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小学校 教育課程研修 道徳

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(1)

小学校 教育課程研修 道徳

令和元年8月8日(木) 16:00~講堂

令和元年度

(2)

○○

新しい学習指導要領

新学習指導要領の全面実施と 学習評価の改善について

令和元年6月

文部科学省初等中等教育局教育課程課

小学校及び中学校各教科等担当指導主事連絡協議会

(3)

○児童生徒の学習評価及び指導要録の改善

本日の内容

○道徳教育及び道徳科に求められる評価

○学習指導要領改訂について (スケジュールと経緯)

○小学校教育研究会 道徳部より

(4)

平成26年度(2014) 27年度(2015) 28年度

(2016) 29年度(2017) 30年度(2018) 令和元年度

(2019)

2年度

(2020)

3年度

(2021)

4年度

(2022)

小 学 校

中 学 校

高 等 学 校

改 訂 29

・3

・31

改 訂 30

・3

・30 中教

審諮 問 26 11・ 20・

答 申 28

・12

・21

周知・

徹底

周知・

徹底 周知・

徹底

使用開始

教科書検定 採択・供給

令和2年度~全面実施

移行期間

使用開始

教科書検定 採択・供給

使用開始 教科書検定 採択・供給

移行期間

移行期間

令和3年度~全面実施

令和4年度~

年次進行で実施

東京オリンピック パラリンピック

幼 稚 園

中教審における検討

論 点 整 理 27

・ 8

・ 26

審 議 ま と め 28

・ 8

・ 26

周知・

徹底 平成30年度~全面実施

特別支援学校学習指導要領(幼稚部及び小学部・中学部)についても,平成29年4月28日に改訂告示を公示。

特別支援学校学習指導要領(高等部)は,平成31年2月4日に改訂告示を公示。

学習指導要領改訂に関するスケジュール

4

(5)

児童生徒の学習評価に関する検討の経緯

以下

「答申」

という。

以下

「報告」

という。

以下

「改善等通知」

という。

□平成28年12月21日

「幼稚園,小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校の 学習指導要領等の改善及び必要な方策等について」

(中等教育審議会答申)(※)

(※)学習指導要領の改訂に伴う学習評価の検討については,従来,

学習指導要領の改訂を終えた後に行うのが一般的だったが,

今回の改訂では,教育課程と学習評価の改善について一体的に 検討され,学習評価の改善についても本答申に示された。

□平成31年1月21日

「児童生徒の学習評価の在り方について」

(中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会報告)

□平成31年3月29日

「小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校等における 児童生徒の学習評価及び指導要録等の改善等について」

(文部科学省初等中等教育局長通知)

(6)

児童生徒の学習評価

及び指導要録の改善

(7)

学習指導要領改訂の考え方

主体的・対話的で深い学び(「アクティブ・

ラーニング」)の視点からの学習過程の改善

主体的な学び 深い学び 対話的な学び

新しい時代に必要となる資質・能力の育成と,学習評価の充実

新しい時代に必要となる資質・能力を踏まえた 教科・科目等の新設や目標・内容の見直し

何を学ぶか どのように学ぶか

よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創るという目標を共有し,

社会と連携・協働しながら,未来の創り手となるために必要な資質・能力を育む

「社会に開かれた教育課程」の実現

何ができるようになるか

生きて働く知識・技能の習得など,新しい時 代に求められる資質・能力を育成

知識の量を削減せず,質の高い理解を図る ための学習過程の質的改善

小学校の外国語教育の教科化,高校の新科目「公共」の新設など 各教科等で育む資質・能力を明確化し,目標や内容を構造的に示す 学習内容の削減は行わない※

各学校における「カリキュラム・マネジメント」の実現

※高校教育については,些末な事実的知識の暗記が大学入学者選抜で問われることが課題になってお り,そうした点を克服するため,重要用語の整理等を含めた高大接続改革等を進める。

未知の状況にも対応できる 思考力・判断力・表現力等の育成 生きて働く知識・技能の習得

学びを人生や社会に生かそうとする 学びに向かう力・人間性等の涵養

7

(8)

どのように社会・世界と関わり,

よりよい人生を送るか

何を理解しているか 何ができるか

知識及び技能

理解していること・できる ことをどう使うか

思考力,判断力,表現力等 学びに向かう力,人間性等

「確かな学力」「健やかな体」「豊かな心」を 総合的にとらえて構造化

8

育成すべき資質・能力の三つの柱

生涯にわたり学習する基盤が培われるよう,基礎的な知識及び技能を習得させるとともに,これらを活用して課題を解決するために必要な 思考力,判断力,表現力その他の能力をはぐくみ,主体的に学習に取り組む態度を養うことに,特に意を用いなければならない。

