東部支部合同巡検会の報告 : 筏場火砕流・神代杉
・スコリア等の観察
著者 浜田 俊
雑誌名 静岡地学
巻 69
ページ 33‑34
発行年 1994‑06‑12
出版者 静岡県地学会
URL http://doi.org/10.14945/00025315
静 問 地 学 第69号 (1994)
筏場火砕流畿神代杉@スコリア
浜 田 俊*
日 本 列 島 は 火 山 の 多 い 国 で あ るO
に お い て も 、 か つ て した火山が多い。
と 周辺を中心におこなわれた。
し た 。 各 自 車 で 集 合 場 所 と
をはじめ、 くの火山が今なお活動しているO
1993年 11月 初 日 、 中 伊 豆 前 筏 場 @ カ ワ 日の天候はあまり良いとはいえないが、それでも 20名 ほ ど の 人 が 参 加
ることができるO
ま っ て お ら れ た 。 案 内 は 静 大 の 小 山 に折れ、大破湯ケ
らせると、
山の火砕流土佐
もあり、
しJo
1
るO 約3000年前 じまり、
も の 火 砕 流 が 火 よ
O また{可回
40~50 mの厚さ もれた立木(神
3000 しているOこ
代杉) られ、
という髄を示している。
火 砕 流 に と も な う し、
も
寺 小
ま り いでいるO
ターンさ 自 ら
い と い う こ と で 、 途 中 車 を 置 き
*
山 群 の 一 つ 、 カ ワ
2 カワ
‑
何台かに分乗するO わさび田を見ながら林道をし ばらく走ると、カワゴ平溶岩流の分布している斜 に出るO 流紋岩質溶岩で、二酸化ケイ素(SiOz)
の含有量は70%以 上 で 非 常 に 白 い 。 表 面 は 発 砲 というより していて軽石状になっているO
石だ(写真2) 0 断熱性や耐火性 うことで、建材として
個所かあるようだ。
しユるとい い。採掘場も何
次の場所はスコリアの であるo 23,000
~24 , 000 年前、地蔵堂スコリア丘から流れ出たス コリ層や、噴火の休止期に堆積したローム層など
を見ることが出来るO これら
の 炭化した木片なども観察 することが出来た 3 )。この場所でも
う日は暮れかかっていたので、{也の場所へ の移動はあきらめ、ここで解散となった。
砕流惨 が失われ、
は、今なお噴火が続き、火 よって、多くの生命傷
くさせられて いるO これを思うと心が痛む。伊豆地万に は多くの火山があるが、幸いにもその多く は単成火山であり、今のところ再噴火する 山はないようだ。 に今回の巡検ノレート
しておく O
(1983) :えんそくの地学@
静岡県 (1992):伊豆半島の火山@
‑34‑
3 地蔵堂スコリヤ患の観察(国1の地点3)
国 l 巡検jレート@観察地点、国