは上がっていなけ ればなりません。 ファーストアイドルレバー ( 図 .12) ファーストアイドルレバー (7) は、冷間時のエンジン始動 を容易にするため、また、始動後のアイドリング回転数を 増加させるために使用します。 レバー・ポジション: A) = 閉じ; B) = 全開。 レバーの位置は、エンジンの暖機状態に合わせて調整可能 です (38 ページ参照 )。 重要 エンジンが暖まっている時にはファーストアイド ルレバーを使用しないで下さい。ファーストアイドルレ バーを開いたまま走行しないで下さい。 7 B A 図 . 12

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ハンドルバー右側スイッチ ( 図 .13) 1) ライトスイッチ、3 つのポジションがあります: 右  =ライト OFF; 中央  =パーキングライト、ナンバープレートライト、 メーターパネルライト ON; 左  =ヘッドライト、パーキングライト、ナンバープ レートライト、メーターパネルライト ON. 2) エンジン・停止スイッチには 2 つのポジションがありま す: (RUN) = エンジン作動; (OFF) = エンジン停止 . 警告 このスイッチは、エンジンを直ちに停止させること が必要な緊急時等に使用することを目的としています。エ ンジン停止後は、再始動可能なようにスイッチを   ポジ ションに戻して下さい。 重要 ライトを点灯して走行時、スイッチ (2) を使用して エンジンを停止しイグニッション・キーを ON のポジショ ンで放置すると、ライトが点灯したままとなり、バッテ リー切れの原因になります。 3) ボタン  =始動 スロットルグリップ ( 図 .13) ハンドルバー右側のスロットルグリップ (4) はスロット ル・バルブを操作します。 スロットルを開けている時にグリップの握りを緩めると、 自動的に元の位置 ( アイドリング状態 ) に戻ります。 3 1 2 4 図 . 13

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フロント・ブレーキレバー ( 図 .14) フロント・ブレーキレバー (5) をスロットルグリップの方 向へ引くと、フロントブレーキがかかります。このレバー は油圧で作動するため、軽く握るだけで充分です。 このレバーにはアジャスター (6) が付いており、レバーと グリップとの間隔が調整できるようになっています (19 ページ、クラッチレバーの調整参照 )。 警告 このレバーを操作する前に 41 ページの説明をお読 み下さい。 リアブレーキペダル ( 図 .15) ペダル (1) を下に踏むことで、リアブレーキが機能します。 システムは油圧式で作動します。 6 5 図 . 14 1 図 . 15

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ギアシフトペダル ( 図 .16) ギアシフトペダルは次の 2 つの動きをし、中央のニュート ラルのポジション N に自動的に戻ります: 下へ=シフトダウンおよび 1 速へのチェンジは、ペダルを 下に押します。ニュートラルのポジションから 1 速にチェ ンジした時に、メーターパネルの N ランプが消えます; 上へ=ペダルを上へ掻き上げることで、2 速から順次 3. 4. 5 と 6 速へとチェンジします。 一回の操作が一速分のチェンジに相当します。 1 2 3 4 5 6 N 図 . 16

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ギアシフトペダルの位置調整 ( 図 .17) ギアシフト・ペダルのポジションは、それぞれのライダー のライディングスタイルとフットレストの位置に合わせ て調整することができます。 ギアシフト・ペダルのポジションは次の手順で調整します: (2) の位置を利用してリンケージ (1) を固定しながら、 ナット (3) と (4) を緩めます。 注意 ナット (3) は、逆ネジになっています。 ギアシフト・ペダルを好みの位置に定めながら、スパナで リンケージ (1) の六角部分を回します。 リンケージの両端をナットで締めこみ固定します。 1 3 2 4 図 . 17

(25)

リアブレーキ・ペダルの位置調整 ( 図 18) リアブレーキ・ペダルのポジションは、それぞれのライ ダーのライディングスタイルとフットレストの位置に合 わせて調整することができます。 リアブレーキ・ペダルのポジションは次の手順で調整しま す: ナット (5) を緩めます。 ペダルが希望の位置になるまで、アジャスター (6) を回し ます。 ナット (5) を締めこみます。 ペダルを手で押しながら、ブレーキがかかり始めるまでに 約 1.5 ~ 2mm の遊びがあるかを確認します。 もし上記の遊びが確認できない時は、シリンダー・リン ケージの長さを次の手順で調整してください。 シリンダー・リンケージの上にある止めナット (7) を緩め ます。 遊びを増したい場合はリンケージ (8) をフォーク (9) に締めこみ、逆に減らしたい場合は緩めます。ナット (7) を締め、再度遊びを確認します。 9 5 6 7 8 図 . 18

