解 答 例
(河合塾グループ 株式会社KEIアドバンスが作成しました)
◎前期試験A方式・B方式(平成30年1月31日実施)
数 学
数学②=工学部(90分・100点)
- 1 -
中部大2018入試 数学解答例 1月31日 数学②(37) [Ⅰ]
⑴ (a) 6の倍数は偶数であることは明らかである. 一方,2は偶数であるが6の倍数 ではない.よって,
自然数nが6で割り切れることはnが偶数であるための 2 …(ア) (b) 2は偶数であるが8の倍数ではない. 一方,8の倍数は偶数であることは
明らかである.よって,
自然数nが偶数であることは8で割り切れるための 1 …(イ) (c) 2でも3でも割り切れることは6の倍数であることと同値である.
したがって,
自然数nが2でも3でも割り切れることは6で割り切れるための 4 …(ウ) (d) 6は2でも3でも割り切れるが8の倍数ではない. また,8は8の倍数だが
3で割り切れない. よって,
自然数nが2でも3でも割り切れることは8で割り切れるための 3 …(エ)
⑵ y = x3-2x, y´= 3x2-2より,x = tの点における接線の方程式は
3 2
( 2 ) (3 2)( )
y t− − t = t − x t− より y=(3t2−2)x−2t3 y = x2 +3x + a, y´= 2x + 3より,x = tの点における接線の方程式は y t−(2+ +3t a) (2 3)(= t+ x t− ) より y=(2 3t+ )x t− +2 a
これら2直線が一致するから,
3t2− = +2 2 3,t −2t3= − + ⇔t2 a 3t2− − =2 5 0t …①, a= −2t t3+ 2…② ①より
( 1)(3 5) 0t+ t− = ∴ = −t 1, 5 3 したがって,②より,aの値は
3
a= または 1 7 5
a= − 2 7 …(オ),(カ),(キ),(ク),(ケ),(コ)
⑶ △BCDの重心をG,BDの中点をMとおくと,
3 3
AM= , MG
2 = 6 より
2 2
3 3 6
AG 2 6 3
= − =
- 1 -
中部大2018入試 数学解答例 1月31日 数学②(37) [Ⅰ]
⑴ (a) 6の倍数は偶数であることは明らかである. 一方,2は偶数であるが6の倍数 ではない.よって,
自然数nが6で割り切れることはnが偶数であるための 2 …(ア) (b) 2は偶数であるが8の倍数ではない. 一方,8の倍数は偶数であることは
明らかである.よって,
自然数nが偶数であることは8で割り切れるための 1 …(イ) (c) 2でも3でも割り切れることは6の倍数であることと同値である.
したがって,
自然数nが2でも3でも割り切れることは6で割り切れるための 4 …(ウ) (d) 6は2でも3でも割り切れるが8の倍数ではない. また,8は8の倍数だが
3で割り切れない. よって,
自然数nが2でも3でも割り切れることは8で割り切れるための 3 …(エ)
⑵ y = x3-2x, y´= 3x2-2より,x = tの点における接線の方程式は
3 2
( 2 ) (3 2)( )
y t− − t = t − x t− より y=(3t2−2)x−2t3 y = x2 +3x + a, y´= 2x + 3より,x = tの点における接線の方程式は y t−(2+ +3t a) (2 3)(= t+ x t− ) より y=(2 3t+ )x t− +2 a
これら2直線が一致するから,
3t2− = +2 2 3,t −2t3= − + ⇔t2 a 3t2− − =2 5 0t …①, a= −2t t3+ 2…② ①より
( 1)(3 5) 0t+ t− = ∴ = −t 1, 5 3 したがって,②より,aの値は
