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Informatica PowerExchange リリースノート - (Japanese)

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(1)

PowerExchange

®

リリースノート 10.1

2016 年 6 月

© 著作権 Informatica LLC 2016, 2020

概要. . . 1

改良点. . . 2

修正. . . 4

10.1 の EDP パッチ. . . 9

PowerExchange 10.1 のインストールとアップグレード. . . 10

アップグレードに関する考慮事項. . . 10

z/OS Installation Assistant による Windows .NET Framework 3.5 の提供. . . 10

IMS 同期 CDC 用の PowerExchange 10.1 ECCR CRG.LOAD ライブラリの更新されたコンポーネ ント. . . 10

既知の制限事項. . . 11

Informatica グローバルカスタマサポート. . . 16

概要

このドキュメントには、PowerExchange 10.1 に関する重要情報が含まれています。

製品の詳細については、PowerExchange の PDF とオンラインヘルプを参照してください。

PowerExchange の PDF は必要に応じて Informatica により更新されます。最新のドキュメントを入手す るには、Informatica ナレッジベース

(https://kb.informatica.com/_layouts/ProductDocumentation/Page/

ProductDocumentSearch.aspx )を参照してください。

(2)

改良点

以下の表に実装された拡張要求を示します。

CR 説明

451888 PowerExchange Express CDC for Oracleは、代替ファイルシステムにコピーされたアーカイ ブREDOログを読み取るように設定できるようになりました。Express CDC構成ファイルの READER文でMODEパラメータに新しいARCHIVECOPYオプションを指定します。

450118 z/OS上のシーケンシャルデータソースおよびVSAMデータソースに対して、RIDフィール

ドを検索するようにデータマップ作成ユーティリティを設定する場合、次のオプションを 設定できます。

- データレコードのRIDのバイトオフセットを指定するオプション。このオプションを設 定するには、制御ファイルでfieldOffset要素を定義します。

fieldOffsetを定義しない場合は、ユーティリティの元の動作が保持されます。つまり、ユ

ーティリティがRIDフィールドの位置を特定します。

- バイトの最大数ではなく、RIDフィールドの厳密なバイト幅を指定するオプション。この オプションを設定するには、制御ファイルでmatchFieldWidth要素をtrueとして定義し ます。matchFieldWidth要素は、fieldWidth要素で厳密なフィールド幅と最大フィールド 幅のどちらを定義するのかを制御します。

デフォルトでは、ユーティリティの元の動作が保持されます。つまり、定義したフィー ルド幅は、RIDフィールドの最大バイト数を表します。

449486 バルクデータ移動セッションのデータソースにDB2 for z/OSの圧縮イメージコピーがある

場合、PowerExchangeで次の改良点が提供されます。これにより、z/OSのCPU使用率が 削減され、柔軟性が提供されます。

- マッピングをLinux、UNIX、またはWindowsにオフロードできます。

- zIIP処理が有効で、圧縮された行を展開する必要がある場合、PowerExchangeは、圧縮 された行の配列を一度に1つずつzIIPプロセッサにディスパッチします。

- PowerExchangeは、DB2 FlashCopyイメージコピーのデータセットを読み取ることがで きます。ただし、初期ロード以降に再編成されていない圧縮済みのテーブルスペースは 除きます。

449147 PowerExchange Express CDC for Oracle構成ファイルのOPTIONS文に新しいオプションパ

ラメータLOGARCHIVEWAITを指定すると、オンラインログの上書きが開始された後、

Express CDCが次のOracleアーカイブログが使用可能になるのを待機する秒数を指定でき ます。ソースがOracle Data Guard物理スタンバイデータベースの場合、このパラメータ は、次のアーカイブされたログがプライマリデータベースからトランスポートされるまで Express CDCが待機する時間を示します。

446768 z/OS上のシーケンシャルデータソースおよびVSAMデータソースに対して、RIDフィール

ドを検索するようにデータマップ作成ユーティリティを設定する場合、指定されたRID値 を持つすべてのデータレコードに一致するレイアウトについてのみ、データマップレコー ドを作成するようにユーティリティを設定できます。このオプションを設定するには、制 御ファイルでexcludeUnmatchedRecords要素をtrueとして定義します。

デフォルトでは、ユーティリティの元の動作が保持されます。つまり、ユーティリティは、

maxRedefines要素に指定された最大数まで、コピーブックで定義されたレイアウトごとに

1つのレコードと1つのテーブルをデータマップ内に定義します。特定のRID値を持つすべ てのデータレコードと一致するレイアウトごとに、ユーティリティはRID値をデータマッ プ内のレコードに割り当てます。

445004 PowerExchange Express CDC for OracleログリーダーがログでDROP PARTITION操作を検 出した場合、Express CDCは、このDDL操作をスキップし、キャプチャ処理を続行できる ようになりました(Express CDC構成ファイルのOPTIONS文で新しいパラメータ

PARTITION_DROP_FAILがNに設定されている場合)。これまでは、Express CDCは常にエ ラーで終了していました。

(3)

442779 PowerExchangeは、PowerExchangeリスナまたはロッガーの要求を認証するための OpenLDAP実装をサポートしています。Oracle LDAP実装は引き続きサポートされます。

442180 PowerExchangeが提供するコマンドでSQL文を生成し、PowerExchange for DB2 for i5/OS 環境のSQLソースオブジェクトまたはターゲットオブジェクトを再作成できます。この SQL文は、バルクデータ移動またはCDCの問題をトラブルシューティングする際に

Informaticaグローバルカスタマサポートが使用するためのものです。

440924 IMS同期CDCソースでは、変更レコードに生成されたDTL__CAPXUSERカラムに、変更を 行ったユーザーのユーザーID、IMS PSB名、またはuserid : psbnameの形式でその両方を 含めるかどうかを制御できるようになりました。DBMOVER構成ファイルのLRAP

CAPI_CONNECTION文で新しいUIDFMTIMSパラメータを使用します。

439806 デフォルトでは、PowerExchange Express CDC for OracleログリーダーでOracle KILL SESSIONイベントが発生すると、このログリーダーとPowerExchangeロッガー(Linux、