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主要構成部品 / 装備 配置図 ( 図 .19) 1) 燃料タンクキャップ。 2) シートロック 。 3) ヘルメット装着用ケーブル・フック。 4) パッセンジャー用グラブバー。 5) サイドスタンド。 6) バックミラー。 7) リアショック・アジャスター。 8) フロントフォーク・アジャスター。 9) 燃料タンク・リフト用サポートロッド。 10) シートカバー。 11) タンク・アンカーレバー。 12) カタライザ -5 1 9 10 6 4 8 7 2 3 11 12 図 . 19

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燃料タンクキャップ ( 図 .20) 開け方 キャップのプロテクション・カバー (1) を起こし、イグ ニッション・キーを差し込み、時計回りに 1/4 回してロッ クを解除すれば、キャップを開けることができます。 閉め方 キーの差し込まれたキャップを閉じ、キーを反時計回りに 元の位置に回してから抜き取ります。 プロテクション・カバー (1) を閉めます。 注意 キャップはキーが差し込まれていないと閉じられ ません。 警告 燃料補給 (42 ページ参照 ) 後は毎回、キャップが正 しい位置で確実に閉まっていることを確かめて下さい。 1/4 0 OPEN 1 図 . 20

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シートロック / ヘルメットフック ( 図 21-22) 開け方 ロックにイグニッションキーを差し込み、ロックが外れる まで、時計回りに回してボディーからシートを外して下さ い。シートを後方に引き、前方ホルダーから引き抜きます。 シート下後方に、ライダー / パッセンジャーのヘルメット 固定用ケーブル・フック (1) があります (44 ページ参照 )。 ヘルメットを通した後、備品のケーブルの端をフック (2) に掛けて、外部に吊り下げて下さい。シートを取り付ける と自動的にロックが掛かります。 警告 このヘルメットフックは、モーターサイクルをパー キングする時のみ使用して下さい。 ヘルメットをフックにつけたまま走行すると、ステアリン グに影響し転倒の危険性があります。 閉め方 シート下小物入れ内部の全ての物が正しく整理されてい るか確かめて下さい。シートの先端部を前方ホルダーに差 し込み、シート後部をカチッと音がするまで押して下さ い。 シートがしっかりフレームに固定されている事を確認し、 キーをロックから抜き取ります。 0 1 図 . 21 1 2 図 . 22

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サイドスタンド ( 図 .23) 重要 サイドスタンドを使用する前に、地面が適している か、平らであるかを確かめて下さい。 柔らかい地面、砂利、日光で柔らかくなったアスファルト 等にパーキングすることは、モーターサイクルに損傷をも たらす転倒の原因となります。 もしも傾斜面にパーキングする場合、常にリアホイール側 を斜面の低い方になるようにして下さい。 サイドスタンドを使用するには、つま先で ( 両手でハンド ルバーを掴み、モーターサイクルを支えながら行なって下 さい ) スタンドのフック (1) を矢印方向に止まるまで押し ます。次にモーターサイクルを、スタンドがしっかりと路 面に着くまで徐々に傾けていきます。 警告 サイドスタンド使用時には、モーターサイクルにま たがらないで下さい。 サイドスタンドを元の位置 ( 水平位置 ) に戻すには、モー ターサイクルを右側に傾けながら、足の甲でフック (1) を 持ち上げます。 注意 定期的にスタンド ( 内側と外側 2 つのスプリングの 損傷と摩耗 ) と安全センサー (2) の作動を点検することを お勧めします。 注意 サイドスタンドを降ろし、トランスミッションが ニュートラルの状態でエンジンを始動させることができ ます。ギアが入った状態で始動する時は、クラッチレバー を引いて下さい。この際サイドスタンドは上がっていなけ ればなりません。 2 1 図 . 23

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リアショック・アジャスターの調整 ( 図 .24-25) リアショック・アブソーバーは積載重量に合わせて調整で きるよう外部アジャスターを装備しています。 アジャスター (1) は、アブソーバー下部右側のスイング アームとの接続部に配置され、リバウンドダンピングをコ ントロールします。 アジャスター(2) は、エキスパッションタンクに配置され、 コンプレッションダンピングの調整に使用します。 アジャスター (1 と 2) を、時計回り方向に回すとダンピン グが強くなり、反対方向に回すと弱くなります。 標準設定: いっぱいに締め込んだ状態から、アジャスター (1) は1回 転、アジャスター (2) は 2 回転緩めます。 ショック・アブソーバー上部の 2 枚のリングナット (3) は、 外部スプリング・プリロードの調整に使用します。 スプリング・プリロードを変更するには、上側のリング ナットをピンレンチで回します。下部リングナットを時計 回り、または反時計回りに回すとプリロードが強く、また は弱くなります。希望のプリロードが得られたら上側のリ ングナットを締めて固定して下さい。 警告 プリロード調整リングナットの為のピンレンチは、 適正なタイプのみを使用して下さい。また、調整中にレン チのピンがいきなりナットの溝から外れると、手をモー ターサイクルの他の部分に強くぶつける恐れがあるので 充分注意して下さい。 S H 1 図 . 24 2 3 図 . 25