a= 3 または 1 7 5
a= − 2 7 …(オ),(カ),(キ),(ク),(ケ),(コ)
⑶ △BCDの重心をG,BDの中点をMとおくと,
3 3
AM= , MG
2 = 6 より
2 2
3 3 6
AG 2 6 3
= − =
- 2 - したがって,四面体ABCDの体積をVとおくと,
1 1 3 6 2
3 2 2 3 12
V= ⋅ ⋅ ⋅ =
内接球O1の半径をr1とおくと,
1
1 1 3 2
4⋅ ⋅ ⋅3 2 2 ⋅ =r 12 ∴ 1 6 r=12 よって
1
6 6 6
O A= 3 −12 = 4 …(サ),(シ)
線分AGと内接球の交点をNとおくと AN 6 2 6 6 1AG
3 12 6 2
= − ⋅ = =
よって,内接球O2の半径をr2とおくと
2 1 6 6 2 12 2 4
r = ⋅ = …(ス),(セ),(ソ)
⑷ logx = tとおくと 1 dt
x dx= より dx dt x = 求める定積分をIとおくと
23 [ ]3
2
log log 3 2
I dt t
=∫ t = = …(タ),(チ)
[Ⅱ]
⑴ f( )β =f( ) 0γ = であるから,
f x( ) (=a x− β)(x− γ)(aは0でない実数)
とおける. さらに,f( )α =1であるから,
1= α − β α − γa( )( ) より
(α − β α − γ)1( ) したがって,
( ) ( )( )
( )( )
x x
f x − β − γ
= α − β α − γ
⑵ ⑴と同様にして,
- 3 - ( )
( )( )
x x
x
g , ( )
( )( )
x x
h x
⑶ k (x)を
k x( )Af x( )B x Ch xg( ) ( )
とおくと,k (x)は2次以下の整式であり,⑴,⑵の条件から k( ) A k, ( ) B, ( )k C
が成り立つ.
[Ⅲ]
⑴ OP' 12OP OP' 12 OP
OP OP
より
OP' 1
OP
⑵ ⑴より
OP OP OP'2 12OP'
OP'
であるから
( , )x y 21 2( , )X Y X Y
よって,
x 2X 2,y 2Y 2
X Y X Y
⑶ ax + by =1 のとき 2aX 2 2bY 2 1
X Y X Y
整理して
X2Y2aX bY 0 より
2 2 2 2
2 2 4
a b a b
X Y
xy ≠0よりXY≠0であるから,点P'の軌跡は 点 ,
2 2 a b
を中心とする半径
2 2
2 a b
の円 である. ただし,点(0, 0), 点(a, 0), 点(0, b)は除く.
- 3 - ( )
( )( )
x x
x
g , ( )
( )( )
x x
h x
⑶ k (x)を
k x( )Af x( )B x Ch xg( ) ( )
とおくと,k (x)は2次以下の整式であり,⑴,⑵の条件から k( ) A k, ( ) B, ( )k C
が成り立つ.
[Ⅲ]
⑴ OP' 12OP OP' 12 OP
OP OP
より
OP' 1
OP
⑵ ⑴より
OP OP OP'2 12OP'
OP'
であるから
( , )x y 21 2( , )X Y X Y
よって,
x 2X 2,y 2Y 2
X Y X Y
⑶ ax + by =1 のとき 2aX 2 2bY 2 1
X Y X Y
整理して
X2Y2aX bY 0 より
2 2 2 2
2 2 4
a b a b
X Y
xy ≠0よりXY≠0であるから,点P'の軌跡は 点 ,
2 2 a b
を中心とする半径
2 2
2 a b
の円 である. ただし,点(0, 0), 点(a, 0), 点(0, b)は除く.