UNIX、Windows用)が異常終了します。Express CDC構成ファイルのOPTIONS文で新し いRETRYONKILLSESSIONパラメータを使用して、KILL SESSIONイベントの接続の回復機 能を有効にします。これによりExpress CDCでは、キャプチャ処理の続行のため、Oracle インスタンスへの接続を再試行できます。

436869 z/OS上のシーケンシャルデータソースおよびVSAMデータソースに対して、レコードID

(RID)フィールドを検索するようにデータマップ作成ユーティリティを設定すると、ユー ティリティは、固定長再定義グループの後に出現するRIDフィールドを検索できます。

428607 PowerExchangeがAdabasデータベースにアクセスしたときに、タイムゾーンのAdabas DD文(//TZINFO DD)が未定義であると、そのたびにメッセージPWX-03206が発行されま すが、この動作が発生しないように設定できます。PWX-03206メッセージが繰り返し発行 されないようにするには、DBMOVER構成ファイルでADA_TIMEZONE_CHECK文を定義し ます。

424578、

310393 PowerExchange Express CDC for Oracleは、Oracleダイレクトパス操作をキャプチャでき るようになりました(ただし、Oracle Exadata Columnar Compression(EHCC)を使用す るソーステーブルの場合は除く)。この機能を有効にするには、Express CDC構成ファイル のOPTIONS文で、SUPPORT_DIRECT_PATH_OPSパラメータをYに設定します。

423187 何らかの理由で、Oracle RESETLOGSイベントがOracleソースデータベースで発生した場 合、PowerExchange Express CDC for Oracleは、複数のエラーメッセージで終了するのでは なく、キャプチャ処理を続行します。PowerExchange Express CDCのリスタートトークン の形式は、resetlogs IDが含まれるように変更されています。

417217 PowerExchangeは、IMS 14ソースに対するIMS同期CDC をサポートするようになりまし た。

411973 CICSトランザクションサーバー(CICS/TS)バージョン5.3がCDCでサポートされるよう になりました。PowerExchangeは、CICS/TS 5.3トランザクションによるVSAMデータセッ トへの変更をキャプチャできます。

407951 DB2 for z/OSオブジェクトフィルタリングを使用して、DB2がDB2 for z/OS ECCR for CDC に渡す変更レコードの量を削減できるようになりました。REPL2OPT設定データセットの IFI306文でOPTキーワードにオプション「F」を指定します。

402215 PowerExchangeでは、IMS 14ソースに対するIMSログベースCDCと、IMS 14ソースおよ びターゲットに対するバルクデータ移動がサポートされるようになりました。

(4)

修正

以下の表に解消された制限事項を示します。

CR 説明

457172 PowerExchangeロッガー(Linux、UNIX、Windows用)がPowerExchange Express CDC for

Oracleから次のエラーメッセージを受信し、起動できない場合があります。

PWX-36348 ORAD: Unexpected begin scan result for SYS.TABSUBPART$, rc=1.

この問題は、テーブルに1,000を超えるパーティションといくつかのサブパーティションがあ る場合、OracleデータディクショナリテーブルSYS.TABSUBPART$に対するPowerExchange SQLクエリが失敗するために発生します。

452164 ソースがPowerExchange Express CDC for Oracle、ターゲットがDB2 for i5/OSである

PowerCenter CDCセッションのウォームスタートが、次の条件のときに、エラーメッセージ

PWXPC_12131で失敗する場合があります。

-[リカバリ戦略]セッションプロパティが[最終チェックポイントから再開]に設定されて

- いる。再起動情報がPM_REC_STATEテーブルに保存されている。

- DB2_BIN_CODEPAGE文とDB2_BIN_AS_CHAR=Y文がDBMOVER構成ファイルに指定され ている。

451670 ソーステーブルに対してADD column_name datatype NOT NULL DEFAULT操作を実行した後、

Microsoft SQL Server 2012以降のソースから変更データをキャプチャしようとすると、次のエ ラーメッセージが表示されてキャプチャ処理が失敗する場合があります。

PWX-15748 Invalid Capture data for table schema.table_name, column column_name. Found NULL data expected non-NULL.

このエラーは、キャプチャされた操作前の画像で、追加されたNULL不可のカラムにNULLが 含まれているために発生します。

451648 PowerCenter CDCセッションがPowerExchangeリスナを使用してDB2ターゲットにデータ を書き込み、さらにリカバリテーブルを使用する場合に、リスナのサブタスクがDSNDB06カ タログテーブルスペースの一部でロックを保持することがあります。結果として、オンライ ンで再編成が実行されている場合は失敗します。セッションの完了を待つか、セッションを 停止してからオンラインの再編成を再度実行する必要があります。

450393 数値の格納方式が異なる別々のマシン上でPowerExchange Express CDC for OracleとOracle ソースデータベースがそれぞれ実行されている場合、Express CDCがPowerExchangeロッガ ーのログファイルから配列挿入のために大きいカラム値を読み取ろうとすると、次の内部エ ラーが発生する場合があります。

PWX-36000 ORAD: Internal error NULL pointer in OPA: pCol in module PwxOrlOpa:1810.

450141 PowerExchange Express CDC for Oracleの処理中に、ソーステーブルでOracleフラッシュバ ック機能が有効化されていると、PowerExchangeロッガー(Linux、UNIX、Windows)で次 のエラーメッセージが表示されて、異常終了します。

PWX-36000 ORAD: Internal error unknown object past base of dictionary in module PwxOrlDictImpl:4354

450109 コピーブックで非常に多くのレイアウトが定義されていると、createdatamapsユーティリテ

ィの処理時間がかなり長くなります。

(5)

449955 PowerExchangeロッガー、データベース行のテスト、またはPowerCenterリアルタイムCDC セッションの開始後に、PowerExchange Oracle CDCとLogMinerを使用してOracle 12cソー スから変更データをキャプチャする場合、LOGMINING特権をOracleキャプチャユーザーに 付与しないと、キャプチャ処理が終了し、次のエラーメッセージが発行されます。

PWX-10809 Oracle Error Code <100>: Error message follows.