(31)

警告 ショックアブソーバーには高圧のガスが充填され ています。未経験者による分解作業は重大な損傷の原因と なります。 パッセンジャーと積み荷を載せて走行する際には、スプリ ング・プリロードを最大に設定すれば、路面からの影響を 受けにくくなり、走行安定性が増します。この場合には、 適正なリバウンド・ダンピングの再調整が必要です。 フロントフォーク・アジャスターの調整 ( 図 26.1-26.2) モーターサイクルのフロントフォークには、リバウンド / コンプレッション・ダンピングアジャスターが装備されて います。 この調整は外部アジャスターにて行います: 1)( 図 .26.1) リバウンド・ダンピング調整; 2)( 図 .26.1) 内部スプリング・プリロード調整; 3)( 図 .26.2) コンプレッション・ダンピング調整。 リバウンド・ダンピングを調節するには小ドライバー ( - ) で、各フォークの上部に配置されているアジャスター(1) を 回します。 アジャスター (3, 図 .26.2) の調整は、フロントフォーク下 部のアクスルシャフトの貫通穴からドライバーを差し込 むことで行います。 アジャスタースクリュー (1 と 3) を回すとカチッという音 がします。一回の音がダンピング 1 段に相当します。 スクリューをいっぱいに締め込むと“0”の位置に設定さ れ、ダンピングは最強になります。この位置から、反時計 回り方向に廻してカチッという音でダンピングを 1 段目、 2 段目…と数えます。

(32)

標準設定: コンプレッション側:12 段目; リバウンド側:  11 段目 . 調整範囲は、リバウンド側 14 段、コンプレッション側 16 段で、これが最弱のダンピングです。 各フォーク内部のスプリング・プリロードを変更するに は、六角アジャスター・ナット (2) を 22mm ピンレンチで 回します。 プリロード (A) の調整範囲は 25 ~ 10mm です。 工場出荷値は 16mm です。 重要 両方のフォークを同じセッティングにして下さい。 A 2 1 図 . 26.1 3 図 . 26.2

(33)

車高の調整 ( 図 . 27.1-27.2-27.3) この車両の車高は、私共の技術者がさまざまな走行状態で テストを行い決定しています。 車高の調整は非常にデリケートな作業で、不適切な変更作 業を行えばライダーの身体に危険をもたらします。 標準車高を変更する前に、基準値 (H、図 . 27.1) を測定し ておくことをお薦めします。 ライダーは自分のライディングスタイルに合わせて車高 の変更が可能です。 ロックナット (3) を緩めて、ボールジョイント (1) の軸間 距離を変更します。 注意 下側のナット (3) は逆ネジですので注意して下さ い。 レンチでリンケージ (2) を調整します。 調整後はナット (3) を 25 Nm のトルクで締め込んで下さ い。 警告 リンクロッド (2) 両端の、ボールジョイント (1) の 軸間距離は 272 mm を超えてはなりません。 H 図 . 27.1 1 3 2 2 1 3 図 . 27.2

(34)

ユニボール . ヘッド (A) のネジ部はネジ山5つ分、長さに

して 7.5mm (B) 以上、外に出さないでください。 B

(35)

運転のしかた 慣らし運転の方法 ( 図 .28) 重要 慣らし運転期間中は、当マニュアル及び保証書内の クーポンに指定された点検、整備を必ず受けて下さい。こ れは保証の必須条件で、この条件が遵守されなかった結果 としてのエンジンの損傷や寿命の短縮については、Ducati モーター・ホールディング社はいかなる責任を負うもので はありません。 最高許容回転数 慣らし運転期間中、及び通常運転時の最高許容回転数: 1)1000km まで; 2)1000 ~ 2500km まで; 3)2500km 以降 . 1000km まで 最初の 1000km までは、スピードメーター及びタコメー ターの制限された回転数を絶対に超えないで下さい: 6000 回転 (rpm). 最初の時期は、制限された回転数の範囲内でエンジンの負 荷と回転数をさまざまに変えることをお勧めします。この ために、エンジン、ブレーキ、サスペンションのより効果 的な慣らしは、カーブの多い、起伏に富んだ場所を走行す ることが理想的です。 最初の 100 km は、優しくブレーキをかけて下さい。また、 激しいブレーキングや長い間ブレーキをかけることは避 けて下さい。これは、ブレーキディスクに対してパッドの 摩擦材を適切に慣らすためです。 モーターサイクルの全てのメカ部分を互いに馴染ませる ため、 また、エンジンの主要部分の寿命に悪影響が出ない よう、乱暴な加速と、特に上り坂での長時間の高速回転を 避けて下さい。 さらに、定期的にドライブチェーンを点検し、必要があれ ば注油して調整して下さい。