- 4 - [Ⅳ]
⑴ z2,z3について
3 2 3 1 3 1
2 2
z −z = + + − i であるから,
2 3 1 3 1 3 1 3 1 2 2
2 2 2 2
l = + + − i + − − i= よりl=
⑵ z z z1, ,2 3について
1 2
3 2
3 1 ( 3 1) 2 3 1 ( 3 1)
z z i
z z i
− − + +
− = ⋅ + + −
{ }{ }
2 2
3 1 ( 3 1) 3 1 ( 3 1)
2 ( 3 1) ( 3 1)
i i
− + + + − −
= ⋅ + + −
2 1 3 2 2 i
= +
2 cos sin
3 i 3
π π
= +
よって,
tan 1 3, 1 , 2 3 k
θ = θ =π =
⑶ ⑵より
△ABC 1 2 2 2 3 3
2 2
= ⋅ ⋅ ⋅ =
⑷ z4−z2= −a 1(a>1) であるから,
2
3 12 3 1
tan 2 3
3 1 3 1
2 θ
− −
= = = −
+ +
このとき,
2 2
2(2 3) 2 3 1
tan 2
1 (2 3) 2 3 3 3
θ = − = − =
− − −
となり,
2 2
2θ =6π ∴ =θ 12π
- 4 - [Ⅳ]
⑴ z2,z3について
3 2 3 1 3 1
2 2
z z + − i
− = +
であるから,
2 3 1 3 1 3 1 3 1 2 2
2 2 2 2
l = + + − i + − − i= よりl=
⑵ z z z1, ,2 3について
1 2
3 2
3 1 ( 3 1) 2 3 1 ( 3 1)
z z i
z z i
− = ⋅ − + +
− + + −
{ }{ }
2 2
3 1 ( 3 1) 3 1 ( 3 1)
2 ( 3 1) ( 3 1)
i i
− + + + − −
= ⋅ + + −
2 1 3 2 2 i
= +
2 cos sin
3 i 3
π π
= +
よって,
tan 1 3, 1 , 2 3 k
θ = θ =π =
⑶ ⑵より
△ABC 1 2 2 2 3 3
2 2
= ⋅ ⋅ ⋅ =
⑷ z4−z2= −a 1(a>1) であるから,
2
3 12 3 1
tan 2 3
3 1 3 1
2 θ
−
= = − = −
+ +
このとき,
2 2
2(2 3) 2 3 1
tan 2
1 (2 3) 2 3 3 3
θ = − = − =
− − −
となり,
2 2
2θ =6π ∴ =θ 12π
数学①=経営情報学部中部大学解答例 2018.01.31(38(90分・100点)数学)
Ⅰ
(1) 1 (1 2)2 32 1 2 3 2 2 6 1 2 6
4 2 4
1 2 3 (1 2) ( 3) 2 2
+ − + − + − −
= = = = +
+ + + −
… (ア),(イ),(ウ) (2) 最大公約数が6であるからa=6 ,a b′ =6b′(a b′, ′ は互いに素な正の整数でa b′< ′ )
とおけて,最小公倍数が144であるから,6a b′ ′ =144よりa b′ ′ =24である.
よって( , ) (1, 24), (3, 8)a b′ ′ = であるから,
( , )a b の組は 2 組 … (エ) ある.その積は
6 144 8 6 4
ab= × = … (オ),(カ),(キ) (3) yを消去したxの2次方程式 2x2+mx m− + =1 0が正の重解をもつので,
判別式をDとすると
2 8( 1) 0
D m= − − + =m かつ 0
4 x= −m>
よって,m= − 2 6 − 4 … (ク),(ケ),(コ),(サ) (4) ABC : APQ AB AC : AP AQ∆ ∆ = ⋅ ⋅ であるから,2 :1 6 7 : AP AQ= ⋅ ⋅
よって,AP AQ⋅ = 2 1 … (シ),(ス) 三角形ABCに余弦定理を用いるとcos 72 6 82 2 1
2 7 6 4 A= + − =
⋅ ⋅ であるから,
三角形APQに余弦定理を用いると
2 2 2 2 2 21
PQ AP +AQ 2AP AQcos AP +AQ A 2
= − ⋅ = −
となる.よってPQ2 (AP AQ)2 2AP AQ 21 (AP AQ)2 63
2 2
= − + ⋅ − = − + と変形できる.