no catalog was found on the archived log

449828 PowerExchange CDCソーステーブルをPowerCenterワークフローに追加し、リスタートトー クンファイルにCURRENT_RESTARTキーワードが含まれる特殊なオーバーライド文を使用 し、その後ワークフローをコールドスタートすると、このワークフローはスタートアップ後 すぐに終了します。その後、ワークフローをウォームスタートすると、すべての抽出プロセ

スがCURRENT_RESTARTのポイントから開始され、その結果変更データが失われる可能性が

あります。この問題は、リスタートトークンファイルに特殊なオーバーライド文と明示的な オーバーライド文の両方が含まれる場合に発生します。

449826 UNIXでは、Oracleソース用のPowerExchange CDCおよびフレキシブルターゲットキートラ ンスフォーメーションが含まれるPowerCenterワークフローで、特定のファイルが予期しな い状態になったことを示すエラーメッセージを表示して異常終了する場合があります。この 予期しない状態によって、Data Transformationマネージャ(DTM)プロセスが終了します。

449505 再起動したPowerExchangeロッガー(Linux、UNIX、Windows用)が、エージアウトしきい 値に既に達しているUOWの変更レコードを受信すると、異常終了して、コアダンプが生成さ れる場合があります。このしきい値は、PowerExchange Express CDC for Oracle構成ファイル でOPTIONS文のAGEOUTPERIODパラメータで指定されます。

449498 PowerExchangeロッガー(Linux、UNIX、Windows用)のコールドスタート中に、

PowerExchange Express CDC for Oracleで、補助ロググループ番号が異なる同一のOracleス レッド番号に対して複数回にわたって次のエラーメッセージが発行される場合があります。

PWX-36112 ORAD: Failed to find any active logs for THREAD# n, GROUP# n matching the supplied parameters.

PowerExchange ExpressのCDC処理が終了します。

448958 ログデータが圧縮解除されていない場合、DB2 for z/OS ECCRは、ログデータを検出できずに 異常終了し、次のようなエラーメッセージが発行されることがあります。

PWXEDM177456E TABLE 'owner.table_name' UNEXPECTED ROW LENGTH DURING COLUMN PROCESSING

448543 PowerCenterセッションに、オフロード処理が有効なPowerExchange DB2 for z/OSソース接 続が含まれており、[ワーカースレッド]接続属性値が0より大きく、PowerExchangeでセ ッション期間中にアプリケーションバッファのサイズ変更が必要な場合は、セッションが異 常終了します。

447952 バルクデータ移動セッションがDB2ローダファイルを開けないために失敗した後、

PowerExchangeリスナは停止するまでエラーメッセージPWX-01259を発行し続けます。

447669 PowerExchangeをz/OSにインストールするときに、DB2 for z/OSをデータソースとして選 択した場合、バルクデータ移動とCDC用のDB2パッケージおよびプランをバインドするため にPowerExchangeが生成したメンバは、INSTPARMファイルから間違った所有者名を使用し ます。また、CDC用のTCAPキャプチャディレクトリテーブルおよびインデックスを作成す るために生成されたメンバは、z/OS Installation AssistantでCDC用に入力された所有者名で はなく、バルクデータ移動用の所有者名を使用します。

(6)

CR 説明

447132 Microsoft SQL Server CDCの場合、SQL Server 2008 Management Objects(SMO)、

Replication Management Objects(RMO)、および関連パッケージのインストール要件によ り、追加のインストールタスクが発生します。また、この要件は、SQL Server 2012および 2014のユーザーにとってわかりにくく、SQL Server 2012でRMOが非推奨であることと矛盾 しています。

447039 PowerExchangeリスナがGDGデータセットへのアクセスを試みると、RACFセキュリティチ ェックが、絶対世代ではなく相対世代のデータセット名に対して実施されます。その結果、

セキュリティチェックは失敗し、PowerExchangeが一連のエラーメッセージを発行します。

446567 DB2 for z/OS 10または11を互換モードで使用する場合、EDPパッチ617971を含む

PowerExchangeリリースを使用すると、DB2 for z/OS ECCRが異常終了し、0C4異常終了コ ードが発行されることがあります。

446352 変更レコードで生成されるDTL__CAPXROWIDフィールドで物理行IDをレポートするように PowerExchange Express CDC for Oracleを設定した場合、これらの変更レコードを処理する

PowerCenterワークフローがターゲットテーブルに行IDを適用しません。この問題は、ター

ゲットテーブルで行IDがプライマリキーとして使用されている場合に発生します。

446154 SQLエスケープシーケンス{DTLDSN=XXX.YYY.ZZZZ}を、PWXPC接続を使用するPowerCenter ワークフローで指定した場合、このPWXPC接続でXXX.YYYがソースデータセット名オーバー ライドで、ZZZZがスキーマ名オーバーライドの場合に、ワークフローは失敗します。

445186 z/OS上で、PowerExchangeがUOWの開始のために大量のスピルファイルを割り当てると、

次のエラーでAdabas CDCセッションが終了する場合があります。

PWX-10790 QSTD: MVS spill file allocation failure, error code=0x970C,info code=0x0000

この問題は、ADASEL拡張PLOGファイルのタイムスタンプ値がETIDフィールドに含まれて いるが、Adabas ECCRが想定するのはすべてx'40'の値であることが原因で発生します。この ような状況では、ECCRによってUOWのコミット境界が適切に検出されない可能性があるた め、多数のUOWが未処理のまま残されて、多数のスピルファイルが生成されることがありま す。

445071 Informatica Metadata Managerを使用してDB2 for z/OSソースからメタデータを抽出した場 合、ビュー定義とストアドプロシージャスクリプトが抽出されず、これらのオブジェクト用 のデータリネージュを使用できません。

444854 PowerExchange CRTPWXENVコマンドを実行してPowerExchangeをi5/OSにインストールす る場合、ジョブライブラリリストのシステム部分にQTEMPライブラリが存在すると、コマン ドが失敗し、次のエラーメッセージが発行されます。

Library QTEMP was not found in the user library list.