(36)

1000 ~ 2500 km まで この期間では、エンジンからよりパワーを引き出せます が、指示されている最高速度を決して超えないようにして 下さい: 7500 回転 (rpm). 2500km 以降 安全走行の為に、慣らし期間以降も指示されている最高速 度を決して超えないようにして下さい: 9000 回転 (rpm). 慣らし運転の方法を遵守することでエンジンの寿命を延 ばし、調整、オーバーホールの回数を減らすことが可能で す。 0 ÷ 1000 km 1000 ÷ 2500 km 2500 ÷ + km 図 . 28

(37)

走行前のチェック 警告 走行前にこれらの点検を怠った場合、モーターサイ クルに損傷を与え、ライダー、及びパッセンジャーがケガ をする恐れがあります。 走行前に以下の点検を実施して下さい: タンク内の燃料量 タンク内燃料の残量を確認して下さい。 必要であれば給油して下さい (42 ページ )。 エンジンオイル量 クランクケースの点検窓でオイルのレベルを確認して下 さい。 必要であれば指定オイルを補充して下さい (62 ページ )。 ブレーキ、クラッチ液量 各リザーバータンクの液量を確認して下さい。 冷却水量 エキスパンション・タンク内の冷却水の量を確認して下さ い。足りない場合は補充して下さい (48 ページ参照 ) タイヤコンディション 空圧と摩耗度を確認して下さい (60 ページ )。 操作系 ブレーキ、クラッチ、アクセル、ギアチェンジの作動を確 認します。 ライト、インジケーター ライト、インジケーター、ホーンが適切に作動するか確認 します。また、バルブが切れている場合には交換して下さ い (55 ページ )。 各ロック 燃料タンクのキャップ、シートのロックが確実に閉じてい るか確認して下さい。 サイドスタンド サイドスタンドがスムーズに作動し、適正な位置にあるか 確認して下さい (29 ページ )。 警告 もしも不良がある場合には、モータサイクルの使用 を中止し、Ducati 正規ディーラーにご連絡下さい。

(38)

エンジンの始動 注意 暖機されたエンジンを始動する場合には“高い気温 での始動”の方法に従って下さい。 警告 エンジンを始動する前に、走行に必要な操作系の取 り扱いに慣れておいて下さい。 排気ガスは有毒で、意識不明または死亡事故を招く恐れが あります。屋内では絶対にエンジンを始動させないで下さ い。 常温での始動 (10 ºC/50 ºF ~ 35 ºC/95 ºF): 1)イグニッション・キーをONの位置にします(図. 29)。メー ターパネルのグリーン N と赤 [  ] のインジケーターが 点灯していることを確認します。 重要 オイル・プレッシャー・インジケーターはエンジン 始動後、数秒で消えなければなりません (11 ページ )。 警告 サイドスタンドが上がっていないと (水平位置) 安 全センサーが作動してエンジンを始動できません。 注意 サイドスタンドを降ろし、トランスミッションが ニュ―トラルの状態でエンジンを始動させることができ ます。ギアが入った状態で始動する時は、クラッチレバー を引いて下さい。この際サイドスタンドは上がっていなけ ればなりません。 図 . 29

(39)

2) ファーストアイドルレバー(B) を水平位置にします ( 図 . 30)。 3) エンジン停止スイッチ (1, 図 .31) が  (RUN) の位置に なっていることを確認し、始動ボタン (2) を押します。 エンジンが自然に始動するのを待って下さい。この際、ス ロットルグリップは回さないで始動させて下さい。 当モ - ターサイクルにはサーボ・イグニッション装置が取 り付けられています。 これを利用するには、始動ボタン (2) を押したらすぐに 手を離して下さい。 ボタン (2) を押すとエンジンは自動的に始動します。始 動までの時間はエンジンの温度によって異なります。 エンジンが始動すると、スターターモーターは始動しなく なります。 エンジンが始動しない場合は、少なくとも 2 秒間待ってか ら再度始動ボタン (2) を押して下さい。 注意 バッテリーが放電状態の時は、自動的にスターター モーターは始動しなくなります。 4) 適正なアイドリング回転数 (約1400~1500rpm) を得る ために、ファーストアイドルレバーを垂直方向 (A, 図 .30) に少し戻します: B A 図 . 30 1 2 図 . 31