学校教育法第30条第2項が定めるいわゆる学力の学習する子供の視点に立ち,育成を目指す資質・能力の要素(「知識・技能」「思考 力・表現力等」「主体的に学習に取り組む態度」)を議論の出発点としながら,学習する子どもの視点に立ち,育成をめざす資質・能力の 要素を,資質・能力の三つの柱として整理。

【参考】学校教育法第30条第2項

8

(9)

観点別学習状況の評価の観点の整理

技能

関心・意欲・態度 思考・判断・表現

知識・理解 主体的に学習に 取り組む態度 思考・判断・表現

知識・技能

資質・能力の三つの柱に基づいた目標や内容の再整理を踏まえて,観点別学習状況の評価の観点について は,小・中・高等学校の各教科等を通じて,「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」

の3観点に整理。

<参考> 答申P.61 報告P.7 改善等通知2.(1)

<現行> <新>

(10)

※上記の考え方は,現行の評価の観点である

・「知識・理解」(各教科等において習得すべき知識や重要な概念等を理解しているかを評価)

・「技能(各教科等において習得すべき技能を児童生徒が身に付けているかを評価) においても重視。

<評価の工夫(例)>

○ペーパーテストにおいて,事実的な知識の習得を問う問題と,知識の概念的な 理解を問う問題とのバランスに配慮する。

○実際に知識や技能を用いる場面を設ける。

・児童生徒に文章により説明をさせる。

・(各教科等の内容の特質に応じて,)観察・実験をさせたり,式やグラフで 表現させたりする。

<参考>報告P.7~8

〇 個別の知識及び技能の習得状況について評価する。

○ それらを既有の知識及び技能と関連付けたり活用したりする中で,

概念等として理解したり,技能を習得したりしているかについて評価する。

「知識・技能」の評価

(11)

※上記の考え方は,現行の評価の観点である「思考・判断・表現」の観点においても重視。

<評価の工夫(例)>

○ペーパーテスト

○論述やレポートの作成,発表,グループでの話合い,作品の制作や表現等の多様な 活動を取り入れる。

○ポートフォリオを活用する。

<参考>報告P.8~9

各教科等の知識及び技能を活用して課題を解決する等のために必要な思考力,判 断力,表現力等を身に付けているかどうかを評価する。

「思考・判断・表現」の評価

(12)

12

「主体的に学習に取り組む態度」の評価①

「主体的に学習に取り組む 態度」として観点別学習状況 の評価を通じて見取ることが できる部分

観点別学習状況の評価に はなじまない部分

(感性,思いやり等)

学びに向かう力,人間性等

特に「感性や思いやり」など児童生徒一人一人のよ い点や可能性,進歩の状況などについては,積極的に 評価し児童生徒に伝えることが重要。

個人内評価(児童生徒一人一人のよ い点や可能性,進歩の状況について 評価するもの)等を通じて見取る。

知識及び技能を獲得したり,思考力,

判断力,表現力等を身に付けたりする ことに向けた粘り強い取組の中で,自 らの学習を調整しようとしているかどう かを含めて評価する。

<参考>報告P.9~11 通知2.(1)(2)

「学びに向かう力,人間性等」には,①主体的に学習に取り組む態度として観点別学習状 況の評価を通じて見取ることができる部分と,②観点別学習状況の評価や評定にはなじま ない部分がある。

(13)

13

「主体的に学習に取り組む態度」の評価②

「おおむね満足 できる」状況(B)

「十分満足できる」

状況(A)

「努力を要する」

状況(C)

「主体的に学習に取り組む態度」については,知識及び技能を獲得したり,思考力,判断力,

表現力等を身に付けたりすることに向けた粘り強い取組の中で,自らの学習を調整しようと しているかどうかを含めて評価する。

<参考>報告P.12 通知2.(2)

(14)

※「知識・技能」や「思考・判断・表現」の観点の状況を踏まえた上で評価を行う。

(例えば,ノートにおける特定の記述などを取り出して,他の観点から切り離して「主体的に学習に取り組む 態度」として評価することは適切ではない。)

<評価の工夫(例)>

○ノートやレポート等における記述

○授業中の発言

○教師による行動観察

○児童生徒による自己評価や相互評価等の状況を教師が評価を行う際に考慮する 材料の一つとして用いる

<参考>報告P.13

各教科等の知識及び技能を活用して課題を解決する等のために必要な思考力,判 断力,表現力等を身に付けているかどうかを評価する。

「主体的に学習に取り組む態度」の評価③

(15)