444709 PowerExchangeロッガー(Linux、UNIX、Windows用)がLinuxまたはUNIXシステム上でコ ールドスタートした後、PowerExchange Express CDC for Oracleのログリーダーで、TDEで暗 号化されたテーブルスペース内の1つのテーブルに対してREDOレコードが発生し、開いて

いるOracle TDEウォレットが検出されます。しかし、ログリーダーは、TDEウォレットのパ

スワードを使用できないため、パスワードがExpress CDC構成ファイルのDATABASE文に含

まれるTDEWALLETPWDパラメータに指定されていても、暗号化されたレコードを処理でき

ません。結果として、PowerExchangeロッガーは異常終了します。

444505 Oracleソーステーブルに対してキャプチャ登録が追加された後で、PowerExchange Express CDC for OracleがPowerExchangeロッガーログファイルから配列挿入のために大きいカラム の値を読み取ろうとすると、次の内部エラーが発生します。

PWX-36000 ORAD: Internal error NULL pointer in OPA: pCol in module PwxOrlOpa:1810.

(7)

444326 z/OSターゲットに対して、PowerExchangeターゲットタイプがSEQであるPowerCenterマ ッピングでデバッガを起動してから停止すると、セッションが失敗し、コアダンプが生成さ れます。

443751 PowerExchangeのCRTPWXENVコマンドをi5/OSソースシステム上で実行する場合に、

SRTSEQジョブパラメータがi5/OSソースシステムで*HEXに設定されていないと、

PowerExchangeナビゲータで作成したDB2 for i5/OSの登録を表示できません。この問題は、

PowerExchangeはi5/OSシステムがSRTSEQ *HEXを使用することを想定しており、そのた めに、CCT登録ファイルに対してクエリを実行するときに、ソートシーケンスを決定する文 字に16進数が使用されることが原因で発生します。

443664 i5/OSまたはz/OSシステムでDB2ソース用のキャプチャ登録を作成しようとしても、

PowerExchange Listenerで使用されるSQLコードページ設定がIBM-420(アラビア語

EBCDIC)であると、登録作成が失敗し、PowerExchangeリスナが次のエラーメッセージを発

行します。

PWX-00741 Error converting from ibm-37_P100-1995 (189) to ibm-420_X120-1999 (198).

PWX-23502 'U_INVALID_CHAR_FOUND' converting from intermediate UNICODE to target CP.

PWX-23508 First problem Unicode character: TILDE

PWX-23507 Unable to convert to target code page at offset 0 Unicode characters: 007E

この場合、SQL処理ではエスケープ文字としてチルダ(~)が要求されましたが、IBM-420コ ードページには、チルダが含まれていません。

443143 Oracle RAC環境で、REDOログから変更データをキャプチャするために、PowerExchange Express CDC for Oracleを使用している場合、長期間未解決のUOWが存在しているときに PowerExchangeロッガー(Linux、UNIX、Windows用)をシャットダウンすると、

PowerExchangeロッガーのウォームスタート時に、変更データが警告なしに失われることが

あります。この問題は、長期間未解決のUOWが、最後の再起動ポイントが返されたRACメ ンバ上にない場合に発生します。

443133 IDMSログベースのECCRがメモリ割り当てエラーを検出し、異常終了して、次のメッセージ

が発行されました。

PWX-00904 Memory error. Could not allocate number bytes for pool

"memory_poolid".

PWX-00271 DBAPI Error. DB_READ failed for file <IDMS(X) Journal reader>.

442784 IMS同期ECCRが応答を停止し、IMSがハングする場合があります。この問題は、ECCRが多 数のキャプチャ登録に基づいて変更を処理しようとしている間に、PowerExchangeロッガー

(z/OS用)へのECCR接続がタイムアウトになった場合に発生することがあります。CDC処 理を再開するには、z/OSシステムに対してIPLを実行し、IMSを再起動する必要があります。

441951 DTLUCBRGユーティリティでは、SYS、AQ$、またはQT$で始まる名前(例: SYS_ABCD)の

Oracleテーブルに対するキャプチャ登録は作成できません。

441919 Oracleソースに対するキャプチャ登録を作成する場合、DTLUCBRGユーティリティはOracle の最大長である30文字よりも長い名前の補足ロググループの生成を試みます。補足ロググル ープの生成はORA-00974エラーで失敗します。補足ロググループに異なる命名スキームを使 用するため、この問題はPowerExchangeナビゲータでは発生しません。

441012 Microsoft SQL Serverのテーブルのbigint型のカラムに、取り得る最小の

値-9223372036854775808がある場合、この値はバルクデータ移動セッションでターゲットテ ーブルに正しく複製されず、PowerExchangeナビゲータのデータベース行のテストで正しく 表示されません。

(8)

CR 説明

440578 CDCセッション内のDB2、Microsoft SQL Server、もしくはOracleソース接続で[書き込み モード]属性([フォールトトレランスを持つ非同期])が使用されている場合、あるいは、

CDCセッション内のCDCターゲットでこの同じ接続属性が使用されており、リカバリテーブ ルが含まれている場合は、CDCセッションが異常終了します。

440102 PowerExchange DB2 for i5/OSソースを使用したPowerCenterセッションで、1つの式の内部 からストアドプロシージャトランスフォーメーションが呼び出される場合、このセッション はネットワークエラーを受信します。

440024 PowerExchangeロッガー(Linux、UNIX、Windows用)が開いているログファイルに変更デ ータを書き込んでいる間に、PowerCenter CDCセッションがPWX CDC変更接続を使用してロ ッガーのログファイルから変更データを抽出しようとしても、抽出処理は、開いているログ ファイルが閉じるまで停止します。代わりに、PowerExchangeは、最後に閉じられたログフ ァイルの終わりでPWX変更接続を終了し、ログの終わり(EOL)で再起動の詳細レコードを 発行します。

439771 createdatamapsユーティリティは、データレコードから変更なしで読み取った16進レコー ドID値を生成します。レコードIDフィールドが、RECTYPE PIC 9(2)などのCOBOLコピーブ ック文で定義されるように、数値型の場合、生成されたデータマップには無効な16進レコー ドID値(例: X'F0F1')が含まれます。PowerExchangeでは、数値レコードIDフィールドが 01などの数字であることが必要であるため、この16進値は無効です。