(40)

重要 潤滑が必要な全ての部分にオイルが行き渡らせる ために、この時点ではエンジンの回転を上げないで下さ い。 5) エンジンのウォームアップ状態にあわせてファースト アイドルレバーを段階的に垂直な位置 (A) に戻して下さ い。エンジンが充分に暖まった時には、ファーストアイド ルレバーが完全に閉まった状態でアイドリングが保たれ なければなりません。 高い気温での始動 (35 ºC/95 ºF 以上 ): 常温での始動と同じ手順で行いますが、ファーストアイド ルレバーは使用しないで下さい。 低い気温での始動 (10 ºC/50 ºF 以下 ): “常温での始動”と同じ手順で行いますが、エンジンの ウォームアップ (5) を 5 分間行って下さい。 1 2 図 . 33 B A 図 . 32

(41)

モーターサイクルの発進 1) クラッチレバーを引いてクラッチを切ります。 2)1 速に変速するためにギアシフトペダルをつま先で確実 に押し下げます。 3) スロットルグリップを回してエンジンの回転数を上 げ、同時にクラッチレバーを徐々につなぎます。モーター サイクルは動き始めます。 4) クラッチレバーを完全に離しエンジンの回転数を上げ ます。 5) シフトアップするには、エンジン回転を落とすために スロットルを戻し、クラッチを切り、ギアシフトペダルを かき上げ、クラッチをつなぎます。 シフトダウンするには、スロットルグリップを戻し、ク ラッチレバーを引いてから、ギアを同調させやすくするた めにエンジンを軽くふかしてシフトダウンし、クラッチを つなぎます。 操作類は適切に素早く操作しなければなりません。上り坂 を走行する際には、車速が落ちてきたら躊躇することなく シフトダウンして、モーターサイクルへの異常なストレス やエンジンのノッキングを避けて下さい。 重要 キャブレターのオーバーフローやトランスミッ ションのスナッチを招く激しいアクセル操作は避けて下 さい。ギアを変速した後もクラッチレバーを引いたままで いると、クラッチシステムの加熱や異常な磨耗を引き起こ します。 ブレーキング ゆっくりと車速を落として下さい。まずシフトダウンして エンジンブレーキを使用し、それから両方のブレーキを掛 けて下さい。エンジンが急に止まるのを防ぐため、モー ターサイクルが停止する前にクラッチを切ります。 警告 効果的なブレーキングのためにレバーとペダル両 方のブレーキを使用して下さい。片方しか使用しなかった 場合にはブレーキ効果が低下します。 ブレーキを強く、または乱暴にかけるとホイールがロック され、モーターサイクルのコントロールができなくなりま す。 雨中を走行する際や、滑りやすい路面上ではブレーキ能力 が低下します。こういったコンディションでは慎重で優し いブレーキ操作を心がけて下さい。急ブレーキは モー ターサイクルのコントロールを失わせる危険があり ま す。 長く急な下り坂を走行する際にはシフトダウンしてエン ジンブレーキを使用します。ブレーキは断続的に短時間使 用して下さい。ブレーキの長時間にわたる連続的使用は、 摩耗材の過熱を招き、ブレーキ能力の著しい低下の原因と なります。 指定空気圧値以下のタイヤはブレーキ能力を低下させる とともに摩耗を早めます。

(42)

モーターサイクルの停止 ( 図 .34) スロットルグリップを緩めると、モーターサイクルは徐々 にスピードを落とし始めます。シフトダウンしながらク ラッチをつないでいき、最後に 1 速からニュートラルに入 れます。ブレーキをかけるとモーターサイクルを完全に停 止させることができます。エンジンを停止させるには、イ グニッション・キーを OFF の位置に回すだけです。 重要 電装部分に損傷を招くので、エンジン停止中には絶 対にイグニッション・キーを ON の位置にしたままにしな いで下さい。 燃料補給 ( 図 .35) 給油の際には決して入れすぎないで下さい。燃料は絶対に 給油口の下縁を超えてはなりません。 警告 最低でもオクタン価 95 の低鉛燃料を使用して下さ い。 キャップの溜まりに燃料が溜まらない様にして下さい。 図 . 34 Max level 図 . 35