・観点別学習状況の評価や評定に は示しきれない児童生徒一人一 人のよい点や可能性,進歩の状 況について評価するもの。

個人内評価

・観点ごとに評価し,

生徒の学習状況を分析 的に捉えるもの

・観点ごとにABCの 3段階で評価

・観点別学習状況の評価の結果を総括するもの。

・5段階で評価(小学校は3段階。小学校低学年は行わない)

・各教科における評価は,学習指導要領に示す各教科の目標や内容に照らして学習状況を評価するもの(目標準拠評価)

・したがって,目標準拠評価は,集団内での相対的な位置付けを評価するいわゆる相対評価とは異なる。

知識及び技能 思考力,判断力,

表現力等

学びに向かう力,

人間性等 学習指導要領に

示す目標や内容

知識・技能 思考・判断・

表現 観点別学習状況

評価の各観点

主体的に学習に 取り組む態度

感性,思いやり など

【まとめ】各教科における評価の基本構造

<参考>報告P.6

15

(16)

道徳科の学習評価の在り方,指導要録の参考様式について,

平成28年7月29日付で都道府県教育委員会等に通知

○ 数値による評価ではなく,記述式とすること,

○ 個々の内容項目ごとではなく,大くくりなまとまりを踏まえた評価とすること,

○ 他の児童生徒との比較による評価ではなく,児童生徒がいかに成長したかを積極的 に受け止めて認め,励ます個人内評価(※1)として行うこと,

○ 学習活動において児童生徒がより多面的・多角的な見方へと発展しているか,道徳 的価値の理解を自分自身との関わりの中で深めているかといった点を重視すること

調査書(いわゆる内申書)に記載せず,中学校・高等学校の入学者選抜の合否判 定に活用することのないようにする必要(※2)

【基本的な考え方】

○新学習指導要領(特別の教科 道徳)

児童生徒の学習状況や道徳性に係る成長の様子を継続的に把握し,指導に生かすよう努め る必要がある。

ただし,数値などによる評価は行わないものとする。

※1 観点別学習状況の評価や評定には示しきれない子供たち一人一人のよい点や可能性,

進歩の状況について評価

※2 平成30年3月30日付事務連絡において,再周知

小・中学校「特別の教科 道徳」に係る評価

16

(17)

第1章総則の第1の2に示す道徳教育の目標に 基づき、よりよく生きるための基盤となる道徳性を 養うため、道徳的諸価値についての理解を基に、

自己を見つめ、物事を(広い視野から)多面的・多 角的に考え、自己(人間としての)生き方について の考えを深める学習を通して、道徳的な判断力、

心情、実践意欲と態度を育てる。

道徳科の目標

(18)

道徳教育・道徳科で育成することを目指す資質・

能力と、今回の学習指導要領改訂において整理 する資質・能力の三つの柱(「知識・技能」「思考 力・判断力・表現力等」「学びに向かう力・人間性 等」)との関係については、人格そのものに働き掛 け、道徳性を養うことを目的とする道徳教育の特 質を考慮する必要がある。

平成28年12月21日 中央教育審議会答申

(19)

道徳科の目標は、道徳的諸価値についての理解を基に、自 己を見つめ、物事を多面的・多角的に考え、自己の(人間とし ての)生き方についての考えを深める学習を通して、道徳的な 判断力、心情、実践意欲と態度を育てることであるが、道徳性 の諸様相である道徳的な判断力、心情、実践意欲と態度のそ れぞれについて分節し、学習状況を分析的に捉える観点別評 価を通じて見取ろうとすることは、児童生徒の人格そのものに 働きかけ、道徳性を養うことを目標とする道徳科の評価として は妥当ではない。

平成29年7月 小中学校学習指導要領(平成29年告示)解説

特別の教科 道徳

(20)

特別の教科 道徳は、

新学習指導要領の趣旨を

踏まえていないわけではなく、

新学習指導要領の趣旨を先取りして

全面実施を迎えている。

(21)

第1章総則の第1の2に示す道徳教育の目標に基づき、よりよ く生きるための基盤となる道徳性を養うため、道徳的諸価値につ いての理解を基に、自己を見つめ、物事を多面的・多角的に考え、

自己の生き方についての考えを深める学習を通して、道徳的な判 断力、心情、実践意欲と態度を育てる。

道徳教育・道徳科で育成する資質・能力

道徳性

全ての教科等で 育成すべき

資質・能力

「知識及び技能」

「思考力・判断力・表現力等」

「学びに向かう力・人間性等」

(22)

道徳教育・道徳科で育成をめざす道徳性と、学習指導 要領の改訂で育成をめざす資質・能力の三つの柱との 関係は?