437858 PowerExchange Express CDC for OracleをPowerExchangeロッガー(Linux、UNIX、

Windows用)とともに使用して、Oracle 12c Data Guard物理スタンバイデータベースから変 更データをキャプチャする場合、PowerExchangeロッガーの処理では、REDOログの現在位 置に関する最新情報が得られないことがあります。この問題が発生するのは、Oracle 12cの Oracle v$standby_logビューが変化するためです。

423364 PowerExchangeのシーケンシャルファイルの非リレーショナルデータマップをPowerCenter

Designerへインポートする場合、データマップのファイル名は74文字で切り捨てられます。

後でPowerCenter セッションを実行すると、ファイルが見つからないというエラーでセッシ

ョンが失敗します。

420779 PowerExchangeロッガー(z/OS用)が異常終了し、異常終了コードU3035とメッセージ PWXEDM172644Eが発行されます。このあと、PowerExchangeロッガーを再起動しても失敗 し、異常終了コードS01Dが発行されます。

416899 DB2 for z/OSソースがあるバルクデータ移動セッションの[Pre SQL]プロパティでINSERT

INTO ... SELECT文を指定する場合、SQLエラーでセッション実行前処理が失敗します。

416525 PowerExchange DB2zOSルックアップ接続を使用するルックアップがPowerCenterワークフ ローに複数含まれており、それらのルックアップでキャッシュが使用されない場合は、パフ ォーマンスが低下することがあります。

この修正により、非アクティブなDB2ルックアップの場合は、ルックアップトランスフォー メーションによって、PWXPCに送信されるSQLにFETCH FIRST 2 ROWS ONLYが追加されま す。これにより、DB2における処理が最適化され、返される結果セットも2行を超えること はありません。非アクティブなDB2ルックアップとは、[複数の一致に対するルックアップポ リシー]の値が、[エラーを報告]、[最初の値を使用]、[最後の値を使用]、[任意の値を使 用]のいずれかであるようなルックアップのことです。

414903 PowerExchangeロッガー(z/OS用)が異常終了し、サブモジュールSHOWPH1の異常終了 コードS0C4が発行されます。これは内部エラーが原因です。

413636 長いファイル名を指定するデータマップをPowerCenter Designerにインポートすると、

PowerCenterセッションとデータのプレビュー操作が失敗する。

(9)

400987 パラメータファイルでパラメータが定義されていない、または値がないか空白でパラメータ を定義している場合、そのパラメータファイルを使用するPowerExchange Client for PowerCenter (PWXPC)ワークフローが失敗します。

320304 DB2 for i5/OS変更データのログ記録をリモートシステムのPowerExchangeロッガー(Linux、

UNIX、Windows用)へ行おうとし、PowerExchangeロッガーが使用するキャプチャ登録を 255件を超えて定義すると、PowerExchangeロッガーはオフロードされた登録処理の試行時 に、オフロードおよびメモリエラーで起動に失敗します。

以前の解消された制限事項に関しては、以前のリリースのリリースノートをご確認ください。

10.1 の EDP パッチ

PowerExchange と Enterprise Data Propagation(EDP)製品には、一部共通のコードがあります。

EDP 製品はすでに販売終了しましたが、Informatica では既存のお客様向けにメンテナンスパッチを発行 する場合があります。共通コードに影響する EDP パッチは、PowerExchange のリリースおよびホットフ ィックスに組み込まれます。

次の表に、PowerExchange 10.1 の EDP パッチを示します。

EDPパッチ番

パッチのタイトル

P761422 ロッガー: モジュールEDMLIPC0が正しくリンク/編集されていない

P759557 ロッガー: P714903/P720779ビルドの問題を複数のパッチで解決

P750716 ロッガー: メッセージ: 172808i(統合済み)および172809i(カウントがゼロの場合は オプション)

P750612 CCD: 削除されたパッチP634743をリカバリ

P748958 CCD: 圧縮解除されていない行のチェックを拡張

P746567 CCD: ABEND0C4 PX029229+236 POST P617971

P743207 ロッガー/LRAPI: ロッガーが異常終了コード301で異常終了- EDMLRSTBマクロが原因 で発生するEDMXINT(SOC4)およびビルドエラー用の修正を使用して更新済み P742784 ロッガー: 10K登録用のXCF変更/位置付け

P735186 LAPI: PSBNAMEの指定

P720779 ロッガー: 未フォーマットACTIVE LOGの検出

P717217 CGR: CRG v5.0.00 PUT 1502B(2015年12月5日現在。IMS V14のサポートあり)

P714903 ロッガー: LOCK PH1Q ON TERM / LOGBUFストレージのクリア

(10)

EDPパッチ番

パッチのタイトル

P711793 CCC: CICS TS V5.3のサポートを提供

P707951 CCD: DB2 APAR PM90568サポート -- IFI306 OBJECT IDフィルタリングの使用

PowerExchange 10.1 のインストールとアップグレード

完全インストールまたはアップグレードインストールについては、『PowerExchange 10.1 インストール およびアップグレードガイド』の手順を参照してください。

アップグレードに関する考慮事項

z/OS Installation Assistant による Windows .NET Framework 3.5 の提供

PowerExchange 10.1 以降、z/OS Installation Assistant では、Windows .NET Framework 3.5 が使用さ れるようになりました。これまでの z/OS Installation Assistant では、Windows .NET Framework 2.0 が 使用されていました。

便宜上、z/OS 用の PowerExchange インストール.zip ファイルには、dotnetfx35.exe ファイルが含まれ ており、Windows .NET Framework 3.5 サービスパック 1 がインストールされるようになっています。

dotnetfx35.exe ファイルのサイズは、Windows .NET Framework 2.0 をインストールする従来の dotnetfx.exe ファイルよりもはるかに大きいため、PowerExchange z/OS インストール.zip ファイルの サイズも大きくなります。

Windows .NET Framework 3.5 が Windows システムに既にインストールされている場合、必要に応じ て、PowerExchange インストール.zip ファイルから dotnetfx35.exe を削除することにより、Windows システムの領域を解放できます。