(43)

パーキング ( 図 .36) モーターサイクルを停止させてから、サイドスタンドを 使って駐車 (28 ページ参照 ) します。 盗難防止のためにハンドルを左いっぱいに回し、イグニッ ション・キーを LOCK の位置にすることでハンドルがロッ クされます。 モーターサイクルをガレージ、その他の建物内に駐車する 際には、その場所の換気が充分で、また、車両の近くに熱 源や火花が無いことを確認して下さい。 夜間、路上に駐車する際には、車両を認識しやすいように パーキングライトを点灯しておくことができます。イグ ニッション・キーを P の位置に回して下さい。 重要 イグニッション・キーを長い間 P の位置に放置して おくと、バッテリー切れの原因になります。 監視できない場所にイグニッション・キーを付けたままで モーターサイクルを駐車しないで下さい。 警告 エンジン停止後も、エキゾースト システムがまだ 熱いことがありますので、エキゾースト システムに身体 の一部が触れぬよう、十分に注意して下さい。また木、葉 など可燃性物質のそばにパーキングしないで下さい。 警告 モーターサイクルの発進を妨げるタイプの防犯用 ロックやチェーン類 ( 例:ディスク・ブロック、リム・ブ ロック等 ) の使用は大変危険で、モーターサイクルの機能 やライダーとパッセンジャーの安全の妨げになる事があ ります。 図 . 36

(44)

工具セット  シート下の小物入れには、以下の物が収納されています: オーナーズ・マニュアル; ヘルメット装着用ケーブル; モーターサイクルの簡単な点検、整備をするためのレンチ と工具の入ったツールバッグ。 取り出しには、ロックを解除しシート (27 ページ ) を外す 必要があります。プロテクション・カバー (1,図.37) を 外し、硬貨でネジを緩めて下さい。 ツールバッグ内の工具 ( 図 .38) 内容: 2) スパークプラグ・レンチ; 3) トミーバー; 4) ドライバー; 5) ヘルメット・ケーブル。 1 図 . 37 5 2 3 4 図 . 38

(45)

主な整備作業とメンテナンス フェアリングの脱着 ( 図 .39) メンテナンス、修理作業によっては、モーターサイクルの フェアリングを部分的に取り外す必要があります。 警告 取り外したパーツを正しく取り付け直さないと、運 転中にパーツが突然外れ、モーターサイクルのコントロー ルを失う危険があります。 フロントフェアリングの取り外し 2 本の固定スクリュー (1) をヘッドライトのサポートから 外して下さい。 注意 スクリュー (1) を留めているフロントフェアリング 内側のナットをなくさないよう気を付けて下さい。 フロントフェアリング (2) を取り外します。 2 1 図 . 39

(46)

燃料タンクのリフト  警告 燃料タンクキャップについている通気口からガソ リンが漏れるのを防ぐため、残量が 5 リットル以下である ことを確認して下さい。 シートを取り外し (27 ページ )、フック (1, 図 40) を持ち上 げます。 燃料タンクを持ち上げて、サポートロッド (2, 図 .41) を シート下のホルダーから外します。 燃料タンクをサポートロッドの上で支えて下さい。 必要な作業を終えた後は、上記作業手順の逆の順序で取り 付けを行って下さい。 警告 燃料タンクを下げる際に、パイプ類が潰されるのを 防ぐために、正しい位置に収まっているか確認して下さ い。 2 図 . 41 1 図 . 40

(47)

エアフィルターの交換 ( 図 .42) エアフィルターは定期点検表に明記された一定期間毎に 交換して下さい ( 保証書参照 )。エアボックスの作業は、 燃料タンクを持ち上げた後に行います (46 ページ )。 フィルターを取り外すには、エアボックス両側のカバーク リップ (1) を外します。 カバー(2) を取り外してフィルター・カートリッジ (3, 図 .43) を取り出し、新しいものと交換します。 重要 目詰まりしたフィルターは吸気能力を減少させ、燃 費を悪くし、エンジン出力の低下とスパークプラグの汚れ を招きます。 また、異物を吸引するとエンジンに損傷を引き起こすの で、モーターサイクルをエアフィルターのない状態で使用 しないで下さい。 図に示すように、フィルターをエアボックスの座面にはめ 込み、取り外した全てのパーツを正しく元通り取り付けて 下さい。 重要 特に埃や湿気の多い環境では、点検表に指示された 間隔よりも頻繁にフィルターを交換して下さい ( 保証書参 照 )。 1 2 図 . 42 3 図 . 43

(48)

