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失われゆくアナログの良さを再認識し よう

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Academic year: 2021

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(1)

失われゆくアナログの良さを再認識し よう

電気系 山田・松田研究室

(2)

電気系 山田・松田研究室

担当教員: 山田 博仁 教授 TA: 劉 可(D1)

加藤 大裕(M 1

周 婧怡 (M1)

E19 失われゆくアナログの良さを再認識し よう

受講者 : 近藤 秀祐 (C0TB1090) 機械知能・航空工学科 遠藤 瑞歩 (C0TB2032) 電気情報物理工学科

辻口 丈(C0TB2167)  電気情報物理工学科

壬生田 慎治(C0TB2227)  電気情報物理工学科 渡辺 健太郎(C0TB2250)  電気情報物理工学科 西村 航平 (B9TB4083)  材料科学総合学科 岡田 幸樹 (C0TB4026) 材料科学総合学科 倉品 吏玖 (C0TB5039) 建築・社会環境工学科 研修日時: 9 20 日、 21 日、22 日  9:00 16:00

研修場所 : 青葉山 電気系 2 号館2 202 号室 研修内容

 デジタル全盛の時代ですが、古き良きアナログ時代の素晴らしさを再認識してもら うと共に、もの作りの しさ もちょっぴり味わってもらうための研修です。研修では

、アナログレコードと真空管アンプで好きな音 を 聴いてみたり、銀塩フィルムで写 真を撮影し、印画紙に引き伸ばしてみたり、さらに希望者には真空管アンプやスピー カーを製作してもらい、失われゆくアナログ技術について学びながら、その素晴らし さを再認識してもらいます。

(3)

受講メンバー集合写

山田・松田研究室

2020922日撮影

(4)

R2 年度研修スケジュー

 回 日時

研修内容

初日

9/20(

)   9:00

12:00

自己紹介、研修のオリエンテーション

フィルム写真について解説

フィルムカメラでの写真撮影

(A

グループ

)

現像液の調合

(B

グループ

)

12:00

13:00

昼食休憩

13:00

16:00

フィルム現像

(A

グループ

)

2

日目

9/21(

) 13:00

18:00

フィルムカメラでの写真撮影

(B

グループ

)

印画紙への写真引き伸ばし体験

(A

グループ

)

フィルム現像

(B

グループ

)

3

日目

9/22(

)   9:00

12:00

印画紙への写真引き伸ばし体験

(B

グループ

) 12:00

13:00

昼食休憩

13:00

17:00

アナログレコード、レコードプレイヤー、真

空管ア ンプ、スピーカー等について解説、レコード 試聴 ここまで受講した方は単位

(1

単位

)

認定しま す

10

月~

12

(

希望者のみ

)

コロナの感染拡大状況次第ですが、

希望者のみ

真空管アンプなどの電子工作を、創造工学セ

ン ターなどを利用して行います。

電気系 山田・松田研究室

(5)

フィルムカメラのし くみ

出典: http://madaminu.cocolog-nifty.com/came/2005/12/post_c539.html

一眼レフカメラ レンズの働き

(6)

銀塩写真のしく み

電気系 山田・松田研究室

白黒フィルム

:

透明なポリエステル等のフィルムに、臭化銀(

AgBr

)の細かい粒 子(直径 

1

10 μm

)を含んだゼラチンを塗ったもの

フィルムが感光すると以下の光化学反応が起き、臭化銀が分解して銀の黒い粒子を 生成

AgBr  → 

Ag  +  Br

感光によって生成する銀はごく僅かなので、フィルムには目で認識できるような はっきりとした像は現れない。この写真の元となる像を潜像と言い、この潜像を 明瞭に浮かび上がらせる作業を現像と言う。像を明瞭にするには、生成した銀の まわりの未反応の臭化銀をさらに分解して、銀の量を

100

万~

1000

万倍に増加 させる。現像はアルカリ性溶液中でハイドロキノンなどの還元剤を使い、以下の反応を起

こす。

AgBr

 + ハイドロキノン → 

Ag

 + p

-

ベンゾキノン + 

Br

白黒フィルムの感光反応

現像の化学反応

この反応では、光によって分解した銀が多くある部分ほど反応が速く進むので、

結果として、光が多く当たり、銀が多く生成した部分ほど、銀が増えて黒くなる

。この反応を長時間行うと、光による銀が生じていない部分の臭化銀もどんどん分 解されていくので、放置するとフィルムが真っ黒になってしまう。そこで現像が 適度に進んだところで酢酸溶液を加えて中和し、反応を停止させる必要がある。

(7)

銀塩写真のしく

光が当たらなかった部分には臭化銀がまだ残っており、光が当たったところにも

未反応の臭化銀が残っている。臭化銀にさらに光が当たると分解が進んで銀が生 成され、フィルムが真っ黒になってしまう。そこで残っている臭化銀をチオ硫酸 ナトリウムで溶かして除去する

(

定着

)

 定着が済んだフィルムは水洗し乾燥させる。現像から定着までは暗室で行う、

定着が終わるとフィルムを明るいところに持ち出すことができるようになる。

 フィルム上で光が強く当たった部分は、銀が多く析出して黒くなるが、光が当 たらなかった部分は透明となる。これがネガフィルムである。

現像 停止 定着

白黒フィルムの現像工程

現像液 停止液 定着液

(8)

印画紙への引き伸ばし焼き付 け

電気系 山田・松田研究室

引き伸ばし機の構造

フィルムのネガ像を印画紙に焼き付けてポジ像を得ることを焼き付けと言う。

この時引き伸ばし機を用いると、画像のサイズを自由に拡大させることも可能。

これらの作業は、暗室内の安全光

(

肉眼では見 えるが印画紙には感光しない赤色光

)

の下で行 う。

印画紙の現像工程

現像 停止 定着

現像液 停止液 定着液

現像用ポリバット 現像用ピンセット

(9)

アナログレコードの仕組 み

ステレオレコードの再生

出典: https://www.phileweb.com/magazine/audio-course/archives/2008/09/04.html

Moving Magnet (MM) 型カートリッジの構造

(10)

アナログレコードの再 生

電気系 山田・松田研究室

レコードプレーヤー

レコード再生に必要なシステム

フォノイコライザ― ステレオアンプ スピーカー アンプに内蔵さ

れていれば不要

真空管アンプでも OK

フォノイコライザ―が必要な理由

レコード溝に記録される音楽信号は、 音 質を高めるため、

RIAA

カーブと呼ばれる 特性に従い、高音域を大きく、低音域を小 さくして記録されている。従って、そのま まアンプで増幅して再生しても高音が強調 された不自然な音になってしまう。フォノ イコライザーは、この

RIAA

カーブで記録 された信号を元のフラットな周波数特性に

戻す役割を持つ。 RIAA カーブ

参照

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