IMS 同期 CDC 用の PowerExchange 10.1 ECCR CRG.LOAD ライブラリの更新 されたコンポーネント

PowerExchange 10.1 にはパッチ P717217 が含まれます。これにより、IMS 同期 CDC 用の PowerExchange CRG.LOAD ライブラリが更新され、BMC ソフトウェアの CHANGE RECORDING FACILITY コンポーネントおよび DATABASE INTEGRITY PLUS コンポーネントの最新バージョンが提供さ れます。

注: PowerExchange 9.6.1 HotFix 4 には、パッチ P717217 も含まれています。

PowerExchange 10.0 または PowerExchange 9.6.1 HotFix 3 から 10.1 にアップグレードした後に CRG ソフトウェアを使用する場合は、hlq.SAMPLIB ライブラリで CRGUMOD ジョブまたは CRGCLINK ジョブ をもう一度実行して DBRC 変更をインストールします。そうしない場合、IMS 同期 ECCR がソースセグメ ントの変更をキャプチャしようとするときに、DLIODDCx モジュールで、異常終了などのイベントによっ て変更キャプチャが失敗することがあります。CRGUMOD または CRGCLINK ジョブを実行した後、IMS

(11)

はなく BMC ソフトウェア製品を使用します。この場合、CRGUMOD または CRGCLINK ジョブを実行する 必要はありません。BMC ソフトウェア社の製品のバージョンが、ご使用の IMS のバージョンに関して PowerExchange 10.1 でサポートしている最低限の BMC バージョンと同じかそれ以降であることを確認 してください。

既知の制限事項

以下の表に既知の制限事項を示します。

CR 説明

461186 z/OSでDBMOVER構成メンバに次のICU文が指定されていると、PowerExchange DTLCCADWユーティリティ(Adabas PCATユーティリティとも呼ばれる)が終了し、異 常終了コードU4038が発行される。

- ICUALIAS

- ICUCONVERTER

- ICUDATADIR

回避策: DTLCCADWユーティリティを使用する必要がある場合は、DBMOVER構成メンバ でこれらのICU文を使用しないでください。

460739 createdatamapsユーティリティで制御ファイルのfieldOffset要素が正常に機能するのは、

コピーブックの最初の01レベルのみである。

回避策: コピーブックに複数の01レコードが含まれる場合は、制御ファイルにfieldOffset 要素を含めないでください。レコードIDフィールドを見つけるように制御ファイルを設定 するには、findRecordIds要素をtrueとして定義し、fieldOffset要素は省略してください。

460525 (SUSE Linuxバージョン12システムの場合のみ)暗号化テーブルスペース内のOracle 12c テーブルから変更データをキャプチャするようにPowerExchange Express CDC for Oracle が設定されている場合は、キャプチャ処理が異常終了し、内部エラーを示すメッセージ PWX-36000が発行される。

459803 圧縮されており、再編成されていないテーブルスペースのDB2 FlashCopyイメージコピー

データセットをバルクデータ移動セッションで読み取ろうとすると、セッションが失敗 し、ルーチンCMPSCで0C7異常終了コードが発行される。

回避策:- テーブルスペースを読み取るセッションを実行する前に、テーブルスペースを再編成し

- ます。FlashCopyイメージコピーデータセットではなく、シーケンシャルイメージコピーデー タセットから読み取ります。

459660 Developer toolにデータマップをインポートしようとしたときに、シーケンシャルデータ

ソースで使用可能なすべてのスキーマのリストが[データマップの選択]ダイアログボッ クスに表示されない。

回避策: [データマップ:]テキストボックスにスキーマ名を入力します。

459102 PowerExchange DB2 i5/OSまたはDB2 z/OSソースデータをDeveloper toolでプレビュー する場合、Linux上でデータ統合サービスが実行されているが、LOGPATH/TRACING PWX ディレクトリへの書き込み権限が十分でないと、コアダンプが生成されることがある。

回避策: LOGPATH/TRACING PWXディレクトリへの書き込みに必要な特権を付与します。

(12)

CR 説明

459073 [オブジェクトエクスプローラ]ビューを使用して、複数の非リレーショナル

PowerExchangeオブジェクトをDeveloper toolにインポートできない。

回避策:- オブジェクトを1つずつインポートします。

-[接続エクスプローラ]ビューを使用してオブジェクトをインポートします。

451128 PowerExchange Express CDC for Oracleが、Exadata Hybrid Columnar Compression

(EHCC)を使用するテーブルでのダイレクトパスロード操作をキャプチャしようとすると 異常終了する。

回避策: EHCCを使用するソーステーブルがある場合は、ダイレクトパスロード操作のキャ プチャを有効にしないでください。PowerExchange Express CDC for Oracle構成ファイル のOPTIONS文でSUPPORT_DIRECT_PATH_OPSパラメータのNのデフォルト設定を使用 します

438982 PowerExchange Express CDC for Oracleのキャプチャ処理は、ソース索引構成表(IOT)を 変更して、オーバーフローテーブルスペース、マッピングテーブル、またはINCLUDING

column_name句を追加する場合、次のエラーメッセージで終了します。

PWX-36000 ORAD: Internal error TableImpl::UpdateTAB unexpected condition: m_ObjId (object_id) !=rB.obj (object_id) in module PwxOrlDictImpl:10116.

この場合、行のカラムデータが失われることがあります。

回避策: ターゲットテーブルを再マテリアライズし、CDCセッションをコールドスタート して失われたカラムデータをリカバリします。

434494,

426791 PowerExchange Express CDC for Oracleでは、IOTに対するクイックマルチインサート

(QMI)操作が適切に処理されません。QMIを生成する次のタイプのアクションを実行する 場合、PowerExchangeロッガー(Linux、UNIX、およびWindows用)は戻りコード9980 で異常終了することがあります。

- APPENDヒントを指定したINSERT ALL、MERGE、およびINSERT AS SELECTなどのSQL 文の発行。

- ソースIOTをロードするSQL*Loaderの使用。

- IOTをロードするOracle Data Pump Importユーティリティ(impdpコマンド)の実行。

回避策:OracleがQMIを生成するSQL文を実行せず、IOTをロードするSQL*Loaderや Oracle Data Pump Importユーティリティを使用しないでください。