道徳教育 道徳科

新学習指導要領 の趣旨

道徳性 三つの柱

(23)

第1章総則の第1の2に示す道徳教育の目標に基づき、よりよ く生きるための基盤となる道徳性を養うため、道徳的諸価値につ ての理解を基に、自己を見つめ、物事を(広い視野から)多面 的・多角的に考え、自己(人間として)の生き方についての考え を深める学習を通して、道徳的な判断力、心情、実践意欲と態度 を育てる。

道徳教育・道徳科で育成する資質・能力

全ての教科等で 育成すべき

資質・能力

「知識及び技能」

「思考力・判断力・表現力等」

「学びに向かう力・人間性等」

学習活動に着目

(24)

知識

及び

技能

習得:習って覚える

児童生徒が学習の過程を通して個別の知識を学びながら、そうした新たな知 識が既得の知識及び技能と関連付けられ、各教科等で扱う主要な概念を深く理 解し、他の学習や生活の場面でも活用できるような確かな知識として習得され るようにしていくことが重要である。

学習指導要領解説 総則編より

すべての教科では…

(25)

道徳的諸価値の意義及びその大切さなど を理解すること

○道徳的価値は大切であっても、なかなか実現することが できないことの理解(人間理解)

道徳科では…

○人間としてよりよく生きる上で、道徳的諸価値は大切なことで あるということの理解(価値理解)

○道徳的価値を実現したり、実現できなかったりする場合の 感じ方、考え方は多様であるということを前提とした理解

(他者理解)

(26)

思考力・

判断力・

表現力等

育成:育て上げる

社会や生活の中で直面するような未知の状況の中でも、その状況と自分との 関わりを見つめて具体的に何をすべきかを整理したり、その過程で既習の知識 や技能をどのように活用し、必要となる新しい知識や技能をどのように得れば よいのかを考えたりするなどの力であり、変化が激しく予測困難な時代に向け てますますその重要性は高まる。

学習指導要領解説 総則編より

すべての教科では…

「思考力、判断力、表現力等」とは「知識及び技能」を活用して課題を解決するために必要な力と規程

(学校教育法第30条第2項)

(27)

自己を見つめ、物事を多面的・多角的に考 え、自己(人間として)の生き方について の考えを深めること

中学校

・人生の意味をどこに求め、いかによりよく生きるかという人間としての生き方を主体的に模索する

・人間についての深い理解を鏡として行為の主体としての自己を深く見つめる 等

道徳科では…

小学校

・道徳的価値に関わる事象を自分自身の問題として受け止める

・他者の多様な感じ方や考え方に触れることで、自分の特徴などを知り、伸ばしたい自己を深く見つ める

・生き方の課題を考え、それを自己の生き方として実現しようとする思いや願いを深める 等

(28)

学びに

向かう力・

人間性等

涵養:ゆっくり養い育てる

児童生徒一人一人がよりよい社会や幸福な人生を切り拓いていくためには、

主体的に学習に取り組む態度も含めた学びに向かう力や、自己の感情や行動を 統制する力、よりよい生活や人間関係を自主的に形成する態度等が必要となる。

これらは、自分の思考や行動を客観的に把握し認識する、いわゆる「メタ認 知」に関わる力も含むものである。

学習指導要領解説 総則編より

すべての教科では…

(29)

自己(人間として)の生き方を考え、主体的 な判断の下に行動し、自立した人間として他 者とともによりよく生きるための基盤となる 道徳性

・道徳的価値が大切なことなどを理解し、様々な状況下において人間とし てどのように対処することが望まれるのか判断する能力( 道徳的判断力)

道徳科では…

学 校 教 育 の 道 徳 教 育

・人間としてのよりよい生き方や善を志向する感情(道徳的心情)

・道徳的価値を実現しようとする意志の働き、行為への身構え

(道徳的実践意欲と態度) など

(30)