冷却水量のチェック ( 図 .44) 冷却水は、モーターサイクル右側にあるエキスパンション・ タンクのレベルがタンクに記された MAX と MIN の間にな ければなりません。 もしも液レベルが目盛り以下になった場合、指定冷却水を 補充して下さい。 冷却水ブリーザータンクの注入口キャップ (1) を回して開 け、水 と冷 却 原液、SHELL Advance Coolant または Glycoshell ( 容量の35 ~ 40%)の混合液を MAX のレベルに なるまで補充します。 キャップ (1) をきちんと閉めます。 上記に示された混合液を使用することで最良のコンディ ションを得ることが出来ます。(-20 ºC/-4 ºF から凍結し始 めます ) 冷却システム全体の容量は、2,7 リットルです。 警告 この作業は、エンジン冷間時にモーターサイクルが 完全に平坦な状態で行って下さい。 MAX MIN 1 図 . 44

(49)

ブレーキ / クラッチ液量のチェック ( 図 .45) ブレーキ、クラッチ液面のレベルは、絶対に各リザーバー タンクの MIN 目盛り以下になってはいけません。 液レベルが下がりすぎると、回路内にエアが混入し、正常 なシステム作動に悪影響を及ぼします。 また、定期点検表に指示されたブレーキ / クラッチ液補充 及び交換は、正規ディーラーの修理工場に依頼して下さ い。 重要 チューブ全て、 4 年毎に交換して下さい。 ブレーキシステム ブレーキパッドが減っていないのに、ブレーキレバー、ブ レーキペダルの過度の遊びに気付いた場合には、システム を点検しエアを排出する必要があるため、Ducati 正規 ディーラーにご連絡下さい。 警告 ブレーキ / クラッチ液はプラスチックや塗装部分に 損傷を与えますので、こぼさないようにして下さい。 ブレーキ / クラッチ液は炎症の原因となります。 液を他のメーカーのものと混ぜないで下さい。 ガスケットの状態をチェックして下さい。 クラッチシステム クラッチレバーに過度の遊びがあり、ギアチェンジの際ク ラッチにスナッチやジャダーが出る場合は、システム内に エアが混入しています。システムを点検しエアを排出する 必要があるため、Ducati 正規ディーラーにご連絡下さい。 警告 クラッチ液レベルはタンク内で、クラッチ・ディス クの磨耗にしたがって上昇しやすい性質を持っていま す。:指示されたレベルを超えないで下さい ( 最小から 3 mm 上 )。 図 . 45

(50)

ブレーキパッドの摩耗チェック ( 図 .46) フロントブレーキ ブレーキパッドには摩耗チェックマークがあり、キャリ パーからパッドを外すことなく、容易にチェックできま す。摩耗材に刻まれた溝が見えているうちはパッドの通常 使用範囲です。 リアブレーキ ブレーキパットは、磨耗面が両方とも最低 1mm なければ なりません。 重要 ブレーキパッドの交換は Ducati 正規ディーラーで 実施して下さい。 図 . 46 1 mm

(51)

スロットルケーブルの調整 スロットルグリップの遊びは、ハンドルバーのどの位置に おいても、スロットルグリップの端で計って 2 ~ 4mm が 必要です。もし調整が必要なら、スロットルグリップに設 けられたアジャスター (1, 図 .47) で行って下さい。 ➤ ➤ 1 図 . 47

(52)

ケーブル / ジョイント部の潤滑 ( 図 .48) スロットルおよびチョーク・ワイヤーは定期的に被膜の状 態をチェックしなければなりません。被膜に亀裂やツブレ の形跡があってはなりません。操作類を動かして、被膜の 中でワイヤーがスムーズに動くか確認して下さい。もしも 何らかの抵抗や、動きにくい箇所がある場合には、Ducati 正規ディーラーでワイヤーケーブルを交換して下さい。 この様な不具合を避けるためには、ワイヤーの両端に、一 定期間毎に指定 SHELL Advance Grease か Retinax LX2 の グリースを塗布して下さい。 スロットルケーブルについては、2 本のスクリュー (1) を 外してカバーを取り外し、ワイヤーの端とプーリーをグリ スアップするのが最良の方法です。 警告 ワイヤーをプーリーに通して、注意しながらカバー を取り付けて下さい。 2 本のスクリュー (1) でカバーを固定します。 サイドスタンドのスムーズな作動を確保するために、汚れ を取り除き、全ての可動部分に指定のグリース SHELL Alvania R3 を塗布して下さい。 図 . 48

(53)