428654 PowerCenterセッションが、利用できないPowerExchangeリスナに接続を試みると、セ ッションが適切なエラーメッセージを出して失敗しない。LinuxおよびUNIXでは、コアダ ンプが発生することがあります。Windowsでは、セッションはエラーが発生しなかったか のように実行を継続し、正常に終了するか、または実行が停止せず、手動での停止が必要 になることがあります。

417340 PowerCenterシステムのDBMOVER構成ファイル内のLOGPATH文で、detail.logファイル にデフォルトディレクトリ以外のディレクトリが指定されている場合、PowerCenter統合 サービスを実行するユーザーにそのdetail.logファイルへの書き込み権限がない可能性が ある。この場合、PowerExchangeはエラーメッセージPWX-07501をPowerCenterセッシ ョンログに出力する。ただし、このメッセージはエラーの診断には役立たない。

回避策: LOGPATH文を指定しないでください。指定しないと、detail.logはデフォルトで PowerCenter server/binディレクトリに置かれます。PowerCenter統合サービスを実行す るユーザーには、通常このディレクトリに対する書き込み権限があります。

(13)

409991 PowerExchangeナビゲータでのIMS複合テーブルソースに対するCAPXRTデータベース 行のテストで、PowerExchangeロッガー(z/OS用)にソース用のデータが含まれる場合 でも、変更が返されない。この問題は、以前の登録と同じタグ名を持つソース用にキャプ チャ登録が再作成され、新しい登録に追加のIMSセグメントが含まれる場合に発生しま す。結果として、PowerExchangeは新しい登録をPowerExchangeロッガーログファイル のデータにマップできません。

回避策: ありません。Informaticaグローバルカスタマサポートにお問い合わせください。

409789 i5/OSシステムで、DBMOVERファイルのLOG_LINE_LIMIT設定が原因で、

PowerExchangeリスナ監視レポートの切り詰めや不正表示が発生する場合がある。例え

ば、LOG_LINE_LIMIT値を132に指定し、デフォルトのメッセージログファイルを使用し た場合、監視メッセージの行は切り詰められます。また、LOG_LINE_LIMIT文を省略し、

デフォルトファイルよりも長いログファイルを使用した場合、監視メッセージの行は80 文字で切り詰められます。

回避策: 次の手順を実行します。

1. PowerExchangeリスナを停止します。

2. DBMOVER構成メンバで、LOG_LINE_LIMITを132に設定し、MONITORパラメータを STATS文に追加します。

3. 以下のコマンドを使用してログファイルの名前を変更します。

RNMOBJ OBJ(datalib/LOG) OBJTYPE(*FILE) NEWOBJ(OLDLOG)

4. 以下のコマンドを使用して新規ログファイルを作成します。

CRTSRCPF FILE(datalib/LOG) RCDLEN(144) MBR(DTLLOG) SIZE(*NOMAX)

409430 DB2UNLDソースタイプのワーカスレッド接続属性に0よりも大きい値がある場合、接続

を使用するPowerCenterワークフローはエラーメッセージDTL-02555で失敗する。この エラーは、PowerExchangeの旧リリースでエラーが発生することなく実行していたワーク フローでも発生します。

回避策: 接続のワーカスレッド属性を0に設定します。

404217 DB2 for i5/OSソースまたはターゲット接続を持つPowerCenterワークフローが失敗した 場合、エラーメッセージPWX-31211の不完全な情報が表示される。

404017 PowerCenterセッションで、PowerExchange DB2 for i5/OSソースのソース修飾子に、ス トアドプロシージャをコールするSQLオーバーライド文が含まれる場合、セッションが失 敗する。

392807 PowerCenter Designerで、[PowerExchangeからインポート]オプションを使用して、テ ーブル名またはカラム名の長いソースに対して DB2 for Linux, UNIX, and Windows抽出マ ップをインポートすると、警告またはエラーメッセージを表示することなく、カラム名の 一部が表示されなかったり、長いカラム名が74文字に切り捨てられたりします。あるい は、[PowerExchangeからインポート]オプションを使用し、テーブル名またはカラム名 が80文字を超えるソースまたはターゲットテーブルに対し、DB2カタログからテーブル 定義をインポートする場合、Designerに、テーブル名またはカラム名が長すぎるためにイ ンポートに失敗することを示すメッセージが表示されます。

392680 非リレーショナルデータソースの非常に大きなデータマップをPowerCenter Designerにイ ンポートしようとすると、インポートが失敗する。

回避策: 複数レコードのデータマップを作成する代わりに、ソースレコードごとに個別のデ ータマップを作成します。

392219 PowerCenterセッションに含まれるソーステーブルにパーティションを作成するために複

数のカラムを含む配布キーが使用された場合、要求および適用された更新操作の数が誤っ てセッションログに表示される。

392218 ターゲットテーブルのメタデータにASCII以外の文字が含まれる場合、PWX DB2LUW接続

(14)

CR 説明

390778 データ型がgraphic、vargraphic、またはlong vargraphicのカラムを含むソースまたはタ ーゲットテーブルをPowerExchangeからPowerCenter Designerにインポートした場合、

カラムが文字データ型がインポートされる。

回避策: テーブル定義をインポートしたら、PowerCenter Designerのデータ型を編集しま す。CDC抽出マップをインポートした場合は、データ型を編集できません。

390724 メタデータにASCII以外の文字を含むテーブルをPowerExchangeナビゲータにインポート し、コードページにUTF-8を指定した場合、Navigatorがプライマリキーを識別しない。

379283 DTLUTSKユーティリティのLISTTASKコマンドを実行した場合、プールされた接続を使用

するタスクで正しいアクセス方法またはモードが表示されない。

377792 IDMSデータソースのルックアップなど、PowerCenterワークフローはCentral Version

(CV)モードでIDMS Netportジョブを実行したとき、ソースデータの処理または他のルッ クアップが遅れた場合、NetportジョブはIDMSエラーコード0069を返すことがある。こ のエラーは、CV内部タイムアウトの長さのNetportジョブで何のアクティビティも行われ ておらず、バインド実行単位の期限が切れたときに発生します。

回避策: IDMSタイムアウトを無効にするには、次のIDMSシステム生成パラメータを指定 します。- CHKUSER TASK IS number_of_tasks