学びに 向かう力・

人間性等

学習の過程を通して相互に関係しあいながら育成されるもの

すべての教科では…

思考力・

判断力・

表現力等

知識

及び

技能

学ぶことに興味を向けて取り組 んでいく中で、新しい知識や技能 を得て、それらの知識や技能を 活用して思考することを通して、

知識や技能をより確かなものとし て習得する。

知識や技能をより確かなものとし

て習得するとともに、思考力、判

断力、表現力等を養い、新たな

学びに向かったり、学びを人生

や社会に活かそうとしたりする力

を高めていくことができる。

(31)

道徳性

自立した人間として 他者と共によりよく生きる

実践

(行為・表現など)

自己(人間として)

の生き方について の考えを深める

道徳的諸価値 の理解を基に

道徳科では…

道徳的な判断力、心情、

実践意欲と態度

自己を見つめる

(自分のこととして、

自分との関わりで考える) (広い視野から)

多面的・多角的に考える

道徳教育・道徳科で育てる

ことをめざす資質・能力

(32)

道徳教育及び道徳科に

求められる評価

(33)

児童(生徒)のよい点や進歩の状況などを 積極的に評価 し、学習したことの意義や価値を実感できるようにするこ と。また、各教科等の目標の実現に向けた学習状況を把 握する観点から、単元や題材など内容や時間のまとまり を見通しながら評価の場面や方法を工夫して、学習の課 程や成果を評価し、指導の改善や学習意欲の向上を図 り、資質・能力の育成に生かすようにすること。

評価の意義

学習指導要領「第1章 総則」の「第3 教育課程の実施と学習評価」の2の(1)

(34)

創意工夫の中で学習評価の 妥当性 や 信頼性 が高められるよう、 組織的かつ計画的 な取組 を推進するとともに、学年や学校段階を超えて 児童(生徒)の学習の成果が円滑に接続され

るように工夫すること。

評価の意義

学習指導要領「第1章 総則」の「第3 教育課程の実施と学習評価」の2の(1)

(35)

道徳科の評価の基本的態度

道徳科は、道徳教育の目標に基づき、各教科、(外国語活動)、総合的な 学習の時間及び特別活動における道徳教育と密接な関連を図りながら、

計画的、発展的な指導によって道徳性を養うことがねらいである。

道徳性とは、人間としてよりよく生きようとする人格的特性であり道徳的 判断力、道徳的心情、道徳的実践意欲と態度を諸様相とする内面的資質 である。このような道徳性が養われたか否かは、容易に判断できるもので はない。

しかし、道徳性を養うことを学習活動として行う道徳科の指導では、その 学習状況や成長の様子を適切に把握し、評価することが求められる。

第5章 第2節 道徳科における児童(生徒)の学習状況及び成長の様子についての評価

(36)

これまで行ってきた道徳教育の評価

児童生徒の成長の状況を総合的に捉え、記述する評価

行動の記録

◇基本的な生活習慣

◇健康・体力の向上

◇自主・自律

◇責任感

◇創意工夫

◇思いやり・協力 ・・・

評価の公的な文書である「指導要録」の場合

十分満足 できる状況に あると判断される場合に

○印を付ける評価

総合所見及び指導上参考となる諸事項

教育活動全体で見られた児童生徒の道徳的な行為の評価

(37)

児童(生徒)の 学習状況 や 道徳性に係る成長の様 子を継続的に把握し、指導に生かすよう努める必要 がある。ただし、 数値などによる評価は行わないも のとする。

新たに加わった道徳科の評価

「第3章 特別の教科 道徳」の「第3 指導計画の作成と内容の取扱い」の4

道徳科の授業で見られた児童生徒の評価

(38)
(39)

・数値による評価ではなく、記述式とすること

・個々の内容項目ごとではなく、大くくりなまとまりを踏まえた評価とすること

・他の児童生徒との比較による評価ではなく、児童生徒がいかに成長したか を積極的に受け止めて認め、励ます個人内評価として行うこと

・学習活動において児童生徒がより多面的・多角的な見方へと発展している か、道徳的価値の理解を自分自身との関わりの中で深めているかといった 点を重視すること

・発達障害等のある児童生徒が抱える学習上の困難さの状況などを踏まえ た指導及び評価上の配慮を行うこと

・調査書に記載せず、入学者選抜の合否判定に活用することのないようにす ること

道徳科の評価のあり方

(40)
(41)
(42)
(43)
(44)
(45)
(46)

「困難さの状態」を把握した 道徳科の指導と評価への配慮

○発達障害のある児童生徒

○海外から帰国した児童生徒

○日本語習得に困難のある児童生徒 等

(47)
(48)
(49)
(50)
(51)
(52)
(53)
(54)
(55)
(56)
(57)
(58)
(59)

参照

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