したがってPQ2 63
≥2 であり,等号はAP AQ= = 21のとき成り立つので,
線分PQの長さの最小値は
63 3 1 4
2 = 2 … (セ),(ソ),(タ),(チ) (5) x 本買うとどちらの店でも同じ値段になるとすると,95x=100 10 90(× + x−10)より
x= 2 0 … (ツ),(テ) y 本買うとB店の方が100円安くなるとすると,95y−100 100 10 90(= × + y−10)より
y= 4 0 …(ト),(ナ)
中部大学解答例 2018.01.31(38数学)
Ⅰ
(1) 1 (1 2)2 32 1 2 3 2 2 6 1 2 6
4 2 4
1 2 3 (1 2) ( 3) 2 2
+ − + − + − −
= = = = +
+ + + −
… (ア),(イ),(ウ) (2) 最大公約数が6であるからa=6 ,a b′ =6b′(a b′, ′ は互いに素な正の整数でa b′< ′ )
とおけて,最小公倍数が144であるから,6a b′ ′ =144よりa b′ ′ =24である.
よって( , ) (1, 24), (3, 8)a b′ ′ = であるから,
( , )a b の組は 2 組 … (エ) ある.その積は
6 144 8 6 4
ab= × = … (オ),(カ),(キ) (3) yを消去したxの2次方程式 2x2+mx m− + =1 0が正の重解をもつので,
判別式をDとすると
2 8( 1) 0
D m= − − + =m かつ 0
4 x= −m>
よって,m= − 2 6 − 4 … (ク),(ケ),(コ),(サ) (4) ABC : APQ AB AC : AP AQ∆ ∆ = ⋅ ⋅ であるから,2 :1 6 7 : AP AQ= ⋅ ⋅
よって,AP AQ⋅ = 2 1 … (シ),(ス) 三角形ABCに余弦定理を用いると
2 2 2
7 6 8 1
cosA= 2 7 6+ − =4
⋅ ⋅ であるから,
三角形APQに余弦定理を用いると
2 2 2 2 2 21
PQ AP +AQ 2AP AQcos AP +AQ A 2
= − ⋅ = −
となる.よってPQ2 (AP AQ)2 2AP AQ 21 (AP AQ)2 63
2 2
= − + ⋅ − = − + と変形できる.
したがってPQ2 63
≥2 であり,等号はAP AQ= = 21のとき成り立つので,
線分PQの長さの最小値は
63 3 1 4
2 = 2 … (セ),(ソ),(タ),(チ) (5) x 本買うとどちらの店でも同じ値段になるとすると,95x=100 10 90(× + x−10)より
x= 2 0 … (ツ),(テ) y 本買うとB店の方が100円安くなるとすると,95y−100 100 10 90(= × + y−10)より
y= 4 0 …(ト),(ナ)
Ⅱ
(1) 1( ) 1(2 3) 7 1.75
2 2 2 4
a A
+a = + = =
(2) 1( ) 1 ( )2
2 2
a A A a A
a a
+ − = − であるから,
{ ( ) }2 2{ } 2
2 2 2
2 2
1 ( ) ( )
( ) 4 ( ) ( )(3 )
2 4 4
A a A a A
a A a A a a A a A a A
a a a
− −
− − + − = − − = + −
である. 3A a< よりa>0, 3a− A>0であるから( )2 { (1 ) }2 0 2
a A a A A
− − +a − ≥ となり,
{ ( ) }2
2 1
( )
2
a A a A A
− ≥ +a − である.よって a A 12(a A) A
− ≥ +a − となり,
( )
1 2
a A
+a はaよりも Aに近いか,または等しい.
(2) 別解
1 1 2
, ( )
2 2
P a A q a A A a A
a a
= − = + − = − とおく.
(ⅰ) A a= のとき,P = q = 0
(ⅱ) A a≠ のとき,
2 q a A
P a
= −
0 3
3A a< より < A< a であるから,− < −2a a A a< となり a− A<2aである. よってq 1 q P
P> ⇔ > である. (ⅰ)(ⅱ)より,1( )
2 a A
+a はaよりも Aに近いか,または等しい.