- EXTERNAL WAIT IS FOREVER

375568 PowerCenterを使用してPowerExchangeターゲットに更新を書き込み、更新に失敗した 場合、PowerCenterセッションログにロードサマリで却下された正しくない行数が表示さ れる。例えば、ターゲットレコードが存在しないために、更新が失敗する場合がありま す。

374068 DTLUCBRGユーティリティを実行して、z/OS上のDATAMAPSメンバに存在しないデータ マップのキャプチャ登録を作成した場合、ユーティリティでエラーをレポートできず、登 録は作成されない。

回避策: DTLUCBRGコマンドを実行する前に、必要なデータマップがDATAMAPSメンバに 存在することを確認します。

350646 「ß」やウムラウトのある母音など、特定のドイツ語文字を含むコピーブックを

PowerExchangeデータマップにインポートするとき、これらの文字を含む行がインポート

されない。

回避策: ドイツ語文字がコメントにある場合、そのコメントを編集し、それらの文字を削除 または置き換えます。

331003 PowerExchangeナビゲータでデータマップを作成するとき、PL/Iコピーブックをインポー トし、行シーケンス番号を含むカラム範囲を定義する[先頭]および[末尾]値を入力す ると、PowerExchangeナビゲータが間違って「NEW_RECORD__」レコードを追加するこ とがあり、作成に失敗するか、予想外の結果が生成される。

回避策: PL/Iコピーブックをインポートする場合は、カラム範囲を定義しないか、または 行シーケンス番号を含むカラム範囲のデフォルトをそのまま使用します。

306143 Informatica Developerで、DB2 for i5/OS接続用にライブラリリストのプロパティを指定 し、その接続で送信されたSQLのテーブル名が引用符で囲まれ特殊文字をエスケープする ようになっている場合、PowerExchangeは処理するi5/OSファイルを検出しない。[SQL 識別子文字]および[大文字と小文字が混在する識別子をサポート]接続プロパティの結 果、またはSQLで手動で指定した結果として、引用符が生成された可能性があります。

回避策: 特殊文字を含んでいないテーブル名の場合は、[SQL識別子文字]接続プロパティ を[なし]に設定し、[大文字と小文字が混在する識別子をサポート]接続プロパティを 選択しないでください。

(15)

277298 i5/OS物理ファイル用にエイリアスを作成し、そのオブジェクトをInformatica Developer にインポートすると、Developer toolはそのオブジェクトのメタデータを正しくインポー トしない。

回避策: 物理ファイルをインポートしてからエイリアスに合わせて名前を変更します。

269936 Microsoft SQL Serverデータソースへのキャプチャ登録を追加しようとすると、

PowerExchangeナビゲータがライセンスキーエラーとともに失敗します。この失敗は、

Microsoft SQL Server CDCをデータソースとして含むlicense.keyファイルを使用して PowerExchangeリスナを実行している場合でも発生します。

回避策: Type=Shippingというサービス要求を開始し、SQL Server CDCを含んでいる

PowerExchangeナビゲータのライセンスキーを依頼してください。

269124 PWXPC接続、VSAM KSDSデータソースおよびターゲットを含むPowerCenterセッション を実行し、さらにソースファイルがスペースを持つパックされた10進値フィールドを含 む場合、セッションは失敗する。

回避策: パックされた10進値フィールドのデータチェックを有効にし、不良レコードをス キップするオプションを選択します。

269120 PowerCenterでソースまたはターゲットの定義を作成する場合、VSAMのソースまたはタ

ーゲットをPowerExchangeからインポートできます。2つ以上のソースまたはターゲット のオブジェクトを選択し、[マルチレコードデータマップ]を選択しない場合、作成され るソースまたはターゲットのオブジェクトにはカラムがありません。

回避策: マルチレコードのソースまたはターゲットは1つずつインポートしてください。

257540 パスワード保護されたAdabasデータソースを含み、CAPXRTアクセス方式とオフロード

処理を使用するCDCセッションを実行する場合、セッションは失敗する。

253703 データをAdabasファイルに書き込むData Servicesマッピングを実行する場合、SQL挿入 の失敗を示す一連のエラーメッセージとともにマッピングが失敗する可能性がある。この 問題は、書き込んでいるレコードの数がAdabasバッファが保持できるレコードの数を超 えた場合に発生します。コミット間隔を指定してこの問題を制御することはできません。

回避策: NISNHQおよびNHの核パラメータ値を増やすことを検討してください。また、

Workデータセットの保護エリアのサイズを調整し、1つのトランザクションで10,000レ コードが追加される状況にも適応できるようにしてください。

250521 アップデートストラテジトランスフォーメーションを含み、データを非リレーショナルタ

ーゲットに書き込むData Servicesマッピングを実行する場合、マッピングはエラーメッ セージとともに失敗する可能性があります。メッセージは、ターゲットのデータマップに はキー定義があるにもかかわらず、ターゲットテーブルにキーがないことを示していま す。

236465 PowerExchangeリスナのCLOSE FORCEコマンドで、i5/OSおよびz/OSでのアクティブ なリスナサブタスクがキャンセルされません。CLOSE FORCEコマンドの発行後に、

PowerCenterワークフローが次のレコードを読み取った後でシャットダウンします。ただ

し、PowerExchangeユーティリティタスクとPowerExchangeの行のテストタスクはアク ティブな状態を保ちます。PowerExchangeリスナタスクは、ユーティリティと行のテスト サブタスクがシャットダウンされるまでアクティブな状態を保ちます。

回避策: オペレーティングシステムのコマンドを使用し、PowerExchangeの行のテストや

PowerExchangeユーティリティタスクおよび関連するリスナタスクをキャンセルします。

(16)

Informatica グローバルカスタマサポート

Informatica Network の電話またはオンラインサポートからグローバルカスタマサポートに連絡できま す。

各地域の Informatica グローバルカスタマサポートの電話番号は、Informatica Web サイト

(http://www.informatica.com/us/services-and-training/support-services/global-support-centers)

を参照してください。

Informatica Network メンバである場合は、オンラインサポート(http://network.informatica.com)を 使用できます。

参照

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