バッテリーの充電 ( 図 .49) バッテリーを充電する際には、バッテリーをモーターサイ クルから取り外して実施して下さい。 常に黒のマイナス端子 (–) を最初に外し、続いて赤のプラ ス端子 (+) を外します。 留め金 (1) をはずし、バッテリーケースからバッテリーを 取り出します。 警告 バッテリーは可燃性のガスを発生させます。火気、 熱源のそばに置かないで下さい。 充電は換気のよい場所で実施して下さい。 チャージゃーのジャックを電極に接続します ( 赤を +、黒 を –)。 重要 ジャックを電極に接続する際に火花がスパークし、 セル内の可燃性ガスに引火する危険があるので、電極への 接続はチャージャーの電源を入れる前にしておいて下さ い。また、接続をする時は常に赤の + 極から行って下さい。 警告 バッテリーは幼児の手の届かないところに置いて 下さい。 バッテリーを 1A で 5 ~ 10 時間充電します。

-

1

+

図 . 49

(54)

チェーンテンションの調整 ( 図 .50) モーターサ イクルのサイドスタンドを立てた 状態で、 チェーンとスイングアームの距離は少なくとも 20 ~ 25 mm. が必要です。 この調整がなされていない場合は、Ducati 正規ディーラー にご連絡下さい。 警告 ハブの固定ボルトは正しいトルクで締めて下さい。 ドライバーの安全に取って非常に重要です。 不適切なチェーンの張りは、トランスミッション・パーツ の摩耗を促進させます。 チェーンの潤滑 このモーターサイクルには、可動部分にグリースが封入さ れ、泥の侵入を防ぐ O ‐リングシールの付いたチェーン が装着されています。 チェーンを洗浄する場合には、O ‐リングシールの損傷を 防止するため、専用の溶剤をご使用下さい。ウォッシャー 等でスチームや圧力のかかった水で洗浄しないで下さい。 取り返しのつかない損傷を受けます。 洗 浄 後は、エ アで チ ェー ン を乾 か し、指 定 の SHELL Advance Chain もしくは Advance Teflon Chain を各リンク に塗布します。 重要 指定オイル以外を塗布した場合には、チェーン、フ ロント / リアスプロケットに深刻な損傷を与えます。 = = 20 ÷ 25 mm 図 . 50

(55)

バルブの交換 切れたバルブを交換する前に、新しいバルブが 74 ページ の“電装表”の各仕様に適合しているか確認して下 さい。 ヘッドライト ( 図 . 51) ヘッドライトのメンテナンスを行う際は、作業をやり易く するために 45 ページの「ヘッドライトフェアリングの取 り外し」にある要領に従ってフェアリングを取り外して下 さい。 ヘッドライトのバルブは次の手順で行います。リム・リフ レクター・ユニットを留めている下側のスクリュー (1) を緩 めます。ライトに接続されているコネクター (2, 図 .52) を 抜き取ります。バルブを押さえているスプリング (3, 図 .52) を外し、サポートから取り除いて、同じ規格のバルブと交 換して下さい (4, 図 .53)。 1 図 . 51 3 2 図 . 52

(56)

注意 新しいバルブのガラスの部分には、絶対に指で触れ ないで下さい。バルブの光度が落ちる原因となります。 正しい照射方向を得られるよう、バルブベースのガイドピ ンをホルダーに差し込みます; クリップ (3, 図 .52) の端を ヘッドライトのサポートに掛けて留めます。先に抜き取っ たコネクターを接続します。 パーキングライト・バルブを交換するには、コネクターを 抜き取ります。バルブ (5, 図 54) はバヨネットベース・タ イプなので、取り外すには押しながら反時計回りに回しま す。バルブを交換し、新しいバルブを押しながら時計回り に、カチッという音がするまで回した後バルブホルダーを 取り付けます。 リム・リフレクター・ユニットを取り付け、固定します。 4 図 . 53 5 図 . 54

(57)

ウインカー ( 図 .55) ネジ (1) を外してソケット (2) をウインカーから取り外し て下さい。 バルブはバヨネットベース・タイプなので、取り外すには 押しながら反時計回りに回します。新しいバルブを押しな がら時計回りに、カチッという音がするまで回した後、バ ルブホルダーを取り付けます。ソケットを付け直すには、 本体のすき間にツメ (A) を差し込み、ネジ (1) で固定して 下さい。 ストップライト ( 図 .56) ストップライトとパーキングライトの新しいバルブは、押 しながら時計回りに、カチッという音がするまで回して取 り付けてください。新しいバルブを取り付けた後、レンズ を取り付けます。 2 A 1 図 . 55 2 1 図 . 56

参照

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